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京太郎「新生活は抱き枕とともに」

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361 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/11/13(火) 23:26:08.11 ID:4mt+5De9o


京太郎「あの……これはどんな状況でしょう?」


久「私専用等身大抱き枕」


京太郎「いくら部室に誰もいないとはいえ男女が抱き合ってベッドに入るのはいかがかと」


久「私みたいな美少女に抱きつかれるのに不満でもあるのかしら?」


京太郎「まあ、うれしいのも否定しませんが」


久「だったら問題ないじゃない」


京太郎「あの……そもそもどうしてこんな状況に?」


久「ほら、秋って人恋しくなるっていうじゃない」


京太郎「はあ……」


久「だからそれを補ってもらおうってね」


京太郎「すいません、意味がわかりません」


久「ほら、今なら私の匂いを嗅いだりあんなところやこんなところを触ったりし放題よ?」


京太郎「後が怖いので……」


久「据え膳食わぬは男の恥よ?」


京太郎「その一時の過ちで人生を棒に振りたくないので」


久「……いくじなし」


京太郎「……すいません」


久「ま、いいわ、私お昼寝するから邪魔しないでね」


京太郎「せ、先輩!?」


その日二人だけの『ゆうだち』が付き合いはじめたきっかけになったそうな




カンッ



久たんイェ〜イ





362 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/11/15(木) 00:33:18.73 ID:vibQDLZbo


京太郎「あの……これはどういった状況でしょうか……?」


霞「うーん……夜這い?」


京太郎「知りませんよ……」


霞「まあまあ、昔はこうしてよく一緒に寝たじゃない」


京太郎「裸だった覚えはありませんが」


霞「年頃の男女が閨をともにするなんて目的は決まってるじゃない」


京太郎「少なくともそういった間柄になった覚えはありません」


霞「せっかくだしホ○ッキーゲームしましょう、私ちゃんと持ってきたのよ」


京太郎「なにがせっかくなんですかなにが」


霞「だってこうでもしないと恥ずかしいじゃない?」


京太郎「少なくとも男の布団に全裸で潜り込む方がよっぽど恥ずかしいんじゃないんですか」


霞「まあまあまあまあ」


京太郎「……一本だけですからね?」


霞「ええ♪」


このとき逃げ場がないことに京太郎はまだ気づいていなかった……



カンッ




363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/15(木) 10:38:43.20 ID:JYPFLFSJO


気づいたら夜が明けてそう
364 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/11/15(木) 23:33:05.07 ID:vibQDLZbo


「まさか一袋全部食べきるまでやるなんて……」


「途中からはノリノリだったじゃない」


「ええ、まあ……」


楽しくなかったといえば嘘になる


「終わったんだしそろそろ寝ません?」


これ以上は色々ヤバい


「チョコレートのせいで変な気持ちになっちゃった?」


「……ノーコメント」


「昔は媚薬としても使われてたらしいわよ?」


「そ、そうですか……」


「つまり……こうなっているってことはチョコレートのせい?それとも……」


「……チョコレイトのせいです」


「ふーん……」


霞さんの素肌をのしかかられて押し付けられているせいではない、と思いたい


「ここに塗るチョコがあるんだけどね?」


「……え?」


「おっぱいに塗って第二回戦始めちゃう?」


「そ、それはさすがに……」


「それとも……お尻に入れて作っちゃう?」


「そ、それもさすがに……」


「まあいいわ、秋の夜長って言うくらいだしね♪」


「あ、あはは……」



翌朝、二人揃って寝不足になったのは別のはなし



カンッ



詳細な描写なんてあっちでもなんと無理ですねー






365 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/11/21(水) 01:03:34.62 ID:9psyah+Ko


優希「これが京太郎史上最高のタコスというのか……」


京太郎「ああ」


優希「だが、私を満足させることが本当にできるのかな?」


京太郎「ゴタクはいい、まずは食ってみろ」


優希「然り、その通りだじょ」


京太郎「……どうだ?」


優希「ふっ、また腕を上げたな」


京太郎「ありがたきお言葉」


優希「だが、私を満足させ続けるにはまだまだ精進が必要だと知るがいいじぇ!」


京太郎「ああ、もちろんだ!」



和「膝の上で食べる必要はないのでは?」


優希「チッチッチッ、甘いじょ、のどちゃん」


和「はあ……」


優希「最高のタコスというのは食べる環境にも作用されるんだじぇ!」


和「そ、そうですか……」


優希「そこまでわかって真のタコスマスターを名乗る資格を手にできるじょ!」


和「そのような称号に興味はありませんが須賀くんの膝の上で手料理を食べてみるというのは興味深いですね」


京太郎「なんだったらやってみるか?」


和「ええ、ぜひ」


優希「ここは私だけの特等席だからいくら親友ののどちゃんの頼みとはいえ譲れないじぇ!」


和(ある意味遠回しな告白なのでは?)




カンッ





366 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/11/22(木) 00:05:50.03 ID:vttkP0YAo


コンマだけ取って寝ます
キャラは>>3参照で


おやすみなさい


367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 12:44:22.25 ID:dk+CADmJ0
京ちゃん、久しぶりに本編に登場したな
なんか嬉しい
あ、乙です
368 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/11/22(木) 23:53:40.80 ID:vttkP0YAo


和「須賀くん、今日のお弁当です」


京太郎「ああ、ありがとうな」


和「いえ、後で感想聞かせてくださいね」


京太郎「わかったよ」


誠「……被告人何か弁明は?」


京太郎「なんだよ藪から棒に」


誠「学年人気ナンバーワンの原村さんからお弁当を受け取るなんて時代が時代なら市中引き回し打ち首獄門の上一族郎党皆殺しだからな?」


京太郎「さすがに過激すぎだろう」


誠「……まわりを見回してみ」


京太郎「……え」


誠「俺の言葉を信じる気になれたか?」


京太郎「あ、ああ……」


誠「で?どうしてそんなことになってるんだ?」


京太郎「なんでもお返しだとかなんとか……」


誠「おかえし?」


京太郎「ああ、俺が夏の大会で色々サポートしたからそのおかえしなんだとさ」


誠「ふーん……ま、そういうことにしておくか」





和「今日のおゆはんは何にしましょうかね」


和が作っているのは朝ごはんだけではないことをまだクラスメイトたちは知らない……




カンッ



369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/26(月) 02:02:37.33 ID:FY4hrxrk0

ずっと気になってたんだけどおゆはんって言うか?
370 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/11/30(金) 23:57:21.36 ID:fBDhmo2Eo


久「おお……」


部室に入るなり感嘆の声をあげた元部長
その声を漏らしたのは俺もだ


久「これって間違いなくブラよね……」


手にしたピンク色の下着
いわゆるブラジャーというやつだ


京太郎「ええ、そしておそらく持ち主は……」


さすがに着けたことはないので大きさのことはわからない
しかしその大きさから持ち主は一人しかいないだろう


久「まだ温かいってことは脱ぎたてってことよね」


京太郎「……え」


久「ベッドで寝るのに邪魔だから外したんじゃないかしら?」


そういって指差した先のベッドの傍には丁寧にハンガーに制服がかけられている
つまり寝息を立てているベッドの中では……


久「見て、私でもこんなに余っちゃう」


服の上から着けてみる元部長
そのブカブカのスペースにいかに本来の持ち主のものが立派かまざまざと見せつけられる
本来おさまっているだろうものに対するあらぬ妄想が脳内を駆け巡っていく


久「……えっち」


京太郎「すいません……」



和(マラソンの授業で疲れたのでお昼寝をしていただけなんですが……)



カンッ



>>369
昔見ていたとある二次創作で女キャラが言っていてかわいかったので使っています




371 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/12/01(土) 23:48:01.87 ID:mj6/pLGTo


京太郎「あの……咲さん……」


咲「んー?どうかしたの?」


京太郎「そろそろ離れて……」


咲「やだ」


京太郎「さ、さすがに年頃の男女が一緒に寝るっていうのはどうかと……」


咲「ふーん……私が嫌なんだ?」


京太郎「そ、そんなことはないぞ?」


咲「だよね?私を抱きしめて寝られるのに逃げるなんて選択肢ないよね♪」


京太郎「あ、ああ……」


咲「それとも……誰か別の女に洗脳されちゃった?」


京太郎「そ、そんなことないぞ!?」


咲「だよね、じゃあ明日のためにも寝ちゃおうね♪」


京太郎「お、おやすみ……」


咲「おやすみ、大好きだよ京ちゃん♪」


京太郎「あ、あはは……」


京太郎(せめて手錠は外してくれ……)




カンッ




372 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/12/02(日) 23:00:17.06 ID:YZJGS/4io


