冷泉麻子「モテ度測定メガネか」沙織「後には引けない戦いです」【安価・コンマ】

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 00:56:03.61 ID:sRhkzlW30
十刃さんチームはそれぞれが非モテの形を司ってるんやろなぁ
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 13:17:22.46 ID:Uxgf4Suj0
紗希ちゃん:無関心
愛里寿:執着
みほ:崇拝
ノンナ:偏愛
桂利奈:幼女
ルクリリ:油断
あゆみ:忘却
桃:厚顔

うーん、なんか違うかな…?
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 13:23:03.88 ID:k30zNpkSO
>>460

桃「厚顔ってどういう意味だ!」
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 17:28:35.11 ID:VeFdzFIj0
祝、サンテレビ、ガルパン、劇場版、地上波初放送、18時30分放送開始
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 18:17:52.58 ID:Uxgf4Suj0
《モテ度50チーム》


アズミ「あの…」

しほ「何か?」


アズミ「いえ、何でもありません…」



アズミ(なんで私西住流の家元とコーヒーブレイクしてるのかしら…)

しほ「先に言っておきます」

アズミ「は、はい!」


しほ「この勝負…おそらく西住流が負けるでしょう」

アズミ「!?」



アズミ「どういうことですか…?」

しほ「これ以上は言う必要はありません」


アズミ「と、なると…私たちの隊長が勝つと!?」

しほ「これ以上は言えません」


(ぴらっ)


しほ「あなたもあの踊りはしたくはないでしょう?数少ない50代の仲間ゆえに、少しのアドバイスです」


アズミ「…え?」


しほ「今回は…モテ度を計測したすべての人に『勝敗を予測してもらう』らしいわ」

アズミ「え…」




※あんこう踊りをしてもらうのは『負けたチームの人』『予想を外した人』と、なります



アズミ「えええええーっ!?」
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 18:20:13.52 ID:AwD34iJUo
家元は本当に頭の良いお方
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 18:21:40.63 ID:V99EmdX5o
俺らもアンコウ踊り踊らなければいけないのか…
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 18:32:25.42 ID:Uxgf4Suj0
>>465
予想を当てればセーフ


アズミ「ウソでしょ!?そんな馬鹿な…!?」

しほ「もちろん外せば私や島田流の家元もすることになるわ」


アズミ「頭がおかしくなりそうです」

しほ「モテ度を計測するスレだったのになぜか試合が始まる>>1のようね」

アズミ「何を言ってるんですか!?」


アズミ「いやぁああああ!!!」

しほ「かくも世の中は残酷なのか…」



アズミ「と、とにかく!『西住流が負ける』!これが西住流家元の判断なんですね!」

しほ「その通りよ」



アズミ(落ち着いて…こういう時、どう考える…!?)



アズミ(嘘の可能性も…!?とは言うものの、私は西住流の家元に恨みを買われる覚えはない)

アズミ(あるとすれば、『島田流』だから恨んで…?)


しほ「それはありません」

アズミ「心を読まないでください!?」


しほ「仮にもあなたは大学選抜戦の副官…これ以上のヒントはいらないはずでは?」


アズミ「!」



アズミ(正直もっとヒントはほしいわ…でも彼氏いない歴2x年…そんな私の考えは…)


(キュッ)

アズミ「…これですね」

しほ「…」



アズミ:『勝利:非モテチーム』



アズミ「ともかくこれで安心できますね」

しほ「そうね」



《あんこう踊り回避エンド》


千代「…そうね」

亜美「私はこう思いますよ」

千代「ええ。これが間違いないわ」


千代「島田流が、負けるわ」

亜美「はい」
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 18:46:49.30 ID:Uxgf4Suj0
《代理モテ度50チーム》

ナカジマ「おーい、ケイさーん」

ケイ「OH、来てくれたわね!」


麻子「すまないナカジマさん…おんぶしてもらって…」

ナカジマ「別に気にしなくていいって」

麻子「この借りは必ず返す…」


ナオミ「んで、どう見る?このファイアフライ」

ナカジマ「よく手入れされてると思うよ?けど…あくまでナオミさんのチームようになってるんでしょ?」


(ぱかっ)


ナカジマ「冷泉さんが運転しやすいように少しいじっていい?」

ナオミ「問題ない」




ローズヒップ「ところで通信士って何をすればいいんですの?」

麻子「他チームとの連携と、状況把握…あとは彼氏ができないとか言っておけばいい」

ケイ「それ、サオリの話よね?」



ナカジマ「ふんふん…さすがはファイアフライ」

ナオミ「いじりやすいでしょ?」

ナカジマ「ホントにね。レオポンと比べるともう…」

ナオミ「あれは特殊すぎる逸品だしね…っていうかなんで大洗にあれがあったの?」

ナカジマ「君みたいな勘のいい砲撃士は嫌いだよ」

ナオミ「あっ、はい」
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 19:04:18.82 ID:Uxgf4Suj0
ケイ「それじゃ、簡単な作戦を立てるわよ!ガーっと行ってドーンとたたく!以上!」

麻子「わかった…」

ローズヒップ「お任せですわー!」


ナオミ「ケイ、それだけじゃ明らかにまずい。というか簡単にもほどがある」

ナカジマ「私の装填の問題もあるしね」

ケイ「え?そうなの?」

ナカジマ「一応私本職は車長と通信士だから…」

麻子「ナカジマさんは何でもできるから大丈夫だ」

ケイ「と、いう事よ!後輩からのお墨付きよ!」

ローズヒップ「さすがですわー!」

ナカジマ「えぇ…まあ、努力しますけど」




麻子「…ところで本当の策はなんだ」

ケイ「本来の策は…」




ナオミ「…まじか」

ナカジマ「さすがにそれは…いや、でもツチヤなら…」

麻子「が、あのセンチュリオンを止めるにはそれくらいしないといけないだろうな」

ローズヒップ「対戦した麻子さんがそういうなら間違いないですわね…!」

ケイ「全く、あの堅物のマホがこんな策練るのが一番のびっくりよね」
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 20:08:51.31 ID:Uxgf4Suj0
ケイ「ま、細かいことは気にしても仕方ないわ!私たちは私たちらしくいきましょ!」

ローズヒップ「なるほど…これがサンダース流なんですわね!」

ナオミ「むしろケイ流だな」



麻子「それじゃあ、すこし練習したい。マニュアルはあるか?」

ケイ「ないわ!」

ナカジマ「えぇ…」

ケイ「これは戦争じゃない!戦車道よ!マニュアルなんて読んだら戦車が泣くわ!」

ナオミ「単純においてきただけだろ」



麻子「仕方ない…睡眠学習だ」

ローズヒップ「お任せですわー!」

ナカジマ「何が!?」


ローズヒップ「麻子さんが寝ている間にぼそぼそと運転の仕方を伝えますの!」

ケイ「小さい声より大きい声のほうがよく伝わるんじゃないかしら」

ローズヒップ「!なるほど!」




ナカジマ「…大変なんですね」

ナオミ「まあ、あれもいいところだからね」




《ナオミ副隊長の憂鬱エンド》
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 20:14:03.13 ID:Uxgf4Suj0
柚子「どこも楽しそうだね」

梓「って、外したら私たちもあんこう踊りー!?」

園「こんな大人数あんこう踊りなんて…風紀がどうなることか…!」

ねこにゃー「うう、OVAの時にはいなかったからシーンがなかったのに…」

柚子「こんな格言を知ってる?『死なばもろとも』」

梓「怖いですよ!?」





柚子「そんなわけで、次は安価↓2チーム見てみましょうか」
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 20:15:16.23 ID:XrFwmXld0
40
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 20:15:22.59 ID:h3BlpNyRO
ワニさんチーム
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 21:05:34.84 ID:Uxgf4Suj0
《ワニさんチーム》


カエサル「夢のようだね、ひなちゃんと同じ戦車に乗れるなんて」

カルパッチョ「そうね、たかちゃん…!」



エリカ「イラつくわね」

カエサル「いやいや、ちゃんとやるから試合では!」

エリカ「本当よね…?っていうこ30代はメンバーが少なすぎなのよ!」


カルパッチョ「私とたかちゃんで装填手がかぶってますからね…」

エリカ「操縦士もいないし…」


ホシノ「私がいるじゃんか」

エリカ「ホシノ…さんは砲手よね?まあ大洗1速い女の異名を持つし…少なくとも私たちよりかは一番マシだと思うわ」

ホシノ「おお、黒森峰の副隊長から褒められたぞ、カエサル」

カエサル「さすがはホシノさんですね」

カルパッチョ「たかちゃーん…私だけを見てー…」

エリカ「怖い!」




エリカ「全く…いい!?負けたらあんこう踊りなのよ!?わかってるの!?」

ホシノ「…ところで1つ疑問なんだけど」

エリカ「何よ!」


ホシノ「なんであんこう踊り知ってるの?」


カエサル「言われてみれば」

カルパッチョ「なんででしょう?」



エリカ「え?ゆ、有名だからに決まってるじゃない!」
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 21:19:55.81 ID:Uxgf4Suj0
ホシノ「そうかぁ?大洗の学生艦は廃校まで追い込まれたんだぞ?逆に言えばそれだけ『何も実績がなかった』んだ」

カルパッチョ「ウチはパスタとかで有名ですからね。あよと服飾関係」

カエサル「ひなちゃ…カルパッチョは服飾関係のほうを?」

カルパッチョ「そうね。たか…カエサルはどっちが似合うと思う?」

カエサル「カルパッチョなら何でもできるさ」

カルパッチョ「カエサル…けど、横にあなたがいてほしいわ」

カエサル「ああ、お安い御用さ」



エリカ「…長ーい!なんで私が突っ込み役なのよ!そういうのは武部とかアンツィオの隊長にでも任せておけばいいのよ!」

カエサル「すいませーん」

カルパッチョ「総帥は突っ込み上手ですからねぇ」



ホシノ「…話を戻してもいいかい?」

エリカ「な、なんの話だったかしらね…」

カエサル「ほら、あんこう踊りをなんで知ってるか」




カルパッチョ「…みほさんを調べていて」

カエサル「あんこう踊りに行きついたと」

ホシノ「かわいらしい理由じゃん」

エリカ「」///


475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 21:45:59.04 ID:Uxgf4Suj0
カルパッチョ「エリカさんも私みたいに素直になればいいのに」

