終:鎮守府の四方山話

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239 : ◆f1paZe0QfUJl [sage]:2019/03/06(水) 22:36:41.38 ID:gLCbjSpIo
少しドタバタしていますが明日ちょこっと投下予定です
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/06(水) 22:42:53.69 ID:qP99JNFUo
わぁい!
241 : ◆f1paZe0QfUJl [saga]:2019/03/07(木) 23:52:47.40 ID:QDntaxSPo
【艦娘たちとコミュニケーション】
《再来のS》


12/24(25)マルマルヒトマル
《鎮守府》提督宅

提督「――――?」

提督「(玄関の鍵が開く音がした……気がする)」

キシ……キシ……

提督「(足音……妖精君たちのものではない。床の軋み具合からみて駆逐艦の艦娘が二人)」

提督「…………来たか、今年も」


文月サンタクロース(以下文月S)「ふぉ〜ふぉ〜ふぉ〜」

弥生サンタクロース(以下弥生S)「ふ、文月ちゃん…しー…」

文月クロース「おっと〜……ゴメンね弥生ちゃん〜」

弥生クロース「司令官…起きて、ないよね?」


提督「ぐぅむ」狸寝入りジュツ

弥生クロース「……だいじょうぶそう、です」

文月クロース「よかった〜」

弥生クロース「靴下をセットして……」

特大靴下<自作自演である

提督「(靴下まで用意しているのか……)」

文月クロース「プレゼントだよ〜、司令官〜」ギュウギュウ

特大靴下<もう食べられないよぅ……


文月クロース「司令官〜、メリークリスマスぅ〜」

弥生クロース「いつも…ありがとうございます。サンタからのお礼…です」


<えへへ〜、これでプレゼントお〜しまい。みんなよろこんでくれるかなぁ?
<喜んでくれると…嬉しい。
<ふわぁぁ…死ぬほど眠いよぉ……
<弥生も…まぶたが、重く……



提督「……ぶ、無事に部屋まで戻れるのだろうか」ハラハラ

提督「ひとまず文月君たちの行動は予想の通り、か。みんな上手くやってくれただろうか」


川内「(緊急! 緊急! 文月と弥生が戻ってきたって見張りの多摩から合図が!)」

那珂「(みんなー、撤収するよー!)」

大井「(ったく、なんで私までこんなこと……)」

北上「(まあまあ、そんなこと言ってるけど大井っちもプレゼント選ぶのガチだったじゃん)」

木曾「(素直じゃねえなー、大井)」

大井「(うるっさいわね……)」

比叡「(ひえぇぇっ!?)」

金剛「(比叡! 静かにしなきゃバレちゃうネー!)」

伊勢「(お説教はあとあと。部屋到着まであと一分だよ!)」

青葉「(みなさん、ハリハリハリーですよー!)」

瑞鳳「(縄梯子の回収、忘れちゃダメだからね?)」

衣笠「(それは衣笠さんにお任せ!)」
242 : ◆f1paZe0QfUJl [sagasage]:2019/03/07(木) 23:56:14.85 ID:QDntaxSPo

(艦娘たち撤収中・・・)


文月クロース「文月ぃ……もう…ムリ〜」モグリモグリ

弥生クロース「お布団…あたたかい…です」ヌクヌク




12/25 マルナナマルマル


文月「ふあぁ〜……弥生ちゃんおはよぉ〜」

弥生「文月ちゃんも…おはようございます」

文月「お顔あらお〜……んぅ?」

弥生「部屋の中に箱が…たくさん」

文月「カードだ〜。『サンタさんへお返しのプレゼント♪』だって」

弥生「昨日のうちに…。ぜんぜん気づかなかった」

文月「中になにが入ってるのかな〜?」ワクワク

弥生「開けて…いいの?」ソワソワ

文月「いっせーのーでで開けよ〜!」

弥生「う…ん!」

文月弥生「「いっせーのーで!」」



《なお提督へのプレゼントは工廠妖精試作のD・ゲイザーとパッドのセットだった模様》
243 : ◆f1paZe0QfUJl [sagasage]:2019/03/07(木) 23:56:46.22 ID:QDntaxSPo
年末に書いたの忘れてたので投下
他ネタちょこっと書き次第投下します
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/08(金) 00:00:49.13 ID:4exrr9EUo

尊い・・・
245 : ◆f1paZe0QfUJl [saga]:2019/03/08(金) 00:37:56.66 ID:Un7o7lkSo
《艦娘たちとコミュニケーション》
謹賀新年編
1/1

《鎮守府》食堂

『提督(司令官 司令 ご主人様 クソ提督etc)あけましておめでとうございまーす!!』

提督「あ、ああ、みんな……明けましておめでとう。去年に引き続き、ど、どうか今年もよろしくお願いしたい」

漣「ささっ、ご主人様ー、堅苦しい挨拶はそこらでおしまいにして、お節にお雑煮、あとカレーでパーッとやりませう!」

曙「なんで正月早々カレー作ってんのよ」

漣「『お節もいいけどやっぱりカレーもね!』ってよく言うっしょ」

曙「それはお節に飽きたらって意味でしょーが!」

朧「大丈夫、漣のカレーはお節にも合う」

潮「い、一緒に食べるのはどうかなーって思う、かな?」


大和「ウフフ、さあ提督、景気づけにどうぞ一杯」

提督「む……い、いただこう」

大和「みんなで作ったお節、たくさん召し上がってくださいね」

大和「もしよろしければ後で大和のことも召し上がってくれても――」

提督「く、駆逐艦の子たちにお年玉を配りにいかねば」ソソクサ

大和「あぁ〜ん♪」


満潮「……最近の大和さん、司令官の反応が渋くても喜ぶようになってない?」

満潮ケータイ「ちょっと意地悪なところもス・テ・キ……とのことです」

満潮「さすが大戦艦、打たれ強いわね……」

金剛「一緒にしないで欲しいデース」

伊勢「アハハ」


<ヒャッハーお小遣いキタコレー!
<一番に並んでんじゃないわよ初期艦!
246 : ◆f1paZe0QfUJl [sagasage]:2019/03/08(金) 01:10:35.60 ID:Un7o7lkSo
【艦娘たちがコミュニケーション】

《艦娘用宿舎》談話室

(球磨型のんべんだらり中・・・)


大井「じー…………」

木曾「ん、な、なんだよ大井」

大井「いえ、別に。ただ知らない間に女の子らしさがこれっぽっちも感じられなくなったなー、と」

木曾「おいおい、いきなりご挨拶だな。これでも歴とした女なんだぜ?」

大井「一人称オレで〜だぜとか言ってる時点で……。ねえ、北上さん?」

北上「んあー? あー、うん、そだねー……あ、猛者石出た」カチャコカチャコ

球磨(褞袍でみかん)「そーなんだクマ、木曾があまりにも女の子っぽくなくてお姉ちゃん心配なんだクマー。もっと女子力磨くクマ」

木曾「球磨姉に女子力って言われてもなあ……ん、なんだよ多摩姉? 写真?」

多摩「コレ、こないだのバレンタインの時の球磨ニャ」

【黒の水玉ワンピにカーディガンを羽織ってリボン巻いた熊のヌイグルミ風チョコを抱くバレンタイン球磨】

木曾「ブフッ、じょ、女子力たっけぇ……!」プルプル

大井「どれどれ……うっわ」ドン引き

多摩「女子力というより乙女ヂカラに溢れてるニャ」

北上「あはは、あざとーい」

球磨「な、なんでそんな写真持ってるクマー!?」

多摩「青……通りすがりの写真愛好家に譲ってもらったニャ」

球磨「ヴォ〜〜〜〜〜〜ッ!!?」


 くまの アームハンマー!
 しかし くまの
 こうげきは はずれた!


多摩「死んだらどうするニャ」

球磨「ソコニナオレ……オマエラミンナ記憶失ウマデブン殴ル」

木曾「ちょ、球磨姉落ち着けって!」

多摩「やべーニャ、からかいすぎたニャ」

大井「ちょっと私たち関係ないじゃない!」

北上「うん、まあ、こんなこともあるよねー」瞑目


 くまの あばれる!
 きそたちは めのまえが まっくらになった!
247 : ◆f1paZe0QfUJl [sagasage]:2019/03/08(金) 01:14:49.45 ID:Un7o7lkSo
【艦娘たちがコミュニケーション】

《鎮守府》弓道場


(空母勢、お弁当遣い中・・・)

<瑞鳳の卵焼き……いりゅ?
<いりゅー!
<アハハハハ!


