千歌「夢は……ポケモンマスターになることです!!!!!!」【安価】

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313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/21(火) 06:17:20.63 ID:j5shWf3SO
これは、エピソード:ムーンかな
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/21(火) 06:25:15.03 ID:7tTtLHoM0
善子に負け、一度死にかけ、ゾロアークと別れる・・・
結構コンマ合計で損をしてるちかっち
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/21(火) 07:40:05.96 ID:6rbjhd6rO

梨子「ジムリーダーや四天王特有のタイプ一致型のパーティー。それもそのほとんどがパワータイプのアタッカーなんですよね」

果南「ゴリ押しするの好きなんだよね。アタッカーじゃないのなんてプルリルと、今はもう手持ちじゃないけどカプ・レヒレくらいだったかな」

梨子「カプ・レヒレ……。今はすっかり千歌ちゃんのパートナーですね。果南さんから譲り受けたときは、まるで言うことなんか聞かなくて」クスクス

曜「うすぼんやりと覚えてる。アヤセ島でドラヒオンを倒したときのこと」

梨子「私を毒で苦しめたことも、でしょ?」ニコニコ

曜「イジワル……」ブスゥ

梨子「フフッ♪」

果南「二人はタイプが不一致のパーティーだね」

曜「だね」

梨子「とくに気にしてはいないですけど。見事にバラけました」

果南「千歌にも言ったけど、その方が戦略には幅が出るよ。タイプなんて、結局はトレーナーの選り好みなんだから」

曜「それと、どんなポケモンに会えるか……だね」

果南「千歌にもいい出会いがあるといいね。ゾロアークがいなくなって、やっぱり寂しそうだし」

316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/21(火) 18:53:48.05 ID:6rbjhd6rO

曜「梨子ちゃん的には、千歌ちゃんがどんな子をゲットするのか気掛かりなんじゃない?」ニシシ

梨子「気にはなるけど……あまり考えたくはないかな」

果南「どうして?」

梨子「千歌ちゃんは、たとえどんなポケモンをゲットしても、その実力を最大以上に引き出せる。ポケモンを愛して、ポケモンに愛される才能を持ってるから。それが千歌ちゃんの強さ……だけど、バトルの相手からすればそれは得体の知れない恐怖でしかないから」

曜「バトルの中で進化する……ってやつ?」

梨子「トレーナーの完成形なんていない。たとえそれが、メガシンカとZワザ、キズナ現象を完全に体得した千歌ちゃんだとしても」

果南「まだまだ伸び代がある……か」

梨子「だからあまり気にしたくないのよ。ヘタすると気圧されちゃうかもしれないし。それに……」

曜「?」

果南「それに?」

梨子「クスッ……どんなポケモンをゲットしたのか。バトルのときまで知らずにドキドキしていたいから」

317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/21(火) 19:34:18.50 ID:l9vACVfQ0
千歌ちゃんの新ポケか…
さすがにこれ以上の伝説級はパワーバランス崩壊しそうですね
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/21(火) 19:48:31.04 ID:6rbjhd6rO

――――――――

――――

――



――――――――トチマ旅館前



果南「んー♪満足満足♪」

梨子「それはどうも」

果南「ごちそうさまでした♪」ハグッ

梨子「こちらこそ」

曜「このあとどうする?」

果南「あ、それならさっきの続きは?私も二人とバトルしたい♪」

梨子「いいですね」

曜「1vs2?それとも交代で1vs1?」

果南「バトルロイヤルでもいーよ♪」

曜「おっ、言いますなぁ♪」

果南「気兼ねなくやりたいし、水上のフィールド使わない?トチマ沖の」

梨子「はい。その方が周りを気にしなくて済みそうですしね」

曜「決まりだね。さっそく行こう♪」

果南「船……は余波で転覆しそうだし、ラプラスに乗っていこうか」

曜「わーい♪」

梨子「あ、忘れてた。ショウゲツのおみやげを千歌ちゃんに渡してくる。ちょっと待ってて」タタタタ……

319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/21(火) 20:40:53.23 ID:L7IHtkRSO
ラプラスにのって
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 00:55:54.64 ID:oCCYR5jS0
>>317
確かに
正直伝説のポケモンはもう結構お腹いっぱいだからできれば通常ポケモンがいいかな
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 01:41:54.65 ID:rb9urQPFO

――――――――トチマ旅館



トントントン……

梨子「千歌ちゃーん。ミカンどら焼き買ってきたわよー」

スゥーッ



襖を開け、梨子が見たものは……
安価下1コンマ 00は100扱い
奇数→千歌のいない空っぽの部屋(UB捕獲可能性有りルートへ)
偶数→ポケモン図鑑を読み耽る千歌の姿(UB捕獲可能性無しルートへ)

322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 01:43:36.01 ID:p+pnwMI5O
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 02:15:02.29 ID:rb9urQPFO

シン……

梨子「……?千歌ちゃん……?」

シン……

梨子「部屋にいないってことは……お風呂……とか?」

ピラッ

梨子「?」スッ

カサッ……

梨子「書き置き……?」



千歌『梨子ちゃんへ――――――――』



梨子「――――――――!」



――――――――

――――――――

――――――――



梨子「……………………」パサッ



梨子「勝手なんだから」

324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 02:44:09.31 ID:rb9urQPFO

――――――――マツウラダイビングショップ



ザザーン……

曜「梨子ちゃんたち遅いね」

果南「千歌が二度寝でもして起こすのに手間取ってるんじゃない?ね、ラプラス」ナデ

ラプラス「プーラ♪」

曜「……お、来た来た!おーい!」ノシ

梨子「お待たせ」

果南「あれ、梨子ちゃんだけ?千歌は……?やっぱり二度寝?」

梨子「これ……」ピラッ

かなよう「?」



千歌『梨子ちゃんへ。突然だけど、しばらく一人で旅に出ます从c*?ヮ?§』



曜「……穂乃果さんの見て気に入ったのかな?」



千歌『なにも言わずにゴメンね?でも話したら一緒に来てほしくなっちゃいそうだったから。一週間後のパーティーには間に合うようにするから安心して。なんていうかさ、じっとしてられなかったんだよね。こんなに近くに……まだ一度も勝ったことがない相手がいるって思ったらさ。ガマン出来なくなるって、なんだか子どもっぽいけどね。私、強くなったよ。バッジをゲットして、リーグに挑戦出来るくらい強くなった。約束だよ、梨子ちゃん。私とバトルして』



果南「バトル……」

梨子「……………………」

325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 03:05:33.25 ID:rb9urQPFO

千歌『手加減無し。6vs6のフルバトル。場所は集合場所のコウサカタウン。当然断らないよね?みんなの前で、どっちが強いかハッキリさせよう。私は梨子ちゃんと戦うために、新しいパートナーを探しに行ってくる。梨子ちゃんなんかもうボッコボコ……は、かわいそうだから……ポポッコだね。梨子ちゃんなんかポポッコにしちゃうから!!』