エリカ「べ、別にみほのことなんてなんとも思ってないわよ!」

ホシノ「『べ、別にみほのことなんてなんとも思ってないわに!』」

カエサル「そっくりですね!ミモスみたいですよ」

エリカ「ワニって何よ!あとミモスって何…!?」


エリカ「うう、これだから大洗は…」

カルパッチョ(私はアンツィオなんですけどね…)

ホシノ「まあ、私らはエリカを信じて動くからさ」

カエサル「その通りだ」

カルパッチョ「エリカさんの指示を信頼して動きます!」

エリカ「そうね…とりあえず乗ってみようかしら」





ホシノ「なんだコレ!?おっそ!?レオポンのほうが早いぞ!?」

カルパッチョ「た、弾が重い…!」

カエサル「当たらんな…左衛門佐はすごいな…」


エリカ「どうしようかしら…いや、本当に」


カルパッチョ「私は練習すれば少しは…慣れていないだけですし」

ホシノ「改造してスピード上げていい?」

エリカ「改造禁止でしょ!?」


カエサル「よく考えたら砲手をするなんて初めてだ…」

エリカ「全く…借しなさい」



カルパッチョ「…なんだかんだ面倒見はいいんですね」

エリカ「あたりまえよ。いくらエキシビションみたいなものとは言え…負けたら癪だわ。それに…」

カエサル「西住隊長のためだな」

エリカ「…ええ」

カルパッチョ「コレが終わったら改めてゆっくしお話してみたらどうかしら?」

カエサル「それだ!」

エリカ「勝手に決めないでよ!…でも、考えてあげてもいいわ…」


ホシノ「とりあえず、モーターいじるか…」

エリカ「改造はやめなさい!」



《ツンデレワニエリカエンド》
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 21:54:51.07 ID:zC9BCPqD0
エリカさんは苦労性
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 21:56:14.53 ID:Uxgf4Suj0
柚子「意外と皆さん仲良くできてますね」



あゆみ「一番残念な私ですよー…モテ度は非モテ十刃、戦車道の試合もノンナさん相手じゃ勝てませーん…」

紗希「河嶋先輩より私のほうが目立つ…」

梓「紗希は書きにくいからね…あゆみはドンマイ。いろんな意味で」


ねこにゃー「ボクも70代チームのそうが厚いから…」

そど子「同じく80代もね…はぁ…」

パゾ美「出番がないのは仕方ないよね…大洗はネームド多いし…」


柚子「個人的にはもう少しケンカとかあるかなぁ、と思ったんだけど」

梓「一番そういうこと言いそうな逸見さんがおとなしいですからね」

そど子「あのメンツじゃね…」



柚子「さて、後2チーム見たら試合が始まる感じね」


梓「それでは、安価↓2です!」
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 21:57:10.83 ID:WpYSyp8j0
した
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 21:57:13.76 ID:iis/huyQO
カンテレさん
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 21:58:53.09 ID:V99EmdX5o
>>476
でも、ある意味自業自得。

あんな面倒くさい性格では自分から進んで手助けしようと思う人は少ないと思う。
(みぽりんか小梅ちゃんくらいじゃね?)
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 22:28:29.11 ID:Uxgf4Suj0
《カンテレさんチーム》


(ポロロン…)

ミカ「この勝負…本当に意味のある試合なのかな?」

杏「あるある」

左衛門佐「左様。負けたら末代までネットにアップされてさらし者になるぞ」

あや「また男友達に逃げられちゃう〜…」

スズキ「私には逃げる男友達もいないわよ?だから大丈夫」

あや「大丈夫な意味がわかりませんよ〜!!」



ミカ「…会長さん、この試合の罰ゲームやめましょうよ」

杏「ダメだよー?あと私もう会長じゃないし」

ミカ「いや、まあ…勝てるかなぁ」

あや「愛里寿ちゃんいるし勝てるんじゃないのかな?桂利奈ちゃんの運転が心配だけど」

スズキ「やればできる子だし大丈夫でしょ」

左衛門佐「しかし、このチーム砲手率が高いな」


杏「そういえばそうだね」

あや「変わります?」

左衛門佐「いや、一番命中率の高いのは会長だ。ミカ殿も申し訳ないが車長に専念してほしい」

ミカ「ああ、わかったよ」


スズキ「とはい言うものの、私の運転大丈夫かな」

あや「え?自動車部だし大丈夫じゃないですか?」

スズキ「初めて乗る戦車だし、私あの4人の中では一番うまくないのよ」

左衛門佐「なるほど…織田四天王で一番知名度の薄い『滝川一益』のようなものか」


あや「『やつは四天王の中でも一番の小物…』ってやつだ!」

杏「だとしても私らの中だと一番運転うまいでしょ?」

ミカ「ああ。とりあえず、乗って確かめてみるかい?」

スズキ「そうだね」
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 22:45:07.27 ID:Uxgf4Suj0
スズキ「よっと…なんか無駄にたくさん…ナニコレ?自動車のハンドル?」

ミカ「ああ、それはもし履帯が壊されたときに使うんだ」

杏「天下のクリスティー式だからねぇ」

あや「アイスティー?」

左衛門佐「伴天連の言葉はわからんな…」





スズキ「なるほど…こういうシステムなんだ」

ミカ「ちなみに私はコレで指示出すからみんなついてきてくれるかい?」

杏「問題なーし」

左衛門佐「難しいが…車長命令だ」

あや「いやいや!絶対無理でしょ!?」

ミカ「考えるな、感じろ」

左衛門佐「おお、燃えよドラゴンか」

スズキ「一応指示にはのるよー」




(小一時間後…)



(ポロン)


あや「こっち回ります!敵はいません!」

左衛門佐「会長!入れたぞ!」

会長「りょーかーい!」



ミカ「トゥータ!」



(どおん!)


483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 23:05:01.90 ID:Uxgf4Suj0
あや「いやー、意外とわかるもんですねぇ」

杏「だねぇ。あ、干し芋くうかい?」

ミカ「いただくよ。もって帰ってもいいかい?」

杏「痛みはしないけどすぐ食べたほうがおいしいよ?」




左衛門佐「しかし、あのように楽器を奏でるのは面白い試みだな」

スズキ「そうね。ウサギさんチームもどう?」

あや「梓にできそうな楽器…」



あや「!リコーダー!」

左衛門佐「それだ!」

スズキ「指示ができないじゃない」



梓『ピー…ピー…ピー!!』




あや「面白いからありじゃないです?」

左衛門佐「以前は我らもまねたのだがな…不協和音になってしまったんだ」

杏「私も河嶋先輩になんかやらせようかなー」


ミカ「これは難しいからね。人数が少ないチームは1人の負担が多くなる」

杏「あー、そっか」

左衛門佐「現状乗員に達しているチームはあんこうだけか…」

スズキ「今回はミカさんの音楽に乗る程度ね」




あや「…あれ?おかしくない?」

484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 23:21:03.07 ID:Uxgf4Suj0
杏「なぜか河嶋先輩になってるよ…河嶋ねー」



ミカ「何がだい?」

あや「前継続さんのチームメイト見たけど3人しかいなかったような…」

ミカ「…」



杏「…前々から思ってたけど、砲手ってできるの?カンテレ弾きながら」

ミカ「違う、風が導いてくれたんだよ」

左衛門佐「意味が分からんぞ…」




ミカ「…ま、まあ確かにアキの負担が大きいと前々から継続高校では問題になっているんだ」

あや「ですよねー」

左衛門佐「学校で問題になっているのか…」

杏「でもいいんじゃない?かーしまと違ってできる子だし」

スズキ「楽器でモチベーション上げてるからね」



ミカ「今回も楽器をさせてもらうよ、禁止にはされていないしね」



《ミカさんは謎が多い エンド》



485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 23:34:20.01 ID:Uxgf4Suj0
柚子「みんなー、予想は立てたー?」


「「はーい!」」


柚子「それじゃあ発表していくねー」



モテチームの勝ち
・柚子、ルクリリ、そど子、ニーナ、細見、ルミ etc…



非モテチームの勝ち
・梓、ねこにゃー、あゆみ、絹代、アズミ、メグミ etc…


梓「あれ?こんなたくさんいましたっけ?」

柚子「8校の戦車道受講者全員が投票してるからね。直下さんとかマウス子さんとかも入ってるし」

そど子「なんだかとんでもないことになりそうね…」

ねこにゃー「どっちが負けても30人以上のあんこう踊り…」





メグミ「ええ?!なんでモテチームに勝つって入れたの!?」

ルミ「なんとなく!こういう勝負事は適当が面白いっ!」

アズミ「『狂気の沙汰こそ面白い…』ってことね」




ルミ(なーんてね!私は蝶野教官と家元の話を聞いちゃったの!『島田流が負ける』ってね!意外だけど、あの二人が言うんだもの!間違いない!)

