【ガルパン】みほ「角谷先輩をいじりたい」【安価】

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1 : ◆jPr03Kti1lbd [saga]:2018/02/19(月) 08:28:31.50 ID:F9vKBPojO

みほ「三年生もそろそろ卒業だね…」

沙織「先輩たち、濃いキャラばっかだからいなくなると寂しくなっちゃうよ」

華「この学園で私以外に薄いキャラっていますか?」

優花里「五十鈴殿も十分濃いですよ…」

麻子「卒業する前に何かするのか?」

みほ「したい!」

沙織「なになに?パーっとド派手な送迎会とか?」

みほ「それもしたいんだけど」

華「何かすること考えてるんですか?」

みほ「うん」

優花里「西住殿はすでに作戦を考えているんですね!」

みほ「作戦というか、具体的なことはまだ考えてないんだけど」

麻子「協力するぞ、どんなことをしたいんだ?」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518996511
2 : ◆jPr03Kti1lbd [saga]:2018/02/19(月) 08:29:16.43 ID:F9vKBPojO

みほ「角谷先輩を…」

沙織「角谷センパイ?」

華「角谷元会長に何かするんですか?」

みほ「いじりたい」

優花里「へ?」

麻子「い、いじる??」

みほ「私がこの学園で、自分の戦車道と」

みほ「たくさんの仲間を手に入れられたのは角谷先輩のおかげだし」

みほ「この学園を裏から守ってくれたのは角谷先輩だし」

みほ「角谷先輩には感謝してもしきれない」

沙織「うん…」

みほ「そんな大好きな先輩がこの学園を去る前に…」

みほ「いじりたい」

華「いじるってのは…」

みほ「あの先輩の困る顔が見てみたい」

優花里「角谷殿の困り顔は…みたことないですね」

麻子「基本へらへらしてるからな」

沙織「みぽりん…なんでそんな発想に…」

みほ「愛情の…裏返しかな」ニヤッ

華「…まさか根に持ってるんですか?無理やり戦車道をやらされたこと」

みほ「そんなことないよ!」

みほ「今は」

優花里「今は?」

みほ「ただちょっと」

みほ「角谷先輩の眉毛がハの字になるのをみてみたい」

麻子「…わかる気がする」

みほ「だよね!」

沙織「…教官がイケメンな男の人じゃなかったし!ちょっとくらいセンパイに仕返ししてもバチ当たらないって!」

華「まだ根に持ってるんですか」

優花里「角谷殿はちょっとやそっとじゃ困らないと思いますが」

麻子「だからこそ派手にいじってやらんとな」

みほ「よし決まりだね!」

みほ「最初はどんなふうにいじろっかなぁ…」

沙織「私にいい案があります!」

沙織「↓1」

3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/19(月) 08:33:37.42 ID:bWdKONRR0
男の子に告白される
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/19(月) 12:27:07.01 ID:mZOvcOh5O
安価は >>レス のほうが他の人にもわかりやすくていいぞ
5 : ◆jPr03Kti1lbd [saga]:2018/02/19(月) 13:13:58.41 ID:F9vKBPojO


