【オリロンパ】愛書の少女とコロシアイ宇宙旅行【安価】三冊目

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328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 22:58:03.23 ID:3Bej8tNDO
イブニングドレス
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 23:01:28.80 ID:3Bej8tNDO
コンマが軒並み低い
330 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/10(土) 23:10:37.24 ID:+zEgABTA0
月読「…………」

音野「ど、どうでしょう?」

鏡在「あー……ゴスロリね。でもなんか、色々致命的よ」

黒頭「……」

天馬「似合わねえ」

入野「言い方!?」

ミシェル「ゴ、ゴメンナサイ……」

広生「……なんと言えばいいんだ」

四杖「その、個性的かと」

川田谷「いや、やっぱり天然だなぁ」

学人「……はあ」

鏡在「一応採点しといて」

広生「3点だ……まず丈が合っていない」

四杖「4点で……その、ノーコメントでお願いいたします」

川田谷「3点かな。月読さんへのチョイスとして色々失敗だよね」

学人「1点」

音野「…………」

【音野響……11点】
331 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/10(土) 23:25:52.64 ID:+zEgABTA0
月読「はぁ、やっと解放されたわ」

音野「…………」グスッ

月読「……いつまで落ち込んでるのよ」

鏡在「結局アタシのかちだったわね!まっ、当たり前だけど!」

天馬「あたしだってあと少しだったんだからな!」

ミシェル「ホッ……低クナクテヨカッタ」

黒頭「この結果を受けてまた精進いたします」

入野「私モデルなんだけどなー……」

広生「点数をつけるというのは、いささか緊張したな」

四杖「新鮮な体験でした……」

川田谷「あはは、楽しかったよね」

学人「ふん、もう少し探究心に刺激がほしかったがな」

鏡在「さーて、一位になったし月読に言う事一つ聞いてもらうわよ」

月読「なにそれ、聞いてないわよ」

鏡在「言ったらアンタ逃げそうだから」

月読「……」

【鏡在が月読に要求したのは?】

【内容によっては安価下になります】

↓2
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 23:31:35.77 ID:3dWUWKz30
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 23:45:38.97 ID:3Bej8tNDO
自分で自分のコーディネートを考えてみなさい
334 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/11(日) 00:06:26.60 ID:87WtVSCA0
鏡在「自分で自分コーディネートしてみなさいよ」

月読「自分で?」

天馬「おぉ、せっかくだからやってみろよ月読!」

黒頭「それはよい考えですね」

ミシェル「ワタシモ見テミタイ……」

入野「うん、やってみようよ汐里ちゃん!」

音野「……私よりはきっとすごいと思いますよ」

月読「……わかったわ、少し待っててちょうだい」


シャッ


鏡在「男子!最後にまた採点してもらうわよ!」

広生「それは構わないが……」

四杖「月読さんのコーディネートですか」

川田谷「ある意味一番未知数だよね」

学人「刺激は期待できないな」

【月読汐里のコーディネートは?】

↓3まで出た中でコンマが一番高いのを採用。
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 00:32:23.15 ID:VjnxuH4I0
シックな雰囲気を出しつつ七分丈のブラウスとスカートで少し肌を出す感じ
コンタクトにして、音野からもらったヘアピン着用
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 00:38:31.40 ID:QIhxcFADO
>>335
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 00:45:05.93 ID:0ZGjwBEj0
60年代っぽい鮮やかな色使いのワンピースをベースに、鏡在の小物使いを参考にしてミックス
338 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/11(日) 22:39:57.58 ID:87WtVSCA0
月読「……どうかしら」

鏡在「へぇ、やれば出来るじゃない」

天馬「よく似合ってんじゃねえか!」

入野「ワンピースだー、汐里ちゃんによく似合ってるよ!」

ミシェル「ウ、ウン……」

音野「ふ、ふふっ……私とは本当に違います」

黒頭「音野様、お気を確かに」

広生「小物は鏡在を参考にしているのか」

四杖「やはり自分で選ぶだけあって着こなしています」

川田谷「みんなのも良かったけど、月読さんにはああいう系統が一番合うね」

学人「基本に立ち返る、か」

鏡在「じゃあアンタ達最後の採点よ!」

広生「10点だ。改造がいい影響を生んだのかもしれないな」

四杖「9点で。やはり鏡在さんのコーディネートが一番だったかと」

川田谷「10点かな。おとなしめの服装が月読さんにマッチしてるよ」

学人「8点だ」

【月読汐里……37点】

そうして、そこそこの盛り上がりを見せて私の改造計画は終わりを迎えた。

まあ、楽しくはあったわね……あら?


