黒井「今日から私が765プロのプロデューサーだ!」

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73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 08:09:57.52 ID:r+G6+7mao
内容によるな。演技系ならダメだろうけどミュージカルとかの歌系ならワンチャン
74 : ◆6l0Hq6/z.w :2017/12/05(火) 09:04:33.13 ID:VKBAnwGQO

数日後

千早「……」

黒井「どうした千早」

千早「……」

黒井「フッ、まあ華々しく散ってくるがいい」

千早「何言ってるんですかプロデューサー」

黒井「ウィ?」

千早「私は勝ちますよ」

黒井「ハーハッハッハッ!何をほざくかと思えば勝つ!?笑わせるな如月千早!今日はお前が絶対に受からないようにとダンサブルなオーディションを持ってきた!『マリオネットの恋』で貴様の実力が発揮できるわけなかろう!」

千早「私はあなたに言われたことを私なりに考えてみました」

千早「歌は喉だけを使って歌うものではない、身体全体を使って歌うものだと」

黒井「それでは70点だ」

千早「!」

黒井「”心”でもだ。それは君が一番理解しているはずだ。」

千早「…は、はい!」

黒井「わかったなら無様に散ってくるがいい」

千早「フッ、私が合格したらゴージャスなお食事に連れて行ってくださいね」

黒井「フフッ強く出たな如月千早、いいだろう。」

千早「それじゃあ行ってきますね」

ダッダッダッ

黒井「……」

トゥルルルル



黒井「私だ、ゴージャスな席で二席予約しておいてくれ」





75 : ◆6l0Hq6/z.w :2017/12/05(火) 09:44:23.62 ID:VKBAnwGQO

数日後

高木「いやあそれにしても君が来てから絶好調だ。流石と言ったところかな?」

黒井「馴れ馴れしいぞ高木!私はお前の為に働いているのではない!彼女達のために働いているのだ!」

高木「そしてその利益が私に、いやぁ黒井様々だねぇ」

黒井「一々ムカつくやつだ…」

黒井「彼女達が961プロにいるならとっくに彼女達はトップアイドル手前なのに…!貴様のところのオンボロ設備のせいで…」

高木「ああいうのもたまにはいいだろう?」

黒井「言いわけなかろう!彼女達には広々としたスタジオに最高級の機材!最高級のコーチを付けるべきだというのに!」

高木「スタジオと機材はともかくコーチは金のタマゴだったろう?」

黒井「グッ…確かにお前が雇っているコーチ共はまだ若いくせに押さえるところはキチンと押さえてある。いずれ大物になる」

高木「ハハハ!そうだろ黒井!私の審美眼も捨てたものじゃないだろう!」

黒井「その審美眼がありながら貴様はその逸材をこんなところで腐らせて…!」

ガヤガヤガヤガヤ!

小鳥「またやってるわね」やれやれ

律子「小鳥さん、プロデューサーと社長は何言い合っているんですか?」

小鳥「え!?ええと千早ちゃんも受かったことだし私の給料を上げてくれ〜って直談判しているんですよ!」アセアセ

律子「成る程、そういうことですか」

小鳥「(私だけに黒井社長のことを打ち明けるなんて社長〜!小鳥は持ちそうにありませんよ〜!)」

76 : ◆6l0Hq6/z.w :2017/12/05(火) 09:47:53.14 ID:VKBAnwGQO

次の日

律子「それにしてもプロデューサーは沢山仕事持って来ますよね」

黒井「プロデューサーだからな」

律子「よく真と千早があのレベルのオーディションが受かると見抜いていましたね」

黒井「私は落とすつもりだったんだ。あいつらが勝手に受かっただけだ」

律子「フフッ、嘘ばっかり」

律子「もしかしてプロデューサー、裏で何かしていませんよね?」

黒井「…!」ギクッ!
↑前科持ち

律子「?」

黒井「い、いや私は真っ向からウチの事務所のアイドルの魅力を伝え売っているだけだ」

黒井「(嘘は付いていない!765に来てからは裏工作ができんように高木に見張られているからな…営業の時なんてわざわざ『黒井オーラ(顔を覆ってるアレ)』を外しているのだぞ!)」

律子「その魅力を伝えるのが難しくて…」

黒井「律子、君はまだ若い、焦らなくていい」

律子「でも…」

黒井「若さの武器というのは何事にも恐れず前に進んでいけるタフさだ。」

黒井「君が良いと思った仕事、企画は遠慮なく持ってくるがいい。尻拭いなら私がしてやる」

律子「プロデューサー…」

黒井「しかし私は貴様のような餓鬼に負ける気はさらさらないがなあ!今月は君の100倍仕事を持ってきてやろう!ハーハッハッハッ!」

律子「(励ましてくれてるのか宣戦布告されてるのか…)」

律子「クスッ…」

律子「プロデューサー!私もあなたには負けません!」

黒井「フッ、絵空事を」

黒井「ところでだ律子」

律子「? どうしたんですか?」

黒井「仕事云々で思い出したんだが何故か書類審査の仕事だけやけに通りが悪い、何故なんだ…?」

律子「え、プロデューサー宣材写真見てないんですか?」

黒井「宣材写真など目を通す必要など…アイドルにとっての証明写真のようなものだぞ」

律子「どうぞ」

黒井 宣材写真拝見中

黒井「……」


黒井「高木ィィィィィィィィィ!」


77 : ◆6l0Hq6/z.w [sage]:2017/12/05(火) 10:07:36.95 ID:VKBAnwGQO
黒井社長をちゃんと黒井社長として動かしていきたいので練習がてらに『黒井社長と誰々のこういうイベント書いてくれや』というのがあればリクエスト受け付けます。リクエスト来た次第5〜7つくらい書いていこうかなと思います。
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 10:46:40.83 ID:f6IqIsmDO
あずささんが空気だから迷子のあずささんを探しにいくイベントとか
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 11:29:48.46 ID:nlozHQgFO
初仕事の記念にやよいにいいものを食べさせてあげる話とか
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 12:05:19.72 ID:2x2w/7Tjo
逆にもやしパーティーに黒ちゃんが招待される話とか
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 12:15:16.68 ID:LcxYLMjOO
>>72
そのレス番で千早とはなかなかやるな
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 12:17:38.23 ID:8bwakgNRo
神田桃が訪ねて来る
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/05(火) 12:44:49.90 ID:LzcXTqcPO
961所属の玲音が電撃帰国
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 13:19:37.77 ID:Rxt+YXwDO
亜美真美に仕事ふって(一緒か別々かは任せる)
黒ちゃんがそれぞれどうプロデュースするのか見てみたい
85 : ◆6l0Hq6/z.w :2017/12/05(火) 13:49:55.81 ID:wI70Lg59O