アズミ(西住流の家元が『西住流が負ける』って言ってたのに…ギャンブル弱いわねぇ)

メグミ(隊長に勝ってほしいなぁ)




柚子「それじゃあ、安価↓2チームのチームを最後に見ましょう!」
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 23:37:38.02 ID:6I7ULplMO
アンチョビさんチーム
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 23:37:38.41 ID:y5orfXzF0
60
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 01:06:04.72 ID:g0LrQ2lSO
>>484
外見だけなら先輩でも違和感無いような……
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 11:58:22.92 ID:qtvlBMAy0
なるほど、家元同士の見極め対決でもあるのか
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 12:42:50.23 ID:OGVHBNo2o
モテチーム、非モテチーム両方に西住流はいるけど、島田流は非モテチームだけだな。
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 15:59:28.64 ID:9i19KqDSO
西住流の薄い本の数が島田流と西住流のモテ度の差を現してる
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 16:39:04.96 ID:8FpBCoCto
それは登場時期なんなも考慮すべき
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 17:00:48.94 ID:HJXT6y3nO
言う程明確な差は無いでしょ、親子共々人気だし
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 17:33:00.57 ID:esiHi4eAO
隊長内だと
まほ>ダー様>チョビ子>愛里寿>みほ>ミカ>カチューシャ>ケイ>西さん

なイメージだな、薄い本の数
だが…薄い本の数を争うことに意味があるとは思えないな
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 18:02:41.03 ID:WLoJw1T9O
おかしいな…俺の手元には愛里寿とカチューシャの本しかないぞ
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 18:05:46.05 ID:tuNxm3JVo
ケイさんが人気ないって聞いたのが本当に不思議だわ
いい人だし普通に可愛いのに
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 19:37:36.83 ID:v/wMx+gcO
金髪枠はダー様がでかすぎる
ガルパン 金髪キャラ ってなると間違いなく最初にダー様、次にカチューシャってくるし
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 20:50:31.05 ID:o7LQMbHSO
こんな格言を知ってる?
勝てば官軍負ければあんこう
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 21:32:57.27 ID:J4sVX7F/o
踊るあんこう見るあんこう
同じあんこう踊らにゃ損々
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 22:19:36.10 ID:g0LrQ2lSO
負けたら「アアアンアン!」

勝ったら……?
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/24(金) 22:20:43.84 ID:jcvZna9P0
《パスタ&レオポンチーム》


アンチョビ「…と、いう事だ。マカロニ作戦なんてショボい作戦じゃないぞ!」



優花里「と、いうよりまほ殿も相当なギャンブラーですねぇ」

おりょう「我らにそのような役目を託すとは…まさに坂本龍馬ぜよ」

典子「でも、燃えるよね」

ツチヤ「おうよ!…あと、アンチョビさん、そういう作戦立案とかちゃんとできるんですね」

アンチョビ「ちゃんと、ってなんだ!」

優花里「正直ノリと勢いだけの人だと思ってる人いますからねぇ」

アンチョビ「ひどくないか!?」



優花里「だって『ドゥーチェ!ドゥーチェ!』ってすごい笑顔だったんですし」

アンチョビ「なんで知ってるんだ!?」

典子「そういえば前偵察動画で見たね」

おりょう「あれはノリと勢いしか頭にない顔ぜよ…」

ツチヤ「マジでか!?見たかったなー…」

優花里「ありますよ、ここに!」

ツチヤ「よし、でかした!」

アンチョビ「じゃなーい!なんで持ってるんだよ!!」



『ドゥーチェ!!ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!』



ツチヤ「うわー、すごいいい笑顔」

アンチョビ「チクショウ!」



典子「でも、この笑顔をつぶしたのが私たちなんだよね…」

優花里「…はい」

おりょう「悲劇、ぜよ…」


アンチョビ「なんで暗くなるんだよ!?」
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/24(金) 22:43:21.35 ID:jcvZna9P0
アンチョビ「いいか!今は私たちは『パスタ&レオポンチーム』なんだ!過去のしがらみは捨てろ!」

典子「まあそこまで気にしてないですけど」

優花里「2回戦はおいておいて…」

おりょう「でも、突撃砲どうしのぶつかり合いは熱かったぜよ?」

ツチヤ「アレ見れなかったんだよねー…レオポンの修理のために」

アンチョビ「お前らアンツィオに恨みでもあるのか!?」



アンチョビ「うう、私に威厳がないからか…?」

優花里「威厳がある隊長なんてまほ殿しかいないと思いますが…」

典子「西住隊長は『威厳っ!!』ってわけじゃないしねー」

おりょう「他も面白外人みたいなもんぜよ」

ツチヤ「日本人なのにねー」

アンチョビ「言われてみればそれもそうだな…」



優花里「実際アンツィオを1人で立て直し、1回戦突破を果たしたアンチョビ殿は結構有名ですよ?」

アンチョビ「お、おお!そうなのか!?」

優花里「ただ、完全に0だった大洗を率いて優勝した西住殿のせいで完全に影が薄くなってますが」

アンチョビ「だよなぁ!!みほのほうがめっちゃすごいもんなぁ!」



アンチョビ「歴女はまだわかる」

おりょう「ありがたいぜよ」

アンチョビ「自動車部もわかる」

ツチヤ「ありがとうございます」

アンチョビ「戦車マニアもわかる」

優花里「そうですね!」



アンチョビ「バレー部!お前ら何なんだ!」

典子「バレー部です!」


アンチョビ「おかしいだろ!お前ら昔戦車道の有力選手だったのか!?」

典子「いえ、まったく!素人でした!」

アンチョビ「天才かよ!?」

典子「いえ!根性です!」



アンチョビ「…来年のアンツィオはノリと勢いと根性にしよう」
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 22:52:20.37 ID:OGVHBNo2o
ああ、
アンツィオと根性って相性良さそうだな。
北関東のヤンキーの集まりっぽい所だし…
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 22:54:34.80 ID:BjhhU7PDO
どうやったら0からあそこまでにできるんだろう…流石は西住流なのか
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/24(金) 22:57:31.81 ID:jcvZna9P0
アンチョビ「実際うちの子らも悪い子だとかダメな子じゃないんだよなぁ…けど、頭が…」

典子「いえ!それ以上に戦車のスペックが足りないと思います!」

アンチョビ「八九式に乗ってるやつに言われた!?」



優花里「実際、現状では厳しいのは間違いないかと…戦力の大半が軽戦車ですからね…」

おりょう「ウチですら『M3』『W号』『3突』と火力はそこそこそろってたしの」

アンチョビ「でも、アンツィオにはP40があるから…」

ツチヤ「あれってスペック的にはW号と大差ないらしいですね」

アンチョビ「言うな!」



優花里「仮に今のウチと試合したとしたら…」

アンチョビ「P虎が抜けん、ルノーも固い…手の内はばれてる…」


おりょう「積みだな」

典子「ゲームセットです!」

ツチヤ「ドリンクバードヨウビだね!」


アンチョビ「そう思うと、みほもそうだが大洗は化け物だらけだな…」

優花里「けど、そんなことばっかり言ってられませんよ?なにせ…」


優花里「明日の相手は西住殿なんですから…」

アンチョビ「…だな。よし、もう少しみほのエピソードをチェックだ!」

「「オーっ!!!」」



506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 22:58:55.51 ID:o7LQMbHSO
みほアリスがボコの着ぐるみ着て数値上がるか後で検証してほしい
上がったら十刃の理由はキチボコじゃなくなる
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/24(金) 23:15:06.13 ID:jcvZna9P0
アンチョビ「…レベルが違いすぎるな」

優花里「確かにそうですね。隊長や車長としての…」



アンチョビ「そこじゃない。単純に思考のスピードだ」

おりょう「思考のスピード?」

アンチョビ「ああ。みほの経歴を調べたが…みほって隊長の経験は大洗に来る前はないんだ」

典子「え?でも副隊長はしてたんじゃ…」

アンチョビ「いや、副隊長と隊長の役割は違う。ピザとピッツァくらい違う」

ツチヤ「ち、違いがわからない…」



アンチョビ「副隊長はただ隊長のサポートだけじゃなく、隊長と真逆の視点がいるんだ」

典子「ふむふむ…」


アンチョビ「基本は、隊長が話を決め、他でサポートする…そのうえで副隊長には柔軟な対応が迫られるからな」

ツチヤ「本当にノリと勢いだけの人じゃなかったんだ…」

アンチョビ「おいっ!?」




アンチョビ「例えば別動隊に副隊長をリーダーとした3両の編成を作るとする…しかし、大洗なら八九式、3突、三式だとしよう」

優花里「フムフム…」

アンチョビ「指示は『偵察および状況において攻撃』相手の戦車…そうだな、M4シャーマンを1両を発見した。さて、これをどうする、というものだ」



おりょう「明らかにこっちが有利だし攻めに行くのが定石…」

ツチヤ「まあ、間違いなく攻撃!だよねぇ」

典子「いや、問題はなぜM4シャーマンが1両だけ、って点だと思う」

優花里「そうですね。相手も偵察なのか、それとも釣りのためのおとりなのか…」


アンチョビ「バレー部ぅ!!うちに来てくれえええ!!!」

典子「いやですよ!?」
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/24(金) 23:34:23.01 ID:jcvZna9P0
アンチョビ「ちなみにうちでこのテストをやったら全員攻撃だ!!!って意見だった」

典子「ですよねー」

おりょう「ん?ひなちゃんもか?」

アンチョビ「ああ…カルパッチョは見た目から誤解されやすいが…ペパロニより熱くなりやすい」

ツチヤ「あの見た目で…想像できない…」

優花里「よく雑誌に載るレベルですからねぇ」





典子「あの、ところでコレの答えは?」

アンチョビ「ん?ないよ?」

典子「ええっ!?」


アンチョビ「それこそ本当に偵察なのかもしれないし、釣るための囮かもしれない」

おりょう「これが囮教育か…」

ツチヤ「サスケェ!」

アンチョビ「お前ら仲いいな!?」



アンチョビ「ただ、断言できるのは、みほならシャーマンが見えて1秒以下で答えを出せる」

優花里「それは間違いないです」

アンチョビ「隊長に必要なのは決断力だ。副隊長に必要なのは柔軟な発想だ。そして…みほにはその両方がある」



おりょう「確かにそれはそうぜよ…」

典子「前、黒森峰戦を見たけど、西住隊長が想定外だったのは『黒森峰の電撃戦』と『マウス』だけだったんだって…ほかは全部想定の範囲内だったって」

ツチヤ「うそん…」

優花里「確かにそういってましたね…」


アンチョビ「…よし、逃げるか」

優花里「何を言ってるんですか!?」

アンチョビ「いやだってあんこう踊りしたくないし」

典子「それは根性が足りませんよ!!」

おりょう「我らはもはや薩長同盟ぜよ…!」

ツチヤ「P40チューンアップするから!」
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/24(金) 23:38:34.54 ID:jcvZna9P0
アンチョビ「…お前たち」