京太郎「あの……和さん……」


和「どうかしましたか?」


京太郎「そろそろ離れて……」


和「嫌です」


京太郎「さ、さすがに年頃の男女が一緒に寝るっていうのはどうかと……」


和「つまり……須賀くんは私が嫌ということですか?」


京太郎「そんなことはないぞ?」


和「ですよね、いつも見ていた私の胸に顔を埋めているのに嫌がるわけないですよね♪」


京太郎「そ、そうだな……」


和「それとも……やはり机の一番下の引き出しにあったような女性の方が好みということですか?」


京太郎「そ、そんなことないぞ!?」


和「まあ、いいでしょう」


京太郎「……え?」


和「母に色々と教えていただいたのでじっくり試してみましょうか」


京太郎「え?え?」


和「大丈夫ですよ、大好きな胸でいっぱいいーっぱい幸せにしてあげますからね♪」


京太郎「あ、あはは……」


京太郎(せめて手錠は外してくれ……)




カンッ




373 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/12/02(日) 23:04:23.26 ID:YZJGS/4io


年内の更新予定のお知らせです
23日までこんな感じのネタを毎日更新予定です

おやすみなさい


374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/03(月) 02:23:36.99 ID:LFTUjucp0
乙!
375 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/12/04(火) 00:32:12.69 ID:KrTNd+Bro


京太郎「なあ、優希」


優希「なんだじょ」


京太郎「そろそろ離れて……」


優希「イヤだじぇ」


京太郎「さすがに合宿で一緒の部屋はダメだろ」


優希「む」


京太郎「ほら、さっさとみんなの部屋に戻れって」


優希「つまり私には魅力がないって言いたいのか?」


京太郎「え?」


優希「少なくとも私みたいな美少女が布団に潜り込んだら男は喜ぶに違いないじょ」


京太郎「まあ否定はしないけどさ」


優希「それに……京太郎には責任があるからな」


京太郎「責任?」


優希「アレなしじゃもう……満足できないじょ……」


京太郎「……アレ?」


優希「少しずつ少しずつ私の体をトリコにしていったじょ……」


京太郎「……一応聞くけどタコスだよな?」


優希「もう……女の子に言わせないでほしいじぇ……」


京太郎「ええ……」


優希「これからもよろしくね、ア・ナ・タ♪」


京太郎(テークがあってもいいと思うんだけどなぁ……)




カンッ




376 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/12/05(水) 00:13:21.28 ID:tEIBWaGSo


京太郎「あの……」


まこ「なんじゃ?」


京太郎「これってどういう状況なんでしょうか……?」


まこ「膝枕じゃが?」


京太郎「あの……その割には視界とかものすごく悪いんですが……」


まこ「ほうかの?」


京太郎「ええ、なんというか真っ暗なんです」


まこ「ワシのスカートの中じゃけえの」


京太郎「え!?」


まこ「これ、人のスカートの中でパーパーすんのはやめんさい」


京太郎「す、すいません……」


まこ「なんでも世の中ではお金を払ってでもこうしてほしい男がようけおるらしいで?」


京太郎「そ、そうですか……」


まこ「とりあえず部活が終わるまでゆっくりしときんさい」


京太郎「え?」


まこ「他の女に誑かされんように必要じゃけえの」


京太郎「わ、わかりました……」


京太郎(やたら後頭部にフサフサしたものが当たっているような……)




カンッ





377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/05(水) 05:54:35.88 ID:JeFFawd10
378 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/12/05(水) 23:55:59.66 ID:tEIBWaGSo


久「あの……そろそろ離してくれないかしら?」


京太郎「嫌です」


久「これって立派なセクハラよ?」


京太郎「だったら大声でも出して人を呼びます?この誰も来なさそうな旧校舎の部室で」


久「う」


京太郎「そもそも俺の昼寝を邪魔したのは先輩でしょうが」


久「たしかにからかおうとしたのは認めるわ……」


京太郎「だからって男の寝ているベッドに下着姿で潜り込むのはどうなんですか」


久「ほら、そのほうが色々と……」


京太郎「結果的に裏目になってますけどね」


久「う……」


京太郎「そんなわけで俺向こう向いとくんでさっさと着替えてください」


久「……いわ」


京太郎「岩?」


久「納得いかないわ!こうなったらせめても道連れよ!」


京太郎「どうして俺を脱がそうとしてくるんですか!」


久「うるさい!暴れないでさっさと脱ぎなさいよ!」


京太郎「や、やめてください!」



……無事部員に保護されますが『無事』ではなかった模様




カンッ



次に見たいキャラとか学校とかあれば




379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/06(木) 00:50:14.13 ID:vagyqNtro
本日誕生日の佐々岡 よし子ちゃんで(無茶振り
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/06(木) 01:24:49.58 ID:Nq98ENXmO

臨海お願いします!
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/06(木) 03:23:49.76 ID:gCOigSv60
乙です
ゆみちんお願いします
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/06(木) 04:44:07.18 ID:MNnbSBuSO

キャップと風神さんが見たい
383 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/12/06(木) 23:45:37.01 ID:UypyQkkVo


>>379


京太郎「この状況はなんだ?」


よし子「お兄さんの寝室に私がいますね」


京太郎「……どうして俺の手は縛られてるんだ」


よし子「ほら、一緒に寝るのに襲われたりしたくないじゃないですか」


京太郎「……一緒に寝なきゃいいんじゃね」


よし子「そういうわけにはいきません」


京太郎「ええ……」


よし子「お兄さんに新しいヘッドバンドを買ってもらったので早速有効活用です」


京太郎「使い方間違ってね?」


よし子「も、もしかして私とペアヘッドバンドでおでかけの方がよかったですか……?」


京太郎「少なくともこの状況よりマシだろうな」


よし子「まあまあ、いいじゃないですか、誕生日ですし」


京太郎「……少なくとも俺のプレゼントにはイヌミミは付いてなかったはずだが」


よし子「かわいいワン?」


京太郎「……まあ」


よし子「じゃあ今夜は私をワンちゃんだと思ってください♪」


京太郎「でも撫でようにも手が使えないんだが」


よし子「あ……」


結局高速は解除してもらいましたがKENZENでした



カンッ



フナQでえっちぃ話を書くほうがよっぽど難しいのでセーフ




384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/07(金) 20:58:37.73 ID:cwexNE9so

ワンちゃん(意味深
385 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/12/07(金) 23:59:23.32 ID:ucWDtoYHo


>>381


京太郎「あの……これはいったい?」


ゆみ「私がハグしてるな」


京太郎「ですよねー」


ゆみ「ほら、寒くなってくると人肌が恋しくなるじゃないか」


京太郎「だからって何も俺に抱きつかなくても……」


ゆみ「イヤなのか?」


京太郎「いやじゃないですけど……」


ゆみ「だったらいいじゃないか」


京太郎「どうせならモモの方が抱き心地いいと思いますよ」


ゆみ「たしかにモモは抱き心地がいいな」


京太郎「だったら……」


ゆみ「ただ、モモの前ではかっこいい先輩でいたいじゃないか」


京太郎「そ、そうですか……」


ゆみ「それに……」


京太郎「それに?」


ゆみ「わたしのきょうたろうにほかのおんなのにおいがつくなんてたえられるわけないじゃないか」


京太郎「え?え?」


ゆみ「さあ……たっぷりあたためあおうじゃないか……」



カンッ



どこぞの東国無双の娘みたいにしようとも思いましたが無理でした



386 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/12/08(土) 23:56:37.94 ID:4BQhS3vzo


>>382


京太郎「あの……これはどういった状況でしょう……?」


美穂子「膝枕だけど……お嫌い?」


京太郎「大好きです!」


美穂子「よかった、はじめてだから」


京太郎「あの……どうしてこんなことを?」


美穂子「久がこうすれば男の子が喜ぶっていってたから……」


京太郎「なるほど……」


美穂子「あとこうするともっと……」


京太郎「おわ!?」


美穂子「えっと……私の胸重くないかしら……?」


京太郎「重いっていうか……気持ちいいっていうか……」


美穂子「そ、そう……下着着けてないから恥ずかしいわ……」


京太郎「え”!?」


この行為に二人ともはまってしまいますが無害です




カンッ




387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/09(日) 16:26:50.33 ID:6WHAcpVS0
美穂子さんすばら!
388 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/12/09(日) 22:53:19.26 ID:YXlKsSOuo