ある日のいつか

黒井「ウィ、もしもし私だ」

黒井「何ィィィィ!?あずさが現場に来ないだと!?」

黒井「いや、君はそこで待機だ。あずさは私が探しに行く。」

黒井「これで一体何回目だ!」

ーーーーーーーーーーーー

おばあさん「わざわざありがとうねえ」

あずさ「いえいえ、結構ですよ」

あずさ「……あらぁ?」

あずさ「ここはどこかしら?」

黒井「現場から5キロも離れた隣町だ」

あずさ 「あらプロデューサーさん?どうしてここに?もしかしてプロデューサーさんが私の運命の人…

黒井「何を馬鹿言ってる、早く乗れ」

あずさ「助手席でもいいですか?」

黒井「勝手にしろ」

ブロロロロロロ

あずさ「どうしてプロデューサーさんは私を見つけることができたんですか?」

黒井「お前はよくフラフラするらしいからな、携帯にGPS機能を付けておいた」

あずさ「あらあらぁ…機械仕掛けの赤い糸…温もりを感じられないわ」シュン

黒井「携帯を置いてどこかに行く真似だけはするなよ…」

あずさ 「もう!私がそんな迷惑掛けそうに思えますか?」プンプン

黒井「ある」

あずさ「あらあら即答…」

黒井「私がお前をこうやって探しに来たのは何回目だ。答えてみろ」

あずさ「……ええと、たくさん?」

黒井「12回だ」

あずさ「あらぁ」

黒井「まったくいつもいつも迷惑を掛けおって、お前でなければとっくの前に見捨てているところだぞ」

あずさ「『お前でなければ?』ということはプロデューサーさんは私を大事にしてくれているんですね」ニコニコ

黒井「ち、違う!貴様が単に金の成る木であるから育てているまでだ!搾り取ったら見知らぬ地に捨ててやるからそれまで精々頑張って働くんだな!」

あずさ「でもまた見つけてくれるんでしょ?」

黒井「……」

黒井「ほら、着いたぞ」

あずさ「ありがとうございます。プロデューサーさん」

ガチャ バタン

黒井「(どうしても彼女相手ではペースを狂わせられるな…)」



86 : ◆6l0Hq6/z.w :2017/12/05(火) 14:13:49.72 ID:wI70Lg59O

またまたある日のいつか

黒井「さて帰るか」

玲音「あれ?社長さん?」

黒井「なっ…!?玲音!?なぜ君がここに!?」

玲音「アタシがいつ日本に帰ってきてもいいでしょう?こっちではトップを取ったんだから次は世界へ翔けって言ってくれたのは社長さんでしょ?」

黒井「そうだが…」

玲音 「それよりも社長さんの方こそこんなところで何してるの?765プロの前で」

黒井「…ゴホン、これはだな玲音!」

黒井「君がそろそろ退屈してそろそろ日本に戻ってくると踏んで君に相応しいライバルを用意しているのだよ!」

玲音「アタシのライバル…?」

黒井「ああ!君が日本にいた頃のアイドル界などベリーイージーだったからな、君の実力に合わせて難易度ナイトメアのアイドルを揃えているところだ」

玲音「へえ…ナイトメアね…社長さんは?」

黒井「私がバックにいては勝って当然だろう?あえて私は765プロ側につく」

玲音「アタシのためにそこまで…流石だね」

黒井「その高飛車な態度ももう時期できんくらいに打ちのめしてくれよう」

玲音「フフッ楽しみにしてるよ、次会う時はステージの上でだね」

黒井「私はステージの上ではないがな」

玲音「細かいことは嫌いでね、じゃあ」

スタスタ

黒井「まさか玲音が戻ってくるとは…」

黒井「世界に揉まれ成長した玲音をプロデュースしたいところだが彼女はもう自分で輝ける…」

黒井「なら私が765プロを育て玲音にブツけ切磋琢磨させお互いに磨きをかける…」

黒井「ハーハッハッハッ!我ながら素晴らしい作戦だ!これは伝説のアイドルを大量に生産してしまうかもしれん!」


子供「ねーおかあさーん、あの人なに言ってるの?」

母「シッ!見ちゃいけません!」

87 : ◆6l0Hq6/z.w :2017/12/05(火) 14:32:01.13 ID:wI70Lg59O

またまたまたある日のいつか

やよい「うっうー!お疲れ様でしたー!」

黒井「待て、やよい」

やよい「?何か用ですかー?」

黒井「今日は君の初テレビ出演を祝って私が食事に連れていってやろう」

やよい「えーーー!?いいんですかー!?」

黒井「構わん」

やよい「でも待ってください…私今日は長介達にご飯作ってあげないと…」

黒井「連れてこい」

やよい「え?」

黒井「連れてくれば問題なかろう」

やよい「いいんですか?」

黒井「餓鬼が何人増えようがセレブの私にダメージはない」

やよい「ありがとうございます!」

ーーーーーーーーーーーー

黒井「やよい…」

やよい「…なんでしょうかー?ってコラ長介!勝手にプロデューサーの車に乗っちゃいけないでしょう!かすみー、浩三のオムツもってきたー?浩太郎はちゃんと鍵閉めてきたー?」

黒井「(アイドル業をこなしながらこの娘達の面倒も見ているのだな…彼女にはマッサージの時間を今の倍増やすべきだな)」

黒井「それでは今日はこのセレブな私がゴージャスな店に連れていってやろう!光栄に思うがいい!」

高槻家「「「ハーーーーイ!」」」




88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 16:27:30.58 ID:hVQ63npJo
黒ちゃん普通に良い奴で草
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 16:32:19.36 ID:wJSjmUk8o
黒ちゃんが汚いことするのって765プロに対してだけっぽいし、黒ちゃんがついた765プロって最強なんじゃね?
90 : ◆6l0Hq6/z.w :2017/12/05(火) 16:50:37.21 ID:pI+68VETO

