[安価]男「旧い町の旧い家を相続した」[ホラー]

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266 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/16(月) 17:33:22.52 ID:nIZH1CiBO
明「ありがと」


その上着を借りて着る

少し良い匂いがした


青磁「なあ、何だあれ」

美麗「ん?」


吹雪の中なら何か影がこちらに向かってくる

それは球体が二つ楯に並んでいる姿

そう


静寂「雪だるま…?」


雪だるま「…」

雪だるま「キシャァァアアア」


明「!?」


雪だるまが大口を開ける。その中に牙が見える


@蹴り飛ばす
A逃げる
B自由安価

>>267
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/16(月) 18:54:55.05 ID:yR6yJp6po
2
268 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/16(月) 20:22:02.00 ID:ba85qw9VO
美麗「逃げろーっ!」


全員でその場から逃げだす

しかし猛吹雪で視界の悪い中、それも足場の悪い山中だ

すぐに転び、真っ白な吹雪が視界を隠す


「がっ」「うわっ」「きゃっ」


短い悲鳴が続く

顔を上げると真っ白いゴリラのような顔があった


明(…雪男、か…?)

@死んだふり
A明「真由!真由!」
B自由安価

>>269
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/16(月) 20:22:50.94 ID:O/N/lhHI0
2
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/16(月) 20:31:59.71 ID:FQJLzCfzo
真由って神様なのにこんな便利屋みたいに使って大丈夫なんだろうか
そのうちやばいことになりそう
271 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/16(月) 21:44:29.83 ID:ba85qw9VO
明「真由!真由!」


しかし助けはこなかった

助けの来る気配は無かった


目の前の雪男はにやりと大きく笑うと冷たい息を吹きかけてきた

口内の水分が凍っていくのが分かる。意識が深い眠りに落ちていく
272 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/16(月) 22:10:28.03 ID:+OFFOiC6O
「クスクス、全滅ですわね」

真由「ふう、それで?雪女」

真冬「私の勝ち。そういうことですわ、蟲神」

真由「ふーん」

真冬「『ふーん』って、それだけですの?」

真由「何が」

真冬「もっと悔しがりなさいよ!」

真由「…はぁ?」

真冬「私はあなたに勝ったのですわ!完膚なきまでに!」

真由「そうね、私の負けよ。虫は寒さに弱いから仕方ないわ。で、殺すつもりがないならこの吹雪をなんとかしなさい」

真冬「…その態度がムカつくわ!勝ったのになんなのよその態度は!」

真由「あなためんどくさいわね」

真冬「もうムカついたわ!殺すつもりなかったけど全員ここで死んでしまいなさい!」


真由「…一つ忘れていたわ」

真冬「何よ」

真由「寒さに強い虫も中にはいるってことよ」


真冬「な、何…何、何何!?」

真冬「かゆい、かゆいかゆいかゆい!…そんな、そんな、いやぁぁああああ!」


真冬の体を食い破って蛆虫の大群のようなものが皮膚から顔を出し、また皮膚に潜っていく


真由「勝ち負けも何も、戦いにすらなってないわよ」
273 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/16(月) 22:57:56.43 ID:+OFFOiC6O
「礼を言うぞ蟲神」

真由「鴉天狗…こんなのに好き勝手させるとか堕ちたわね」

鴉天狗「気づいているだろう?今この山に神はいない。仕える主もいなければ振るえる力も振るえないというもの」

真由「…それでこんなに不安定なのね、この山…荒神や禍津神に住みつかれても知らないわよ」

鴉天狗「そなたが居ついてくれれば良いのだが」

真由「嫌よ。私は血筋に憑く神だもの」
274 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/16(月) 23:45:44.56 ID:+OFFOiC6O


明「あれ、何で家に」

真由「おはよう、気が付いた?」

明「今日何したっけな…思い出せない」

真由「思い出さなくていいと思うよ」

@寝る
A買い物
B自由安価

>>275
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/16(月) 23:51:36.34 ID:O/N/lhHI0
3、真由の旧友かまいたち女登場
276 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/17(火) 00:08:42.49 ID:9xPcXdAqO
ここは主人公の行動安価で頼む
再安価
>>277

