男「女奴隷...か」

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7 : ◆.nAjRKN.cg [saga]:2018/03/21(水) 01:11:44.55 ID:xcrUJVwD0
早速書き溜め切れた。
続きは来週中に
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 01:38:59.10 ID:R5h8ci4h0

エタらないように頑張ってくれ
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 04:26:08.86 ID:F43oMFZKo
やったぜ
10 : ◆.nAjRKN.cg [saga]:2018/03/21(水) 07:45:37.70 ID:xcrUJVwD0
>>6
しまった、訂正

×奴隷「んー...そうだ。アリアなんてどうかな」

〇男「んー...そうだ。アリアなんてどうかな」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2018/03/21(水) 17:38:34.39 ID:LQuTW3PY0
期待
がんばって
12 : ◆.nAjRKN.cg [saga]:2018/03/22(木) 07:25:37.33 ID:R19Hrs6y0




翌日

男「よし、じゃあ今日から僕のお手伝いをしてもらうから」

アリア「はい、よろしくお願いします」

男「うん、じゃあまずは...」

男「料理を覚えてもらおうかな」

アリア「料理...ですか?」

男「そう、料理。僕は料理はからっきしでね。アリアに作ってもらいたい」

アリア「しかし...私も料理を知りません...」

男「まあ、そうだろうね。...僕は教えられないけど、これを使うといいよ」

男(これまでは良くて残飯、悪ければ何もなし、なんて生活を送っていたのだろう...)

男(この子にはもう悲しい顔はしてほしくないな)

アリア「あの...これ、なんですか?」

男「...! 料理本。本、だよ。知らないかな?」

男(まさかここまでとは...)

アリア「知らないです...ごめんなさい...」

男「...謝る必要はないよ。これは本って言ってね――」

アリア「はい――、はい――、」
13 : ◆.nAjRKN.cg [saga]:2018/03/22(木) 07:26:23.29 ID:R19Hrs6y0




男「これで分かったかな?」

アリア「はい...なんとなくですが...」

男「うん、まあ今日のところはそれでいいよ。まずはそこから、ゆっくり覚えていこう」

アリア「...はい」

男(...正直ここまでとは思わなかったな。ただ、)

男(必要最低限の文字の読みはできるようだ、そこについては助かった)

男「よし、それじゃあ今日は外食にしようか」

アリア「外食...?」

男「そのままだよ。『外』でご飯を『食べる』んだ」

アリア「お外で食べるのですか...?」

男「んー、厳密にはお店の中だけどね。まあ詳しいことはついてくれば分かるさ」

アリア「は、はいっ」
14 : ◆.nAjRKN.cg [saga]:2018/03/22(木) 07:26:58.19 ID:R19Hrs6y0




市街地

アリア「わぁ...わぁ...!」キョロキョロ

男「アリア、あんまりはしゃぐと転んでしまうよ」

アリア「えっ、あっ、きゃっ...!」ヨロリ

男「おっと、大丈夫?」

アリア「は...はい...申し訳ありませんっ!」

男「謝らなくていいって。はしゃいでしまうのは仕方ないさ」

アリア「しかし...ご主人様にこんな...」

男「はい、そこ」

アリア「えっ...?」

男「僕は君のご主人様じゃないよ?」

男「僕は君の父親なんだから、そんな呼び方はしないで、『男』とか『お父さん』とか『パパ』とかって呼んでくれると嬉しいな」

アリア「いや...でも...」

男「ルール、忘れたのかい?それに『ご主人様』だなんて呼ばれたら僕の方がむず痒いんだ」

男「だから...ね」

アリア「はい...お父さん」

男「うん、それでいいよ、アリア」

アリア「...///」
15 : ◆.nAjRKN.cg [saga]:2018/03/22(木) 07:32:24.10 ID:R19Hrs6y0
とりあえずここまで
また夜に更新するかも
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/22(木) 08:45:13.95 ID:FdNXMzvMO
ワクワクしかしないな
こっからどう当人達にはハッピーエンドに持ってくのか
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/22(木) 18:24:18.36 ID:vIhHFWy1O
ワクワク
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/23(金) 02:12:01.79 ID:+ibOyDQV0

字が読めるなんてかなり優秀だな
19 : ◆.nAjRKN.cg [saga]:2018/03/23(金) 11:16:36.32 ID:x1n0+xwaO




友「あれ?男じゃん」

男「やあ、友。買い物かい?」

友「まあな。おやっさんが大食らいなもんで、すーぐ食材がなくなっちまう」

男「そっちは大変なんだな」

友「まあその分報酬はいいからn...男、お前」

男「ん?どうした?」

友「それ、街はずれの店で売ってた奴隷だよな!そうだよな!」

アリア「っ...」

友「へぇ、いい身体してんじゃん!今度俺にもヤラせてくれよ!」

アリア「ひっ...」ブルブル

男「友!なんてこと言うんだ!」

友「へ?」

男「この子は僕の娘だ。」

友「...は?」

男「聞こえなかったか?この子は僕の娘だ。娘にそんな言葉をかけるなんて、いくら僕でも許せないよ」

友「いや...だってお前の娘は...」

男「それ以上言うな」

友「あ...悪い」

男「気にしなくていい、それじゃ、また。行こう、アリア」

アリア「は、はい...」

友「何だってんだよ...」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/23(金) 12:13:18.87 ID:N8t2fY1H0
こういうssに友が出てくるのは
何だか珍しい気がするな
21 : ◆.nAjRKN.cg [saga]:2018/03/30(金) 00:53:52.43 ID:Nu7SPM+Y0
申し訳ない、PCぶっ飛んだせいで書き溜めも全部飛んだ
来週中には更新する
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/05(木) 17:14:04.14 ID:WgiZNN0ho
期待して待ってるぞ
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/08(日) 00:57:37.39 ID:EZOK6x2K0
面白い感じ。続き待ってます
24 : ◆.nAjRKN.cg [saga]:2018/04/20(金) 00:13:20.42 ID:OV78QV8Z0




アリア「あの...ごsh、お父さん」

男「ん?」

アリア「さっきの方は...?」

男「ああ、僕の古い友人だよ。...本当に悪いことをしてしまったね」

アリア「い、いえ、私は気にしてませんので...」

男「そうかい?ならいいんだが...まぁ彼には強く言っておくことにするよ。」

アリア「はい...」

男「...まだ気になってることがあるのかい?」

アリア「あっ...いえ、何でもありません...」

男「僕の娘のことかな?」

アリア「っ...はい...」

男「...大したことじゃないよ。帰ったらアリアにも教えてあげるよ。」

アリア「いえ...ご無理はなさらなくても」

男「いいんだ。打ち明けたら気持ちも晴れるって言うだろう?だから聞いてほしいんだ」

アリア「そういうことでしたら...」

男「それじゃ、買い物を済ませてしまおう」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 00:31:19.89 ID:6ZjONak40
奴隷って言っても時代や国で結構待遇違うんだけどな
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