イチロー「エヴァンゲリオン?」

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1 : ◆TTtxpqNzhE :2018/03/29(木) 02:40:53.50 ID:qR45x3zkO
イチロー「ここが第3新東京市立第壱中学校か」

イチローは2週間の臨時講師を頼まれここへやってきたた。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1522258853
2 : ◆TTtxpqNzhE :2018/03/29(木) 03:04:14.49 ID:059Klzx0O
イチロー「今日から2週間臨時講師を勤めることになったイチローです よろしく」

ザワザワ…

トウジ「そんな奴来るなんて聞いてへんで? 間違いちゃうか?」

イチロー「ん? ここは東京市立第壱中学校だろ?」

アスカ「あんたバカァ? ここは第3新東京市立第壱中学校よ?」

イチロー「何だって? 来る途中で変な道に入ってしまったからか」

イチロー「だとしてもこの際、仕方ない この学校で指導することが運命だったんだ」

シンジ「それはさすがにマズイんじゃ……」

イチロー「マズイか決めるのは他人じゃない 自分さ」

シンジ「は、はぁ……」

イチロー「そういうわけだからみんなよろしく!」

キーンコーンカーンコーン

シンジ「今日の人変だったね……」

アスカ「そうね ところでシンジ 私、結構腹が減ってるの」

シンジ「え? あぁ、うん……」

アスカ「うんじゃなくて、帰ったらすぐに料理作れるかって聞いてるの!」

シンジ「作れるのは作れるけどアスカ、もうご飯食べるの? だって帰ってもまだ5時……」

アスカ「悪い? 帰ったら10分以内で作ってね」

シンジ「そりゃ無理だよ……だって3人分だよ?」

アスカ「だーかーらーだったら先に私の分だけ先に作ればいいだけでしょ!?」

シンジ「それにしたって……てかアスカ、無理なダイエットしてるから腹減ってるんでしょ?」

アスカ「うっさいバカシンジ! 口答えするな!」

シンジ「はぁ……」


3 : ◆TTtxpqNzhE :2018/03/29(木) 03:29:06.21 ID:059Klzx0O
ミサト宅

シンジ「ただいま〜」

アスカ「あーあお腹減った〜」

イチロー「やぁ、お帰り」

シンジ「!?」

アスカ「なんでアンタがここにいるのよ!?」

イチロー「ごめん驚いたかい? 予約していたホテルが見当たらなくてね……すぐに民泊を探したらこの家が出てきたわけさ」

シンジ「いや、ホテルくらいどこでもありますよ……」

アスカ「てか、アンタが道を間違えたのが原因でしょ……」

イチロー「まぁそう言わずに2週間よろしく頼むよ」

シンジ・アスカ「「ぇぇぇぇぇぇぇ!?」」

アスカ「絶対無理! 出て行きなさいよ!! ほら!」

イチロー「強引だなぁ……ボクは……」

ガチャ!カチカチ!

アスカはイチローを閉め出す。

アスカ「何なのよアイツ……」

シンジ「でもちょっとかわいそうだよ 閉め出さなくても良かったんじゃ……」

アスカ「ホントにバカね! あんな得体の知れない奴と一緒に住めるわけないでしょ!」

イチロー「ボクは得体の知れない者じゃないよ」

シンジ・アスカ「「!?」」

イチロー「ボクはメジャーリーガーさ」

アスカ「な、な、な、な、な、な、何でアンタが家の中にいるのよ!?」

シンジ「さっきアスカに追い出されたはずなのにどうして!?」

イチロー「何でって言われたら難しいけど、強いて言えばメジャーリーガーだからかな?……」

シンジ「言ってる意味が分からない……」

イチロー「分からなくてもいいさ 人に理解してもらうことほど難しいことはないからね」

アスカ「何者なのよアンタ……」

イチロー「さっきから言ってるだろう? メジャーリーガーだってね……」

イチロー「ところでお近づきの記しにカレーを作ったが、食べるかい?」

シンジ「また勝手にそんなことを……」

イチロー「サプライズしたくてね 泊めてもらうんだからこれくらいはしないと」

アスカ「まぁいいわ……とりあえずカレーが美味しかったら住ませてあげてもいいわよ?」






4 : ◆TTtxpqNzhE :2018/03/29(木) 04:02:07.17 ID:059Klzx0O
台所

イチロー「さぁどうぞ」

シンジ「い、いただきます……」

パクッ!