瑞鳳「はーい、瑞鳳特製の卵焼きお裾分け〜」

大鳳「お稽古で汗を流した後のご飯、美味しいですものね!」

祥鳳「みんなでお弁当を持ち寄ってなんて、軍学校時代を思い出すわ」


瑞鶴「……軍学校時代で思い出したんですけど」

加賀「なにかしら五航戦?」

赤城「艦載機のバランスについて?」

瑞鶴「いやいや、なんでお弁当食べながら艦載機の配分考えなきゃいけないんですか」

赤城「え」
瑞鳳「え」

瑞鶴「……」チラリ

加賀「……」首フリフリ
祥鳳「……」首フリフリ

瑞鶴「ンッ、ンンッ! 艦戦艦攻艦爆の配分は置いといて、軍学校時代から赤城さんって髪長くて綺麗だったなーって」

瑞鳳「あー、わかるー! お肌もすごくきめ細やかで、ちょっと憧れの先輩って感じだったよね」

祥鳳「私たちの学年だと本当にその通りだったわね」

大鳳「私が軍学校に入った頃だと、赤城さんと加賀さんは偉大な先輩って扱いでしたよ!」

赤城「軍学校を卒業したはいいけど、私は本部で冷や飯食いみたいな状態になってましたけど。いえ、毎日温かい食事を出してもらっていましたけど。働かずに食べるご飯も美味しいって、あの時初めて知ったわ……」(遠い目

祥鳳「ア、アハハ」

瑞鳳「それは提督が悪いよね〜」

瑞鶴「偉大な先輩……ねえ」マジマジ

加賀「頭に来ました」

瑞鶴「ギエエェッ!? ギ、ギブギブ、ヘッドロックはやめて……!」

加賀「なら聞くけど、一航戦は?」メキミキミキ…ッ

瑞鶴「イダダダダダッイな先輩ですぅ〜!!」

加賀「わかればいいのよ」

瑞鶴「うぅ……」

加賀「それで、赤城さんの髪が長くて綺麗だったからなんなのかしら?」

瑞鶴「いや……お昼ご飯のお喋りついでに髪の手入れとか使ってるお化粧教えてほしいなー、って話ですよ。ね、ねえ私、頭大丈夫? なんかぐにってない?」

大鳳「だ、大丈夫ですよ……タブン」

瑞鳳「ヘーキヘーキ、肉体の形は魂の形で決定されるから」

祥鳳「よ、妖精さんに修復材分けてもらってきますね!」

瑞鶴「えぇ……」
248 : ◆f1paZe0QfUJl [sagasage]:2019/03/08(金) 01:18:51.29 ID:Un7o7lkSo

《瑞鶴、無為転変中・・・》


瑞鶴「えっと、なんだったっけ……そうだ、赤城さんの髪の手入れ方法と使ってる化粧品だ」

赤城「髪のお手入れと言われても……特にこれといったことは。大浴場に備え付けのシャンプーとリンスを使うぐらいかしら」

瑞鶴「じゃ、じゃあ、お化粧とか」

赤城「お化粧……いえ、知らない子ですね」

瑞鶴「マジか……」

赤城「あっ、でもお風呂上がりに実家から送ってもらってるヘチマ水とかでケアはしてるんですよ、ちゃんと」ドヤァ

瑞鶴以下空母勢「」

加賀「……赤城さん、今度一緒に百貨店に行きましょう」

赤城「構いませんけど、どうしたんですか急に?」

加賀「あと、最低限のお化粧も覚えてもらいますから」

瑞鶴「加賀さん、お手伝いします……」

赤城「??」

瑞鳳「いろんな意味でずるいよね、赤城さんって」

祥鳳「ええ、そうね」

大鳳「純天然素材、かあ……」(遠い目





《鎮守府》執務室


赤城「お、おはようございます、提督! 本日の秘書艦、慢心せず勤めさせていただきますね」

提督「ああ、よろしく頼む……む?」

赤城「ぴっ、な、なんでしょうか?」

提督「……い、いや、うむ、なんでもない。気にしないでくれ」

赤城「は、はい」

提督「(赤城君が化粧をしているようだが……これは触れてもいい話題なのか、それともセクハラか)」

赤城「(て、提督、こっちをチラチラ見てる。お化粧してるのバレてます、よね?)」



赤城「うぅ……恨みますよ加賀さん、瑞鶴……」
249 : ◆f1paZe0QfUJl [sagasage]:2019/03/08(金) 01:22:35.17 ID:Un7o7lkSo
【艦娘たちとコミュニケーション】北方棲姫編

《大本営》


<knock…knock…


元帥「入りたまえ」

グラーフ・ツェッペリン(以下グラーフ)「すまない元帥、邪魔をする」

元帥「今度は君か……」

グラーフ「む?」

元帥「いや、こちらの話だ。なにか用かね」

グラーフ「いや、少し……万が一ということもあるので、な」キョロキョロ

グラーフ「どうやらここではなかったようだな……失礼する」

元帥「…………」


<knock…knock…


ローマ「ゴメンなさいね、元帥。こちらにほっぽ……北方棲姫は来なかったかしら?」

元帥「……ふむ、姿は見えないが」

ローマ「そう、そうよね。悪かったわね、仕事の邪魔をしちゃって」

元帥「たのむから君たちも仕事をしてくれないか」

ローマ「着任先が決まったら、ね」



元帥「まったく……」

???「ローマ、モウイッタ?」

元帥「ああ、退室したよ」

北方棲姫(以下ほっぽ)「グラーフモローマモ、ホッポミツケラレナカッタ! ホッポノオンギョウ・ジツ、スゴイ!」

元帥「(子供相手のかくれんぼで元帥の足元をのぞき込む奴はおらんだろうな、常識的に考えて)」

元帥「適当なところで見つかってやるのだよ」

ほっぽ「ワカッテル! ヤリスギルトグラーフトローマ、ケンペイサンニナキツイチャウ!」

元帥「過保護なんだよなあ……」

霧島「すっかり母性本能に目覚めてしまいましたからね。あ、元帥、お茶をお持ちしました」

元帥「ああ、ありがとう」

霧島「はい、ほっぽちゃんにはリンゴジュースを。野菜おせんべいもあります」

ほっぽ「ホプゥ、霧島キガキク! デキルヒト!」

霧島「それほどでも……あります!」キラーン

ほっぽ「メガネヒカッタ!? モウイッカイ! モウイッカイヤッテ!?」

霧島「お任せあれ!」キラーン

ほっぽ「ホポオオォォ〜!」キラキラ

元帥「霧島君もだったか……」ズズズ…

霧島「あら? 元帥だってほっぽちゃんを匿ってたじゃないですか」

元帥「『姿は見えない』と言っただけだよ。実際、執務室の下にいたのでな、姿は見えなかった」



《1時間後、元帥の執務室に半狂乱のグラーフとローマが駆け込んできてかくれんぼは終了した》
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/09(土) 01:10:10.77 ID:PxRuHTHSO
乙乙
話があったかくて安心する
ママローマとグラーフ着任してもいいのよ
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 19:22:10.36 ID:XgATdC1E0
パパの鎮守府にママ二人を連れて着任するほっぽの図しか見えない
よし!提督の胃腸も欠片ほどは丈夫になったし、娘の母親がたくさん増えても問題ないな!
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/11(月) 20:40:30.37 ID:3TnlJSL10
ビスマルクも出してあげて
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/12(火) 00:40:53.82 ID:aql8Q53C0
ほのぼのしててよきかなよきかな
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/13(水) 04:09:04.49 ID:cuSFT7exO
もうこれほっぽ迎えに行くときに是が非でも付いてくるでしょ…乙です
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/29(金) 02:48:56.48 ID:GsAPJROLO
…つまり、瑞雲の時代の始まりというわけだ。
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/02(火) 19:51:46.31 ID:uHtwZdKU0
赤城改二…金剛改二丙…漣改二は令和に期待しましょ
257 : ◆f1paZe0QfUJl [sagasage]:2019/04/03(水) 21:51:57.89 ID:k6ngsxVNo
いろんな意味での生存報告。季節の変わり目、アニメのロス等皆様も体調に気をつけてください
今期は、うん、すごかった色々と
快復したらスレと同人版原稿がんばって進めていきます

