【オリロンパ】愛書の少女とコロシアイ宇宙旅行【安価】二冊目

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54 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/10/24(火) 23:51:54.79 ID:ClSxhq4A0
【月読の個室】

月読「少し目、腫れたわね……」

黒頭にも心配かけちゃったし……ああ、もう……本当に、馬鹿みたい。

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【鏡在、黒頭は選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 23:55:00.39 ID:wWiZsPlDO
広生 ミシェル
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 23:57:07.00 ID:bKSQGxjs0
佛生 夜方々木
57 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/10/25(水) 00:12:04.68 ID:8pmtXmyA0
食堂に行くと夜方々木と佛生が話していた。

どうやら夜方々木が佛生に色々聞いていたみたいね……

夜方々木「空也くんは〜お坊っちゃまなのよね〜?」

佛生「いえ、某はもう佛生の家から半ば縁を切られておりますゆえ……」

月読「縁を?」

佛生「家名を名乗れるだけまだ有情でありますな。それに某はあのままでは堕落の一途をたどっておりました……今となっては感謝しかありませぬ」

堕落ね……御曹司ともなると色々とありそうだけど。

夜方々木「家に戻りたいとか思わないの〜」

佛生「思いませぬな。もはやあの世界に足を踏み入れるつもりはないゆえ」

1…それは、目が見えないのと関係してるの?
2…それは、前に言った罪人って言葉が関係してるの?

↓2
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 00:12:36.93 ID:2eAQJlX2o
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 00:13:29.14 ID:MzlNxXODO
60 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/10/25(水) 00:39:33.24 ID:8pmtXmyA0
月読「それは、前に言った罪人って言葉が関係してるの?」

佛生「然り。我が罪はおそらく命を使ってもあがなえませぬ」

夜方々木「よっぽど悪い事しちゃったのね〜」

佛生「そうですな……本当に某は、大罪を犯してしまいました」

佛生「生涯償わなければならぬ罪……某はそれをただ修行に明け暮れながら少しでもあがなえるよう生きるのみ」

佛生が言う罪……

それは本当に重い物みたいね……

【佛生空也の好感度が3上がりました】

【夜方々木別離の好感度が2上がりました】
61 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/10/25(水) 00:41:00.80 ID:8pmtXmyA0
月読「罪ね……」

武忍にも感じてほしい概念だわ。

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【鏡在、黒頭、佛生、夜方々木は選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 00:42:27.79 ID:MzlNxXODO
広生 ミシェル
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 00:42:42.67 ID:2eAQJlX2o
音野 入野
64 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/10/25(水) 00:44:11.97 ID:8pmtXmyA0
本日はここまでで。

ではまた次回。
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 00:50:47.22 ID:2eAQJlX2o
乙でした
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 01:03:12.12 ID:MzlNxXODO
乙です
67 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/10/25(水) 23:07:57.46 ID:8pmtXmyA0
入野「はぁ……」

倉庫はそれなりに広いけど、音はあまりしない。
だから一人がため息をつけば、倉庫内に響いて気になってしかたなくなるのよね……

音野「あの、どうかしましたか?」

入野「んー、なんていうかやっぱり切り替え出来ない」

月読「昨日の事……以外にないわね」

入野「芸能界なんて嫌な事はよくあるし、そういう時は好きなものとかで気持ち切り替えよう!って思うんだけど、今回はちょっと厳しいかなって」

音野「そう、ですね」

武忍の毒という表現は多分こういうところから来てるんだろう。

こうして負の気持ちが積もっていって……最終的には取り返しのつかない事態を引き起こす。

あいつはそういうのを望んでるんでしょうね。

入野「はぁ……癒しが欲しいよ癒しが」

音野「あっ、入野さん?」

月読「……いきなり抱きついてきて何のつもり?」

入野「癒しが欲しいの!汐里ちゃんは女子だと一番お姉ちゃんって感じだから甘やかして!」

月読「……」

1…みんな言う事は一緒ね
2…具体的にどうしろって言うのかしら

↓2
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 23:11:03.15 ID:Nf9Squpso
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 23:13:33.46 ID:MzlNxXODO
70 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/10/25(水) 23:35:22.47 ID:8pmtXmyA0
月読「みんな言う事は一緒ね」

