NARUTOに異物が紛れ込みました Part.4

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

785 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 00:11:45.92 ID:zg4NZYfQo
小南「知ってるわ。イタチに全てを聞いた。そして今の長門は全力で輪廻眼を使えるってことも」

小南は始球世界で看病を受けていた時、イタチの予想を聞いていた

穢土転生で長門が使われるのなら、自分が止めなければならないと思い、綱手……忍びが連合軍に頼んでいくつものあるポイントを作ってもらっていた

長門「なら!」

小南「何のために私がここにあなたを呼んだのか……わかる?」

小南が足で地面を蹴ると、長門と小南が立っていた小山が一気に解け、大量の紙に変化する

その紙の山の中に長門は落ちていく

小南「長門の足が治っていても、天道を使えない今なら、修羅道も地獄道も畜生道も人間道も餓鬼道も無意味」

畜生道ならば口寄せを召喚できるが、既に長門は小南の紙に体を拘束されている

チャクラを使わないギミックによって、どんどん長門の体に髪が集まっていく

ある程度長門が紙に覆われると、外側の紙をチャクラで操作して長門の封印をさらに強める

大量の紙が長門の体を一度壊し、塵が集まり再生する隙間に紙が入り込む

紙一枚一枚が封印を施すための術式が書いてある
786 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 00:12:46.93 ID:zg4NZYfQo
長門「……そうか。他でもない小南に止めてもらえたのは嬉しいよ」

小南「ええ、私も私自身が止められたのは嬉しいわ」

紙の使徒を発動し、紙の翼で紙の山に拘束されている長門を見下ろしながらそう答えた

その見下ろす瞳は悲しげな目をしていて、涙がとめどなく溢れてくる

長門「泣くなって。俺と弥彦は先に行って、小南のことを待ってる……俺は地獄行きかもしれないがな」

小南「それなら私も弥彦も地獄に迎えに行くわ」

長門「それなら閻魔様を輪廻眼で説得して、みんなで天国に行かないとな」

小南「そうよ。おやすみ長門」

長門「おやすみ小南……」

長門は小南と連合軍の事前準備によって、穢土転生での役目をすぐに終わらせた
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 00:18:04.19 ID:6IicTQbjo
ええ話や…
788 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 00:19:53.84 ID:zg4NZYfQo
ハナビはこっそり連合軍に参加していた

本来ならまだアカデミーを卒業していないハナビが来れるわけがない

だが自分たちだけが安全な場所で、チョウズメが全てをやってくれるなんていう甘えたことをしたくなかった

それにチョウズメはこの連合軍の本隊にはいない

もしそのいない時に本隊が襲われ、チョウズメの友達が死んでしまったら、きっとチョウズメは変わってしまう

ハナビはそう確信していたので、今まで使ってこなかった瞳を使って、皆を守る手助けをすることにした

ハナビ「……お父様が昔に言っていた。日向の天忍が使っていた白眼の更に上をの瞳術があるって。多分これがそれ、転生眼」

本来ならその瞳は白眼が最終的にたどり着く、写輪眼でいう輪廻眼のようなもの

その条件は既に失伝しているが、無限の愛を手に入れた時という伝承が残っているとかいないとか


ハナビの両目は煌めきがかかった水色の瞳に万華鏡写輪眼を思わせる模様ができ、中央に瞳孔を思わせる黒い点が浮かんでいた
789 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 00:30:34.54 ID:zg4NZYfQo
五影たちは大いに努力し、二つの隕石を退けた

だが、長門の神羅転征までは対応出来なかった

長門の発動したその衝撃波が連合軍を消し飛ばそうとした時、ハナビは空に飛び上がり術を使った

ハナビ「銀輪転生爆!」


ハナビは転生眼を手に入れてから、脳裏に浮かんでいた二つの術のうちひとつを解放する

それは巨大な、とても巨大な竜巻を発生させる術

空気のない空間であっても強制的に風が発生し、九喇嘛モードのナルトすらも退ける圧倒的破壊力の暴風を天道の斥力にぶつけることによって、ほぼ無効化した

マダラ「はははは、まさかあの術の二連に神羅転征すら退けるか。それにその目、もしや転生眼か? いいだろう、その目も頂いてやろう」

チョウズメ「は?」

マダラ「なんだお前」

チョウズメ「吹き飛べ!」

マダラは特殊な瞳術ならば収集しておいた方がいいと思い、ハナビに近づこうとした

だがいつの間にか隣にいた、白いチャクラを纏うチョウズメにぶん殴られていた
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 00:33:15.69 ID:aVjZHjZaO
ちょっとバンナム
このナルティメットストームバグ満載なんですけど
791 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 00:37:12.63 ID:zg4NZYfQo
話の整理をしないと大変なことになるので本日はここまでです

長門消化
戦場不意打ち対応消化
次はカブト(大蛇丸様サイコー)の描写からですね

そしてまだ亀島の00の処理が終わっていないという ハバネロさんが色々やったのはゾロ目効果でコンマで選ばれた
六道仙人「なるほど」
がまだです
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 00:44:41.48 ID:PvO+FsNXo
乙ー
もう収拾つかないなこれw
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 00:55:00.49 ID:Z29Yd9pN0
どうあがいても(マダラが)絶望
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 06:24:21.24 ID:MtPGqoXl0
乙でした
せっかく出てきたんだからマダラお爺ちゃんがオビトの勘違いを正してやってくれww
勘違いしたまま滅殺されるのは哀れ過ぎるww
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 14:18:45.77 ID:AKYirtaRO
マダラを封印すれば、後は黒ゼツだけかな?
けどイタチさえ呼び出せば十束の剣で事足りると言う…
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 16:33:29.12 ID:y833ZWfL0
マダラ「敵陣にチート多過ぎて嫌になりますよ」
797 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 21:09:59.06 ID:zg4NZYfQo
カブトは暁の持ち物ではない秘密基地で穢土転生を操作していた

