アンチョビ「黒森峰諸君!ノリと勢いとパスタの国からドゥーチェ参戦だーっ!」

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83 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2017/11/30(木) 00:02:10.19 ID:Z39znbrH0
エリカ「え?・・・だってそうでしょ?私に料理を手伝わせたのもそういうことでしょ?」

アンチョビ「お前は私が人気取りのために料理をしていると思ってるのかー!食べてもらいたいから作る!ただそれだけだ!」

エリカ「・・・じゃあどうすれば皆から慕われるのか教えて。黒森峰の隊長という大任を任される私は、西住隊長のように立派な隊長にならないといけないの」

アンチョビ「そうは言ってもナア・・・別段変わったことをしているつもりはないんだが・・・」

エリカ「偉大な西住隊長の後を継ぐんだから私も同じくらい立派な隊長にならないといけないの!弱さを見せない、強くて威厳のある、完全無欠の隊長にならないと!」

エリカ「そうじゃないと!私は西住隊長に会わせる顔が無いの!・・・あの子にも・・・・・・みほにも・・・」

アンチョビ「・・・逸見」


ペパロニ「な〜んだ、来年の黒森峰は大して強くなさそーッスね」

エリカ「!」

アンチョビ「ペ、ペパロニ!何を言うんだ!」

ペパロニ「だってそーじゃないッスか。来年の隊長がこんな様子じゃあ、ウチらの方がずっと強いッスよ」

エリカ「あ、あなたねぇ!私がどれだけ悩んでいるか――」

ペパロニ「人望集めて立派な隊長になろーなんて、アンタがやってるのはダセー奴のやることッスよ。株っつーのは上げるもんじゃなくて上がるもんなんスよ」

エリカ「!」

ペパロニ「アンタが『隊長』になるんなら『隊長』として何が出来るかを皆に見せなきゃ。隊長の椅子が空いたからハイ座りまーすじゃあ誰も着いてくるわけないっしょ」

ペパロニ「信頼できる隊長ってーのはね、たとえ相手が100輌で攻めてこよーと、ちっともビビらねーもんなんスよ」
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