京太郎「あの……これはどういった状況でしょう?」


明華「いわゆる同衾というやつですよ」


京太郎「……どうして裸なんですか?」


明華「ほら、郷に入っては郷に従えっていうじゃないですか」


京太郎「え、ええ……」


明華「なのでそうしました」


京太郎「……少なくともそういった風習に覚えはないです」


明華「でも私の故郷ではこうして誰かと一緒に寝るのは一般的ですよ」


京太郎「そうなんですか?」


明華「ええ、日本のように湯たんぽなんてなかったですから」


京太郎「なるほど……」


明華「といっても私は母以外とこうして一緒に寝たことはありませんが」


京太郎「つまりお母さんと寝るときも服を……?」


明華「さすがに母と寝るときはパジャマを着ますよ」


京太郎「だったら……」


明華「この方が京太郎くんの体温をじかに感じられて安心できますから」


京太郎「そ、そうですか……」


明華「はい♪」



明華が快眠のたびに京太郎が寝不足になっていきますがたぶん平和です




カンッ





389 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/12/11(火) 00:18:15.84 ID:XoRYjMzgo


京太郎「……なんだ、この状況は」


ネリー「来ちゃった♪」


京太郎「来ちゃったじゃないんだが……」


ネリー「まあまあ、いいじゃん」


京太郎「よくないっつーの」


ネリー「でもさー、無機質な抱き枕にお金をかけるよりネリーを抱き枕にした方が絶対にお得だよ?」


京太郎「……ほう?」


ネリー「それに今ならあんなところとかこんなところとか無料で触り放題!」


京太郎「はあ……」


ネリー「そのため息はなに!?」


京太郎「……正直ネリーの体を触ってもな」


ネリー「……は?」


京太郎「あんなところやこんなところを触ってもなぁ……」


ネリー「むー!今のうちに触らなかったことを絶対後悔させてやるんだから!」


京太郎「はいはい、いいから寝言は寝て言え」


ネリー「むっきー!」



あたたかいから悪くないなと思いました、まる




カンッ




390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/11(火) 06:03:35.10 ID:EOQ2UIIa0

ネリーは体温高そう
391 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/12/11(火) 23:44:57.60 ID:XoRYjMzgo


京太郎「なんですか、これ」


Meg「裸でキョータローと寝るのがブームだと聞きまシタ」


京太郎「……は?」


Meg「そうとなれば善はハリー」


京太郎「おかえりください」


Meg「む、つれないでスネ」


京太郎「ベッドに入ろうとしたら全裸の女の人がいるなんで怖すぎますよ!」


Meg「なるホド……」


京太郎「ということでおかえりください」


Meg「つまりキョータローは脱がせたいということでスネ!」


京太郎「……は?」


Meg「そうとわかレバ……」


京太郎「あの……俺の気持ちわかってます……?」


Meg「ロンオブモチ!」


一点の曇りもない見事なサムズアップだったという……




カンッ




392 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/12/11(火) 23:50:01.07 ID:XoRYjMzgo


>>1の戯言なので興味ない人はごめんなさい

まさか秋吉投手と谷内内野手がトレードされるとは……
今朝眠気が一気に吹き飛びましたね

谷内内野手に関しては温情的な側面もあると思います
ただあの覚醒しかかっていた時期のデッドボールがなければとも思ってしまいますが……

それよりも驚いたのは秋吉投手ですね
契約更改の翌日にトレードが発表されるとは……
変則投手好きの>>1としてはかなりショックでした


ただ二人とも活躍を期待されての新天地の移籍なので応援したいです
もちろん移籍してくる高梨投手と太田内野手にも期待です

野球やヤクルトに興味がない人はすいません
ただたまにはこうして吐き出させてください


おやすみなさい


393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/12(水) 04:06:43.00 ID:BsqDnaAU0
二次創作っておゆはんなのですかな?あの作者さんなら一時期更新しなくなったけど最近また復活したよね
394 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/12/12(水) 23:57:14.00 ID:q/ewwMfBo


京太郎「……今日はハオか」


ハオ「今日『は』?」


京太郎「……まあ察してくれ」


ハオ「なるほど……」


京太郎「ただハオには明確に違うところがあるな」


ハオ「ほう?」


京太郎「ちゃんと服を着てる」


ハオ「……え?」


京太郎「どうした」


ハオ「あの……日本では寝るときに服を着てはいけないしきたりなのでしょうか……?」


京太郎「安心しろ、少なくとも日本生まれ日本育ちの俺はそんなしきたりを知らない」


ハオ「なるほど……少し安心しました」


京太郎「そう言えばチャイナドレスなんだな」


ハオ「ええ、この場にはふさわしいと思いまして」


京太郎「そうなのか?」


ハオ「そもそもチャイナドレスは乗馬用の服なんですよ」


京太郎「そうなのか」


ハオ「ええ、これからにふさわしいじゃないですか♪」


京太郎「あ、あはは……」


夜の乗馬会はそれはそれは盛り上がったそうな……




カンッ




395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/13(木) 23:14:34.97 ID:HAEEqnFk0
チャイニーズジョーバのはしたなさよ
396 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/12/13(木) 23:37:51.96 ID:i2jQa4ZPo


京太郎「今夜は監督ですか……」


アレクサンドラ(以下アレックス)「その口ぶりだと予想してたみたいね?」


京太郎「ええ、まあ……」


アレックス「なら話は早いわね」


京太郎「ただどちらかと言えば悪い方の予想ですね」


アレックス「悪い方?」


京太郎「ええ、監督に常識がないという……」


アレックス「あら?日本ではこうするのがマナーなんでしょ」


京太郎「そんなマナーもルールも知りません」


アレックス「まあまあ、せっかくの美人が裸で寝室に着てるのに紳士として恥をかかせるのはどうなの?」


京太郎「せめて……」


アレックス「せめて?」


京太郎「色々と足りてさえいてくれれば……!」


アレックス「……あなたは私を怒らせた」


京太郎「……え?」



翌日、何かしたトラウマを発生させた男子高校生がいますがたぶんきっとおそらく大丈夫です




カンッ




397 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/12/14(金) 23:53:22.00 ID:Yu0cv13Do


智葉「まったく……」


寝室の扉に手をかけ一人溜息を吐く
開けてみるとその溜息の原因は安らかな寝息を立てていた


智葉「人の気も知らないで……」


暗くて見えないが安らかな寝顔を浮かべていると思うとなぜだか腹が立ってくる
これからの出来事はそれに対する制裁だと思えば少しは許されるだろう


智葉「さ、流石に緊張するな……」


年頃の男女が閨をともにする
しかもその相手が毎晩違うというのはいささか問題であろう
最悪国際問題にも発展しかねないのだからな


智葉「……よし」


すべてはこの男の甘さが招いたこと
その説教をしてもバチは当たらないだろう
深呼吸とともに布団をめくろうとして……


智葉「……え?」


めくろうとした布団の端がないのだ
夜目がきいてくるとともに部屋の様子がぼんやりわかってくる


智葉「……下に敷いている?」


本来なら横に出ているはずの布団を自らの下へと巻き込む
布団の中の熱が逃げることもなく暖かいままキープされているだろう
その安らかな寝顔を見るにその効果は言うまでもない


智葉「ど、どうすれば……」


強引に動かそうにもどうにもならない
男女の体格差はどうしようもない
だからと言って素直に引き下がるわけにもいかず……



京太郎「あ、姐さん!?」


翌朝、部屋の隅で膝を抱えて震えていた智葉が発見されたという……



つづく?





398 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/12/15(土) 23:40:56.86 ID:QofMt0w+o


京太郎「つーかーれーたー」


淡「ふふん、まだまだ誕生日は終わらないよ!」


京太郎「ええ……」


淡「おはようからおやすみまでっていうじゃん」


京太郎「といってもあとは……まさか!?」


淡「ほらほら、さっさと寝るよ」


京太郎「……俺の布団は?」


淡「一緒に寝るんだから必要ないじゃん」


京太郎「ええ……」


淡「でも京太郎だって嬉しいでしょ?」


京太郎「そうか?」


淡「だって私がおっぱい押し付けるとヘラヘラしてるもん」


京太郎「な”!?」


淡「おっぱい好きでしょ?」


京太郎「……嫌いじゃない」


淡「ふーん」


京太郎(ニヤニヤしやがって……!)