今日はここまで
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 00:09:39.84 ID:b+6I8J8lo
2
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 00:24:22.47 ID:09FZsLH6o
何故自分勝手に展開を作ろうとするのか
コレガワカラナイ
279 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/17(火) 07:16:20.71 ID:9xPcXdAqO
明「ちょっと買うものあったから行ってくるわ」

真由「行ってらっしゃい」
―――――
―――

夜の中、切れかかった電灯がチカチカ照らす中、変なものを見た

女だ、女がとある家の窓に張り付いて中を覗いている

地面に引きずるほど長いぼさぼさの髪、骨ばった細い腕、異様な雰囲気のそれが窓の中を舐めるように見ている


明「何だ、あれ」

@話しかける
A逃げる
B自由安価

>>279
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 08:18:52.65 ID:kvF/RyzWO
2
281 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/17(火) 08:44:24.14 ID:DlImg8tuO
ゆっくりと後退り、逃げる

あれはマズイ、関わっちゃダメなやつだ


そう思う

だが足音を立てすぎたのかそいつは…追いかけてきた

ヒタ…ヒタ…ヒタ

走る。スピードを上げて走る

ヒタ…ヒタ…ヒタ

どんなに走っても足音を振りほどけない、走っているのに歩く足音がついてくる

すぐ後ろに日との気配がする


「はあ〜」


息づかいがすぐ後ろで聞こえる


@振り向く
A振り向かない

>>282
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 08:51:23.66 ID:T20+PnbDO
283 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/17(火) 08:57:30.99 ID:DlImg8tuO
走り続ける

いつの間にか気配はいなくなっていた


明「はぁ…はぁ…っっ」


疲れて立ち止まるとまた何かが視界に入る

またあの女だ


窓に張り付き、顔を潰れるほど押し当て、ハアハア言いながら中を覗き込んでいる


明「嘘だろ…」
284 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/17(火) 09:00:06.48 ID:DlImg8tuO
明「ただいま」

真由「お兄ちゃんおかえり」

真由「」スンスン

明「ま、真由?」


真由「お兄ちゃん、何か連れてきた?」

@明「着いてきちゃったか…」
A明「なんとかしてくれ」
B自由安価

>>285
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 09:25:47.12 ID:DGn1YXq+o
1
286 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/17(火) 10:28:30.63 ID:DlImg8tuO
明「着いてきちゃったか…」

真由「あれ?」

明「っ…マジか」


それは玄関の戸の向こうに立っていた

戸に張り付き、顔を押し当てている

摺りガラスのおかげでどんな顔なのか見えないのはまだ良かったが


明「どうすんだあれ」

真由「無視してれば?害は無いよ」


「アケテ…アケテ…」


そんな声が聞こえる


@開ける
A今日は寝る
B自由安価

>>287
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 10:37:08.07 ID:ztMexfKso
3
真由に本当に大丈夫か震えながら確認
288 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/17(火) 11:22:07.35 ID:DlImg8tuO
明「ま、真由…本当にあれ大丈夫なのか?」ガタガタ

真由「うん、特に害は無いよ」

真由「なあに?お兄ちゃん、怖いの?だっさいよ」クスクス


戸をガタガタと揺らしながら「アケテ・・・アケテ・・・」と言い続けているそれは普通に怖い


真由「あれはああやって怖がらせるだけの存在、戸の向こうにいるなら無害だよ」

明「じゃあ」


@追い払おう。戸を開けて大声で威嚇
A無視して寝る
B自由安価

>>289
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 11:25:46.07 ID:3o7lFUVx0
290 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/17(火) 12:19:40.90 ID:N4SMnN99O
暗闇の中追いかけられる

