【オリロンパ】ダンガンロンパ・フォーシーム【安価】

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276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/03(水) 21:46:43.62 ID:iDIU8H+Z0
【殴れるものなんてそう多くはない】に【遺体の状況】じゃないの?
277 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/03(水) 21:47:42.12 ID:Q8x6mRoX0
戸叶「そいつはどうかな?」論破!



戸叶「江頭、ゴルフクラブは凶器じゃないんだ」

江頭「はぁ?」

戸叶「あのゴルフクラブには血痕がついてなかったんだ。凶器だったとしたら、それはおかしい」

梶矢「そうね。犯人が適当にそれっぽいものを置いといただけじゃないかしら?」

江頭「チッ、屁理屈ばかりこねやがって」

川上「で、でも…だとしたら一体何が凶器なんだい…?」

牧野「そうだよ!おかしいじゃねえか!」

戸叶(…凶器か。取り敢えず今は分からないという事を示すべきだな)

↓1 コトダマ>>264を提示しろ

278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/03(水) 21:48:04.15 ID:iDIU8H+Z0
【見当たらない凶器】
279 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/03(水) 21:48:55.19 ID:Q8x6mRoX0
戸叶「これだ!」



戸叶「外原、さっきの話をもう一度してくれないか?」

外原「あのことだね。実はすべての部屋を調べてたんだけどねえ、どこからも凶器は出て来なかったんだよ」

牧野「…は?なんじゃそりゃ」

山本「見落としはないのか?」

外原「わたしゃ物探しには自信があるからねえ。そうじゃなくてもこんな大勢で捜査して何も出て来なかったじゃないか」

古坂「言われてみればそうですね…」

石山「どうするんだよ!じゃあ何も分からないじゃねえかよ!」

橋本「落ち着いて、石山君」

能海「仕方ねえ、他の観点から話してくしかないみたいだな」

280 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/03(水) 21:50:55.02 ID:Q8x6mRoX0
【議論開始】
コトダマ>>264
【モノクマファイル1】
【沢村の呼び出し状】
【梶矢の証言】

細川「そんなこと言われても他に情報なんて…」

山本「冷静に探してみよう。何か見落としがあるかもしれない」

大武「…もう少し<死亡推定時刻絞れたり>とか」

川上「…まさか。<殺害現場が違ったり>とかしないのかい?」

加藤「どう考えても沢村の部屋でしょ。もしかして<被害者からして違う>とか?」

戸叶(…!!そうだ、あれさえあれば…)


↓1 <>に同意しろ
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/03(水) 21:53:36.07 ID:KE4fzLH90
<死亡推定時刻絞れたり>→【沢村の呼び出し状】
282 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/03(水) 21:55:52.32 ID:Q8x6mRoX0
戸叶「それで間違いない!」



戸叶「死亡推定時刻はかなり絞れるはずだ」

川上「はぁ?どうして…」

大武「…あれ」

戸叶「多分君の思ってる通りだ、大武。これを見てくれ」

森崎「…!」

山本「これは…」

牧野「さっきの呼び出し状じゃねえか!」

戸叶「そうさ。ここに書いてあるよな?『夜10時頃に私の部屋に来て』。そしてモノクマファイルの記述は22時から23時半頃。この2つを合わせれば…沢村が殺されたのは22時ちょっと過ぎのはずなんだ」

梶矢「あらぁ戸叶ちゃん。探偵向いてるんじゃない?」

細川「で、でもさぁ…」

橋本「どうしたの、細川さん」

細川「それって夜時間でしょ?みんな寝ててアリバイなんてないんじゃない?」

石山「そ、そうだよ!俺だってずっと一人だったぜ?」

戸叶「そうでもないさ。確かに数は多くないが、容疑から外れる人間は何人かいる」



↓1 コトダマ>>264を提示しろ
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/03(水) 21:57:50.05 ID:iDIU8H+Z0
【江頭の証言】
284 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/03(水) 21:59:43.48 ID:Q8x6mRoX0
不正解!

戸叶(確かに江頭の証言であの2人のアリバイは証明できる…)

戸叶(でもアリバイがあるのは彼らだけじゃない。それを一気に示したい…)


↓1
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/03(水) 22:01:50.14 ID:iDIU8H+Z0
【アリバイ証言】
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/03(水) 22:02:13.56 ID:UHMQz0Zto
【アリバイ証言】
287 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/03(水) 22:03:00.16 ID:Q8x6mRoX0
戸叶「これだ!」




戸叶「古坂、大武、江頭、牧野、川上、外原。この6人は犯行時刻に人と話していた。つまり、彼らに犯行は不可能なんだ…」

外原「確かにそうだったねえ…」

川上「なるほど」

牧野「そういや江頭に絡まれてたな、俺も」

江頭「あれはお前が悪いんだろ!」

古坂「私たちは無罪なんですね」

大武「…」
288 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/03(水) 22:04:03.80 ID:Q8x6mRoX0
石山「ん?でもよ、呼び出し状って沢村が書いたんだろ?そしたらあいつが誰か殺そうとしてたってことにならねえか?」

森崎「そんなはずない!!」

石山「も、森崎…!」

加藤「あれえ、そんな証拠あるのかな?」

森崎「あ、アンタ…!」

能海「加藤、待てよ」

加藤「アンタに用はないんだけど。何よ」

能海「沢村が殺人計画立ててたって言うなら自分の部屋に呼び出すのはおかしいだろうよ」

加藤「殺人なんて異常な奴がやることだろ?そんなこと考えずに呼び出したのかもしれないぜ」

能海「お前…!」

森崎「能海、もういいよ。犯人は分かっているから」

能海「…本当か?」

戸叶(森崎の言う犯人…それは恐らく…)