アスカ「ま、まぁ追及点ね(美味しいじゃない!)」

シンジ「なんだろう?……材料は同じはずなのにスパイシーさが違うし、深みがある」

イチロー「一番最後にカレー粉を入れたからね そして隠し味にコーヒーも入れた」

アスカ「おかわり頂戴」

イチロー「はいよ」

アスカ「アンタ、まぁ私の邪魔にさえならなければ住んでもいいわ」

イチロー「それはどうも」

夜も7時になり…

ミサト「ただいま〜」

イチロー「どうもお世話になりますイチローです」

ミサト「あら、こちらこそ」

台所

アスカ「てかミサトどういうつもり!? 勝手に民泊サイトに登録なんかして!」

ミサト「そう言えば言ってなかったっけ いい小遣い稼ぎになるかなっと思ったから 正直日本人が来るとは予想外だったけど」

シンジ「でもねミサトさん……イチローさん、僕達の臨時講師なんだけど……」

ミサト「えっ!? そうなの!?」

イチロー「えぇ まぁ」

ミサト「そう言えば、なんか今日のカレーの味いつもと違うわね……」

パクパク

イチロー「ボクが作ったので 後、ミサトさんがお酒が好きらしいのでこれをどうぞ」

ミサト「何これ?」

イチロー「ビールにユンケルを割ったユンケルガフです」

ミサト「聞いたことないわね」

イチロー「まぁボクが作り出したオリジナルなので」

ミサト「そう」

ゴクゴク……

ミサト「美味しいじゃない!」

イチロー「気に入ってもらえて良かったです これから2週間よろしく」
5 : ◆jPpg5.obl6 :2018/03/29(木) 04:05:09.21 ID:qR45x3zkO
眠いので続きは明日で
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/29(木) 04:46:02.73 ID:5lMB2NjeO
イチローがエヴァ乗ったらなんか強そう
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/03/29(木) 08:25:31.57 ID:2gn2OQzb0
エヴァにバット持たせようぜ
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/29(木) 08:59:07.09 ID:TTQANE8Oo
勝率3割8分5厘ってとこかな
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/29(木) 09:07:04.11 ID:X7I1caEYO
○スターホーム○ンならぬエヴァホームランかな?
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/29(木) 10:12:57.79 ID:hb6b7PA3O
ビールにユンケルとか酔いが速攻で回るぞ
ビールだからまだマシだけど
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/29(木) 13:36:21.30 ID:LCqiYzmZO
>>10
疲れてるだろうから早く寝かせてあげようってイチローの気遣いだゾ
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/29(木) 14:12:36.84 ID:Iuh9VFDd0
昔、イチローがルイズの召喚されたSSがあったな。
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/29(木) 14:16:13.35 ID:h15FgBUg0
張れと言われた気がして


全盛期のイチロー伝説
・3打数5安打は当たり前、3打数8安打も
・先頭打者満塁ホームランを頻発
・イチローにとってのホームランは内野安打の打ちそこない
・先頭打者サイクルヒットも日常茶飯
・9回裏100点差、チームメイト全員負傷の状況から1人で逆転
・ワンバウンドも余裕でヒット
・一回のスイングでバットが三本に見える
・バントでホームランが特技
・打席に立つだけで相手投手が泣いて謝った、心臓発作を起こす投手も
・ホームランでも納得いかなければサードベース踏まないで帰ってきてた
・あまりに打ちすぎるから牽制球でもストライク扱い
・その牽制球もヒット
・ピッチャーを一睨みしただけでボールが二遊間に飛んでいく
・試合の無い移動日でも2安打
・バット使わずに手で打ってたことも
・自分のホームランボールを自分でキャッチしてレーザービームで投げ返す
・内野ランニングホームランなんてザラ、2周することも
・一塁でアウトになってからベンチに帰る方が早かった
・ウェイティングサークルでヒット打った
・打球キャッチしようとしたピッチャーと、それを受け止めようとしたセカンド、ショート、センターの選手ともどもスタンドインさせた
・観客の韓国人のヤジに流暢な韓国語で反論しながら背面キャッチ
・グッとガッツポーズしただけで5点くらい入った
・スイングでハリケーンが起きたことは有名
・湾岸戦争が始まったきっかけはイチローの場外ホームラン
・ライトの深い位置から三塁線のスクイズも処理してた
・ボーリングの球を楽々ホームランにしてた
・自分の打球に飛び乗ってスタンドまで行くというファンサービス
14 : ◆TTtxpqNzhE :2018/03/29(木) 15:44:06.41 ID:ZKiCTbxhO
再開