沙織「男の子に告白される!!」

みほ「あ、これは困りそう」

優花里「どんな反応するんですかね…」

麻子「ただ…そんなこと頼める知り合いの男の子、誰かいるか?」

華「新三郎はどうですか?」

沙織「いいね!新三郎さん!」

沙織「たぶん角谷センパイは年が近い男子だと軽くあしらいそうだからね!」

沙織「大人のイケメンに急に告られたらキュンと来ちゃうよ!」

優花里「角谷殿が恋に落ちる瞬間は見ものですね!」

麻子「落ちるかどうかはわからんけどな」

華「早速新三郎に来てもらいます」

みほ「楽しみだなぁ」

沙織「みぽりん顔ゲスいね」



華「新三郎、ワザワザ来ていただきありがとうございます」

新三郎「お嬢、私にできることがあれば何でも申しつけください!」

華「では角谷元会長に告白してもらえますか?」

新三郎「え゛ぇ゛ッ!?」

みほ「本気ではなくて、あくまでもドッキリで…」

新三郎「ドッキリ…ですか」

華「元会長の困り顔が見たいんです」

新三郎「…お嬢とお友達のためなら、わかりました!」

麻子「わかっちゃうのか」

華「漢、見せてください」

新三郎「へい!」
6 : ◆jPr03Kti1lbd [saga]:2018/02/19(月) 13:16:02.52 ID:F9vKBPojO


町(学園艦)の商店へ買い物に行く杏氏


杏(えーっと、牛乳とネギと豚バラとみりんと…)

杏(干し芋も忘れずにね〜)

新三郎「こんにちは」

杏「ん?どちら様?」


〜〜〜

沙織「新三郎さんと角谷センパイは直接会ったことはないんですよね?」

新三郎「はい」

沙織「作戦!新三郎さんは五十鈴家の奉公人ではなく」

沙織「学園艦に住み込みで働くお兄さんという立場で接してもらいます!」

沙織「そして大洗女子戦車道の角谷センパイの大ファンって設定で」

沙織「恋心を抱いてて…」

〜〜〜



新三郎「私、この学園艦に住み込みで働いている新三郎と申します」

杏「はぁ」

杏(何で下の名前)

新三郎「戦車道の夏の全国大会、大学選抜戦、冬の全国大会」

新三郎「あなたの活躍を見ていました」

杏「お、嬉しいですねぇ」

新三郎「砲手として活躍する角谷に惚れ込んでしまいました」

杏「えー?」

杏(私は一応車長ってことなんだけど…)

杏(私が砲手も兼ねてること知ってるなんて結構コアなファンだなぁ)

杏「あはは、戦車道やると男性ファンにモテるとか言われてたけど」

杏「ホントなんだなぁ〜」

新三郎「私は真剣です」

杏「え?」

新三郎「この学園艦を廃校の危機から救ったのは、角谷さん…あなたです」

杏「いやいや、私は何もしてないですよ」

杏「うちの学園には、西住みほ率いる最強の戦車道受講生たちがいましてねぇ」

杏「彼女たちのお陰なんすよぉ〜」

杏「私何もしてないですから」

新三郎「…確かに、この艦の中にはグータラな生徒会長に否定的な意見をする者もいました」

新三郎「でも私は知っているんです!あなたが影からこの巨大な学園艦を支えていると!」

新三郎「そこに私は惚れてしまいました!!」

新三郎「あなたを好きになってしまいました!!」

新三郎「この学園艦を支えたあなたを、私が支えたい!!」

杏「えー…困ったなぁ」
7 : ◆jPr03Kti1lbd [saga]:2018/02/19(月) 13:20:06.45 ID:F9vKBPojO


優花里「西住殿、角谷殿が困ってますよ」

みほ「困りレベルがまだ低いかなぁ」

麻子「困りレベルってなんだ」

沙織「新三郎さんの熱い告白、私なら迷わずオッケーしちゃうよぉぉ」

華「…聞こえますか新三郎、もっと角谷元会長を困らせてください」

新三郎『は、はい』無線



杏「ちょっと…話が急過ぎかな」

杏「私、あなたのこと知らないし」

杏「いきなり付き合えって言われても…」

新三郎「ではお友達から…!」

杏「…お友達って感じもなんか違いますよね、年の差的に」

新三郎「ダメ…ですか…」

杏「私もそろそろ卒業してこの学園艦からいなくなるんで」

新三郎「あなたとならどこまでも行きます!」

杏「えーっと…」



みほ「いいですね、いい感じに困りレベル上がってきましたよ」

沙織「みぽりん顔がゲスいって」

麻子「角谷さんのことだから、バッサリ切り捨てると思ったんだがな」

優花里「やんわり断ろうとしてますね」

華「聞こえますか新三郎、トドメです」
8 : ◆jPr03Kti1lbd [saga]:2018/02/19(月) 13:21:11.28 ID:F9vKBPojO