曜「だとしたらワタッコに進化しちゃうね」



千歌『今、ワタッコに進化しちゃうねってツッコんだ人、普通怪獣ヨーソロー』



曜「なにこの手紙!!///」



千歌『とにかく!!一週間後、私たちの"しゆう"を決するよ!!!』



果南「雌雄って漢字で書けなかったんだね」



千歌『逃げないよね?ていうか、本気で来てよ。私は……本気の梨子ちゃんに勝ちたいんだから』

326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 03:32:51.52 ID:rb9urQPFO

――――――――



ヒュウウウウ……

千歌「そろそろ読んだかな。って、考えてなかったけど追い掛けてきたらどうしよ」

ソルガレオ「レガ」

千歌「まあ、ソルガレオには追い付けないか♪長い距離だけど、大丈夫?」

ソルガレオ「レェガ」コクン

千歌「頼りにしてる♪」ナデナデ

ポンッ

ピカチュウ「ピカッ♪」

千歌「ピカチュウ!どーしたのー?」ナデッ

ピカチュウ「ピーカッ♪」スリスリ

千歌「なんか急に甘えんぼだね♪いいよ、じゃあしっかり捕まっててね♪お願いソルガレオ。仲間探しの旅に〜っ、出発だー♪」

ピカチュウ「ピーカーチューッ♪」

ソルガレオ「ガァルァ!!!」ダンッ!

327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 06:23:48.65 ID:rZ3LwJT30
UBか・・・結局価値観の相違で対立しちゃったし彼等が「千歌」という「個」を認めるのも悪くはない・・・のか?
それにしても一回手持ちポケモンだけのエピソードも見てみたい(ピカチュウのなつやすみ的な奴)
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 07:12:22.12 ID:Ezo0omsT0
さて、ラスト一匹は誰になるか
個人的には、進化するあのUB狙いかな

ウルトラネクロズマとの決着とかも見てみたいかも
ウルトラ発売時期的に最終決戦は日食止まりだったし
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 20:51:42.56 ID:rb9urQPFO

――――――――マツウラダイビングショップ



果南「……なんていうか」

曜「千歌ちゃんっぽいね」クスッ

果南「次に会うのは一週間後か」

曜「楽しみだね、梨子……ちゃん……」

梨子「……………………」ニッ

果南「っと……」ゾクッ

梨子「千歌ちゃんがやる気なのに、私が一週間なにもしないはずなんてない……だよね」ニコリ

曜「だ、だね……」



千歌に触発され、梨子もまた静かに闘志を燃やす。
安価下1〜3まで多い方 連投無し
1.梨子「二人とも、これから一週間……私のバトルパートナーをよろしくね」
2.梨子「私も武者修行の旅に出てくる」

330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 20:53:13.06 ID:2WNw+0Ca0
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 20:59:14.70 ID:niUhRtxsO
1

レジギガスイベントはどっちに来るんだろうな
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 21:01:31.99 ID:3FCqCs8X0
2
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 01:06:35.98 ID:tUEGt600O

梨子「私もちょっと旅に出てくる」

曜「旅!!?梨子ちゃんも!!?」

果南「また急な……。武者修行ってとこ……?」

梨子「ですね。あちこちを回って、一週間みっちり鍛えてきます」

曜「わざわざそんなことしなくても……特訓なら私たちが相手するよ」

果南「そうそう♪」

梨子「いや……正直一週間も同じ相手と戦うとトラウマが甦るというか……」



海未『アハハハハハハ♪』

海未『ほら、もう終わりですか?』

海未『ウフフフフ♪山頂アタックですよぉ〜♪』



梨子「うぅ……」ブルッ

334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 01:43:04.96 ID:tUEGt600O

果南「……?よくわからないけど、まあ一週間も同じ相手とバトルしたら変な癖もついちゃいそうだし、行くっていうなら止めないけど」

曜「宛はあるの?まさかウラノホシのジムに殴り込みとか?」

梨子「曜ちゃんより先にバッジを集めるのは悪いじゃない」

曜「勝てる気ではいるんだね」ムカッ

梨子(ジム巡りも考えたけど、穂乃果さんのメールを無視して希さんと会うのも気が引けるし……)

果南「じゃあ、どうするの?」

梨子「とりあえず、いろんな場所へ行ってみます。ワンダフルラッシュバレーやラブアローマウンテンみたいに、ウラノホシにはまだまだ野生のポケモンが多く住む場所もあるでしょうから」

果南「それなら……」



梨子の修行場所にと果南が提案したのは……
安価下1コンマ 00は100扱い
奇数→星の降る洞窟、ハイドアンドシーク・ギャラクシー
偶数→巨人の眠る遺跡、シャドウゲート

335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 01:52:34.00 ID:mgDV/yOdo
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 02:05:16.06 ID:AHo67T9SO
シャドウゲイト…だと…
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 02:30:31.84 ID:JZDHitLT0
前者がジラーチ
後者がレジギガス
かな?
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 06:26:20.81 ID:XrFwmXld0
うみりこの所業風景気になる
そういや最近ガブが噛みつきスキンシップしなくなったの寂しいな
多分手持ちで一番主人の事大好きだろうし
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 13:14:12.70 ID:mQVuB8IH0
ゲッコウガ すなお、まじめ
ガブリアス ようき、いじっぱり
ランプラー むじゃき
チェリム やんちゃ
トゲキッス おだやか、がんばりや
メロエッタ きまぐれ
読んでるとこんな感じ
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 20:44:41.49 ID:tUEGt600O

果南「シャドウゲートに行ってみたら?」

梨子「シャドウゲート?」

曜「あー、なんだっけ。トチマタウンとアヤセ島の中間くらいの島にある遺跡だよね?」

果南「そっ。レベルの高い野生ポケモンが多く住む島の古代遺跡、シャドウゲート。別名、巨人の眠る棺」

梨子「巨人……?」

果南「そういう伝説があるんだよ。強いポケモンとトレーナーの前だけに、山のような巨人が姿を見せる……ってさ」

曜「果南ちゃんは見たことあるの?」

果南「ううん。シャドウゲートに行ったのは駆け出しの頃だったからね。野生ポケモンにすら歯が立たなくて、尻尾を巻いて逃げちゃったよ」アハハ

梨子「巨人……か。行ってみる価値はありそうですね」

曜「やる気だね。あーあ、梨子ちゃんも旅立ちかぁ……」

果南「寂しいなら曜ちゃんも旅立ったら?ていうかそうしようよ♪私も付き添うからさ♪」

曜「暇なの?」

果南「うん♪」

曜「んー……じゃあそうしようかな。千歌ちゃんと梨子ちゃんに差をつけられるのも癪だし」

梨子「じゃあ、次に会うのはコウサカタウンね」

果南「楽しみにしてるよ、強くなった梨子ちゃんを♪」

梨子「ええ♪」

曜「梨子ちゃん」

梨子「?」

曜「私もすぐ、二人に追い付くからね♪」ゞ

梨子「……!……うんっ♪」ゞ

341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 23:34:02.28 ID:tUEGt600O

ヒュウウウウ……

梨子「――――――――♪」スッ

グッ!