↓1人物指定
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/03(水) 22:07:10.54 ID:1yV4M0JT0
加藤
290 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/03(水) 22:09:21.26 ID:Q8x6mRoX0
森崎「犯人は加藤、アンタだよ!」

牧野「ま、マジかよ…!加藤、お前が…!?」

加藤「やれやれ…根拠もなしにまたそんなことを」

森崎「根拠ならあるわ」

加藤「…?へえ、何よ?言ってみてよ」

森崎「いいわ。戸叶、あれを見せてやって」

戸叶(恐らくあのことだろうな…)



↓1コトダマ>>264を提示しろ
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/03(水) 22:10:22.47 ID:iDIU8H+Z0
【S・Kのハンカチ】
292 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/03(水) 22:11:27.80 ID:Q8x6mRoX0
戸叶「これだ!」



戸叶「加藤、このハンカチ君のかい?」

加藤「…!そ、それは…」

森崎「そうよ。そのハンカチにはイニシャルが書いてある。S・Kってね」

山本「…確か加藤の下の名前は秀悟だったな?」

江頭「加藤、やっぱりお前が…!」

橋本「待って。S・Kの人物ならもう一人いるわ。ねえ、川上さん?」

細川「そ、そういえば…」

川上「アタシがやるわけないだろ!」

石山「どうだかねえ…」

加藤「…そのハンカチは俺のだよ」

外原「…」

森崎「ふん、自白したわね。さあ早く投票に移りましょう?」

加藤「自白…?そんなわけないでしょ」
293 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/03(水) 22:12:03.32 ID:Q8x6mRoX0






加藤「言わなかったっけ?俺、心中の趣味ないんだよね」






294 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/03(水) 22:13:03.64 ID:Q8x6mRoX0
森崎「アンタ、この期に及んで…!」

牧野「そうだ、見苦しいぞ!」

川上「さっさと認めて楽になっちまいな」

戸叶「…待て。加藤は犯人じゃない」

梶矢「同感ねえ」

加藤「へえ、アンタ達が俺の味方してくれるとはね。じゃあ、俺の代わりに無罪を証明してよ」

295 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/03(水) 22:15:19.10 ID:Q8x6mRoX0
【議論開始】
コトダマ >>264
【遺体の状況】
【古坂の証言】
【江頭の証言】


森崎「犯人は絶対に加藤よ!」

梶矢「森崎ちゃん、そうだと仮定して加藤ちゃんの行動を追ってみてくれないかしら?」

森崎「…!いいわ」

森崎「まず加藤は巽ちゃんに呼び出されて【巽ちゃんの部屋】に行った」

森崎「そして、凶器は知らないけど【巽ちゃんを殴り殺した】のよ」

森崎「その後、何食わぬ顔で【自室に戻って】朝になるのを待った」

森崎「でも残念ね、アンタの思わぬ不注意がその首を絞めたのよ!」

戸叶(…そうだ、この中であれは加藤には不可能なはずだ)


↓1【】を論破しろ
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/03(水) 22:18:34.00 ID:UHMQz0Zto
【江頭の証言】で【自室に戻って】を論破
297 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/03(水) 22:19:41.00 ID:Q8x6mRoX0
戸叶「そいつはどうかな?」論破!



戸叶「森崎、やっぱり加藤は犯人じゃない」

森崎「ど、どうして…!」

戸叶「江頭、22時から22時半まで圭の部屋の前にいたんだよな?」

江頭「…ん、ああ。でも、それがどうした?」

戸叶「その時、誰か見たか?」

江頭「いや、誰も」

森崎「それが何か関係あるの!?」

戸叶「大アリだよ。寄宿舎の部屋割りを見てくれ。圭の部屋は通路の最奥。この部屋の前にいたなら、10番〜14番の部屋に出入りする人間は見えるはずなんだ。もちろん、12番の加藤もね…」

細川「た、確かに…」

牧野「そういや俺もだれも見なかったな…」

加藤「そういうわけだ。残念だったね、森崎さん?」

森崎「…まだよ、まだ加藤がシロになったわけじゃない!」

森崎「その推理、引っこ抜いてやるわ!」反論!
298 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/03(水) 22:21:35.95 ID:Q8x6mRoX0
反論ショーダウン開始!
コトダマ>>264
【S・Kのハンカチ】
【死体発見アナウンス】


森崎「結局加藤が巽ちゃんを殺せないわけじゃない!」

森崎「確かに加藤は自室に戻らなかったのかもしれない」

森崎「でも、いくらでもやりようがあるわ。もしかしたら他の場所に潜んでいたのかもしれないしね」

森崎「ともかく!あそこにハンカチが落ちていた限りこれは絶対なのよ!」

森崎「【加藤が犯人じゃない証拠】を出しなさい、証拠を!」



↓1 【】を論破しろ
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/03(水) 22:24:05.71 ID:1yV4M0JT0
【死体発見アナウンス】で【加藤が犯人じゃない証拠】
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/03(水) 22:24:52.57 ID:UHMQz0Zto
【死体発見アナウンス】で【加藤が犯人じゃない証拠】を論破
301 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/03(水) 22:25:25.48 ID:Q8x6mRoX0
戸叶「これで、打ち取ってみせる!」