後ろを向くと巨大な月が嗤っている

地球を飲み込みかねない程に巨大な月、青白い光に照らされた町はまるで無機質の迷路

右へ左へと逃げ続け、それでも巨大な月が追いかけてくる

どこに逃げようと振り切ることができない

笑い声が耳の奥で渦を巻き、後ろを振り向くと巨大な月の真ん中に瞳が開いていた


明「ひっ」


巨大な目のついた巨大な月

その目に見つめられると足が動かなくなった□見ると影から黒い腕が伸びてきて足に絡みついている


逃げられない

ニゲラレナイ


やがて黒い影は足から胴へ、上半身へ、そして顔までもを飲み込んでゆく
291 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/17(火) 12:20:37.41 ID:N4SMnN99O
真由「うなされてたよ?」

明「……」


気づいたら朝になっていた

@明「また悪夢を見た」
A明「いや、何でも無い」
B明「また夢魔ってのにやられた」
C明「自由安価」

>>292
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 12:22:20.51 ID:ztMexfKso
1
293 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/17(火) 13:30:25.73 ID:N4SMnN99O
明「また悪夢を見た」

真由「悪夢ねえ、お兄ちゃん夢魔に好かれてるんじゃない?」クスクス

明「嬉しくねえよ!悪夢だぞ」

真由「お兄ちゃんが死ぬような目にでも合わない限り助けるつもりは無いよ」

明「えー」

真由「いいじゃん、ただの夢だよ?」

@明「昨日助けてくれただろ?」
A明「対策とか無いのか?」
B学校に行く
C自由安価

>>294
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 13:36:51.67 ID:bK3BrqkY0
295 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/17(火) 14:22:51.67 ID:N4SMnN99O
明「昨日助けてくれただろ?」

真由「昨日は最初だったからね、毎日は流石にやだなあ」

明「えー」

真由「いいじゃん夢ぐらい死にやしないって」

明「でも嫌なものは嫌だって」

真由「知らないよ。ほら学校行こ」

@学校に行く
A明「自由安価」

>>296
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 14:25:37.93 ID:kvF/RyzWO
1
297 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/17(火) 15:22:58.28 ID:N4SMnN99O
明「おはよう」

静寂「おはよう」

真由「おはよー」


家の前で静寂と合流して学校へ向かう
―――――
―――

明「なあ、昨日の事なんだけどさ」

静寂「うーん、気が付いたら家に帰っていたんだよね」

明「静寂もか」

静寂「ボクは部長にメールしたんだけど気にしなくていいって言われたよ」

明「俺も真由に気にすんなって言われた」

真由「特に言うほどのことは無かったからね」

明「と言われても記憶が無いのは気持ち悪いもんだぞ」

真由「そこまでは知らないよー」

@学校に行くまでの間に何かある
A学校に着く

>>298
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2018/04/17(火) 15:36:05.90 ID:wK/OEi8V0
299 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/17(火) 16:04:20.00 ID:N4SMnN99O
学校に向かう途中


「ゲラゲラゲラゲラ」


大笑いする声が上空から降ってきた

目の前には高層ビル、さらに見上げるとその上から誰かが乗り出していた


「あは、アハハハハハ!」


そう大笑いする声が降ってくると共に何か大きなものがドサッと降ってくる


何か大きなものが地面に激突し、鈍い音を立ててバウンドした

それがもう一度地面に落ちて初めて正体を知る


人間だ


人間が高層ビルから降って来た


四肢が好き勝手な方向にねじ曲がり、頭が陥没し、骨が突き出し、血が吹きでている


明「きゅ、救急車!」


スマホを取り出して救急車を呼ぼうとすると


「あはは、アハハハハ」


そいつはまた笑いだした

そして目の前から消えた


「ゲラゲラゲラ」


再び笑い声が上空から聞こえて人間が降ってくる

同じ人間が


明「…これは」

静寂「たまにいるんだよ、自殺し続けるやつが」


それは目の前で何度も何度も飛び降りては消え、飛び降りては消え、また飛び降りる

飛び降り自殺の繰り返し
300 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/17(火) 16:05:11.99 ID:N4SMnN99O
学校にて

