【安価】求道者の相談所

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1 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/10/22(日) 14:55:21.20 ID:K8eMWoKA0
求道者「...」

魔法使い「開店時間ですねぇ」

ここは、求道者が平和の為に魔法使いに頼んで経営している相談所

相談所と言っても、実際に現場に出向いたりする事も多いのだが

求道者「客が来たようだな」

魔法使い「その気配察知スキル欲しいなぁ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1508651720
2 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/10/22(日) 14:56:39.44 ID:K8eMWoKA0
下2>>相談者
下3>>相談内容
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/22(日) 14:57:50.72 ID:t8cMaHOn0
ゴブリン
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/22(日) 14:58:25.80 ID:wcOq4croo
人間に恋をした
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/22(日) 14:59:11.92 ID:wcOq4croo
すみません間違えました
安価下で
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/22(日) 15:01:04.08 ID:kWF/VXmT0
非番の衛兵
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/22(日) 15:12:52.38 ID:xpWMDjnT0
休憩中に王室で飼ってる猿がちょっかいかけてくる
8 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/10/22(日) 15:19:46.09 ID:K8eMWoKA0
求道者「おや、衛兵さんでしたか」

衛兵「おっす」

魔法使い「仕事はどうしたんですか?」

衛兵「本日は非番となっているのだ」

求道者「ふむ...本題をどうぞ」

衛兵「ああ」
9 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/10/22(日) 15:36:20.38 ID:K8eMWoKA0
衛兵「王室で猿を飼っているんだが」

魔法使い「良いとこで衛兵してますよね全く」

衛兵「その猿がちょっかい出してくんのよ」

求道者「ふむふむ。そうですか...」

求道者「つまり、イタズラの好きな猿という事ですね」

衛兵「ん?まぁ...」

求道者「じゃあ、自分のズボンの後ろポケットにバナナを入れておいて下さい」

魔法使い「意味不明です」

求道者「それを掠め取っただけでイタズラに満足するでしょう」

衛兵「成る程。猿に嘗められるのは少々癪だが...やってみよう」

求道者「もしかしたら、信頼関係を築けるかも知れませんよ?」

衛兵「だったら良いなぁ。では!」ガチャン


そう言って衛兵は出ていった


魔法使い「これで駄目だったらどうすんの?」

求道者「...猿をどうにかします。ショック療法も有効だと思いますよ」
10 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/10/22(日) 15:37:31.59 ID:K8eMWoKA0
下2>>相談者
下3>>相談内容
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/22(日) 15:43:52.67 ID:uyyphbLao
勇退した老騎士
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/22(日) 15:44:05.75 ID:kpq57zpO0
王室の猿
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/22(日) 15:45:47.15 ID:9QMCfi+No
実は猿じゃない
14 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/10/22(日) 15:52:07.25 ID:K8eMWoKA0
求道者「...?」

魔法使い「客?」

求道者「畜生」

魔法使い「何悪態ついて___」

猿「...」

魔法使い「畜生だこれ」

魔法使い「今日はやたら猿関連多いわね」

求道者「ああ、しかも王室のな」

魔法使い「え、こいつ王室猿なの?」
15 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/10/22(日) 15:54:53.74 ID:K8eMWoKA0
猿「キッ」

求道者「...ふむぅ?」

猿「キャキャッ」クルクル


猿は身振り手振りでの伝達を試みる


求道者「成る程。つまり君は猿じゃないのか」

魔法使い「え」

求道者「じゃあ一体なんなんだい?」
16 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/10/22(日) 15:55:42.68 ID:K8eMWoKA0
下2>>猿の正体
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/22(日) 15:57:01.75 ID:8yV7V4oR0
衛兵と同僚の女
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/22(日) 15:57:15.85 ID:t8cMaHOn0
王様
19 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/10/22(日) 16:09:25.56 ID:K8eMWoKA0
求道者「ええっ!?君が王様なのかい!?」

猿「ウキー」

求道者「うーむ、多分呪いかなんかだな」

魔法使い「解呪しましょう」ピロリロリロ

求道者「有難い」


そして、猿の姿は歪み...


王様「ごっふ、ごふん!ああ、助かった」

求道者「こりゃたまげましたよ...本当に王様だったとは」
20 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/10/22(日) 16:16:53.77 ID:K8eMWoKA0
王様「しかし、動物の思考を把握出来る者がいるとは」

