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ジャン「もしかして俺、入れ替わってる!?」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/14(火) 03:51:07.67 ID:Tny8+F8R0
ジャン「(その後の授業は、マルコの手伝いもあって何とか乗り切れた。実技、ここでは体育というらしいがその科目では元々の俺の記録らしい短距離走の記録を1秒縮めたらしく、先生から褒められた。)」
______学生寮104号室
ジャン「…で、手書きでちょっとわかりにくいかもしれねえが、俺のいた世界はこんな感じになってる。この壁の中に人類はいるんだ。」
べるとると「…(あれ?)」
ジャン「巨人は、でかいやつで15mとか…60mっつう特殊な奴もいるが、まぁとにかく基本的には3〜15mが多いな。壁の外にいるから、これに向かってくのが調査兵団だ。」
まるこ「ジャンも、兵士なんだろ?この…巨人とかいうのと、戦うのか?」
ジャン「はっ、ごめんだね。俺が目指してるのはこっちだ。一番安全なところ…内地だ。ここには憲兵団がつく、だから俺はそっちを志願してる。調査兵団になりたいなんて抜かす奴は、命知らずの死に急ぎ野郎だけだ。」地図トントン
まるこ「そうか…」ホッ
ジャン「おっと、憲兵団ってのは誰にでもなれるわけじゃないぜ?優秀な上位10名者のみが志願する権利を得られる。」
らいなー「なれそうか?」
ジャン「今は断言できないが、まぁ俺の実力と周りの実力を見る限り…俺は5位くらいには入れると思うぜ。」
らいなー「すごいじゃないか」
べるとると「ね、ねぇ…どうしてここの壁の中には、人類が住んでないんだ?」
ジャン「あ?あぁ、そこは…前は住んでたんだが、巨人に侵攻されたんだよ。ひどい話らしいだよな、ウォールマリアっつうんだが…ここが突破されただけで、数十万の人間が死んだんだ。食糧不足も酷ぇせいで、俺ら兵士にも薄い味のスープと味気のねえパンしか配給されねえ。」
べるとると「そう、だったんだ…理解行ったよ。」
らいなー「……そう、なのか…」
ジャン「ここはすごいよな。屋内に入れば快適で、あたりを囲う壁も…巨人もないんだろ?飯にも恵まれてて…正直、羨ましくて仕方ねえよ。」
まるこ「ジャン………」
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