カブト「……長門が速攻でやられちゃうなんて、暁の表のリーダーもこの程度ですか」

大蛇丸「そんなこと言うのはやめなさい。あなたが言うには、相手は長門のスペックを完全に理解して、封殺できる準備をしていたのでしょう?」

カブト「……そうですね。運が悪かったということにしましょう。それにしても驚きだ。マダラの奇襲でほとんど被害が出ないなんて」

大蛇丸「連合軍は伊達ではないということかしら」

カブト「でも僕が特別に手を加えたマダラ、そして連合軍を囲うように配置している穢土転生たちには勝てない」

大蛇丸は現在、自分の求めていた不死の存在になっている

穢土転生体で他とは違い、完全に意識もあるし自由意志もある

ただカブトに危害を加えないこと、カブトの邪魔をしないこと、そして穢土転生の逆口寄せをしないこと

それだけの命令しか受けていない

カブトはまだまだ大蛇丸を超えたとは思っていない

故に大蛇丸の全てを吸収するために、側につけて補助をしてもらっている

昔の大蛇丸とカブトの逆のたちばになっているかんじだ
798 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 21:20:14.77 ID:zg4NZYfQo
カブト「……大蛇丸様」

大蛇丸「来たのね」

カブトは側に置いている感知系の穢土転生体が外に敵が来たことを伝える

それと共に入口を警備させていた穢土転生がいきなり消滅した

鬼鮫「尽きることの無いチャクラですか。鮫肌は不味いから食べたくない様ですが」

イタチ「だから俺がやると言っている」

鬼鮫「弟さんがいないのですから、別にかっこつけなくていいじゃないですか」

既に限界まで大きくなっている鮫肌を担ぐ鬼鮫と、完全体須佐能乎を展開しているイタチが現れた

イタチ「久しぶりです大蛇丸」

大蛇丸「聞いたわ。あなたはダンゾウのせいであんな事をしたのだって。それでわかったわ、あなたは同類ではなかった……いえ、昔の私は同類ではなかったわ」

大蛇丸は昔、イタチが暁に入ってきた時に同類だと言った

だがイタチは同類などではなくヒルゼン側の人間だったのだと思い直していた

そして大蛇丸自身は……

鬼鮫「とうとう本物の不死身になった気分は如何ですか?」

大蛇丸「悪くないわよ。無茶な術の実験もそうだし、チャクラが尽きないのはいい事だわ」

鬼鮫は頬を釣り上げ、鮫肌を向けながら大蛇丸に問いかけた

カブト「……僕を無視しないでくれないかな? 大蛇丸様も」

大蛇丸「あらごめんなさい」

カブトはメガネをくいっとしてから話し始める
799 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 21:28:23.87 ID:zg4NZYfQo
カブト「君たちは僕を追い詰めたと思っているだろう。だが違う。僕が君たちを追い詰めたんだ」

みたらしあんこたちが少し前から監視していたのは分かっていた

カブトは大蛇丸の生きていた時のチャクラが欲しかったので、みたらしあんこを捉えようとしたら、その度に下がられていた

きっと自分たちを襲撃する戦力を待っているのだろうと思い、あえて泳がせていた

鬼鮫「大蛇丸の真似事をするだけのメガネ君と、イタチさんに全く適わなかった大蛇丸で何をするのですか?」

カブト「こうするんだよ」

カブトは穢土転生の口寄せをした

すると

二尾、三尾、四尾、五尾、六尾

目立つ忍びはその五人、人柱力五体がその場に現れた

他にも主に雲の雷遁系の忍びと霧や木の葉の水遁系の忍びも呼び出された

カブト「君たちが襲撃してくる可能性も僕は考慮していた。だから君たちの得意な属性のメタ、それに人柱力を僕は手元に置いていたんだよ」

イタチ「……戦争にその戦力を投じるべきだ」

カブト「そちらは問題ないですよ。どうせマダラとそれ以外の全ての戦力は向こうなんですから。君たちが自由戦力として動くことは想定できたけど、うまくハマったよ」

カブトが得意げに話しているのを、大蛇丸は声を出さずにため息をつく
800 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 21:38:41.78 ID:zg4NZYfQo
鬼鮫「久しぶりに削りがいのありそうな戦いが出来そうですねぇ。イタチさんはどうします?」