戸叶「…証拠ならある」

森崎「な、なによ…」

戸叶「今朝、アナウンスがなったよな?あれは死体発見アナウンスと言って3人目が発見した時に鳴るものなんだ。そして、それに犯行直後のクロは含まれない」

森崎「…それがどうかしたの?」

戸叶「…沢村を発見した僕は、いち早く隣の部屋の能海を起こした。僕と能海で、まだ2人目だったはずだ。それなのにアナウンスは流れたんだ」

能海「…!そういうことか…」

戸叶「気付いたみたいだな、能海。そう、ここから考えられることは一つしかない。加藤、君が一人目の発見者だったってことだよ」

大武「…!…加藤が」

細川「一人目の発見者ですって?」

加藤「ふぅん、ばれちゃったか」

牧野「じゃ、じゃああのハンカチは?」

加藤「偶然落としちゃったんだよ。その時にね」

橋本「凄い怪しいわね」

外原「なんでその時に誰も呼ばなかったんだろうねえ」

加藤「パニックだったんだよ。あんなの見るの初めてだったから」

山本「そうは見えないが」

森崎「…!そんな…」

加藤「ま、そういうこと。ちゃっちゃと続きやっちゃおうよ」

能海「お前、何がしたいんだ?」

戸叶「待て、能海。今はそれより犯人を暴かないといけない」

能海「…分かった」
302 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/03(水) 22:26:46.23 ID:Q8x6mRoX0
細川「なんか色々あった気がしたけど、振出しに戻っただけじゃない?これ」

江頭「とんでもない茶番に付き合わされたな」

古坂「これ以上話すことあるんでしょうか?」

梶矢「いえ、あるわ」

古坂「…!本当ですか?」

梶矢「ええ、しかもそれは犯人を突き止める突破口になるものよ」

石山「な、なんだよ…それは…?」

梶矢「そうね、まずは今まで判明しているクロの行動をおさらいしてみましょうか」

戸叶(…?何をするつもりなんだ…?梶矢は…)

303 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/03(水) 22:29:15.31 ID:Q8x6mRoX0
【議論開始】
コトダマ>>264
【沢村の呼び出し状】
【梶矢の証言】
【川上の証言】


牧野「クロの行動だって…?」

川上「今更話すことでもないだろ?【沢村に呼び出された】犯人は部屋に行って…」

橋本「口論になったか何か知らないけれど、沢村さんを【撲殺した】のよね」

能海「そのあとは良く分からねえな。部屋に戻ったのか、どこかに隠れていたのか…」

古坂「【加藤さんのせいで状況がややこしくなった】んでしたね」

戸叶(…!まさか、梶矢が言いたかったのは…!)



↓1【】を論破しろ
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/03(水) 22:36:44.65 ID:UHMQz0Zto
【沢村の呼び出し状】で【沢村に呼び出された】を論破
305 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/03(水) 22:38:25.33 ID:Q8x6mRoX0
戸叶「そいつはどうかな?」



戸叶「沢村は誰かを呼び出してなんていなかったんだ!」

石山「…は?」

川上「いきなり何言ってんだい?」

森崎「ほ、本当?」

牧野「で、でも…あの呼び出し状が…」

梶矢「あの呼び出し状にはいくつか疑問があるわ」

牧野「…え?」

梶矢「まずはあれがワープロ打ちであること。筆跡を誤魔化すためのものなのに、最後に自分の名前を書くのはおかしくないかしら?」

江頭「それがどうしたんだ、几帳面だったのかもしれないだろ」

梶矢「…問題はもう一つの方よ」
306 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/03(水) 22:39:10.22 ID:Q8x6mRoX0






梶矢「何で呼び出し状は沢村ちゃんのポケットに入っていたのかしらね」




307 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/03(水) 22:39:58.64 ID:Q8x6mRoX0
能海「…!そういうことか」

橋本「なるほど、せこい真似するものね」

山本「そうか、そう考えれば…」

梶矢「そう、あれが沢村ちゃんの書いたものであれば、呼び出された方が持っているはず。つまり、あれは今回のクロが書いたものなのよ」

細川「で、でもそんなことして何のメリットが…」

梶矢「あるものを偽装できるのよ」

細川「…あるもの?」

戸叶(梶矢の言うあるものって…)



次の選択肢から選べ!
・殺害現場
・犯行時刻
・殺害方法

↓1
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/03(水) 22:41:11.05 ID:K0inHj2j0
犯行時刻?
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/03(水) 22:42:06.56 ID:/IBio01PO
殺害現場
310 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/03(水) 22:43:07.57 ID:Q8x6mRoX0
戸叶「…そうか!本当の犯行時刻は22時じゃない。もっと後だ」

梶矢「その通りよ、戸叶ちゃん。アタシ達はあの呼び出し状を読んで犯行時刻が22時だと錯覚していたけれど、本当はそうじゃない。犯人の偽装だったのよ」

大武「…そんなことが」

川上「…なんてこったい」

橋本「モノクマファイルに大雑把な時間しか書かれていなかったのも、それを誤魔化すためだったのね」

牧野「でもよ、それで何が分かるんだ?」

梶矢「犯人よ?」

牧野「へ?」

戸叶「梶矢の言う通りだ。これによってアリバイの崩れる人間が出てくる」

戸叶(そしてそのアリバイが作為的なものだとしたら犯人は…)


↓1怪しい人物を指名しろ!
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/03(水) 22:45:19.25 ID:K0inHj2j0
江頭
312 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/03(水) 22:46:29.47 ID:Q8x6mRoX0
戸叶「犯人はアンタだろ?江頭崇光!」

江頭「…!!」

石山「え、江頭が…」

森崎「…巽ちゃんを殺した犯人?」

江頭「…馬鹿馬鹿しい、なんで俺が犯人なんだ」

戸叶「これによってアリバイが崩れるのは江頭と圭、22時から22時半の30分間しかアリバイがない2人だ」

江頭「なら牧野の可能性だってあるじゃねえか!」

戸叶「口論は圭の部屋の前でしてたんだろ?それならアンタが喧嘩を吹っ掛けた可能性が高い。アリバイ作りのためにね」

牧野「た、確かに俺は江頭に絡まれたな…」

江頭「言いがかりだ!俺は犯人じゃない!」
313 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/03(水) 22:47:32.76 ID:Q8x6mRoX0







