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【ミリマス】765学園物語HED √MT
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433 :
◆p7PT31uvn8zf
[saga]:2019/02/23(土) 00:15:18.51 ID:Zs3GKDjto
P「いきなり引っ張ってどうしたんだ朋花?」
朋花「特に理由はありませんよ〜?」
P「ええ…」
それなら別に移動しなくても良かったと思うんだが…
朋花「さてと、これからどうしましょうか〜」
P「あ、マジでノープランだったのね」
朋花「…」
朋花が微笑みながらジッと見てくる
これは…何か期待されてるような気がするが…
434 :
◆p7PT31uvn8zf
[saga]:2019/02/23(土) 00:28:37.66 ID:Zs3GKDjto
P「とりあえず…誰か誘って遊んでみるか?」
朋花「…」
とりあえず無難な案を出してみたのだが、朋花の目がすっと細まり、体感温度が下がった
どうやらお気に召さないらしい
P「うーん…」
朋花が気に入りそうなこと、何があるかな…あっ
P「っと、そうだ、一旦戻らないか?」
朋花「あら、どうしてですか〜?」
P「朋花、日焼け止め塗ってないだろ?この後何をするにしても塗っておかないとせっかく綺麗な肌なのに傷付くかも知れないし」
朋花は意外そうな顔をした後
朋花「…ふふ、では行きましょうか〜」
少し機嫌良さそうに歩き出した
435 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/03/02(土) 04:50:20.00 ID:xh0ZQAfE0
良いな、朋花かわいいわ
436 :
◆p7PT31uvn8zf
[saga]:2019/03/05(火) 23:57:39.31 ID:KQulobxao
P「さて」
結局最初の場所に戻ってきた
琴葉は…どうやら別の場所に行ったようだ
朋花「では、日焼け止めを塗りましょうか〜」
P「ああ」
朋花「…」
P「…」
朋花がニコニコしながら俺を見ている
…日焼け止めを塗るんじゃないのか?
朋花「ふふ〜どうしたんですか〜?」
P「いや、えっと…?」
これは…俺に塗って欲しいのだろうか
437 :
◆p7PT31uvn8zf
[saga]:2019/03/06(水) 01:11:46.62 ID:dhjgWOQro
P「…俺が塗ろうか?」
朋花「ええ、お願いしますね〜」
あっさりと日焼け止めを渡された
…もしかして、朋花は結構な構って貰いたがりなのだろうか
P「それじゃあ、塗るぞ」
朋花「はい〜」
元々人が少ない場所だったからか、朋花が無防備に寝転がる
P「…」
この体勢だと綺麗な背中や、形の良い尻に目が行ってしまう
朋花「ふふ、どうしたんですか〜?」
P「い、いや、何でも無い」
438 :
◆p7PT31uvn8zf
[saga]:2019/03/06(水) 01:17:48.99 ID:dhjgWOQro
クリームを手で伸ばして馴染ませる
そして朋花の背中に手を置いた
朋花「ひゃっ…」
P「あ、ごめん、冷たかったか?」
朋花「いえ、大丈夫ですよ〜?」
P「そうか?」
それなら続けるとしよう
朋花「あっ…んんっ…」
手を動かす度に朋花が艶っぽい声を上げる
P「…」
なんだこれ、目にも耳にも毒なんだが
439 :
◆p7PT31uvn8zf
[saga]:2019/03/06(水) 01:22:30.93 ID:dhjgWOQro
朋花「はあ…先輩、お上手ですね〜?」
P「何年もやらされて身体が覚えたからな」
毎年のように莉緒さんやこのみ姉さんに塗らされていたら嫌でも覚える
朋花「…やらされた?」
P「ああ、家族で海水浴に行くとどうしてもな」
朋花「…そうですか〜?」
P「?」
