紗南「学校のことを」晴「みんなに聞こう!」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/17(火) 22:14:08.01 ID:Oi+CkmB70
※この作品は年単位前の
 紗南「学校の」晴「みんなの変化!」http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1415633478/
 の設定を微妙に受け継いでいます。
 尚、ほぼほぼ無関係ですので別に読まずとも大丈夫です。
 序盤の内容は某所からいただいた内容をそのまま使用しております。


紗南「え?なにそれ?」

モバP(以下P)「んー、お前ら前俺に言われてクラスでのみんなのこと聞いてきたろ?」

晴「あ、あぁ。色々みんなに聞いてきたけど……」

モバP「あれなんとなーくわかっちゃいたんだがもうちょい詳しく知りたくてな。事務所にいる連中だけでいいから聞いてきてくれないか?」

紗南「なんで私たちなの? 会話イベントって大事だよPさん」

モバP「まぁなんつーかあれだよ。お前らまだ引きずってるみたいだしな、流れで?」


尚、これは過去に一度投稿し、完結せずに終わった同タイトルSSのリテイクとなっております。
そのため、中盤まで下記URLとほぼ同じ内容ですのでご容赦を。
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1440798718/

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1508246047
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/17(火) 22:15:16.77 ID:Oi+CkmB70
晴「俺はパス。めんどくさい」

モバP「受け取ってセンタリングしてやんよ。やれ」

晴「なんでだよ!紗南だけでいいじゃんか! というかこの前のこと思い出させるなよ!」

紗南「晴くんはクラスの男子がファンだっただけなんだからいいじゃない……」ドヨンド

晴「え? さ、紗南はいいじゃんか! そこまで熱狂的じゃなくて」

モバP「まーそういうことになるだろ? いい加減アイドルとしてファンの意見は慣れとけよ」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/17(火) 22:15:48.61 ID:Oi+CkmB70
紗南「それとこれとは話が別じゃない?」

モバP「……」

晴「おい、なんで目を逸らす」

モバP「ほら、他の連中もクラスにファンがイルカモネー?」

紗南「うわぁ」

晴「うわぁ」

モバP「いいだろ! 俺が聞いてみろ、色々面倒になるのは目に見えてるんだ」

紗南「例えば?」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/17(火) 22:16:27.21 ID:Oi+CkmB70
モバP「あの悪魔がサボり扱いして俺の月給をさげ」

ちひろ「Pさん次のライブの資料」

モバP「1時間以内に上げてみせます」

ちひろ「よろしくお願いしますね?」

モバP「はい女神様」

ちひろ「何言ってるんですか?」

紗南「これは酷い」

晴「ちひろさんってアシスタントだよな?」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/17(火) 22:17:33.03 ID:Oi+CkmB70
モバP「と、いうわけでよろしく頼む。俺は資料作りに没頭しなきゃならん。紗南、お前の仕事もあるぞ」

紗南「ホント!?」

モバP「あぁ!安心安定の半袖だ!」

晴「ホントぶれねーなーPは」

モバP「悪いことじゃないだろ? 次はカッコイイ仕事用意してやるからさ、頼むよ」

晴「絶対だぞ?絶対だからな!」

モバP「善処しますよ」

晴「約束したからな! よし行こうぜ紗南! みんなに聞き込みだ!」

紗南「オッケー!なんだかんで面白そうだしね!」



……バタン!

モバP「よし、資料一個目完成……っと」

ちひろ「どうなりました?」

モバP「んー……」


モバP「次は巴と晴に動物コスでもさせます」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/17(火) 22:19:10.18 ID:Oi+CkmB70
紗南「さって……あ、まゆさーん!」

まゆ「あら、紗南ちゃんに晴ちゃん……珍しいですねぇ…」

晴「今Pに頼まれて事務所にみんなに質問して回ってるんだけどいいか?」

まゆ「それって学校のお話ですかぁ?」

紗南「あれ? まゆさん聞いてた?」

まゆ「Pさんの話はなんでもわかりますよ?」キョトン

紗南「え?」

まゆ「なんて冗談ですよ。この前輝子ちゃんと乃々ちゃんに色々聞いたそうじゃないですか」

晴「そういやそうだったな。机の下ネットワークか」

まゆ「それで学校でのまゆはですねぇ……」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/17(火) 22:20:50.52 ID:Oi+CkmB70
〜まゆの学校ライフ〜

女子生徒A(以下女子A)「まゆちゃーん!この前の英語の内容、わかる?」

まゆ「この前……あぁ先生が急に直しちゃったところ?」

女子A「そうそう! 私あの時寝ちゃっててさー」

まゆ「Aちゃん、直したところ以外も寝てましたよね? ……まぁいいですよ。はい私のノート」

女子A「あ、助かるー! お昼のお弁当分けるから……ってあれ?」

まゆ「なんでしょう?」

女子A「まゆちゃん、今日のミニテス忘れてない?」

まゆ「……え? 範囲は? え?」

女子A「……直しちゃったとこだよ。しかも書いてないや。いいや、Bのとこに一緒にいこ」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/17(火) 22:22:04.09 ID:Oi+CkmB70
男子生徒A(以下男子A)「今日も清楚で可愛いなーまゆちゃんは」