@ある女子が気になった
A放課後
B昼休み

>>301
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2018/04/17(火) 16:07:29.54 ID:wK/OEi8V0
1+その女性この間の真冬さんに良く似てる双子か?
302 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/17(火) 16:12:28.27 ID:N4SMnN99O
選択肢に自由安価がないので数字のみで選択お願いします再安価↓↓
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 16:13:52.11 ID:ztMexfKso
2
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2018/04/17(火) 16:14:05.35 ID:wK/OEi8V0
305 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/17(火) 16:39:34.47 ID:N4SMnN99O
放課後、職員室

「…は決まりましたか?」

「"彼"は"三人"求めています」

「生徒の中から選ぶとしましょう」

「三嶋先生、確かあなたのクラスにはいじめっ子がいましたね」

「っ…か、彼らを差し出すというのですか」

「どうせ校内のゴミですよ」

「いじめ問題が表面化するより良いでしょう。ちょうどいいですし」


「では、"彼"にそう伝えておきましょう」


「…」


「では今回の職員会議を終えましょう」
306 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/17(火) 16:40:42.30 ID:N4SMnN99O
部室

明「あれ、部長、その人形何です?」


部室に古びた日本人形が一つ置いてあった


美麗「んー、呪いの人形だって言われて置いていった生徒がいてね」

明「へえ?」

美麗「うん、髪が勝手に伸びるらしい」


グイーン


明「『らしい』じゃないですよ!ギャグみたいな勢いで伸びてるじゃないですか!」

美麗「うわっ、凄い伸びる」

真琴「人形ごと燃やそうよ」

美麗「ええ、可愛いし部活のマスコットにしようよ」

真琴「怖いよ!」

@とりあえず髪を切ってあげる
A明「燃やすことに賛成」
B自由安価

>>307
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2018/04/17(火) 16:44:16.87 ID:wK/OEi8V0
3真由の意見も聞こう、あの人形危険か?
308 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/17(火) 17:15:27.04 ID:N4SMnN99O
明「なあ真由、あの人形危険か?」

真由「さあ?」

明「さあって」

真由「悪意のある妖怪や悪霊なら一発で分かるよ。でもそうじゃないやつはいつ"そうなる"か分からない」

真由「昨日のあいつみたいに空っぽだったら何もしようがないから分かりやすいけどそいつは分からない」

真由「でもまあ、今は安全だよ、今は」

@明「危険になる可能性があるなら燃やそう」
A明「じゃあ今はマスコットにしてもいいんじゃないか?」

>>309
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 17:17:08.74 ID:dxPwIY7a0
310 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/17(火) 17:27:03.65 ID:N4SMnN99O
明「じゃあ今はマスコットにしてもいいんじゃないか?」


ピタリ、と髪が延びるのが止まった


美麗「どれ、このままだと怖…見映えが悪いし髪を切ろうか」


そう言ってハサミを持つ部長


バサッ


人形の髪の毛がハサミを持つ手を叩いた


美麗「…切られたくないのかい?…それとも他の人がいいのかい?」

@美麗「じゃあ青磁、頼むよ」
A明「じゃあ俺がやってみる」

>>311
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2018/04/17(火) 17:29:08.74 ID:wK/OEi8V0
312 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/17(火) 17:46:41.68 ID:N4SMnN99O
明「じゃあ俺がやってみる」

美麗「そうかい?」


今度は抵抗されること無く切らせてくれた


明「こんなもんだな」

静寂「上手」

明「そうか?適当にそれっぽい感じにしただけだぜ」

青磁「何で部長じゃダメなんだろうな」

美麗「単純に明くんを気に入ったのだろう」


明「え…」

その時、ぐるりと人形が明の方に首を回し、ニタァと笑った

@依頼人が来る
A依頼人、内容自由安価
B今日は誰も来なかった

>>313

依頼人は人間限定で頼む
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 17:58:49.86 ID:dxPwIY7a0
314 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/17(火) 20:36:38.08 ID:9xPcXdAqO
美麗「今日は誰も来ないね」