【学級裁判、中断!】



314 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/03(水) 22:48:02.71 ID:Q8x6mRoX0
今日はここまでです。ご参加、ありがとうございました。
裁判はまだ終わっていませんが、今回の事件どうでしたかね?
315 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/05(金) 20:37:59.22 ID:xv5i1cYg0
9時過ぎくらいから始めます。
316 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/05(金) 21:09:40.33 ID:xv5i1cYg0
はじめます
317 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/05(金) 21:10:42.82 ID:xv5i1cYg0

加藤「へえ、アンタだったんだ」

川上「もう言い逃れはできないよ。観念しな!」

江頭「うるせえな!お前らは引っ込んでろ!」

江頭「大体、お前が言ったことは俺にも犯行が可能だったってだけの話だろ?」

細川「た、確かにそうね…」

江頭「川上や外原のアリバイだって完璧じゃなかったはずだ!それに元々アリバイがなかった連中の犯行じゃないとは言い切れねえだろうよ!」

戸叶「…もう一つ、アンタが犯人であることを示す状況証拠があるんだ」

江頭「…なんだと?」




コトダマ>>264を提示しろ
↓1
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/05(金) 21:12:51.46 ID:3sanJdnb0
【死体発見アナウンス】
319 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/05(金) 21:16:48.07 ID:xv5i1cYg0
不正解!

戸叶(死体発見アナウンス…いや、それでは江頭を追いつめられない…)

戸叶(『あれ』は犯人が江頭でなければ付く事がないはずだ…!)

↓1
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/05(金) 21:18:44.24 ID:EPZ7QP9e0
【壁の血痕】
321 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/05(金) 21:21:56.49 ID:xv5i1cYg0
戸叶「これだ!」


戸叶「廊下から沢村の部屋に向かって右側の壁に小さな血痕があったんだ。そうだよな、森崎」

森崎「…ええ、確かにあったわね」

江頭「…だったらなんだっていうんだ」

戸叶「まだ気づかないのか?沢村の部屋より右側にあるのは江頭と川上の部屋だけだ。つまり、他の人間が犯人だとしたら、そんなところに血痕が付くわけがないんだよ」

江頭「お、俺に罪を擦り付けるためにわざと付けたのかもしれないだろ!」

戸叶「それならもう少し分かりやすくつけるか、誰かが発見するように誘導するはずさ。僕が今回これを見つけたのは単なる偶然だ」

江頭「それなら川上でもおかしくねえだろ?え?」

戸叶「残念ながら川上には今回の犯行は不可能なんだよ」

戸叶(川上は『あれ』は使えないと言っていた…それは…)


コトダマ>>264を提示しろ
↓1
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/05(金) 21:24:27.54 ID:3sanJdnb0
【ワープロ】
323 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/05(金) 21:28:52.72 ID:xv5i1cYg0
戸叶「これだ!」



戸叶「あの呼び出し状はワープロで打たれたんだ」

石山「いや、今更何言ってんだって」

江頭「へっ、遂に無理が出てきたみたいだな!」

戸叶「…まあ、最後まで聞けよ。川上、君ワープロは打てたかい?」

川上「打てるわけないだろ…そもそも機械の類は全然さ」

江頭「…!」

戸叶「そういうことだ。これは入学時から言っていたことだからね。犯行のために縁起しているってことはないだろうね」

江頭「貴様…言わせておけば…!!」




江頭「推理が破産してるぜ!」反論
324 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/05(金) 21:30:09.68 ID:xv5i1cYg0
【反論ショーダウン】
コトダマ>>264
【梶矢の証言】
【江頭の証言】


江頭「さっきからごちゃごちゃ言っているが…」

江頭「結局のところ憶測ばかりじゃねえか!」

江頭「沢村だって【センスの欠片もないネックレス】をつけるような気取り女だったんだ!川上が根っからの嘘つきである可能性も否定できないだろ?」

江頭「これだから理屈っぽい奴は嫌いなんだよ!」


↓1【】を論破しろ
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/05(金) 21:31:25.33 ID:EPZ7QP9e0
梶矢の証言
326 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/05(金) 21:34:46.62 ID:xv5i1cYg0
戸叶「これで、打ち取ってみせる!」



戸叶「なあ江頭…どうして沢村がネックレスを付けていたことを知っているんだ?」

江頭「何?」

梶矢「沢村ちゃんは事件当日の夜時間まで一度もネックレスを付けていなかったわ。…間違いなく、ね」

江頭「見たんだよ!死体を見つけた時にな!」

梶矢「あの角度からじゃ見えないと思うけれど?他に気付いた人はいたかしらねえ?」

加藤「俺は見てないなあ。二度もチャンスがあったはずなのにね」

古坂「わ、私も初めて知りました…」

戸叶「…ということだ。もう言い逃れはできないぜ」

江頭「…ま、まだだ!諦めてたまるか!」

外原「…往生際が悪いねえ」
327 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/05(金) 21:36:14.32 ID:xv5i1cYg0
江頭「いいか、今までは全部ただの状況証拠だ!俺がやったっていう証拠にはならねえだろ?え?」

能海「…見苦しい」

江頭「どうしても俺を犯人にしたいのなら物的証拠をあげてみろ!」

牧野「そ、そんなものあるのか…?」

戸叶(…確実とは言えないが可能性はある。捜査で分かった2つの根拠…これらを合わせれば沢村を殺した凶器が見えてくるはずだ!)