梨子「全力でバトルよ……千歌ちゃんっ!!!」

342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/24(金) 00:05:18.49 ID:zuAFx5KaO

――――――――一方その頃



千歌「……………………」

イトマル「……………………」カサカサ

クルミル「……………………」コソコソ

ピカチュウ「……………………」

ソルガレオ「……………………」

千歌「ここどこぉ――――――――――――――――!!!!?」



千歌は迷っていた。

343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/24(金) 02:47:20.07 ID:zuAFx5KaO

――――――――

――――

――



――――――――一日後

――――――――パラドクスフォレスト



千歌「はあぁ……」クウゥゥ……

ピカチュウ「ピーカ……」キュルル……

ソルガレオ「ガァ……」グウウ……

千歌「お腹すいたね……」

ピカチュウ「ピーカ。ピカチュ」

千歌「なにがどうしてこうなったんだろ……」

ソルガレオ「ガァル……」

千歌「こんなことある?出発して五分で遭難したんだけど」

ピカチュウ「ピカァ……」

千歌「ホント、なんだったんだろうね。出発のときにテンション上がって、ライジングフェーズになったのは覚えてるんだけど」

ソルガレオ「レェガ……」

千歌「ソルガレオ、新しい技でも覚えた?」

ソルガレオ「ガルル」フルフル

千歌「でもワープしなかった?」

ソルガレオ「ルガァウ……」

千歌「一瞬ウルトラホールみたいなのが見えた気がしたけど…………………………まあいっか」

ピカチュウ「ピカ」

344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/24(金) 03:12:51.15 ID:zuAFx5KaO

千歌「あれこれ考えてもわかんないし、遭難した事実は変わらないしね。問題なのはここがどこなのかだよ。ウラノホシなのかな?それとも別の地方?違う世界とかだったら、どうすれば元の世界に戻れるんだろうね」

ソルガレオ「ガアア……」

千歌「大丈夫。ソルガレオのせいじゃないよ」

ソルガレオ「ガル……」

千歌「にしし♪とりあえず、もう一度この森を散策してみよ。かなり広いし、どこかに木の実くらいはなってるでしょ。危険は無い……といいな。ていうかそんな気がする♪なんかいいことありそうな予感。もしかしたらこの場所は、ソルガレオが私と新しいパートナーを出会わせるために、連れてきてくれた場所かもしれないしね♪」ナデナデ

ソルガレオ「ガァウ……」スリッ

千歌「よしっ♪知らない場所だけど、みんなと一緒だと思ったら元気出てきた♪」フンス

ピカチュウ「ピッカ」

千歌「なんとかなるよ♪さー行こー♪おーっ♪」



ガサガサ……

ヒョコッ

???「……………………」ジーッ



千歌「……?」クルッ



ガサッ



千歌「……気のせいか」



コソコソ

???「……………………」ジーッ

345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 06:31:27.98 ID:i94Vrh2G0
このままではちかっちの手持ちの半分が伝説級に・・・
他3匹萎縮しないといいけど(レヒレは付き合い長いから大丈夫だろうけど)
とゆうか曜ちゃんのドラピオンも元は無理矢理持たされたっぽいし友達傷つけたから形見狭いだろうな・・・
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 07:05:48.15 ID:PnqIllbm0
最後の一匹はUBにしたいなぁ

ソルガレオはどっちかと言うと禁止伝説だし
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/24(金) 21:10:09.76 ID:zuAFx5KaO

――――――――

――――

――



ツツケラ「ケラァー」

バタフリー「フィリィ♪」

千歌「野生のポケモンがいっぱいだなー」テクテク

キャタピー「……………………」ノソノソ

千歌「〜♪」

カサカサ……

千歌「?」

ガサッ!

チリーン「チリィン!」バアッ!

千歌「うわあっ!!?」ビクッ

チリーン「リリリッ♪」ケラケラ

千歌「うぅ……こらーっ!!」

チリーン「チリリーン♪」スィーッ

千歌「いたずらっ子め……やいっ、可愛いぞー!!」

チリーン「チリィ〜♪」

千歌「ふんす!!」

ピカチュウ「ビカ」

千歌「ねえ、今バカって言わなかった?」

ピカチュウ「ピーカ」プイ

千歌「むう……」

ソルガレオ「レェガ……」

千歌「……ん?」

ピカチュウ「ピーカ?」

千歌「この先三本道だ……」



どの道へ進む?
安価下1コンマ
1.4.7→森の奥へ(くさ、むしタイプポケモンが出現)
2.5.8→森を抜けた先の荒野へ(じめん、いわタイプが出現)
3.6.9→森の中の湖へ(みず、ひこうタイプが出現)
0→安価下2で上のルートから一つ

348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 21:18:41.29 ID:SdJvEteqO
(ベベノム狙いだったのに選択肢ねぇ)
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 22:49:47.11 ID:JA783bpf0
あれ?UBって水タイプいなくない?
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 23:11:04.80 ID:g0cRNei40
ただの野生ポケモン安価だろ
そもそもUBも可能性ってだけで確定ではない件
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/25(土) 02:58:57.44 ID:zWKd0IF6O

千歌「どうしよっかなー……」

サアァ……

千歌「!」

ソルガレオ「ガル?」

千歌「気持ちいい風……。こっち!こっちの道に行ってみよう!」

ピカチュウ「ピーカ?」

千歌「いいからいいから♪」

352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/25(土) 03:22:01.58 ID:zWKd0IF6O

千歌「ほわぁ……///」

キラキラ……

ピカチュウ「ピカァ♪」

ソヨソヨ……

ソルガレオ「ガルァ……」

千歌「キレイな湖……///空気も水も澄んでる……///身体がリフレッシュしてるって感じ……///」

ピカチュウ「ピィカ♪ピカチュ♪」

千歌「エッヘヘ♪ピカチュウとソルガレオも気持ちいい?♪」

ソルガレオ「ガァウ」

千歌「あ、そうだ!みんなも一緒に……♪出ておいでっ♪」シュッ ポンッ

リザードン「リザッ!」

モクロー「フルルッ」

カプ・レヒレ「レィヒ」

千歌「〜♪」

353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/25(土) 11:19:04.26 ID:zWKd0IF6O

ソヨソヨ……

千歌「ふあぁ……。気持ちいいね〜……」

リザードン「リザ」

千歌「なんか……こうしてのんびりするの、久しぶりな気がする。平和だね。あの戦いがまるで嘘だったみたい」

ソルガレオ「ガル……」

千歌「けど、嘘じゃない。たくさんのものを手に入れた。友だち、仲間、パートナー♪みんなみんな、かけがえのない宝物だよ♪もうここにはいないけど、ゾロアークのことも♪」