入野「他にも汐里ちゃんがお姉ちゃんって言った人いたの?」

月読「貴女の隣にいるわよ」

入野「えっ?」

音野「ま、待ってください!私はお姉様が出来たみたいとは言いましたけど……ああ、でも月読さんをお姉様みたいだって言ったのは事実で……」

入野「なんだか響ちゃんテンパってるけど汐里ちゃん何したの?」

月読「私は普通にしてるだけよ」

入野「んー……じゃあ響ちゃんも汐里ちゃんに甘えちゃいなよ」

音野「えっ……」

月読「何がじゃあなのかわからないんだけど」

入野「いいからいいから」

音野「では、失礼します」

月読「ちょっと」

……何なのかしらこの状況。

【入野ちのの好感度が5上がりました】

【音野響の好感度が5上がりました】
71 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/10/26(木) 00:04:54.87 ID:TQhz5LnA0
【音野響通信簿イベント1】

月読「音野、バイオリンの手入れかしら」

音野「はい。お父様はデリケートですから」

月読「……ねぇ、気になっていたけどなんでバイオリンをお父様って呼ぶのかしら?」

音野「なぜか、ですか?お母様が私にお父様を渡す時にそう言ったから……ですね」

月読「……母親がバイオリンを父親だと思いなさいって言ったという事?」

音野「そうですね。だから私はお父様をお父様と呼んでいます」

月読「……」

それはバイオリンを父親だと呼びなさいって意味ではないんじゃないかしら……

【音野響通信簿1】
【バイオリンを父親と呼ぶのは母親にそう言われたから。
月読は解釈が違うんじゃないかと考えている】
72 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/10/26(木) 00:07:07.39 ID:TQhz5LnA0
月読「結局離してもらえなかったわ」

倉庫でなんであんな事してたのかしら、私達……

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【鏡在、黒頭、佛生、夜方々木、音野、入野は選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 00:12:47.55 ID:Ty7yBAzao
学人 四杖
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 00:13:13.13 ID:kWwqqohUO
広生 ミシェル
75 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/10/26(木) 00:25:42.35 ID:TQhz5LnA0
【トレーニングルーム】

広生「……うーむ」

月読「ダンベル見つめて何してるのよ」

広生「月読か……お前には荷が重いか」

月読「いきなり馬鹿にされた気がするんだけど」

広生「ああ、そうじゃない。トレーニングを誰かに手伝ってほしいんだが、月読はインドアだろう?」

月読「少なくともトレーニングを手伝った事はないわね」

広生「だからどうしたものかと思ってな……いつもなら黒頭がパートナーになってくれるんだが」

ミシェル「ア、アノ」

月読「あらミシェル。貴女もトレーニング?」

ミシェル「ウ、ウン。ソレデモシヨカッタラワタシガトレーニング……」

月読「広生、ミシェルが手伝ってくれるみたいよ」

広生「ミシェル……いや、ミシェルはな……」

1…トレーニング相手としては申し分ないと思うけど
2…あら、何か不満なの?

↓2
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 00:29:38.94 ID:kWwqqohUO
kskst
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 00:31:15.02 ID:F8eVw42DO
78 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/10/26(木) 00:48:21.09 ID:TQhz5LnA0
月読「あら、何か不満なの?」

ミシェル「ソウナノ……」

広生「不満だとかそういう話じゃないんだ……ミシェル、お前手加減出来ないだろう」

ミシェル「ウッ」

月読「手加減出来ない?」

広生「前に一度トレーニング相手を頼んだんだが……いきなり全力のタックルを食らって意識が飛んだ」

月読「……」

ミシェル「ウウ」

広生「どうも緊張が原因で手加減が出来ないらしい。天馬もよく吹き飛ばされているな」

ああ、自己紹介の時のあれはそういう事……

ミシェル「ゴ、ゴメンナサイ」

広生「……とはいえ、このままいても仕方がないか。準備運動の手伝いを頼む」

ミシェル「ワ、ワカッタヨ……ガンバル」

手加減出来ないなら頑張らない方がいいんじゃないの……

ガシャァン!