新三郎「…すみません、いきなり過ぎましたよね」

新三郎「あなたのことは諦めます」

杏「そ、そーですか…」

杏「いやぁでもこんな私にファンがいたなんて、それだけでも嬉しいですよぉ」

新三郎「すぐにこの学園艦を去りますので、許してください」

杏「いやいや、そんなことしなくても」

新三郎「私はここにいるべきではありません、今すぐ艦を降ります」

杏「ちょっと」

杏「第一、寄港まで数日かかるし…連絡船もしばらく来ないはず…」

新三郎「大丈夫です、すぐに降りますから」

杏「すぐってどうやって…」

新三郎「…お父さん、お母さん」

新三郎「先立つ不孝をお許しください」

杏「ちょっとちょっと!!何する気!?」

杏「まさか学園艦から飛び降りようとしてないよね!?」

新三郎「私なんて生きいてもしょうがないんです」

杏「いやいや考えなおしてくださいよ!死ぬことないじゃないですか!」

新三郎「あなたと恋人同士になれれば人生楽しくなるかなと思ったんですが…」

新三郎「それも叶わないみたいですので」

杏「それとこれとは話が別!!」



みほ「おおお、いい困り具合ですねぇ」

みほ「どうします角谷先輩、新三郎さんの彼女にならないと彼が自殺しちゃいますよぉ」

沙織「ゲスい…」
9 : ◆jPr03Kti1lbd [saga]:2018/02/19(月) 13:22:50.59 ID:F9vKBPojO


杏「あーもう手に負えない、警察呼ぼう…!」

新三郎「え?」



優花里「まずいですよ!警察沙汰になっちゃいますよ!」

麻子「あんなことになったら誰でも警察呼ぶだろ」

華「新三郎、十分です引き上げてください」



新三郎「…そう言えば録画した特番、まだ見てないなぁ」

杏「は?」

新三郎「あれ見るまで死ねないなぁ…」

杏「どしたんすか急に…」

新三郎「あと宝クジで七億円当たったし、しばらくは死ねないですね」

新三郎「では私はこれで、大丈夫です死なないんで」スタスタ

杏「…」



麻子「引き上げ方ヘッタクソだな」

みほ「いや、結果オーライです」

みほ「あの口をポカンとあけた角谷先輩なんて滅多にみられませんよ」

沙織「最初良かったのに…なんか最後雑〜…」

優花里「でも困らせたってことで…成功ですかね」

華「新三郎お疲れ様です…」
10 : ◆jPr03Kti1lbd [saga]:2018/02/19(月) 13:24:09.43 ID:F9vKBPojO

みほ「よし、次はどうしよう」

沙織「え?まだやんの?」

みほ「始まったばかりだよ、今のは軽いジャブ」

沙織「十分重かったけど!?」

みほ「角谷先輩をもっといじならきゃ…」

華「やっぱり根に持ってるんですね」

麻子「いや、これが西住さんの本性なんじゃないかな…」

優花里「…では次は私の考えたものを」

みほ「優花里さん、どんなのですか!」

優花里「>>11
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/19(月) 13:24:33.02 ID:g03H9FLB0
入浴中に服を強奪
12 : ◆jPr03Kti1lbd [saga]:2018/02/19(月) 15:03:52.21 ID:F9vKBPojO