イタチ「即ケリをつけて、サスケやチョウズメくんたちのいる戦場に戻るぞ」

鬼鮫「……あなたのあの剣は強力ですからね」

鬼鮫はぶっちゃけチョウズメに援軍はいるの?と言いたかったが、それを言うとイタチが起こるので言わなかった

カブト「はははは。君たちを倒して、僕が大蛇丸様を超える第一歩の証明にしてあげるよ」

外見が大蛇丸によってしまっているカブトだったが、その感情はたしかにカブトのものであり、カブトの願った願いだ


大蛇丸「……」




コンマ下1
サスケェ!に対する大蛇丸の感情
最低保証60でそれ以上で原作以上の愛がある

コンマ下2
チョウズメへの想い
90〜  抱きしめたいなガン、チョウズメ!
60〜  ええやん(サスケのコンマを上回るとサスケと同等に逆に何故か好かれる)
34〜59 憎いけどその才能を育てたい
11〜33 サスケが止めないと殺す
〜10  サスケが止めても殺す
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 21:39:48.20 ID:Eo1WEajyO
なんかな
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 21:40:00.89 ID:Sf1KyeG80
はい
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 21:40:44.17 ID:MtPGqoXl0
木遁・ガンダムの術
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/18(水) 21:42:47.00 ID:c8on7biP0
805 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 21:47:01.16 ID:zg4NZYfQo
大蛇丸は天然()で木遁を習得し、ヒルゼンのような戦い方ができ、氷遁を使い、陽遁の倍加を使いこなし、仙術も使えるチョウズメに興味津々のようです


大蛇丸のアジトできっとサスケがチョウズメの事を得意げに話していたのかも知れません

うちはが興味のあるもの、好きなものを語るってきっと大蛇丸も凄く疲れながら聞いていた可能性
806 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 22:02:00.99 ID:zg4NZYfQo
三人とカブトに従う穢土転生が臨戦態勢に入る中、大蛇丸は平然とその間を横切り、カブトの元にいく

カブト「……大蛇丸様もお願いします」

大蛇丸「大体わかったからもういいわ」

カブト「何がですか?」

大蛇丸「あなたならきっと私とは違う視点で、より高みへと歩んでくれるかもしれないと思っていたわ。でもやはりあなたは私を追いかけるだけの子供だったようね」

いきなり大蛇丸が自分に説教のようなものを始めたので、訝しげな顔でカブトは大蛇丸を見る

カブト「僕は既に大蛇丸様を超えつつあります」

大蛇丸「そうかしら?」



大蛇丸がそう口にすると、いつの間にかカブトは大蛇丸が転生を行う異世界にいて、カブトの体は顔以外肉で拘束されていた
807 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 22:05:02.96 ID:zg4NZYfQo
カブト「……!? な、なぜ! 大蛇丸様は僕には逆らえないはず!」

大蛇丸「私の術をちょっと改良した程度で、今の穢土転生をほぼ作り上げた私を完全にコントロールできると本当に思っていたの?」

カブトの目には、大蛇丸が昔の人間だったころの大蛇丸、自分が一度も勝ったことのない大蛇丸が見える

実際は穢土転生体でそこにいるのだが、もうカブトは正常な判断ができない

カブト「……僕は大蛇丸様が扱えなかった仙術まで手に入れたんですよ!」

大蛇丸「そう、その点だけは私よりも優秀だったわね。でも蛇化が進んでいるところを見ると、完全なコントロールは出来なかったようだけど」

大蛇丸は顔だけしか露出していないカブトの頬を撫でる

大蛇丸「私は昔、自らが風車を回したいと思った時があったわ。でもね、あなたを見て、サスケくんを育てて、自分の理解できない速度で成長する存在、バグを知って、私はそれらを見守りたいと思うようになったのよ」

カブト「……それではただの停滞ですよ大蛇丸様!」

大蛇丸様「その時はその停滞で風車が止まってしまうかもしれない。でもね、風がそれ以降吹かないことなんてないのよ。きっと誰かがまた風を生み出すの。私はそれを見ていたい」

大蛇丸がカブトの頬に触れると、少しずつその部分から大蛇丸はカブトの中に入っていく

ちょうど蛇化していて、大蛇丸に侵食されている部分を大蛇丸は触れている

カブト「やめてください! 僕なら自ら風を起こし続けることだってできる!」

大蛇丸「大丈夫。あなたは私と共に生き続ける。前の三人とは違って、あなたの意識はちゃんと私と共に生き続けるわ」

カブト「いやだ! やめて!」

大蛇丸「一先ず寝ていなさい」

大蛇丸が完全にカブトの内部に入り込むと、カブトの意識はそのまま落ちていった
808 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 22:13:50.73 ID:zg4NZYfQo
イタチ「……何が起きている?」

鬼鮫「蛇がまた面倒なことをしたのは分かりますよ」

大蛇丸がいきなりカブトに近づき、大蛇丸の手がカブトに触れると、2人は動きを止めた

そしてすぐに穢土転生だった大蛇丸は崩れ落ちた

カブト?「ふう、魂や精神で相手の身体を乗っ取ることができることは知っていたけど、初めてのことだとやはり緊張するわね」

鬼鮫「……蛇ですか」

カブト(in大蛇丸)「そうよ。三忍の一人、大蛇丸よ」

イタチ「穢土転生はよっぽどの事がない限り、術者に何も出来ないと聞いていたが」

大蛇丸「扉間の穢土転生の術を改良して、ここまで使いやすくしたのは私よ? 普通は意味の無い術の隙間を作っておいて、いくらでも乗っ取れるようするのなんて基本でしょ? バックドアを仕掛けておいたのよ」

大蛇丸がカブトの体で、あのオネエ言葉で話している

大蛇丸は話しながら、仙術チャクラがどういうものなのかを理解し、それをうまく抑え込む

するとカブトの体にあった蛇の鱗などの制御ができていなかったが故に出ていた症状が綺麗になくなった
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 22:14:48.30 ID:MtPGqoXl0
やっぱ蛇は再生の象徴だわ
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 22:21:59.84 ID:y833ZWfL0
ウロボロスか
811 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 22:29:40.13 ID:zg4NZYfQo
大蛇丸の細胞を取り込んでいたので正しくウロボロスみたいに自らの体の末端(カブト)から飲み込んだ感じ