優花里「はい」

典子「なんでしょう!」

おりょう「何ぜよ?」

ツチヤ「なんですか?」



アンチョビ「明日の試合、頼むぞ」

おりょう「当然ぜよ」

ツチヤ「レオポンを一番使えるのは私ってことを証明してやる!」

優花里「もちろんです!勝ちましょう!」

典子「私たちにはすべてがあります!メカニック!幕末!戦車!パスタ!そして根性!!」



アンチョビ「…いい言葉だな。根性」




アンチョビ「よーし、みんな!このノリと勢いと根性を試合にもっていくぞ!!」



「「「「おーーーっ!!!!」」」」




《大事なのはノリと勢いと根性 エンド》
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 23:40:25.76 ID:LCUTZuRl0
もう試合の流れは大方組んであるのかな。それとも運要素あり?
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/24(金) 23:42:09.75 ID:jcvZna9P0
沙織「あ、みぽりーん」

みほ「どうしたの沙織さん」

桃「白昼堂々偵察とはいい度胸だな!我々『十刃』さんチームは偵察されようと困ることはないが…」

ノンナ「放置するのも士気にかかわりますね」


沙織「ひえええ・・そ、そういうわけじゃないんです!みぽりん、コレ!」

みほ「あ、私のパンツァージャケット」

沙織「前は制服で計測したからああなったのかもしれないからさ、こっちならどうかなって」

みほ「わかったよ!」





沙織「それじゃあ計ってみるね!」


みほ「うん、よろしくね!」



沙織「判定↓1です!」
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 23:43:21.51 ID:17dne20Do
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 23:43:49.80 ID:4hhX4sNu0
50アップか
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 23:46:17.76 ID:FL/S5vo7O
普通だ
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 23:47:01.27 ID:0VncMv/No
コスでモテ度が増減してしまうなら一度全員全裸になって素のモテ度を計り直すべきではなかろうか
ルクリリのように
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/24(金) 23:53:52.66 ID:jcvZna9P0
西住 みほ(パンツァージャケット)…判定51


みほ「わぁ!50も上がったよ!!」

桃「うん…」

ノンナ「非常に反応に困りますね…」

みほ「え?」



桃「母親に勝ててないからな…」

みほ「」


愛里寿「それは私もだから…」

沙織「なんというか、女子力の問題な気がしてきたよ…この試合終わったら鍛えてあげようか?」

みほ「お願いします…」



桂利奈「なんで沙織先輩彼氏ができないんだろう…」

沙織「うるさいそこ!」


ノンナ「家事万能、性格は女神、顔もカチューシャには及びませんがかわいらしく、頭も悪くない。そのうえでスタイル…スタイル?」

桃「武部は…まあ…その…」

沙織「別に太くないもん!」


ノンナ「…ですが、それでも魅力になる程度に肉付きもいい。運動はそこそこですが、それも男子にとってはちょうどいいくらい…」

沙織「ノンナさんに褒められるとなんだか不思議かも…」

ノンナ「…ガツガツいきすぎなのでは?」

沙織「それだ!」



517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/24(金) 23:58:39.70 ID:jcvZna9P0
>>510 

試合展開は決めてます

みんなも予想してね!

外れたらシベリア送り25ルーブルかあんこう踊りです



モテチーム
ティーガーT(とらさんチーム)T34/85(ねずみさんチーム)チャーチル歩兵戦車MK.Z(紅茶さんチーム)シャーマン・ファイアフライ(ホタルさんチーム)
ポルシェティーガー(パスタ&レオポンチーム)


非モテチーム
センチュリオン(『十刃』さんチーム)パンターG型(ほしさんチーム)ティーガーU(ワニさんチーム)BT-42(カンテレさんチーム)T34/85(オオカミさんチーム)



それではまた明日

遅くても月曜には終わりそうだね…


長くなって申し訳ない

518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 23:59:44.78 ID:LCUTZuRl0
強すぎるが故の負けフラグってあるよね
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 00:15:59.80 ID:flF+z5bk0
とりあえずあんこうチームは制覇したし、次はうさぎさんチーム主体にするかねえ…

非安価なら
副隊長・ウォー!か大洗対策大会議か彼岸島×ガルパンか…

安価なら
戦車魔改造かみんな転校です!か学年対抗戦です!

のどれかだなぁ
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 01:35:44.34 ID:uw1ViDySO
みんな!干し芋は持ったな!行くぞォ!
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 12:12:39.49 ID:dA78lOsU0
ここのシリーズでカルパッチョを見る目が変わってきたw
オーディオコメンタリーでもアンツィオにカルパッチョがいる意味が議論されたてけど、

>>アンチョビ「ああ…カルパッチョは見た目から誤解されやすいが…ペパロニより熱くなりやすい」

確かにこうなんだろうな
三突との一騎打ちするぐらいだし
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/25(土) 22:53:42.14 ID:flF+z5bk0
《試合当日です!》



亜美「それでは、ただいまより世界戦への選抜を目標とした、エキシビションマッチを開始します!」


亜美「Aチームは島田愛里寿を中心としたチーム!Bチームは名門校の隊長、特に黒森峰を中心としたチームとします!」





柚子「解説の小山柚子です」

そど子「同じく園みどり子よ」

梓「同じく澤梓です」


そど子「モテ軍VS非モテ軍じゃないの?」

柚子「公式でそんなこと言ったら非モテ軍が悲惨すぎるでしょ?」

梓「でも、なんだかんだみんなモテますよね?…あゆみと紗希はおいておくとして」






あゆみ「どうなるかな?」

紗希「…」

ねこにゃー「非リア充のボク的には非モテ軍に勝ってほしい…」

あゆみ「モテ度70代のくせに…!」






亜美「それでは、各チーム隊長、副隊長!前へ!」



愛里寿「…」

エリカ「…」


そど子「え?逸見さんが副隊長なの?」

柚子「一応隊長車に副隊長が乗るのはあんまり適切じゃないみたいだし万が一の場合の指揮は逸見さんがするみたいよ」

梓「そうなんですか…」


まほ「…」

カチューシャ「…」



そど子「こっちは妥当ね」

柚子「そうだね。いったいどんな作戦を立てるのかな…」

梓「参考にしないと!」

柚子(勉強もそれくらいがんばればいいのに…)




亜美「両者!礼!」


「「「「よろしくお願いします!!」」」」
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/25(土) 23:03:21.92 ID:flF+z5bk0
愛里寿「逸見さん」

エリカ「何よ」

愛里寿「今日は煽らなくていいの?」

エリカ「ひどっ!?というか人がいつも煽ってるみたいに言わないでよ!?」



まほ「いいのか?」

エリカ「隊長もノらないでください!」

カチューシャ「ほら、行くわよマホ―シャ。こんなことして遊んでる場合じゃないでしょ」

エリカ(カチューシャに突っ込まれたわ…)



まほ「カチューシャもいいのか?煽らなくて」

カチューシャ「あなたが肩車してくれたら考えてあげてもいいわ」

まほ「ふっ…そうか」






そど子「仲いいのかしらね?」

柚子「普通は煽っちゃだめだよ!」

梓「でも、私たちアンツィオ以外全員にあおられてましたよね?」

柚子「だとしてもダメ!自分がやられて嫌なことは人にもやらないでね」

そど子「そうね。これは戦車道なんだから」





愛里寿「挨拶は終わった」

桃「さて、いよいよ試合が始まるぞ!」



小梅「みほさんだけじゃありません。皆さんの力になれるよう全力を尽くします」

エリカ「当然勝つわよ。こんな試合でも負けるのは嫌だもの」

ミカ「あんこう踊り…か。それに意味があるとは思えないな」

クラーラ「いえ?可愛いいのですからカチューシャ様に踊ってもらう必要があります」



愛里寿「…前に言ってあるけど、私は…」

みほ「大丈夫。そのためにわたしたちがいるんだから」

桃「島田は自分の仕事に専念してくれればいい」

ノンナ「その通りです」

桂利奈「絶対勝とう!モテ度が戦車道に関係ないことを教えてやるんだ!」
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/25(土) 23:16:08.04 ID:flF+z5bk0
まほ「さて…先に言おう」


まほ「私たちはみな、みほに煮え湯を飲まされたメンバーだ」


ケイ「そうね。エキサイティングな試合だったけど…」

カチューシャ「負けていい気持ちになる趣味もないわね」

アンチョビ「ああ。リベンジの機会はそう多くない」

ダージリン「私は負けていませんけどね」


まほ「…紅茶をこぼしたり、みほ1人に追い詰められて何も思わないのであればな」

ダージリン「…」



ダージリン「やはり、意地悪ですね」

まほ「お前ほどじゃないさ」



まほ「いいか!敗北を知らないものはいない!だが、真の敗者は負けた後立ち上がれないものだ!」


まほ「我々はそうでない!みほとの試合での敗北!それを糧にさらに成長を遂げた!」



まほ「勝つぞ!!」


「「おおーっ!!!」」



あけび「す、すごい気迫だよ…」

ももがー「さすがは黒森峰の隊長ですな…」

オレンジペコ「ですが、まほさんの言う通りです」

アリサ「そうね。勝ちたいのは事実だもの」


アリサ「と、言うわけだから、大洗の1年コンビ。あんたらにかかってんのよ?」


あけび「は、はいいい!」

ももがー「こういうプレッシャーかけられるとやばいもも」


525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/25(土) 23:32:37.26 ID:flF+z5bk0
絹代「どちらが勝ちますかね?アリクイ殿、ウサギ殿」