金剛改二丙や赤城改二とても喜ばしい
それはそれとして漣改二は……
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/14(日) 01:09:50.44 ID:xv0LdURoO
たまに覗きにくると良いことがあるものだ・・・
気長に待ってるので体調に気をつけて下され
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/14(日) 10:07:43.51 ID:zfAAXgOzO
>>1まさか見たのかフレンズ……
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/14(日) 19:08:45.90 ID:t701dU90O
体調に気をつけて頑張ってくだち
261 : ◆f1paZe0QfUJl [sagasage]:2019/04/21(日) 23:14:16.26 ID:F2sOPAROo
【金剛改二丙が実装されるそうですよ?】

《鎮守府》執務室


漣「金剛さん改二丙、ですか」

提督「……う、うむ」

漣「漣の改二はいつになったら来るんですかねえコレ。下手したら年単位かかるんじゃないですかね」

提督「いや、さすがにそれはないと思う……思いたいのだが」

漣「金剛さんの改二丙案が届いた後、思いっきりガッツポーズしたの忘れませんからね」

提督「そ、それとこれとは話は別だと思うのだが」

漣「それはわかってるんですけどね。初期艦に選ばれたけどいまだに改二来てない人って結構いるのでー……」

提督「要望は出し続けるよ……」

漣「よろデース」

提督「……金剛の口調真似るのはやめてもらえないだろうか」

漣「サーセンwww」
262 : ◆f1paZe0QfUJl [sagasage]:2019/04/21(日) 23:34:11.49 ID:F2sOPAROo
文字通りのリハビリ

いろいろ観た結果Arc-Vのキャラデザは本気でよかったと思いましたマル
内容に関しては思うところいろいろあるけど遊矢はEM→オッドアイズ派生と魔術師特化でピエロからクラウンやマジシャン的なエンターテイナーへの変化が見たかった
シンクロ編とか以降のシナリオはああだったらこうだったらと妄想たくさん
アニメ2期はなんやかやありますがゾイド2期にあたる/ZEROは傑作だったと確信
艦これアニメがいつになるかはわかりませんが楽しめるといいなと思います
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/22(月) 00:01:25.53 ID:zd1gvGugo
おっつ
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/22(月) 06:49:49.31 ID:eu1Ve2d10
久しぶりに覗いたら丁度来ててラッキー乙乙です
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/23(火) 00:24:11.96 ID:3ItSS68xO

改二丙で提督の嫁は金剛だと確信した
266 : ◆f1paZe0QfUJl [sagasage]:2019/05/07(火) 00:27:40.50 ID:Takb+Emlo
【バトルフリートガールズ大運動会】
前回までのあらすじ:各鎮守府の威信をかけた戦い


<レース開始ぃ!!


《与太鎮守府》

山城「よ、よし、出撃よ!」

日向「うむ」

古鷹「ポイントの射撃は任せてください!」


山城「(障害物があるって言ってたし、旗艦の私がしっかりしないと……。見てて、姉様!)」


<グイッ


山城「――――あら?」

日向「どうした?」

山城「いえ、水面のすぐ下に細い縄が張ってあって……――――ええぇぇぇぇえぇごぶぶぶっ!?」

古鷹「ああっ、山城さんが水面をすごい勢いで!?」

日向「ふむ……縄に引っかかった奴を強制的に曳航するトラップか」

古鷹「ど、どうしましょうっ、早く救助に向かわないと……!」

日向「まあ、そうなるな」

日向「その前に古鷹、あそこに第一ポイントの的があるから撃っておいてくれ」

古鷹「あ、はぁい」


 ――――その後


山城(小破)「やだ機雷ぃー!? か、各艦は私を顧みず的を撃滅してくださぁーい!」

日向「おお……高いな、さすがは航空戦艦」

古鷹「航空戦艦ってそういう意味じゃないですよね……あ、第二ポイント。主砲狙って……撃てぇー!」


山城(中破)「うぅ、不幸だわ、どうして私ばっかりこんな目に……」

日向「だからさっきから先頭を代わると言ってるだろうに」

山城「いえ、いいえ、旗艦は提督に任されたんだから……ちゃんと、やり遂げない…とぉぉ↑おう↓!!!!?」

日向「ほう。顔面にパイとは、ずいぶんと骨董的なトラップだな」

古鷹「あっ、最後の的……よ〜く狙って、えい!」


青葉『えー……与太鎮守府チーム、的を全部狙撃してゴール。タイムは、ええ、まあ、皆さんナイスファイトだったかと!』

霧島『もう途中からコメディ映画を見ているようでしたね。見物のお客様は大変、満足されてるようですが』

山城「もう誰も心配してくれてない……不幸だわ」



与太提督(他所)「前世の云々は信じてねえけど……なんで扶桑と山城ってあんなに運悪いんだろうな」

提督「こ、こればかりは人それぞれと言うしか……」

井戸端提督(メガネ)「適性のあった艦に引きずられちゃう、ってのはあるみたいだね」

放談鎮守府(オネエ)「そういう子のケアもしっかりしてあげるのが提督のお仕事、よね」
267 : ◆f1paZe0QfUJl [sagasage]:2019/05/07(火) 00:28:46.92 ID:Takb+Emlo
《井戸端鎮守府》

雪風「雪風、がんばります!」

ヴェールヌイ「司令官の作戦通りに行こう」

五十鈴「作戦って言えるのかしら、アレ?」


<レース開始ぃ!!


雪風「絶対、大丈夫!」

五十鈴「あっ、ちょっともう少し慎重に……!」

ヴェールヌイ「大丈夫、雪風は沈まないよ。あ、一つ目の的は僕が撃つね」



<しかし なにもおこらなかった!


ヴェールヌイ「はい、これで三つ目。任務終了、だね」

五十鈴「……あ、あれ? トラップは?」

雪風「雪風は(ネタキャラに)沈みませんっ!」

ヴェールヌイ「幸運か、幸運はいいな。いつだって、運のない奴に春は来ない……хорошо」

五十鈴「ふ、二人して発言が殺伐過ぎない?」



<Boo! Boo!

青葉『えー、現在会場からすさまじいブーイングの嵐ですが、トラップが発動しなかったことに関して運営が調査中ですのでー』

霧島『幸運艦の名は伊達じゃないということでしょうか? まあトラップに誰も引っかからなかった可能性も高いですからね。少なくともタイムに関しては暫定一位……というかコレ、他の鎮守府でも抜けない奴じゃ……』


他所「おいぃぃぃ!? なんだよアレ、ズルくねえ!? なんでトラップ一個も発動しないんだよぉ!!」

メガネ「ズルくないですぅ〜! あれは単純に雪風ちゃんの運がカンストしてるだけで、トラップ発動しなかったのはたまたまですぅ〜!」

提督「フィールドにいる間、トラップの発動・効果を無効にするということか」

オネエ「玖珂ちゃんは素直よねえ……。まあ、そういうところは無くさないでほしいんだけど」
268 : ◆f1paZe0QfUJl [sagasage]:2019/05/07(火) 00:31:44.33 ID:Takb+Emlo
短いけど投下
やすみほしいです
どうにかかけるぐらいにはもどってこれたのかな、なのでチョビチョビ投下できそう
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 01:47:33.68 ID:TVkEyPgmo
おっつおっつ
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 17:22:12.24 ID:ma0P4UdXO
乙ゆっくりでいいから続け
同人もガンバ 次も紙で手に入れるぞ
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 13:21:07.72 ID:s8fr1tjtO
石垣おめ
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 10:08:37.16 ID:U+b1tAiTO
待ってる
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 08:18:42.70 ID:Ez5inrm30
いつまでも松輪
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/16(金) 23:34:57.62 ID:TanvIwyKO
投下予告ktkr 同人誌も楽しみだが元祖のスレ進むのは喜ばしい
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 11:23:49.27 ID:I64HmRb70
誰が言ったか、四方山話は日常のボーナスステージ
ゆっくりまったり自分のペースでええ
276 : ◆f1paZe0QfUJl [sagasage]:2019/08/18(日) 14:23:59.99 ID:p8aRzOmxo
《艦娘たちとコミュニケーション》

