【ガルパン】そど子「西住さんのお母さん!その不良みたいな服装は校則違反よ!!」

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1 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2018/03/11(日) 22:08:05.10 ID:K+ufOjR+0


 最終章のお話です

今回は他校ではなく大洗学園艦が舞台です

よろしくお願いしマウス




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2 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2018/03/11(日) 22:09:53.36 ID:K+ufOjR+0


― 大洗


沙織「新しい戦車が見つかったんですか?」

桃「うむ、学園艦の下の方で反応があってな、種類まではわからんが間違いなく戦車があるようだ」

沙織「じゃあ!早速取りに行かなくちゃ!!」

桃「う、うむ…そのだな…船の下は船舶課なんだが…反応はさらに底の方なんだ」

沙織「え?そうなの?」

そど子「そうよ、それに船舶課より下は風紀の及ばない大洗のヨハネスブルグと呼ばれる無法地帯なのよ」

沙織「あ、そど子先輩」

そど子「園みどり子先輩よ!!まったく…そんなとこに行くなら名誉風紀委員長の私が一緒じゃないとね」

沙織「助かります!」

そど子「でも、身の危険を考えると何人か頼りになる人が必要ね…」

沙織「じゃあ、あんこうの皆にも連絡…」


???「それには及びません」


3 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2018/03/11(日) 22:14:32.44 ID:K+ufOjR+0


しほ(スケバンスタイル)「戦車のしほ!!」

百合(スケバンスタイル)「生け花の百合!!」

好子(スケバンスタイル)「散髪の好子!!」


しほ・百合・好子「「「 我ら!年増三姉妹!! 」」」


沙織「し、しぽりん…」


そど子「ちょっと!!西住さんのお母さん、その不良みたいな服装は校則違反よ!!」


しほ「せからしか!!…コホン、どうやら治安の悪い所のようですから、腕利きの私達の出番のようですね」

沙織「どこから、その話を聞いたの?」

桃「わ、私から…ママさん達にお願いしたんだ」

沙織「河嶋先輩が?」


4 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2018/03/11(日) 22:19:12.52 ID:K+ufOjR+0


桃「うむ…西住は今度の無限軌道杯の準備もあるだろうし…」

桃「五十鈴や秋山は生徒会の引き継ぎで忙しいから…」

沙織「私も河嶋先輩から引き継ぎあるんだけど」

桃「わかってる!!これは私の我儘なんだ…私の力で大洗に何かを残したかったんだ…」

沙織「なるほど」

桃「それで私の跡を継ぐ武部なら頼ってもいいかと思ってな…」

沙織「で、しぽりん達にお願いしたわけだ」



しほ「厳密に言うと戦車が見つかったけど、どうしたらいいか悩んで泣いていた河嶋さんから聞き出しました」

桃「うわぁ!!西住のお母さん、それを言わないでぇ!!」

好子「そんなわけで私達が協力しようってことにしたんですよ!!」

百合「この船の下にどんなスリルが待っているのかドキドキしてきますわ」

沙織「そ、そうなんだ…あれ?おばあは?」




 グァシャァァンッ!!(ドアを蹴り破る音)


久子(リーゼント)「おばあの出番だ!コラァ!!」


しほ「!?」

好子「!?」

百合「!?」

沙織「お、おばあ…」

そど子「ちょっと!!ドアはちゃんと開けて入りなさいよ!!それにその髪型も校則違反!!」

桃「あわわわ…」


5 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2018/03/11(日) 22:26:39.80 ID:K+ufOjR+0


久子(リーゼント)「“待”ってたぜェ…呼ばれる“瞬間”をよォ!!」ビキッ


沙織「おばあ…なんて髪型してんの、それにそんな特攻服まで…」

しほ「おばあクン…、ドエレー“COOOL”じゃん…」ビキッ

沙織「んもー、年考えなよぉ」

久子「アタシは見てみたいのさァ“寿命の向こう側”ってヤツをよォ…」ビキビキィ!