佛生「……仲を深められたようで何より」

佛生、来ていたのね。

……いずれ彼もこの輪にいられるようになればいいんだけど。

【全員の好感度が7上がりました】
339 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/11(日) 22:44:40.08 ID:87WtVSCA0
【夜イベント】

1…音野がまだ落ち込んでるわね
2…片付けまでがなんとやら、ね
3…廊下に機械が落ちてたわ

↓2
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 22:47:07.24 ID:YwYWfYIF0
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 22:47:34.97 ID:iAE2z7Ad0
3
342 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/11(日) 23:06:51.16 ID:87WtVSCA0
月読「何なのかしら、この機械」

この手のを持っているとしたら、やっぱり学人よね。

月読「……学人の機械って嫌な予感しかしないわ」

しかもこの壁の向こうって女子の浴場じゃない。

月読「……」

1…本人に叩きつけてこようかしら
2…この先の平穏のためにも壊しておきましょう
3…学人の物とは限らないし、誰かに持っていってみましょうか【同時に人物指定】

↓2
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 23:09:01.33 ID:YwYWfYIF0
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 23:09:11.57 ID:QIhxcFADO
3川田谷
345 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/11(日) 23:53:33.05 ID:87WtVSCA0
月読「学人の物とは限らないし、誰かに持っていってみましょうか」

問題は誰に持っていくかよね……

川田谷「あれ、月読さん……そ、それは!?」

月読「あら、ちょうどいいところに来たわね……その様子だとこれは貴方のかしら川田谷」

川田谷「いやいや、それは俺じゃなくて学人君の……」

月読「ああ、やっぱりそうなの……そのわりに焦ってるのはなんでかしら」

川田谷「い、いや、俺は別に何も……」

月読「……」

川田谷「あ、あはは……」

その後川田谷を追求したけど白状しなかった……だけど何かあるわねこれは。

……処分しておいた方がよさそうね。

【川田谷昌の好感度が3上がりました】
346 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/11(日) 23:58:07.37 ID:87WtVSCA0
月読「……」

明日で十五日目……そしてコロシアイは五日の間隔で起きている。

月読「ないと思いたいけど、そんな事言っていられないのも事実」

そろそろモノクマも動き出すかもしれない……油断は出来ないわ。

そんなモヤモヤを抱えながら、私は眠りについた。
347 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/12(月) 00:02:37.43 ID:CrNB3a9A0
【十四日目】→【十五日目】
 
好感度(MAX100)
 
音野……70
 
天馬……48
 
鏡在……42
 
ミシェル……48
 
黒頭……55
 
入野……44
 
佛生……46
 
広生……48
 
学人……58
 
川田谷……50
 
四杖……55
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/12(月) 00:20:26.83 ID:rj3pH2pDO
乙?
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/12(月) 01:21:00.94 ID:scypH+TDO
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/12(月) 08:17:02.00 ID:N+PaukOS0

次は動機発表かな
351 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/12(月) 23:41:13.59 ID:CrNB3a9A0
【十五日目】

キーンコーンカーンコーン……

モノクマ「オマエラおはようございます!」

モノクマ「時刻は七時!朝ですよ!」

モノクマ「今日も宇宙の偉大さを噛み締めましょう!」

月読「……」

朝ね……

月読「…………」

何も、ない。

今日はここでモノクマが展望室に呼び出して動機を……というのはなさそうね。

月読「少しだけ、安心したわ」

食堂に行きましょうか。

【食堂】

月読「……」

時間をずらしている入野以外は集まってるみたいね。

鏡在「はー、久々に服で楽しんだわ」

天馬「次は音野辺りでやるか」

音野「わ、私ですか?」

広生「平和なものだな」

川田谷「これ以上何もないといいんだけどね」


全くね……
352 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/12(月) 23:46:43.07 ID:CrNB3a9A0
月読「……」

どうも落ち着かないわね。

やっぱり今までの事があるからかしら……

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【一度選んだ生徒は同じ日の自由行動では選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/12(月) 23:50:27.36 ID:rP31sGr/0
鏡在 佛生
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/12(月) 23:51:26.29 ID:scypH+TDO
学人 川田谷
355 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/13(火) 00:10:17.02 ID:+RkEyXfA0
川田谷「……」キョロキョロ