【これぞ改装の最終進化形!】


《鎮守府》工廠前

比叡「ひぇー……ひぇぇー……」ウロウロ

提督「ひ、比叡君おおお落ち着きたまままえ」オロオロ

漣「いやいやご主人様もめっちゃ動揺してるじゃないですか」

提督「う、うぬ、すまない。なにせ私も初めてなのでな。改二改装のもう一段階上の領域などというのは」

比叡「金剛姉様、大丈夫でしょうか……工廠妖精さんたちが珍しく『調整に集中したいのでー』なんて真剣な顔で……」

提督「我々は妖精君たちを信じて待つのみ、だよ……」

漣「(出産前の旦那と嫁妹みたいダナー……)」



妖精A「待たせたな! です」

妖精B「終わったですー」

妖精C「いい仕事しました」

提督「お、終わったのだね」

比叡「よよよ妖精さんたち〜、金剛姉様は? 金剛姉様は〜!?」

妖精A「ご安心を、我々のモットーは信用第一なので」

妖精B「ちゃんと指差し確認ヨシ! ってやりながら改造したです」

妖精C「自我を持たせる系は混ぜるな危険」

漣「こいつはすげぇや、何一つ安心できねーですよ」

比叡「アワワワ、金剛姉様〜!?」

提督「さすがに私も不安になってきたのだが」

妖精A「見てください我々の改装」




金剛(第三改装)「本当にホントの私になれた気分デース!」ババーン

比叡「金剛姉様〜! お怪我は!? 調子の悪いところはありませんか!?」

金剛「はいはい、落ち着くネー。どこも調子悪くないから」

比叡「よかったー!」

金剛「だから落ち着きなさいって! ンンッ、それはそうと……HEY提督ぅ、新しい私の艤装どうデスカ?」ジー

提督「む……」
277 : ◆f1paZe0QfUJl [sagasage]:2019/08/18(日) 14:24:37.84 ID:p8aRzOmxo


妖精A「くるっと回った流れで前屈み上目遣い……だと……10点」

妖精B「上着とスカートの裾がふわーっと見えるか見えないかギリギリ攻めたあざといターンでした……10点」

妖精C「ガチの人以外がやるとSNSで燃やされる奴です……10点」

比叡「いままで以上にお綺麗ですよ金剛姉様!! もちろん10点ですとも!」

漣「あざといな、さすが金剛さん、あざとい……腹立ったから8点で」


提督「…………」

金剛「『な……なによ、だんまりして人のことじっと見て』」

提督「いや……何でも、ない」

金剛「…………あ」

金剛「『鋼太郎〜? もしかしてあなた、ちょっと照れてる? 照れてるでしょ!』」

提督「……照れてなど、いない」

金剛「『なによー、もう〜! 素直じゃないわね、言いたいことあるなら言っていいんだからね? ほーらー、ほらほらほら!』」

提督「や、やめたまえ、やめたまえ……」



漣「むっちゃテンション上げ上げですねー。まあ、気持ちはよっっっくわかりますが」

比叡「金剛姉様が幸せなら比叡は大丈夫です!」

漣「比叡さんって人生楽しそうで、たまーに羨ましくなりますよ、ええ」

比叡「そうなんですか!? ありがとうございます!」
278 : ◆f1paZe0QfUJl [sagasage]:2019/08/18(日) 14:25:52.13 ID:p8aRzOmxo
【改二実装を巡る光と闇……改と改二の狭間で眠る哀しき艦娘たちよ。いまこそry】

《鎮守府》工廠裏


大和(体育座り)「…………」ジメジメ…

漣「やほー」

大和「……ああ、漣さん」

漣「……漣も座るからちょっと脇によけてくださいな」

大和「どーぞどーぞ」

漣(体育座り)「いやー…………よもやよもや第三改装とは」ジメジメ…

大和「そこは改二の来ていない私たちが先なんじゃないですか、普通……」

漣「聞いた瞬間、漣クソアニメのあれみたいな顔になりましたからね」

大和「大和は気がついたら医務室のベッドて寝てました」

漣「……改二、ほしいですねー」

大和「……」コクコク



曙「ちょっと、どーすんのよあれ」

朧「漣もずっと改二を待ってるから、仕方ない」

曙「そりゃ、私だって早く改二改装来たらなーって思うけど」

朧「……あ」

曙「へ?」




漣大和「「…………」」ジーメー




曙「お、朧、なんか見てる! すっごい見てるんだけど!」




漣大和「「…………」」オイデ…オイデ…




朧「あ、手招きしてる」

曙「い、嫌よ私! あそこに加わるとか絶対に嫌だからね!」

朧「……そっか」ショボリ

曙「なんでちょっと残念そうなの!?」
279 : ◆f1paZe0QfUJl [sagasage]:2019/08/18(日) 14:26:33.69 ID:p8aRzOmxo
【赤城さん改二】


旬彩『鳳翔』

瑞鶴「はいっ! というわけで、ついに来た赤城さんの改二を祝して――――」

加賀「乾杯」

<かんぱーい!!

瑞鶴「ちょっ、それ私の台詞なんですけどぉ!?」



鳳翔「おめでとう、赤城さん。今日はうんと食べて飲んで楽しんでくださいね」

赤城(改二)「ありがとうございます。まさか加賀さんや瑞鶴だけじゃなくて、空母組全員でお祝いしてもらえるなんて」

大鳳「だって、待ちに待った赤城さんの改二改装ですもの! 同じ空母としてお祝いせずにいられません!」

瑞鳳「そうだよねー。私なんかか先に改二改装してもらったりで、ちょっと気にしてたりしたし」

祥鳳「私は瑞鳳の改二改装、とっても嬉しかったけど、ね?」

蒼龍「大本営もいろいろ考えてるんだろうけど、やっぱり……ねえ?」

加賀「いつまでも二航戦や五航戦に負けていられません」

赤城「加賀さん、もう……。同じ鎮守府の仲間なんだから、改二のあるなしで勝ち負けなんて決まらないわ」

瑞鳳「とはいっても、やっぱり改二改装の性能アップは馬鹿にならないもんねー」

瑞鶴「そりゃあ、まあ、ねえ? 私の艦なんて装甲空母化したし」

大鳳「装甲空母仲間が増えたことを喜べばいいのか、専売特許じゃなくなってさらに影が薄くなったことを悲しめばいいのやら……です」

鳳翔「大鳳ちゃん、相手が提督だからって遠慮せず怒ってもいいんですからね?」

大鳳「あ、あはは……」


蒼龍「それでそれで、赤城さん! 赤城さんの改二改装ってどんな感じなのかな!?」

瑞鳳「あ、私も気になるぅ! 艦載機? 艦載機が違うのかな!? もしかして新型!?」

祥鳳「瑞鳳、落ち着いて、ね?」

赤城「い、一応、新型の艦載機も配備してもらえるみたいだけど……えっと、ちょっと待ってくださいね――――」

瑞鳳「?」

蒼龍「(どうしたんだろ、精神集中なんて始めて)」
280 : ◆f1paZe0QfUJl [sagasage]:2019/08/18(日) 14:29:21.75 ID:p8aRzOmxo


赤城「慢心……一航戦の誇り……運命の5分間――――んんっ……ベストを尽くせぇ……!!」



 ゴッ!!