優花里「角谷殿が入浴してる間に、服を奪うってのはどうでしょうか!」

沙織「ゆかりんゲスぅ!!」

麻子「いじりって言うよりイジメだな」

優花里「私も中学の修学旅行の時やられたことありまして…」

華「優花里さん、そんな話聞きたくないです」

みほ「よし、やろう」

沙織「やるのォ!?」



優花里「学園に生徒会用のでかい風呂がありますよね」

優花里「今でも角谷殿が『お風呂貸して〜』ってよく来ます」

華「元会長のお気に入りのお風呂ですからね」

優花里「そこが服の奪いどころです」

華「毎日来ますからね、安定して奪えます」

みほ「じゃあ明日奪おう」

沙織「この人たち怖い…」

麻子「あぁ…」
13 : ◆jPr03Kti1lbd [saga]:2018/02/19(月) 15:04:55.31 ID:F9vKBPojO


翌日、生徒会用の風呂で湯船に浸かりご満悦の杏氏


杏「ばばんばばんばんば〜ん、いい湯だなぁ〜」



優花里「今回のミッションは楽ですね」

華「さっさと制服奪ってしまいましょう」

みほ「脱衣所で慌てふためく角谷先輩の姿は監視カメラで見ましょう」

沙織「ちょっと!脱衣所に監視カメラなんか付けないでよ!」

みほ「大丈夫、今だけだから」

沙織「全然大丈夫じゃな〜い!!」

麻子「この人ヤベェな」



みほ「あ、パンツとブラも忘れずに」

沙織「それくらいは残してあげようよ!」

みほ「やるなら徹底しないと」

沙織「恐ろしッ」

みほ「あ、角谷先輩のブラのサイズすごい」

優花里「見せてくださいよ西住殿〜」

華「麻子さんのとどっちが小さいですか?」

沙織「あんたたちいい加減にしなさいよぉ!」

麻子「デカイ声出すな、気付かれるぞ…!」
14 : ◆jPr03Kti1lbd [saga]:2018/02/19(月) 15:06:08.96 ID:F9vKBPojO