たかーーーーいビル

長介「おいおい外見てみろよかすみ!めちゃくちゃ高いぞ!めっちゃ高いぞ!」

かすみ「フッもう子供なんだから」

浩太郎「姉ちゃん、それ僕に浩三任せて窓ガラスに張り付きながらピョンピョン跳ねて言う台詞じゃないよ」

やよい「こら!そんなにうるさくしたら他の人に迷惑でしょ…ってあれ?他の人は…」

黒井「貸し切った。だからやよい、気兼ねなく食事を楽しめ」

やよい「はい!」

オーナー「(さっきまで普通にオープンしていたんだけどなあ…あんな額渡されたら従うしかないよ…)」

ーーーーーーーーーーーー

長介「おいすげぇぞかすみ!この肉父ちゃんの靴と同じくらいデケェぞ!」

かすみ「まっはふ、そうふけはほほなね(まったく、長介は子供ね)」

浩太郎「姉ちゃん、肉頬張りながら言う台詞じゃない」

浩司「うーん上手い!」

浩太郎「子供らしい良い反応!」

黒井「浩太郎、貴様が一番まともに見えるが私に浩三を任せて一番おかわりしているではないか!」

浩三「ダァー!」

黒井「コラ!浩三!私のオーラに触れるではない!闇に飲まれるぞ!」

やよい「みんな楽しそう…」

黒井「フフッ、貴様がトップアイドルになれば毎日こんな飯にありつけるぞ」

やよい「いえご飯も美味しいんですけど…」

黒井「ん?」

やよい「こうやってプロデューサーと兄妹が仲良くしてるの見たら微笑ましくて、だから私もっと頑張らないなーって思って」

やよい「プロデューサー、私頑張りますからまた弟達と遊んでくださいね!」

黒井「フッ、私のレンタル料は高いぞ!」

やよい「えぇ…どうしよう…」オロオロ

黒井「(いやホントは300円くらいでいいんだけど)」

長介「姉ちゃん、出世払いってやつで10回分くらい先に黒井のおっちゃんをレンタルしておこうよ」

やよい「じゃあそのしゅっせばらいって奴でお願いします!」

黒井「(やよいの弟なだけ逞しいな…)」





91 : ◆6l0Hq6/z.w :2017/12/05(火) 16:53:05.49 ID:pI+68VETO
やよい「こうやってプロデューサーと兄妹が仲良くしてるの見たら微笑ましくて、だから私もっと頑張らないなーって思って」

やよい「こうやってプロデューサーと兄妹が仲良くしてるの見たら微笑ましくて、だから私もっと頑張らないとなーって思って」
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 17:00:55.40 ID:LcxYLMjOO
>黒井「コラ!浩三!私のオーラに触れるではない!闇に飲まれるぞ!」

蘭子「!?」シュバババ
93 : ◆6l0Hq6/z.w [sage]:2017/12/05(火) 17:28:00.66 ID:ctMSwn1N0
今日はこの辺で
感想ご指摘あれば嬉しいです。
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 18:14:40.68 ID:q8izNyt7O
おつおつ続きが楽しみ
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 18:33:25.36 ID:ikAaRDrS0
久々に良いアイマスSSを見た

ジュピターや外伝系のキャラ達は出るのかな?
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 19:37:34.96 ID:+w6II+dYO
黒井社長やっぱり有能やな
97 : ◆6l0Hq6/z.w :2017/12/05(火) 23:45:32.36 ID:nZA1ZQuSO

黒井「前のお礼ということでやよいに家に招待されたが一人で行くのはな…」

黒井「仕方ない、今事務所にいる二人も連れて行くか」

誰?
安価↓1と2

これだけ安価で募集しておきます
まだまだ「こういうのやってくれや」とリクエストお待ちしてます。
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 23:46:15.48 ID:IH551nUBo
千早
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 23:46:21.28 ID:KSVRSVmTO
100 : ◆6l0Hq6/z.w [sage]:2017/12/05(火) 23:58:29.41 ID:nZA1ZQuSO
>>95
ジュピターは良きライバルですので出そうかなと
346やSideMは書けるほど詳しくないので出ない方が可能性高いです…すいません…
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 01:53:26.49 ID:w+CrBr73O

作者が書きたいように書けばいいよ
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 05:38:45.01 ID:/iBn5bwB0
美希は黒井社長の事もハニーと呼び始めるンだろうか?
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 08:15:35.11 ID:Y2FjuhJDo
961プロでの黒ちゃんも見てみたいです
104 : ◆6l0Hq6/z.w :2017/12/06(水) 09:39:09.77 ID:OYrJ7a02O

響「なるほどな〜ここで高音を意識するのか〜」

千早「サビから意識しても遅いからBから徐々に上げていく感じよ」

響「うんうん!じゃあ次は自分がダンス教えるね!」

黒井「おい千早、響、付いて来い」

響「??? どこに行くんだ?」

黒井「高槻家だ」

響「やよいの家か〜行きたいけど今千早とダン…

千早「行きます!」ガタッ!

響「ち、千早!?」

千早「我那覇さん早く支度して!プロデューサーも早く!」

ダッダッダッ!

シーン…

響「……これも千早を奮起させるための何か?」

黒井「……」




105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 09:41:38.04 ID:p89uSI8po
ハニーよりはダディなお歳だと思うの
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 09:50:16.41 ID:XFfR5vNho
これはいおりん激怒
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 09:52:57.68 ID:ecBAuBN70
黒ちゃんが765プロに来たから本来のPは別の事務所に行ったか、高木社長に「ティンティンにキた」されてないからそもそもPになってないか
108 : ◆6l0Hq6/z.w :2017/12/06(水) 09:58:00.74 ID:OYrJ7a02O