月読「……何してるのかしら」

学人「……」

川田谷「あっ、学人君!」

学人「なんだ」

川田谷「いや、昨日の事なんだけど……あの機械が月読さんに拾われちゃって」

学人「なに?」

月読「……」

昨日の……やっぱりあれは学人が関わっていたのね。

学人「それで奴はあの機械の用途を知っているのか」

川田谷「それは知らないとは思うけど……」

月読「……」

1…そんなに知られたらまずいのかしら?
2…聞き耳を立てる
3…あれなら処分したわよ

↓2
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/13(火) 00:13:23.24 ID:kFhIG2Js0
2
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/13(火) 00:15:22.01 ID:g0VpFA/N0
2
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/14(水) 10:20:36.46 ID:myy7IFtDO
359 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/14(水) 22:18:06.48 ID:0cOSiSqA0
怪しいわね……聞き耳を立ててみましょう。

学人「そもそもなぜ拾われた。あれを最後に使っていたのはお前だろう」

川田谷「いや、広生君に引きずられていったから廊下に置き忘れちゃって……」

学人「馬鹿が!あれにはまだ再利用の価値があったというのに……」

川田谷「まだ覗くの諦めてなかったんだ……」

……覗く?

学人「人聞きの悪い事をほざくな!あれは科学の探究だと言っているだろう!」

川田谷「壁を透けさせて女子のお風呂見る事のどこに科学の探究があるのか俺にはわからないよ」

月読「……そういう事ね」

川田谷「うわっ、月読さん!?」

月読「やっぱりあれの使い道はろくな事じゃなかったのね」

学人「私は何もしていない。そこにいる男は音声だけ聞いて興奮していたようだが」

川田谷「ちょっと!?俺にだけ罪を着せるのは……」

月読「同罪よ」

全く、そんな事に情熱を燃やさないでほしいわ……

【更科学人の好感度が3上がりました】

【川田谷昌の好感度が3上がりました】
360 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/14(水) 22:45:10.93 ID:0cOSiSqA0
【更科学人通信簿イベント3】

学人「……」

月読「……」

学人が新太の部屋の前にいるわね。

また抱え込んでるのかしら……

学人「またいたのか」

月読「貴方こそ」

学人「ふん、私は愚弟に嫌みを言っていただけだ」

月読「…………今更だけど、貴方別に新太の事を嫌ってたわけではないわよね?」

学人「なんだいきなり」

月読「いえ、貴方はいつも新太を愚弟と呼ぶけど、それがなぜか気になっただけよ」

学人「ふん、私達兄弟は生まれから歪だったんでな」

月読「生まれから?」

学人「私と愚弟は兄弟とは言うが腹違い。それも双子の姉妹だった」

月読「……貴方の父親は姉妹に手を出したって事?」

学人「そういう事だ。それが発覚してすぐに男は行方をくらまし、おかげで母親は姉妹だというのに憎しみ合っていたし、それを私達に聞かせてきた」

学人「嫌ってたわけではないのかと聞いたな?答えは天才たる私にも永遠にわからん」

学人「兄弟をどう思うか?」

学人「あの愚弟と生きてきた日々はそんな凡人には簡単な問すら回答のないものにした」

月読「……」

学人と新太の兄弟関係は、特殊なものだったみたいね……

【更科学人通信簿3】
【学人と新太は父親が姉妹に手を出して出来た腹違いの兄弟。
そのせいか日々憎しみを聞かされてきた学人は新太をどう思うか自分自身でもわからないようだ】
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/15(木) 08:50:36.85 ID:HU8MWXze0
362 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/15(木) 22:08:14.96 ID:K5eN8aaA0
【川田谷昌通信簿イベント2】

川田谷「月読さん!付き合ってくれないかな!」

月読「……とうとうおかしくなったのかしら」

この生活だと無理はないけど。

川田谷「あっ、間違えた!?違うんだ、俺はそんなつもりじゃ……」

月読「わかったから落ち着きなさい。それでどうしたのよ」

川田谷「いや、ちょっと作詞を手伝ってほしいんだよね」

月読「……超高校級の作詞家に手伝いが必要なの?」

川田谷「いや、フレーズはたくさん浮かぶんだけど、逆にどれもこれも良くて選べなくなっちゃったんだよね」

月読「……」

また規格外な話ね。

川田谷「そこで誰かに手伝ってもらってフレーズを絞ろうかなって思ってさ」

月読「なるほどね……別にいいわよ」

川田谷「ありがとう!それじゃあこのメモ帳に候補は書いてあるから……」

その後川田谷の作詞活動に付き合った……

結果十の新しい詞が出来たわ。

……超高校級の作詞家は伊達じゃないわね。

【川田谷昌通信簿2】
【いいフレーズが大量に浮かぶらしい川田谷はそれを厳選するのにも一苦労。
超高校級の作詞家にスランプの四文字はないようである】
363 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/15(木) 22:09:29.40 ID:K5eN8aaA0
月読「油断も隙もあったものじゃないわね……」