鬼鮫「それであなたは何をするのですか? 我々と戦うと?」

大蛇丸「鬼鮫は昔から野蛮ね。私はもう悪巧みとかそういうのはやめたのよ。ただ成長していく若い子たちを見守りたいのよ」

その言葉にいち早く反応したのはやはりイタチだった

イタチ「サスケか」

大蛇丸「サスケくんもそうだし、昔は殺したいほど恨んでいたチョウズメくんもそうよ」

鬼鮫(……うちはだけじゃなく、この蛇にまで絡まれるのですか。大変ですねぇ)

鬼鮫は苦笑いしながら、チョウズメの胃の心配をしようとしたが、チョウズメは精神がおかしいのを思い出した

大蛇丸「とりあえず子・丑・申・寅・辰・亥、穢土転生 解! これで少しは信じてくれるかしら?」

大蛇丸が印を結ぶと、大蛇丸(カブト)の横にいた感知系も、すぐそばにいた人柱力やその他忍びも全て塵となって消えた

大蛇丸「……まあどうせマダラは逆口寄せで存在を維持しているはずよ。マダラに対抗出来る存在を呼び出すために準備が必要なの。手伝ってくれるかしら?」

鬼鮫「どうします?」

イタチ「サスケとチョウズメくんに悪影響を及ぼすから殺すか殺さないかの話か?」

鬼鮫「手伝うか手伝わないかの話です」

イタチ「その対抗出来る存在とは?」

イタチなりにボケたつもりだったのだが、真顔で鬼鮫に返されたのですぐに言葉を返す

大蛇丸「マダラといったら一人しかいないじゃない。千手柱間よ」

大蛇丸は二人、とりわけイタチなら手伝うと確信しているので、この場を出ていく準備を始める
812 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 22:30:49.29 ID:zg4NZYfQo
忍刀七人衆や元影たちは出番もなしにフェードアウトです

これも全てオビトがガチでチョウズメとかいう柱間(オビトが勝手に思い込んでいる)にビビっているせい
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 22:33:44.60 ID:AUun2iTyo
四代目風影はちょっと今の完璧な人柱力としての我愛羅見てほしかったなー。
カルラの話もしてほしかった
814 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 22:46:41.65 ID:zg4NZYfQo
チョウズメ「……みんなが危ないと思って来てみれば、なんで本物のマダラがいるのさ」

ハナビ「チョウズメさん!」

ハナビは不思議なチャクラの衣を纏ったチョウズメを見つけて、怯むことなく速攻で飛びついてきた

チョウズメ「よっと……あれ?その目はどうしたの? まずなんでいるの?」

ハナビ「チョウズメさんの代わりにみんなを守ろうと……この目は多分転生眼っていう、白眼の進化した目だよ」

ハナビの頭を撫でながら、チョウズメは記憶をたどる

カグヤの記憶にもそんな目の存在はあったが、詳細はイマイチ分からないようだ

フウ「綺麗な目っすね。それと戦場だからあんまり動きづらい事をしちゃダメだよ?」

ハナビ「……フウさんだけ何年もチョウズメさんを独占してたくせに」

フウ「それとこれは別っすよ」

ビー「今のは時空間忍術かよ、やべえな」

ナルト「チョウズメの事で驚くと心臓がいくつあっても足りないってばよ」

ビーとフウは素の状態、ナルトは九喇嘛モードでチョウズメと共にこの場所に出現した

マダラ「あはははははははは!!」

オビト「何を笑っている……それにしくじりおったなオビトめ」

マダラが大声で笑う中、オビトはそのマダラの隣に立ち、マダラ以外の穢土転生が全て消滅したことを感じ取った



コンマ
下1
90〜  オオノキ化
67〜89 貴様がチョウズメか!!(話し始める)
34〜66 新たな強者よ歓迎するぞ!(会話から)
〜33  この気配、柱間か!!(初手から本気を出してくる)

なお30以上で逃れられぬうちはの運命(マダラ)が発生します
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 22:48:27.48 ID:PvO+FsNXo
おじいちゃん
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 22:51:38.27 ID:Eo1WEajyO
ここで00来たら爆笑だったな
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 22:55:23.13 ID:PvO+FsNXo
おじいちゃん力が足りなかったか、すまん皆
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 22:57:44.88 ID:MtPGqoXl0
呆け爺がこれ以上増えなくてよかったんやでww
819 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 22:58:45.91 ID:zg4NZYfQo
00とかその瞬間終わってた



マダラ「新たな強者よ、歓迎するぞ! その額の目はもしや輪廻写輪眼! それに右目は白眼と見える。なるほど、時代を感じるぞ」

オビト「気をつけろマダラ、あいつは柱間だ」

マダラ「……柱間があんなチャクラをまとうわけが無いだろ! 貴様は柱間を侮辱しているのか!」

オビト「いや、確かにあいつは柱間だ! 木遁を操り、仙術を理解し、そして俺たちの計画を全て知っていた!」

マダラ「……」

チョウズメ「違いますから!」


さきほど33以下ではなかったので
コンマ
下1
20以下で柱間かもしれない……?
10以下で柱間ァ!
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 22:59:40.30 ID:AUun2iTyo
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 23:00:02.00 ID:MtPGqoXl0
マダラはまだ呆けていない
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 23:00:40.46 ID:PvO+FsNXo
そのコンマ出てたら終わってたなw
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 23:10:11.97 ID:MtPGqoXl0
マダラはカグヤのことを知っていたはずだから、チョウズメの力の源泉をほぼ正確に洞察してくれたんじゃないかな
好感度コンマは1つ前でやっているし、流石にオオノキ化はなかったと思いたい
824 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 23:12:35.14 ID:zg4NZYfQo
マダラ「そんなわけがあるか! ただの仙人モードになれて木遁を扱え、どこからか情報が漏れたと考えた方が自然だわ!」

