晶葉「アイドルに個性を追加する装置」

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38 : ◆FQoDTtingY [saga]:2017/11/26(日) 07:52:27.45 ID:2LNL6S3DO

〜数時間後〜

P「ぐっ、やっぱ身体が痛え……」ググッ


P(他には、茜が氷を操ってただけだった)

P(正直「ボンバー!」っていいながら肌に結露を滴らせる姿はなかなか奇妙な光景だったな)

P(結局、俺が見つけたのは莉嘉、みく、蘭子、ありす、志希、茜…6人か)

P(あと2人は誰だったんだろう)


P(…結局、飛鳥の助言に反して夜まで残ってしまったな)

チリリリ…

P「ん、電話?」


晶葉『助手よ、何人見つかった?』

P「晶葉か、残念だけど今日は6人だな。あの装置メチャクチャ過ぎだって、責任取れ」

晶葉『ああ、それなんだが』
39 : ◆FQoDTtingY [saga]:2017/11/26(日) 07:54:46.54 ID:2LNL6S3DO

晶葉『後で調べてみたら、一回ボタンが多重反応していたみたいなんだ。8人じゃなくて9人いることになる。気をつけてくれ』

P「マジかよ…まあ頑張るけどさ」

晶葉『頼んだぞ』プッ

P(……やっぱ今日は疲れた、もう帰ろう)



李衣菜「…プロデューサーさん、まだここにいますか?」ガチャ

P「うぉっ、李衣菜か。いるぞ。丁度今から帰ろうとしてた所なんだが」

李衣菜「…あの、少しお話しませんか?今日は忙しかったので…」ポスン

P「ん、まあそれくらいなら……」
40 : ◆FQoDTtingY [saga]:2017/11/26(日) 08:02:26.04 ID:2LNL6S3DO

P「……っと、だいぶ話し込んじまったな、帰るか」



李衣菜「……プロデューサーさん?
……ど う し て 私 か ら 逃 げ る ん で す か ?」

P「え、え?李衣菜?」

李衣菜「どうせ他の女の所に行くつもりなんでしょう?」

李衣菜「許しません」

李衣菜「絶対に許しません」

P「李衣菜、どうした!?あの装置のせいでこんなことになったのか!?」

李衣菜「違います」


李衣菜「もう隠す必要がなくなったんです。あの装置のおかげで」
41 : ◆FQoDTtingY [sage saga]:2017/11/26(日) 08:04:53.52 ID:2LNL6S3DO
前もって言いますが、この次の文に性的な意味は含んでないつもりです。
42 : ◆FQoDTtingY [saga]:2017/11/26(日) 08:06:04.08 ID:2LNL6S3DO

P「李衣菜…何言って」

李衣菜「ふふ……あははっ♪」ギュッ

P「……っ!?」

P(なん、だ…?急に、力、が)


李衣菜「気持ちいいですよね?」

李衣菜「触られたところが、溶けそうなくらい気持ちいいですよね?」

P「ぐっ…ぐぅぅっ……!」ビクッ

李衣菜「これが私の『個性』です。
……あんまりロックじゃないですけど」

P「あっ…や、め……!」

李衣菜「…そんなにあやめちゃんがいいんですか……お仕置きです」ギュー

P「ちがっ……ふぁっ、あっ!」
43 : ◆FQoDTtingY [saga]:2017/11/26(日) 08:06:53.36 ID:2LNL6S3DO

李衣菜「酷いじゃないですか。私はこんなにプロデューサーさんのことを見てきたのに。ずっと一緒にいたのに。酷いじゃないですか。なんでプロデューサーさんは他の女の子を見るんですか?なんで私を愛してくれないんですか?そんなに嫌いなんですか?ごめんなさいプロデューサーさん、もう我慢の限界です。プロデューサーさんを私のものにさせてください。プロデューサーは私だけ見ていればいいんです」

P「あ…あ…」


李衣菜「もう何も考えなくていいですよ……何も考えられないくらいに気持ちよくさせてあげますからね……♪」
44 : ◆FQoDTtingY [saga]:2017/11/26(日) 08:08:08.82 ID:2LNL6S3DO