沙織「おばあ、それ洒落にならないから麻子の前で言うのやめてね」

久子「あ、はい…」

そど子「もう!冷泉さんのおばあさんも他の皆も校則以外の服装は禁止よ!!」

沙織「ほらー、しぽりん達もそんな格好止めて普通の服に着替えてきなさーい」


ママさん「「「「 はーい 」」」」




……


しほ(大洗制服)「じゃあ行きましょうか」

桃「え、その恰好が普通なんですか?」


6 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2018/03/11(日) 22:36:38.39 ID:K+ufOjR+0


桃「よし、じゃあ出発するぞ」

しほ「ちょっと待ってください」

桃「な、なにか、不備でもありましたか?」

しほ「いえ、ここに来る前にこんな新聞を拾いましてね…」ピラッ


 『ダブリやねん!河嶋桃さん 留年待ったなし!』


桃「……」

沙織「何これ!?河嶋先輩、来年も学校にいるんじゃん!!」

桃「ち、違う!!確かに厳しいとこはあるけど卒業はできる!!…よ、予定だ」

好子「その言い方ですと、その後の進路…大学入試の方は…」

桃「だ、大丈夫だ!本番の試験ではちゃんと決めるから!!」

百合「弾を当てる感覚でヤマ勘で試験を当てようというのは危険なのでは?それに河嶋さんは…命中率もおよろしくないですし」

桃「う、ううっ」

久子「留守番して勉強してろ」

沙織「そうですよー、同級生になって年上の河嶋先輩を“ももりん”なんて呼びたくないですよ、私」

桃「わかった、よろしく頼む…」

沙織「じゃあ!行こっか!しぽりん、よしりん、百合、おばあ、そど子先輩!!」

桃「……」

そど子「先輩ってちゃんと呼んでくれるのは嬉しいけど、そど子呼ばわりは定着なのね…」


7 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2018/03/11(日) 22:42:45.79 ID:K+ufOjR+0




………


― 学園艦 最下層


百合「なんともまぁ…時代錯誤な風景ですわね」

好子「昭和の時代でしかお目にかかれない不良達の日常ですね」

しほ「なんだかワクワクしてきますね」

そど子「ちょっとピクニックじゃないのよ!!」

そど子「いい!?私から離れないで!、ここでは少しでも気を抜いたら誘拐なんて日常茶飯事なのよ」

久子「そういえば、沙織は?」



沙織「きゃあぁっ!!」ズルズル



しほ「あら、沙織さんが不良達に引きずられて連れて行かれてますね」

好子「なんだか出荷される家畜みたいです」


8 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2018/03/11(日) 22:49:31.78 ID:K+ufOjR+0


沙織「ちょっと!見てないで助けてよぉ!!」ズルズル…



久子「可哀想に…沙織を運ぶなんて腰への負担を考えているのか」

そど子「早く!武部さんを助けに行くわよ!!」

百合「あわてなくても沙織さんの匂いは判りますから、見失う事はないですよ」

久子「沙織の重量を運んでるなら、すぐ追いつくだろ」




不良A「おい、こいつ…」ズルズル

不良B「やだ、重っ…」ズルズル

沙織「やだもー!!」ズルズル


9 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2018/03/11(日) 22:54:51.50 ID:K+ufOjR+0


……

……


― BARどん底


百合「クンクン…沙織さんの匂いが…ここにいますね」

そど子「まるで警察犬ね」



カトラス「…いらっしゃい」

ムラカミ「…フン」

ラム「…」ニヤニヤ

フリント「♪のんでーのんでー…」


好子「どうやら、BARのようですね」

久子「へえ、なかなか風情があるじゃないか」

カトラス「オーダーは?」


しほ「芋のロック」

好子「黒ホッピー、ナカはキンミヤで」

百合「冷酒を升グラスでお願いします」

久子「生中だ」


カトラス「…え、えーと」

そど子「何、普通に酒を飲もうとしてるのよ!!制服姿での飲酒は許さないわよ!!」


10 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2018/03/11(日) 23:00:39.35 ID:K+ufOjR+0


