モバP「346オンライン?」  ちひろ「はい!」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/03/10(土) 18:03:12.68 ID:dKRtqY8X0
・本作の舞台は主にゲーム世界になります
 名前表記がコロコロと変わって見づらいとは思いますがご理解ください

・誤字脱字がありましたらすみません



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1520672592
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/10(土) 18:03:45.11 ID:dKRtqY8X0
モバP(以下、P)「なんですかそれ?」

ちひろ「346の人間が遊べるようにと私が開発したオンラインゲームです!」

P「ちひろさんがですか? どうしてまたそんなものを?」

ちひろ「え? いや〜・・・・・・社内交流の一環として?」

P「なるほど、裏でやってる副業関連ですね」ワカリマシター

ちひろ「な、なんのことだかさっぱりですね!」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/10(土) 18:04:10.83 ID:dKRtqY8X0
P「これはその試作品といった感じですか・・・346の人間ということはアイドルもやってるんですか?」

ちひろ「もちろん! 良かったらプロデューサーさんもやってみてください!」

P「じゃあ早速やってみようかな」

ちひろ「あ、今は仕事中なのでダメですよ?」

P「」

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4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/10(土) 18:04:59.23 ID:dKRtqY8X0
〜自宅〜

P「パスワードを入れて・・・」カタカタ


【346オンライン】パッパパパー♪ パパッパー♪

P「おぉー! よくできてるな〜」

P「よし、キャラを作ろう」



― 10分後 ―

【名前:P ――――――――】

P「こんな感じかな。それじゃあゲームスタート」ポチッ
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/10(土) 18:05:31.45 ID:dKRtqY8X0
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〜始まりの町〜

P『お、始まった』

【まずは武器屋に行って武器を買おう! ▼】

P『いきなりだな。ストーリーとかはないのか?』

P『・・・まぁ、試作品だしな』

P『ん?』


【武器屋 New Wave】


P『あそこかな?』
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/10(土) 18:07:05.03 ID:dKRtqY8X0
カランコロン

P『ほー、色んな種類の武器が置いてあるんだな。俺は何にしよう?』キョロキョロ

P『無難に剣にしておくか』

『いらっしゃいませぇ!』

P『?』

SAKURA『New Wave へようこそ! 何をお買い求めですかぁ?』

P『剣士の装備を・・・SAKURA?』
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/10(土) 18:07:58.53 ID:dKRtqY8X0
P『SAKURAってもしかしてお前さくらか?』

さくら『え? はい! あ、もしかしてPってプロデューサーさんですかぁ!?』

P『あぁ』

さくら『わぁー! プロデューサーさんだぁ♪』

P『さくらはここで働いてるのか?』

さくら『わたしだけじゃないですよぉ? イズミンとアコちゃんも一緒です〜』



IZU『こちらの武器の性能ですが―――』ペラペラ



☆あこ☆『合計1000G! 毎度ありー!』



P『本当だ』
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/10(土) 18:08:52.39 ID:dKRtqY8X0
P『三人は冒険しないのか?』

さくら『このゲーム、冒険以外のこともできるみたいなんですよぉ』

P『あ、そうなの?』

さくら『わたしたちみたいにお店やったり、漁師さんや農家さん。漫画家さんになった方もいるみたいですぅ』

P『へー、シミュレーション要素もあるのか』



亜子『おーい、さくら〜。なに話してるーん?』

さくら『アコちゃーん、プロデューサーさんだよぉー』



亜子『おぉ、Pちゃんだったんかー。じっくり見てってや〜♪』
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/10(土) 18:09:30.96 ID:dKRtqY8X0
P『そうだ武器買いにきたんだ。さくら、剣が欲しいんだけどなにかオススメあるか?』

さくら『剣ですかぁ・・・あ!』

さくら『アコちゃんアコちゃん! 確かお店にすごい剣が置いてあったよね!?』

亜子『すごい剣?・・・あ〜、アレか!・・・ちょっと待っててー』テクテク

P『そんなに強い剣があるのか』

さくら『わたしもよく分からないんですけど、イズミンが凄いって言ってましたぁ!』

P『それは期待できるな』
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/10(土) 18:10:18.31 ID:dKRtqY8X0
亜子『これのことやろ? 【伝説の剣(レプリカ)】』ゴトッ

P『・・・』

P『これ本当に凄いのか? (レプリカ)って言ってるじゃん』

さくら『イズミンが言ってたので間違いありません!』フンス!