赤城(改二戊)「ふぅ……これが私のもう一つの改装、改二戊です。時間がかかってすみません、まだこの変化に慣れてなくて……」

鳳翔「あ、あらあら……」

大鳳「(変身した)」

蒼龍「(え、気合で改二改装って変化するものなの?)」

瑞鳳「――――そっか、これが、これが提督の言ってた改二をさらに超えた改二……」ゴクリ

祥鳳「瑞鳳やめて、普通に理解を示すのやめて」

瑞鳳「エヘヘ〜、冗談だよ祥鳳姉ぇ。瑞鳳とか瑞鶴さんのコンバート改装と同じだよね、知ってる!」

赤城「コンバー……? いえ、知らない子ですね」

瑞鳳「え」

赤城「よ、妖精さんたちが『鎮守府のみんなには内緒だよ? ですー』って……」

一同「「「えぇ……」」」




瑞鶴「……どうしましょうか、この空気」

加賀「自身の気合だけで艤装をコンバート改装させるなんて、さすが赤城さんね」

瑞鶴「何でもかんでも赤城さんすごいで流せると思ったら大間違いだかんね、一航戦!」

加賀「この(精神的)ダメージは完治に少し時間がかかるわ……ごめんなさいね」

瑞鶴「えーと……あ、赤城さん、コンバート改装で使う資材ってどうやって調達したんだろ?」

加賀「妖精さんの分け前になったんじゃないかしら」

瑞鶴「そんな天使の取り分じゃあるまいし」




※後日、提督宛にコンバート改装で消費する資材の請求書がきっちり届いた。
281 : ◆f1paZe0QfUJl [sagasage]:2019/08/18(日) 14:41:17.46 ID:p8aRzOmxo
かなり間が空きましたすみません
次、海外艦による大本営の乱
運動会は雪風無双の続きを貯めてから
夏イベの準備もほっぽり出して9月の某イベント参加のために頑張っていたりします
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 06:49:05.11 ID:i5aWnh+FP
乙華麗
次回予告もwktkだけど イベントもwktk
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 10:01:44.42 ID:23XOclnI0
乙鰈
明らかに何かしらのライン超えちゃってるであろう赤城改二戊いいよね
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/23(月) 19:43:26.29 ID:Or9OUHIN0
ほしゅ
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/06(日) 12:34:17.36 ID:SOvaIiocO
保守
286 : ◆f1paZe0QfUJl [sagasage]:2019/10/07(月) 01:25:11.11 ID:Gmewp8dko
海外艦実装艦娘
Rome、グラーフ・ツェッペリン、ユーちゃん確定




287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/08(火) 19:13:25.62 ID:W5LX7Hlro
コロラド
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/08(火) 19:13:47.56 ID:0MWvQ1Qf0
プリンツ・オイゲン
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/10/08(火) 19:22:00.06 ID:zRqIvxVq0
アイオワ
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/08(火) 19:22:53.87 ID:zRqIvxVq0
下げ忘れスマソ
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/08(火) 19:50:05.47 ID:dSB63t04o
淫ピ
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/08(火) 20:50:31.82 ID:2EicUs+m0
ガングート
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/10/10(木) 09:20:35.58 ID:XkD32Lh40
ゴトランド
294 : ◆f1paZe0QfUJl [sagasage]:2019/10/12(土) 00:04:28.72 ID:VQhciZaZo
淫ピはこれ淫乱ピンクではなくイントレピッドのはず……
最強空母姉妹、これは気分が高揚しますね
Roma・グラーフ・ユーちゃん・コロラド・オイゲン・アイオワ・イントレピッド・ガングートの計8人が鎮守府に来るらしいです
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/12(土) 05:24:02.38 ID:nznpQXCQ0
最強空母って聞くとふたばの黒いのが秒で浮かんでしまって駄目だった
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/14(月) 18:22:35.41 ID:RVpzwmuUo
ベーイが居なくて良かったと思った
提督の胃的に
297 : ◆f1paZe0QfUJl [sagasage]:2019/10/17(木) 22:33:02.45 ID:v+pNoMRpo
【提督メンタルヤバメノッキング解除海外艦娘マシマシ】

《大本営》


元帥「自分たちがなにをしているかわかっているのか」

霧島「申し訳ありません元帥、私だけでは止めることができませんでした」


北方棲姫「ホポォ……霧島、イタイノイタイノトンデケ〜」

霧島「あ、どうもご丁寧に。そろそろオヤツの時間ですね、後でカステラと大和印のラムネを出しましょうね」

北方棲姫「カステラ! ホッポ、霧島ノコト好キダト思ウ!」

霧島「あらあら〜、私も好きですよ、はいどーぞ召し上がれ!」

北方棲姫「ヽ(*≧ω≦)ノ」



ローマ「悪く思わないでね、これは私たちにとって必要なことだから」

グラーフ・ツェッペリン(以下グラーフ)「恩のある貴方に害をなすこと、我々も心苦しく思っている」

元帥「だからといって……だからといって、いきなり人の執務室に来てストライキを起こすかね普通」

イタリア「ストライキ……って言うんでしょうか、今回の」

U-511(以下ユー)「ユーたち…お仕事、したいです」

ローマ「もういい加減! うんざりなのよ! 毎日毎日毎日毎日、居住区の娯楽室で朝から晩までご飯食べてゲームしてティータイムして本読んでご飯食べてお風呂入って軽くお酒を楽しみながら談笑して寝るなんて生活は!」

元帥「必死に働いて食生きてる人にケンカ売ってるな」

イタリア「贅沢を言ってる……というか、手厚く保護してもらってるのはわかるんですけど、最近自分たちが艦娘だっていう自覚が薄れてきていて……」

グラーフ「ビスマルクの奴の話になるが、久しぶりに艤装の調整でもしようと海に飛び込んだ瞬間、沈んだんだ」

元帥「は?」

グラーフ「……艤装とリンクするのを忘れていたんだ」

イタリア「ビスマルクは風邪をひくし、艤装も水没してオーバーホールしなきゃで妖精さんもカンカンでした」

元帥「」

ローマ「さすがにここまで来ると、ね……」

グラーフ「艦娘としての自分を見つめ直すためにも元帥、我々をどこかの鎮守府に着任させてほしい」
298 : ◆f1paZe0QfUJl [sagasage]:2019/10/17(木) 22:34:45.90 ID:v+pNoMRpo
元帥「……もし許可できないと言った場合は」

グラーフ「我々も鬼にはなりたくないのだが……」キッ

ローマ「ホッポの就寝時刻を20時から22時に変更するわ」キリッ

イタリア「ゲームも1日5時間……3時間まで許可しちゃいますよっ!」

グラーフ「食事やおやつの時の飲み物を牛乳やお茶からジュースに変えるのも吝かではない。ああ、安心してくれ、歯磨きの仕上げはちゃんとチェックする」ドヤァ

ユー「えっと…えっと…お布団入った後、寝るまでお話…します」

霧島「いつから大本営は託児所になったのかしら……」

元帥「なんて恐ろしいことを考えるのだ君たちは。そんなことを言われたら手続きを取らざるを得ないではないか(棒)」イソイソ

霧島「ウキウキで着任に必要な書類を準備しているように見えますが?」

元帥「いやー、正直大本営の中でも穀潰しの海外艦娘を国に送り返しては、みたいな話が出るようになっててなあ」

ローマ「なにそれ聞いてない」

イタリア「なんとなく周りの視線が冷たいなーとは思っていましたけど、トホホ……」

グラーフ「メーは口ほどにものを食うという奴だな」

元帥「君たちの生活費もタダではないのだよ。特に酒代」



ポーラ「へぇーちょっ! んー……ん〜? 誰かポーラの噂してます〜?」

ザラ「してないしてない、だけろさっさと服を着なさいっ!!」

ポーラ「うへへへぇ、ポーラ寒くないですよ〜? 体ポカポカしてます〜」

ザラ「も〜! 憲兵さん、憲兵さーん!」

憲兵A「はいはい……おい、毛布持ってこい」

憲兵B「さーポーラちゃん、お部屋に戻ろうねー」

憲兵C「窓に鉄格子ついた殺風景なお部屋だけどねー」

ポーラ「はれぇ? わたしぃ、どこ連れていかれるんですか〜? ウヘ、ウヘヘヘ〜」

ザラ「うぅ……許してポーラ、あなたのためなの……」サメザメ

あきつ丸「……なんか絵的にきっついものがあるでありますな」

憲兵A「言ってやるな」




『前略 そういう訳で海外艦をまとめて着任させるので覚悟を決めるように』

提督「ま、まるゆ、まるゆ意味が……理解がわからんぞ…意味が……」

漣「バグってますよちょっと落ち着きましょうご主人様」

提督「こ、これが落ち着いていられるものか」

漣「えーと、懐かしのグラーフ・ツェッペリンさんに、ローマ、イタリア、U-511、コロラド、プリンツオイゲン、アイオワ、イントレピッド、ガングート……なんか読み上げてて可愛そうになってきましたよ」