なお体は正直な模様




カンッ




あの京淡スレとか復活しませんかねー
またお互いのスレでの書け麻雀したいです



399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 23:44:53.38 ID:Iq5P1U5zo
あわいい
400 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/12/16(日) 23:32:07.37 ID:xtW3OQZWo


智葉「ふっふっふっ……」


京太郎「な、なんですかその不敵な笑みは……」


智葉「おまえがほかの部員に迷惑をかけないか見張らねばならんからな」


京太郎「答えになってないような」


智葉「ほら、いいからさっさと入れ」


京太郎「そりゃ俺のベッドですし」


智葉「ほらほら、はやくしろ」


京太郎「入ってくるのは確定事項なんですね……」


智葉「こうして抱きつくのが最も確実で手っ取り早い拘束だからな」


京太郎「……服を着ていないのは?」


智葉「私のアドバンテージを最大限に活かすためだ」


京太郎「……アドバンテージ?」


智葉「人の胸に欲情するとはなんとはしたない」


京太郎「……俺、床で寝るんでベッドはどうぞ」


智葉「なに!?そんなことをしたらあわよくば既成事実作戦が使えなくなるではないか!」


京太郎「ええ……」




カンッ



見たい学校とかキャラとかあれば




401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/16(日) 23:45:36.88 ID:bSu8KpgWo
阿知賀の穏乃かプロのはやりん
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/17(月) 00:17:41.88 ID:Dn+RmQppO

臨海はネリーが一番平和だなw

次はおもちのない新道寺で
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/17(月) 03:53:13.87 ID:f0x6gIbF0
風越だとどうなるんだろう
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/17(月) 04:58:14.91 ID:UGSPpFFAO

今さらだけど高翌梨と太田のトレードはびっくりだわ〜高翌梨は一発病はあるけど試合は作れるし、太田はハマると凄いんでスワローズで可愛がってください
有珠山を見てみたい
405 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/12/18(火) 00:33:59.42 ID:ixsuksX4o


星夏「眠い……」


京太郎「そうか?いつも通りに見えるけど」


星夏「いつもより瞼が重い……」


京太郎「いつも通りじゃね?」


星夏「む、それは観察力なさすぎ」


京太郎「ご、ごめん……」


星夏「あ、そろそろ限界かも……」


京太郎「あんまり眠いんだったら仮眠取った方がいいんじゃね?」


星夏「そうする……」


京太郎「……なぜ俺に抱きつく」


星夏「私抱き枕がないと眠れないから」


京太郎「ええ……」


星夏「あと単純にあったかい」


京太郎「そ、そうか……」


星夏「あと誕生日だし……ということでおやすみ……」


京太郎「本当に寝ちまった……」


そんな部活開始10分前




カンッ




406 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/12/18(火) 23:29:46.93 ID:ixsuksX4o


穏乃「やっほー」


京太郎「……何の用だよ」


穏乃「来ちゃった♪」


京太郎「俺今から寝るところなんだけど」


穏乃「うん、見ればわかるよ」


京太郎「ということで相手できないんだけど」


穏乃「あ、おかまいなく」


京太郎「……どうして俺のベッドに入ってくるんだ」


穏乃「うーん……抱き枕?」


京太郎「そこ疑問形にしちゃダメだろ……」


穏乃「でも私と一緒に寝たらあったかいよ?」


京太郎「たしかに……」


穏乃「ね?一緒に寝よ?」


京太郎「わ、わかった……」



なお一緒に寝るのは18時間ぶり




カンッ




ラスト5





407 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/12/20(木) 01:22:05.00 ID:JvbwNy6wo


宥「あったか〜い」


京太郎「あの……宥ねぇ……?」


宥「な〜に?」


京太郎「そろそろ離してくれない……?」


宥「う〜ん……やだ」


京太郎「ええ……」


宥「京太郎くんは私がこうしてるのいや……?」


京太郎「……いえ」


宥「だったら……」


京太郎「あの……せめて胸で腕をホールドするのはやめて……」


宥「だってこうしてるのが一番あったかいもん」


京太郎「た、たしかにそうだけど……」


宥「それとも……腕以外にも挟みたいものがあるのかな……?」


京太郎「え”!?」


宥「……えっち」


京太郎「ごめんなさい……」


宥「ぎゅーってしてくれたら許してあげる」


京太郎「はい……」



俺は宥ねぇに勝てない……




カンッ



ラスト4





408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/20(木) 06:00:01.33 ID:FNjJt3pd0
宥姉に勝てるわけがない
409 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/12/20(木) 23:41:35.50 ID:JvbwNy6wo


玄「京太郎くん、いっしょに寝よう!」


京太郎「玄ねぇ!?」


玄「おじゃましまーす」


京太郎「そ、そんな……」


玄「どうしたの?」


京太郎「玄ねぇが……玄ねぇがブラをしてないなんて!」


玄「たしかに裸だけどそれは違うのです」


京太郎「……え?」


玄「ちゃんとカップレスブラは着けてるからね!」


京太郎「マジで!?」


玄「なんだったら触って確かめてみてもいいよ」


京太郎「本当だ……」


玄「ね?これなら一石二鳥でしょ?」


京太郎「そうだね!」




なぜか全裸カップレスブラという謎のブームが阿知賀に到来したという……




カンッ



ラスト3






410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/21(金) 07:53:12.11 ID:pi70W0VD0

カップレスブラより突っ込むところがあるだろ!
411 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/12/21(金) 23:56:39.99 ID:bT/ADZ1xo


京太郎「さて、寝ますか」


灼「説明がまだだと思……」


京太郎「あらたそ 抱き枕 俺快眠」


灼「ごめん、わけわかんない」


京太郎「あらたそ枕の効果について説明が必要みたいですね……」


灼「それはいい……」


京太郎「まあまあ、夜も遅いですし」


灼「まあいいけど……」


京太郎「ふぅ……」


灼「服の中に手を入れるのはやめてほしい」


京太郎「だってこの方があったかいですし」


灼「……えっち」


京太郎「そ、そんな……」


灼「なに……?」


京太郎「あらたそがツルツルじゃないなんてッ……!」


灼「わ、私の方がお姉さんだもん……」


京太郎「……アリですね」


灼「……え?」



しばらく灼おねえちゃんがブームになったが本人もまんざらではなかったという




カンッ



ラスト2




412 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/12/23(日) 00:23:55.36 ID:RsA+ADXVo


晴絵「つーかーれーたー」


京太郎「おつかれさまです」


晴絵「まさか高校教員がこんなに忙しいなんてねえ」


京太郎「でも楽しくもあるんじゃないんですか?」


晴絵「まあ、そうだね」


京太郎「……で?そろそろ本題に入りましょうか」


晴絵「なんのことだろうなー」


京太郎「どうして俺のベッドに入ってくるんですか!」


晴絵「うーん……ごほうび?」


京太郎「ごほうび……ですか」


晴絵「そうそう、新任一年目で無事冬休みまで頑張ってきた私への」


京太郎「それ一方的な搾取では?」


晴絵「えー、ちょっとしたセクハラくらいなら許すよ」


京太郎「はあ……」


晴絵「なにその露骨なため息!?」


京太郎「いえ、どうせならもう少しボリュームがあったらなあって思いまして」


晴絵「ま、まだ可能性はあるから……」


京太郎「現実は非情である」


晴絵「ぐぬぬ……」



寝心地はまんざらでもなかったそうな




カンッ



次回ラスト





413 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/12/23(日) 23:47:05.39 ID:RsA+ADXVo


「さて、寝るか」


独りごちて部屋の照明を落とす
眠気と暖気のあわさるこの時間は最も至福な瞬間だ
逆にそれが奪われる目覚めは最も過酷な瞬間だと言える


「おじゃまします……」


中にいる俺を気遣ったのか音を立てないように静かに入ってくる声の主
そのまま俺の寝床へと潜り込んできた


「俺のことなんて大っ嫌いじゃないのか?」


「ごめんなさい……」


謝る声は震えている
暗くて見えないが泣きそうな顔を浮かべていることだろう


「なんてな、怒ってないから安心しろ」


そう言って撫でてやると少し安心したらしい


「あの場ではああいうしかなかったもんな」


付き合っていることを隠そうと言ったのは俺だ
黒一点という状況で友好的関係が築けている現状を恋愛沙汰で壊したくなかったのだ


「だから、嫌いになったりしないから安心しろ、な?」


「うん……」


そういって俺を抱きしめる力が強くなった


「でもこうしてると犬がじゃれてくるみたいだな」


「じゃあ……マーキングとかしたほうがいい……?」


「少なくともそんな性癖はないからやめてくれ」


「うん、わかった」


月明かりに映える笑顔は輝いていた
不覚にもより一層惚れ直してしまっていた……



なお部員たちにはバレバレの模様




カンッ




414 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2018/12/23(日) 23:50:35.33 ID:RsA+ADXVo


以上です

もう少し年内は残っていますがこれで最後です
戌年の締めなのでこんな感じです
速報が落ちるというアクシデントもありましたが無事に終えられました

ありがとうございました



415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/24(月) 01:37:32.03 ID:qedmTdXfo
咲さんかな?
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/24(月) 06:49:22.64 ID:Nd1lY9aHo
また来年もやってほしい
417 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/03/15(金) 23:47:06.67 ID:vgygbiYjo



京太郎「玄さん, 今日はなんの日かご存知ですか?」


玄「今日?えーっと」


京太郎「そう, 最高の日ですね!」


玄「ん?」


京太郎「語呂合わせで最高の日じゃないですか」


玄「な, なるほど……」


京太郎「もちろん語呂合わせだけじゃないですよ」


玄「そうなの?」


京太郎「女神と呼ぶにふさわしい玄さんの生誕祭でもありますからね!」


玄「ちょっとおおげさじゃないかな……?」


京太郎「全然おおげさじゃないですよ!