福田「アヒルチームが2分割に…どちらを応援すればいいのか…」



ねこにゃー「単純なスペックならセンチュリオン抱えてるほうが有利だけど…」

あゆみ「あれってそんなにヤバい一品なんですか?」

ねこにゃー「もうぶっ壊れだよ。そもそもレギュレーションギリギリの一品ともいえるし…」

あゆみ「レギュレーションギリギリ?」


ねこにゃー「か、簡単に言うと、戦後の戦車なんだよ」

あゆみ「?」


絹代「な、何ですとおおおお!?そんなルール違反を!?」

福田「それはいけません!」

細見「抗議しましょう!」



ねこにゃー「い、いや。それは問題ないから…」

絹代「ど、どういうことなんですか!?」


ねこにゃー「戦車道はWW2終了時の時点で、開発済みもしくは設計図ができているもののみ許可されているんだ」

あゆみ「あ、そっか!本体ができていなくても設計図があるからOKなんだ!」



ねこにゃー「けれど、相手もそれは把握してるし、そのうえで作戦を立ててくる…と、思う」

絹代「おおお!さすがはアリクイ殿ですね!」

あゆみ「ねこにゃー先輩すっごい!!」


ねこにゃー「えへへ、ありがとう…」




優花里「ちなみに10式戦車はセンチュリオンがまっすぐ立っていれば4〜5台くらい貫通するとか…恐ろしいですね」

亜美「特殊なカーボンを信じましょう!」
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/25(土) 23:54:14.04 ID:flF+z5bk0
亜美「試合開始!!」



まほ「仕掛けるぞ」

ダージリン「そうですわね」

カチューシャ「当然よ!」

ケイ「異存ないわ!」

アンチョビ「私たちは最後尾でいいのか?」

まほ「ああ。ポルシェティーガーは今回の作戦でもっとも重要な部分を占める。足回りの貧弱性もあるしできる限り早く引ける体制を作れ」

アンチョビ「了解!」







愛里寿「それじゃあ、みほさんお願い」

みほ「うん、任せて」



桃「いいかお前たち!この試合にはお前たちの働きに勝負がかかってるんだぞ!」


エリカ「言われなくてもわかってるわよ!あんたはあんたの仕事しなさい!今回は平の装填士でしょ!」

桃「はーい…」



みほ「カンテレさん、オオカミさんは先遣隊として進んでください。敵を見つけたら無理をせず101地点に引き付けてください」


みほ「ほしさん、ワニさんはセンチュリオンの護衛を。特にティーガーUは注意してください」



カルパッチョ『なぜでしょう?』


みほ「お姉ちゃ…西住まほ選手はエリカさんの実力を一番わかっています。そのうえでエリカさんを落とすメリット、重要性を理解しています」




カエサル「よく言われてるじゃないか」

エリカ「…そうね」



みほ「センチュリオンが最大の武器である以上、相手はいかにしてそれを切り崩すかを考えると思います」


ミカ「それは間違いないだろうね」

(ポロン)

あや『それは間違いないだろうね…ポロン!って言ってます!』



みほ「え?ポロン…?」


杏「大野ちゃん、それはいいから」
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/26(日) 00:11:44.79 ID:P+DUJdUl0
クラーラ「妙子さん」

妙子「はい、ハーフタイムですね!」

忍「早くない!?」



クラーラ『島田隊長。もしカチューシャ様と対面したら1対1に持ち込んでもいいでしょうか?』

みほ『それは…』



愛里寿「…さすがに容認できない。確かにカチューシャさんは身長127pのロリ…ううん、ペドだけど、指揮能力は抜群。クラーラさん1人ではこちらが不利になるのは間違いない」






アズミ「誰!?隊長にあんな言葉教えたの!?」

ルミ「許せん!」

メグミ「隊長もロリだからね…」



みほ『ですが、逆に言えばカチューシャさんの撃退は私たちの勝利への大きな1ポイントになると思います』

愛里寿「うん。勝ちに行く状況を作るか、それとも…」


みほ『まずは、先遣隊としてお願いします。』


桃「…」

ノンナ「緊張していますか?」

桃「いや、練習では何回かもったし大丈夫だ。だが…」

ノンナ「そうですね。同じチームで戦う事はあっても、同じ戦車に乗るという点では不思議な感覚です」



桂利奈「私たちもノンナさんに撃破されてましたからね…」

桃「だが、身をもって同志ノンナの実力はわかっている。頼もしい限りだ」






あや『こちらカンテレ!前方にポルシェティーガーを発見しました!森の中で待機しています!』

みほ『距離はどれくらいでしょうか?』

あや『5分もあれば到着します!』


杏「…ちょい待って」

あや「へ?」



杏『西住ちゃん、聞こえてる?』

みほ『はい、何でしょう?』


杏『砲撃許可、もらっていい?』

みほ『…わかりました、ですが、撃破は狙う必要はありません。威嚇射撃として、お願いします』
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/26(日) 00:30:23.81 ID:P+DUJdUl0
(どぉん!!!)



あや「あれ?動かないのかな…?」

杏「いいや、これは…!」



杏『西住ちゃん!マカロニ作戦だ!』

みほ『やはりそうですか!』



クラーラ「マカロニ?」

エルヴィン「以前アンツィオが得意としていた作戦だ。張りぼてを立てて陽動する作戦だが…」




あや「でも、よくあんなのわかりましたね…」

杏「相手がチョビ子だからね。頭の片隅にはおいておいたのと…西住ちゃんのお姉ちゃんがあんなアブナイ策は立てないでしょ」




カルパッチョ「私たちの作ったものよりスペックが高いです…!」

カエサル「しかし、あの大きさの…ポルシェティーガーの張りぼてを作るとは…」





ケイ『チョビ子!マカロニ作戦ばれたみたいね』

アンチョビ『そうか。さすがにばれるなぁ…せっかく作ってもらったのに申し訳ない』


ナカジマ『気にしないでくださいよ。しかし、ケイさん、なんであんなグッズ持ってたんです?』

ケイ『いやー、最初はホタルさん書こうと思ったのよー』

ナオミ「ホタル…!?」

麻子「アレが、か!?」

ローズヒップ「え!?あれホタルでしたの!?てっきりガムラかと!?」


ケイ「…ナオミはあとで反省会ね」

ナオミ「なんで私だけ!?」




まほ「だが、時間は稼げた。ティーガーUのスピードに合わせるなら十分間に合う」

ダージリン「奇襲ね。作戦名は?」

まほ「ああ。『みほみほ作戦』だ!」
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/26(日) 01:38:12.73 ID:P+DUJdUl0
カチューシャ『マホ―シャが言っていた「島田愛里寿の弱点」ね』

まほ「ああ。そこを突く。もし万が一それが放置されているならそのまま叩く」


アリサ『全隊、森に入るわ!』

優季『りょうかぁい!』

沙織『砲撃からすると相手はBT-42だと思います!おそらく先ほどは威嚇射撃ですが十分注意しましょう!』

ローズヒップ『全速りょっくで行きますわよー!!!』

おりょう『当然ぜよ!』






エリカ「…来たわね!」



(どぉん!!)


小梅『こちらほしさんチーム!ティーガーT、T34/85、ファイアフライが奇襲を仕掛けてきました!』

みほ『撃退を狙わず、隊列の維持に徹して下さい!』




まほ「島田愛里寿の弱点…それは…」


まほ「島田愛里寿は、全体の指揮と、センチュリオンの指示を同時には行えない!」




ケイ「さあ、ガンガン行きなさい!」

ナオミ「イエスマム!」



カチューシャ「いい!?戦力を少しでも削るわよ!HS地点にあの状況に持ち込ませるわ!」




愛里寿「桂利奈、前進を。ノンナは北30度に砲身を向けて」


桂利奈「あ、あいー!!」

ノンナ「はい」

桃「腕の見せ所だな」




みほ「…ワニさんチームは反対側から来る戦力に注意しつつ、カチューシャさんを狙ってください!」


みほ(うまくいけば挟み撃ちにできるけど…)



みほ(とにかくカチューシャさん。そこを止める!)





愛里寿「砲塔を38度回して、森に1度打つ!そのうえでバックのフェイントを一瞬かけて全速でティーガーTに!」


530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/26(日) 01:47:34.73 ID:P+DUJdUl0
まほ「…やはりか!」


カチューシャ「奇襲をかけても指示が乱れない…という事は!」





みほ『カンテレさんは戻ってください!挟みます!オオカミさんチームは相手のT34/85と一騎打ちの状況を作りますのでカンテレさんの後ろに!』

愛里寿「ティーガーTをたたけ。すべての攻撃をティーガーTに集中」

みほ『カンテレさん+オオカミさんで1VS2の状況に持ち込みます!ワニさん、ほしさんはファイアフライを狙ってください!』




ケイ「全体への指示はミホ、センチュリオンへの指示はアリス、という事ね!」




まほ(できたらパンターG型は撃破しておきたかったが…)

まほ(各個撃破を徹底的に狙ってくるか)



まほ「全車後退!」


カチューシャ「マホ―シャ!あとは任せるわよ!」

まほ「ああ。任せたぞ」





優花里「アンチョビ殿!砲撃はできますか!?」

アンチョビ「問題ない!F43地点を狙えば問題なさそうだ!」


おりょう「秋山さんの砲撃技術はそれこそ本職顔負けぜよ」

典子「根性で狙ってください!」



クラーラ「島田隊長!」

ミカ「風に流されて戻ってきたよ」


みほ(この状況で挟撃は難しい…陣形を整えなおして…)



(どぉん!!)