オビト「……そうか」

オビトは納得していないがそう呟いた

マダラ「尾獣はいくつ揃った?」

オビト「五体だ」

マダラ「……貴様、サボっていたな?」

マダラは輪廻眼となった目でそう呟く

オビト「柱間が」

マダラ「あいつは柱間ではない!」

オビト「……人柱力自体に力があるのと、あのチョウズメに暁を崩壊させられた」

マダラ「ほう」

マダラはニヤリと笑いながらチョウズメを見た

チョウズメ(……あっ)

マダラのその目は見たことがある

柱間と戦っている時の、笑いながら戦っていた時のまだらの目だ

マダラ「ならば俺が直々に殺してやろう! 貴様は人柱力を倒せ!」

オビト「油断するな」

マダラ「俺様を誰だと思っている」

マダラはチョウズメのあの特殊なチャクラを見た時から、ある物を連想させていた

そうチョウズメが外道魔像と同質の存在であることをマダラは理解したので、特に強くオビトを叱らなかった
825 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 23:14:20.44 ID:zg4NZYfQo
オビトとマダラの会話が行われていた時、サスケがチョウズメたちの元に現れた

サスケ「無事だったかチョウズメ!」

ナルト「サスケ!」

サスケ「……ナルトか。久しぶりだな」

ナルト「本当にサスケなんだな!?」

ナルトは涙が零れそうになる

サスケ「ウスラトンカチが」

サスケは自分が迷惑をかけたことを理解しているので、あまり強く言えないでいた

ナルト「サスケェ!」

ナルトがいきなりサスケに飛びかかり、サスケがそのナルトを受け止めた

その時にチョウズメ後ろにいたチョウズメもぶつかり、三人は刹那の間意識を失い、ある存在と会っていた
826 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 23:28:30.86 ID:zg4NZYfQo
本来ならまだこの人と出会うためのフラグが足りていない

だがチョウズメがその者の親が持っていたチャクラを身に纏い、既に一度だけあったことがあるが故に、チャンネルは既に繋がっていた

強くなったインドラとアシュラの転生体がカグヤの力を纏ったチョウズメに触れたことにより、ひと足早く呼び出された


ハゴロモ「よくぞ参った。我は安寧秩序を成すもの、名をハゴロモという」

チョウズメ「……この気配、あっ! 柱間の記憶を読んでた時に無理やり途切れさせた人だ!」

ハゴロモ「さよう。忍宗を忍術を学ぶために使うなどあってはならぬ事」

チョウズメ「忍宗の考えをもっと広めないで、忍術が広まる世の中を作った人が良く言いますね!」

チョウズメとハゴロモは互いの忍宗によって、互いの表面上の事は全て理解出来た

何も言わなくても通じ合うことが出来るが、人間には口があり、言葉を交わした方がいいこともある

ナルトとサスケがいるのに、二人が見つめあっていたら不思議がられてしまう

ハゴロモ「……我の教えよりも、母の使った強大な力に人類は惹かれてしまった。我に出来たのは息子を二人作ることのみ」

ハゴロモは一呼吸置いて、ナルトとサスケを見る

ハゴロモ「そしてその2人、兄インドラはうちはサスケに転生し、弟アシュラはうずまきナルトに転生した」

ナルト「……は?」

サスケ「……」

そこからハゴロモの話が始まった
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 23:29:39.69 ID:XfVwOFai0
……アシュラ、インドラ、十尾のチャクラが揃ったから六道仙人が現界できるのでは
828 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 23:40:45.97 ID:zg4NZYfQo
ハゴロモは説明を始めた

カグヤのこと

そして十尾のこと

ハゴロモが十尾の説明をしている時、間違ったことを言い出したのでチョウズメは待ったをかけた

話し始めてすぐに言葉使いが難しく、ナルトが理解しきれていなかったので今風の話し方に変わっていたりする

チョウズメ「待って。チャクラの実を取られたから神樹が怒ったんじゃないよ。十尾と融合したカグヤが自分から流れてしまったチャクラを取り返すために襲ったんだよ」

ハゴロモ「……え?まじ?、ごほん。まずなぜそのようなことを知っている」

チョウズメはそれを証明するために、カグヤモードになる

チョウズメ「あなたが十尾であるカグヤを封印した時、カグヤは色んな小細工をした。そのうちの一つで、魂を極小分けてたんだよ。その僅かな魂が僕の魂を侵食して、カグヤは僕の体で復活しようとした」