ああ、やっぱり。

【広生燕次の好感度が3上がりました】

【ミシェル・ラマンの好感度が3上がりました】
79 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/10/26(木) 00:50:54.51 ID:TQhz5LnA0
月読「広生、大丈夫かしら」

見た感じでは怪我はしていなかったけど……

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【鏡在、黒頭、佛生、夜方々木、音野、入野、広生、ミシェルは選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 00:51:56.87 ID:Ty7yBAzao
学人 四杖
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 00:55:02.98 ID:F8eVw42DO
82 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/10/26(木) 00:55:34.82 ID:TQhz5LnA0
今回はここまでで。

ではまた次回。
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 01:04:42.41 ID:F8eVw42DO
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 07:34:29.93 ID:XlBJGVQY0
乙乙
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/27(金) 08:02:04.93 ID:8G/RTBUGo
他のキャラの通信簿イベも楽しみ
86 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/10/30(月) 21:18:52.16 ID:FP3qZHcz0
四杖「……」
 
個室エリアの廊下を歩いていると、四杖が隠れているのを見つけた……何をしてるのよあれは。
 
月読「何をしてるの四杖」
 
四杖「月読さん……あれを」
 
四杖に促されて同じ方向を見てみれば、そこには新太の部屋の前にジッと立っている学人がいた。
 
四杖「先ほどからずっとあの調子でして……」
 
月読「……無理もないわね」
 
学人は普段こそ愚弟だなんだと新太を馬鹿にしていたけど、学級裁判での様子を見れば嫌っていた訳じゃないのは明白で。
 
学人「……」
 
食堂での発言だって本心だろうけど、きっと弟を失って悲しいのよね。
 
四杖「……あっ!」
 
四杖の声に改めて学人の方を見ると……
 
1…学人がこちらに来ていた
2…武忍が学人に接触していた
 
↓2
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/30(月) 21:19:39.48 ID:wTmgXlt3o
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/30(月) 21:21:16.77 ID:08FCJbaDO
89 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/10/30(月) 21:40:43.35 ID:FP3qZHcz0
学人がこちらに来ていた。
 
四杖「ど、どうしましょう!?」
 
どうしましょうも何も……今さら逃げられないでしょう。
 
学人「……なんだ、いたのか」
 
月読「えぇ、大丈夫かは……聞かないわよ」
 
学人「そこまでわかりやすいか……私も落ちたものだな」
 
月読「……」
 
学人「ふん……愚弟も本当にろくなことをしない」
 
学人はそれだけ呟いて部屋の中に消えていった。
 
四杖「何もなければいいんですが……」
 
月読「難しい問題ね……」
 
【四杖礎の好感度が3上がりました】
 
【更科学人の好感度が2上がりました】
90 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/10/30(月) 22:44:17.53 ID:FP3qZHcz0
ピンポーン
 
月読「……」
 
ガチャッ
 
音野「あっ、月読さん」
 
月読「約束したバイオリン、聴きに来たわ」
 
音野「は、はい、どうぞ」
 
【音野の部屋】
 
音野「とりあえず、色々と弾いていきますね?」
 
月読「えぇ、お願い」
 
音野「では……」
 
バイオリンを構える音野の表情がスッと変わる。
 
そして演奏は、始まった。
 
月読「……」
 
心をわしづかみにされた、という表現がここまでしっくりくる状況を私は知らない。
 
音野響、その演奏をこうして聴いたのは初めてだったけど……彼女がなぜ超高校級と呼ばれるのかは、痛いほどにその音色が教えてくれた。
 
月読「……」
 
音を出したくない、呼吸音さえもこの音色の邪魔になる。
 
そんな錯覚を覚えるほどに……彼女のバイオリンは魔物だった。
91 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/10/30(月) 23:33:25.64 ID:FP3qZHcz0
音野「……」
 
月読「はぁ……」
 
演奏が終わってようやく口から息が漏れる。
 
知らない間に息を止めてしまってたみたいね……
 
音野「だ、大丈夫ですか?」
 
月読「えぇ……本当によかったわ貴女の演奏」
 
音野「ありがとうございます」
 
月読「だけど長く聴くのは危険な気もしてきたわ……」
 
音野「な、なんでですか……」
 
バイオリンが凶器の窒息死……笑えないわね。
 
音野「まだ一曲あるんですけど……」
 
月読「……そう言われたら聴きたくなるじゃない。わかったわ、聴かせてくれる?」
 
音野「わかりました」
 
音野がまたバイオリンを構える。
 
そして聴こえてきた旋律は、私もよく聴いた事がある曲だった。
 
確かタイトルは……
 
月読「【G線上のアリア】……」
 
音野の弾くそれは、だけど今まで聴いた何よりも穏やかな世界を作り上げていた。
 
月読「……」
 
そして、いつしか私の意識は沈んでいた。
92 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/10/30(月) 23:40:03.03 ID:FP3qZHcz0
【六日目】→【七日目】
 
好感度(MAX100)
 