@美麗「今日は校内の噂を追いかけよう」
A明「そういやこの人形って」

>>315
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/17(火) 20:54:56.16 ID:SxJMyC6b0
2
316 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/17(火) 23:15:48.47 ID:csiLykWmO
明「そういやこの人形って呪いの人形なんですよね?でも真由は危険は無いって」

美麗「髪が伸びるとしか言ってなかったからね。それだけで気味悪がってここに預けに来たんだろう」

明「ほとんど捨てられたみたいなもんじゃないか、可愛そうに」ナデナデ

真由「あ、お兄ちゃんの人形からの好感度が上がった」

明「うぇっ!?」

@明「他にこういうのってあるんですか?」
A今日は部活終わり

>>317
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 23:26:52.60 ID:5+O/WNTk0
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 23:27:15.44 ID:Wmreosreo
2
319 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/18(水) 00:30:37.28 ID:J3FHoqXrO
今日はここまで
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 00:44:36.34 ID:eTntpfMpo
何時かの人形だったか彫刻だったかがヒロインのSS思い出したぞ
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 01:23:29.20 ID:Ll05KkqIo
322 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/18(水) 17:16:50.01 ID:aKjF21S+O
明「他にこういうのってあるんですか?」

美麗「そうだね、面白い呪いの品といえば」


部長が奥の部屋に消えていく

手書きで「倉庫」と書かれた木札が下がっていた


美麗「こんなものがある」

それは古ぼけたノートだった

美麗「あ、触らない方がいいよ」

@一瞬だけ触れてしまう
A触らない

>>323
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 17:43:59.86 ID:3R/LOqRRO
1
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 19:58:07.00 ID:KmkUe3qv0
古いノートて呪怨かな?
325 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/19(木) 09:23:45.06 ID:Y5PC8qHdO
明「え?」


手を伸ばしていた

部長の忠告を聞いて手を引っ込めるがもう遅く、一瞬だけ触れてしまう


黒い感情の渦

罵倒と暴力

どこまでも深い憎しみの嵐

その果てに沢山の怨霊が自分の手を引く


「…」

「明くん!」

明「はっ、い…今のは…」

美麗「見事引き込まれていたようだね 」

明「何なんですか?これ」

美麗「苛められていた子の日記だよ」

部長が中を開いて見せてくれる

それはどこまでも憎しみを込めて書かれたような筆圧の濃い乱暴な字で日々の暴力の記録とそれに対する憎しみが書かれていた

そして最後のページには


殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す

と同じ二文字で埋め尽くされていた


明「…」ゴクリ

美麗「これを手にした人は果てしない憎しみで暴走してあらゆる人間を殺そうとする。そういう呪いの品だ」

明「…恐ろしいですね」

美麗「うん、だからこれは封印しておくのさ」


そう言うと部長はそれを奥の部屋に返しに行った


明「何で部長は平気なんだ…」


部長「さて、今日の部活は終わりにしよう」

@帰る
A教室に忘れ物をした
B帰り道の途中で寄り道

>>326
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 09:44:00.64 ID:UpZA9PbAO
2
327 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/19(木) 10:28:20.90 ID:Y5PC8qHdO
明「やべ、教室に忘れ物した」

静寂「じゃあ待ってるよ」

明「いや、先帰ってくれ」

静寂「そう…?」
―――――
―――

教室


ピチャ…ピチャ…


天井から黒い水滴が垂れてきている

特に気にせず自分の机に近づいて中に入っている忘れ物を取る


「〜〜〜」

明「え?」


言葉にならない声が聞こえて振り返る

ピチャ、ピチャ


黒い水滴が垂れている

天井から

@上を見上げる
A逃げる

>>328
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2018/04/19(木) 10:57:33.70 ID:t24A1o/T0
1
329 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/19(木) 11:22:45.99 ID:Y5PC8qHdO
水滴に導かれるように天井を見る