ガラッ

杏「ふひぃ〜、いいお湯だった」

杏「ここであらかじめ買っといた牛乳を…」

杏「…あれ?」

杏「私の制服は?」

杏「え?どこいったん?」

杏「…」

杏「持ってかれた?」



みほ「さて先輩、ここからどうします?」

沙織「かわいそう…」

麻子「犯人すぐバレそうだな、生徒会用の風呂だし」

華「まぁなんとかなるでしょう」

優花里「そーですね」



杏「誰が私の制服なんか持ってくの…?」

杏「ブラとパンツもないし…」

杏「ケータイもスカートのポッケの中だし…」

杏「声届くかな」

杏「五十鈴ちゃーん!!五十鈴ちゃーん!!」

杏「秋山ちゃーん!!いるー!?」

杏「武部ちゃーん!!」



みほ「ここは無視してください」

華「はい」

沙織「はいじゃないよ」

麻子「イジメはよくないぞ」

みほ「イジメじゃなくて、恥ずかしがる先輩を見たいだけです」

優花里「あ、じゃあ中学の時のアレはイジメじゃなかったんですね!」

みほ「…」
15 : ◆jPr03Kti1lbd [saga]:2018/02/19(月) 15:07:08.43 ID:F9vKBPojO


杏「あれぇ、こっから生徒会室に声届くはずなんだけどなぁ…」

※生徒会用浴場と生徒会室の位置がわかりませんが、ここでは隣り合ってるということで

杏「てか私の制服持ってったの誰だ…」

杏「…生徒会の誰か?」

杏「いやいや、五十鈴ちゃんや秋山ちゃんや武部ちゃんがそんなことするはずないし…」



華「…ちょっと、心が痛いですね」

沙織「だいぶ痛いんだけど」

優花里「そろそろ返してあげましょうか…」

みほ「まだです」

麻子「鬼畜」



杏「しゃーねぇ、外出るか…」

杏「別に五十鈴ちゃんたちに裸見られても恥ずかしくないし」



優花里「あ、脱衣所から出てくるみたいですよ」

みほ「バックレ作戦開始です!」

麻子「酷い作戦名だな」

16 : ◆jPr03Kti1lbd [saga]:2018/02/19(月) 15:08:30.22 ID:F9vKBPojO


杏「あッ…西住ちゃんに冷泉ちゃん…!」

みほ「ちょ…角谷先輩、なんで裸なんですか!?」

杏「いや、そこの風呂に入ってたら服がなくなっちゃって…下着も…」

杏「…五十鈴ちゃんたちはどこに行ったの?」

麻子「…学園内に不審者が出たって情報があってな、飛び出して行ったぞ」

杏「不審者!?」

みほ「まさかその不審者が先輩の服を…?」

杏「勘弁してよぉ…」

みほ(ふふッ、困ってる困ってる)ニマニマ

麻子(西住さん顔が!笑うなよバレるだろ!)



ぴりりりりり

みほ「沙織さんから電話だ!」

みほ「もしもし沙織さん!?」

沙織『このタイミングで電話かけろっていうからしたんだけど何?』

みほ「え!?不審者がこっちの方に向かってる!?」

沙織『は?』

みほ「わかった!私と麻子さんで捕まえに行くよ!」

みほ「麻子さん!行くよ!」

麻子「お、おぅ」

杏「え、待ってよう」

みほ「先輩の服を取り戻してきます!!」ダッ

ガチャア

杏「ドア閉めてけよぉ!私全裸なんだぞぉ!!」

17 : ◆jPr03Kti1lbd [saga]:2018/02/19(月) 15:09:51.92 ID:F9vKBPojO


別室

みほ「さて、生徒会室に取り付けた監視カメラで先輩の様子を見ましょう」

麻子「まるで動物実験だな」

沙織「麻子、その例えはセンパイがかわいそすぎる」



杏「確かここに予備のジャージが…」

杏「あれ?無い」

杏「コッチには泊まり用の寝巻きがしまってあったはず」

杏「なんで無いの!」

杏「新生徒会〜!なんで衣服の類が無いんだよお〜!!」



華「このために一時的に撤去しました」

優花里「用意周到ですね」

みほ「グッジョブです」

沙織「…あれ?」

沙織「華、今日って大事なお客さんが来る日じゃなかったっけ?」

華「…あ!そうでした!」

優花里「私も忘れてました!てかもう来る時間ですよぉ!」

麻子「お前ら生徒会辞めろ」
18 : ◆jPr03Kti1lbd [saga]:2018/02/19(月) 15:11:22.40 ID:F9vKBPojO

コンコン

杏「ッー!?」びっくぅ

杏「え…誰?西住ちゃん?」


辻「失礼します」ガチャ

辻「五十鈴さんはいらっしゃいますか」

杏「ちょおッ…」

辻「!?!?!?」

辻「失礼しました!!!!!」バタン!!



沙織「あーあ…」

みほ「角谷先輩顔真っ赤」

麻子「まさか役人に裸を見られるとはな」

沙織「あれ?華は?」

優花里「ダッシュで生徒会室に行きましたよ」



辻(え!?え!?裸の角谷さん!?)

辻(生徒会室で着替えてたのか!?やってしまった…!ここは女子校…!迂闊に扉を開けた私の責任だ…!!)

華「すみません、お待たせしました辻局長」

辻「あ」

辻「コホン」

辻「五十鈴さん」

華「戦車道大会についてのお話ですよね、どうぞ生徒会室の中へ」

華「お茶用意しますね」

辻「いえ、この部屋の中は…!」

華「どうかしましたか?」

辻「すみません、出直してきます…」

華「あら、そうですか」
19 : ◆jPr03Kti1lbd [saga]:2018/02/19(月) 15:12:34.22 ID:F9vKBPojO


杏「男の人に裸見られた…」

ガチャ

杏「ひぃッ!?」

沙織「センパイ、私たちですよ!」

優花里「お待たせしました!」

華「制服見つかりましたよ」

みほ「下着もです!」

麻子「…」

杏「み、みんなぁ…」

みほ「どうかしたんですか?」ニマニマ

沙織(顔!みぽりん顔が!)