そど子「ねえ?ここにウェーブのかかった髪型の恋愛に縁が無さそうな娘がいるはずなんだけど、知らないかしら」

ムラカミ「あん?」

ラム「おほっ!あー、ソイツなら…」

フリント「奥で掃除しているよ」


沙織「んもー、こんな汚い部屋じゃ男の人呼べないよー!!」ゴシゴシ

そど子「武部さん!…足に鉄球まで付けられて…なんて酷い事を!」


カトラス「さっきの彼女の特徴の表現も充分酷いと思うけど…」


しほ「沙織さん!!」

沙織「あ、しぽりん」


11 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2018/03/11(日) 23:03:29.67 ID:K+ufOjR+0


しほ「大丈夫でしたか!沙織さん!!」

沙織「…」

好子「心配したんですよ!!」

沙織「…」

百合「御怪我が無くてなによりです!」

沙織「…」

久子「アタシ達が来たから、もう安心だぞ」

沙織「ねぇ…」



沙織「なんで、皆、私じゃなくて足に付いた鉄球の方に話しかけてるの…」

しほ「あ」


12 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2018/03/11(日) 23:06:08.59 ID:K+ufOjR+0


しほ「え、えーと…ですね」

沙織「うん」

好子「く、暗くて判りにくくてですね…」

沙織「うん」

百合「鉄球と沙織さん丸くて似てるし」

沙織「なるほど」

久子「あと両方とも重いからな」

沙織「じゃあしょうがないね」

しほ「そうですね…」


一同『あははははは』



沙織「やだもー!!」ブオンブオン

しほ「ちょ、沙織さん鉄球を振り回さないで!!」


13 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2018/03/11(日) 23:14:07.68 ID:K+ufOjR+0


好子「さぁ、行きましょう、武部殿」

ムラカミ「おっと待ちな、ソイツはアタイらのモンだぜ」

ラム「この船底を全部掃除するまでは出してあげられないね〜」

フリント「そういうこと」

沙織「ええ…」

そど子「そんなの横暴よ!」

百合「そうですわ!」

久子「沙織は丸いけどルンバじゃねぇ!!」

カトラス「…だったら勝負…勝ったら開放してあげる」

しほ「望むところです」

沙織「み、皆…無茶はしないでね」


14 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2018/03/11(日) 23:20:30.30 ID:K+ufOjR+0


フリント「まずは私、」

  シュルシュル…

フリント「このロープをほど…」


百合「縄プレ…縄裁きなら、私にまかせてください!」

 ビシーン!!

フリント「ほどい…え?」


百合「これを…こうして…」

 シュルシュル…グイッ…グイッ

フリント「え?ちょっと…なんで私に縄を掛ける…きゃあっ!!////」

 ビシィッ!!

しほ「おお…これは見事な亀甲縛りね」

好子「六角形も寸分違わってないです!!」

久子「一本の縄でこれだけとは…凄いな」

百合「私が、日活ロマンポルノで学んだ、秘技“鬼六スペシャル”ですわ!」

沙織「ゆ、百合…こんなこと、いつも旦那さんとしてるの?////」

フリント「いやぁぁん!!ほどいてぇぇっ!!/////」


15 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2018/03/11(日) 23:24:00.63 ID:K+ufOjR+0


フリント「うぅ…お嫁に行けない…」シクシク

ラム「つ、次はアタシだよ!この手旗信号を読み取れるもんなら…」バッ!


しほ「!!」ティキーン!!

しほ「“イカの功より、年の功”ですって!!イヤミか貴様ッッ!!」


ラム「おほっ!?ま、まだ信号し終えてないのに!?」


好子「凄いですね西住殿!!先読みですか?」

しほ「勘でもありますが、出だしの内容から、どうみても“イカの功〜”の始めの部分よ間違いないわと思ったからよ」


ムラカミ「なんなんだ…このオバサン達は…」

カトラス「どいて…次は私」


16 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2018/03/11(日) 23:30:00.69 ID:K+ufOjR+0


 スッ…

カトラス「指相撲よ」

久子「じゃあ、アタシが行こうかね」

久子「おい小娘」

カトラス「なに?」

久子「見ての通り、アタシは貧弱な老婆だ」


しほ(嘘ね)