もっと違う方向にその頭脳を使ってほしいわ。

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【学人、川田谷は選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/15(木) 22:14:35.39 ID:TWbQqhbDO
入野 鏡在
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/15(木) 22:24:08.57 ID:DDhu1pt10
鏡在 佛生
366 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/15(木) 22:42:17.24 ID:K5eN8aaA0
鏡在「ふあ〜あ」

月読「眠そうね」

鏡在「昨日の興奮がさめやらなかったのよ。だからあんま寝てないのよね」

月読「そう……それなら改造された甲斐もあったわ」

鏡在「なーに、あんなんで満足してんのよ!アンタは元々ダサいんだから後五回は改造しないと!」

あんな事を五回ですって……?

佛生「……」シャンシャン

鏡在「ちょうどいいところに!ちょっと坊主!」

佛生「某の事ですかな?」

鏡在「他に誰がいんのよ。ちょっとアンタ昨日参加してないんだから月読の改造案言うだけ言ってみなさいよ」

月読「ちょっと鏡在……」

鏡在「アンタだって元々目見えなかったわけでもないんでしょ?だったら想像ぐらいは出来るわよね?」

佛生「……ふむ」

1…改造なんてあれ限りよ……
2…無理にやらなくていいわ佛生
3…黙っている

↓2
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/15(木) 22:44:32.14 ID:DDhu1pt10
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/15(木) 22:48:01.89 ID:8xHVhSBS0
3
369 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/15(木) 22:58:11.24 ID:K5eN8aaA0
月読「……」

下手に何か言えば鏡在が暴れそうね……

佛生「ふむ、月読殿ならばやはり清楚な感じが似合うのでは?」

鏡在「……案外まともな答えが返ってきたわね」

月読「何を言われると思ったのよ」

鏡在「尼の格好とか」

月読「さすがにどうなの……」

佛生「ふむ、そちらとも迷いましたが」

迷ったのね……

鏡在「まっ、それなりにまともで安心したわ」

今の台詞なかった事にしたわね。

鏡在「というわけでアンタも次回は参加しなさいよ」

佛生「しかし某は」

鏡在「アタシが決めたのが絶対よ!文句は言わせないわ!」

強引すぎるわよ……でも、これぐらいの強引さが時には必要なのかしら……

【佛生空也の好感度が3上がりました】

【鏡在凛の好感度が3上がりました】
370 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/15(木) 23:13:09.74 ID:K5eN8aaA0
【佛生空也通信簿イベント2】

月読「貴方は罪を償うために修験者になったのよね」

佛生「そうですな……日々を償いと修行に費やすためこの道を進もうと決意を」

月読「貴方はコロシアイに参加した……そしてクロとして生き残った」

佛生「今となっては誰も知らぬでしょうな。あの悲劇も、あの地獄も」

佛生「佛生の家は全てを無に帰しましたので」

月読「隠蔽したって事ね……貴方が人を殺したと知られるのがまずかったってところかしら」

佛生「……それだけならば、まだ救いがあったのかもしれませぬな」

月読「えっ?」

佛生「いえ……なんでもありませぬ」

佛生、貴方まだ何か隠して……?

【佛生空也通信簿2】
【かつてコロシアイに参加した佛生。
その事実を家に隠蔽された彼はまだ何かを隠しているようだ】
371 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/15(木) 23:23:36.87 ID:K5eN8aaA0
【鏡在凛通信簿イベント2】

鏡在「ちょっと月読!」

月読「何かしら」

鏡在「この料理アタシの嫌いな物ばっかりじゃないの!どういう事よ!」

月読「貴女の好き嫌いまで考慮してられないわよ」

鏡在「何よ、ちょっと好き嫌いがあるだけじゃない!」

月読「……ちょっと?私の知る限り貴女一般的な食材はことごとく駄目じゃない」

鏡在「ちょっとじゃない」

月読「……」

私と鏡在ではちょっとにとんでもない差があるのはよーくわかったわ。

【鏡在凛通信簿2】
【あまりに食べ物の好き嫌いが多い鏡在。
それをちょっとと表現する彼女に月読は頭が痛くなるのだった】
372 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/15(木) 23:25:01.95 ID:K5eN8aaA0
月読「あれをまだやらされるの……」

もうこりごりなんだけど。

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【学人、川田谷、佛生、鏡在は選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/15(木) 23:26:47.19 ID:DDhu1pt10
入野 広生
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/15(木) 23:30:57.81 ID:TRVL6F5d0
ミシェル 四杖
375 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/15(木) 23:31:26.92 ID:K5eN8aaA0
今回はここまでで。
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/15(木) 23:36:36.02 ID:TWbQqhbDO
乙です
377 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/16(金) 23:22:29.94 ID:KJMOrBGA0
ミシェル「フン、フン!」