P「…………」

李衣菜「…プロデューサーさん?抵抗しないんですか?」


李衣菜「…困ったなぁ」


李衣菜「あー……えっと、まず起きて下さいプロデューサーさん」パン

P「はっ!?あれ、さっきまでのは……」バッ

李衣菜「…私、触った人に催眠術をかけれるんです。さっきのは演技ですよ、演技。ふふっ」

P「へっ?な、なんだ……びっくりした……」

李衣菜「それで、プロデューサー」


李衣菜「知ってましたか?催眠っていうのは、かかってても意識はあるんです」

P「……はぁ」

李衣菜「つまり、『これは嫌だ!』って思った催眠にはかからないものなんですよね」

P「つまりは」

李衣菜「……その、プロデューサーさんがこういうシチュエーションを望んでたってことに……」


P「…….!?」
45 : ◆FQoDTtingY [saga]:2017/11/26(日) 08:09:44.42 ID:2LNL6S3DO

P「な、何言って……!」

P「…………//」

李衣菜「…………//」




飛鳥「早く帰れと言ったはずなんだけどね?」

李衣菜「あっ」

P「」


飛鳥「これだから言ったんだ……早く帰れと……
夜ここで戯れる二人が見えていたから……!」ゴゴゴゴ

李衣菜「…あれ、飛鳥ちゃんもしかして」
46 : ◆FQoDTtingY [saga]:2017/11/26(日) 08:10:22.91 ID:2LNL6S3DO

飛鳥「プロデューサー?そうやって李衣菜と一緒になるのは許さないよ?ああ大丈夫だよプロデューサー。ボク一人のものになれとは言わない、だからそういう心配はしないで安心してくれ。でもあくまでプロデューサーは『ボクたち』のものであって彼女一人のものじゃないんだ。君が誰かと結ばれてしまうのはボクとしては見過ごすわけにはいかないもんでね。おいプロデューサー、ボクはさっき安心してくれと言ったのにどうして身構えているんだい?そんなに身構えることはないだろう、ほら!ほら!!……すまない、確かにボクが君に依存しているのは事実かもしれないが、そうやって君の隣に居続けるアイドルはごまんといる。李衣菜がアプローチするのも仕方はないけどプロデューサー、君がそういう態度を取ってしまったことには責任があると思うんだ。だから責任を取ってくれ。そうだな、例えばこのボクと一つになる、なんてのはどうだい?」

P「」
47 : ◆FQoDTtingY [saga]:2017/11/26(日) 08:11:43.82 ID:2LNL6S3DO

飛鳥「……なんてね、さっきの李衣菜を真似て」

P・李衣菜「うわあああああああああ!!!」ダダッ!


飛鳥「あっ…ちょっ……
…なるほど、第2ラウンドか。いいだろう」


飛鳥「『人の未来が見える』ボクに、勝てるものなら勝ってみるがいい!」バッ

蘭子「おわり」ニュッ
48 : ◆FQoDTtingY [sage saga]:2017/11/26(日) 08:14:47.34 ID:2LNL6S3DO
終わり。
まあ書き込む前から出来てたのですが。

李衣菜を「触った人をヤンデレにする個性」にして
Pの部屋の前で飛鳥と戦わせるルートも考えてたけど

需要があるならそっちも書きます
49 : ◆FQoDTtingY [sage saga]:2017/11/26(日) 08:30:40.79 ID:2LNL6S3DO
さすがにないと見た。
HTML化?依頼してきます
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 14:02:13.11 ID:S5DcMM+Eo
過去作がしりたい
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/27(月) 19:30:32.90 ID:5Wfw3jS6O
おつ
結局能力持ちは李衣菜飛鳥蘭子みくありす志希茜莉嘉
あと1人は……?
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/27(月) 19:32:06.41 ID:Fiu+Vvj4o
>>51
同じことしか喋らないって個性をつけられたアイドルが
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/27(月) 22:46:05.20 ID:qGKUhVZS0
>>52
サンキュー、忘れてた
ってことは>>38的にPに気づかれてないのか……
ウサミン不憫な子
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/29(水) 01:15:03.62 ID:L/i2DakSo
はやくかいて
55 : ◆FQoDTtingY [saga sage]:2017/11/29(水) 16:58:52.34 ID:7D+G99Y2O
んー、HTML化されるまでさっきのルートでも書きますか
途中で終わるかもですけど
56 : ◆FQoDTtingY :2017/11/29(水) 17:02:12.56 ID:7D+G99Y2O
〜Pの部屋の前〜