そこには黒い影がいた

六つの足で天井に張り付いている人間大の"何か"

その顔は崩れた女性のような、溶けかかったおぞましい見た目

その口から黒い唾液をぽたぽたと垂らしていた


明「うわぁぁっ」

「〜〜〜っっ!!」


そいつは言葉にならない声を発して天井に張り付いたまま追いかけてきた


@逃げる
A椅子を投げつける
B自由安価(行動のみ)

>>330
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 11:23:15.05 ID:2FAXTqJ+0
331 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/19(木) 12:06:51.66 ID:Y5PC8qHdO
明「おわぁっ!」


椅子を思いっきり投げつける

椅子は崩れた顔面に当たり「ギョェェエエエエ」と耳を劈く鳴き声を上げる

そしてパァンッと風船が割れるような音がしてその妖怪ははじけ飛んだ

床には黒い水たまりが出来る

やがてその水たまりは沸騰するように泡立つ


ピチピチ、という音と共に黒い水たまりからさっきの妖怪の子供のような小さな何かがたくさん現れる


明「嘘だろ…とりあえず今の内だ」

そのまま教室から逃げた

@家に着く
Aその途中に何かある

>>
332 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/19(木) 12:07:19.45 ID:Y5PC8qHdO
>>333
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 12:07:32.28 ID:w+jjKsIDO
334 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/19(木) 13:27:02.47 ID:Y5PC8qHdO
帰り道

信号の前で屈んでいる子供がいた

その子供は両手で顔面を覆っており、顔は見えない

ただひたすらに


「一歩前に…一歩前に…一歩前に…」


と言い続けていた


@耳を傾ける
A無視して進む
B話しかける
C自由安価

>>
335 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/19(木) 13:28:15.23 ID:Y5PC8qHdO
>>336
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 13:40:49.01 ID:K5mGSGi6O
別の道を使って帰る
337 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/19(木) 14:24:33.82 ID:Y5PC8qHdO
後ろを向いて別の道に行こうとした

その時


ブオン!


トラックが歩道ギリギリを走ってきていた


「あと一歩だったのに」

その子供はそう呟いて、その次の瞬間には消えていた


@家に着く
Aその途中に何かある

>>338
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 14:33:14.32 ID:2FAXTqJ+0
2 お地蔵様のほこらがある
339 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/19(木) 15:17:33.91 ID:eMsim3f9O
歩いている途中、何かに裾を引っ張られて様な気がして振り返った□そこには小さな祠があった


明「…?」


屈んで祠の中を見ると小さな道祖神像、つまりはお地蔵さんが鎮座していた

その顔はノミか何かで無残に削りとられ、牙のように見える口の一部だけが残されていた

その祠には「〜〜様」と道祖神の名前であろう何かが彫り込まれているが、「様」の上の部分は顔と同じく削り取られている


名も無き無貌の神

もしくはかつて信仰されていたであろう忘れ去られた神か


それとも誰かが意図的にこの神を貶めようとしたのか


@祠をようく見る
A早々に立ち去る
B自由安価

>>340
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 15:20:57.75 ID:SzLe6YC40
1
341 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/19(木) 15:50:13.74 ID:eMsim3f9O
祠をようく見ると沢山の石が入れられていた

その石にはどれも名前が書かれており、中には汚い文字で書きなぐられていたもの、かなり古い名前から現代風の名前までさまざまだった

ペンで書かれたものから直接彫られてあるものまである

それに暗い何かを感じずにはいられなかった

まるで釘を打ち付けられた木のような、そんな不気味さ
―――――
―――

真由「おかえり、お兄ちゃん」

明「ああ、ただいま」

真由「夕食出来てるよ。作ってみたの」

明「虫だったりしないよな」

真由「そんなこと言うお兄ちゃんは食べなくていいよ」

明「冗談だよ、ごめんって」


少なくとも見た目はまともな食事だった


真由「どう?美味しい?」

明「>>342
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 16:11:21.16 ID:QV6WRntA0
美味しいよ、ありがとう
343 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/19(木) 16:27:21.59 ID:vpj6RwFgO
明「美味しいよ、ありがとう 」