音野……26
 
天馬……9
 
鏡在……7
 
ミシェル……10
 
黒頭……13
 
入野……12
 
夜方々木……10
 
佛生……10
 
武忍……6
 
広生……11
 
学人……13
 
川田谷……7
 
四杖……11
93 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/10/31(火) 00:02:08.90 ID:AeeUPLV70
【七日目】
 
キーンコーンカーンコーン……
 
モノクマ「オマエラおはようございます!」
 
モノクマ「時刻は七時!朝ですよ!」
 
モノクマ「今日も宇宙の偉大さを噛み締めましょう!」
 
月読「……」
 
あら、私いつの間に眠って……
 
音野「すうすう……」
 
月読「……」
 
……ああ、音野の演奏聴いてる途中に寝ちゃったのね。
 
月読「……起こして部屋に帰せばよかったのに」
 
それとも、起こすのを躊躇うぐらい……疲れてたように見えたのかしら。
 
月読「……とにかく、まずは」
 
音野を起こしましょう……
 
【本日の食事当番を決めます】
 
↓3まで一人ずつお願いします。
 
【残り選択肢……入野、夜方々木、川田谷、広生】
 
【一部を除き、その時のコンマが料理の腕です】
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/31(火) 00:03:54.07 ID:TUObHo9jo
川田谷
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/31(火) 00:04:04.50 ID:36iB3AbY0
夜方々木
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/31(火) 00:04:32.89 ID:n6k8/67DO
入野
97 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/10/31(火) 00:28:36.63 ID:AeeUPLV70
川田谷「あっ、失敗した……」
 
夜方々木「ちょっとまたなの〜?」
 
入野「隠し味隠し味」サッサッ
 
川田谷「あ、あはは、ごめん」
 
夜方々木「謝るくらいならミスしないで〜……私も平均的なんだから〜……」
 
川田谷「努力するよ……」
 
入野「うん、完璧!」
 
【食堂】
 
夜方々木「むにゃむにゃ……」
 
月読「夜方々木はなんで寝てるのかしら」
 
川田谷「俺が色々して疲れさせちゃったからね……」
 
鏡在「色々して疲れさせちゃった……って厨房で何したわけ!?」
 
天馬「なに顔紅くしてんだよ」
 
鏡在「ちょっと耳貸しなさい」
 
天馬「……川田谷、お前ある意味すげえな!」
 
広生「まさか、疲れさせたとはその手の話か!?川田谷、貴様なんという……!」
 
佛生「川田谷殿の煩悩よ退散せよ……」
 
ミシェル「ヒイイ!?」
 
四杖「さすがにそれは……どうかと」
 
川田谷「あの、なんか俺の評価が急激に酷い事になってない?ミシェルさんとか露骨に距離取ったよ」
 
月読「自分の勘違いされるような言い方を呪いなさい」
 
黒頭「あの、皆様は何のお話を?」
 
音野「私もよくわかりません……」
 
月読「貴女達は知らなくていい事よ」
 
入野「うん、美味しっ!」
98 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/10/31(火) 00:30:21.89 ID:AeeUPLV70
本日はここまで。
 
広生の料理の腕だけ直後コンマで決めます。
 
それでは。
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/31(火) 00:33:27.67 ID:TUObHo9jo
乙でした
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/31(火) 00:49:59.35 ID:n6k8/67DO
101 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/10/31(火) 22:52:44.49 ID:X1dY7VfA0
天馬「そういや、今日はあいつら来ねえんだな」
 
朝食も一段落した頃お茶を飲みながら天馬がそんな事を言う。
 
確かに昨日は来ていた学人も武忍も今日は食堂に姿を見せていない。
 
広生「正直意外ではあったな。武忍は嫌がらせのようにまた現れると踏んでいたんだが」
 
黒頭「武忍様は黒幕の間者ですから……色々としているのかもしれません」
 
入野「色々?」
 
色々……まさかまたあの事件を引き起こした時のような事をするつもりじゃ……
 
川田谷「でも実際問題どうしようか?武忍君はこれからもコロシアイを引き起こそうと動くはずだよ」
 
ミシェル「捕マエルトカ……」
 
四杖「ですが、彼は黒頭さんにも化けていました。しかも技術まで模倣していたように見えます」
 
月読「まず無理ね。それこそ天馬の脚力も模倣してしまうかもしれない」
 
超高校級の影武者……その底知れなさは厄介ね。
102 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/10/31(火) 22:56:39.23 ID:X1dY7VfA0
月読「……」
 