好子(嘘ですね)

百合(嘘ですわね)

沙織「嘘!?おばあ貧弱だったの!?」


久子「アンタと指相撲したら指の…手の骨がグシャグシャ…大変なことになるかもな」

カトラス「…え」ビクッ


17 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2018/03/11(日) 23:36:19.77 ID:K+ufOjR+0


久子「加えて、アタシには身内が孫娘一人だけでね…」

カトラス「そ、そう…」

久子「これで手が不自由に何て事になった日にゃ、孫はアタシの為に介護に明け暮れるんだろうねぇ」

カトラス「う…」

久子「身内びいきじゃないけど優秀で自慢の孫なんだ…」

カトラス「うぅ…」

久子「あの子の明るい未来を…アタシのせいで台無しにしちまうのかねぇ…ううッ…」ウルッ

カトラス「うぁ…」


しほ「はい!レディ・ゴォー!!」

カトラス「え?」

18 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2018/03/11(日) 23:40:25.80 ID:K+ufOjR+0


久子「フンッ!!」

 ガシィッ!!

カトラス「ちょ!?…いきなり」

好子「ワーン…ツー…」

カトラス「ぐっ…何これ…指が…動かない」

百合「フォー…ファーイ…」

久子「ほれほれ〜」グリグリ

カトラス「くっ…なんで…老婆の…こんな細い指なのに…」

しほ「…テーン!!」

久子「やったぜ」

沙織「おばあ、ちょっとセコイよ」

久子「勝てばいいのだ」


そど子「ひぐっ…れ、冷泉のおばあさん…腕がづかえなくなっても私が一緒に面倒みてあげるからぁぁ」グスグス

沙織「ほらぁ〜、そど子先輩が心配して泣いちゃってるよ」

久子「すまんな、そど子…ほらこれで涙を拭け」

そど子「ビぃーン!!」

沙織「それ、私のハンカチなんだけど…」


カトラス「…」(よ、よかった…腕が使えなくるおばあさんにならなくて…)

ムラカミ「ああ!!もう!!まどろっこしい!!」


19 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2018/03/11(日) 23:45:46.76 ID:K+ufOjR+0


ムラカミ「こんな連中、一発殴っちまえばそれで済むだろうよ!!」グォッ


 バッ… パシィッ!


ムラカミ「!!…な」

好子「……」

ムラカミ「あ、アタシの拳を片手で受け止め…」

好子「いいパンチですね…でも」ニコリ

好子「パンチってのは…」ゴァッ!


 ビシュッ!!(ムラカミの顔に寸止め)


ムラカミ「うお…」

好子「こうやるんですよ」


沙織「よしりん、す、凄い…」

百合「流石、理髪店だけにパンチの扱いはお手の物ですね」





お銀「ふふん、やるじゃないか」


20 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2018/03/11(日) 23:51:28.19 ID:K+ufOjR+0


ラム「お、おやびん…」

ムラカミ「あ、あの…すんません…」

お銀「なーに、なかなか骨のあるヤツ等が来たってことだろ、どんな骨かは見たことないけどね」

沙織「あ、貴女は?」

お銀「子分達が世話になったな」

そど子「子分…という事は貴女が彼女達のリーダーね」

お銀「ああ、アタシはお銀、人呼んで…」


しほ「“かげろうお銀” ね!!」

お銀「竜ま…え?」

好子「そういえば、どことなく、くのいちっぽいですね」

お銀「いや…竜巻なんだけど…」

百合「一人だけ、へそをお出しですし、色っぽさを強調してますね」

お銀「…」

久子「エロいな、この後入浴シーンでもあるのか」

お銀「違う!!“竜巻のお銀”だ!!」クワッ!