カプ・レヒレ「……………………」コツン

千歌「……慰めてくれるの?」コテン

カプ・レヒレ「レァ」

千歌「ありがと♪カプ・レヒレはひんやりして気持ちいいね〜♪」

カプ・レヒレ「レーア……」

モクロー「フルル」ピョン

ピカチュウ「ピカ」トテテテ

千歌「モクローの羽は柔らかくて……ピカチュウの毛並みはちょっとくすぐったい♪ずっとスリスリしてたいよぉ♪」

モクロー「フロォ♪」スリスリ

ピカチュウ「ピッカ♪」スリスリ

354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/26(日) 01:27:29.06 ID:suRRQaDtO

千歌「ソルガレオはお日様みたいにあったかい♪」

ソルガレオ「ガル……」スッ

千歌「リザードンはトチマの匂いがして……一緒にいると安心する……♪」

リザードン「リザ……」

千歌「私、いっつも思ってるんだ。みんなが私のポケモンでよかったなーって♪出会って、ゲットして、人からもらって……形はそれぞれだけど、これってさ……運命なんだよね」

ピカチュウ「ピカァ?」

千歌「うんっ♪この広い世界で、たくさんの人とポケモンがいる中で、こうして出会って……繋がって。最初からそうなることが決まってたみたいじゃない?♪」

カプ・レヒレ「レヒァ」

千歌「出会うべくして出会った。私は、そんな気がする♪」

モクロー「フロォッ♪」

千歌「出会いは運命で、みんなそれぞれの運命があって、それが重なったほんの一瞬に絆は生まれる。どんな相手とだって」

リザードン「リザ……?」

千歌「そう考えると、もしかしたらさ……ウツロイドとも繋がることは出来たのかもしれないね。もっと別の出会い方をしてたら……もっとわかり合えたのかな」

ソルガレオ「……レェガ」スリッ



平穏を感じ、ポケモンと語り、可能性を呟く千歌……
そんな一時を破るかのように、千歌たちに怪しい影が忍び寄る……
現れたのは……
安価下1コンマ 00は100扱い 連投無し
奇数→水中から何者かが飛び出てきた!(みずタイプ限定)
偶数→空から何者かが襲撃してきた!(ひこうタイプ限定)

安価下2
安価下1のタイプのポケモン(UB無し)

355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 01:36:47.22 ID:a75pDW7c0
はい
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 01:37:28.04 ID:jt9EamSI0
グライガー
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 09:07:23.85 ID:eyFo4dDa0
飛んで火に入りすぎだろ
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 14:47:03.62 ID:HXuQX9Cu0
じゃれつきにきたのかもしれん
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/26(日) 18:17:21.61 ID:suRRQaDtO

ソヨソヨ……

ビュンッ!

千歌「!!」

バッ!

千歌「うわっ!!」

リザードン「リザ!!」

カプ・レヒレ「レアァッ……!!」キッ!



グライガー「グラァイ!!」ケタケタ



千歌「グライガー!!?」

ソルガレオ「レガ!」



グライガー「グラァ♪」スッ



千歌「……!?ああっ!!私のバッグ!!!」



グライガー「グーラァー!」スィー



千歌「ちょっ!!その中にはバッジとか図鑑とかいろいろ!!〜っ、返せーっ!!!」ダダダダ……!

360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 21:31:16.80 ID:a75pDW7c0
案の定サトシのグライガーの同類のようです
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/27(月) 00:14:27.42 ID:1bzxxIHsO

グライガー「グーラァー!」スィー

千歌「ん待てーい!!」ダダダダ!

グライガー「グラー♪」ベー

千歌「この森にはいたずらっ子が多いみたいだね……!!なら容赦しないよ!!モクロー、このは!!」

モクロー「フルオッ!!」ビュウウッ!

グライガー「グァラッ!!」ビュン! ビュンッ!

モクロー「フロッ!?」

千歌「アクロバット!!?モクローの攻撃を避けるなんて……それなら……!!ピカチュウ、でんこうせっか!!」

ピカチュウ「ピカッ!!」ダンッッ!

ダダダダダダダダ!

バッ!

ピカチュウ「ピッカ!!」

千歌「アイアンテール!!!」

ピカチュウ「ピィカッ!!ピッッ、カッ!!!」ギンッ! ブンッ!

グライガー「グアァラッ!!!」スッ

千歌「っ!!?」

ブンッ!

ピカチュウ「ピカッ!!?」

ドガァッ!

ピカチュウ「ピカアッ!!!」

千歌「ピカチュウ!!!」

ソルガレオ「ガルッ!!!」ダンッ!

パクッ

ピカチュウ「ピカァ……」クテッ

千歌「ピカチュウ!!大丈夫!!?」ギュッ

ピカチュウ「ピーカ……」

千歌「今の……カウンター……。野生のポケモンの動きじゃない……?」

362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/27(月) 00:49:24.48 ID:gzTZaQmf0
これが主人公が経験するリセット現象というものか・・・
大きな戦いの後は何でもないポケモンに苦戦する
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/27(月) 01:27:42.06 ID:HUfA/SJIo
そういったことは現実でもあるからな

相手が強大すぎるとわかってるといつもより力が出たりとかもあるんだろうし
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/27(月) 01:47:06.93 ID:1bzxxIHsO

リザードン「リザッ!!」ボオッ……!

ソルガレオ「レェガッ!!」メラッ……!

千歌「うん、お願いっ!!……って、いやいやいやいや!!ストップ、ストーップ!!!」

リザードン「ザァ……!?」

千歌「かえんほうしゃなんか使ったらバッグも一緒に燃えちゃうでしょ!!ソルガレオも、こんなところでニトロチャージなんか使ったら森ごと燃やしちゃうよ!!」

ソルガレオ「ガルル……」

千歌「ここは慎重に……カプ・レヒレ、かげぶんしんでグライガーの誘導を……」

カプ・レヒレ「レアァ……」フアァ……

千歌「え?あくび?」

カプ・レヒレ「レーファ……」ネムネム……

カチッ

シュイン

千歌「はあぁ!!?嘘でしょ!!?眠たくなったからって今帰る!!?さあ出番だよっていうこのタイミングで!!?きまぐれにも程があるよ!!!そういえばそういう子だったねカプ・レヒレ!!!」

ピカチュウ「ピーカァ……」

365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/28(火) 03:29:28.24 ID:F+7Xbw6bO

モクロー「フルルッ!!」

千歌「……!!モクロー、行ける!?」

モクロー「フロォッ!!」

千歌「よしっ!!モクロー、リーフブレード!!」

モクロー「フルルオッ!!!」ジャキンッ!

ビュン――――ッ!

グライガー「グラァッ!!」ズバッ!

モクロー「クロオオッ!!」ズバッ!

ガギィィィィンッ!

千歌「シザークロス……!!負けないで!!このは!!」

モクロー「モオッ、クッ!!!」ビュウウッ!

グライガー「グアァラッ!!!」ビュンッ! ビュウンッ!

千歌「またアクロバットで……!!」

グライガー「グラァ!!!」ゴオッ!