月読「精が出るわね」

スポーツをしてるとあんなにトレーニングをしないといけない物かと思うと私には出来そうもないわ。

四杖「ミシェルさん、毎日欠かさずトレーニングをしていますからね」

月読「毎日……」

ミシェル「フゥフゥ……」

四杖「お疲れ様でしたミシェルさん」

ミシェル「アリガト」

月読「……あら」

1…四杖とは話せるようになったのね
2…この機械壊れてない?
3…前にハンカチ渡された時とは偉い違いね

↓2
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/16(金) 23:25:07.79 ID:zTKoICZp0
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/16(金) 23:29:24.49 ID:9aeQ4YGDO
380 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/16(金) 23:54:32.21 ID:KJMOrBGA0
月読「四杖とは話せるようになったのね」

前は緊張するからって私に落とし物渡したぐらいだったのに。

ミシェル「イシズエハ話シヤスイカラ……」

四杖「会話はコミュニケーションの第一歩ですから。話しやすさは準備委員として当たり前のスキルですよ」

話しやすさ……ミシェルの様子を見るとそのすごさがわかるわ。

ミシェル「慣レモアルケド……最近ハヨク来テクレルシ……」

四杖らしいわね……

【ミシェル・ラマンの好感度が3上がりました】

【四杖礎の好感度が3上がりました】
381 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/17(土) 00:23:43.68 ID:4+It/nOA0
【ミシェル・ラマン通信簿イベント2】

ミシェル「ウウウ……」

月読「貴女はいつも不安そうにしてるわね、ミシェル」

ミシェル「ソウカナ……」

月読「そこをどうにかしないと緊張しないなんて夢のまた夢ね……どうしてそうなったかはわかるかしら」

ミシェル「エット、多分シスターヤミンナガ……」

月読「シスター?」

ミシェル「昔住ンデタトコロニイタ親代ワリノ人……」

……ミシェルは施設で育ったって事かしら。

ミシェル「昔カラ身体大キクテ、シスターヤミンナニヨク悪ク言ワレタカラ……人ト話スト何言ワレルカ怖イ」

ミシェルの不安はそういうところから来てるのね……これはまた根が深そうだわ。

【ミシェル・ラマン通信簿2】
【施設で育ったミシェルは昔から身体が大きかったそこのシスターなどに色々といわれていたらしい。
その経験から人と話す時怖いというミシェルに月読は根の深い問題だと感じるのだった】
382 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/17(土) 00:27:00.51 ID:4+It/nOA0
月読「ミシェルも少しは進んでるのかしら」

手加減についてはまだまだみたいだけど……

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【学人、川田谷、佛生、鏡在、ミシェル、四杖は選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/17(土) 00:28:17.15 ID:LmVd8eoM0
入野 天馬
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/17(土) 00:29:18.21 ID:bCtQgoxDO
黒頭 入野
385 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/17(土) 00:53:36.80 ID:4+It/nOA0
本日はここまでで。
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/17(土) 01:32:09.08 ID:3Z8baO8mO
乙乙
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/17(土) 08:08:09.44 ID:dE43wVbC0
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/17(土) 10:44:58.73 ID:bCtQgoxDO
乙でした
389 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/19(月) 22:15:21.62 ID:Rswf1LqA0
入野「ふふふ〜ん♪」

黒頭「……」

月読「あら、ブラッシング?」

黒頭「入野様から古武術の指導のお礼にわたしの髪に櫛を入れたいと言われまして」

入野「だってこんなに綺麗な金髪なんだよ!これはブラッシングしなきゃ!」

それってお礼というよりは貴女がしたかっただけじゃないの?

黒頭「少しくすぐったいですね」

入野「ふふふ、それが次第に心地よくなるんだよ」

何を言っているのよ……

入野「さてと!これから明夜ちゃんの髪をセットしちゃうよ!どんな髪型がいいかなー」

黒頭「入野様におまかせします」

入野「汐里ちゃんはどんな髪型が見たい?」

月読「私?そうね……」

1…三つ編みなんてどうかしら
2…ポニーテールなんていいんじゃない?
3…奇をてらって黒頭がしなさそうな髪型がいいわね

↓2
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/19(月) 22:17:18.40 ID:6pVh90gDO
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/19(月) 22:20:12.78 ID:e+Sxwm2x0
3
392 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/19(月) 23:04:17.92 ID:Rswf1LqA0
月読「奇をてらって黒頭がしなさそうな髪型がいいわね」