亜子『それは本物だったら、って話やね』

さくら『あれ?』

P『・・・』
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/10(土) 18:11:57.41 ID:dKRtqY8X0
亜子『でもこれも中々の業物だよ? 高ランクの人も使ってるし、そこらのクエストだったら楽勝じゃないかな?』

P『おぉ、それはスゴイな』

P『じゃあせっかくだしそれ貰おうかな』

亜子『毎度!』

P『いくらだ?』

亜子『3000000Gになります』

P『高っ!』
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/10(土) 18:12:33.82 ID:dKRtqY8X0
亜子『そりゃ高いよ』

P『300万って! 俺3000Gしか持ってないぞ!?』

亜子『じゃあ初心者セットだね。【普通の剣】、【普通の防具】、【薬草×5】で2000G。そこにあるやつ』

P『これ見せられた後にあれかぁ・・・』

亜子『最初はこんなもんやって』
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/10(土) 18:13:12.48 ID:dKRtqY8X0
P『なんとか3000Gにならないか?』

亜子『は、はぁ!? なるわけないやん! 店が潰れるって!』

P『そこをなんとか!』

亜子『ならないよ!?』


さくら『・・・』

さくら『アコちゃん! わたしからもお願い!』

亜子『さくら!?』
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/10(土) 18:13:49.91 ID:dKRtqY8X0
さくら『だって私達いつもプロデューサーさんのお世話になってるし』

亜子『いや、それとこれとは・・・』

さくら『この前も三人で話したよね? いつか絶対にプロデューサーさんに恩返しするんだって』

亜子『ちょっ!?///』

P『お前達・・・裏でそんなことを・・・』ウルッ

亜子『い、いや! それは・・・///』
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/10(土) 18:14:24.51 ID:dKRtqY8X0
さくら『こんな形でも、少しでもプロデューサーさんに恩返ししたいの! お願いアコちゃん!』

P『さくら・・・』

亜子『〜〜〜〜!  よし、わかったぁ!!』

P『!』

亜子『3000Gでこれ持っていきな!』ドンッ!

P『おぉぉぉぉ!!!』
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/10(土) 18:15:47.95 ID:dKRtqY8X0
P『ぉぉぉ・・・お?・・・・これ何?』

亜子『【精霊の剣】』

P『ん? レプリカのくれるんじゃないの?』

亜子『いや、それは無理だよ』

P『あれ?』
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/10(土) 18:16:40.32 ID:dKRtqY8X0
P『自分で言うのもなんだけど、恩返しがどうっていうのは?』

亜子『いや、さすがに300は無理! アタシらの店が潰れちゃうよ! でもこの剣だって普通に買ったら30万はするんだよ!?』

P『そうか・・・まぁ、30万が3000になっただけでも相当だよな』

P『ありがとな亜子!』

亜子『・・・』

亜子『本当の恩返しはもうちょい待って』

P『え?』

亜子『アタシら三人で絶対トップ獲ってみせるから・・・!///』
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/10(土) 18:17:30.44 ID:dKRtqY8X0
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―――――――――――――――
―――――――――
カランコロン・・・

P『いや〜、なんか清々しい気分だなぁ! 明日からも仕事頑張れそうだ!』

【クエストに挑戦しよう! (クエストはギルドで受けられます。) ▼】


P『お、ようやくだな!』
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