千歌「来るよモクロー!!まもる!!」

モクロー「フルルッ!!!」ヴンッ!

グライガー「グラァッ!!」ゴオッ……ピタッ!

千歌「!!?」

グライガー「グァラァァァァッ!!!」ドゴォッ!

モクロー「フロオオオ!!!」

千歌「モクロー!!!」カチッ シュイン!

366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/28(火) 03:40:53.79 ID:3wURzF2g0

千歌「カウンターだけじゃなくフェイントまで……!!?レベルがかなり高い……!!っていうか……やっぱり……動きが訓練されてる感じ……。やっぱり野生のポケモンじゃない……」

グライガー「グラァ……♪」ニヤニヤ

千歌「こんのぉ……!!」ムグググ……

リザードン「リザ!!」

ソルガレオ「レガ!!」

千歌「ムムムム……!!」



スタスタ……

???「あらあら。少し休んだだけで、ずいぶん鈍ってるんじゃない?千歌」



千歌「!!?」

???「そんなことじゃ、ポケモンマスターなんて夢のまた夢ね」

千歌「お、お母さん……!!?」

千歌ママ「……………………♪」ニコッ







ガサガサ……

ヒョコッ

???「……………………」コソコソ

367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/28(火) 06:19:28.17 ID:4y0gznhP0
ちなみにマサラ人はかわせをしやすくするためにあえて進化前を採用しているとか
まぁXYメンバーは進化しても素早い連中ばかりなので問題なかったけど
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/28(火) 15:22:26.53 ID:rfh25dhn0
ほう
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/28(火) 19:06:07.16 ID:nzd2XYKuO

千歌「なんで……お母さんがこんなところに……?」

千歌ママ「こっちのセリフ……って、言いたいところだけど。どうやってここに来たのか……ソルガレオを見れば一目瞭然ね」

千歌「……?」

ソルガレオ「……………………」

千歌ママ「ここは……私たちが住む世界とは違う場所。ウルトラホールの向こう側なの」

千歌「ウルトラホールの……!?」

千歌ママ「ソルガレオには、ホールを開きこちら側とあちら側を往き来することの出来る力がある。その様子だと、意図せずしてそれが発動したみたいね」

千歌「なんで、ソルガレオにそんな力が……」

千歌ママ「ソルガレオには……アローラの神と呼ばれるポケモンは、こちら側からやって来た命が進化したものと言われる説がある。ポケモンというより、ウルトラビーストに近い存在だと思ってもいいかもしれない」

千歌「ソルガレオが……ウルトラビースト……?」

ソルガレオ「ガァル……」

千歌ママ「そう考えられないこともない……そんなレベルの話よ」

千歌「……………………ソルガレオを……奪うの?ウルトラビーストだから……」

千歌ママ「……………………」

千歌「……………………」

千歌ママ「……まあ、だからと言ってここでソルガレオを没収することもしないけれど」

千歌「えっ?」

千歌ママ「力ずくでどうにかなる相手じゃない。それに、抵抗されたりして自分の娘を逮捕なんてしたくないもの」

千歌「ありが……とう……で、いいの?」

千歌ママ「感謝は筋違いね。黙認であって、容認ではないわ」

千歌「そっか……。あれ……?ここがウルトラホールの向こう側なら、なんでお母さんはここに来られたの?」

千歌ママ「自分の娘といえど、トップシークレットを易々と口には出来ないわ。これでも立場があるんだから」

千歌「ふーん……」

千歌ママ「納得のいかない顔をしてるわね」クスッ

千歌「お母さんさ……」

千歌ママ「?」

千歌「私になにか隠してない……?」

370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/28(火) 19:27:23.88 ID:jkhlzKNSO
>>367
為替?
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/28(火) 21:57:20.33 ID:4y0gznhP0
>>367
かわせ!です

にしても千歌ママのあの容姿とくぎゅうボイスで真剣な話してるの想像すると割とシュール
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/28(火) 22:40:43.91 ID:nzd2XYKuO

千歌ママ「……なにかって?」

千歌「わかんない」

千歌ママ「わからないのに言ったの?」

千歌「なんとなく……かな。隠してるっていうか、言いたくないことがあるみたいな……。なんとなく、そんな気がしただけ」

千歌ママ「もし、それがあるとしたら?」

千歌「言ってくれるなら聞くし、言いたくないなら聞かない」

千歌ママ「寛容なのね」

千歌「かんよー……か、どうかはわからないけど……。誰にだって、何か事情はあるよね……って」



鞠莉『……………………』

ヨハネ『……………………』

ウツロイド【――――――――】



千歌「旅を通して……そう思ったから」

千歌ママ「……そう」

千歌「でもね、それを全部知るのは難しいのかもしれないけど……全部受け入れてあげられたらなって、そうも思ったよ♪」ニコッ

千歌ママ「……………………」

千歌「だから、もしもお母さんになにか秘密があっても……お母さんが言ってくれるまで待つよ♪」

千歌ママ「……………………そう」

千歌「うん♪」

千歌ママ「……………………」グッ……

373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/28(火) 22:52:36.33 ID:nzd2XYKuO

千歌「ところで……どうやってここに来たのかはともかく、なにをしにここに来たの?それくらいはいいでしょ?」

千歌ママ「……国際警察として、ある捕獲対象の捜索をね」

千歌「捕獲……対象……?」

千歌ママ「ええ」

スィー

グライガー「グラァ♪」

千歌「あっ!グライガー!!私のバッグ!!」

千歌ママ「おかえり、グライガー。千歌を見かけたから、ついイタズラをね」クスクス

千歌「もー……」

千歌ママ「私程度のポケモン使いに、結構苦戦していたわね。鈍ってる証拠よ」クスクス

千歌「うぅ……」

リザードン「リィザ……」

千歌ママ「フフッ♪」

ガサガサ……

千歌「!」

千歌ママ「……下がって、千歌」



揺れる草むら……
茂みの中から姿を現したのは……
安価下1コンマ 00は100扱い
奇数→千歌の母が捜す捕獲対象
偶数→それ以外のポケモン

安価下1が偶数の場合
安価下2コンマ 00は100扱い
奇数→安価下3で野生ポケモン(伝説、準伝説、UB無し)
偶数→安価下3で千歌ママの手持ち(伝説、準伝説、UB、バリヤード、グライガー無し)

374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/28(火) 22:57:57.87 ID:jr9cQ59no
てい
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/28(火) 23:10:23.16 ID:nzd2XYKuO

ガサガサ……

千歌「ね、ねえ……」

千歌ママ「なに?」

千歌「お母さんが捜してるのって……」

千歌ママ「……すぐにわかるわ」

リザードン「リザ……!!」

ソルガレオ「レェオ……!!」

ガサガサ……

バッ!