21 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2018/03/11(日) 23:56:30.28 ID:K+ufOjR+0


 ドンッ!!(瓶をテーブルに叩きつける)


お銀「BARどん底名物、ハバネロクラブのワンショット対決、受けて立つかい?」

しほ「どれどれ…ペロッ」

お銀「海賊シルバー船長も泣いて飛び出す…軽はずみで舐めたら…」

しほ「なによこれ、物足りないわね」

お銀「やけど…え!?ええっ?」


しほ「芋焼酎ぅ〜(国民的青狸風)」キコキコーン

しほ「せっかくだから、これを足しましょうか」ドポドポ

お銀「え…」

好子「でしたら、これもどうですか!!マぁムシぃ〜」

しほ「いいわね!!」

百合「では私も、どぉくだみぃ〜」

お銀「ちょ…待って…」

久子「アクセントでコイツはどうだ、サルミアッキぃ〜!!」

しほ「ようし!他にも色々と入れてみましょうか!」

好子・百合・久子「「「 いーねー! 」」」

お銀「……」



しほ「それでは、これをレッツ・ラ・まぜまぜ!!」


しほ「できあがり!!」


22 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2018/03/11(日) 23:59:16.32 ID:K+ufOjR+0


しほ「さぁ!ママさんスペシャル飲み比べ対決よ!!」

お銀「え…うそ…これ飲むの…」

ラム「おやびん!!アタシラの仇を!!」

ムラカミ「たのんます!!」

フリント「お願いします」

カトラス「口直しは用意しておきます」

お銀「くっ…し、仕方ないねぇ!!あ、荒波に飲まれても酒には飲まれない、そ、それが海賊の流儀ってもんさね!!」ダラダラ


沙織「うわぁ…」

好子「流石ですね!!私達の方も負けてられないですよ!!」

久子「ああ、おめえの出番だ、そど子!沙織!」

そど子「え」

沙織「え」


23 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2018/03/12(月) 00:01:56.26 ID:EKeVfJcV0


沙織「いやいやいや!私を助ける為の勝負なのに、私が出るのはおかしいでしょ!」

百合「でも、ここにいる中で勝負に参加してないのはそど子さんと沙織さんだけですから」

そど子「武部さん、自身の自由は自分で勝ち取るものよ」

沙織「そど子先輩…私も道連れにしたいだけなんでしょ」

そど子「そ、そんなことないわ」

しほ「さぁ!!グイッと飲んでもらいますよ!!」


お銀「…」

そど子「…」

沙織「…」


しほ「レディー、ゴォーッ!!」


 グイッ!!


お銀「べふぇぇっ!!」ブーッ!

そど子「へぼォッ!!」ブーッ!

沙織「やだぼォおぇぇぇぇ…」ブーッ!


ラム「おぅやぁびぃぃぃん!!」


24 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2018/03/12(月) 00:07:59.10 ID:EKeVfJcV0


お銀「……」チーン

そど子「……」チーン

沙織「……」チーン


ラム「あぁ…おやびんまで…」

ムラカミ「いったいなんなんだよ…コイツら…」


しほ「いやー、流石BARね、酒の種類が豊富よねー」グビグビ

好子「そういえば、このメンバーでお酒を飲むのは初めてですね」ゴクゴク

フリント「さ、酒盛りをはじめてる…」

百合「でも、このBAR…少々薄暗くて…私好みではありませんね」

久子「だったら大改装するか?」

しほ・好子・百合「「「 いーねー!! 」」」

カトラス「え?」

久子「やっぱり大漁旗は外せないよな」

百合「私、船盛り用の船を持って来ましたわ」

好子「床屋の入口にサインポールが欠かせないように、でっかい提灯もぶら下げましょうよ!」

しほ「いっそ、店の制服も海女風で褌にしましょうか?」


カトラス「いやーっ!!私のどん底がー!!」

ムラカミ(褌か…悪くないかもな…)


25 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2018/03/12(月) 00:10:21.02 ID:EKeVfJcV0

今回はここまでとなります

続きは不定期になりますが投下させてもらいます

よろしくお願いします
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/12(月) 00:24:22.69 ID:D/c3adIDO
乙です
そうかお銀と言ったらあの世代は水戸黄門だよなあ
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/12(月) 00:41:52.56 ID:DTxyiraa0
乙です

もうツッコミどころが満載すぎるwww
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/15(木) 02:05:11.19 ID:nZfH1wmA0
今回も絶好調ですね……
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