コトダマ>>264を二つ提示しろ
↓1
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/05(金) 21:38:43.22 ID:3sanJdnb0
【S・Kのハンカチ】&【梶矢の証言】
329 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/05(金) 21:42:01.10 ID:xv5i1cYg0
不正解!

戸叶(この2つは今は関係ない…)

戸叶(沢村の頭部の傷と凶器の場所…それについての根拠はあれだ!)

↓1
330 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/05(金) 22:17:46.91 ID:xv5i1cYg0
【遺体の状況】【見当たらない凶器】

戸叶「これだ!」



戸叶「…証拠なら、あるはずだ」

細川「え、マジで!?」

戸叶「ああ、さっき凶器が分からないまま終わったよな?」

古崎「どこからも見当たらなかったっていう話でしたね」

川上「でもそれが一体…」

戸叶「一つだけ凶器の隠し場所があるんだよ」

石山「ど、どこなんだよ?」

山本「…!服の中か」

戸叶「ああ。ポケットかどこかにいれておけば見つかるわけがない。誰もそんなところにあるなんて思ってもいなかっただろうからな」

外原「でも凶器がポケットなんかに入るのかい?」

江頭「黙れ!こんなに不愉快なのははじめてだ!」





※だいぶ時間が経ってしまったので進めます
331 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/05(金) 22:18:31.21 ID:xv5i1cYg0
【パニックトークアクション開始】

江頭「バカも休み休み言え!俺がポケットに凶器を隠していただって?」

江頭「いい加減にしろよ?ここを出たら名誉棄損で訴えてやるからな?」

江頭「ポケットなんかじゃ何も入らないぜ?俺が何を隠してるっていうんだよ!」




戸叶「確かにポケットじゃ、そう大きなものは入らない…」

戸叶「でも一つだけあるんだよ。ここにいる誰もが常に携帯しているものがね…!」



1生徒 2江頭の 3手帳 4電子

↓1並び変えろ!
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/05(金) 22:19:00.07 ID:c9L37QlPo
2413
333 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/05(金) 22:20:13.14 ID:xv5i1cYg0
戸叶「ゲームセットだ!」


戸叶「そこまで無罪を言い張るならアンタの生徒手帳を見せてくれないか?」

江頭「な…」

戸叶「これなら『服に隠せる』『一撃では致命傷を与えられない』という二つの条件にピタリと合うんだ」

橋本「何もやっていないなら見せられるはずよね?」

江頭「こ、断る!なんの権利があってこんなことを…!」

能海「ちょっと、失礼するぜ?」

江頭「…貴様!」

能海「あ〜あ、なんだこれは?これでも自分はやってないと言い張るつもりか?」

そういって能海が裁判場のど真ん中に投げたものは、血塗れの電子生徒手帳だった。

モノクマ「あ〜もう、せっかくの生徒手帳をこんな使い方して!いくら丈夫とはいえ…」ブツブツ

江頭「…!」

山本「…終わったな」

戸叶「最後にこの事件をまとめる。江頭、アンタも最後くらいは男らしく罪を認めるんだな」

334 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/05(金) 22:22:21.15 ID:xv5i1cYg0
【クライマックス推理】
Act1
まず、犯人は【A】と23時頃に【A】の部屋で会う約束をしたんだ。
なんらかの口実をつけてね。


Act2
そして、22時ごろ犯行の前にアリバイ工作を開始した。
部屋に帰ろうとする【B】をつかまえて喧嘩を吹っ掛けたんだ。


Act3
そして約束の時間…【A】の部屋に上がった犯人は隙を見て【C】で撲殺した。
その後、偽装工作を始めたんだ。
まず、遺体のそばに【D】をおき、凶器に見せかけた。
さらに、ポケットに【E】を入れて犯行時刻を偽装したんだ。


Act4
一連の犯行を終えた犯人が去った後、第一発見者となったのは【F】だった。
何を思ったのか知らないが、【F】は現場に自分の【G】をわざと落として、この事件を分かりにくくしたんだ。


Act5
これが今回の事件の流れだ。【A】を殺した犯人は、超高校級の【H】である【I】。アンタだよ!



↓正解が出揃うまで
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/05(金) 22:29:52.13 ID:7FGTVY+Y0
【A】沢村
【B】牧野
【C】電子生徒手帳
【D】ゴルフクラブ
【E】呼び出し状
【F】加藤
【G】ハンカチ
【H】起業家
【I】江頭
336 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/05(金) 22:32:17.58 ID:xv5i1cYg0
正解!


Act1
まず、犯人は【沢村巽】と23時頃に【沢村巽】の部屋で会う約束をしたんだ。
なんらかの口実をつけてね。


Act2
そして、22時ごろ犯行の前にアリバイ工作を開始した。
部屋に帰ろうとする【牧野圭拓郎】をつかまえて喧嘩を吹っ掛けたんだ。


Act3
そして約束の時間…【沢村巽】の部屋に上がった犯人は隙を見て【電子生徒手帳】で撲殺した。
その後、偽装工作を始めたんだ。
まず、遺体のそばに【ゴルフクラブ】をおき、凶器に見せかけた。
さらに、ポケットに【呼び出し状】を入れて犯行時刻を偽装したんだ。


Act4
一連の犯行を終えた犯人が去った後、第一発見者となったのは【加藤秀悟】だった。
何を思ったのか知らないが、【加藤秀悟】は現場に自分の【ハンカチ】をわざと落として、この事件を分かりにくくしたんだ。


Act5
これが今回の事件の流れだ。【沢村巽】を殺した犯人は、超高校級の【起業家】である【江頭崇光】。アンタだよ!
337 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/05(金) 22:33:03.94 ID:xv5i1cYg0
江頭「…」