千歌「!!!」



二人の前に姿を現したものは……
安価下1〜3まで多い方 連投無し
1.進化の可能性を秘めた小さな白い獣
2.毒々しさを蓄えた幼い紫の獣

376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/28(火) 23:11:34.12 ID:4y0gznhP0
1
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/28(火) 23:13:22.94 ID:NScajfkQ0
2
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/28(火) 23:17:33.70 ID:lq7kRs64O
2
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/28(火) 23:17:36.90 ID:3wURzF2g0
2
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/28(火) 23:24:06.50 ID:nzd2XYKuO

???【――――――――】



千歌「……………………?」

千歌ママ「見つけたわよ……STICKY……」

千歌「スティッキー……?この子……この感じ……」



???【――――――――】



千歌「ウルトラビースト……?」

千歌ママ「そう。UB:STICKY……通称、ベベノム」

千歌「ベベノム……」



ベベノム【――――――――】

381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/29(水) 01:22:45.62 ID:KXgqtM9SO
UBつかい の ちかっち が しょうぶ を しかけて きた !
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/29(水) 01:48:16.45 ID:fjV6cr2fO

千歌「この子が……お母さんが捜してた……?」

千歌ママ「そう。ウツロイドたちとは違い、自らの意思で国際警察の管理下から逃亡したウルトラビースト」

千歌「……?ウツロイドたちとは違い……?」

千歌ママ「ベベノム。いい子だから、こっちに戻ってきなさい」

ベベノム【――――――――】

千歌ママ「酷いことはしないわ。さあ……」スッ

ベベノム【――――――――】プイッ

千歌ママ「……………………」

千歌「……なんか、ウツロイドたちとは違う感じ。なんていうか……赤ちゃんみたい……」

千歌ママ「こっちの世界ではトレーナーが旅をするときにポケモンをもらうでしょ?ウルトラホールの向こう側……ウルトラビーストや、あちら側の人間の住む世界では、このベベノムを最初に連れていくそうよ。それだけ感情が豊かで知性が高いの」

千歌「へえ……」

ベベノム【――――――――】スィー

千歌「!」

ベベノム【――――――――】ジーッ

千歌「……?」

ベベノム【――――――――】キャッキャッ

千歌「……なんか、なつかれてる?」

千歌ママ「好奇心が旺盛なのよ。本当に子どもみたいで、娘を三人育ててきた私でも手を焼かされるわ」

千歌「ふーん……」ソッ

千歌ママ「その子の頭部には毒液がいっぱいだから気を付けてね」

千歌「おわっ!!」バッ!

ベベノム【――――――――】キャッキャッ

383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/11/29(水) 02:01:07.41 ID:fjV6cr2fO

千歌ママ「ベベノム、お願い。私たちのところへ戻って」

ベベノム【――――――――】プイッ

千歌ママ「困ったわね……」

千歌「べつにそんなに気にすることもないんじゃないの?危険な感じはしないよ?」

千歌ママ「今は……でしょ。無邪気で幼いベベノムだけど、時間が経てばそれだけ知識や力を得る。ただでさえウルトラビーストは、簡易的とはいえウルトラホールを広げることが出来るのよ?強大になったウルトラビーストが、いつまた人間やポケモンたちの世界を侵略しないとも限らない」

千歌「するとも限らないよ」

千歌ママ「可能性を摘むのが国際警察の仕事なの」

千歌「むぅ……」

ベベノム【――――――――】

千歌「こんなに可愛いのにね……」

ベベノム【――――――――】?

千歌「私はあなたの言葉がわかるよ。退屈だったんだよね。ボールの中に閉じ込められて。ちょっと遊びたかっただけなんだよね」

ベベノム【――――――――】

千歌「私、千歌。よろしくね♪」ニコッ

ベベノム【――――――――ノ」

千歌ママ「!!」

ベベノム「ベ、ノ……」

千歌「ベベノム?」

ベベノム「ベノ……ベノッ♪」ギュー

千歌「うわわっ!!」

ベベノム「ベーノッ♪ベノォ♪」スリスリ

千歌「アハハハ♪くすぐったいよぉ〜♪」

千歌ママ「私にも……声が聴こえるように……。この短時間で……成長したの……?」

ベベノム「ベーノォ……」クウゥゥ……

千歌「お腹すいたの?」

ベベノム「ベノッ♪」コクン

千歌「私も〜///」クウゥゥ……

ベベノム「ベノノノノッ♪」

千歌「エッヘヘヘヘ♪」

384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/29(水) 02:58:29.67 ID:FOaFfnaIo
1の場合のポケモンってなんだろ
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/29(水) 06:34:58.38 ID:AkEF1TFO0
初代からいるあの子では
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/29(水) 14:42:28.17 ID:fjV6cr2fO

千歌ママ「……やっぱり、危険ね」ボソッ

千歌「……!危険って……ベベノムのこと……?」

千歌ママ「……千歌。その子をこっちへ渡して」

ベベノム「ノォム……」サッ

千歌「あ……」

ベベノム「ベノ……」コソコソ

千歌ママ「……………………」

千歌「……ねえ、お母さん」

千歌ママ「ダメよ」

千歌「まだなにも言ってない」

千歌ママ「言わなくてもわかる。それはダメ」

千歌「ベベノム……私に面倒見させて」

ベベノム「ベノ……?」

千歌ママ「ダメだと言っているでしょ」

千歌「なんで?」

千歌ママ「理由を言わなきゃわからない?」

千歌「わからない」

千歌ママ「危険だから。それ以外は無いわ」

千歌「危険じゃないよ。こんなになついてる」

ベベノム「ベェノ……」

千歌「無邪気に笑うこの子のことを、危険だとは思わない」

千歌ママ「今は……でしょ。いずれウルトラビーストとして脅威になり得る可能性だってあるのよ」

千歌「先のことなんて誰にもわからない。違う?」

千歌ママ「……………………」

387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/29(水) 15:22:20.26 ID:OnJZWMjE0
国際警察の管理から自分の意思で逃げ出した?
国際警察はUBを使って生体実験でもしているんじゃあるまいな?
それとこのセリフ聞くと国際警察が何らかの意図をもってウツロイドをオハラに引き渡したみたいな言い草だな
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/29(水) 18:14:08.42 ID:b+4WCdUm0
千歌ママとバトルとかなっても、どうあがいても千歌ちゃんの圧勝で終わりそう
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/29(水) 18:26:54.56 ID:BHtz4WtzO
いやグライガーの描写からして千歌ママ、かなり強いぞ

と言うかウルトラホール内を捜索って相当危険な任務だから、それを担当している千歌ママはかなりの実力者だと思うぞ
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/29(水) 19:32:11.94 ID:AkEF1TFO0
ここのちかっちすぐ優しさ否定されるな
無償の愛と根拠のない自信は紙一重ってことか
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/29(水) 22:55:48.96 ID:fjV6cr2fO