深夜5時…。
イチローは目覚めた。
本来は午前4時00分に起きるのがルーティーン。

イチロー「寝坊してしまった……ボクとしたことが!」

イチロー「とりあえず朝カレーを食べて……すぐに出発だ」

ムシャムシャ!

アスカ「う〜ん……」

イチロー「やぁおはよう」

アスカ「おはようじゃないわよ……今、何時だと思ってんのよ」

イチロー「すまない起こしてしまったようだね」

アスカ「てか、何でこんな時間に起きてるのよ」

イチロー「トレーニングがあるからさ」

アスカ「何の?」

イチロー「野球だよ」

アスカ「どうでもいいけど、もうちょい静かに起きないと次は追い出すからね!」

イチロー「構わないよ」

アスカ「行ってらバカイチロー」

イチロー「あぁ行ってくるよ ホントは優しくてかわいいアスカさん」

アスカ「…」

ガチャン……。

アスカ「…」

アスカ「今アイツ優しくてかわいいって……何なのよ急に!(///∇///)」
15 : ◆TTtxpqNzhE :2018/03/29(木) 15:45:40.94 ID:ZKiCTbxhO

学校……の校庭にて。

イチロー「まずはストレッチ……」

イチロー「次は腕立て伏せ、背筋、スクワット、腹筋をそれぞれ1000回5セット」

イチロー「次は500キロの鉛を両手に持って3000メートルダッシュ30本……」

イチロー「次はマスコットバット10本持って8万回の素振り」

次々と日課である早朝の軽い調整メニューをこなしていく。

キーンコーンカーンコーン

イチロー「もうこんな時間か……寝坊したのが悔やまれる……」

イチローは教室に向かう。

イチロー「みんなおはよう」

一同「おはようございます」

イチロー「いい挨拶だ 挨拶は人間の基本だからね しないと奴は人間じゃないと思っていい それくらい重要なモノなんだ」

トウジ「て言うか、あんたの担当科目はそもそも何やねん?」

イチロー「人生さ」

トウジ「マジでアホやろ……そんな科目ないっちゅうねん」

イチロー「なければ作ればいい それだけのことさ」

シンジ「無理やりすぎる……」

イチロー「ところでまた綾波レイって子は休みなのかい?」

シンジ「みたいだね……」

イチロー「そうか 風邪かな?」

アスカ「違うわよ あのエコ贔屓怪我してんのよ」

イチロー「怪我だって? それはダメだ 今日の放課後お見舞いに行こう 誰かボクと来てくれる人は挙手してくれ」

一同「……」

イチロー「なるほど……じゃあシンジクンとアスカさんは決定だね! よろしく!」

シンジ「えぇ!?」

アスカ「ちょっ、ちょと! 私は手なんて上げてないんだけど!?」

イチロー「隠さなくていいさ 心の中で君たちは挙げていたはずだ」

アスカ「いや挙げてないんだけど……」

イチロー「そういうことなので!」
16 : ◆TTtxpqNzhE :2018/03/29(木) 15:46:44.99 ID:ZKiCTbxhO

キーンコーンカーンコーン

イチロー「さぁ二人共、綾波のところへ案内してくれ」

シンジ「はいはい……分かりましたよ……」

アスカ「なんでバカシンジはともかく私まで……」

イチロー「じゃあ行こうか」

道中……。