提督「な、何人か着任を断った艦娘なのだが」

漣「あくまで保留扱いだったつーことでしょうなー」

提督「こ、ここのような小さな鎮守府に貴重な海外艦を着任させる必要性は……」

漣「向こうに置いとけなくなったから、こっちに預ける的な? これは漫画で例えるならあれですねー、停止させていたダメージを一気に噴出させられてお亡くなりになったノッキングマスターを彷彿とさせますなー」

提督「着任拒否……着任拒否の書類を……」

漣「あ、なんかおまけでイタリア重巡とアメリカ軽空母もつけてくれるそうですよ。おかしくって草生えるわァwww」

提督「……私は、まったく、これっぽっちも笑えないのだが」



(大本営)
ビスマルク「――――私は?」

元帥「あ」
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/17(木) 22:46:50.44 ID:FRnq8kpco
ビスマルクは犠牲になったのだ。他の海外艦の犠牲にな・・・
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/18(金) 12:25:19.04 ID:Ku6haiGFO
ビス子は日本艦だから(震え声
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/20(日) 01:41:41.77 ID:NKRT8P1t0
レーベやマックスも一緒だからへーきへーき
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/21(月) 18:44:08.69 ID:Y6B0uLnj0
アミン…提督は安らかに寝てください
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/21(月) 22:03:51.17 ID:O4yMWWe3O
がんばれ
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 16:42:14.43 ID:ZgnEVlDC0
存命で何より。
棒読みでも嬉々として書類を揃える元帥が大好きですww

ビスマルクは艤装の修理が思いのほかかかってるからね、仕方ない。
この鎮守府では前に羽黒が改二で艤装沈めてお釈迦にしてるし。

無理せず頑張ってください。気長に待ってます。
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/10(火) 02:40:38.76 ID:GJ7w1BkYO
もしかして:修羅場?
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 01:12:19.66 ID:XdzIE0m10
同人誌版四方山鎮守府3巻予約始まったで〜
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/12/25(水) 21:44:33.67 ID:CE/mgfQIo
ついでにいうとコミケで頒布するそうやでー
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/26(木) 08:51:17.76 ID:qcdI0RDZO
やることやって壊れる>>1の忠犬PC...
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/29(日) 01:28:32.24 ID:OrBrZMvp0
乙です。

え、ほっぽちゃんごと来るの?それとも海外勢だけ?
もしほっぽちゃんごとだったら母親代理が増えるような気がする。

ところで、玖珂提督の階級って現在どの辺りなんじゃろ?多分将官だとは思うが。

それとさ、玖珂提督金剛さん相手だと性的視線で見てないかい?ずほとかの時はすごい自責が強かったのに。
ひょっとして……ヤっちゃった?金剛さん相手で布団の上夜戦。
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 12:34:36.66 ID:ATk3Ll7yO

ここの金剛はベタベタひっつかないのにやりとりが甘い
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/17(月) 02:44:17.19 ID:q5RJgr0f0
hosyu
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/20(木) 21:48:26.71 ID:RgDW5jwzO
トレーナー復帰したらしい
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 23:01:29.16 ID:0ZtJEjdN0
ところで、メガネ提督の参加者のところにアイオワの記載があったんだけど…
314 :Rex×Kunon [sage]:2020/02/25(火) 00:10:35.31 ID:FkJoeJ8Ko
ポケモントレーナー……ブリーダー復帰してからやたら心の調子がいい
ようやく専用ブラウザ導入まで戻ってこれました
名前が変わってるのはPCのOS破損で保存が消えたからですスミマセン
今のところ考えているネタ投下

大和、初期艦試験を受けたい
漣コーチ


提督、文月たちと食事の約束で帰宅

妙高姉妹来訪
羽黒の報告
提督「……う、訴えられるのだろうか?」

神通爆発
マジカルバナナお正月版

アトランタこっちくんな
提督心得た
315 : ◆9Nm5.RxRcM [sage]:2020/02/25(火) 00:16:45.38 ID:FkJoeJ8Ko
そうだ#が必要でした
次のお休みに小ネタ投下
アイオワは……四方山話では同じ艦娘たくさんいるということで一つ
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/25(火) 18:10:21.81 ID:hl9a2AFJ0
お久しぶりです
こ こ ろ え る な
317 : ◆9Nm5.RxRcM [sagasage]:2020/03/08(日) 00:06:56.42 ID:s3CsBmKVo
【大和、初期艦試験を受けたい】


大和「大和、初期艦試験を受けようと思うんです!」

漣「はぁ……がんばってくらはいバリバリ」

大和「おせんべい食べながら応援されても嬉しくないんですけど……」

漣「そんなこと言われましても。漣、ここの初期艦ですし? 今更あのメンドーくさい試験を受けたいとは思わないのでー」

大和「……そんなに?」

漣「そんなに」

大和「…………あのう、漣さん」

漣「だが断る」

大和「ま、まだ何も言ってないじゃないですか!」

漣「いやー、どうせ初期艦試験対策の勉強教えてほしいとかだろうなーって」

大和「そうですけど、その通りですけど!」

漣「だいたい、なんで今になって急に初期艦試験なんて受けようと考えたんです?」

大和「だってぇ……初期艦試験に受かれば、名実ともに大和が四方山鎮守府の初期艦になれると思って……」

漣「まーた電波なことを言い出しましたよこの人……。初期艦試験受かっても別の鎮守府の初期艦ガチャができるだけですって」

大和「むー……」

漣「可愛らしく口を尖らせんな、この戦艦ダ級が!」

大和「ひどいっ、深海棲艦みたいな呼び方しないでください!!」

漣「ええい、やかましい! 初期艦試験に受かったとこで漣がココの初期艦である事実は揺るがないのですよー」

大和「そんなことないです、大和が初期艦試験委受かればきっと大和も初期艦に……」

漣「うっわ、自分に暗示かけ始めましたよ……。自分を初期艦だと思ってる異常者かよ……」


通りすがりのゴトランド「ひっどーい、そんな言い方しなくてもいいじゃない! 初期艦が何人いたっていいでしょう?」


漣「…………誰ですかあれ」

大和「……さあ?」


《結局、初期艦にはなれないので初期艦試験は諦めた》
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/09(月) 20:46:52.24 ID:/m/dlBzx0
ゴトランド!?なぜ四方山鎮守府に・・・自力で着任を!?
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/12(木) 00:47:00.63 ID:D+YSxstD0
アトランタの対応に既視感があると思ったら、弥生着任した時もそんなことしてたね
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/12(木) 02:01:45.22 ID:c0wJgocH0
お元気そうで何よりです。
アトランタはあれだ、後で工廠裏に呼び出されちゃうアレだ。
ここの提督とは性格的にも胸部装甲的にも相性は悪そうよね…。
正座して待ってます。
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/11(土) 17:51:13.80 ID:tvMjTeS70
過去スレ見てたら気付いたんだが、海外艦着任の話、アイオワはメガネの所に着任してるみたいよ。
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 11:39:30.75 ID:bKdWBZvi0
>>321
>>315読んで、どうぞ
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/15(金) 11:14:49.99 ID:AJILvFy5O
まってるぞ
324 : ◆9Nm5.RxRcM [sagasage]:2020/06/11(木) 01:17:59.14 ID:mE0RTglGo
【バトルフリートガールズ大運動会】
前回までのあらすじ:幸運艦は伊達じゃない




青葉『さてさて、井戸端鎮守府の驚異的な記録を塗り替えることのできる鎮守府はあるのか!? 続いて放談鎮守府の挑戦です!!』

霧島『すべての障害を最速で突破できればあるいは……というところですが、頑張ってほしいところです』



阿賀野「よーし、阿賀野がんばっちゃうんだから!」

筑摩「え、ええ、そうですね……。その、あまり気合を入れ過ぎない感じで、ほどほどに――」

阿賀野「え〜? 提督さんにいいところを見せるチャンスなんだから! 阿賀野型の本領発揮しちゃうんだからね!」キャピッ☆

筑摩「あ、はい……とっても頼もしいですね、ウフフ……」

山風「(筑摩さん……がんばって)」




能代「あぁ〜もう阿賀野姉ぇったら、調子に乗って筑摩さんに迷惑かけてるんじゃないでしょうね……」ハラハラ

矢矧「そんなに心配なら筑摩さんの代わりに能代姉さんが参加すればよかったんじゃない?」

能代「ち、筑摩さん頑張って〜!」

利根「意外と薄情じゃのお、阿賀野型……」


<レース開始ぃ!!