梶矢「もう反論はないみたいね?」

江頭「反論だって?あるに決まってるだろ!全部戸叶の陰謀だ!みんなあいつに投票するんだ!じゃないと死ぬことになるぞ!」

能海「何言ってんだ、馬鹿馬鹿しい」

外原「見てられないねえ」

江頭「ふざけんな!俺は無実だ、あいつに嵌められたんだよ!」

山本「…真に受けることはない。みんな、投票するんだ」

森崎「…」

モノクマ「はいはーい!議論も終わったみたいなので、そろそろ投票行っちゃいましょうか!」

モノクマ「オマエラのお手元のスイッチを押して、クロだと思う人に絶対に投票してください!」

モノクマ「果たして、オマエラの投票は正しいのか……クロは誰なのか……」

モノクマ「それでは!発表しまーす!」
338 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/05(金) 22:33:49.37 ID:xv5i1cYg0




              VOTE
         【江頭】【江頭】【江頭】
339 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/05(金) 22:34:19.66 ID:xv5i1cYg0




【学級裁判、閉廷!】



340 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/05(金) 22:35:02.55 ID:xv5i1cYg0
モノクマ「大正解!今回【超高校級のゴルファー】沢村巽さんを殺したのは…」

モノクマ「なんと!【超高校級の起業家】江頭崇光クンなのでしたー!」

橋本「ほら、投票も終わったわ。いくら悪あがきしても何も覆らない。いい加減認めたら?」

江頭「…認めりゃいいんだろ?…そうだ、俺が殺したんだよ…」

江頭「俺が沢村を殴り殺したんだ!」

細川「で、でもどうして…」

梶矢「動機はやっぱりあれでしょ?」

江頭「…そうだよ。俺の会社が今どうなっているか気になったんだ」

牧野「そ、そんなことで…沢村を…」

江頭「そんなこと?ケッ、あんたらにとってはそうだろうよ。でも俺にとってあの会社は人生を賭けた俺の全てだったんだよ!」

江頭「数年間の記憶を奪われている?ふざけるなよ、だったら俺の会社はどうなっているんだ?俺以外の人間は全員ポンコツだったんだ、俺は一刻も早くここを出なきゃダメだったんだよ!」

能海「いい加減にしろよ、お前」

江頭「何が間違ってるんだ?ここにいる奴らより俺の方が100倍世の中の役に立っているんだ。お前らを切り捨てでも帰りたいと思うのは当然だろ?」

川上「な…」
341 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/05(金) 22:38:16.20 ID:xv5i1cYg0
森崎「…一つだけ聞かせて。なんで巽ちゃんだったの?」

石山「理由なんてねえだろ。誰でも良かったんじゃねえの?」

戸叶「…そいつはどうかな?」

石山「…え?」

戸叶「こんな状況の中で部屋に上がらせてほしいなんて言えば誰でも警戒する。ところが沢村はそうじゃなかった。あいつはずっと人を信じようとしていた。それに付け込んだんじゃないのか?」

江頭「チッ、これだからお前みたいな奴は嫌いなんだ。お前の言う通りだよ。いつか朝食の時にあいつに怒鳴ったことがあっただろ?その謝罪をしたいって言ったら『こっちも謝らなきゃいけない』なんて言って部屋に上げてくれたぜ?殺されるとも知らずにな。馬鹿な奴だ」

古坂「…!なんてことを…」

森崎「…」

戸叶「アリバイ作りの時も、その時の圭との喧嘩を利用したんだな?」

江頭「そうだよ。怒鳴られたときはイラっときたけどよ、俺にとっちゃ好都合だったぜ?」

牧野「なっ…」
342 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/05(金) 22:39:10.53 ID:xv5i1cYg0
モノクマ「あのぉ…盛り上がってるところ悪いんだけどそろそろいいかな?」

牧野「い、一体なんだよ今度は!」

モノクマ「忘れたなんて言わせないよ?オシオキだよオシオキ!」
343 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/05(金) 22:40:09.42 ID:xv5i1cYg0
その一言で全員の表情が一気に強張る。

江頭「ふ、ふざけるな!俺を殺してただで済むと思うなよ…?」

モノクマ「それがただで済んじゃうんですよねえ…」

江頭「クソッ、こんなところで死んでたまるか!」

だが逃げようとした江頭をどこからか飛び出してきた首輪がしっかりととらえる。

江頭「…!おいお前ら!何見てるんだ!早く俺を助けろよ!俺はお前らとは違う、俺は…ウグッ」

首輪は容赦なく江頭を引きずってゆく。
344 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/05(金) 22:40:42.36 ID:xv5i1cYg0









江頭「…やめろ…やめろ!やめろおおおおおおおおおおおおおおおおお!」





345 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/05(金) 22:41:38.89 ID:xv5i1cYg0

      GAME OVER

  エガシラクンがクロに決定しました
     オシオキを開始します
346 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/05(金) 22:42:24.96 ID:xv5i1cYg0
『思い出せない忠誠』


『超高校級の起業家 江頭崇光処刑執行』



引きずられた江頭が連れていかれたのはオフィスっぽい一室。
その中で最も高い椅子に江頭は縛り付けられる。

部屋の中には無数のモノクマ達。
どうやら社長である江頭の指示を待っているようだ。

不意に江頭の頭上で物音がした。
江頭が見あげると、そこに吊り下げられていたのは鉄筋コンクリートの束。
吊り下げている縄はボロく、今にも落ちてきそうだ。

慌てた江頭は部屋中のモノクマ達に指示を出す。
彼の指示は的確で、モノクマ達は江頭を助け出すために動き始めた。

しかし、段々と声を荒げる江頭に嫌気がさしたのか、モノクマ達は作業をやめてしまう。
ついに怒鳴り出した江頭。
自由な足で目の前にあったデスクを思い切り蹴り飛ばした。