ハゴロモ「……えぇ」

ハゴロモは今まで知らなかった母の裏切りを知り、心底落ち込んでいる

チョウズメ「それでカグヤと意識の取り合いになって、僕が勝ってカグヤの力と記憶を手に入れた」

ハゴロモ「…………確かに母に似た、いや母と同じチャクラを感じるが」

チョウズメ「カグヤと十尾についてはいいから説明を続けて」

ハゴロモ「母が我らを裏切ってたと知って辛いのに扱いが雑すぎぬか?」

チョウズメ「早く」

カグヤはチャクラの実で狂っていたので、わが子にチャクラが流れたことを恐れ、そして二人を殺して力を取り戻そうとしていた

感情的には割と嫌っていたので、それがチョウズメに影響を与えている
829 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 23:51:11.63 ID:zg4NZYfQo
そこから息子二人の話になり、アシュラインドラによる長い戦いの話が始まった

そして前回のインドラの転生者であるマダラが行おうとしている無限月読の真相が語られる

やはり平和利用できる術ではなく、月読にかかった存在を生きた奴隷とする術であると

サスケ「……お前の言いたいことはわかった。俺たちはマダラを止めて、カグヤの復活を阻止すればいいんだろ?」

ナルト「みんなを守るためだから、頼まれなくてもやるってばよ」

ハゴロモ「……」

予言では9の獣に愛されし碧眼の少年がというワードがあった

だがナルトはまだほかの尾獣と心を通わせていないし、チョウズメとかいうイレギュラーの方が尾獣と仲良くしている

だが既にカグヤの一部を打ち倒して力としたイレギュラー、予言のバグのような存在がいるので、きっと予言も変わるのだろうと思った

ハゴロモ「貴様ら三人はこの戦いを経て、力を手に入れて、何をしたい? 正直に答えてほしい」

ナルト「仲間を守りたい。それだけだ!」

サスケ「愛した者を守る」

チョウズメ「仲間も守りたいし、愛した人も守りたい」

ハゴロモ「それがお主らの願いか」

ハゴロモは一度目を閉じる
830 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/19(木) 00:07:19.10 ID:9a3myXE0o
ハゴロモは目を開けて3人を見据える

ハゴロモ「……君は既に母の力を持っているから不要だろう。今度は二人に我の力を授けよう。ナルトとサスケは利き手を出せ」

前回はアシュラの転生者のみに力を与え、そしてインドラの転生者は今敵となっている

それならどちらにも与え、平等にしようと考えた

ナルト「サスケ、この戦いが終わったら色々話したいことがある」

サスケ「……いいだろう。聞いてやる」

ナルト「へへっ。チョウズメも一楽のラーメン再現の勝負だってばよ!」

サスケ「うちは煎餅の復興を手伝え」

チョウズメ「うん」

チョウズメは一歩下がり、ナルトは右手を、サスケは左手をハゴロモに差し出した

ハゴロモ「頼んだ、新たな子達よ」

ナルトとサスケはハゴロモから力を受け取り、この空間から消えていった



ハゴロモ「君も戻そう」

ハゴロモが差し出してくる手をチョウズメは取らずに、まだ図々しく消えていなかった存在に意識を貸す

チョウズメ「ハゴロモ、今までよく頑張りましたね。チャクラで狂ったわらわですが、狂っていなければきっとあなた達をもっと可愛がることも出来たでしょう。長い間ありがとう」

チョウズメは少し前に吸収したチャクラに狂ってないカグヤは意識を何とか残していたようだ

そのカグヤ(体はチョウズメ)はハゴロモを優しく抱きしめてから離れる

カグヤ「今度こそわらわは消えます。チョウズメよ、約束よろしくお願いします」

ハゴロモ「待ってくれ母様! 我ら兄弟は母様を愛しておりました!」

カグヤ「ありがとう。そしてお休みなさい」

意識を預けていたチョウズメには、一瞬だけハゴロモがジジイではなく幼い子供のように見えた

そしてチョウズメも同じくその場をあとにした
831 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/19(木) 00:11:42.03 ID:9a3myXE0o
本日はここまでです


次回はマダラ(仙人チャクラがないため、六道仙人モードではない)vsチョウズメ(カグヤモード)
とオビト(特殊な力なし)vsナルト(尾獣チャクラは九尾だけだけど六道仙人モード)とサスケ(輪廻写輪眼)の戦いになります


本来なら一尾は守鶴封印の釜、八尾はタコ足分身のチャクラ、九尾は金閣銀閣から徴収で無理やり十尾を起動させる気だったのですが、七尾のチャクラがどこにもないので十尾が起動なしになりました
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 00:13:38.54 ID:V5Qi2nNHo
乙ー
いいシーンなのにチョウズメがいきなり女言葉で何事だとか思ってしまった……不覚
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 19:34:17.45 ID:2sXjClZu0
乙でした
寝落ちしたから今更ですが
834 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/19(木) 23:03:31.37 ID:9a3myXE0o
すみません寝落ちしそうなので今日はないです

明日でまだかかるはずだったのになぜもう終わりそうなのか不思議ですね
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 23:14:15.02 ID:V5Qi2nNHo
乙ー、ゆっくりお休みー
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 23:16:59.21 ID:wITbCajd0
乙乙
全てはコンマ神に愛されたチョウズメの仕業や
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 23:20:51.06 ID:ea0BODt2o
おつー
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 16:50:09.86 ID:Qm9IGIajO
十尾がそもそも起動しないってことは
外道魔像どうなりましたか?
839 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/20(金) 21:33:14.68 ID:2IijOjieo
それについては物語中に多分言います