千歌「わかろうとしないのに、知らないものを拒絶するのは間違ってる」

千歌ママ「……言うわね」

千歌「言えるだけの経験はしたよ」

千歌ママ「そうね……」

ベベノム「ベェム……」

千歌「大丈夫だよ、ベベノム」

ベベノム「ベノォ……♪」スリッ

千歌ママ「私がここで国際警察として動くことを決めれば、あなたは一躍私たちの敵になるわ」

千歌「だから?」

千歌ママ「あなたのこれまでの栄光も夢も潰えると言っているの」

千歌「……前、海未さんにもおんなじこと言われたよ。それで……おんなじこと言う。それでもいい。自分が信じられるものを信じる」

千歌ママ「出会って間もない……ついさっき存在を知ったばかりなのに?」

千歌「きっとこれは……私の運命。繋がるべくして生まれた出逢いだって、そう思うから」

392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/30(木) 00:54:52.04 ID:j5CK1LmfO

千歌ママ「……………………」

千歌「……………………」

千歌ママ「ベベノムを……どうするの?」

千歌「自由にする」

千歌ママ「無邪気なだけの子を、押さえ付けたくない……って?」

千歌「……………………」

千歌ママ「……………………」

千歌「……………………」

千歌ママ「……………………」グッ……

ベベノム「ベノ……」

千歌「……………………」

千歌ママ「ぁ――――――――」

千歌「……………………」

千歌ママ「!」



千歌ママ『どの面下げて……』



千歌ママ「……………………」ゴソゴソ……スッ……

千歌「……!」

千歌ママ「なにを言っても……曲がらないのよね。そういう子よ、あなたは……」

393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/30(木) 01:35:58.80 ID:j5CK1LmfO

千歌「モンスター……ボール……?もしかして、ベベノムの……?」

千歌ママ「その子をどうするかは、あなたに任せるわ」

千歌「お母さん……」

千歌ママ「名目上は、ウラノホシに出現したウルトラビーストの捕獲に協力……及び対象の監視と保護……ってところかしら。それなら国際警察もきっと認める」

千歌「いいの……?」

千歌ママ「苦肉の策よ。だけど、本気でバトルをしたところであなたの意思は変わらない。そんなことになれば、本当に国際警察の敵になりかねない。それくらいなら……ってことよ。千歌、あなたがウルトラビーストの力で悪事を目論んでいるのなら話は変わるけど」

千歌「そんなことしない!」

千歌ママ「そうよね。そんな考えを持っていたら……」チラッ

ソルガレオ「レェガ……?」

千歌ママ「ソルガレオに選ばれるはずもない」

千歌「ありがと……」

千歌ママ「……ただし、一つだけ条件。さっきの名目は、あくまでも私の立場を全面に出してやっと通るくらいの申請。不備があればすぐに撤回される。今のあなたはチャンピオンでもなければ、世界に名の知れた有名人でもない。ただの一介のトレーナー。ウルトラビーストを預けるには、少々ネームバリューが不足してる。だから……なってみせなさい。チャンピオンに」

千歌「……!!」

千歌ママ「それなら……誰も文句は言わないでしょうから」

千歌「……わかった」

394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 06:26:05.67 ID:QXpZL2lL0
ここまでポケモン界の闇に翻弄される主人公もなかなかいない
ほかの主人公が単純な向上心のためにチャンピオンになるのに保身のためとは・・・
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/30(木) 06:32:09.92 ID:uVTQRVh/0

千歌ママ「……………………」ポンッ

ベベノム「ベノ……?」

千歌ママ「ゴメンね。怖がらせて」ナデナデ

ベベノム「ベーノ……♪」

千歌ママ「それじゃあね」

千歌「……!帰るの……?」

千歌ママ「ベベノムが保護された以上、私がここにいる意味は無くなったもの」

千歌「保護って……私が……?」

千歌ママ「今さら……。イヤじゃないでしょ?あなたも……ベベノムもね」

千歌「……………………!」

ベベノム「ベノ?」

千歌「……ベベノム」

ベベノム「ベノッ」

千歌「私と……一緒に来る?」

ベベノム「ベノ……ベーノッ♪」キャッキャッ

千歌「……!!//////」

396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 18:25:05.05 ID:BhTY+JMK0
そもそもこうなったのはUBの管理体制が杜撰だった国際警察のせいなんだからそんな無能組織に権力振りかざされてもねぇ…
まぁ国際警察が各地方のチャンピオンの協力なしに事件を解決できた試しなんてないけどね
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 19:30:07.61 ID:XAGjfsNLO
関係ないけどアニポケより
ソルガレオのベロって黄色いんだね
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/30(木) 20:01:22.92 ID:YbJMjwGmO

千歌ママ「……………………」クルッ……

ザッザッ……

ザッザッ……

ザッザッ……






千歌「ベベノム……私の新しいパートナー……///」

ベベノム「ベーノッ♪」モギュー

千歌「〜っ///これから……よろしくねっ♪ベベノムっ♪」

ベベノム「ベノーッ♪」

399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/30(木) 22:09:02.96 ID:YbJMjwGmO

――――――――



千歌ママ「……………………」

ザッザッ……



???「おかえり」



千歌ママ「……………………」

???「その様子だと、捕獲は失敗したみたいやね」

千歌ママ「皮肉すぎて言葉も無いわ」

???「ゴメンね。……ホント、イレギュラーやね。千歌ちゃんは」

千歌ママ「ええ……。まさか……ウルトラビーストまで仲間にしてしまうなんて」

???「千歌ちゃんなら"もう"大丈夫よ」

千歌ママ「……そうね。私の娘だもの……親の私が信じなくてどうするの……よね」

???「今までだって信じてきた。信じて……支え、そして徹してきた。もうお互い、肩の荷を下ろすときが来たんよ」

千歌ママ「話すの?」

???「うん。穂乃果ちゃんには気取られた。梨子ちゃんにも。今度みんなで集まるから……せめて二人には話しておかないとね。それが、うちのけじめよ」

千歌ママ「……………………そうよね。誰のため……なんのため……そうやって理由をつけても、所詮は自分のためという欺瞞だものね。肩の荷を下ろしても、罪の意識からは逃げちゃいけない。尤も、私たちがやったのは……一生をかけても償えない大罪だけど」

???「逃げたくても逃げられない。逃げるつもりもない。うちはもう……満足だから」





穂乃果『μ's――――――――!!!!!』



μ's『ミュージック――――――――スタート――――――――!!!!!!!!!』





希「うちの夢は……もう叶ったから……」ギュッ

400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/30(木) 22:13:03.43 ID:YbJMjwGmO

千歌ママ「そう……」

希「……♪帰ろ、元の世界に♪千歌ちゃんたちも、そのうち戻るだろうしね」

千歌ママ「ええ……。悪いわね……連れてきてもらって」

希「ええんよ。うちらの仲やん……♪」ニコッ

千歌ママ「共犯者として……ね」クスッ

希「さあ、帰ろう。ルナアーラ」





ルナアーラ「ルゥナアアアアアアア――――――――!!!!!」





希「千歌ちゃん。約束の日に……また会おう♪」



キン――――――――



――――――――

――――

――

401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 22:32:36.51 ID:QXpZL2lL0
待ってるとかいう割にちかっちには真相話さないのね
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/30(木) 23:33:53.68 ID:YbJMjwGmO

――――――――

――――

――



――――――――シャドウゲート



梨子「か、は――――――――」ヨロッ

リリーゲッコウガ「コオ、ガ――――――――」グラッ



レジアイス「――――――――」

レジスチル「――――――――」

レジロック「――――――――」



レジギガス「――――――――――――――――」



梨子ちゃん「ぁ――――――――」



千歌『梨子ちゃん。全力で、勝負だよ』



梨子「――――――――っ!!!」ダンッ!