その瞬間、鉄筋コンクリートの束が落下し、江頭を潰した。
後に残されたモノクマ達はそれぞれの作業へと戻っていったようだ…
347 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/05(金) 22:43:02.04 ID:xv5i1cYg0
今日はここまでです。
ありがとうございました。
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/06(土) 00:37:24.71 ID:kJc5vcTM0
乙です
難しいけどいい感じ…だと思う
加藤の意図とか、続きが気になるところ
349 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/06(土) 22:03:31.16 ID:QshRwh9W0
10分後くらいからはじめます。
今日で1章は終わりです、多分
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/06(土) 22:04:32.50 ID:Ytj5iol+o
待機
351 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/06(土) 22:12:37.84 ID:QshRwh9W0
はじめます。
352 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/06(土) 22:13:27.48 ID:QshRwh9W0
モノクマ「エクストリーム!」

細川「嘘でしょ…」

牧野「え、江頭が…死んだ…?」

古坂「…そんな」

山本「…悪趣味だ」

モノクマ「じゃ、以上解散ってことで!もう帰ってもいいよ?」

加藤「そうだな。俺も帰るとするか」

能海「おい、まだ話は終わってないぜ、加藤」

加藤「…今度は何?」

石山「なんであんな事をしたんだよ!下手したら俺達全員死んでたじゃねえか!」

加藤「さすがにそこまで馬鹿じゃないでしょ?俺はただ、ちょっとでも面白くしようとしただけだよ」

細川「…面白く?どういうことよ」
353 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/06(土) 22:15:24.98 ID:QshRwh9W0
加藤「俺が犯人だと思われたらどうなるのかなあって思ったんだよね。森崎なんかは、あんなに面白い反応を見せてくれたし、まあ成功だったんじゃないかな」

大武「…最悪」

牧野「な…」

川上「一体人の命をなんだとおもってるんだい?」

加藤「そんなに怒らないでよ。ま、楽しくやろうよ。所詮ゲームなんだし」

石山「おい待て!どこに行く気だ?」

石山の制止もきかず、加藤は去って行ってしまった。

石山「クソッ、加藤の奴なんなんだよ一体!」

森崎「…」

橋本「森崎さん…」

山本「今日はもうみんな帰った方がいい。整理する時間も必要だろう」

外原「そうだねえ…今日は色々ありすぎたからねえ…」
354 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/06(土) 22:16:56.49 ID:QshRwh9W0
〜体育館〜

飛雄馬の合図で解散して、それぞれ自分の部屋に戻っていった。

僕は、無意識のうちに体育館に来ていた。ここは江頭、そして沢村と最初に出会った場所だ。



江頭「チッ、これだからお前みたいな奴は嫌いなんだ。お前の言う通りだよ。いつか朝食の時にあいつに怒鳴ったことがあっただろ?その謝罪をしたいって言ったら『こっちも謝らなきゃいけない』なんて言って部屋に上げてくれたぜ?殺されるとも知らずにな。馬鹿な奴だ」



戸叶「朝食、か」

あの場には江頭、沢村に圭、そして僕がいた。

戸叶「あの時、僕がもっと上手くふるまえていたら事件は起きなかったのか…?」

戸叶「クソッ!」

僕は悔しさのあまり、体育館の壁を力の限り殴ろうとした。



↓1 そこに現れたのは?
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/06(土) 22:17:48.22 ID:F9TY1HWF0
誰かいいのか思い浮かばない。梶矢?
安価↓
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/06(土) 22:17:56.30 ID:Ytj5iol+o
大武
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/06(土) 22:18:52.36 ID:Q72r7muDO
森崎
358 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/06(土) 22:27:15.64 ID:QshRwh9W0
…だが、拳は壁まで届かなかった。腕を何者かに掴まれたのだ。僕は思わず振り向く。

戸叶「お、大武!どうして…」

大武「…それは殴るためじゃない。…投げるための腕」

戸叶「…放っといてくれ。こうしないと気が済まないんだ」

大武「…自分を傷つけたからと言って沢村や江頭が帰ってくるわけじゃない」

戸叶「だったらどうしろって言うんだ!?あの朝食の時の会話のせいで2人が死んだのは事実じゃないか!」

大武「…江頭ならそれがなくても、どこかで口実を作ってた。…少し冷静になるべき」

戸叶「…」

大武「…その左腕にはたくさんの人の希望が詰まっている」

戸叶「悪かったよ…少し頭を冷やさせてくれ」

大武「…分かった。…私はもう行く」

・・・

戸叶「…希望が詰まっている、か。はは、この腕はもう…」

戸叶「…なんか一気に疲れてきたな。もう寝よう…」
359 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/06(土) 22:28:29.36 ID:QshRwh9W0
裁判後のそれぞれの様子

↓3まで人物指定
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/06(土) 22:29:11.55 ID:F9TY1HWF0
加藤も気になるが…ここは森崎
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/06(土) 22:29:36.14 ID:Ytj5iol+o
加藤
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/06(土) 22:30:57.76 ID:Q72r7muDO
石山
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/06(土) 22:40:16.41 ID:z2BbtMLq0
ID:F9TY1HWF0
なにこいつww
364 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/06(土) 22:41:56.40 ID:QshRwh9W0
〜森崎の部屋〜