真由「えへへ、良かった」

明「ところでさ、帰りに地蔵を見たんだ」

真由「地蔵?」

明「ああ、何か変な地蔵でさ」

〜説明中〜

真由「ふーん、危険かもね」

明「え?そうなのか?」

真由「名前も顔も無かったんでしょ?忘れ去られた神ってのはね、荒神に転じやすいの」

明「荒神…」

真由「そう、信仰されていた神は名前も姿も忘れ去られると消えてしまう。でも荒神に転じてしまった神は違う」


真由「善も悪もなく、ただ飢えの身に従い、渇きを癒すために贄を求める」


真由「『荒ぶる神に善も悪も無い。有るのは贄を求める渇きのみ』そういう存在になりかねない」

明「じゃああれは…」

真由「風化じゃなく、人の手で削り取られた跡があったんだって?」


真由「もしかしたら"誰か"が明確な意思を持って"荒ぶる神"にしようとした。なんてこともあるかもね」クスクス


@今日はもう寝る
A何かする(自由安価)

>>344
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2018/04/19(木) 16:36:30.54 ID:t24A1o/T0
真由昔ばなし聞く、祖父と真由の馴れ初めとか
345 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/19(木) 16:49:44.93 ID:vpj6RwFgO
明「爺さんとの馴れ初めとか聞きたいな」

真由「ジジイとの馴れ初めねえ…あいつはこの家で生まれたから赤ちゃんの頃から知ってたよ」

真由「だから思い出もたくさんあるけど一々語ることもそんなに無いかなあ」

明「無いのかよ」

真由「しょうがないじゃん。特に言う事思いつかないし」

真由「…あれ?そういえばあれどうなったんだっけな」

明「"あれ"?」

@真由「何か…忘れていることがあったような…」A真由「あ、タイムカプセル」B真由「ごめん、気にしないで」

>>346
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2018/04/19(木) 16:50:55.90 ID:t24A1o/T0
2
347 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/19(木) 17:57:27.11 ID:vpj6RwFgO
真由「あ、タイムカプセル」

明「タイムカプセル?」

真由「そうだ、そうだよ何で忘れていたんだろう」

真由「ジジイがいつか自分がいなくなったときのためにって真由に託したんだ…」


真由「何で…忘れて…」


@今すぐ探しにいこう
A今度探しにいこう

>>348
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 18:00:31.29 ID:rj33o0fe0
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/21(土) 22:55:17.37 ID:tp8tPra70
その今度も早いうちにした方が良さげだろうな
350 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/23(月) 18:12:37.83 ID:qfw9g5PNO
明「今度探しにいこうな」

真由「うん…」

真由「…」

明「相当爺さんと仲良かったんだな」


なんか落ち込んでる真由にそう話しかける


真由「当たり前だよ。君もそうだけどあいつも私の可愛い子孫だからね」

@もう寝る
A何かする

>>351
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/23(月) 18:14:25.97 ID:zlRkhjAbo
1
352 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/25(水) 10:42:18.12 ID:9Sfv3XKDO
暗い暗い穴を落ちていく

周りに見えるものは浮いている"何か"

巨大な口に釘の牙で襲い掛かろうとする化け物

自分目掛けて飛んでくるナイフ

自分はどこまでも落ちていき、とんでくるそれらは当たらずに避ける

熱いマグマが壁から吹き出し、氷の柱が貫こうと生えてくる

それらも避け、ひたすらに穴を落ちる

壁に取っ手を見つけ、落ち続ける自分を止めようと取っ手に掴まる


ボギン


手が手首から折れた


傷口は痛くないが、おぞましい犬のような怪物が生えてきて顔を食らおうと襲ってくる


「うわぁっ」


壁に打ち付けるとキャイン、と鳴いて煙になって消えた


やがて落ちているのか上がっているのか分からないふんわりとした感覚に陥る


と、そんなところで地面が見えた

グチャ

そしてトマトのように潰れて死んだ


ところで目が覚めた
353 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/25(水) 10:42:58.55 ID:9Sfv3XKDO
明「おはよう」