李衣菜「……プロデューサーさん、いるかな?」


飛鳥「いるよ」

李衣菜「あっ、飛鳥ちゃん、ありがとう。それじゃあ」


飛鳥「待ちたまえ。行かせると誰が言ったんだい?」

李衣菜「……止めるの?どうして?」

飛鳥「しらばっくれるな」
57 : ◆FQoDTtingY :2017/11/29(水) 17:10:45.22 ID:7D+G99Y2O
飛鳥「ボクは知ってるんだよ、キミが何をするつもりか」

飛鳥「君の能力もね」


李衣菜「…へぇ」


飛鳥「君のその手には、触れた者の持つ愛情をそう、病的に高める能力がある。違うかい?そんな君がプロデューサーに会って何をするかなんて想像がつくさ」


李衣菜「うーん、口封じはしたはずなんだけど……どこから漏れたのかなぁ…」

飛鳥「君がそうであるように、ボクには見た人の未来が分かる能力がある。それだけだ」

李衣菜「なるほど」


飛鳥「とりあえず、お引き取り願いたい。今の君じゃボクには勝てないよ」


李衣菜「……そうだね。私だけなら ね」
58 : ◆FQoDTtingY [saga]:2017/11/29(水) 17:23:43.16 ID:7D+G99Y2O
飛鳥「なに…っ!?ぐっ!!」

みく「…………」ガシッ


李衣菜「じゃあ、見えなきゃ予想できない よね」


飛鳥(しまった!伏兵の可能性を忘れていた!)

李衣菜「みんな喜んで私について来てくれたよ。
みんなでプロデューサーさんと大きな家に住もう、って言ったら」


飛鳥「みく!離せ!離せっ!!」

飛鳥(過去は……見えない……どこに隠れたか分からない!)


李衣菜「さぁ、みくちゃんこっちに持ってきて♪」

みく「…………」

飛鳥「ぐっ……!」
59 : ◆FQoDTtingY [sage saga]:2017/11/29(水) 17:36:09.64 ID:7D+G99Y2O
飛鳥(まだだ!)

飛鳥(現れたみくの動きは予知できる!)

飛鳥「らあっ!!」ゲシッ

みく「!!」バタ

李衣菜「みくちゃん!!」


飛鳥(見えた!!『これからありすと晴の名前をよぶ李衣菜』が!!)カッ

飛鳥(…今でもできるか分からないが、賭けてみるしかない!)


李衣菜「出て来て!橘ちゃ」


飛鳥「ありすぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」


李衣菜「……へっ!?」


ありす「…………」バッ


飛鳥「……勝った」

李衣菜「へっ!!?」
60 : ◆FQoDTtingY [sage saga]:2017/11/29(水) 17:41:22.32 ID:7D+G99Y2O
飛鳥「さて、李衣菜」ガシッ

李衣菜「えっ、なんで私の頭を掴んで」


ありす「……橘です!!!!!」



ドォン!!



李衣菜「……痛い…痛い…」グスッ

飛鳥「…ごめん、やりすぎたかな。許してくれ」


ガチャ


P「」ズルッ

飛鳥「ああっ!壁越しの衝撃でプロデューサーが!!」
61 : ◆FQoDTtingY [sage saga]:2017/11/29(水) 17:48:59.45 ID:7D+G99Y2O
みく「……んにゃ?みく、何して……」

飛鳥「ああ、みく。気にしなくていいんだ。何もね」

みく「……なんでこんな時間に……みく、帰るね」

飛鳥「ああ、先に帰っててくれ。収集はボクがつける」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


飛鳥「さて、もうプロデューサーと君以外帰ったよ」

飛鳥「説教の時間だ、李衣菜」バシッ


李衣菜「んあ……?俺、何して……ん?ヘッドホン?」ムクリ


飛鳥「」

蘭子「おわり」

飛鳥「」

李衣菜「」

P「プロデューサーさん……うーん……」
62 : ◆FQoDTtingY [sage saga]:2017/11/29(水) 17:51:35.99 ID:7D+G99Y2O
謎のIFルートも終わりです
1時間で書いたらクオリティーがすげえや
>>50
過去作はないです

あと、途中のsageの付け忘れについて深く謝罪
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/29(水) 17:57:30.89 ID:iPYYIRHRO
別に作者は更新してるならsageなくていいんだぞ
HTML依頼出してようと
おつ
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