高槻家

やよい「うっうー!いらっしゃいですー!あ、響さんに千早さんも!」

長介「おいおいかすみ!モノホンのアイドルだ!」

かすみ「もう長介ったら、お姉ちゃんもアイドルでしょ」

浩太郎「姉ちゃん、それサインせがみながら言う台詞じゃないよ」

浩司「アイドルー!」

浩三「ダァー!」

響「はいかすみちゃん!サイン書けたぞ!次は千早…

千早「なんやここは…ここが天国なんか…そうなんやろうな…だって今ウチ幸せやもん…」

響「もしかして今日はずっとこのままなのか…」

やよい「さあみなさん上がってください!」

千早「高槻さんの家に上がりこむ!?私消滅しないかしら…」

響「するわけないぞ…」上がり込もうとする

黒井「フッ、質素な家だな」

響「ちょっとプロデューサー…!」

黒井「しかしやよいが頑張ればこんな家など私がゴージャスに…

千早「はあ…何もわかっていませんねプロデューサーは」

黒井「なっ…!どういうことだ!」

千早「フッ、高槻さんの健気さに一番合う家が質素な家だともわからないとは…プロデューサー失格ですね」

黒井「貴様ッ…!そこまでいうか!」

千早「本当のことを言ったまでです」

黒井「なら貴様がどれだけやよいについて熟知しているか教えてもらおうか!」

千早「望むところです…!」

ガヤガヤガヤガヤ


やよい「あのー…千早さんとプロデューサー何やっているんですか?」

響「めんどくさいから考えない方がいいと思うぞ…」

109 :4649 :2017/12/06(水) 10:23:38.09 ID:OYrJ7a02O



時は流れ

やよい「それではもやし祭り開催ですー!」

高槻兄妹「「イェーイ!!」」

響「うーん!美味しいぞ!なっ?ちは…

千早「アカン…高槻さんの作ったご飯食べるなんて…絶対バストアップするやん…あずささん越えてまうやん…」

響「もやしにそんな効果はないし千早がプルンプルンになったら違和感しかないぞ」

千早「…我那覇さん!それは一体どういう意味…!」

響「やよいで考えてみてよ!やよいがプルンプルンだったら嫌でしょ?」

千早「……!確かに…ゴメンナサイ我那覇さん…私が悪かったわ…」

黒井「(春香より千早の扱い方上手いんじゃないのか?それよりもだ…)」

やよい「プロデューサー?どうしたんですかー?もやしなくなっちゃいますよ?」

黒井「あ…ああ…」

黒井「(私がこんな貧相なものを食べることになるとは…!しかしやよいちゃんが作ったのだ…食べないわけには…)」

パク

黒井「…!これは…!」

黒井「ゴージャスではなく質素だがこれはこれで…!」ムシャムシャ

黒井「長介!おかわりだ!」

長介「あーい、黒井のおっちゃん」

なんだかんだ楽しんだ
響は千早とこれからどう接すればいいか少し戸惑っていた


110 : ◆hbjKLbQOl6 :2017/12/06(水) 10:43:46.63 ID:OYrJ7a02O

またまたまたまたまたある日のいつか

プルルルルルルルル

黒井「はい、もしも…

社員「助けてください社長!もう限界です!」

黒井「何かと思えば私の影武者を頼んだ…

社員「あのですね!この際はっきり言いますけどあなたの影武者なんて普通できませんからね!アンタ社長のくせにどんだけ働いていたんですか!その傍らアイドルをスカウトしに行ってたと思うと恐ろしいですよ!」

黒井「(だいぶヤキが回ってるな…)」

社員「黒いオーラを会得するのが一番大変でしたよ!何ですかあれ!?前見えないですよ!ってそんなことじゃなくて!」

社員「社長お願いします!今日だけ戻ってきてください!私にジュピターのアイドルランク昇格LIVEは荷が重すぎます!どうか社長の采配を…!」

黒井「まあお前も頑張っていることだ…」





黒井「久しぶりに戻るか、961プロに」






111 : ◆6l0Hq6/z.w :2017/12/06(水) 11:17:03.37 ID:OYrJ7a02O
undefined
112 : ◆hbjKLbQOl6 :2017/12/06(水) 11:18:25.02 ID:OYrJ7a02O

ライブ会場

翔太 「いやぁーこれに勝てば僕たちもトップアイドルの仲間入りだね」

北斗「そうだな、俺たちもついにここまで来たんだな」

冬馬「ヘッ、何言ってやがる、そういうことは勝ってから言いやがれ。相手はあの国民的アイドルユニットだぞ」

翔太「約50人いるしね、でも彼女達って正直握手券で人気を得ているようなもの…

? 「それで何が悪い」

冬馬「…!アンタは…!」

北斗「社長…!」

113 : ◆hbjKLbQOl6 :2017/12/06(水) 11:20:07.75 ID:OYrJ7a02O

黒井「まさか貴様らは相手が大人数だから個々の実力は自分達より劣っている…なんて思っていないだろうな?」

黒井「彼女達はグループの中でもセンターを争い、メンバー入りを争い日々アイドルの厳しさを味わっている」

黒井「彼女達程アイドルの世界の嚴しさを知り、勝ちに貪欲な
者もいないだろう」

黒井「そんな彼女達が弱いわけなかろう」

冬馬「だったらどうするんだよ!俺たちより強くて多いなら勝ち目なんてねえじゃねえか!」

黒井「カリスマだ」

冬馬「は?」

黒井「どれだけ素晴らしい歌を踊ろうがダンスを踊ろうがビジュアルが良かろうが圧倒的に惹きつけられるカリスマの前では無力だ。」

黒井「彼女達の弱点は大人数故にカリスマ性がないことにある。多人数ではカリスマは出せん」

黒井「しかし貴様らは3人だ。圧倒的なパフォーマンスを見せてやってこい。例え100人で挑んでも貴様らには勝てないと思う程のことをステージの上で披露してこい。そうすれば勝てる」