年上なのに俺の誕生日から1ヶ月くらいは同い年だって接してくれてても誕生日が来るととたんにおねーちゃんモードになったり言うまでもなく声も顔もかわいかったりおもちのことを語り合ったあとでやっぱり自分のおもちじゃダメなのかって軽く落ち込んだりそのあと膝に乗ってきて軽くおもちをなでたら機嫌を直してくれたり宥ねぇと結婚して妹になってそれを満更でもないって思ったりやっぱりおねーちゃんでありたいって思ってたり夜自分から誘うのは恥ずかしいって思うけどやっぱりしたかったり精一杯おねーちゃんぶるけど先にイッちゃったことを謝ったり朝起きたら昨日のことを思い出して嬉しそうに笑ったり


玄「も, もうやめてよ……」


クロチャーの魅力を書き連ねるにはこの1レスはあまりにもせますぎる



あけましておめでとうございます





418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/16(土) 00:05:51.90 ID:0tCARyR9o
お疲れさま

語ってもいいんやで?
419 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/04/01(月) 23:51:24.38 ID:f3C4pST+o


煌「新しい元号が令和に決まったみたいですね」


京太郎「なんでも梅の花にちなんだ万葉集から典拠したみたいですよ」


煌「梅がモチーフなんですばらですよ」


京太郎「そうなんですか?」


煌「特にここ福岡の大宰府なんてそのさいたるものですからね」


京太郎「大宰府っていうと菅原道真公でしたっけ?」


煌「ええ、『東風吹かば 匂起こせや 梅の花 主なしとて 春な忘れそ』という有名な歌もあるんですよ」


京太郎「ちなみにどういった意味なんでしょう?」


煌「この歌の意味はぜひ自分で調べてくださいな」


京太郎「え?」


煌「京太郎君がこの梅のようになってくれればってもすばらなことだと思います」


京太郎「煌さん?」


そんな彼女の願いは2年後成就するのだがそれはまた別の話



カンッ




420 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/04/15(月) 05:06:00.08 ID:4JBm1w3Lo


咲「ねえ, 一つきいてもいいかな」


京太郎「なんだ?」


咲「もう冬は終わったよね」


京太郎「ああ、たまに寒い日はあるけど春だな」


咲「だったらどうして私は京ちゃんの膝の上で抱き枕にされてるわけ?」


京太郎「咲……そんなこともわからないのか……」


咲「え?」


京太郎「季節の変わり目に体調を崩しやすいのはわかるな?」


咲「急激な環境の変化に体が戸惑うから?」


京太郎「そう, つまり季節の変わり目こそ体を一定に保つ必要があるってことだ」


咲「な, なるほど……?」


京太郎「お互いに体調を崩しにくくなるんだからwin-winじゃないか」


咲「なんか納得いかないんだけど……」


京太郎「もう少しおっぱいがあればいうことはないんだけどな」


咲「京ちゃんのバカ!」


京太郎「み. 鳩尾にエルボーはやめろ……」


咲「ふんだ!」


口ではそう言いつつも降りるつもりはないらしい




カンッ



PCが帰ってきたのでまたひっそりやっていきます




421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/15(月) 09:48:27.13 ID:Hz2Kt51F0
乙!
422 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/04/16(火) 05:26:41.41 ID:mcwa414to


哩「…………」


京太郎「あの, 先輩?」


哩「…………」


京太郎「あの, 白水先輩?」


哩「姫子ん匂いばする」


京太郎「……え?」


哩「京太郎から強い姫子ん匂い場しとうと」


京太郎「気のせいじゃないでしょうか……」


哩「それ, 私の目見て言えっと?」


京太郎「……すいません」


哩「別に姫子と仲良くするんは問題なかね」


京太郎「はい」


哩「ただ, こういう依怙贔屓みたいなんはどうやろ」


京太郎「もしかして嫉妬してるんですか?」


哩「せからしか!言葉でわからんなら体でお支援とダメみたいやね!」


京太郎「先輩!?」


翌日, なぜかやつれた京太郎が観測されますが大丈夫です




カンッ




423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/16(火) 12:47:41.37 ID:7uM3uP8oO
お支援……何をしてくれるんだ……
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/16(火) 13:54:45.81 ID:YsuZlJuEO
425 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/04/17(水) 05:04:02.70 ID:esNjDOIto


玄「…………」


灼「なに?」


玄「灼ちゃんって髪の毛キレイだよね」


灼「言われてもピンと来ないと思……」


玄「でもなにか特別なお手入れとかしてるんじゃないの?」


灼「特には……」


京太郎「毎晩一緒にお風呂に洗ってちゃんと手入れしてくらいですよね」


玄「……うん?」


灼「そうそう, だから特別なことはなにもないと思……」


玄「あるよ!特別なこと!」


灼・京太郎「「え?」」


玄「え?」


膝の上でなでられてあったか〜いな灼ちゃんでした
                   日誌担当 松実宥




カンッ


>>423
白水哩の催眠音声とか射精管理とかですかねー?
ただの誤字ですが




426 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/04/19(金) 05:25:18.71 ID:rAJ672GQo


京太郎「春さんや」


春「なに?」


京太郎「どうして俺に黒糖を渡すときは口に咥えて口移しさせてくるんだ?」


春「……セクハラ」


京太郎「ええ……」


春「京太郎は私の黒糖はいやなの?」


京太郎「いやじゃないぞ」


春「だったら問題ない」


京太郎「いや, その理屈はおかしい」


春「照れる」


京太郎「俺達はよくてもほかのみんながダメだんだよ, 特に霞さんが」


春「顔真っ赤にしちゃうから?」


京太郎「そうそう, テレビのキスシーンだけで顔真っ赤にして目をそらすくらいだからな」


春「だったら問題ない」


京太郎「え?」


春「怒られそうになったら京太郎とキスをして誤魔化せばいい」


京太郎「ドヤ顔することでもないと思うんだが……」



ほかの部員にクリティカルダメージを与えますがたぶん無害です




カンッ





427 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/04/22(月) 06:08:30.14 ID:4AfT17g7o


竜華「あれ, セーラハーパン忘れてるで」


セーラ「朝寝坊しててうっかりしててん」


竜華「それは災難やったなあ」


セーラ「せやねん」


怜「ふーん……」


竜華「怜, どうかしたん?」


怜「なんぼ焦ってたからって学ランだけってどうなんかと思うてな」


竜華「え?」


怜「幸いいつもより大きいサイズやからよかったけど完璧な痴女やで」


竜華「……マジで?」


セーラ「そないなわけないやろ!」


怜「ほんなら学ランのボタン外したり裾めくったりして確かめてみよか?」


セーラ「さ, さすがにそれは勘弁やで」


怜「まあ, 誤解をうまんように『須賀』って名札は外したほうがええんちゃう」


セーラ「え!?ちゃんと外したはず……あ」


竜華「セーラ, ちょっと『おはなし』しよか」


セーラ「待て, 目が笑ってへんから!話せばわかるから!」


怜「せっかくの誕生日なんに不憫やなぁ……」



カンッ



平成最後の誕生日です
といっても特別なことはない一日になると思いますが


業務連絡です
平成最後の『書け麻雀』をやろうと思います
今週末で都合のよさそうな時間があれば教えてください




428 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/04/30(火) 23:23:43.31 ID:4KYZABYgo


咲「もう平成も1時間を切ったね」


京太郎「といってもいまいちピンと来ないけどな」


咲「でも昭和から平成への改元のときとは違ってお祭りムードでいいってお父さんは言ってたよ」


京太郎「たしかに暗い雰囲気よりはいいと思うぜ」


咲「しかも10連休だよ, 10連休」


京太郎「と言いつつほとんど部活だろうが」


咲「京ちゃんは麻雀部嫌い?」


京太郎「そんなことないぞ」


咲「和ちゃんがいるから?」


京太郎「和だけじゃないけどな」


咲「でも和ちゃんのおっぱいは好きでしょ?」


京太郎「ああ!」


咲「清々しいまでのドヤ顔だね……」


京太郎「まあまあ, 特になにか変化するわけでもないかもしれないが礼和でもよろしくな」


咲「うん, こちらこそ」



カンッ




429 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/05/01(水) 23:14:19.32 ID:4Qz7U8X6o


