上条さんと吹寄さん

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/09(金) 00:03:55.77 ID:UbsMFXm80
この作品は昔に書いた未完で終わってしまった作品のリメイクです
内容は上条と吹寄がもし小1の頃からの友達だった場合のif物語です

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518102235
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/09(金) 00:04:45.87 ID:UbsMFXm80
彼は疫病神だと言われていた

最初は、偶然だと言われてた

偶然、彼はこけて

偶然、彼は物を落として

偶然にも彼が乗った遊具が壊れて

その偶然が積み重なっていき、こいつがいたせいでとなり

とうとう、彼は疫病神と言われるようになった
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/09(金) 00:06:34.01 ID:UbsMFXm80
疫病神と言われるようになった彼に石を投げつけられた

たとえ、彼が傷ついても周囲の人物は見向きもしないどころか彼を嘲笑いメデイアは彼を化け物かのようなを行った

そしてとうとう、彼は背中から包丁を刺された

理由はとても簡単だった。

疫病神のせいで会社をクビになり借金を抱えたからであった

もちろん彼は関係なかったのだが

彼は刺されたにも関わらず両親達以外からは悲しまれず、それどころか喜んでるものまでいた

そして、彼の両親は決意をした

迷信を信じないであろう科学の街へと愛息子を送ろうと
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/09(金) 00:08:05.31 ID:UbsMFXm80
「……上条当麻ですよろしくお願いします」

現在、彼は入学式が終わり自己紹介をしていた。鼻にティッシュを詰めた状態だったが

理由は、入学式の退場の際にこけて鼻血を出したためであっただった

自己紹介も終わりそして、なんだかんだで入学式から一週間経とうとしていた

彼は結局一人ぼっちだった。

彼は前の頃のトラウマによりなかなか話しかけられずにいて暗くなっていた
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/09(金) 00:10:03.61 ID:UbsMFXm80
やはり、子供はそういうところに敏感で暗い子には話しかけないで性格が明るい子に行くのだった

彼は休み時間なのに喋る相手もいないので机にうつ伏せて寝たふりをしていると

そんな彼に話しかけよあとした彼女が一人現れた

彼女は彼の机の前に前で来ると机を軽く叩いた

「かみ…じょう…とうまくんだっけ?」

「…うん、そうだけど」

「もしよかったら、私と遊ばない?」

「僕と、遊んでくれるの?」

「そうだよ、同じクラスの子と仲良くしちゃ悪い?」

「そんなことないよ!」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/09(金) 00:11:45.83 ID:UbsMFXm80
彼女には、話していくうちにだんだんと笑顔になっていく彼の姿が目に写っていた

「なーんだ、とても良い笑顔できるじゃん。とうま君は笑った方がいいよ」

「そうかなあ?」

彼は、久しぶりに他人に笑顔を見せた。

「そういえば、君の名前はなんなの?」

「凄く、今更だね。 私の名前はせいり、吹寄制理だよ」

「よろしくね、せいりちゃん」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/09(金) 00:15:11.53 ID:UbsMFXm80
彼と彼女が遊ぶようになって早三ヶ月がたち

学校の帰り道に彼女は伝えなければならないことを言おうとした

「ねぇ、とうま君」

「ん?どうしたのせいりちゃん」

「うんうん、やっぱりなんでもない」

しかし、彼女は伝えることができなかった

「そっか、じゃあさ、明日土曜日だからどっか遊びに行こうよ!」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/09(金) 00:16:14.52 ID:UbsMFXm80
「…ごめんね、とうま君、明日と明後日忙しいから遊べないんだ」

「うんー、それなら仕方ないっか」

「本当にごめんね、とうま君」

「何度も謝らなくていいよ」

「うん」

「じゃあ、僕こっちの道だからまた学校でね」

「……じゃあねとうま君」

と別れて歩いていた彼女の背中は震えていてごめんねとうま君と呟くのだったが彼は全く気づかなかった
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/09(金) 00:17:44.35 ID:UbsMFXm80
土曜日になり

日曜日になり、彼はいつものように夕方に某巻貝さんを見て憂鬱になりながらも宿題をていて、やり終えた後にお茶をこぼして不幸だと呟くのだがそれは余談である

月曜日になり彼は朝礼の際に先生から衝撃的な言葉が飛んできた

「皆さんに報告します制理ちゃんは親の都合により学園都市を少し離れることになりました」

彼には途中から声が聞き取れそうになかった

彼の感情にはなんで?言ってくれなかったのか、という疑問ばかりが浮かんでばかりで消えていくことはなかった

「制理ちゃんはみんなに言ったら悲しくなるから言わなかったので責めないであげてください」

この先生からの言葉により彼はまだ安心できた
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/09(金) 00:18:34.80 ID:UbsMFXm80
キリがいいのでここまでにします
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 10:01:37.05 ID:HGpWU87Qo
いいじゃないか
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/09(金) 10:33:58.85 ID:qc214nL00
オッパイは正義か
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/10(土) 23:23:31.93 ID:bPgAQA3S0
そして、3年の時が流れていた