翔太「ちょーっと黒ちゃん。カリスマ云々の話してそれらしい対策方法を教えてくれてように見えるけど結局相手より良いパフォーマンスしてこいってことじゃん」

黒井「その通りだ」

北斗「しかし社長の言う通りだ。俺たちはランク昇格に目が行きすぎて相手のレディ達と向き合ってなかったな」

冬馬「ああそうだ!あいつらも強いんだ!俺たちも全力でぶつかろうぜ!」

ジュピター「「「おう!!」」

黒井「肩の力を抜いて挑め、例え負けても奴らの弱みを全て握っている私がなんとかしてやる」

冬馬「え…マジかよそれ…」

黒井「ジョークだ。肩の力が抜けたろう?」

冬馬「ったく、アンタが言うとシャレに聞こえないんだよ」

ダッダッダッ


黒井「実際18人程度しか知らないしな」


114 : ◆hbjKLbQOl6 :2017/12/06(水) 11:39:04.16 ID:OYrJ7a02O

ーーーーーー

社員「ありがとうございます社長!無事にジュピターはトップアイドルの仲間入り!玲音も戻って来て961プロはこれで安泰です!」

黒井「そうか、じゃあ私は765に戻るぞ」

社員「ちょーーーーっと!社長!」

黒井「なんだやかましい」

社員「戻ってきてださいよ!もう私では手に負え…

黒井 「やる」

社員「え?」

黒井「私が育てた765プロのアイドルに玲音とジュピターをぶつける。それでお前が勝った場合この会社をやる」

社員「………マジですか?」

黒井「普通自分の会社を放っていけるわけないだろう。全て右腕の貴様を信頼してできたことだ」

社員「しゃ…社長!」

黒井「お前は優しすぎる、私が全て教えてやっただろう。この世界で頂点を取りたければ私のように黒に染まれと」

社員「……」

黒井「私がいない間961プロは任せる。私の良き相手になれるように…

社員「ククク」

黒井「?」

社員「ハーハッハッハッ!自ら自分のポストを放棄するとはな黒井ィ!もう二度とその席には座れないと思っておけ!」

黒井「おい、いきなり…」

社員「良き相手だと?ノンノンノンノン!貴様など私にとってはアリのようなものよ!うっかり踏み潰されないように気をつけるんだな!」

黒井「(『私のように』と言ったが私に寄せすぎだろう…)」

社員「おい!」パチン

屈強な男達 「…」

社員「そこの汚いハエをつまみだせ!」

屈強な男達「ハッ…!」

黒井「(完全に私だ…)」

社員「これからは私がセレブだ!私がゴージャスだ!ハーハッハッハッ!」


115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 11:56:11.35 ID:LOKfnm43O
アニメ版の黒ちゃんは影武者の方だった可能性が微レ存…?
116 : ◆6l0Hq6/z.w :2017/12/06(水) 12:07:55.24 ID:OYrJ7a02O

数日後

黒井「ほう、竜宮小町とな」

律子「はい、しっかり者の伊織に、おっとり系のあずささん、天真爛漫の亜美をメンバーに選びました。」

黒井「ユニット名は名前からもじったのか、良いセンスだ」

律子「ありがとうございます。」

黒井「まあ春香と真美と響が拗ねるだろうがな」

律子「春香と真美はわかるんですが響もですか?」

黒井「『だー!海なら自分が一番慣れ親しんでいるのにー!』と駄々こねるのが目に見える」

律子「フフッ、思いの外似てますね」

黒井「や…やかましい!」

黒井「コホン…話を戻すがユニットか…どれ、私も手始めに組んでみようとするか」

律子「え?もうメンバーは決めてあるんですか?」

黒井「ああ、それはだな」

安価↓1どれ2と3
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 12:12:47.78 ID:7iJ/iCCVO
星井
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 12:13:04.01 ID:PnUTcD16O
春香
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 12:18:13.95 ID:LOKfnm43O
千早
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 12:20:54.48 ID:89gaG7uHO
やよい
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 15:27:00.20 ID:DZw44dRQO
物理を高めてまっすぐ殴る感のあるユニット
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 15:48:08.88 ID:1iTVDV+Do
星、天、月
天体系ユニットかな
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 15:50:18.07 ID:3VVx1Cqfo
天体観測か
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 16:01:28.21 ID:dVOOTLD4O
名前はスターリースカイとかその辺かな
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 16:28:07.10 ID:CIy+8RmFO
765の3トップユニットとかガチすぎワロタ
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 16:48:19.28 ID:wNmvtxKuo
out天海
in島村
でカレンダーにしたいな
127 : ◆hbjKLbQOl6 [sage]:2017/12/06(水) 16:52:39.54 ID:herCZ65xO
投稿は21時くらいになると思います。
しばしお待ちを
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 17:23:07.53 ID:89gaG7uHO
ポエムおばさん呼んで来て
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 17:59:38.53 ID:RGIG/ioz0
ユニットが強い
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 19:08:22.20 ID:Si2Sb8750
Shooting star歌わせたら超強そう
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 19:11:59.42 ID:ZZgWEpEg0
そういえば765って他と違って信号機トリオにちゃんとしたユニット名無かったな
132 : ◆hbjKLbQOl6 [sage]:2017/12/06(水) 20:23:07.17 ID:AFTiOhWY0
書き始めます。
133 : ◆hbjKLbQOl6 :2017/12/06(水) 20:32:08.22 ID:AFTiOhWY0

律子「その3人ですか…」

黒井「ウィ?何か不服か?」

律子「いえ、個人的にそのグループの中に春香はどうなのかなと」

律子「美希はいつもはあんな感じだけど映える曲はクール系です。千早も言わずもがな。春香はどちらかと言うとポップ寄りですしクール系が似合うとは思えません。それなら真か響を入れた方が…

黒井「フフフ、甘いな律子」

黒井「私が一ジャンルに絞る程セコイ人間だと思うか?」

黒井「私が狙っているのは頂点!すなわち王者のみ!7それを目指すにはこのメンバーが打ってつけなのだよ」

黒井「たしかに響を入れるという手もあった。しかし響も美希と同じオールラウンダー型だ。一つのユニットに二人を入れてはもったいない。それにだ…」

黒井「このユニットは春香がメインとなってくる」

律子「春香をセンターに置くんですか?」

黒井「そういうことではない。要になるということだ。」

律子「あの子がですか…」

黒井「まあ君が春香がどれ程凄いか知らないのも無理ない、私も最近その片鱗に気づいたからな」






134 : ◆6l0Hq6/z.w :2017/12/06(水) 20:53:35.54 ID:AFTiOhWY0
undefined
135 : ◆hbjKLbQOl6 :2017/12/06(水) 20:54:53.06 ID:AFTiOhWY0