京太郎「やっぱりGWだけあってどこも人手がすごかったですね」


塞「さすがに車よりは楽だっただろうけどね……」


京太郎「渋滞にハマりに行くような趣味はないですねー」


塞「右に同じ」


京太郎「たまにならホテルもいいですけどやっぱり家が一番ですね」


塞「といってもまだ引っ越して一ヶ月くらいじゃない」


京太郎「それでも『我が家』ってだけで格別ですよ」


塞「まさか急に一戸建てで暮らすことになるとは思わなかったけどね」


京太郎「爺様から相続したものだから偉そうには言えませんけどね」


塞「でも一軒家生活なんて初めてだから新鮮ね」


京太郎「元号はかわりましたけどこれからもよろしくおねがいしますね」


塞「こちらこそ……ただね?」


京太郎「はい?」


塞「そろそろ答えを出してもいいんじゃないかな」


京太郎「善処します……」


塞「ふーん……」



カンッ




430 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/05/02(木) 21:59:32.72 ID:/19Hy780o


京太郎「そういえば先輩のスピンオフが決まったらしいですね」


まこ「なんでもグルメ漫画らしいの」


京太郎「最近多いらしいですね」


まこ「割と謎じゃの……」


京太郎「雀荘ごとの名物グルメを食べ歩くんでしょうか?」


まこ「たしかに麻雀に興味ない人にも間口を広げるにはええかもしれんの」


京太郎「そうなんですか?」


まこ「ああ, 麻雀はわからんでも同じ雀荘にいけば同じものを食べられるからの」


京太郎「なるほど……」


まこ「といってもそれなら無理に主役がワシである必要性はなさそうなんじゃが……」


京太郎「自分を染谷まこと思い込んでいる精神異常者?」


まこ「それ以上はやめんさい」


京太郎「そ, そうですね……」


まこ「ま, 予行演習いうわけじゃないがせっかくだしこのあとちょっと食べに行かんか?」


京太郎「ええ, いいですけど……」


まこ「ほうか, 一人じゃ入りづらいしちょうどええわ」


京太郎「はあ……」



京太郎はその店がカップル向けであることをまだ知らない……




カンッ





431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 08:18:53.76 ID:2snj5NQvo
ありがたい
しばらく見ていないうちに3日連続投稿
432 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/05/03(金) 22:24:33.08 ID:0rL84Dbro


京太郎「インドカレー屋ですか?」


俺の質問に目の前の女性がうなずく


まこ「最近できたらしいんじゃが一人では行きにくくての」


京太郎「なるほど……いいですよ」


まこ「じゃあ今日バイトが終わったあと着替えてそのまま行く感じでええかの?」


京太郎「そうですね」


バイト後


まこ「ほう, これがインドカレーか」


京太郎「やっぱりご飯じゃなくてナンなんですね」


まこ「今の洒落は15点じゃの」


京太郎「ええ……」


まこ「でも, いつもとは違うこの感じはええのう」


京太郎「たしかにいつもとは違う特別なカレーって感じでいいですね」


まこ「せっかくなら雀荘という非日常空間じゃし『いつもとは違う』っていうのはええコンセプトになるかもしれんのう」


京太郎「といってもどんなのがいいかとっさには浮かびませんが」


まこ「それはこれからもちょくちょく食べ歩きしながら考えればええじゃろう?」


京太郎「はい, おともしますね」


まこ「おう, 期待しとるぞ」



こんな感じのスピンオフ来ないかなぁ



カンッ




433 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/05/04(土) 22:40:43.56 ID:W07kgFJ+o


京太郎「先輩, ここはカップル向けメニューがあるみたいですよ」


まこ「そうみたいじゃのう」


京太郎「このカップル限定セットとか良くないですか?」


まこ「たしかにうちの店でもカップル向けにすれば客層が広がるかもしれんの」


京太郎「せっかくだし頼んでみませんか?」


まこ「……ちょっと待ちんさい」


京太郎「はい?」


まこ「どうやってカップルって証明する気じゃ……」


京太郎「うーん……ハグでもしてみますか」


まこ「それだけじゃダメじゃな」


京太郎「え?」


まこ「ハグして耳元で愛をささやくくらいやらんとの」


京太郎「なるほど……?」


まこ「ということでさっそく練習じゃ」


京太郎「わ, わかりました……」


練習に本気になりすぎて味がほとんどわからなかったそうな




カンッ





434 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/05/05(日) 22:03:32.21 ID:XPdew4Nqo


久「まこに試食を頼まれるなんてねえ」


和「なんでも雀荘の新しいウリを考えたので試食してほしいそうですよ」


優希「私はタコさえあればいうことないじぇ!」


咲「さすがにみんながみんなそうじゃないんじゃないかな……」


まこ「お, みんな来たみたいじゃの」


久「ええ, せっかくだから美味しいものを頼むわよ」


京太郎「かしこまりました, お嬢様」


咲「その格好どうしたの, 京ちゃん」


京太郎「メイドとともにお客様をおもてなしするのが執事の務めですので」


優希「だったら思う存分もてなすがいいじょ!」


京太郎「かしこまりました」


咲「和ちゃん大丈夫?」


和「ふにゃ!?見とれてなんていませんからにぇ!?」


優希「せめて写真を撮るのはやめたほうがいいと思うじょ……」


まこ「ほんなら始めるとしようかの」


京太郎「ええ, そうですね」


お腹だけでなく胸がいっぱいになるなんて予想だにしていないのだった……




カンッ



まこ先輩いぇーい




435 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/05/09(木) 21:59:22.88 ID:9BA3V9BJo


怜「たまには男の子の膝枕もええなあ」


京太郎「……そうですか」


怜「なんや, いやなん?」


京太郎「後々のことを考えると……」


怜「たしかに竜華は怖いもんなあ」


京太郎「ええ……」


怜「でも京くんの想像は間違うとるで」


京太郎「え?」


怜「竜華が怒るんは嫉妬や」


京太郎「嫉妬……ですか?」


怜「仲間はずれにされたことのな」


京太郎「それって……」


怜「これ以上は本人に聞いたほうがええんちゃう」


京太郎「りゅ, 竜華さん……」


竜華「二人とも……わかっとるやろな……?」


翌日, なぜか京太郎は満足に立てなかったそうな



カンッ



公式の方でいろいろあったみたいですがこのスレは大きく変わることはないと思います





436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:40:16.25 ID:eh5gveVwo
素晴らしい
437 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/05/10(金) 22:32:18.14 ID:MkDBLEzCo


怜「ご機嫌やなあ」


竜華「そうやろか?」


怜「少なくとも機嫌悪そうには見えへんなあ」


竜華「まあ機嫌がええのはたしかやしね」


怜「全裸で京くんを膝枕してごきげんなんて変態さんやで」


竜華「変態ちゃいますー」


怜「じゃあ将来の夢は?」


竜華「怜と京くんの子供を産むこと!」


怜・京太郎「「うわあ……」」


竜華「なんやその顔は!?」


怜「京くんと子供を作るのはともかく私とまで作りたいなんて……」


竜華「iPS細胞を使えばできるもん!」


京太郎「な, なるほど……?」


怜「ま, 京くんは腹上死せんようにせんとなー」


竜華「ちゃんと面倒見るから安心してや」


京太郎「あ, あはは……」



カンッ




つまりこういうことも可能ってことですよね




438 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/05/11(土) 22:26:55.65 ID:VeUSSiv0o


怜「おかえりなさいませご主人様」


京太郎「なんですかその格好」


怜「なんや, 私のメイドはお気に召さんか?」


京太郎「いえ, 突然の自体に何が何やら……」


怜「昨日の誕生日のお礼にたまにはええやろ?」


京太郎「でもそのメイド服サイズあってませんよね」


怜「しゃあないやろ, もともと竜華用やし」


京太郎「なるほど……」


怜「ほら, おっぱいとかぶっかぶかやで」


京太郎「……なんで下着つけてないんですか」


怜「これから膝枕するんにないほうがええやろ?」


京太郎「ええ……」


怜「ちなみに上は着けてないけど下はどうやと思う?」


京太郎「それは……」


怜「百聞は一見にしかずや, このロングスカートめくってみいひん?」


京太郎「さ, さすがにそれは……」


怜「なんや, 京くんはえっちなメイドさん嫌いなん?」


京太郎「……大好きです」


しかたないじゃないか, おとこだもの




カンッ




439 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/05/14(火) 21:52:03.76 ID:XEUi/394o