…なんだろう、ちょっと機嫌が悪くなったような気がする
440 :
◆p7PT31uvn8zf
[saga]:2019/03/06(水) 01:29:44.87 ID:dhjgWOQro
P「…よし、こんなもんかな」
ようやくクリームを塗り終え、朋花に声をかける
朋花「ありがとうございました〜」
P「なに、このくらいはさ」
朋花「来年も、お願いしますね〜」
P「ああ」
朋花「それじゃあ、日焼け止めを私に返してそのまま寝転がってくださいね〜」
P「え?」
朋花「私が、先輩に日焼け止めを塗ってあげますよ〜」
P「いや、俺は別に」
朋花「はい〜?」
P「プ、プレッシャー…!?」
441 :
◆p7PT31uvn8zf
[saga]:2019/03/06(水) 01:33:38.04 ID:dhjgWOQro
結局プレッシャーに負けて寝転がることにした
朋花「ふふ、ふふふ」
朋花は笑いながらクリームを伸ばしている
P「と、朋花、お手柔らかに頼むよ」
朋花「ええ、任せてくださいね〜」
その言葉の後、朋花の華奢な指が俺の背中に触れた
そして背筋をつっと撫でる
P「ひいっ」
朋花「良い反応ですね〜」
442 :
◆p7PT31uvn8zf
[saga]:2019/03/06(水) 01:34:50.11 ID:dhjgWOQro
一旦ここまで
443 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/04/05(金) 22:00:27.50 ID:Y4cFAij3O
P「と、朋花、何で撫で回すように塗るんだ!?」
朋花「あら、ちゃんと塗り込むならこっちの方が良いんですよ〜?」
P「す、ストップ!脇腹はぁぁぁぁぁ」
朋花「ふふふ、ここが弱いんですね〜?」
P「あひぃ!」
朋花「私の手と指で、全てを忘れるくらいの快楽に溺れさせてあげますよ〜♪」
P「止めてください!俺がぁ!俺そのものがぁぁぁぁぁ!」
結局朋花に好き放題日焼け止めを塗られたのだった
444 :
◆p7PT31uvn8zf
[saga]:2019/04/05(金) 22:20:28.97 ID:cPeIyWgGO
P「はあ…はあ…し、死ぬかと思った」
朋花「良く堕ちずに耐えましたね〜」
P「いや結構危なかった…もしかしたら朋花はマッサージとか得意かもな」
朋花「あら、ではこれから私がマッサージしてあげますよ〜?針で」
P「それはご遠慮願いたい」
流石に針マッサージは怖い
P「さて、日焼け止めも塗ったことだし…」
朋花「…」
P「少し海に入る?」
朋花「ええ、構いませんよ〜」
445 :
◆p7PT31uvn8zf
[saga]:2019/04/05(金) 22:31:07.44 ID:cPeIyWgGO
差し出してきた朋花の手を引いてエスコートする
朋花「ん、冷たい…」
足下に来た波を受けて、朋花がそう呟いた
P「冷たくて気持ち良いな」
朋花「ええ、悪くないと思いますよ〜?」
朋花と二人で太陽の光を受けてきらきら光る海を見ていると
P「…ん?」
沖合いの方に動きがあった
海面に何かが飛び出し、すぐに水中へと消える
その何かのシルエット…あれは…
P「まさか、イルカか?」
446 :
◆p7PT31uvn8zf
[saga]:2019/04/05(金) 22:40:18.60 ID:cPeIyWgGO
朋花「本当にイルカのようですね〜珍しい」
P「毎年来てるが、初めて見たな」
765学園の海水浴はこれで12年目だが、イルカを見たのは初めてだ
鮫やモササウルス、良くわからない生き物は割と見るんだが
再度イルカが飛ぶ
そのイルカは、先程よりも小さかった
P「あれは仔イルカかな」
朋花「ふふ、小さくて可愛らしいですね〜」
P「朋花はイルカは好きか?」
朋花「ええ、可愛らしいですし名前に豚も付きますからね〜」
447 :
◆p7PT31uvn8zf
[saga]:2019/04/05(金) 23:09:05.66 ID:9X1QV1rHo