遡ることオーディション時

亜美「ミキミキすごーい!」

真美「全然練習していないのにあれだけ踊れるなんて!クッソー!天才は違いますなー」

美希「エッヘン!美希が本気を出せばこれくらい楽勝なの」

黒井「(まるで基本がなっていないな…これはドベは決まったか…ん?)」

天海「………」

黒井「(どうした…?いつも明るい春香ちゃんの顔が曇ったぞ…)」

律子「はい!次は真!」

真「はい!」

真 オーディション中

黒井「ほう…これは…」

天海「………!」

黒井「(さっきとは打って変わって目を輝かせているな…まさか…)」

オーディション終了してから少し経って…

黒井「春香」

春香「はい、何の御用ですか?ハッ…!?まさかお説教!?」

黒井「違う、春香、今日君がオーディションを見ていてあの順位に不服はあったか?」

春香「……そうですねぇ」

春香「私なんかが上から目線で何言ってるんだ!ってなるかもですけど一位が真で最下位が美希、これは仕方ないと思います。」

136 : ◆hbjKLbQOl6 :2017/12/06(水) 21:03:11.39 ID:AFTiOhWY0

黒井「何故そう思う?」

春香「まず美希については練習不足でしょうか。プロデューサーさんが言ってた通り軸がブレていたと思います。それに忘れた振り付けはオーバーなアクションで誤魔化していたようにも見えました。」

春香「次に真に関してですけどこれは不動の一位でしょう。見た瞬間敗北を感じました。」

黒井「技術の差でか?」

春香「それもありましたけど真が一番のびのびしていたと思います。ダンスも歌も芯が通っていて練習の成果を120%引き出せていたように思えます。」

春香「伊織と千早ちゃんは本調子じゃなかったし、響は疲労のせいでここぞという場面でアピール不足、貴音さんはいつも通りでしたけど新たなことを模索していたように見えました。それに…

黒井「もういい、君の意見は参考になった。」

春香「ハッ…!私ったら夢中になってつい!プロデューサー!このことは皆に黙っていてください!」

黒井「ほう?私を買収するつもりか?高くつくぞ」

春香「クッキー焼きますから!」

黒井「ふん、そんなもので私が揺らぐわけなかろう」

春香「チョコケーキも作ってきます!」

黒井「仕方ない…今日だけだぞ」

春香「ありがとうございます!ってああ!私この後予定あったんだ!すいませんプロデューサーお先失礼します!」

ダッダッダッ

黒井「天海春香…思っていたよりも…」


137 : ◆hbjKLbQOl6 :2017/12/06(水) 21:31:54.81 ID:AFTiOhWY0

律子「春香が一番アイドルというものを理解している?」

黒井「ああ、アイドルというものを本質から理解している。意識の高さで言えば伊織と貴音よりも上だろう。」

律子「まさかあの娘が…」

黒井「彼女も意識してはやっていないのだろう。多分無意識的に。だがそれに実力はまだ付いていってないがな」

黒井「美希も千早も殻を一つ破ったと言ってもまだまだ発展途上だ。それを支えれるのは春香くらいしかいない。」

黒井「一方で春香は他の二人に比べて実力がやや劣る。それは彼女もわかっているだろう。しかしそこで挫けるような奴ではない。必ず喰らいつく。彼女の性格ならな」

律子「成る程…三人を成長させるためにこの三人で組ませたんですね」

黒井「ウィ、その通りだ」

律子「この三人を組ませた理由はわかりました。ところでプロデューサー」

黒井「ん?」

律子「ユニット名はどうするんですか?あっ、よく考えれば『天』に『月』に『星』…空にちなんだ名前にするんですか?」

黒井「まあ竜宮小町を意識して私も名前からと思ってな」


黒井「『幾千もの星が天から降り注ぐ』、そんな珍しく素晴らしい光景を見たのと同じくらいファンを感動させるという意味を込め付けた名前は」



黒井「『メテオシャワー』だ」


138 : ◆hbjKLbQOl6 :2017/12/06(水) 21:40:16.47 ID:AFTiOhWY0

律子「メテオシャワー…流星群のことですか」

黒井「そうだ、流星群だと名前がイカついからな」

律子「メテオシャワーも充分イカついですけどね」

黒井「スターやムーンやヘヴンなどの言葉をユニット名につかってしまうと使われた名前の者がリーダーみたいになってしまうからな」

律子「確かにスターなんちゃらって名前にすると美希がリーダーみたいになっちゃいますもんね」

黒井「メテオシャワーは三人で一つなのだ。際立たせて一人を目立たせようとは思わん」

律子「それにしても私が竜宮小町を提案したと思ったらメテオシャワーですか…やっとプロデューサーを出し抜けると思ったのに!」

黒井「私を出し抜こうとするなど100万年早い。今日からはユニットでの仕事も取り合いということになる」

律子「早速災難が降りかかってきたなあー」

黒井「メテオシャワーと掛けているのだろうが上手くないぞ律子」



139 : ◆hbjKLbQOl6 [sage]:2017/12/06(水) 21:42:36.05 ID:AFTiOhWY0
竜宮小町とメテオシャワーなどのユニットの話は明日書いていこうと思います。そこで亜美真美のプロデュースの話も書いていきたいと思います。

「こういうの書いてくれや」というリクエストあれば喜んでお応えします。息抜きに今日いくつか書きたいなと思います。
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 21:55:12.02 ID:zjIxDvQpO
春香さん、それってアイドルじゃなくプロデューサーの才能では・・・
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/06(水) 21:57:01.55 ID:DCV3G5LRo
乙です
雪歩のお茶や春香のクッキーを真面目に脳内食レポする黒ちゃんとか?
あとは黒ちゃんプロデュース避暑旅行とか(アニマス5話みたいな)
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 22:28:50.90 ID:BCCWcQ1GO
りっちゃんとPによる黒ちゃん歓迎会
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 22:42:40.63 ID:isqLagia0
>>142
黒ちゃんがPなんですがそれは……
貴音にラーメンの制限をかけるかとうかの一悶着とか
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 22:48:28.77 ID:WY2ecZmZo
アイドルたち(雪歩)の家に家庭訪問とか
145 : ◆hbjKLbQOl6 :2017/12/06(水) 23:04:40.20 ID:AFTiOhWY0

ある日のいつか

春香「プロデューサーさんクッキーです!食べてみてください!」

黒井「ん」

ムシャムシャ

黒井「30点」

春香「えーー!辛酸すぎますよー!」

黒井「甘過ぎだ、砂糖を入れればどうにかなるものではない」

春香「絶対いつか美味しいって言わせて見せますからね!」

黒井「その前に死なぬよう気をつけるよ」

雪歩「プロデューサーさん、お茶入りました。」

黒井「ん」

黒井「(芳醇な香りに、適度な温度、雪歩のお茶はいつ飲んでもさいこ…ん…!?)」

雪歩「ど、どうかしましたか!?プロデューサーさん!?」

黒井「雪歩…お茶の葉を変えただろう?」

雪歩「え、ハイ…」

黒井 「馬鹿者!こんな大衆受けだけが良い葉を使っても50点が良いところだぞ!私はいつもの渋めの葉顔好みなのだ!」

春香「それでも私のクッキーより高いんだ…」

雪歩「す、すいません〜!急いで新しいお茶作ってきます〜!」

黒井「ったく!早くいつもの180点のお茶を飲ましてくれ」

春香「(180点って何…?)