イチロー「ところでシンジクンとアスカさんは付き合ってるのかい?」

アスカ「はぁ!?//」

シンジ「いやだなぁ 付き合ってないですよ」

アスカ「そ、そ、そ、そうよ! そんな訳ないじゃない!! な、な、な、な、何で私がバカシンジなんかと!!」

イチロー「そうなのか お似合いだと思うけど? 多分3割5分くらいの確率で結婚するんじゃないかなぁ?」

アスカ「け、け、け、け、結婚でででででですって!?(///ω///)♪」

シンジ「ハハハ……多分、僕がOKしてもアスカが断固拒否すると思うよ」

イチロー「でも一緒に住んでて、意識はするでしょ?」

アスカ「別に好きで一緒に住んでるわけじゃないんだからね!」

イチロー「ふぅ〜ん」

シンジ「着きました ここが綾波の住んでるとこです」
17 : ◆TTtxpqNzhE :2018/03/29(木) 15:48:06.48 ID:ZKiCTbxhO
綾波宅

ピンポン

シンジ「綾波〜」

アスカ「……」

レイ「あら碇君に惣流さん……後ろの人は?……」

イチロー「2週間君たちの臨時講師を勤めるイチローです ちなみにメジャーリーガだ」

レイ「メジャーリーガー?……」

シンジ「あぁ意味不明だから気にしなくていいよ」

レイ「ところで何をしに?……」

シンジ「お見舞いだよ」

アスカ「このバカイチローが怪我してるあんたをお見舞いに行こうなんて言い出すから」

イチロー「ちょっと上がってもいいかい?」

レイ「えぇ……どうぞ……」

部屋の中に上がるとイチローはレイに怪我の様子を聞いた。

イチロー「ちなみに怪我はどんな感じなんだい?」

レイ「そうね……」

かくがくしかじか……

イチロー「なるほど……それならボクの特効薬で簡単に治せるよ」

アスカ「はぁ!? アンタバカァ!? 右腕骨折に右目の負傷が簡単に治るわけないでしょ!?」

イチロー「それはどうかな ボクも仕事上どうしても怪我をすることがあってね、その時に飲んでるんだけどすぐ治るよ」

シンジ「仕事上ってイチローさん、普段何してるの?……」

イチロー「メジャーリーガーさ とりあえず見ててくれ
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/29(木) 15:50:44.81 ID:hb6b7PA3O
綾波・・・イチロー・・・スポーツ・・・
あっ(察し)
19 : ◆TTtxpqNzhE :2018/03/29(木) 15:52:00.55 ID:ZKiCTbxhO
イチロー流秘薬の作り方……

まず水を3リットル、その他、鯖、ひじき、納豆、レバー、人参、オレンジ、ピーマン、ニンニク、生姜、ウナギ、スッポン、スポーツドリンク、牛乳、ブルーベリーアイ、ミキプルーン、オリーブオイルを用意しミキサーにかける。
そして最後にユンケルを30本投入し完成だ。

イチロー「はい、お待ち!」

プ〜ン……

シンジ「こ、これはヒドイ……」

アスカ「オェェ……こんなの飲んだら余計身体に悪そう」

イチロー「見た目はね……でもしっかりとした医学的な飲み物なんだ」

レイ「……」

シンジ「やめときなよ綾波」

レイ「……一気に行くわ……」

ガッ!ゴクゴク!