『エトピリカを見に行きませんか?』


あまりにも短いユキ-真屋由暉子-からのメッセージ


『はい』


そのメッセージへの俺の返信もまた短いものだった


とはいえそれだけはどうすることもできない
少なくとも北海道へ行くにはそれなりの計画が必要なのだ


幸い親からの許可は思った以上に簡単におりた
あまりに簡単すぎて拍子抜けしかけたほどだ


お互いにメッセージをやりとりしつつ予定を詰めていく
旅行は計画を立てているときが一番楽しいというのは真理なのかもしれない


「じゃあ, いってきます」


空港まで送ってもらった両親と別れてチェックインを済ませたときだった


「ここ, いいですか?」


「ええ, どうぞ」


わりと空いているようだが俺の隣にお客さんが来たみたいだ
予約のときには誰もいなかったから俺よりあとに予約したのだろう


「須賀くんも北海道に旅行ですか?」


突然呼ばれた自分の名前に驚いて顔をあげる


「の, 和……?」


「はい」


そこには満面の笑みを浮かべる原村和の姿があるのだった……



つづきますん



こんな感じのスレ建て誰かはよ




440 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/05/16(木) 22:28:17.91 ID:IF8/ERy+o


終始ごきげんな様子の和とは違い俺の中ではいろいろな考えがめぐっていた
のんきに寝息を立てる姿をかわいいと思ってしまったのは内緒だ


とはいえ空港に降り立ってしまえば目的地は違うだろう
ところが, それは俺の甘い見通しにすぎなかったらしい


由暉子「いらっしゃいませ」


若干のバツの悪さを覚えつつも無事に合流することができた


『じゃあな』


目的地が違うだろう和に別れの言葉をかけようとしたときだ


和「こんにちは, お世話になります」


京太郎「……え?」


少なくともこの場には俺たち3人しかいない
つまり和の言葉は俺ではなくユキにかけられたということで……


由暉子「説明は移動しながらしますね」


促されるままに電車に乗り込みユキからの説明を受ける
今回の件は二人のいたずら好きな部長によって仕組まれたものらしい


由暉子「というわけで男の子と旅行なんてはじめてですけどよろしくおねがいしますね」


和「父と母には婚前旅行の許可は得ていますから問題ありませんよ」


そしてタイミングを見計らったような二人の部長からの『グッドラック』というメッセージ


京太郎「あ, あはは……」


かくしておもち少女との珍道中が膜を開けたのだった……



つづきますん



誰かスレ建てはよ





441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 23:20:21.05 ID:qd1x1IIto
続けてください・・・
442 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/05/17(金) 07:21:58.10 ID:hlFR6h8zo


穏乃「憧ってヤンデレだよね」


憧「藪から棒になによ」


穏乃「ちゃんと説明しないとだめかな?」


憧「ええ」


穏乃「じゃあまずそのサイズのあってないジャージは何さ」


憧「ジャージ姿はお互い様じゃない」


穏乃「スパッツくらいは履いたほうがいいと思うな」


憧「いやよ, 面倒だし」


穏乃「ええ……」


憧「ほら, 私はヤンデレじゃないじゃない」


穏乃「じゃあせめて胸の『須賀』っていう名札は取ろうよ」


憧「将来的にそうなるんだからその予行演習よ」


穏乃「そ, そう……」


憧「もういい?京太郎の匂いをつけに行かなきゃいけないからもう行くね?」


穏乃「う, うん……」


傍目にはお互い幸せそうなのでたぶんセーフです




カンッ




443 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/05/18(土) 22:15:29.44 ID:XkjEy7eWo


「いらっしゃいませ」


「お, お世話になります……」


三つ指をついて女将さんに迎えられるというはじめての経験に思わずたじろぐ
なし崩し的に前にいる俺の裾を背後の二人が掴んでくる


「お部屋こちらになります」


そういって案内された部屋のふすまを開けられた瞬間


「「「おお」」」


3人の感嘆の声が重なった
説明をしてくれている中居さんの言葉は上の空でそのまま部屋に入る


由暉子「先輩方がこんなお部屋を用意してくださるなんて……」


和「お部屋に露天風呂までついてるとは思いませんでした」


二人が感想を口にしている


京太郎「じゃ, 俺は別のホテルを探すから」


由暉子・和「「え?」」


京太郎「さすがにここに3人で泊まるわけにはいかないだろ」


由暉子「私は気にしませんよ?」


和「私も両親から許可は得ていますから」


京太郎「ええ……」


これじゃあまるで俺が悪者みたいじゃないか……




つづきますん



誰かスレ建てはよ




444 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/05/19(日) 21:56:09.00 ID:sdabMOI7o


由暉子「こちらを向いても大丈夫ですよ」


旅館の醍醐味というわけではないが浴衣に着替えた
更衣室などあるはずもないので当然同じ部屋で着替えることになる
二人は気にしないと言っていても背中を向け合ってもらったのは俺にできる最大限の譲歩だ


和「どうですか?」


京太郎「とても似合っててかわいいぞ」


振り返ってみると浴衣美人という表現がピッタリの美少女たちがそこにいた
もともとの魅力が浴衣によって大きく増幅されているのだ
先程まで二人が身にまとっていた服がたたまれているあたり二人の性格なのだろう


由暉子「須賀くんもとっても似合っていますよ」


和「鍛えた裸もいいですが浴衣からのぞく鎖骨もいいですね」


京太郎「……うん?」


由暉子「どうかしましたか?」


京太郎「……なんでもない」


和「ならいいですが」


気のせいだよな?
二人の衣擦れのせいで一部に血液が集まってたことには気づかれていないよな……?




445 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/05/20(月) 22:54:23.95 ID:M52mxQFuo


ネタもモチベもないのでしばらくやすみます


おやすみなさい


446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/20(月) 23:38:33.71 ID:aQ5tiyE2o
447 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/05/24(金) 16:03:55.57 ID:Klbs8Nhqo


京太郎「咲ってあいかわらずぺったんこだな」


咲「いきなり失礼じゃないかな」


京太郎「ぺったんこなんだからしかたないだろ」


咲「ぺったんこぺったんこっておもちでもついてるのかな!」


京太郎「つくおもちもついてないのにおもちつきなんてできるわけないだろ」


咲「たしかにそうだね……って失礼だよ!まだ可能性はあるもん!」


京太郎「ちなみに根拠は?」


咲「大豆とか……マッサージとか……揉んでもらうとか……」


京太郎「その効果は?」


咲「ないけど……」


京太郎「ほら, 諦めるのも大切だと思うぞ」


咲「効果には個人差があるからまだまだ可能性はあるもん!」


京太郎「毎日こんなに揉んでも効果がないのに?」


咲「赤ちゃんができれば大きくなるもん!」


京太郎「まだまだ高校生だろうが」


咲「う……」


京太郎「それにぺったんこだからって咲の魅力がなくなるわけでもないだろうが」


咲「でも京ちゃんはおっぱいが大きいほうが好きなんだよね?」


京太郎「ロンオブもち!」


咲「京ちゃんのバカ!」


京太郎「そんなとある日の清澄高校麻雀部




カンッ





448 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/06/05(水) 22:50:23.97 ID:vZir3WiAo


和「須賀くん, 今日はもう私達だけですね」


京太郎「そうみたいだな」


和「いつものお願いしてもいいですか?」


京太郎「ああ, おいで」


和「失礼します」


京太郎「自分でいうのもなんだけど俺なんかに抱きついて気持ちいいのか?」


和「ええ, エトペンをだっこするのとはまた違っていいものですよ」


京太郎「まあ俺としては役得だけどさ」


和「こうして密着してみないとわからないこともたくさんありますから」


京太郎「なるほど……」


和「だからといってこれ以上の関係はダメですからね?」


京太郎「たしか……二人が結婚できるようになるまでだっけ?」


和「ええ, 快楽のための性行為ではなくしっかり生殖行為としての目的を果たすべきです」


京太郎「同性同士でも子供は作れるらしいぞ」


和「だからといって本来備わっている生殖行為を否定するのは間違っています」


京太郎「そういうものなのか?」


和「そういうものです」


なお自分がドハマリするとはこのときの和は知るよしもないのだった……




カンッ




449 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/06/06(木) 22:31:55.01 ID:GT8G5TWKo