阿賀野「さあ、最新鋭軽巡・阿賀野、出撃しまーす!」

筑摩「ほ、本当に大丈夫かしら」ハラハラ

山風「あたしは……自分の役目を果たすね」



阿賀野「あ、あれ、艤装のスクリューに何か絡まって――――うきゃあぁっ!?」

筑摩「ああ、ロープが絡んじゃってますね……。ちょっと待っててください、ロープを外しますから……」

山風「的、見つけた……えい、え、えい!」



阿賀野「ごっふぅ!? 駆逐イ級サイズのバルーンが海の中から!?」

筑摩「あ、造形が凄いですね。妨害を毎回変えるの競技としてどうなのかと思いますけど……」

山風「次の的どこぉ?」キョロキョロ



阿賀野「あーっ、最後の的みーつけた!」

筑摩「山風ちゃん!」

山風「う、うんっ……えい!」

阿賀野「あれぇ!? 阿賀野が格好よく決めるつもりだったのになんでー!?」



青葉『放談鎮守府、すべての的を撃破してゴール!』

霧島『筑摩さんのフォローっぷりと山風さんの堅実な射撃能力が光りましたね。特に一生懸命な山風さんの姿が非常に好ましかったです』




阿賀野「ねえねえ、阿賀野は? 阿賀野の活躍は〜?」



青葉『えー……身を挺しての妨害突破、実にお見事でした』

霧島『艦隊旗艦としての役割をきっちり果たしていたと思います、ええ』
325 : ◆9Nm5.RxRcM [sagasage]:2020/06/11(木) 01:18:33.88 ID:mE0RTglGo



提督「……君のところの艦娘はずいぶんと賑やかだね」

オネエ提督「ま、まあ、ウチは明るくて元気な子が多いからね!」



青葉『とうとう水上射撃最後、四方山鎮守府の出撃です!』

霧島『四方山鎮守府からは球磨さん、朧さん、敷波さんが参加されるようですね。井戸端鎮守府の記録を抜くことができるのか期待です』


球磨「おーし、いっちょやってやるかクマ」ノビー

朧「がんばる」グッグッ

敷波「(二人とも準備運動に余念がない……)」


綾波「敷波〜、頑張って〜。ほらほら、司令官も応援してあげてくださいよぉ」

提督「む? う、うむ…………うむっ」

漣「いや、ちょー控えめに拳をグッと握っても伝わりませんて」


敷波「ア、アハハ、変わんないなあ司令官」

球磨「そうだなクマー」

朧「あれでも本人的には頑張って打ち解けようとしてくれてる、たぶん」

敷波「まあ…………初期の初期に比べたら、だいぶ、いやほんのちょびっとは、うん」

球磨「と、とにかく球磨たちの番だ! 提督に勝利をお届けするクマー!」

朧「おー」

敷波「お、お〜」


<レース開始ぃ!!


球磨「おっしゃ〜、出発だクマー!!」

朧「球磨さん、あんまり突出するとトラップが……」

敷波「あ、危ないって――――!?」

球磨「フンンンーッッ!!」



青葉『お、おおーっと、四方山鎮守府の球磨選手、海中から飛び出してきた駆逐イ級のダミー人形を受け止めて素手で引き裂いた〜!?』

霧島『あれ訓練の的に使うから結構、丈夫なんですけどね』


球磨「だらっしゃーッ!! だクマ!」


青葉『そのまま駆逐イ級人形の残骸で的を殴り倒しましたね……』

霧島『無茶苦茶やりますね』



球磨「ぃよーし、次いくクマ〜♪」

朧「……なるほど、これが攻防一体」

敷波「いや、絶対違うでしょ」
326 : ◆9Nm5.RxRcM [sagasage]:2020/06/11(木) 01:19:06.37 ID:mE0RTglGo

<オラァ!! もう一発だクマ〜!!
<もう全部、球磨さん一人でいいんじゃないかな
<そ、そういうわけにもいかないでしょ



漣「……えー、大井さん、球磨型を代表して何か一言」

大井「お願いだから今、話しかけないでください!」

北上「ウハハ、大井っちってば顔真っ赤〜」

多摩「球磨はあれでケッコー雑な奴だからニャ」

木曾「(多摩姉もそっくりじゃねーか……って言ったら殴られるんだろうな)」

提督「(艤装そのものが近接用の武器やプロテクターになるギミックを追加してみるのもありか……)」







1500水上棒倒し


青葉『えー……球磨さんの嵐のような暴れっぷりに会場ドン引きですが、惜しくもタイムは井戸端、放談鎮守府に及ばず!』

霧島『一進一退、どの鎮守府も点差がほぼ横並びの状態。どこが優勝するのか、まったく予想ができない状況ですね』



他所「くあー、最初はぶっちぎりで優勝してやるつもりだったのになー」

メガネ「優勝がきっちり決まってくれれば良い方かもね」

他所「あ? どういう意味だよ」

オネエ「点数をよくご覧なさいな。さっきから私たちの鎮守府、程よく勝って負けてばっかりでしょ」

提督「このままでは最悪、みんな同じ順位の可能性が……」

オネエ「応援合戦の特別ポイントで妙な具合に調整入っちゃった感じよねえ」

他所「や、やべえよやべえよ、全員同着で終了したら俺たちみんな先生の訓練待ったなしじゃね?」

メガネ「やるね、先生はそういうことやる人だ」

オネエ「むしろ都合がいいぐらいに考えてると思うわ……見なさい」

他所メガネ「「?」」





元帥「――――――――ムフフ」カキカキ
327 : ◆9Nm5.RxRcM [sagasage]:2020/06/11(木) 01:20:33.14 ID:mE0RTglGo


他所「……むっちゃキモイ笑顔を浮かべてらっしゃる」

メガネ「メモ帳になにか書いてるけど、あれってたぶん思いついた訓練メニューを片っ端から書き留めてるんだよね」

提督「て、提督代行の手続きをお願いしておくか……」

オネエ「早い早い、覚悟を完了するの早すぎるわ玖珂ちゃん」

他所「そ、そうだぜ、こっからの競技でキッチリ順位を決めてやればいいんだよ」

メガネ「……ちょっと僕、ウチの子たち激励してくる」

他所「あ、テメエ、ズルいぞ! 俺もちょっと行ってくるわ!」

オネエ「どうやら、競技の建前を捨て去った血を血で洗う戦いが始まっちゃうみたいね」

提督「と、止めなくては……」

オネエ「まあまあ、いい機会じゃない。私たちの中で誰が一番、艦娘ちゃんたちの気持ちを燃えさせてあげられるのかを知るね」

提督「そ、そういうものは競うものでは……」

オネエ「もちろん、どっちが上だーみたいな格付けをしたいわけじゃないんだけど。でも、やっぱりね――――」

提督「ぬ?」

オネエ「私たちだって燃えるじゃない、鎮守府の自慢の子たちがどこよりも活躍してくれるのって!」

提督「――――そ、そうかな……そう、かもな」

オネエ「提督っていうのは見栄っ張りで自慢しいの艦娘バカでなきゃダメよ♪」ウインク


<それでは棒倒し開始ぃ!!
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 13:29:54.06 ID:gdUFB9EM0
舞ってた
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/12(金) 20:33:49.38 ID:zS5YJJJWO
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/21(日) 11:45:00.55 ID:nnenD3jlo
待ってた
331 : ◆9Nm5.RxRcM [sagasage]:2020/06/22(月) 23:52:13.10 ID:yp8sN4Rzo
《父の日》