学人の事に武忍の存在……どうしたものかしら。
 
【自由行動を開始します】
 
【一度に二人まで選ぶ事が可能です】
 
【一度選んだ生徒は同じ日の自由行動では選べません】
 
【生徒を選んでください】
 
↓2
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/31(火) 22:59:00.70 ID:WjkaKGEXo
武忍
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/31(火) 23:03:02.73 ID:n6k8/67DO
武忍 川田谷
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/01(水) 12:45:04.89 ID:20iLRPm40
おつ
106 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/02(木) 22:40:32.67 ID:Ntzad5LT0
川田谷「うーん……?」
 
月読「どうしたの?」
 
川田谷「いや、ちょっとさっきから視線を感じるんだよね」
 
月読「視線?」
 
川田谷「そうそう……って、あれは」
 
武忍「ふぉっ、ふぉっ……」
 
月読「武忍……」
 
武忍「これはこれは月読の嬢。少しはコロシアイをする気にはなったかのう?」
 
月読「いきなり変な事を言い出さないでくれる?」
 
武忍「ふぉっ……そんなに変かのう?むしろ変なのは月読の嬢ではないか」
 
月読「なんですって?」
 
武忍「何せ、親の顔も知らない嬢にとってあの本の数々はそう切り捨て出来るものでもなかろうに」
 
川田谷「え……」
 
1…川田谷を見てたのは貴方なの?
2…なんでそんな事を知ってるのよ
 
↓2
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/02(木) 22:41:39.46 ID:S31zefi+o
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/02(木) 22:42:35.84 ID:CBTgX+bDO
109 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/02(木) 22:54:42.94 ID:Ntzad5LT0
月読「なんでそんな事を知ってるのよ」
 
武忍「コロシアイに向けて参加者の事情を調べておくのは当たり前じゃろうて」
 
月読「……その調べた情報をコロシアイに使おうってわけね」
 
武忍「ふぉっ、ふぉっ……そういう事じゃな」
 
武忍「おぉ、そういえば月読の嬢は飴玉が好きだったの……いるかのう?」
 
月読「いらない」
 
武忍「やれやれ、本も読んでないようじゃし困った嬢じゃ……ふぉっ、ふぉっ」
 
月読「……何しに現れたのやら」
 
川田谷「えっと月読さん?親の顔も知らないって」
 
月読「事実とだけ言っておくわ」
 
川田谷「そうなんだ……」
 
別に気にするような事でもないわよ。
 
【川田谷昌の好感度が3上がった】
 
【武忍影虎の好感度が?????】
110 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/02(木) 22:56:20.69 ID:Ntzad5LT0
月読「調べたってどこまで調べてるのかしらね」
 
楽観視は……しないでおきましょう。
 
【自由行動を開始します】
 
【一度に二人まで選ぶ事が可能です】
 
【川田谷、武忍は選べません】
 
【生徒を選んでください】
 
↓2
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/02(木) 22:57:46.87 ID:CBTgX+bDO
天馬 鏡在
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/02(木) 23:03:01.53 ID:S31zefi+o
天馬 夜方々木
113 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/02(木) 23:15:51.35 ID:Ntzad5LT0
天馬「いやー、川田谷もよくやるよな」
 
月読「まだ言ってたの、貴女は……あれは鏡在の勘違いよ」
 
天馬「そうだっけか?」
 
夜方々木「知らない間になんでそんな事になってたの〜」
 
天馬「まあ、夜方々木はエロいからな!あたしもそういう目で見る気持ちはわからなくもない」
 
夜方々木「それは褒めてないわよね〜……」
 
月読「というか……なに、貴女そっちのけがあるの?」
 
天馬「違えよ!ただあたし兄貴や弟とヤンチャしてたから考え方男寄りなんだ」
 
1…ああ、貴女時々女子の自覚があるか微妙な行動してるものね
2…夜方々木はこれを機に少しそのフェロモンを何とかした方がいいんじゃない
 
↓2
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/02(木) 23:17:35.47 ID:kDgHNkEq0
ksk
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/02(木) 23:19:36.78 ID:P5qf3rSO0
1
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 08:20:47.34 ID:m7VGiMpDO
乙です
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 10:24:57.07 ID:TCtEq+ZQo
118 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/03(金) 21:33:46.87 ID:dYBy3Q4A0
月読「ああ、貴女時々女子の自覚があるか微妙な行動してるものね」
 