怜「風呂はええなあ」


京太郎「ええ, そうですね」


怜「マッサージ機能付きとか最高やで」


京太郎「そうですか?」


怜「別名セクハラ機能やけどな」


京太郎「あ, あはは……」


怜「でもどうせセクハラするんやったら竜華のほうがええんちゃう?お互いwin-winやろ?」


京太郎「竜華さんの場合一方的な搾取になるじゃないですか……」


怜「さすがにちんちんから血が出たって聞いたときは耳疑うたで」


京太郎「ある意味地獄みたいな日々でしたしね……」


怜「でも今はある程度限度がついたんやろ?」


京太郎「不満そうですけどね」


怜「そないなこと言うてもええん?未来予知でアドバイスしよか?」


京太郎「たぶん未来は怜さんの予知と同じになると思いますよ」


怜「エッチしたら京くんも未来予知できるようになったんやなあ」


京太郎「笑い事じゃないですって……」


怜「竜華のほうは服脱いで準備万端みたいやで」


京太郎「どうにかなりません?」


怜「病院には付き添うたるから安心し」


京太郎「ええ……」




カンッ




450 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/06/14(金) 22:51:28.89 ID:dgbpuCoro


竜華「…………」


京太郎「あれ, 竜華さんがぼーっとしてるなんて珍しいですね」


セーラ「そうか京太郎は知らんかったんやな」


京太郎「なにをですか?」


セーラ「竜華は定期的にああなるっちゅうことや」


京太郎「定期的に?あっ」


セーラ「たぶん勘違いしとるからいうけど怜が関係しとるで」


京太郎「怜さんがですか」


セーラ「あんな, 基本的に竜華はポンコツやねん」


京太郎「とてもそうは思えませんが……」


セーラ「あれはな, 怜の世話をしてて満足しとるからやねん」


京太郎「はあ……」


セーラ「つまり世話する相手のおらん竜華は素のポンコツが出とるっちゅうわけや」


京太郎「な, なるほど?」


セーラ「ほんなら論より証拠や, 試してみよか」


京太郎「ちょっと!?急に押さないでください!」



のちに江口セーラはこのひのことをこう振り返る

『信じて送り出した京太郎が竜華を膝枕するのにドハマリするなんて……』




カンッ




451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/22(土) 13:33:15.38 ID:fex0Ydtho
乙!
452 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/06/28(金) 22:52:04.60 ID:FdV++U0Vo


京太郎「うーん……」


明華「お疲れですか?」


京太郎「久しぶりの体育でのハンドボールではしゃぎすぎちゃいました」


明華「たしかにすごい活躍してましたもんね」


京太郎「もしかして見てたんですか?」


明華「ええ, かっこよかったですよ」


京太郎「なんだか照れくさいですね……」


明華「では頑張った京太郎くんにおねえさんからのプレゼントです」


京太郎「それは?」


明華「男の子は膝枕が好きだと聞きましたが……」


京太郎「まあ憧れていないといえば嘘になりますが」


明華「でしたらごほうびにぴったりですね」


京太郎「な, なるほど?」


つづく





453 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/06/29(土) 17:38:19.41 ID:HXuVpo9to


明華「いかがですか?」


京太郎「えっと……」


明華「お嫌ですか?」


京太郎「そんなことはないんですが……」


明華「ですが?」


京太郎「その……なんというか気恥ずかしいというかなんといいますか……」


明華「なるほど」


京太郎「なんだかすいません」


明華「でしたらこうすればどうでしょう?」


京太郎「え?え?」


明華「あまり私のスカートの中で暴れないでください」


京太郎「すいません……」


明華「水泳のあとで下着を着けていないので」


京太郎「え!?」


明華「水着をあらかじめ着ていたせいで着替えを忘れてしまったわけではありませんからね!?」


京太郎「わ, わかりました……」


不埒な考えを巡らせているうちに子守唄に眠りへといざなわれていったのだった……




カンッ



実際に遭遇するとビビりますよね




454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 22:32:45.46 ID:rc0ygn+h0

臨海の他のメンバーでも、是非とも同じシチュエーションを! 
455 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/07/02(火) 22:44:40.28 ID:J8o8McvNo


憧「あんた夏越の祓が終わったのにまだこっちにいていいの?」


京太郎「ああ, 今週いっぱい休みだしな」


憧「そうなの?そんなに休みにしていいわけ?」


京太郎「四半期決算はちゃんとしたしな」


憧「はじめてなんだっけ?」


京太郎「さすがに個人だと限界があるから税理士の先生にも入ってもらったけどな」


憧「ふーん……」


京太郎「むしろ一日中パソコンに向かったあと稽古で体が動かせてよかったしな」


憧「でも雨の中で奉納するとは思わなかったんでしょ?」


京太郎「まあな」


憧「でも風邪引かなくてよかったじゃない」


京太郎「そうなったら看病してくれるんだろ?」


憧「うつさないならね」


京太郎「へいへい, そろそろ上がるか?」


憧「そうね」



カンッ



なんか24時間以上寝てたらしいです




456 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/07/08(月) 23:04:19.73 ID:62g8e/uJo


塞「七夕って昨日だったわよね?」


京太郎「ええ, そうですね」


塞「だったら今日そうめんを食べる必要はなくない?」


京太郎「まあ帰ってきたのは今朝ですし」


塞「それはそうだけどさ」


京太郎「それに塞さんは知らないかもしれませんけどこのへんって手延素麺で有名なんですよ」


塞「そうなんだ」


京太郎「だからそれを使った最近売出し中のメニューなんですよ」


塞「唐揚げとお好み焼きが?」


京太郎「ええ」


塞「そのわりにこのそうめん太くない?」


京太郎「もらいもののバチですからね」


塞「バチ?」


京太郎「そうめんを切ったときの切れ端ですよ」


塞「そうなんだ」


京太郎「この前1キロもらったんでいろいろ試してみようと思いまして」


塞「なるほど……」



カンッ




457 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/07/13(土) 22:46:26.53 ID:NAyiv7gto





きょうたろう(3歳)「はーやーりーちゃん」


はやり(15歳)「なにかな?」


きょうたろう「ぼくねーおおきくなったらはやりちゃんとけっこんするのー」


はやり「そう?でもはやりはアイドルだからライバルいっぱいいるよ?」


きょうたろう「らいばる?」


はやり「私と結婚したいって人かな」


きょうたろう「そんなのやだー!」


はやり「だったらもっと強くならなきゃダメだね☆」


きょうたろう「つよく?」


はやり「私を守ってくれるようになったら結婚してあげるよ☆」


きょうたろう「うん!わかった!」


はやり「がんばれ, おとこのこ」


きょうたろう「……zzZ」


はやり(無意識なんだろうけどおっぱいを吸われるのははずかしいんだけどなぁ……)





458 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/07/13(土) 23:08:15.95 ID:NAyiv7gto





京太郎(15歳)「はやりさん, 洗い物これでいいですか?」


はやり(なんと28歳☆)「うん, わざわざありがとう」


京太郎「いえいえあんな美味しい夕飯をごちそうしてもらったんだからこれぐらい当然ですよ」


はやり「はやりの手料理なんて食べられる幸せ者は京太郎くんだけだからね」


京太郎「仮にもアイドルなのにいいんですか?」


はやり「一応年の離れた親戚ってことになってるからね☆」


京太郎「な, なるほど……?」


はやり「だからいっしょにお家にいても大丈夫だよ☆」


京太郎「だからっていっしょにお風呂に入ったりベッドに入ったりするのは……」


はやり「……いやなの?」


京太郎「…………いえ」


はやり「男の子は素直なほうがいいと思うな☆」


京太郎「あはは……」


そうはいいつつまんざらでもない京太郎だったとさ



カンッ



はやりん誕生日おめでとう!
かなりの優良物件だと思います
どこぞのスレはそろそろ準決勝らしいですよ





459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/16(火) 19:09:19.53 ID:INq3W1jgo
いいなぁ
460 : ◆DAKIMApJGg [saga sage]:2019/07/16(火) 22:41:42.77 ID:mjHBXw4jo


京太郎「あの……これはどういった状態で?」


智葉「いわゆる膝枕というやつだな」


京太郎「それはそうですが……なぜこういった状態に?」


智葉「縁側で昼寝していた弟分に膝を貸してやっただけだ」


京太郎「だからってスカートの中に入れる必要はないのでは?」


智葉「昔から暗いところじゃないとよく眠れなかっただろ」


京太郎「それはそうですけど……」


智葉「私の気遣いに感謝してほしいところだな」


京太郎「ありがとうございます, 先輩」


智葉「……ふん」


京太郎「ところで太ももの文字は消さないんですか?」


智葉「私とお前の愛の証じゃないか」


京太郎「それはそうかもしれませんが……」


智葉「なんだったらさらに増やしてみるか, どろぼう猫どもの牽制にもなるしな」


京太郎「ええ……」


といいつつ太ももの文字は片手では足りないくらいになったとさ


カンッ



>>454
これぐらいしか書けませんでした, すいません




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