求道者「別に、簡単な事ですよ」

魔法使い「それよりなんで猿になってたの?」

王様「んー...猿になる前辺りの記憶が無くてな」

求道者「魔法使いさん」

魔法使い「記憶回復魔法なんてありませんよ」

王様「いや、いい。助けて貰っただけで有難いよ」

求道者「そうですか。私としても住んでいる国が守られるのは喜ばしいです」

王様「いつか恩を返そう」ガチャン


王様は去って行った


魔法使い「ねぇ聞いた!?王様に恩を売ったよ私達!」

求道者「ええ、そうですね。しかし僕は平等に慈愛を持って接したいですね」

魔法使い「頭の固い奴だねぇ」
21 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/10/22(日) 16:17:49.18 ID:K8eMWoKA0
下2>>相談者
下3>>相談内容
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/22(日) 16:18:19.84 ID:kpq57zpO0
kskst
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/22(日) 16:19:22.36 ID:jjiiNGXM0
お向かいの細工師
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/22(日) 16:22:23.00 ID:8yV7V4oR0
いいアイディアが浮かばないから手伝ってくれ
25 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/10/22(日) 16:39:21.57 ID:K8eMWoKA0
求道者「感じるぞ...」

細工師「どうもー...」

魔法使い「私がワンクッション挟めなかった...!?」

求道者「影が薄いと気配も薄く、反応しづらい」

細工師「?」

求道者「ああ、すまない。それでどうしたんですか?」

細工師「はい...ここ最近スランプで...」

魔法使い「ふむふむ」

細工師「アイディアが浮かばないから模様とか手伝って欲しいんです...」
26 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/10/22(日) 16:47:20.09 ID:K8eMWoKA0
求道者「つまりデザインを考えれば良いのか」

細工師「え、えぇ...」

魔法使い「術式の紋様とかどうでしょう」

求道者「良いかもしれませんね」

細工師「そういう事をしている店はごく少数ですが存在します」

細工師「なので...斬新な魔術を一つお願いします」

求道者「身に付けているだけで発動するなら、便利な方がいいですね」

魔法使い「それでは、こんな紋様は如何でしょう?」


魔法使いは手持ちのハンドノートに描いてある紋様を見せる


細工師「どんな魔法ですか?」
27 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/10/22(日) 16:48:11.63 ID:K8eMWoKA0
下2>>紋様に込められた術式の効果
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/22(日) 17:00:51.80 ID:jjiiNGXM0
暗闇で光る
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/22(日) 17:01:00.41 ID:kpq57zpO0
求道者の所に来たくなる
30 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/10/22(日) 17:15:07.68 ID:K8eMWoKA0
魔法使い「求道者の所に来たくなります」

細工師「それ何がどういいんですかね...」

求道者(そんなにお金が欲しいのか...)ジトッ

魔法使い「で、では、順番に説明します」

魔法使い「これを刻印した物を悩みが解決する商品として売り出して下さい」

魔法使い「そして此処に相談に来る」

魔法使い「結局、お客の願いは叶うのです!」

細工師「あぁ、成る程です...」
31 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/10/22(日) 17:20:35.41 ID:K8eMWoKA0
魔法使い「という訳で是非どうぞ!」

細工師「ありがとうございましたー...」ガチャン


細工師は向かいの店に帰って行った


求道者「中々上手い事を言いましたね」

魔法使い「そうでしょ?」

求道者「それに細工師さんが押しに弱い事も知っているとは」

求道者「しかし、動機が不純過ぎます」

魔法使い「雑念の塊で何が悪い!」

求道者「別に、そこまで言ったつもりはないのですが...」
32 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/10/22(日) 17:29:19.32 ID:K8eMWoKA0
魔法使い「店閉めるよ」

求道者「どうぞ」

求道者「...あ、夕食は要りませんよ」

魔法使い「今日も?」

求道者「別にいつもの事じゃありませんか」

魔法使い「何で食べないのかなーって」

求道者「別に必要ないから...ですかね」

求道者「おやすみなさい」


そう言うと、彼は椅子に座ったまま眠ってしまった

時計は午後8時を指し示している


魔法使い「なんだかなぁ...」


魔法使いは今日も静かに、そしてはっきりしない気持ちで夕食を食べ終え床についた
33 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/10/22(日) 17:32:42.40 ID:K8eMWoKA0
〜翌日〜

求道者「...」シャプシャプ


どうやら今日の朝飯はトマトの様だ。いつも朝飯しか食べないのでレアなシーンである


魔法使い「おはよう」

求道者「起こしてしまいましたか?」

魔法使い「ううん。そろそろ店開けるよ」

求道者「ええ、どうぞ」
34 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/10/22(日) 17:33:52.34 ID:K8eMWoKA0
下2>>相談者
下3>>相談内容
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/22(日) 17:35:36.67 ID:kpq57zpO0
kskst
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/22(日) 17:41:30.41 ID:NrIKKN8G0
教会のチンピラ僧兵
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/22(日) 17:43:19.58 ID:Wt8ymjvIo
高級司祭
38 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/10/22(日) 17:47:13.10 ID:K8eMWoKA0
内容と人物安価が被ってしまった場合は下にずらして下さい安価↓
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/22(日) 17:51:12.32 ID:8yV7V4oR0
上の奴が悪い取引を見たが、誰も信じてくれねぇ
どうにか解決してくれ
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名前: E-mail(省略可)

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