入野「うーん、だったら……」


入野「出来たよツインテール!」

月読「黒頭がと考えると違和感があるけど、金髪だからか妙に似合ってるわね」

黒頭「似合っているならよかったです」

入野「金髪ツインテって基本だよね!」

どこの基本よ。

入野「じゃあ次は……」


入野「盛ってみたよ!」

月読「これはまた……」

黒頭「頭が重いのですが、これは何かの修行なのでしょうか……」

入野「次は……」

入野による黒頭の髪弄りはそれからしばらく続いた。

黒頭も疲れたけど楽しんでいたみたいね。

【入野ちのの好感度が4上がりました】

【黒頭明夜の好感度が4上がりました】
393 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/19(月) 23:28:42.42 ID:Rswf1LqA0
【入野ちの通信簿イベント2】

入野「えーと」

月読「……ちょっと」

入野「どうしたの汐里ちゃん?」

月読「下着見えてるわよ」

入野「これ?見せてるんだよ?」

月読「……前々から思ってたんだけど貴女、露出狂の気でもあるの?」

入野「うーん、よくわからないけど。でも見られてるかと思うとドキドキしちゃうかな?」

月読「……」

もしかしてこの子、筋金入りなんじゃ……

月読「少しは自重した方がいいわよ。襲われでもしたらどうするの」

入野「そこは大丈夫!これでも運がいいから今汐里ちゃんに見られたのが初めてだし」

月読「運がいいからって貴女ね……」

入野「昔なんて偶然裸にパーカーだけになっちゃったけど誰にも気付かれなかったよ!」

……本当に偶然だったのかしらそれ。

【入野ちの通信簿2】
【見られる事にドキドキするという入野は運がいいのか実際に見られた事はないらしい。
筋金入りの気配を漂わせる入野に月読は戦慄するのだった】
394 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/19(月) 23:31:13.80 ID:Rswf1LqA0
月読「入野の様子は変わりないけど……」

時間はずらしたままだから佛生に会う気はないんでしょうね。

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【学人、川田谷、佛生、鏡在、ミシェル、四杖、入野、黒頭は選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/19(月) 23:32:16.29 ID:e+Sxwm2x0
広生 天馬
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/19(月) 23:32:30.64 ID:i4UhxOcM0
天馬 広生
397 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/19(月) 23:54:04.49 ID:Rswf1LqA0
天馬「はぁぁ……」

月読「……珍しいわね。貴女がため息だなんて」

天馬「つきたくもなんだろ、なんだかんだで出る方法全く見つかってないんだぜ?」

広生「気にしていたのか……意外だな」

天馬「お前らあたしをなんだと思ってたんだよ!」

月読「それはね……」

広生「聞きたいか?」

天馬「いや、やっぱいい。言うな、言うなよ!?」

1…でも実際問題どうしたものかしらね
2…地球に帰ったら色々と変わっていそうだわ
3…黒幕はどこでこんな宇宙ステーションを用意したのかしら

↓2
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/19(月) 23:54:31.99 ID:e+Sxwm2x0
1
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/19(月) 23:54:54.20 ID:i4UhxOcM0
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/19(月) 23:55:14.39 ID:6pVh90gDO
401 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/20(火) 00:22:27.69 ID:9zlduhLA0
月読「黒幕はどこでこんな宇宙ステーションを用意したのかしら」

天馬「そりゃ、店に決まってんだろ!」

天馬「……宇宙ステーションってどこに売ってんだ?」

広生「宇宙ステーションの建設には莫大な資金も必要だ。その上モノクマや施設の設備も考慮すれば……」

天馬「百万ぐらいか?」

月読「桁が違うわよ」

天馬「宇宙ステーションって十万で買えんのか!?」

月読「……」

広生「とにかく相当な資金は必要だろう……この世界にどれだけその資金を用意できる人間がいるかは、わからんがな」

宇宙ステーションを用意できる資金力……

私の愛書達を資産としても不可能でしょうね。

【天馬千里の好感度が3上がりました】

【広生燕次の好感度が3上がりました】
402 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/20(火) 00:22:54.66 ID:9zlduhLA0
明日は早いので今回はここまで。
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/20(火) 00:34:20.77 ID:G0JqQl740
乙です
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/20(火) 00:51:51.30 ID:gyZbsx4y0
乙乙
405 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/21(水) 23:10:57.94 ID:xCJLVNuA0
月読「前に聞いたんだけど、貴女が車に勝ったって話は本当なの?」