天馬「……そこまでではなくね?」
 
月読「……貴女前に薄着で廊下で爆睡してたじゃない」
 
天馬「あー……んな事もあったな」
 
夜方々木「襲われても知らないわよ〜……色々な意味で」
 
天馬「へっ、その時はこの脚で返り討ちにしてやるよ!」
 
月読「まずそうしないようにした方がいいと思うわよ……」
 
【天馬千里の好感度が3上がりました】
 
【夜方々木別離の好感度が2上がりました】
119 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/03(金) 21:36:04.15 ID:dYBy3Q4A0
月読「天馬にも困ったものね……」
 
【自由行動を開始します】
 
【一度に二人まで選ぶ事が可能です】
 
【川田谷、武忍、天馬、夜方々木は選べません】
 
【生徒を選んでください】
 
↓2
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 21:41:39.95 ID:EUcDqW9lo
鏡在 広生
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 21:44:02.26 ID:m7VGiMpDO
沸生 鏡在
122 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/03(金) 21:55:26.90 ID:dYBy3Q4A0
鏡在「……」
 
佛生「……」
 
月読「……」
 
何なの、あの微妙な空気は……
 
鏡在「……いや、さすがにどうよ」
 
佛生「ふむ、鏡在殿。どうされたかな?」
 
鏡在「うわっ、バレた!?アンタ目見えないんじゃなかったわけ!?」
 
佛生「足音で判別は可能なゆえ……」
 
鏡在「……」
 
月読「珍しいわね……」
 
鏡在が戸惑い?そう言った物を見せるのは……
 
1…話に入ってみる
2…もう少し観察する
 
↓2
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 21:56:49.90 ID:EUcDqW9lo
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 21:58:24.30 ID:X2Z4uw03o
1
125 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/03(金) 22:22:46.02 ID:dYBy3Q4A0
月読「珍しい組み合わせね」
 
鏡在「……なんだ月読か」
 
佛生「おぉ、月読殿」
 
月読「貴女がそんなに歯切れが悪いなんて珍しいわね鏡在」
 
鏡在「そんなんじゃないわよ。ただアタシはこの坊主頭に言いたい事があんの」
 
佛生「言いたい事、ですかな?」
 
鏡在「アンタの家……今ファッション関係に手出してんでしょ」
 
佛生「ふむ、某は関わっていないのでわかりませぬが……不思議ではないでしょうな」
 
鏡在「あのダサい服をブランドの名前ついてるだけで売り捌かれんの、正直迷惑なのよ」
 
月読「……それを佛生に言ってもしかたないんじゃないの」
 
鏡在「わかってるっての!無駄だから言うの面倒だけど言ってやらないと気済まなかったってだけ!」
 
佛生「それはまた……申し訳ありませぬな」
 
鏡在「アンタが謝ろうが改善されなきゃ意味ないっつうの……じゃ、それだけだから」
 
月読「……」
 
半ば八つ当たりね……
 
【鏡在凛の好感度が2上がりました】
 
【佛生空也の好感度が3上がりました】
126 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/03(金) 22:28:37.99 ID:dYBy3Q4A0
月読「やっぱり鏡在は苦手だわ」
 
天馬はよく付き合えるわね……
 
【自由行動を開始します】
 
【一度に二人まで選ぶ事が可能です】
 
【川田谷、武忍、天馬、夜方々木、鏡在、佛生は選べません】
 
【生徒を選んでください】
 
↓2
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 22:30:15.49 ID:X2Z4uw03o
ミシェル、四杖
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 22:33:17.14 ID:m7VGiMpDO
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 00:33:06.41 ID:T/queYYbo
乙です
130 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/05(日) 23:03:38.48 ID:5FZ13RQX0
ミシェル「……」キョロキョロ
 
月読「あら」
 
ミシェルが何かを探してるわね……
 
ミシェル「アッ、チョ、チョットイイ?」
 
月読「私?構わないわ、どうしたの」
 
ミシェル「コレ、ヒロッタンダケド」
 
これは……ハンカチね。
 
丁寧に四杖礎って名前が刺繍してあるわ……
 
月読「四杖を探してるのね?」
 
ミシェル「エット、ソウジャナクテ……渡シテモラエル?」
 
月読「えっ?」
 
ミシェル「男ノ子ト話スノ緊張スルカラ……」
 
ああ、何かしないか不安なのね。
 
1…こういうのは自分で渡した方がいいわよ?
2…仕方がないわね……
 
↓2
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 23:04:52.33 ID:1tYyHh7Ko
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 23:09:00.01 ID:erMPrqgDO
133 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/05(日) 23:22:53.07 ID:5FZ13RQX0
月読「仕方がないわね……」
 