麻子(西住流って外道の流派なのか?)
20 : ◆jPr03Kti1lbd [saga]:2018/02/19(月) 15:13:37.27 ID:F9vKBPojO

みほ「最後ハプニングがあったけど、大成功だったね」

沙織「ねぇ、もう許してあげようよ」

沙織「教官がイケメンじゃないとかもうどうでもいいよ」

みほ「沙織さん、私は角谷先輩が憎くてやってるんじゃないんだよ」

みほ「ちょっとくらい角谷先輩のそういう面を見たいなぁって」

沙織「もう十分見たでしょ!」

麻子「…ボコ好きは闇が深いな」

優花里「ですね」

華「次、こんなのはどうですか?」

沙織「まだやんの!?」

華「>>21
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/19(月) 15:17:03.08 ID:zEAfAMRVO
桃ちゃんの余命が2年
死ぬ前に同じ大学に行きたい…というドッキリ
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/19(月) 15:27:28.48 ID:mPaRUgqzO
家元の娘は闇を抱えてないといかんのか
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/19(月) 16:31:14.99 ID:sZrjSXU9O
酷すぎて笑えない
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/19(月) 18:42:20.93 ID:J4YUDHRdO
ターゲットが中々無いとこだし良さそうと思ってるの俺だけかな、期待
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/19(月) 21:26:24.52 ID:hf8+Tks7O
てかひょっとしてこの作者、以前にも同じような安価SSやってなかったか?
みほ「泣かす」って奴を思い出したんだけど
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/19(月) 22:00:22.91 ID:Ci5FwXeSO
泣かすみほだったらもっといい作品だよ
27 : ◆jPr03Kti1lbd [saga]:2018/02/26(月) 08:06:46.43 ID:lEUKRRaTO


華「河嶋先輩の余命があと2年で、死ぬ前に元会長の大学にどうしても行きたいってお願いするんです」

沙織「重い!!」

沙織「重いよ華!!河嶋センパイ死んじゃうの!?」

華「人の死が関わってくることで、ただのゲス路線から感動路線にしようと思ったのですが…」

麻子「てか、あの人が協力してくれるか?」

優花里「河嶋殿は断りそうですね」

みほ「頼むだけ頼んでみよう」



桃「あぁ、いいぞ」

みほ「え?いいんですか?」

桃「私が死ぬってなったら杏がどんな反応してくれるか楽しみだ」

桃「ふふふふ…」

華「…これも愛情の裏返しなんですかね」

優花里「そうなんじゃないですか?」

沙織「みぽりんたちはもう何もしないでね」
28 : ◆jPr03Kti1lbd [saga]:2018/02/26(月) 08:08:03.95 ID:lEUKRRaTO