シンジ「あ、綾波!?」

アスカ「そんなもの飲んだら死んじゃうわよ!?」

ゴクゴク……プハァ

レイ「ごちそう様……」

イチロー「後はマッサージかな ちょっと痛むかもしれないよ フッ!」

モミモミ、ナデナデ……。

イチロー「どうだい?」

レイ「……あれ?……腕が痛くない……動く……」

アスカ「なっ!?」

シンジ「有り得ない……」

イチロー「だけど怪我が思ってた以上にヒドイから完治とまではいかないけど、その秘薬を後1日飲んで、風呂上がりに身体に塗って安静にしてれば治るよ」

レイ「ありがとう……イチローさん」

イチロー「レイさんだけに礼には及ばないよ!ハッハッハッ」

アスカ「……」

シンジ「……」

レイ「……」
20 : ◆TTtxpqNzhE :2018/03/29(木) 15:54:19.91 ID:ZKiCTbxhO
その時、非常召集の連絡が入る。

アスカ「バカシンジ行くわよ!」

シンジ「あぁ! イチローさんは綾波をお願いしてもいいですか?」

イチロー「非常召集ってなんだい?」

アスカ「今、説明してる状況じゃないのよ! じゃあ頼んだわよ!」

シンジとアスカは綾波宅を後にする。

レイ「……行かないと……私も……」

イチロー「どこに行くんだい?」

レイ「戦いに……」

イチロー「戦いだって?」

レイ「碇君も惣流さんも私もエヴァのパイロットだから……」

イチロー「なんだいエヴァって?」

かくがくしかじか

イチロー「なるほど、君たちはエヴァンゲリオンに乗ってその使徒と戦っていると……」

レイ「えぇだから早く行かないと……」

イチロー「ボクもそのネルフとやらに連れて行ってもらってもいいかな?」

レイ「ダメ……」

イチロー「迷惑はかけない 君たちは必ずボクが守って見せる」

レイ「でも……」

イチロー「彼らを助ける力は今の君にはない でもボクなら救える だってメジャーリーガーだから」

レイ「……」

イチロー「頼む……ボクを信じて連れて行ってくれ」

レイ「……じゃあついて来て……」

イチローとレイはネルフに向かう。


ネルフにて……。

ミサト「苦戦してるわね……」

青葉「あの二人全然連携取れてないわよ?」

マヤ「ミサト、これかなりマズイ状況なんじゃ?」

日向「今回は相手が強すぎる」

ミサト「撤退するしか……」

イチロー「まだ諦めるのは早い 試合はまだ終わっちゃいない」

レイ「……」

マヤ・日向・青葉「「「あの男の人は誰?」」」」

ミサト「レイはともかく何でイチローさんが!?」

イチロー「彼らはボクの仲間です 彼らだけを傷つかせたりはしません ボクも戦います」

ミサト「いや、そもそもここは関係者以外立ち入り禁止なの!」

レイ「私の初号機を貸してあげてほしい……」
21 : ◆TTtxpqNzhE :2018/03/29(木) 15:56:33.62 ID:ZKiCTbxhO
ミサト「何を言ってるの!? エヴァンゲリオンの操作はシンクロ率を含めて、一般人には無理よ あなただって分かってるでしょ? てか何、この臭いは?」

レイ「イチローさんはエヴァを使いこなせる気がする……何となくだけどで……」

ミサト「何を根拠に……」

レイ「だってイチローさんはメジャーリーガーだから……」

イチロー「ミサトさん 彼らを救いたいならお願いします 今のあなたはセーラーパワー使えない 月に変わってお仕置きもできない だからボクが代わりに!」

ミサト「いやいや……」

青葉「ミサト! もう限界よ!」

ミサト「撤退を指示して……」

リツコ「待ちなさい」

ミサト「リツコ?」

リツコ「司令官からイチローに初号機の貸し出しを許可するようにって」

ミサト「何ですって!?」

イチロー「まぁボクが話をつけてきたからね 話はまとまった貸してもらうよ?」

ミサト「ちょっと待ちなさい!」

エヴァ初号機に乗り込むイチロー。

イチロー「なるほど……カッ!」

日向「!? シンクロ率200%です!!」

ミサト「へそあやまやはさはたはあふあ!?!?!?」

エヴァイチロー「わがままなんだけど、なんか棒系の武器ないかな?」

ミサト「槍なら……」

エヴァイチロー「サンキュー! GO!!」

シューン!!