「ハァ、放課後だと言うのに明日の能力検査の準備かよ」

彼は先生に言われたダンボールを持って職員室に持って行くと

「お久しぶりです先生」

「おー、〇〇じゃないかお前こそ元気にしてたか」

誰かが先生と話をしているようだった
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/10(土) 23:24:23.87 ID:bPgAQA3S0
「ん?誰かと喋ってる」

彼はノックをして職員室の扉を開けて

「すみません、先生言われた物を持ってきました」

「おう、悪かったな上条」

「……当麻君?」

「……せ、制理ちゃん??」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/10(土) 23:25:28.73 ID:bPgAQA3S0
「久しぶりだね当麻君」

「制理ちゃんこそ」

「おーい、二人とも盛り上がろうとしてるところ悪いんだけどよ上条、持ってくるやつ間違えてるぞ」

「マジですか」

「マジだマジ」

「不幸だ」

と彼はうなだれた
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/10(土) 23:27:25.55 ID:bPgAQA3S0
「おっ、そうだ上条この荷物を言われたやつと交換しがてら吹寄を学校を紹介してやってくれ。わかるとは思うが一応だ」

「わかりました」

「じゃあ行こうか制理ちゃん」

「う、うん」

そして二人は先生に挨拶をして職員室から出て行った
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/10(土) 23:28:33.38 ID:bPgAQA3S0
「ごめんね、当麻君あの時何も言えなくて」

「いいよ、こうしてまた制理ちゃんに会えただけでも俺は嬉しいし」

「私も当麻君とまた会えて嬉しかった」

彼女の?は少し紅くなりながら微笑んでいた

「うん、制理ちゃんはやっぱり笑顔が似合ってるから哀しんだ顔は見せないで欲しいな」

彼は頭を掻きながら微笑んだ
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/10(土) 23:29:46.87 ID:bPgAQA3S0
「……ありがとう」

「さて、行くとしますか」

「そうだね」

色々と紹介をしつつ三年間での出来事を話し合い

能力検査で使う倉庫に行きダンボールを入れ替えていた時だった

「よし、これだな」

歩き始めた時、彼は床に落ちてある布に気づかず踏んでしまい足を滑らしてしまった
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/10(土) 23:30:55.64 ID:bPgAQA3S0
運が良く前にいた何事かと驚いた動けずにいた彼女にダンボールが当たらなかったものの

「痛ってぇー大丈夫?制理ちゃん」

「んーなんとか大丈夫」

しかし、彼と彼女はまだ気づいてないようだが彼女の上に彼が馬乗りになってしまっている形になってしまっていた

要するに騎乗位と言われるかたちになっていた

そして腕は彼女の胸を触れていた
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/10(土) 23:32:03.00 ID:bPgAQA3S0
「あれ?」

「どうかしたの?当麻君」

「ごめん、制理ちゃんすぐ離れるから」

「急に謝ってどうしたのとうm」

そして彼と彼女は自分たちが置かれている状況に気づいたのだった

「キャアアァァァ」

彼女の叫びは放課後の為、人が少なかったため虚しく終わるだけであった
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 23:32:30.88 ID:o5b6Acca0
あぁぁ!見たことあるけど、どれだっけ・・・
うわでも、嬉しいwwリメイクありがとう!
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/10(土) 23:33:01.65 ID:bPgAQA3S0
「……」

「……」

彼と彼女は無言で歩き続ける

職員室の扉を開け

「……すみません、先生明日の能力検査道具を持ってきました」

「おー、悪かったなあ上条」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/10(土) 23:34:46.77 ID:bPgAQA3S0
「ん?どうかしたのかお前ら」

「な、なにも、なかったよね制理ちゃん?」

「そ、そうだね当麻君」

そう言い張った彼と彼女であったが、彼は目が泳いでいたり彼女に関しては顔を俯いてる有様で傍目から見ても何かがあったことは明白であった

「そ、そうか?じゃあとりあえず中身を確認するから2人とも手伝ってくれないか?」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/10(土) 23:36:05.71 ID:bPgAQA3S0
「えー、先生持ってくるだけって言ってたじゃん」

「つべこべ言うな上条」

「それに、上条のことだからどこかで転けて物を落としてそうだからな」

先程のことを思い出しビクッと彼と彼女の体は震えた

「わ、わかったよやればいいんだろ」

「急に潔くなったじゃん上条」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/10(土) 23:38:26.05 ID:bPgAQA3S0
「そ、そんなことないって」

そして彼と彼女と教師は中にあったものを取り出していき

「まず、ちょっとした電流で着くことができる豆電球が……」

などなど色んなものが出てきた

これらは能力によって微力な変化をとらえるものであるが

彼にとっては無縁なものだと今の彼には知るはずもなかった
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/10(土) 23:44:09.80 ID:bPgAQA3S0
今日はここのところで終了です
>>11ありがとうございます
>>12正義ですよね 1的には小さくても好みです
>>21覚えてくれてる人がいたなんて驚きです リメイク前の方は駄文すぎて自分を殴りたくなるほどです
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 20:50:04.13 ID:YwF5v5Jf0
この世界だとインデックスと会わない世界だといいな
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