森崎「巽ちゃん…」

今日は本当に色々な事があった。最初は受け入れられなかった巽ちゃんの死も捜査、学級裁判を進める中で、受け入れてしまっていたみたいだ。

加藤を犯人だと思い込んでいた時には、加藤への憎悪が湧いていた。しかし、加藤の無罪が証明され、江頭が犯人だと暴かれたとき、自分の中に怒りはなかった。

怒涛の展開についていけなかったこともあるが、それ以上に理解が追い付かなかった。加藤がなぜ、大した理由もなく捜査を攪乱したのか。そして、江頭がなぜ、あの程度のことで巽ちゃんの命を奪ったのか。

全員が解散し、自室に戻る前、巽ちゃんの部屋に寄った。最期の別れを告げるために。
その時、直感した。自分の心はまだ死んでいない、まだやれると。たった数日間を共に過ごした親友の遺品達がそう言っていた。

森崎「…これ以上、誰も死なせはしない」

でも、とりあえず…

森崎「疑ったこと、加藤に謝らないとね…」
365 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/06(土) 22:52:16.87 ID:QshRwh9W0
〜加藤の部屋〜
〜加藤の部屋〜

加藤「…全く、あいつらピリピリしやがって。誰のお陰で裁判が盛り上がったと思っているんだ?」

沢村の死体を最初に見つけたのは本当に偶然だった。最初、発見した時は流石に少し驚いたが、沢村が極度のお人好しであることを思い出し、納得した。

加藤「本当に馬鹿だよな。あんな態度とってりゃ、誰かに狙われるのも当然でしょ」

自分のハンカチを落としたことに大した意味はない。森崎のように、これに真を受けて自分を弾劾する人物を見て楽しみたかった。それだけだ。攪乱することによって、本当に犯人が暴けなくなるという心配もしていなかった。最悪、梶矢あたりがどうにかしてくれるはずだと読んでいた。

加藤「しかし犯人が江頭だったとはね。大した頭もないくせに、自分を過大評価してるからそうなるんだよなあ」

まあ、いいや。アイツもまだまだ、このサバイバルゲームを続けるつもりらしい。『超高校級』の割りに退屈な奴らばかりだった時はどうしようかと思ったが、これでしばらくは楽しめそうだ…
366 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/06(土) 23:00:01.20 ID:QshRwh9W0
〜石山の部屋〜

石山「畜生!何が希望の学園だよ!」

俺は部屋に戻るなり、生徒手帳をベッドに投げつけた。「この学園を卒業すれば、将来の成功が約束される」そう言われ、スカウトされたから入学したのに、これじゃ話が違う。

石山「…思えば俺の人生、こんなことばかりだったよな。流石にコロシアイは初めてだけど」

不意に呪うべき俺のこれまでの人生がよみがえってくる。生まれてから今日にいたるまで、楽しかった時期なんて全くなかった。ある時は輝かしい未来を信じ、ある時はその日を死に物狂いで生きてきた。

石山「超高校級の幸運…俺みたいな奴がこんな称号持ってるなんてな…はっ、馬鹿馬鹿しい」

俺は苦しいだけの回想をやめ、未来に目を向けた。死ぬような経験なら幾度もしてきた。これだって同じことじゃないか。そう言い聞かせる。

石山「モノクマだかなんだか知らないが…見てろよ、俺は必ず生き残って見せるからな!」
367 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/06(土) 23:02:08.26 ID:QshRwh9W0












???「宣戦布告…確かに受け取ったよ…」








368 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/06(土) 23:05:25.71 ID:QshRwh9W0



chapter1【マーダーの条件】END






【超高校級のサウスポー】戸叶 麗児(とかの れいじ)
【超高校級のアクション俳優】能海 影高(のうみ かげたか)
【超高校級の起業家】江頭 崇光(えがしら たかみつ)【DEAD】
【超高校級のフットサル選手】牧野 圭拓郎(まきの けいたくろう)
【超高校級のハッカー】加藤 秀悟(かとう しゅうご)
【超高校級の探偵】梶矢 三次(かじや みつぐ)
【超高校級の幸運】石山 達郎(いしやま たつろう)
【超高校級の脚本家】山本 飛雄馬(やまもと ひゅうま)
【超高校級のゴルファー】沢村 巽(さわむら たつみ)【DEAD】
【超高校級の栽培委員】森崎 礼(もりさき れい)
【超高校級の考古学者】古坂 快永(ふるさか かいえい)
【超高校級の吟遊詩人】外原 稔(とのはら みのる)
【超高校級のドラマー】大武 相樂(おおたけ さがら)
【超高校級の令嬢】細川 智恵(ほそかわ さとえ)
【超高校級の刀鍛冶】川上 実巳(かわかみ さねみ)
【超高校級の記者】橋本 昌子(はしもと しょうこ)
369 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/06(土) 23:06:03.01 ID:QshRwh9W0








chapter2【怪奇クビ人間】(非)日常編




370 : ◆bJXA8PM.zE [saga]:2018/01/06(土) 23:06:31.09 ID:QshRwh9W0
今日はここまでです。
ありがとうございました。
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/06(土) 23:06:59.17 ID:8edRXLVI0
作者の頭の悪さが文章から伝わる
もう書くのやめたら?
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/07(日) 00:04:57.86 ID:8IZesZqAo
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/07(日) 10:56:42.04 ID:9kLmo3nw0
>まあ、いいや。アイツもまだまだ、このサバイバルゲームを続けるつもりらしい。『超高校級』の割りに退屈な奴らばかりだった時はどうしようかと思ったが、これでしばらくは楽しめそうだ…

サバイバルゲームじゃなくてデスゲームじゃないの?
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/07(日) 14:15:04.13 ID:MQqSy0+DO

これからも楽しみにしてます
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/10(水) 07:46:29.32 ID:E/w4fJ2g0
はあえたえた
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