天馬「おっ、なんだ!あたしの武勇伝が聞きてえのか?」

月読「気になるのは事実ね」

天馬「とはいってもな、あの時って実のところあたしは車に勝ったってより追い付いたんだよ」

月読「追い付いた?」

天馬「あの時どっかで強盗事件があってな。犯人が車に乗るのを見たあたしは走ってその車を追いかけたんだ」

月読「そんな背景があったのね」

天馬「で、追い付いたから車に蹴り入れて犯人引きずり出してやったんだぜ!」

月読「危ない真似するわね……返り討ちにあうかもしれなかったのよ?」

天馬「そうかもしんねえけど、あたしからしたらああいうの放置する方が気持ち悪いんだよ」

正義感が強いというのかしら……モノクマに率先して突っかかるのも天馬だものね。

【天馬千里通信簿2】
【車に勝った逸話は強盗犯を追いかけた事から来たもの。
危険を顧みずに動く彼女は正義感が強いようだ】
406 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/21(水) 23:45:10.21 ID:xCJLVNuA0
【広生燕次通信簿イベント2】

月読「スーツアクターともなると危険な仕事も多いのかしら」

広生「そうだな、崖から飛んだり、地面を転がったり、車に引きずられたり……色々ある」

月読「よく続けていけるわね」

広生「俺にはこれぐらいしか出来る事がないからな。幸い身体能力には恵まれていた」

月読「自己評価が低いわね……貴方の身体能力なら道は複数あったと思うけど」

広生「そうもいかない事情があってな……」

仮面で表情はわからないけど、なんだか遠い目をしている気がするわね……

【広生燕次通信簿2】
【スーツアクターとして危険な仕事も数多くこなす。
本人はそれぐらいしか出来る事がないと語るが……】
407 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/22(木) 00:16:30.40 ID:oZOu9SZA0
【夜イベント】

1…音野はそろそろ元に戻ったかしら
2…今日は何もなかったわね……
3…少しは怪我も治ってきたかしら……

↓2
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/22(木) 00:17:34.89 ID:GGYugN+p0
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/22(木) 00:17:50.64 ID:CSXo1l1DO
410 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/22(木) 00:33:26.96 ID:oZOu9SZA0
音野「……」ズーン

まだ落ち込んでるわねあれは。

月読「音野」

音野「……なんでしょうか」

月読「まだ落ち込んでいたのね」

音野「別に落ち込んでなんて……私のファッションセンスがダメダメなのは事実ですから」

月読「……」

やりにくいわね……動機の時より対応に困るわ。

1…これから良くなればいいじゃない
2…貴女にはそれを補うほどの特技があるじゃないの
3…それでも昔の私よりは扱いいいのよ?

↓2
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/22(木) 00:35:09.80 ID:CSXo1l1DO
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/22(木) 00:36:20.92 ID:GGYugN+p0
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/22(木) 07:26:59.30 ID:VHFQ2IEf0
乙です
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/22(木) 07:28:45.31 ID:CSXo1l1DO
415 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/24(土) 22:26:42.97 ID:J04Q83EA0
月読「それでも昔の私よりは扱いいいのよ?」

音野「それは……」

思い出される鏡在からの数々の罵倒……

月読「……」

なんか腹が立ってきたわね。

音野「あ、あの月読さん……なんだか顔が怖いですよ……」

月読「思い出すには不愉快な事ばかりだったのよ……むしろあんな罵倒されてないだけ貴女はマシじゃないかしら」

音野「でも月読さん、昨日は評価よかったじゃないですか」

月読「あれは運が良かったのよ」

音野「はっ!もしかしたら月読さんに教えてもらえば私も……」

月読「期待されても困るわよ」

音野「うう……」

月読「……」

はあ。

月読「それでもいいなら付き合うわ、好きにしなさい」

音野「……月読さん!」パァ

……私最近この子にすごく甘くなってないかしら?

【音野響の好感度が5上がりました】
416 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/24(土) 22:56:31.46 ID:J04Q83EA0
月読「……」

結局今日は何事もなく過ぎたわね……

いいことなんだけど……どうしてこうも、不安を掻き立てられるのかしら?