カチューシャ「クラーラ!」

クラーラ「っ…!」


みほ(カチューシャさんがクラーラさんを誘導した!?)
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/26(日) 01:56:13.44 ID:P+DUJdUl0
クラーラ「島田隊長!追わせてください!」

ミカ「もっとも、私も行くことになるけどね」


みほ『…わかりました。必ず1VS2になるようにお願いします』

クラーラ『わかりました!』




小梅『3隊のほうがよくありませんか?』

みほ『…わかりました。ほしさんチームも…』


(どぉん!!)


桃「88ミリ砲!?」

ノンナ「ポルシェティーガー…!」



優花里「ツチヤ殿!引きます!」

ツチヤ「はいよ!!」


アンチョビ「マカロニはどうだ!?」

典子「おいてきました!1秒の時間稼ぎにはなるかと!」

アンチョビ「よし、HS地点に急ぐぞ!」


おりょう「こちらパスタ&レオポンチーム!市街地に向かうぜよ!」


みほ『ポルシェティーガーを深追いする必要はありません。相手はこちらの望む展開に持ち込んでくれています』

桃「こちらの望む展開だと?」

みほ「はい。ティーガーTとセンチュリオンが相打ちですら、こちらが大幅に有利です」



みほ『オオカミさんチーム、カンテレさんチームは、数的優位を崩さず、かつチャーチルの存在に注意して動いてください』


みほ『ワニさんチーム、ほしさんチーム、そして『十刃』チームはこのまま市街地に向かいます』


愛里寿「このままいけば市街地での決戦を…?」

桂利奈「まるで西住隊長みたいだぁ!」




みほ「…市街地に?マウスはないし…」

みほ「…おそらく、ファイアフライの砲撃を利用した策を打ってきます。注意しましょう」
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/26(日) 01:56:49.73 ID:P+DUJdUl0
なんで俺、試合書いてるんだろう…


まあ、いいや


明日でたぶん終わります
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 01:58:21.69 ID:rnr42rVdo
乙ー
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 07:49:53.47 ID:h3i72nOsO
これはどっちが勝つのか
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 08:53:44.84 ID:zkEBZOmSO
>まほ「ああ。『みほみほ作戦』だ!」

うーんこのシスコン
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/26(日) 14:33:58.50 ID:P+DUJdUl0
アリサ『こちらとらさんチーム。ネズミさんチームはどうかしら?』



優季『2両が追いかけてきてまあぁす!継続さんのところと、私たちと同じやつでぇす!』

アリサ『もう少しひきつけなさい。ファイアフライで装甲を抜いてあげるわ!』



ローズヒップ『おっ任せですわー!』

麻子「少しスピードを出したほうがよさそうだ」

ナカジマ「スピード出せるようにもチューンアップしたし、問題ないよ」

ナオミ「…まあ、加速装置はまだいいんだが…『VTOL』とか『STEAJTH』って…」

ケイ「あとで外してもらわないとね」



沙織『2両の相打ちを計算していると?』

アリサ『隊長の案としてはそういう形みたいね。特に継続は何をしてくるかわかんないし』



まほ「そうなれば数的には3対3…」

あけび「でも、相手にはあのセンチュリオンがいます…」

ももがー「いくらティーガーTとはいえ…同数ならこちらが不利…」

まほ「ではない」

オレンジペコ「ハイ?」


まほ「こんな言葉を知っているか?『同じ力であろうとも、信念や鍛え方で実際に反映される力は変わる』」

まほ「このとらさんチーム…いや、私たち全員は自分の力を信じられているはずだ」


まほ「相手の戦車のスペックが高かろうと、互角に戦えるメンバーがそろっている。それが私たちだ」





オレンジペコ「なるほど…ところで誰の言葉なんです?」

まほ「アシュラマンだ」

オレンジペコ「漫画ですか…」
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 14:35:36.70 ID:/T45fN1K0
戦車道してるガルパンSS久々に見た気がする
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 14:46:34.39 ID:q4iKxYw2o
ガルパンとキン肉マンは何故こうもあうんだろうか?
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/26(日) 15:03:15.75 ID:P+DUJdUl0
みほ「…この展開は…」


桂利奈「んー、なにか見覚えのあるような…?」



杏「…いくら自分に自信があろうと、1VS2は無茶が過ぎるけど…」

ミカ「どちらにしても、我々の役目は遊撃隊…まずは北国の淑女をたたくのも悪くない」




カチューシャ「ミッコ!スピードはそのままでいいわ!」

アッサム「撃ちますか?カチューシャ」

カチューシャ「行進間射撃じゃ撃破はあんまり期待できないわ。下手に履帯を破壊しても有利な盤面には持ち込めないし、威嚇射撃だけでいいわ」


(どぉん!)




クラーラ「外した…?」

忍「この射撃…明らかに外してますね」

妙子「フェイクからのBクイックかな…?」

エルヴィン「いや、完全に意識をこっちに向けるための射撃だ。近藤さん、カンテレにと通信をつないでくれ」

妙子「はい!」



妙子『あやちゃん!これはFクイックからのクイックスルーみたい!』

あや『何言ってるかわかんないよ!?』


杏「なるほど、陽動ね…」

スズキ「かといって今引くのもどうかしら」

左衛門佐「陽動に乗ってくるかどうかで相手の動きも変わるか…」


ミカ『…私たちカンテレさんチームはこのままT34/85を追う。オオカミさんチームも同様だ。問題ないかい?『十刃』さんチーム』

みほ『…』


みほ(陽動…?カチューシャさんを倒したいのはこちらも同じ…いい方は悪いけどオオカミさんチームでカチューシャさんを落とせるならそのメリットが大きい…)


みほ(カンテレさんチームも落としたい…?お姉ちゃんならファイアフライ、ポルシェティーガー、ティーガーTで市街戦に持ち込みたいはず…)



みほ『…問題ありません。そのままT34/85の撃破を目指してください。ですが、相手も何かしら策を打っています。数的な優位がなくなりましたら退却も考慮に入れてもらうようにお願いします』
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/26(日) 15:20:38.97 ID:P+DUJdUl0
ミカ(助かるね…これで愛里寿の近くにいなくて済む…!)



クラーラ「このまま行くと…山岳地帯ですね」

妙子「…あ!決勝戦の!?」

忍「懐かしいね…!まだ3か月もたってないはずなのに…」

妙子「私たちの猛烈サーブでバッタバッタと黒森峰を撃破した…!」

エルヴィン「嘘をつくな」



あや「これって例の場所ですか?」

杏「んー、この速さならそこまで行けないと思う」

左衛門佐「となると、その前の平地で勝負する気か?」

スズキ「坂道で重戦車はスピードが落ちる…まあレオポンみたいな問題の車両はないけど…」

ミカ「…このまま前進。あえて策に乗ってみようじゃないか」






優花里「…市街地に後10分もあれば到着します!」

ツチヤ「よっし!もうちょっとでドリフトドリフトォ!」

典子「秋山さん、ドリフト中の装填って何を気を付ければいいの!?」

優花里「装填口がぶれますが、それでも焦らず確実にお願いします!そして1番大事なのは…」

典子「大事なのは…?」

優花里「根性!です!」

典子「…!オッケー!!」


おりょう「こちらパスタ&レオポンチーム!まもなく森林地帯ぜよ!」
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/26(日) 15:40:39.48 ID:P+DUJdUl0
みほ「…」

桃「どうした?西住」



みほ「いえ、この策の意図を少し考えていたんです」

桃「意図だと?」



みほ「戦力で劣るなら、勝てる点を見つけて勝負するのが奇策の基本です」

ノンナ「ですが、むしろ今回は逆…クラーラをカチューシャの元に誘導し、かつミカさんも誘導した…」

愛里寿「単純に考えたらミカさんも含む2両相手ではかなり不利…下手するとT34/85だけを失うリスクもある」

ノンナ「想定通りにT34/85同士の相打ち、チャーチルとBT-42が相打ちだろうと…センチュリオン、パンターG型、ティーガーUが残ります」


ノンナ「これをティーガーT、ファイアフライ、ポルシェティーガーで先に撃破する…それこそ難易度が高い」

ノンナ「単純な勝負なら、ポルシェティーガーを吶喊させ、ファイアフライやチャーチルで隊列を乱し、攻めに行くほうが勝てる可能性は高い…」



桃「確かにそうだな」

ノンナ「…西住さん、どう思いますか」

みほ「思い当たる節がないとは言えませんが…」

桃「何!?あるのか!?」

みほ「い、いえ!そういうわけじゃないんですが…」


みほ「もしかたら、お姉ちゃんは決勝戦の再現をしたいのかもしれません」


みほ「あの学校内での1対1の勝負に…」
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/26(日) 18:37:16.36 ID:P+DUJdUl0
カチューシャ「もうすぐね…」


ローズヒップ『おっまたせですわー!!』

優季『あ、ローズヒップさんだぁ』



カチューシャ『そのまま森で待機していて。BT-42のほうを頼むわ』

ケイ『オーケイ!ケイだけに!』

カチューシャ『シベリアより寒いわね』

ケイ『いったことないくせに…』




優季『あと30秒です!』

カチューシャ『砲塔回して!』



(ウィイイン)



クラーラ「!」

忍「今度は本気で狙ってますね…!」
 
クラーラ「河西さん、集中してください」

忍「ハイ!」


エルヴィン「こちらも準備完了だ」


妙子『こちらオオカミ!あちらが攻撃準備に入りました!』


あや『了解!』


ミカ「…どうやら、火遊びをする予定みたいだね」

杏「だね…」



(どぉん!!!)