ナルトとサスケは数秒早く目を覚まし、チョウズメも遅れて目を覚ました

チョウズメ「二人にはあの仮面をお願いしてもいい?」

ナルト「あっちの方がマダラだって言ってたよな? 一人はやべえってばよ」

ナルトが向いている方には話終わったマダラと仮面を被ったオビトがいる

チョウズメ「フウとハナビがいるし大丈夫」

サスケ「フウとかいうのは人柱力で仙人モードを使えるからわかるが、あの日向の次女がいるのは足でまといだろ」

チョウズメ「写輪眼でいう輪廻眼みたいな目を開眼してるし大丈夫だよ」

サスケ「……本当に大丈夫なんだな?」

チョウズメ「うん」

サスケが少し考え込んでから、チョウズメの言葉に頷いた

サスケは六道仙人モードのナルトと輪廻写輪眼を使える自分が速攻で仮面の男を倒して援軍に行けばいいと考えた

チョウズメ「マダラ!」

マダラ「なんだ小僧」

チョウズメ「その仮面の自称マダラはナルトとサスケが戦う。変に手を出さないよね?」

マダラ「貴様のような柱間以上の化け物の気配を醸し出す敵と戦うのだ。余所見など出来ぬわ」

オビト「チッ」

オビトはどうやらなんか考えていたようだが、それが破綻したのか舌打ちをする
840 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/20(金) 21:43:18.52 ID:2IijOjieo
マダラ「……お前は向こうで戦え。もし暇があれば外道魔像を呼んでおけよ。七尾さえ手に入れれば一応は動くのだろう?」

オビト「不完全だがな」

オビトは保険として一応外道魔像に砂の里からパクった守鶴を封印する壺に残っていた守鶴のチャクラ

八尾のタコ足分身の八尾チャクラ

金閣銀閣にバージョン1になってもらい、それで漏れ出る九尾チャクラを封印しておいた

なのであとは外道魔像に七尾のチャクラさえ封印できれば一応起動することが出来る

だが尾獣三体分が残りカスやチャクラの残骸しか入れていないのでどうなるかオビトもマダラも分かっていない

マダラがその場から走り出したのでチョウズメとフウとハナビはついて行く

本当ならチョウズメはハナビもフウも始球世界で待っていて欲しいが、マダラが相手なので少しでも戦力が欲しい

それに二人は戦うと覚悟を決めているようなので、今更何を言っても無駄だろう
841 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/20(金) 21:53:58.77 ID:2IijOjieo
マダラ「貴様はなんだ? なぜ外道魔像と同質のチャクラを得ている?」

チョウズメ「答えて欲しければまず僕が知りたいことをいくつか答えてほしいです」

ハナビ「……え?お話するの?」

チョウズメ「うん。柱間が好きだだったみたいだし、ちょっと気になることがあって」

フウ「あの仮面の人よりも話が通じそうっすからね」

ハナビはドン引きし、フウは何だかんだそう切り出すのでは?と思っていた

マダラ「よかろう。質問を言え」


マダラは平和を愛する男であるが故にこの世に絶望した男だ

平和を愛しているが、自らの戦闘狂も自覚し、そして改変されてしまっているうちはの石碑を読み、夢の世界へと思いを馳せている

柱間が次に繋げようとしたのに対し、マダラは自らで全てを行おうとしている

そんなマダラは現代の忍びは弱すぎるが故に、話す意味などないと考えている

だが目の前の存在はあの外道魔像と同質のチャクラを持つ化け物だ

柱間としか満足に戦えなかった自分と違って、この存在が満足に戦える相手が現代にいるとは思えず、マダラは少しだけ不憫に思う

実際はチョウズメのこのキチガイじみた力がたった数年、ちゃんと扱えるようになって1日も経ってないと知ったらマダラはどう思うだろうか
842 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/20(金) 22:00:03.09 ID:2IijOjieo
チョウズメ「十尾を復活させて無限月読をやりたいのは分かっています。でも無限月読は平和な夢の世界なんて作れず、チャクラタンクにする為の平和とはかけ離れている術だって分かってますか?」

オビトはマダラの弟子だと言っていた

それなら師匠のマダラがこの計画にオビト以上に関わっていて、オビトが言っていた無限月読は平和のための術というのもマダラの受け売りだと思って質問した

マダラ「……なぜ貴様は無限月読がそのような術だと思う? 貴様のその額の輪廻写輪眼でうちはの石碑を読んだのではないのか?」

チョウズメ「僕は無限月読を使った人間の記憶を引き継いでいるからです。十尾の人柱力、いいえ、十尾と融合したチャクラの祖、大筒木カグヤの記憶からチャクラまで全て」

マダラ「……ふむ」



コンマ
下1
30以下でゼツが聞いていた


コンマ
下2
80以上でマダラは一考の価値ありと認め、考え始める
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 22:00:45.00 ID:dVQMYC7JO
マダラァ!!
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 22:00:45.27 ID:Kzv9+/y+O
それ
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 22:01:12.10 ID:sua2rAs6o
あっ…
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 22:15:35.26 ID:8lN3skbKo
oh…
847 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/20(金) 22:20:40.13 ID:2IijOjieo
マダラは色々考えた末、こう結論づけた