日向「だ、大丈夫ですかね?……」

ミサト「さぁね……どう司令を説得したのよ……」

リツコ「彼ならきっとこの窮地を救ってくれる だって……」

レイ「メジャーリーガーだから……」

ミサト「何なのよメジャーリーガーって……」
22 : ◆TTtxpqNzhE :2018/03/29(木) 15:58:26.08 ID:ZKiCTbxhO
浜辺……

エヴァシンジ「うわっ!!」

エヴァアスカ「キャッ!?」

敵の攻撃を受け、お互い重なるように倒れる。

エヴァアスカ「早くどきなさいよバカシンジ!!」

エヴァシンジ「ごめん」

すぐに立ち上がるが……

エヴァアスカ「足を引っ張らないでよ!!」

エヴァシンジ「アスカの強引な攻撃のせいで苦戦してるんじゃないか!」

エヴァアスカ「何ですってぇ!? あんた喧嘩売ってんの!?」

エヴァシンジ「事実を言ってるだけじゃないか!!……あ、危ない!!」

彼らに迫る使徒のビーム。
しかしそれを背面キャッチする初号機。

エヴァシンジ「綾波!?」

エヴァアスカ「な、なんでエコ贔屓が!?」

エヴァイチロー「仲間割れはダメだよ それじゃ勝てるものも勝てない」

エヴァシンジ「え?……イチローさん?」

エヴァアスカ「なんであんたが乗ってんのよ!?」

エヴァイチロー「レイさんの代打さ それよりあいつ倒したちゃうぞ?」

エヴァアスカ「ダメ!! そいつに迂闊に近づいたら!」
23 : ◆TTtxpqNzhE :2018/03/29(木) 16:00:08.93 ID:ZKiCTbxhO
エヴァイチローはバットを槍に置き換えると敵のビームを弾き返し、使徒のバリアを壊していく。

エヴァイチロー「バッティングの基本はピッチャー返し」

エヴァイチロー「所詮君のビームなんて偽物だ!!」

イチローが投げた槍が火を宿し、使途のバリアを突き破るとそのまま使徒に突き刺さる。

使徒「!?」

爆発音と共に使徒は一瞬で消えさった。

エヴァシンジ「」

エヴァアスカ「」

ミサト「」

リツコ「」

日向「」

青葉「」

冬月「」

ゲンドウ「」

レイ「メジャーリーガー……ぽかぽかする……」

その夜ミサト宅……

シンジ「イチローさん凄すぎるよ……」

アスカ「何でアンタあんな器用に乗りこなしてるのよ……しかもあんな強かった使徒を一撃で……」

イチロー「ボクはメジャーリーガーとして世界と戦かってるあんなピッチングマシンみたいな魂の込もってない相手なんか敵じゃない」

シンジ「いや、あの使徒、滅茶苦茶強かったけど……」

イチロー「そうかい? ボクからしてみればシャーザー、ペドロマルチネスやマダックス、イバンロドリゲスにアレックスロドリゲス、そしてカーショーやボンズ、彼らの方が強かったよ」

アスカ「一人も分からないし」

ミサト「まぁでもホントに驚かされたわ……シンクロ率が100%オーバーだなんて見たことない……」

イチロー「まぁユンケルを大量に飲んだから当たり前だね」

シンジ「イチローさん何でエヴァのパイロット断ったの? 専用の機体用意してくるって言ってたのに……」

イチロー「ボクはレイさんの代打さ だから本来のポジションに戻るだけだよ それに本来はこういうのは球団から禁止されてるしね」

イチロー「とにかく二人が無事で何よりだ ただ……」

ミサト「ただ?」

イチロー「シンジクンとアスカさん 君たちはコンビネーションが悪すぎる 明日からボクが特訓して鍛えてあげるよ」

ミサト「あら、お願いしていいかしら?」

イチロー「任せてください ボクが彼らをいいバッテリーにしてみせますよ」

シンジ「と、特訓?……」

アスカ「嫌な予感しかしないわね……」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/29(木) 16:00:17.83 ID:hb6b7PA3O
初号機じゃなくて零号機や・・・
25 : ◆TTtxpqNzhE :2018/03/29(木) 16:04:54.63 ID:ZKiCTbxhO
再開したらめっちゃレス来ててワロタw
こんなに反応来るとは思わんかったから頑張るわ
ちょっと用事あるからまた夜再開しますぜ

>>24
これは、お恥ずかしい限りで……
零号機で変換頼んます

26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/29(木) 17:03:25.13 ID:8ZNNT6xPo
なんで句読点ないの?
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