リリーゲッコウガ「――――――――ッ!!!」ダンッ!

403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/30(木) 23:48:48.89 ID:YbJMjwGmO

梨子「はぁっ……はぁ……っ!!ッハハ……巨人の眠る遺跡……なによ……案外燃えるじゃない……!!」

リリーゲッコウガ「ゲコ……!!」

梨子「強い相手とのバトルの中でだけ聴こえてくる……!!世界に溢れる音の波……!!私たちを奮い立たせる……滾らせる……!!!この音が……私たちを強くする……!!!」

ポンッ!

ランプラー「プラァッ!!!」

ガブリアス「ガアアアアッ!!!」

トゲキッス「トゥゲッ!!!」

チェリム「チェリイッ!!!」

メロエッタ「メロオッ!!!」

梨子「奏でてみせようじゃない……!!!世界で一番ステキな……私たちだけの音色を!!!」

リリーゲッコウガ「コオオガァァァァァァァァァ!!!!!」

梨子「千歌ちゃん……!!!待ってなさい――――――――!!!!!」

レジギガス「――――――――――――――――」ズガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!

ズズズ……

梨子「勝つわよ……みんな!!! 」

ズズッ……

ズズズッ…………

梨子「てやあああああああああああああああああああああ――――――――――――――――――――――――!!!!!――――――――――――――――――――――――アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアガ」リリーゲッコウガ

ギュオオオオオオオオオオオオオオオオオオ――――――――!





――――――――

―――

――

404 :中間レポート [sage saga]:2017/12/01(金) 00:09:33.35 ID:1LqPEQDPO

普段からこの駄SSをご覧いただいている方々へ、まずは感謝いたします。
本筋に決着がつき、現在はゲームでいうところのアフターエピソードのような展開となっています。大まかに、真相解明編といったところです。
あと600レス内に収まるか……ちかりこのバトルでどれだけ書いてしまうか……
終わる終わる詐欺も甚だしいですなぁ……
先に謝っておきます。このスレで終わらなかったらごめんなさい。たぶん真相解明は済むはずですので、暇つぶし程度にお付き合いいただければ幸いですm(__)m

短めですがレジギガスは登場しました。
あとは、どこかでジラーチも登場させます。

405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/01(金) 00:14:19.20 ID:qjv+rya9O

もう1スレ建ててしまってもいいのよ
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/01(金) 00:19:57.62 ID:5fo6CUkb0
乙です
もっともっと続けて良いんですよ

ネクロズマ(俺ウルトラ化したのにDEBANないのかな)
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/01(金) 00:22:10.31 ID:vzFXLgZr0
ぶっちゃけこれ以上大きなバトルあったら今度こそちかっちが過労死しかねないからな・・・

408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/01(金) 01:40:53.92 ID:1LqPEQDPO

――――――――約束の日



――――――――コウサカタウン



ソヨソヨ……

ホウオウ「…………………」バサッ……バサッ――――――――!





ザッ……

曜「コウサカタウンっ、とーちゃーっく♪」ゞ

果南「相変わらずいいところだね〜♪」

曜「そっか。果南ちゃんは来たことあるんだよね」

果南「リーグの挑戦でね♪ほら、あれ」スッ

曜「!!」

果南「あの、町の中央に建ってる大きな建物が、ウラノホシのポケモンリーグ」

曜「あそこで……チャンピオンと戦うんだ……!!」

果南「バッジを集め、四天王を倒し……チャンピオンに勝つ。全トレーナーの憧れで、一番苦しい道のり。特にこのウラノホシはね」

曜「私もいつか……!!」グッ!

果南「……♪」ワシャワシャ

曜「わわっ!?」

果南「がんばれ曜ちゃんっ♪応援してるからねっ♪」

曜「うんっ!!」

409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/01(金) 02:43:02.28 ID:XHmBpJ27O
とりあえずルナアーラに出番があって良かった…
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/01(金) 06:21:08.25 ID:vzFXLgZr0
果たしてこの世界に穂むらはあるのか
メッチャ繁盛してるんだろうな・・・
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/01(金) 08:08:10.26 ID:1LqPEQDPO

???「おーす、未来のチャンピオン」

???「元気そうずらね〜♪」



果南「おっ♪」

曜「花丸ちゃん、それに……ヨーシコー♪」ゞ

善子「ヨハネ!!」

果南「ヨハネって……やっぱり気に入ってるんだ」

花丸「里でもずーっと言い続けてたずら」

善子「クックックッ♪深淵の深き闇から……ヨハネ、堕天!!」ギランッ

曜「まあ、普通に善子ちゃんって呼ぶけど」

善子「だからヨハネよ!!」

花丸「はいはい」

善子「流すな!!」



???「相変わらず騒がしいですわね」

???「みんな、久しぶりっ♪」



善子「出たわね硬度10」

ダイヤ「しばき倒しますわよ」

花丸「ルビィちゃんっ♪」

ルビィ「花丸ちゃんっ♪」

果南「久しぶり。元気してた?」

ダイヤ「ええ、まあ。そちらも変わりないようでなによりですわ」

果南「変化に乏しいって聞こえる」クスッ

曜「強くはなりましたよ?ね、果南ちゃん♪」

果南「そうだね♪」

ダイヤ「それは結構なことですね」クスリ

412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/01(金) 19:53:48.23 ID:1LqPEQDPO

ルビィ「あれ?千歌ちゃんと梨子ちゃんは?一緒に来たんじゃないの?」

曜「あー、二人はそれぞれで後から来ると思う」

ルビィ「?」

曜「リーグ挑戦の前に、決着をつけるための特訓ってところかな」

ルビィ「決着………………ああっ!」

善子「なるほど。宿命のバトル……というわけね」

ダイヤ「千歌さんと梨子さんが……」

花丸「ライバル対決……というわけですか」

曜「私的には複雑だけどね……アハハ」



???「あら〜?もしかして、まーだ嫉妬ファイヤァァァ〜が燃え上がってるのかしら〜?」



曜「!!」

果南「鞠莉!!」

鞠莉「シャイニーっ☆会いたかったわ、みんな♪」

善子「マリー♪」

鞠莉「オゥイェース♪ニネンブゥリデェスネ〜♪」

ダイヤ「一ヶ月も経っていませんわ」

鞠莉「も〜♪細かいこと気にしないの♪老けるよ?」

ダイヤ「誰がですの!!!」

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