あや『アレって…サンダースの!?』




あや『こちらカンテレ!相手はT34/85だけでなくファイアフライもです!』


みほ「ファイアフライをあちらに向けた…?」

ノンナ「ますます不可解ですね…ポルシェティーガーを長期運用するには自動車部が必要なはず…ツチヤさん一人では万が一の場合にどうしようもありませんし」

桃「なんにせよ、こちらが有利なら問題ないはずだ!」

みほ『…わかりました。まず、連携でT34/85をたたいてください。ファイアフライは逃がしても構いません』


あや・妙子『『了解!』』
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/26(日) 18:51:20.71 ID:P+DUJdUl0
カチューシャ「加速よ!」

ミッコ「あいよっ!」



ケイ「問題ないわよね、ナオミ?」

ナオミ「イエスマム」



(どぉん!!)


あや「うわっ!?こっち狙ってきてるよ!?」

杏「んー、こりゃ西住ちゃんの策通りに進めるのは難しいかも」

ミカ「北国の淑女をたたくのは難しいかもしれないね…」

左衛門佐「もう一度西住さんに指示を仰ぐか?」


ミカ「…クラーラさんに伝えてくれないかい?」

あや「はいっ!」





クラーラ「…わかりました」



クラーラ「河西さん、エルヴィンさん、近藤さん…私たちで、カチューシャ様を倒します」

妙子「はい!」

エルヴィン「問題ない!」

忍「運転はどうしますか?サーブは…」


クラーラ「サーブ権は渡しても問題ありません。どちらにしても、勝負は一瞬…」


クラーラ「エルヴィンさん、頼みます」

エルヴィン「心得た!」


544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/26(日) 18:59:34.69 ID:P+DUJdUl0
(ゴっ!!)


アキ「ええっ!?加速した!?」

カチューシャ「すんでのところで右旋回、そのまま打ち抜くわ!」

ミッコ「了解!」

優季「はぁい!」

アッサム「まずは1番目の重要なポイント…ここですわね」



クラーラ「カチューシャ様は右に旋回します!準備を!」

忍「はいっ!」

エルヴィン「ここだ…!」

妙子「はい…!」




((ぐわっ))






カチューシャ「アッサム!打ちなさい!」

クラーラ「エルヴィン!ファイア!」



((ドォン!!!))




カチューシャ(っ…!)


クラーラ「今です!河西さん!」

忍「はいっ!」



(ギュルルルッ!!)






梓「あれは!?」

そど子「冷泉さん、いえあんこうチームの!?」

柚子「戦車ドリフト!?」




545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/26(日) 20:15:40.82 ID:P+DUJdUl0
忍「たああああああ!!!」



(ガチャっ)


カチューシャ「間に合わなっ…ミッコ!」




(ドォン!!)



忍「やった!カチューシャさんを…」

クラーラ「いえ、片輪だけです!今の一瞬でずらされた…」

エルヴィン「片輪だけ…?しまった!河西さん!」

忍「えっ?」




ミッコ「天下の継続高校なめんなよー!!!」

カチューシャ「クリスティ式じゃあないけれど、天下のソ連式よ!」

アキ「アッサムさん砲撃はできますか?」

アッサム「問題ありませんわ。この角度での砲撃も…計算済みです!」



忍「っ!」

クラーラ「後退…」


カチューシャ「遅いわよっ!!クラーラっ!!」




(ドォン!!!)




(パスっ)




亜美「Aチーム、T34/85、走行不能!」




梓「す、すごい攻防…!メモしないと…」

そど子「今のは片輪走行を狙ってたのかしら?」

柚子「おそらくは…たぶん最初からそこまで計算済みだったんだよ…」

そど子「同じ戦車でも、相手も優秀な戦車乗りだから、片輪走行に賭けた…!」

梓「それに加えて…」




546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 20:30:29.13 ID:2VRBh+5Ho
片輪壊されたら走行不能だと思うけども修理したら復帰出来るのかな?
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/26(日) 20:30:39.18 ID:P+DUJdUl0
(ドォン!!)


麻子「いい機動力だ…」

ナカジマ「いやー、難しいね…」



(ドォン!)


杏「さすがは冷泉ちゃんだよ…」

スズキ「まともにぶつかると終わるわね…」

ローズヒップ「後ろから片輪走行のT34/85が向かってますわ!」

左衛門佐「大洗のキセキの世代は伊達ではないか…」


スズキ「むむ…どうするの、ミカさん」

ミカ「問題ないよ。いくらミッコとはいえ…T34/85で片輪走行は長時間はできない。まずはファイアフライをしとめよう」



妙子『こちらオオカミさんチーム、すいません、やられてしまいました…』

みほ『わかりました、他の状況はどうなってますか?』

妙子『えっと…カチューシャさんのT34/85は片輪走行中です。BT-42とファイアフライが交戦中でT34/85が向かっています…』

みほ『…と、なるとほとんど相打ちの状態ですね。ありがとうございます』

妙子『いえ、すいませんでした!』




ノンナ「クラーラがやられましたか」

桃「だが、相手の1角を落とした。これは大きいぞ」

愛里寿「カチューシャさんの存在は本当に厄介だったけど…少なくとも市街戦戦には参入できない…」

みほ(これもお姉ちゃんの策の内…?)



桂利奈「むむむ…重戦車難しい…ポルティーよりはマシだけど…」
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/26(日) 20:50:37.01 ID:P+DUJdUl0
麻子「来たぞ」

 
ケイ「おっけー!マコは『連携して相手を仕留めようとしている』ように動いて!」

麻子「りょうかぁい」

ケイ「ナオミ!」

ナオミ「なんだ」

ケイ「3発で、決めなさい」

ナオミ「イエスマム」

ケイ「ナカジマは装填早めて!ローズヒップは装填を手伝ってスピード上げてもらって構わないわ!」



杏「逆に2VS1になっちゃったね…どうすんの?」

ミカ「連携して攻めてくる…風ではないね」

あや「えー?なんでですか?」

ミカ「風が教えてくれるのさ」

左衛門佐「風か…」



(ドォン!!)

ミカ「まずは様子を見よう。回避に専念だ。ファイアフライは命中率に劣る…致命傷を避け続ければ次第に1VS1の状況になる」




カチューシャ「あとどれぐらい持ちそうなの?」

ミッコ「えーっと、カチューシャの身長位?」

優季「じゃあだいたい2分だぁ」

カチューシャ「なんでそういう計算だけ早いのよ!?」


アッサム「…と、なると…ミカさんは回避に専念しそうですね」

カチューシャ「優季!ケイに連絡しなさい!」

優季「はぁい」




アキ「えええっ!?」

カチューシャ「マホ―シャは今回ミホーシャの作戦をまねてるんでしょ!?なら私たちもそうするだけよ!」

アッサム「フラフラ作戦…ですわね」


アッサム(あとは任せました…ダージリン!)
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/26(日) 20:59:00.23 ID:P+DUJdUl0
(ドォン!!)


ミカ「っ…さすがはアッサムさんだ…」



ケイ「ナオミ」

ナオミ「ああ」




(ドォン!)



あや「わわわっ!?」

左衛門佐「落ち着け。今は明鏡止水の心で戦局を見極める番だ」

あや「あ、それ知ってます!クリアマインドってやつですね!」

左衛門佐「…たぶん違う」





ミッコ「さすがに…そろそろ限界か…!」

カチューシャ「!アキ、アッサム!」


(ガチャン)



ミカ「左だ!」

スズキ「はいっ!」




(ドォン!!)


あや「あ、あぶなかったぁあああ…」

左衛門佐「イタチの最後っ屁、というやつだな…」

杏「…」




(パスっ)



亜美「Bチーム、T34/85、走行不能!!」


550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/26(日) 21:08:35.39 ID:P+DUJdUl0
柚子「1VS2の体制にしたのに…」

そど子「さすがは継続高校の隊長ね…モテ度24だけど」

梓「それは言わない約束です」

柚子「それでも、最後までミカさんを狙いに行った…すごいです…」



優季『すいませんまほ隊長ぉ…やられてしまいましたぁ』

アリサ『問題ないわ。けど、BT-42が残ってるのよね…』


ローズヒップ『それは問題ありませんわー!!もう、布石は打った!とのことですわ!』

アリサ『うるさっ!?』

ローズヒップ『とにかく、こちらは問題ないですわ!市街地でのご武運を期待していますわー!』

アリサ『来れないつもりなの…?』





(ドォン!!)


杏「っー…あの運転ウソでしょー…」

あや「冷泉先輩は天才ですもんね…!」

左衛門佐「ああ。大洗1…いわば真田幸村だ」

スズキ(それは左衛門佐の個人的な感想では…)




麻子「…あの地点まで、後5メートルだ」

ナオミ「マコ!残りはクイックで打つ。微調整は任せたよ」

麻子「了解」




ミカ(撃ってこないね…それはそれで助かるが…)
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/26(日) 21:17:19.55 ID:P+DUJdUl0
ミカ「会長さん」

杏「もう元、だけどね…ん、了解」


ケイ「撃て!」

(ドォン!)


ミカ(この状況なら…右に回るのはその流れで狙われやすい…なら、バックだ!)

ミカ「後退!」

スズキ「はいっ!」




(がごっ!)


ミカ「!?」

スズキ「これって…」

あや「T34/85!?」



ナオミ「終わりだ…!」


ミカ「こっちか…会長さん」

杏「はいよっ!!」



麻子「っ!?こっちを狙っていた!?」

ケイ「だけど!」



((ドォン!!!))