名前に豚が付くからはちょっと理解しづらいが…
P「それなら夏休みにさ、一緒に水族館に行かないか?」
朋花「水族館ですか〜?」
P「ああ、どうだ?」
朋花「ふふ、構いませんよ〜」
P「よし、じゃあ決まりだな、夏休みの予定は水族館だ」
朋花「水族館、楽しみにしていますね〜♪」
朋花と行く水族館…楽しみだな
448 :
◆p7PT31uvn8zf
[saga]:2019/04/05(金) 23:11:21.02 ID:9X1QV1rHo
一旦ここまで
449 :
◆p7PT31uvn8zf
[saga]:2019/04/30(火) 23:39:41.47 ID:vyae/akyo
特に行事も無くのんびりとプロダクション業務をこなしていると、とうとう高等部最後の夏休みが目前へと迫ってきた
P「もうすぐ夏休みか」
琴葉「うん、私達は高等部最後の夏休みだね」
P「ああ」
亜利沙「ありさは引継ぎの資料も作り終わったので今年はゆっくり出来そうです!」
亜利沙「もっとも、ありさの場合推しのアイドルちゃんのライブツアーがあるのて本当にゆっくり出来るかは微妙ですけど」
450 :
◆p7PT31uvn8zf
[saga]:2019/04/30(火) 23:50:21.91 ID:vyae/akyo
P「現地に行かないならライブビューイングとかいうのを使えば良いんじゃないか?」
亜利沙「何を言ってるんですかPさん!命続く限り現地へと足を運ぶことこそがファンの使命!」
亜利沙「ありさもこの身が削れて心燃え尽きて果ててしまっても構わない気持ちでライブに行くんです!」
P「そ、そうか…てか近いって亜利沙」
鼻息荒く詰め寄ってくる亜利沙に思わずたじろいでしまう
朋花「…」
P「はっ、プレッシャー…!?」
後ろから凄まじいプレッシャーを感じた
茜「感じる、感じるよPちゃん!茜ちゃんも肌がぴりぴりするようなプレッシャーを!」
P「いや、それはお前の書類捏造がばれて琴葉が怒ってるからだと思うぞ」
茜「えっ!?」
451 :
◆p7PT31uvn8zf
[saga]:2019/04/30(火) 23:57:47.11 ID:vyae/akyo
百合子「先輩は、夏休みの予定とかってありますか?」
P「夏休みの予定か?夏休みの予定は…」
ちらりと朋花を見る
朋花「…」
朋花は書類を見ているが、手は動いていないし視線もちょくちょくこちらに向けているようだ
P「秘密だ」
百合子「えー」
P「まあ暇なときは教えてやるから」
452 :
◆gF0EwRUqe6
[saga]:2019/06/17(月) 03:10:43.77 ID:zCaVMOgJ0
てす
453 :
◆p7PT31uvn8zf
[saga]:2019/06/20(木) 02:18:37.61 ID:PG4WcPQ10
百合子は不服そうだったが、朋花は機嫌が良くなったのか、すっかりプレッシャーは消えていた
琴葉「あ、そうだPくん、みんなも夏休みのこの辺りは可能なら空けておいてほしいの」
P「この時期、何かあるのか?」
琴葉「うん、Pくんと亜利沙ちゃんは覚えてると思うけど慰安旅行を今年も計画してるの」
P「慰安旅行…ああ、あれか」
去年温泉に行ったやつだな
亜利沙「あの温泉街に泊まり行った旅行ですよね?」
琴葉「うん」
しかし温泉か…そういえばあの時露天風呂で琴葉と出くわして…
P「…」
いかん、思い出すと顔が赤くなってきた
454 :
◆p7PT31uvn8zf
[saga]:2019/06/20(木) 02:28:59.65 ID:PG4WcPQ10
朋花「慰安旅行で温泉ですか〜、ふふ、なんだか楽しみですね〜」
百合子「温泉街なら浴衣とかもありそうですね!朋花さんとか、琴葉さんは浴衣すっごく似合うんだろなぁ〜…」
P「実はな百合子、亜利沙も浴衣結構似合うんだぜ」
亜利沙「ふえっ!?」
百合子「そうなんですか?」