男子生徒B(以下男子B)「んでもってちょっと抜けてるとこが可愛いんだよなぁ」

まゆ「そんなことないですよぉ……」

男子A「なんつーかあの子は汚れてない綺麗な感じがにじみ出てるよな! うん!」

男子B「そうそう! 恋愛したらドキマギしてそうな感じ!」

女子A「ちょい、妄想から帰ってこい男子ども」

まゆ「ごめんなさい、忙しいのに」

男子A「んでいざとなると……ってまゆちゃん!?」

女子A「私じゃないのかよ、あんたでもいいや、ノート見せて。ミニテスの準備するから」

男子B「いや、俺らも覚えることあるんだけど」

女子A「どーせあんたら赤貰うんだからいいじゃない。どうせノートはきっかりとってるでしょ」

男子A「巫山戯んなよ! 俺らだって……」

まゆ「そ、そうですよAちゃん! ま、まゆは大丈夫だから……」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/17(火) 22:23:11.28 ID:Oi+CkmB70
男子A&B「「俺の使ってください」」

女子A「変わり身はやっ!」

男子A「いや、だってほら? 赤点取ってアイドルの仕事に支障でたらヤバいし?」

男子B「俺らはCのやつに教えてもらってくるからさ!」

女子A「目ぇ泳いでるわよ」

まゆ「そんなぁ……みなさん、ありがとうございます!」

男子A「そんなー、ほら。当たり前だろ? 助け合いってやつだ!」

男子B「そうそう、俺らどうせバカだしな!」

女子A「バカのノート借りるわけないでしょ!? あぁもう!」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/17(火) 22:25:02.36 ID:Oi+CkmB70
紗南(えぇ……)

晴(なんつーか……わかりやすいなー)

まゆ「もちろんミニテストは満点でした」ドヤァ

紗南「男子の皆さんは大丈夫だったの?」

まゆ「さすがに借りっぱなしは申し訳なかったので休み時間に一緒に勉強しましたよ?」

晴(男子たち大喜びしてそうだな……)

紗南「色々とフラグを立てちゃってるねー……」

まゆ「フラグ? Pさんとですかぁ?」

紗南「んで立ったそばから焦土と化してるねー……」


※こんな感じでモブ生徒との会話がメインです。
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/17(火) 22:26:16.88 ID:Oi+CkmB70
まゆ「よくわかりませんね……あ、拓海さん!」

拓海「お、まゆじゃんか?紗南と晴? 珍しいなその二人と話してるなんて」

まゆ「二人はPさんからの質問を聞いてまわってるんですって。答えてあげてくれませんかぁ……?」

拓海「んー……まぁどうせ暇だから構わねえけどさ、どんな内容なんだ?」

紗南「学校でなんか変わったことしてないかって」

晴「拓海さんならケンカとかで呼ばれたりしねーの?」

拓海「アタシをどんな目で見てんだ晴!アタシはそんな安いケンカ買わねーよ!」

晴「そーなの? てっきり学校でもケンカ番長なのかと」

拓海「なんつーか……アイドルになる前からアタシは学校近辺じゃ有名だったからな。ケンカを吹っかける馬鹿はいねーよ」

紗南「あー。天下の特攻番長だもんねぇたくみん」

拓海「たくみん言うな! とはいえPの奴にそういう風に思われるのも癪だな……」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/17(火) 22:27:03.74 ID:Oi+CkmB70
〜たくみん学校伝説〜

『3年B組、向井拓海。今すぐ職員室に来なさい。繰り返す……』

男子A「またかよ向井のやつ……また呼び出しかよ」

男子B「今度は何やったんだ?」

女子生徒B(以下女子B)「女の子なんだから体は大事にして欲しいですね……」

女子生徒C(以下女子C)「いや、たくみんなら多分大丈夫だと思うよー?」

男子B「……マジで? また無傷かよ」

女子C「いやいや、そういうことじゃなくて、さ」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/17(火) 22:28:14.63 ID:Oi+CkmB70
教師「拓海、お前何度言えばわかるんだ?」

拓海「……すみません」

教師「俺はお前が入学した時からお前が根は真面目でいいやつだって知ってる。だからこうやって呼ばれるのは嫌だろ?」

拓海「それは……そうですけど」

教師「お前だって何度も呼ばれればわかるだろ。先生たちに話してくれれば相談に乗るぞ?」

拓海「自分で招いたことだしよ……自分で解決したいんだ……です」

教師「そうだよな。拓海はそういうやつだもんな、でもな」



教師「お前は一体何匹学校で猫を飼う気だ?」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/17(火) 22:28:48.73 ID:Oi+CkmB70
拓海「今回だけ! 里親をチームの連中に頼んで探してもらってるからそれまで待っててくれよ!」

教師「それは前もその前も聞いたぞ拓海! あのなぁ。お前らのせいで校舎裏がすごいことになってるんだからな!?」

拓海「だって子猫だぞ!? 死んじゃったらどうするんだよ!」

教師「だからって校舎裏に猫用のケージと電池式暖房器具と扇風機まで完備する馬鹿がどこにいる! しかも餌までしっかり毎度用意して……」

拓海「あいつらだってそのほうがいいって……」

教師「そのせいで校舎裏が猫の温床になってるんだよ……びっくりしたぞ。ぐつぐつニャーニャー言ってるんだから」

拓海「ぐつぐつ?」

教師「気にするな」
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