広生や天馬と違って四杖がミシェルのタックルに耐えられるとは思えないし……
 
ミシェル「ア、アリガトウ」
 
月読「気にしないで」
 
さて、四杖を探すとしましょうか……
 
 
【展望室】
 
四杖「……」キョロキョロ
 
月読「ここにいたのね四杖」
 
四杖「あっ、月読さ……手にあるそれはまさか!?」
 
月読「ああ、これね。貴方のハンカチでしょう?ミシェルが拾ってたわよ」
 
四杖「あ、ありがとうございます!よかった、なくしたんじゃなくて……本当によかった……!」
 
月読「……」
 
何か、大袈裟じゃないかしら……
 
【ミシェル・ラマンの好感度が5上がりました】
 
【四杖礎の好感度が3上がりました】
134 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/05(日) 23:26:08.69 ID:5FZ13RQX0
月読「なんだか四杖の様子おかしかったわね……」
 
【自由行動を開始します】
 
【一度に二人まで選ぶ事が可能です】
 
【川田谷、武忍、天馬、夜方々木、鏡在、佛生、ミシェル、四杖は選べません】
 
【生徒を選んでください】
 
↓2
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 23:28:39.32 ID:erMPrqgDO
入野 広生
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 23:32:15.43 ID:1tYyHh7Ko
広生 黒頭
137 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/05(日) 23:57:24.87 ID:5FZ13RQX0
【調査用海岸】
 
広生「ふんっ!」
 
黒頭「はっ!」
 
海岸に行ってみると広生と黒頭が手合わせをしていた。
 
お互いに素手だけど一進一退って感じみたいね。
 
広生「っ、さすが無敗の武道家だな黒頭!」
 
黒頭「いえ、広生様こそ相当な腕前です。わたしがここまで追い詰められるなんて」
 
あんな事言ってるけど、確かにどちらも別次元なのよね……学級裁判でもあの二人だけ拘束されたし。
 
広生が動けば黒頭がさばいて、黒頭が動けば広生はかわす。
 
そんな二人の攻防は、広生が黒頭に投げ飛ばされて砂に背中をつけた事で終わりを告げた。
 
広生「うおおっ!?」
 
黒頭「ふぅ、ふぅ……勝負ありですね広生様」
 
広生「……ああ、俺の敗けだ」
 
月読「よくやるわね貴方達」
 
黒頭「月読様」
 
広生「なんだ、見ていたのか」
 
月読「あんまりに白熱していて声もかけづらかったのよ」
 
1…広生、貴方随分腕が立つのね
2…黒頭はさすがの腕前ね
 
↓2
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 23:59:35.50 ID:1tYyHh7Ko
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 00:02:10.76 ID:aT+iAe2N0
2
140 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/06(月) 00:23:44.11 ID:I4xKnnKe0
月読「黒頭はさすがの腕前ね」
 
黒頭「いえ、わたしはまだまだ未熟です。広生様の一撃一撃に対応するのが精一杯でした」
 
広生「これでも対応されないように色々としたんだがな」
 
黒頭「はい、それでヒヤリとした事もありましたよ」
 
月読「……」
 
あれで未熟……黒頭だから謙遜じゃないんでしょうね、きっと。
 
広生「何にせよ、いい手合わせだった。また相手を頼めるか」
 
黒頭「こちらこそ是非」
 
握手をかわす二人の間には熱い何かが流れているようにも見える。
 
本当に……私にはわからない世界ね。
 
【広生燕次の好感度が3上がりました】
 
【黒頭明夜の好感度が4上がりました】
141 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/06(月) 00:35:24.54 ID:I4xKnnKe0
【夜イベント】
 
1…川田谷の感じた視線の正体がはっきりしてないわね
2…天馬はなんで鏡在と仲良く出来るのかしら
3…ミシェルのタックルを治すために広生と黒頭に協力してもらいましょう
 
↓2
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 00:38:14.79 ID:unSijAkk0
1
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 00:39:20.40 ID:AFKA/GBDO
144 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/06(月) 00:42:36.46 ID:I4xKnnKe0
今回はここまでで。
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 06:42:56.41 ID:KD/gnmTCo
乙でした
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 07:01:25.00 ID:AFKA/GBDO