(パスっ)


(パスっ)



亜美「Aチーム、BT-42!Bチーム、シャーマン・ファイアフライ。走行不能!!」



ケイ「まったく…まさかあの砲撃にはあんな意図があるとは…」

杏「だはー…ファイアフライが誘導しやすいように砲撃で微調整してたんだね…」

あや「カチューシャさん恐るべし…」

左衛門佐「人は見かけによらない…ということだ」

スズキ「そうだね…って、通信通信!」




麻子「まさかあんこうで私が一番目に脱落か…」

ケイ「最後、読まれてたわね…」

ナオミ「あればっかりは仕方ないさ。むしろあの状況でこの結末まで読んでた継続の隊長かおかしい」


ローズヒップ「ご武運を…!」

ナカジマ「とりあえず、通信しようよ」

552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/26(日) 21:18:39.33 ID:P+DUJdUl0
ミカ「まったく…まさかあの砲撃にはあんな意図があるとは…」

杏「だはー…ファイアフライが誘導しやすいように砲撃で微調整してたんだね…」

あや「カチューシャさん恐るべし…」

左衛門佐「人は見かけによらない…ということだ」

スズキ「そうだね…って、通信通信!」


ここケイじゃなくてミカですね…すいません
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/26(日) 21:29:31.60 ID:P+DUJdUl0
みほ『…わかりました。ケガはありませんね?…はい…え?木を隠すなら森の中…?はい、ありがとうございます、ミカさん』


みほ「ミカさんがやられましたね」

ノンナ「…そうですか」

桃「とは言うものの相打ちに近い形なんだろう?」

愛里寿「残りはこの3両…相手も3両」

桃「だが、チャーチルはそこまでの脅威ではないし、私たちの勝利が見えてきたぞ!」

桂利奈「桃ちゃんせんぱーい、そういうのフラグっていいません?」

桃「黙れ!お前は運転に集中しろ!!」




まほ『そうか…よくやってくれた。あとは任せてくれ』


まほ『ねずみさん、ホタルさんがやられた』

ダージリン『あらあら…ピンチですわね』


まほ『チャーチルは優雅さとはかけ離れた戦術を要求することになるが…』


ペパロニ『問題ないっすよ!ね!』

ダージリン「紅茶がこぼれない程度の戦術でお願いしたいですわね」




ー退避エリアー


クラーラ「はぁ…惜しかったですね」

エルヴィン「だが、胸をはればいい」

妙子「ですよね。いい勝負でしたし…」

忍「あの時、少しでも早く動いていればっ!!」

エルヴィン「どちらにしても履帯は切れていた。あの重戦車であれだけのことができたのは見事だ」

クラーラ「その通りですね。結果として、カチューシャ様を撃破したのは私たちなんですから」





柚子「残り3両…お互いに…」

 
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/26(日) 22:13:58.28 ID:P+DUJdUl0
アンチョビ「おりょう、まほにつないでくれ」

おりょう「了解ゼよ」



アンチョビ『まほ、HS地点についたぞ』

まほ『わかった。マカロニ作戦ツヴァイ…いや、ドライを実行してくれ』

アンチョビ『ああ…あんな作戦いいのかぁ?』

まほ『問題ない…『兵は詭道なり』だ』




ダージリン『さて、まほさん、作戦の途中で撃破されないようにお願いしますね』

アンチョビ『何なら私たちが…』


まほ『いや、速度があるのは間違いなくティーガーだ。だからこそ、この策を打つ』


まほ「最後の作戦だ!『みほまほ作戦』を開始する!!」




杏「いやー、やられちゃったね」

ミカ「さて、私は風に流されて失礼するよ」

杏「まぁまぁ…島田ちゃんのこと、そんなに信頼できないのかな?」

ミカ「勘弁してほしいよ…会長さん」

杏「元、ね」



カチューシャ「まあ、事実上の2両撃破。さすが私ね」

ミッコ「本当にね…」

アキ「ただのちびっ子じゃなかったんだ」

優季「びっくりぃ!」

カチューシャ「あなたたちね…!」

アッサム「…がんばりなさい、ダージリン、オレンジペコ…!」

 

あや「そういえば、今回って戦車の乗り換えOKなんでしたっけ?」

杏「いいや、ダメだよ。ここだけ普段の戦車道とは違うね。役職の変更はいいけど…する意味ありそうなところないしね」

左衛門佐「確かに…」

杏「しいて言えばポルシェティーガーかな?秋山ちゃんは装填手として超一流だし…でも、あの中じゃ誰が砲手するのかな、ってなるしね」


麻子「通信士もアリだったな…」

ケイ「それはダメよ!あなたの運転はエキサイティングだったもの!」

ナオミ「本当にな」

ナカジマ「それじゃ、修理に入りまーす」

ケイ「とりあえず、怪しげなボタンは外してね」

ローズヒップ「」←エネルギー切れ
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/26(日) 22:32:06.71 ID:P+DUJdUl0
小梅『…エリカさん』

エリカ『なによ、小梅』

小梅『おそらく西住隊長は、前の大洗戦のような策を売っているわ』

エリカ『そうね。それで?』


小梅『…あの廃校を舞台にするなら、エリカさんならどう考える?』

エリカ『前みたいに1VS1…かしら』

小梅『今回は殲滅戦だから、それをするメリットはあまりないわ。あるなら…』

エリカ『3両でのまちぶせ?』

小梅『うん』


みほ(そう、それは考えていた…なんで、今回もあの学校を舞台にするのか…私が前にあそこを舞台にしたのは『1VS1』の場所があそこしかなかったから)

みほ(けど、今回は違う。仮に私たちがやられても、エリカさん、小梅さんがいる…)

みほ(同じようにポルシェティーガーを壁にする?そうなるとチャーチルVSパンター+ティーガーU勝負になる)

みほ(お姉ちゃんがそんな分の悪い策を立てるとは思えない…!)




福田「むむ…考えすぎて頭が痛くなってきたであります…」

アリーナ「小梅さん、どうすんだべ?」

ゴモ代「わ、私たちがんばります!」



小梅『…みほさん、私の考えを言っていいですか?』

みほ『は、はい』

小梅『おそらく、相手の狙いはセンチュリオンを1対多数の状況でまちぶせすることだと思います。そのためには私たちを切り離す策を考えています』

みほ『うん』

小梅『そのための策を、あの学校に仕込んでいるのかもしれません』



みほ「…だとしても、引くつもりはないよね?」

愛里寿「それは当然」



小梅『ですから、私がまず先行します』

みほ『ええっ!?』

エリカ『別に問題ないと思うわよ?パンターはこの中では一番スピードがある…先遣隊には最適よ』



みほ『…わかりました!ほしさんチームは先遣隊をお願いします。ティーガーTにあったならできる限り退避を。それ以外なら撃破を狙ってください』

小梅『はい!』


556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/26(日) 22:40:45.10 ID:P+DUJdUl0
小梅「全員集中!相手の動きに全神経を向けて!」


「「「はい!!」」」


福田「むむむ…」

アリーナ「小梅さん、相手は何がくると思うべ?」

小梅「おそらく西住隊長のティーガーT。数的優位を崩したくないなら、それしかない…!」

ゴモ代「ぽ、ポルシェティーガーはどうなんでしょう…?」

小梅「私の読みだけど、西住隊長はポルシェティーガーに何かしら重要な役目を置いている…そうでないなら別の戦車でもいいもの」

ゴモ代「と、いう事は…」


小梅「ポルシェティーガー、チャーチルは来ない…!」





(ドォン!!)


小梅「来た!ティーガーT!」


ゴモ代「ひ、引きます!」

小梅「島田隊長のセンチュリオンまで誘導します!砲撃は履帯を狙って!」



(ドォン!!)


ももがー「ひええええ!!?」

オレンジペコ「返しますか!?引いていきますが…」

まほ「…追う必要はない。市街地のA206へ向かうぞ。あの動きは…」

557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/26(日) 22:49:16.15 ID:P+DUJdUl0
小梅『こちらほしさんチーム!ティーガーTに遭遇しました!退却していますが、追ってくる様子はありません!』

みほ『ありがとうございます!』



カルパッチョ『これなら向かっても問題ないですね』

みほ『はい…あ』

カルパッチョ『どうしました?』


みほ『カルパッチョさん、マカロニ作戦ドライというものはありますか?』

カルパッチョ『案だけは出ています。張りぼての建物を作り、それに溶け込ませる…あ!』

みほ『学校に、チャーチルとポルシェティーガーを隠したかも…!』




エリカ『不自然な逃げの策もそういうことね…!』

カエサル「しかし、あの西住隊長のお姉さんにそんな策を取らせるとは…」

ホシノ「恐るべしあんこう踊りだな」




愛里寿「…!桂利奈2ブロック退避!」

桂利奈「あいー!」



(ドォン!!)



カルパッチョ「ティーガーT!?」


小梅『まさか…私たちの退却経路をから場所を予想したの!?』




(ギュル)



桃「去っていく…!」

小梅「これは…」


みほ『全員で追います!HS地点で決着を付けましょう!!』


『『はい!』』
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/26(日) 22:57:46.80 ID:P+DUJdUl0
ねこにゃー「しかし、ももがーさん運転うまくなったなぁ…」

杏「そだね。最初はひどかったのに…」

絹代「そうなんですか?」

ねこにゃー「う、うん…まるで別人が運転してるみたいだよ」


あゆみ「ううう、がんばれ!西住隊長ー!!!」

紗希「…」

ルクリリ「ダージリン様…オレンジペコ…!」



梓「市街地に持っていきながら速さに優れるティーガーTで奇襲をかける…」

そど子「やるわね…でも、ゴモ代もいい運転してるわ」

柚子「奇襲をかけられればさすがに防衛の2台もやられかねない…それを見越しての…」

絹代「突撃!でありますね!!」




アリサ『こちらとらさんチーム!誘導に成功したわ!マカロニ作戦ドライおよび…紅茶さんチーム!』


沙織『はい!』


アリサ『パンターG型とティーガーU、任せたわ!』

沙織『うっ…は、はい!!』



ダージリン『こんな格言を知ってる?』

アリサ『?』

ダージリン『喧嘩両成敗』

アリサ『それ格言でもなんでもないじゃない!!!』



アリサ『パスタ&レオポンチーム!例の作戦、任せたわよ!』

ツチヤ「オッケーイ!!ドリフトドリフトォおおおおおおおおおおお!!!!」
290.16 KB Speed:0.2   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)