146 : ◆hbjKLbQOl6 [sage]:2017/12/06(水) 23:06:24.64 ID:AFTiOhWY0
黒井 「馬鹿者!こんな大衆受けだけが良い葉を使っても50点が良いところだぞ!私はいつもの渋めの葉顔好みなのだ!」

黒井 「馬鹿者!こんな大衆受けだけが良い葉を使っても50点が良いところだぞ!私はいつもの渋めの葉が好みなのだ!」

訂正です
147 : ◆hbjKLbQOl6 :2017/12/06(水) 23:17:41.40 ID:AFTiOhWY0

またある日のいつか

黒井「最近知ったが貴音」

貴音「なんでしょうか」

黒井「ラーメンというものは美味しいのだな」ズルズル

貴音「らぁめんの良さを今まで知らずに生きてきたとは、可哀想な方ですね」ズルズル

黒井「私がまだゴージャスじゃなかった頃のラーメンなど全て水に漬けて食べてたようなものばかりだったからな」

貴音「その頃に私が生まれていたら私は…私は…!」

黒井「想像しただけでそこまで動揺するか普通」

黒井「で、今回はそのラーメンの話なんだが」

貴音「? 今日も奢ってくれるのですか?」

黒井「奢るのは奢ってやる、しかしだ!」


黒井「ラーメンの食べる量を減らしたらどうだ?」

貴音「!!!」ズルズル

黒井「ラーメンを啜りながらシリアスな顔をされても緊迫感は出んぞ」

貴音「貴方様、らぁめんとは私にとって命なのです…らぁめんがないと私は…私は…」

黒井「ならば聞こう、君は週に何回ラーメン屋に訪れる?」

貴音「4〜5回、多い時は8回ですね」

黒井「一度店に入って頼むラーメンの量は?」

貴音「約12杯分ですね」

黒井「それが問題なのだ!」

貴音「???」キョトン

黒井「トボけても無駄だ!それだけラーメンを食べていたら体調を崩すぞ」

貴音「私の身体はそんなにヤワじゃ…

黒井「健康面での話をしているのだ、とにかく今日からラーメンは一日一杯だ」

貴音「!!!!」

その日から貴音のスランプは始まった


148 : ◆hbjKLbQOl6 [sage]:2017/12/06(水) 23:20:23.38 ID:AFTiOhWY0
今日はこの辺で
貴音スランプ編 旅行編 雪歩の家に訪れる編は明日以降にしたいと思います。旅行編が長くなりそうなので気長にお付き合いください
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 23:32:11.00 ID:mFuHFzRO0
おっつおっつ
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 23:40:45.79 ID:/OzOKLEjo
おつ
辛酸→X
辛辣→○
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 23:51:12.36 ID:+y9cxDUdO
おつ
3倍のレッスンをしてるのにここまで良い成果が出てない響にフォローを……
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 01:21:49.37 ID:u7ov7g2To

メテオシャワーってさらに強そうになったなw
153 : ◆hbjKLbQOl6 [sage]:2017/12/07(木) 06:49:07.81 ID:pnTO20j2O
>>誤字指摘ありがとうございます!
154 : ◆hbjKLbQOl6 [sage]:2017/12/07(木) 06:49:50.12 ID:pnTO20j2O
>>150
誤字ご指摘ありがとうございます!
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 12:01:29.61 ID:N6hTeskM0
小鳥さんとの会話は無理ですかね?
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 13:51:14.78 ID:9wOKFW5K0
律子も含めてアイドルをちゃん付けで会話してしまう

これは流石にアカンか
157 : ◆hbjKLbQOl6 [sage]:2017/12/07(木) 14:31:45.05 ID:pnTO20j2O
>>155 >>156
リクエストありがとうございます!面白そうなので是非!
今日は忙しくて最悪投稿できないかもしれません。申し訳ございません。
158 : ◆hbjKLbQOl6 [sage]:2017/12/07(木) 19:07:31.99 ID:pnTO20j2O
21時くらいから書いていきます
159 : ◆hbjKLbQOl6 :2017/12/07(木) 19:13:05.32 ID:l0xng0p30
避暑旅行編では二チームに分かれてなんやかんやしようと思っているので6人安価お願いします。
選ばれた方をAチーム、選ばれなかった方をBチームとします。りっちゃんと黒井社長は監督にしようと思っているのでりっちゃんは除外でお願いします。

安価↓1〜6
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 19:19:32.56 ID:g83eN2Cg0
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 19:21:34.12 ID:jx0l0EWgo
やよい
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 19:27:07.18 ID:H+E15hQVO
まこりん
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 19:27:18.93 ID:hXMAhEulo
貴音
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 19:34:43.02 ID:9yA2R3BPo
亜美
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 19:39:01.57 ID:PA1Hk5h8O
春香
166 : ◆hbjKLbQOl6 [sage]:2017/12/07(木) 21:29:04.99 ID:l0xng0p30
遅れました。書き始めます。
167 : ◆hbjKLbQOl6 :2017/12/07(木) 21:39:50.45 ID:l0xng0p30

