魔物「ちょwwwww人間の子供拾ったwwwww

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1 : ◆ALICE6.PAk [saga]:2018/03/31(土) 17:50:25.22 ID:p9liIS320
 目を覚ますと、あなたの前には見慣れた土の洞窟があった。
 ……さて、何をしようか?

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1522486224
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/31(土) 18:00:52.75 ID:02xwUWcX0
記憶はありますか?
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/31(土) 18:02:11.03 ID:apyTSZCD0
ヒュンケルって名付けようぜ
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/31(土) 18:02:33.77 ID:EqkZJJ8i0
持ち物の確認
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [ sage]:2018/03/31(土) 18:07:25.17 ID:pG77o5GZ0
待て、赤ん坊の名前を付けるならまず男の子なのか女の子なのか確かめてからで良いだろう、
それによって付ける名前も違くなるだろうし
6 : ◆ALICE6.PAk [saga]:2018/03/31(土) 18:21:50.25 ID:p9liIS320
>>2
 ではあなたは自らの記憶を手繰る。
 この洞窟に、時節の概念は無い。あなたは物心ついた時から、この洞窟で暮らしてきた。
 摩耗した記憶の中、あなたは遠い昔にこの洞窟に居た"親"達の存在を思い出すことができる。
「すぐに戻ってくるから、大人しく待っていなさいね」
 そう言って、彼は洞窟に居た20余名の同胞を連れて外に出ていってしまった。
 それから数年。あなたは一人で、この洞窟に暮らしている。
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/31(土) 18:25:18.12 ID:yuuAfMFE0
外を出て魔物を探しテイムする。まずは巣を拡大しようか…
8 : ◆ALICE6.PAk [saga]:2018/03/31(土) 18:27:30.44 ID:p9liIS320
>>3
 あなた自身に、親から名付けられた名前はない。
 この洞窟では全ての同胞に区別は無かった。あなたの"親"のみが"王"という明確な名前を持っていた。それ以外の同胞は、皆名前を持たず、そこに彼らが疑問を感じている様子も無かった。
 あなた自身もまた、同胞に呼ばれるべき名を持たない。他の同胞は、"王"の娘であるあなたを"姫"と呼んでいた。
 ……もう、そう呼ばれることも無くなって久しく経つが。
9 : ◆ALICE6.PAk [saga]:2018/03/31(土) 18:37:31.06 ID:p9liIS320
>>4
 ではあなたは、自身の持ち物を今一度よく見直す。
 あなたの華奢な身体を包んでいるのは、襤褸になった傷だらけのワンピースだ。
 辛うじてあなたの身体を隠してこそいるものの、それは年月によって劣化し、耐久度も大きく減らしている。長く着続けることはできないだろう。
 首には小さなネックレスが掛かっている。あなたが生まれた時からそれを持っていたのだと、あなたの親である"王"は言っていた。
 ネックレスのチェーンは鈍く銀色に輝き、チャームには深緑色の宝石がきらきらと高貴に輝いている。

 あなた自身が今持ち歩いている道具はこれだけだ。
 だがこの住み慣れた洞窟内には、まだ食べ物や道具が残っている。
 あなた自身が、誰の助けも借りずにこの洞窟内で生きていける程度には。
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/31(土) 18:42:19.69 ID:02xwUWcX0
今現在で出来ることや、もし持っているなら『能力』を教えて欲しいです
11 : ◆ALICE6.PAk [saga]:2018/03/31(土) 18:43:38.92 ID:p9liIS320
>>5
 あなたは自身の身体を見下ろす。
 重力に従ってあなたの頬を掠めるのは、銀色の毛髪だ。踝まで続く長い長いそれは、あなた自身のシンボルともなっている。
 襤褸になったワンピースの隙間からは、雪のように白い柔肌と、僅かな胸の膨らみが見え隠れしている。
 両手両足は細く、握りしめると折れてしまいそうだ。
 洞窟に居た同胞とは明らかに異なるこの華奢な身体を、"王"はあなたが女性だからだと言っていた。
12 : ◆ALICE6.PAk [saga]:2018/03/31(土) 18:47:11.77 ID:p9liIS320
>>7
 ではあなたは洞窟を進んでいく。
 幽々とした洞窟を進んでいくと、やがて洞窟は行き止まりに達する。
 その向こうには、鬱蒼とした緑が広がっていた。
 "外"だ。生まれてから一度も出たことがない場所。同胞が向かっていった場所。

 "王"はここから外に出てはいけないと言っていた。外の世界は恐ろしく、苦しい事ばかりなのだからと。
 ……どうしよう、外に出るべきだろうか?
13 : ◆ALICE6.PAk [saga]:2018/03/31(土) 18:54:36.26 ID:p9liIS320
>>10
 今日も変わらない平穏が続いている。
 あなたが望むなら、あなたはこの洞窟で生き続けて構わない。この洞窟にはそのための果物や家畜が育てられている。
 だがあなたが望むなら、あなたはこの洞窟から出ることもできる。
 あなたは何をしても良い。

 あなた自身が何らかの特異な能力を保持しているかどうか、あなたには判らない。
 ただあなたは"王"や同胞が用いる言葉で、自然現象に語りかけることができる。
 あなたは自然にお願いすることで『地面に火を熾した』り、『何もない場所に風を生んだ』り、『水をより冷たい氷に変えた』りできる。
 あなたのその力を、"王"は魔法と呼んでいた。
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