視線の正体は誰だろうか?武忍というわけではないのかな?
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/06(月) 10:56:20.96 ID:1PINkhnM0
男子二十番 吉富将治(よしとみ・まさはる)

身長 180cm
体重 80kg
誕生日 4月4日(牡羊座)
血液型 B
部活動 無所属
友人 郡山一海
鷹取宏直
疋田晃平
(郡山組)
愛称 マサ
出身小 椿小学校
家族 母・兄
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★☆☆☆☆

★★★★☆

★★★★☆

★★★★★

★★★★★

★★★☆☆
頭より先に体が動くタイプで、郡山組の中で最も暴力的。
力が全てという考え方のため、自分より弱い相手に対して高圧的。
弱い男子に対して暴力をふるうことが多かったが、最近はターゲットを他クラスに移している。
彼女はいないが欲しいと思っている。タイプは桂川藍子のようなスタイルが良く気の強い女子。

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器: No Data
kill: No Data
killed: No Data
死亡話数: No Data
凶器: No Data
148 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/06(月) 22:16:03.98 ID:I4xKnnKe0
川田谷「うーん……」
 
月読「相変わらず視線を感じるの?」
 
川田谷「そうなんだよね……正体がはっきりしないっていうのは気味が悪くてかなわないよ」
 
さっきは直後に武忍が出てきたけどイコール川田谷が感じた視線の主……にはならないのよね。
 
月読「とにかく誰か突き止めましょう。いつ頃から視線を感じるのかしら」
 
川田谷「今日だよ。正確には朝食の後ぐらいからかな」
 
月読「ああ、貴方が夜方々木と変な事をしていたって話になったアレね」
 
川田谷「あまりいい思い出ではないね……あっ、もしかしたら」
 
月読「なに?」
 
川田谷「誰か俺を憎からず思ってる子がいて、夜方々木さんとの件で思わず俺を見てしまうようになったとか……」
 
月読「……」
 
1…まずないでしょうけど……だったらいいわね
2…冗談はそれぐらいにして早く突き止めましょう
3…あら、それなら夜方々木を憎からず思ってる人が貴方を睨んでる可能性も出てくるわね
 
↓2
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 22:18:34.01 ID:AFKA/GBDO
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 22:22:01.26 ID:RfneMM/3o
151 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/06(月) 22:49:52.50 ID:I4xKnnKe0
月読「あら、それなら夜方々木を憎からず思ってる人がいて貴方を睨んでる可能性も出てくるわね」
 
川田谷「……」
 
月読「あまりポジティブ過ぎるのも問題よ。何があるかもうわからないんだから」
 
川田谷「……そうだね。月読さんに話して助かったよ」
 
月読「それはどうも……じゃあ視線の主を探しに行きましょうか」
 
とはいっても、この閉鎖された空間で見つからない相手だとなかなか骨が折れそうだけど……
 
川田谷「うーん……だけど本当に誰なんだろう」
 
月読「今日からだったわよね……他に心当たりはないの?」
 
川田谷「うーん……」
 
その後、話しながらしばらく誘き寄せるために歩いてみたけど……結局誰も見つからなかった。
 
本当にいるのかも怪しくなってきたわね……川田谷、どこか抜けてるし。
 
【川田谷昌の好感度が5上がりました】
152 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/06(月) 23:00:37.55 ID:I4xKnnKe0
【月読の部屋】
 
月読「もう一週間……」
 
私達がこの宇宙から解放されるのはいつになるのかしら……
 
月読「……」
 
机にあったメモ帳にここに来て知った事を書き込んでいく。
 
川田谷じゃないけど、こうして何かを書くのは少し不安が和らぐのよね。
 
月読「……」
 
不安……私は何を不安に感じてるんでしょうね?
 
殺される事、それとも殺す事?
 
……笑えない。
 
まさか誰かを殺す可能性を不安に思う日が来るなんて。
 
だけどそれをないと断言出来るほど、私は私自身を。
 
信用出来ない。
153 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/06(月) 23:04:34.28 ID:I4xKnnKe0
【七日目】→【八日目】
 
好感度(MAX100)
 
音野……26
 
天馬……12
 
鏡在……9
 
ミシェル……15
 
黒頭……17
 
入野……12
 
夜方々木……12
 
佛生……13
 
武忍……???
 
広生……14
 
学人……13
 
川田谷……15
 
四杖……14
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