月読「……」

とにかく、今後も何も起きない事を祈りましょう……
417 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/24(土) 23:01:48.84 ID:J04Q83EA0
【十五日目】→【十六日目】
 
好感度(MAX100)
 
音野……75
 
天馬……51
 
鏡在……45
 
ミシェル……51
 
黒頭……59
 
入野……48
 
佛生……47
 
広生……49
 
学人……59
 
川田谷……51
 
四杖……56
418 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/24(土) 23:09:16.69 ID:J04Q83EA0
【十六日目】

キーンコーンカーンコーン……

モノクマ「オマエラおはようございます!」

モノクマ「時刻は七時!朝ですよ!」

モノクマ「今日も宇宙の偉大さを噛み締めましょう!」

月読「……」

無事に、朝を迎えたわね。

モノクマ「あっ、そうだ!オマエラ展望室に集合!」

月読「……!」

やっぱり、来たわね……
419 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/24(土) 23:36:20.60 ID:J04Q83EA0
【展望室】

モノクマ「オマエラよく集まったね!」

天馬「ちっ、またかよ……」

鏡在「人がせっかく寝てたの叩き起こして何のつもりよ!」

広生「おそらくは、今までのように動機……といったところか」

モノクマ「その通り!そろそろ新しい動機でもって思ってさ!」

学人「ふん……拒否権などないのだろう?さっさと出したらどうだ」

モノクマ「さすが殺人者の弟を持つだけあってキミは覚悟してるみたいだね!」

月読「……」

モノクマ「そんなに睨まないでよ月読さん!じゃあオマエラに送る今回の動機は……これだよ!」

モノクマが手を上げるとモニターが天井から下りてくる。

そして映像が流され始めた。
420 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/24(土) 23:41:43.29 ID:J04Q83EA0
廊下を歩く誰か。

カメラを持ち歩いているのか、映像はその誰かの歩みに対応するように動く。

そしてしばらく歩いていると。

私が本を読みながら、廊下を歩いていた。

月読「……」

まさか、これ。

カメラにナイフが映る。

そして勢いよく私に迫ったその人物は、私の脇腹にナイフを突き刺した。

カメラが倒れて血を流す私を見下ろすように映して。

映像は終わった。
421 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/24(土) 23:51:37.00 ID:J04Q83EA0
音野「えっ、い、今の……月読さん?」

モノクマ「本当はこれを月読さんが周りに話して大騒ぎになればよかったんだけど黙ってるからさ!」

モノクマ「だからボクが直々に伝えてあげる事にしました!」

モノクマ「見ての通り!月読さんは以前何者かに襲われました!」

モノクマ「もしかしたら死んでたかもしれないレベルの傷を負わされたの!」

モノクマ「なんかファッションショーしてたけど、月読さんが包帯巻いてたのはそのせいだよ!」

モノクマ「それを行ったのは、な、な、なんと!」
422 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/24(土) 23:52:17.78 ID:J04Q83EA0






モノクマ「オマエラの中にいる内通者でーす!」






423 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/25(日) 00:03:23.77 ID:KjICuvYA0
入野「内通、者?」

四杖「それは、武忍さんの事では」

天馬「まさか生きてやがるってのかよ!?」

佛生「馬鹿な……武忍殿が生きていられたはずがありませぬ」

黒頭「それに武忍様は夜方々木様が殺めたはず……だからこそ夜方々木様は」

広生「処刑されたはずだな」

川田谷「そ、それじゃあ、まさか……他にいるっていうのかい」

音野「内通者が、私達の中に?」

ミシェル「ヒィィ!?」

鏡在「何の冗談よ……」

学人「ちっ……」

月読「……」

モノクマ「内通者はいつもオマエラを見ているよ!月読さんのように襲いかかる機会を窺ってるんだ!」

モノクマ「このままだと殺されるよ!それが嫌なら何をするのか!」

モノクマ「オマエラならわかってるよね!」

やられる前にやれ……そう言いたいのね。

モノクマ「じゃあボクは帰るから!せいぜい内通者を抱えながら頑張ってくださーい!」

モノクマは消えた。

その場に残された私達の間には、重苦しい空気が流れる。

【月読に話しかけてきたのは?】

【一人選んでください】

↓2
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/25(日) 00:06:01.03 ID:SN+rFwrDO
四杖
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/25(日) 00:06:17.84 ID:5zydd5fD0
佛生
426 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/25(日) 00:34:24.59 ID:KjICuvYA0
佛生「月読殿」

月読「……」

佛生「やはり何者かに襲われていたのですな」

月読「……えぇ」

黙っていた事を動機に利用された。

私の選択は間違っていたっていうの?

佛生「月読殿……たとえ月読殿が話していたとしてもこの状況は生まれていたはず」

佛生「自分を責める事はありませぬ……」

月読「……ありがとう、とは言っておくわ」

そう思えるかは、別としてね……

重苦しい雰囲気のまま、一人、また一人と出ていく。

そして展望室には静寂だけが残された。

【佛生空也の好感度が10上がりました】
427 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/02/25(日) 00:41:59.91 ID:KjICuvYA0
月読「……」

内通者……その存在が動機というわけね。

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【一度選んだ生徒は同じ日の自由行動では選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
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