数週間後

響「なあープロデューサー…」

黒井「要件は察した、貴音だな?」

貴音「らぁめん…らぁめん…」メソメソ

響「あんなメソメソしてる貴音見たことないぞ!この頃ずっとあの調子なんだよぉ!」

黒井「態度が変わるだけならまだいい」

響「え?」

黒井「仕事での度重なる失敗、オーディションでも負け知らずだったのに前はメッタメタにやられた…」

響「あの貴音が!?」

黒井「まさかラーメンを制限するだけでああもスランプに陥るとは…健康面では良くなっているはずなのに…」

響「いっそのこと制限解いたらどうなんだ?」

黒井「愚か者!前のような食生活に戻してみろ!いつか貴音は身体を壊すぞ!」

響「じゃあどうするのさー!」

黒井「クソォ…私がゴージャスなラーメン屋に連れて行っても『これやない』と跳ね除けられたからな…」

響「(なんで関西弁…?)」

黒井「クソォ…!どうすれば…!」

響「単純に12杯食べるのがダメなんでしょ?」

黒井「そうだ!1日で食べる量ではない!」

響「それでいきなり1杯に制限したらそれはちょっと極端すぎない?」

黒井「何を言ってるんだ響!普通はラーメン屋に入って頼むのは一杯だけだろう!」

響「プロデューサーこそ何言ってるんだ」

黒井「?」


響「貴音が普通なわけないじゃん」




黒井「……たしかに」





168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 21:50:03.15 ID:856K6j88o
ラーメン1杯(二十郎の(ry
とか
ラーメン1杯(佐竹飯店)
169 : ◆hbjKLbQOl6 :2017/12/07(木) 21:50:17.99 ID:l0xng0p30

ラーメン屋

黒井「1日に塩、醤油、豚骨の味を味わいたいだと?」

貴音「はい、量はさほど関係ないのです。1日にこの3つの味を楽しみ力をちゃあじしたがったのです。」

黒井「それでは三杯食べれればよかったのか」

貴音「12杯というのは最高記録です。流石の私もそれだけ食べ続けていればらぁめんが嫌いになります」

黒井「本当か?」

貴音「嘘です。どんなことがあろうとらぁめん大好きです。」

黒井「それにしても悪かったな貴音、君のことを考えてした行動がまさか君を苦しめる結果になるなんて…」

貴音「いいのですよ、貴方様が嫌がらせで私にらぁめんを制限したなんて思いません。それに制限したお陰で今日のらぁめんは格別に美味しいです。」

黒井「初めて会った時にも言っただろう『言葉にしないと伝わらないこともある』と、これからはちゃんと頼むぞ」

貴音「今回の件で肝に命じました。それでは早速プロデューサー…」

黒井「ん?」

貴音「らぁめんのおかわりよろしいですか?」

黒井「構わん!おいマスター!塩ラーメンを彼女に一つだ!支払いは私持ちでいい!」

貴音「貴方様、ここはBARではないのですよ?」





170 : ◆hbjKLbQOl6 :2017/12/07(木) 21:58:01.29 ID:l0xng0p30

ある日の残業

黒井「ウィ、小鳥君はまだ上がらないのか?」

小鳥「はい、まだ少々仕事が残っているので…」

黒井「どれ」グイッと小鳥のパソコンを覗き込む

黒井「これくらいなら私がまとめといてやる。さっさと家に帰れ」

小鳥「いえいえそんなの悪いですよ黒井社長!」

黒井「ここでは黒井プロデューサーだ」ギロッ

小鳥「は、はい!」

黒井「ほら終わったぞ」

小鳥「いやいやいやいや、今の二言くらいの会話で終わるような作業じゃ…っていう終わってる!?」

黒井「30秒も掛からなかったな」

小鳥「一体どうなってるんですか!?魔法ですか!?」

黒井「まあそんな細かいはいいではないか小鳥君」

小鳥「(私の事務員としてのアイデンティティが崩れさったような…)」

黒井「いつも頑張ってる褒美だ。私がゴージャスな店に連れていってやる」

小鳥「えぇ!?」


171 : ◆hbjKLbQOl6 :2017/12/07(木) 22:15:54.67 ID:l0xng0p30

ゴージャスなお店

黒井「……」

小鳥「聞いているんですかプロデューサー?」

黒井「どうしてこうなった…」

小鳥「??? 何いってるんですかプロデューサー早く次のワイン頼みましょうよ〜!」

小鳥「おーい頭!新しいドンペリもう一杯!ヒック、あぁ!?全然酔ってねえよ!夜はこれからだぞ!っていうか頭じゃなくてマスターか!ギャハハハハハ!」

黒井「(まさか小鳥君がここまで酒癖が悪いとは…)」

黒井「おい小鳥君…明日も仕事はあるのだぞ…そろそろやめた方が…

小鳥「うるせぇ!」

パリィン!

黒井「ヴェネチア!」ガハァ!

マスター「ギャー!!お客様!黒井社長にワインで殴りかかるなんて何してるんですか!」

小鳥「次の奴持ってこいって言ってんだろ!早くしろ!」

黒井「マスター…私は大丈夫だ…早く新しいドンペリを…」ピクピク

マスター「ええ!?本当に大丈夫なんですか!?ピクピク言ってますけど…!?」

小鳥「ところでぇ〜プロデューサーはどの掛け算が一番お好きですか?ゆき×まこですか?それとも王道に春×千ですかぁ?」

黒井「(ゆきまこ?はるちは?そもそも掛け算とはなんだ…?考えろ…早く言わないとまた殴られる気がする…)」

黒井「(わかった!好きなアイドル達のデュエットということか…!流石私…!)」

黒井「そうだな…今試したいのは響と真美のダンスコンビを…

小鳥「馬鹿野郎!一番良い絡みは律×美希に決まってんだろう!」

パリィン!

黒井「そげぶ!」

黒井「」チーン…

マスター「社長ーー!」

よく覚えてないが何故かマスターに今日はタダで言いと言われた。しかし今度は一人で来るように念押しされた。小鳥君に関しては次の日に猛烈に謝られたがいかんせん昨日何があったが覚えていなかったので許した。











172 : ◆hbjKLbQOl6 :2017/12/07(木) 22:17:32.26 ID:l0xng0p30
よく覚えてないが何故かマスターに今日はタダで言いと言われた。しかし今度は一人で来るように念押しされた。小鳥君に関しては次の日に猛烈に謝られたがいかんせん昨日何があったが覚えていなかったので許した。

よく覚えてないが何故かマスターに今日はタダでいいと言われた。しかし今度は一人で来るように念押しされた。小鳥君に関しては次の日に猛烈に謝られたがいかんせん昨日何があったか覚えていなかったので許した。

訂正です。
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