《鎮守府》執務室


提督「…………」カリカリカリカリ


文月「じーーーー」
弥生「じーーーー」


提督「…………」カリカリカリカリ

漣「あの〜ご主人様ぁ? さっきから文月ちゃんと弥生ちゃんが物言いたげに扉の陰から様子を窺っておられるのですがー」

提督「う、むう……何故か朝からずっとあの調子でな。しきりになにか手伝うことはないかと聞いてきて……休みだし、特にないので好きに遊んでいなさいと言ったら、あ、あのように恨めしげに」

漣「ふんふむ、朝から」

漣「(ご主人様のお手伝いしたがるのはとくあることですがー、二人同時にというのは珍しいですな。となると何か特別な理由……理由――――)」

漣「――――ああ、なるホロ」

提督「こ、心当たりがあるのか漣君」

漣「えっとーご主人様、6/21って何の日かわかります?」

提督「……に、日曜日?」

漣「アハハハ――――ちょいと漣、用事を思い出したので今日の秘書艦お休みさせていただきたいのですがー」

提督「い、今から? 休みは構わないが、急にどうして…………ハッ!? そうか――――い、嫌気がさしたの、だね?」

漣「いや、んな真理の扉開いちゃったみたいな顔されても」

提督「で、ではなぜ……」

漣「なぁに、ちょっとしたスキンシップの時間を捻出してあげようかな〜と思っただけですよ」

提督「ぬ?」
332 : ◆9Nm5.RxRcM [sagasage]:2020/06/22(月) 23:52:42.21 ID:yp8sN4Rzo

漣「――――というわけで、残りの秘書艦のお仕事よろしくお願いしますね文月ちゃん、弥生ちゃん」

文月「ほわぁ!?」

弥生「バ、バレてる……?」

漣「わからいでか。サポートに艤装ウサギさん置いておくので、わからないことがあったら聞いてくださいな。ご主人様のお手伝い、よろしくお願いしますね?」

文月「う、うん〜!」

弥生「ありがとうござい、ます」

漣「いえいえ〜、せっかくの父の日ですからね」

文月「えへへ〜」

弥生「は、い」



提督「(私抜きにいろいろ話が決まってしまった……)」

提督「ま、まあ」


文月「えへへ〜、司令官〜、この書類ここ入れてい〜い?」

弥生「しょ、書類のテェックお願いします」

提督「う、うむ……」

提督「(文月君も弥生君も楽しそうにしているし……いいのだろう、たぶん)」




《鎮守府居住区》旬彩鳳翔

鳳翔「――――ウフフ、それでこんな時間から飲みに来られてるんですねえ」

漣「まー、あんな風にご主人様にお手伝いお願いされるのを心待ちにしてるのを見ちゃうとねー」

鳳翔「お父さん代わりの自覚がないせいか、その辺り『も』鈍いですからねえ提督」

漣「も、ですねえ」

鳳翔「気遣いの鬼の漣さんに、はいこれサービス」

漣「おほー、ちくわの磯辺揚げウマウマですよー。酒、飲まずにはいられない! 鳳翔さん、菊理媛二合もう一本おねしゃーッス!」

鳳翔「は〜い」

鳳翔「(快く譲ったように見えて内心荒れてますねえ)」
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/24(水) 12:02:37.53 ID:MqPe41lHo
乙乙の乙。

ま、さすがの漣先生もふみやよには勝てないわな…
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/28(日) 10:45:43.46 ID:PCdcv3DV0
そういうとこあるから信頼されるんだよね…
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/09(木) 09:36:39.41 ID:GPqKBnpb0
乙です!
乳の日にならないあたりここは健全で安心ですよ。
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 15:39:14.77 ID:BoezubM6O
下ネタやると提督さんが死んじゃうからね
337 : ◆9Nm5.RxRcM [sagasage]:2020/07/18(土) 00:10:28.57 ID:SVz0gyBWo
○○しないと出られない部屋ネタ


《se○しないと出られない部屋》

金剛「……ア、アハ、アハハ、これは大変なことになったデース」

提督「……………………」

金剛『ね、ねえ大丈夫? ちゃんと意識はある?』

提督『大丈夫、大丈夫だ……少し、現実逃避していただけ、だから』

金剛『現実逃避って……そ、そんなにショックだったわけ?』

提督『そ、それはそうだろう。創作で一時期流行のネタだということは把握していたが、まさか自分が当事者になるとは夢にも思わなかったのだから』

金剛「あ、なんだそっちデスカ」

提督「そっちとは?」

金剛「なんでもないデース」

金剛「それはそれとして、この部屋、本当に出られないのかしら?」

提督「わ、わからん。妖精君の仕業であることは疑うべくもないが……」コンコン…コンコン…

金剛「(ほ、本当に出られないとしたら、やっぱりアレ、しなくちゃいけないのよね? 私と、鋼太郎で……雰囲気もなにもあったもんじゃないけど、よ、妖精さんたちの作った部屋だし? そう簡単に脱出なんてできないでしょうし、これはそう必要経費というか前払いというか……)」悶々

提督「金剛、少し離れていたまえ」

金剛「へ? う、うん、了解」トトトッ

提督「なぜベストを尽くさないのか……」ブツブツ

金剛『あ、あれ、鋼太郎……?』


扉<この部屋には、傷つけてはいけない人がいる……絶対に……守りきるんだ!!
338 : ◆9Nm5.RxRcM [sagasage]:2020/07/18(土) 00:11:37.69 ID:SVz0gyBWo



提督「おおぉぉぉぉっ――――――――――ベストを、尽くせぇっっっ!!」

提督「…………ぐうっ」


扉<耐えた! 耐えた! 耐えた耐えた! 耐えたぁ〜! 耐えたぞぉぉ!!


提督「す、すまない、金剛……どうやらこの扉は生半可な攻撃ではびくともしないらしい」

金剛「見てたからわかりマース」

金剛「(びくともしないと言う割に、扉が拳の形にへこんでるけど……)」

扉<前が見えねェ……

提督「ぬう……」

金剛『もう、手は大丈夫? ちょっと見せてみなさいよ』

提督『だ、大丈夫だ、問題ない』

金剛『大丈夫なわけないでしょ、ああもう真っ赤になってるじゃない。冷やすもの……冷蔵庫に入ってる水使うわね』

提督『面目ない……』

金剛『あなたの本気で壊せない扉を用意するなんて、妖精さんたちも本気ってことよね』

提督『少し、妖精君たちに好き放題させ過ぎなのだろうか』

金剛『ここの自由度が「少し」なら、今ごろ世界は妖精さんに支配されてるわよ』

提督「むう……」

金剛『あとはハンカチ巻いて……はい、おしまい』

提督『た、助かるよ』



金剛『……それはそれとして、さ』

提督「ぬ?」

金剛『こういう状況で聞くのはズルいかなって思うけど……本気でここから出ようとしてたけど、鋼太郎は……そんなに嫌? その、私と……ソ、ソウイウコトするの……』

提督「」

金剛『たまにはあなたの気持ち、言葉で教えてほしいなー……なんて』イジイジ…

提督「わ……私、は」

金剛『私は……?』

提督『君と……君をこのような流れで――――』



比叡「金剛姉様、鋼太郎兄様、ご無事ですか〜!? 妖精さんたちがお姉様たちを閉じこめてやったぜー、なんて不穏な会話をしていたので不肖比叡、救助のため馳せ参じましたぁ!!」バーン

提督「」

金剛「」

比叡「?」

金剛「…………」ドンッ

比叡「ひえっ」


扉<閉まっちゃおうね


比叡「あれ? あれぇ?」


<ま、待ちたまえ落ち着くんだ、素数を……!
<うるさいネー! 素数の代わりに天井のレンガの数を数えとくデース!

比叡「金剛姉様? 開けてくださ〜い、せっかく出られるようにしたのに、どうして閉め直すんですか、ねえ〜!?」
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