真由「おはよ、朝ご飯出来てるよ」

明「ん、ありがとう」

今日は

@学校
A休日

>>354
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/25(水) 12:35:21.73 ID:OL7IS21no
2
355 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/25(水) 13:25:24.21 ID:MbVB3ED1O
明「うわぁ、いつの間に!」


気づいたら昨日部室で見たあの日本人形が机の上に置かれていた


真由「気づかなかったの?昨日ついてきてたんだよ」

明「…全然気づかなかった」

真由「まあ特に害もないしいいんじゃない」

@:明「でも不気味だなあ」
A:明「それもそうか」
B:A+人形の頭を撫でる
C:自由安価

>>356
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/25(水) 13:51:52.83 ID:n0mtvRIno
2
357 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/25(水) 14:13:11.84 ID:ltx0H98JO
明「それもそうか」

真由「そうそう、気にしない。気にしない」

人形「…」

明「さて、今日は休日だけど」

@部長から集合の連絡が来る
A明「タイムカプセルを掘り出しに行こう」
B自由安価

>>358
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/25(水) 14:13:39.84 ID:r440nzde0
359 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/25(水) 15:43:50.71 ID:YcbWu7/qO
明「じゃあタイムk…」

<トゥットゥルー


明「メールだ」

メールで「今すぐ部室に集合」と送られてきた

明「あー、すまん…部活に行こう」

真由「…分かった」

@部員全員そろっていた
A来客がいた

>>360
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/25(水) 16:13:25.35 ID:gReO1SjQO
2
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/07(月) 15:07:42.18 ID:/kKQqFYA0
続きマダー?
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/05/07(月) 15:31:24.09 ID:kTrL6UmOO
無理せずにな。気長に待っとるで
363 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/05/15(火) 18:40:41.04 ID:wTW1aPqQO
来客、三年の女生徒がいた


美麗「おや来たね、といってもまだ全員集まってはいないから少し待っていてくれたまえ」
―――――
―――

美麗「待たせたね、では話を聞こう」

「えと…これ、なの…」


それはとても古い、ともすると骨董品なんじゃないかと思うほどに古臭い埃の被ったラジオだった


「ある店で買ったんだけど、毎晩、変な放送が流れるんです」

美麗「ほう、それは興味深い」


美麗はそう言うと電源を入れた


『ザザ―…県土留市に潜んでいる漣容疑者は…』


「今入れても…流れないよ、夜一人でいるときじゃないと」


美麗「一人か、部室に置いておいても意味は無さそうだね」

@明「じゃあ俺が借りてもいいですか?」
A明「店?」
B明「自由安価」

>>364
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/15(火) 18:41:36.53 ID:cfR3VN8n0
365 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/05/15(火) 21:19:45.30 ID:GpGAf4bUO
明「店?」

「そう、店…あの日は近道しようとして…道に迷ったの」

「その時、いつの間にかあの店の前に立っていたの、そしてふと入って、このラジオを見つけたわ」

「その時は運命の出会いのように思えて、これを買わなくちゃいけないように思って…でも…」


美麗「とても昔から存在するような古錆びた一軒家の骨董店かい?」

「え…そう、だけど…」

青磁「またあそこか」

真琴「あー…」

明「みんな知ってるのか?」


静寂「異常な物を買った人はだいたいそんな店で買ってって言うんだよ。ボクたちは見たことないんだけどね」

美麗「美人の女店主と不気味な人形を愛でる男の従業員がいる古臭い店でってね」

「そう、その店!あれから何度探しても見つからないの」

美麗「それも話に聞く通りだね」


美麗「で、君はその店にもう一度行きたいのかな?」

「いや…もういい…怖いもん」

@ラジオを借りてみる
A他の人に任せる
B明「自由安価」

>>366
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