P「ああ、これは去年撮った写真なんだけどな」
そう言って俺は去年みんなで撮った写真を見せる
P「ほら、ここに髪を下した美少女がいるだろ?」
百合子「もしかして、これが亜利沙さん?」
P「正解」
455 :
◆p7PT31uvn8zf
[saga]:2019/06/20(木) 02:38:45.75 ID:PG4WcPQ10
亜利沙「び、美少女!?」
亜利沙が顔を真っ赤にして慌てている
亜利沙「あ、ありさが美少女だなんてそんな烏滸がましいといいますかその、可憐ちゃんとか琴葉さんのほうがもっと美少女でその」
百合子「でもすっごく可愛いですよ亜利沙さん!」
亜利沙「あ、あううう…」
P「そうそう、だからもっと自信を持てって」
亜利沙「で、でもありさは」
朋花「…ふふ、先輩〜?」
P「っ!?」
収まったはずのプレッシャーに再び襲われる
朋花「女性を辱めるなんて、いけない人ですね〜?」
P「ち、ちがっ!俺は別に辱めたわけじゃ」
亜利沙「は、恥ずかしいです…」
朋花「だ、そうですよ〜?」
P「Oh…」
456 :
◆p7PT31uvn8zf
[saga]:2019/06/20(木) 02:39:17.98 ID:PG4WcPQ10
一旦ここまで
457 :
◆p7PT31uvn8zf
[saga]:2019/08/20(火) 01:01:24.26 ID:6Vjbp93r0
P「うおお…」
床に正座させられ、更には重しを乗せられるという古典的な拷問を受ける
どうしてこんなことに…
朋花「しかし温泉ですか〜、ふふっ楽しみですね〜」
亜利沙「お土産とかも沢山ありましたよ!」
百合子「お土産…杏奈ちゃんにも何か買って帰ろうかな?」
伊織「温泉の質次第では水瀬財閥が買い取って別荘を作るのもいいかも知れないわね」
茜「おっとその話茜ちゃんにも一枚噛ませて!ご当地茜ちゃん人形を名物にすればきっと観光客も増えちゃうよ!」
美咲「温泉〜えへへ〜」
そんな俺を尻目に楽しそうに温泉の話をするみんな
…まあ、俺も今から楽しみにしておこう
458 :
◆p7PT31uvn8zf
[saga]:2019/11/05(火) 03:39:26.08 ID:qrpkPW7u0
その後特に問題もなくプロダクションの業務も終了し、朋花と二人で帰路に着く
P「朋花、今日はどうするんだ?」
朋花「そうですね〜お買い物に行きましょうか〜」
P「買い物?先週末に行ったばかりじゃないか」
朋花「温泉に行くためのお泊り道具が必要ですから〜」
P「ああ、なるほど」
俺は去年使ったやつがあるはずだが…せっかくだし見ても損は無いな
459 :
◆p7PT31uvn8zf
[saga]:2019/11/05(火) 04:06:52.88 ID:qrpkPW7u0
朋花「そういえば」
P「ん?」
ある程度必要なものをそろえたのでみんなで遊ぶのに使うかもしれないトランプを見ていると、朋花が話しかけてくる
朋花「去年の温泉旅行はどんな感じだったんですか〜」
P「去年?去年はそうだな…」
去年は確か…
P「みんなで足湯に浸かったり、卓球したり…」
…予期せず琴葉と混浴したり
P「…」
朋花「先輩〜?」
P「あーいや、とりあえずみんなで楽しく遊んだって感じだったよ」
460 :
◆p7PT31uvn8zf
[saga]:2019/11/05(火) 04:10:51.04 ID:qrpkPW7u0
P「まあ温泉旅行なんてやることはどこもそんなに変わらないと思うから」
P「気楽に楽しもう」
朋花「…そうですね〜」
P「他に買うものある?」
朋花「今のところは大丈夫ですね〜」
P「よし、じゃあ帰るとするか」
朋花「ええ」
461 :
◆p7PT31uvn8zf
[saga]:2019/11/05(火) 04:32:23.10 ID:qrpkPW7u0
一旦ここまで
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