河嶋先輩の寮の部屋に呼ばれた杏氏


杏「桃聞いてよ〜、昨日制服盗まれちゃってさ」

桃「は!?」

杏「いや、すぐ見つかったんだけどね」

桃「その制服、変なシミとか付いてないか!?」

杏「いちおー確認したけど大丈夫だった」

桃「杏の制服を盗む不届きな輩め、許さん!!」



監視カメラで様子を見るあんこうチーム


みほ「先輩どんな反応するだろ」

沙織「親友の余命があと2年だったら泣くよ私」

優花里「あの角谷殿が涙を見せますかね」

華「河嶋先輩しかいないですし、もしかしたら…」

麻子「うむ…」

29 : ◆jPr03Kti1lbd [saga]:2018/02/26(月) 08:09:11.88 ID:lEUKRRaTO


杏「まぁそれはもういいとして」

杏「何か話しあんの?いきなり部屋に来てくれ、なんて言うからさぁ」

桃「…」

杏「どったの?」

桃「…」

杏「…悩み事?」

桃「…悩み…というか」

桃「…」

杏「なんでも言ってごらんよ、私に出来ることなら協力すっから」

桃「杏…」

桃「あの、杏…これは柚子にも言ってないんだけど」

杏「なんに?」

桃「私…病気で」

杏「は?」

桃「あと2年しか生きられないんだ」

杏「…」

杏「いやいや、なんの冗談だよ」

桃「冗談ではない…」

桃「こんなこと相談できるの、杏しかいなくて…」

杏「桃の余命があと2年ってこと?」

桃「あぁ…」

杏「…」

杏「ウソだ」

桃「本当なんだ」

杏「…」

杏「…親友があと2年で死ぬとか言われて」

杏「信じられるかよぉそんな話…」ぐすっ


あんこうチーム「「「泣いた!!」」」

30 : ◆jPr03Kti1lbd [saga]:2018/02/26(月) 08:10:18.04 ID:lEUKRRaTO


杏「桃があと2年で死ぬ?…なんで…」

杏「なんで人のためにたくさん尽くしてきた桃が…」

桃「杏…」

桃「それで…ひとつお願いがある」

杏「お願い…?なに!?なんでも言え!!」

桃「…杏と同じ大学に行きたい、なんて」

杏「私と同じ大学…?」

桃「私は杏と柚子の大学よりランク下の大学だけど…」

桃「杏と柚子と、一緒にキャンパスライフを過ごしてみたいなぁ…」

杏「桃…」

杏「だったら私が桃の大学に…」

桃「それじゃダメだ!」

桃「せっかく良い大学入ったのに馬鹿馬鹿しい!」

杏「そしたら…」

桃「…すまない、ただのワガママだ」

桃「聞かなかったことにしてくれ」

杏「桃、勉強しよう」

桃「え?」

杏「わからないことはわかるまで、私が何度でも教えてやる!」

杏「だからたくさん勉強して、私の大学に編入してこい!」

桃「…」

杏「そして桃と柚子と私の3人で、キャンパスライフを楽しもう!!」

杏「な!?」

杏「桃なら出来る!!」ぐすっ

桃「…あんずちゃぁん…」うるっ

31 : ◆jPr03Kti1lbd [saga]:2018/02/26(月) 08:40:44.88 ID:lEUKRRaTO


華「普通に泣きましたね…」

優花里「角谷殿も普通の女の子だってことですよ」

みほ「今までの角谷先輩は無理して強がってたのかなぁ」

沙織「なんか私…感動してきちゃった」

麻子「ネタバラシしたら河嶋さんぶっ飛ばされるんじゃないか?」


桃「…」ちらり


優花里「あ、河嶋殿がカメラにアイコンタクトをしましたね」

華「ネタバラシの合図ですね」

みほ「…大丈夫かなぁ」



桃「…杏」

杏「なんだっ、桃!」

桃「ウソなんだ」

杏「…」

杏「…」

杏「…なにが?」

桃「私が病気で余命2年というのが…」

杏「…」

杏「ちょっとまってよ」

杏「…は?死なないの?」

桃「死なない…」

杏「…」

杏「死なないのは本当なんだね?」

桃「本当だ」

杏「…なんでそんな嘘ついたの?」

桃「…杏がどんな反応するか気になって…」

杏「…」

桃「西住が」

杏「今西住ちゃんは関係ないでしょお!?」

桃「う」

杏「…」

杏「私の大学に編入しないと絶交だから」

桃「ええ!?無理だ私には…!」

杏「死ぬ気で勉強しなよ!死なないんだから!!」

桃「お、怒ってるなら謝る…」

杏「怒るに決まってんでしょーが!!」

桃「…」しゅん

杏「…そんな風に試さなくてもさぁ」

杏「私、桃のこと大好きなんだから」

桃「あんずちゃぁん!!」

杏「抱きつくな!!まだ許してないからなぁ!!」
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