マダラ「……貴様を瀕死にし、外道魔像にチャクラを封じれば外道魔像も動くということか」

チョウズメ「……やっぱり駄目か」

今まで九体の尾獣を封印しようとしていたのは、外道魔像を起動させて十尾を復活させるためだ

そして目の前には十尾と同質のチャクラを持っている存在がいる

きっとチョウズメのこのチャクラを外道魔像に食わせれば十尾が復活するだろうと考えた


チョウズメは忍宗でこの人が世界に絶望し、本気で世界を平和にしようとしていることを理解した

やり方は過激過ぎるが、それなら話し合ってなんとかする方法がないか話し合えると思ったが、マダラが予想以上に戦闘狂だったことが敗因だろう

マダラが輪廻眼を目に宿らせ、チョウズメを最初にボコるか、隣の女二人を人質にしてチョウズメを倒すか、他に色々と考えていた時、ある存在がマダラの横に現れた

黒ゼツ「マダラ」

暁で唯一残っている忍び?ゼツ、その黒い方が現れた
848 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/20(金) 22:33:26.00 ID:2IijOjieo
マダラ「ゼツか、何の用だ」

黒ゼツ「俺ガ張り付いて、サポートヲしよう」

マダラ「ふむ、いいだろう」

マダラは黒ゼツは陰陽道の術で柱間細胞を使って生み出した、自らの意思を反映させた存在だと思っている

自分の考えをインプットした兵器が裏切るわけがない

マダラは黒ゼツを体の周りに張り付かせて、動きのサポートをさせるべく黒ゼツに手を伸ばした

黒ゼツはマダラの半身を包み込み、そして

黒ゼツ「貴様はもう不要だ。いや、母に敵意を向ける害虫は死ね」

マダラ「ぐああああああ!! ゼツ! なぜだ!」

黒ゼツがマダラの体全身を包み込み、包み込まれているマダラは倒れた
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 22:34:55.03 ID:lhji1oVUo
母ってチョウズメのことだったりして……
850 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/20(金) 22:39:06.48 ID:2IijOjieo
チョウズメ「……母?」

ハナビ「私じゃないよ?」

フウ「あっしもまだ産んでないっすよ? もしかしてチョウズメ?」

チョウズメ「違うから! 僕男だし!」

チョウズメたちは訳が分からずとりあえずボケている

チョウズメも割とパニクっているのだ

あの自分が何千と柱間の時に殺されたマダラが何故か身内に騙し討ちを受けて滅びかけている


黒ゼツ「マダラ、お前は俺を作った、お前の意思そのものだと思っているようだが、俺の意思は母カグヤだ」

ゼツ「カグヤ、あの小僧のことか!?」

黒ゼツ「そうだ。母の封印を解き放つために、何百年以上と暗躍してきた。だが母は自ら封印から出てきてくれた! あのチャクラ! あの角! あの瞳! わが母大筒木カグヤで間違いない!」


ハナビ「……」

フウ「……」

チョウズメ「違うから!」

オビトがチョウズメを柱間と言っていたように、黒ゼツにはチョウズメ(カグヤモード)がカグヤに見えるようだ
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 22:42:40.49 ID:sua2rAs6o
ゼツ…お前かよ…w
852 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/20(金) 22:48:27.69 ID:2IijOjieo
黒ゼツに侵食されてマダラは自分の体を動かせなくなった

そして黒ゼツはマダラの体で印を組み始めた

黒ゼツ「子・丑」

マダラ「やめろおおお! 穢土転生を解く気か!」

黒ゼツ「母さん待っててね! 今母さんの敵を消すから!」

黒ゼツは若干幼げな声色でチョウズメに向けて話しかけてくる

チョウズメ(カグヤ出てきてよ! まだ消えてないんでしょ? あなたの息子が僕を母親とか言ってるんですけど!)

チョウズメはハゴロモの時のようにカグヤの意思が自分の中に残っているのではないかと呼びかける

だがあの時息子に会えて満足したチャクラに狂う前のカグヤは完全に消えていた

チャクラに狂ったカグヤはチョウズメが完全に吸収してしまっているのでもういない

黒ゼツ「申・寅・辰・亥! 穢土転生、解!」

マダラ「ふざけるなあああああ!!」

マダラは不意打ちで隕石を降らすだけ降らして、仲間に裏切られて、せっかく逆口寄せして保っていたのにその穢土転生を解除させられた

黒ゼツ「母さん!」

そしてマダラの穢土転生を解除した黒ゼツは真っ黒な人型でチョウズメへ近づいてくる





黒ゼツは全く警戒していないので確実に行うことが出来ます
安価多数決
下3まで

1 氷遁で殺す
2 木遁で殺す
3 殺す
4 …………黒ゼツと対話をする
5 マグマの異世界にボッシュート
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 22:49:29.54 ID:dVQMYC7JO
5で
854 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 22:50:58.36 ID:lhji1oVUo
5
855 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 22:52:06.77 ID:sua2rAs6o
容赦ないな
せめて俺だけでも1
856 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 22:52:44.09 ID:sua2rAs6o
4だよなにやってんだ俺のバカ
857 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/20(金) 23:03:35.87 ID:2IijOjieo
一票の優しさに黒ゼツは泣いた



黒ゼツは泣きそうだった

生まれ落とされたのは母親が月に飲み込まれる時

黒ゼツは大した力もなく、孤独と戦いながら母親の復活を今か今かと待ちわびていた

そしてやっと輪廻眼を開眼する人間が現れ、尾獣もいい感じに外道魔像に封印されていっていた時にチョウズメや我愛羅などによって暁がボロボロにされた

だがそのチョウズメ自身がカグヤ本人だったのだ

そう、自分は生き返っているのに、息子が会いに来ないから怒っていたのだと黒ゼツは思った

黒ゼツ「母さんー!」

黒ゼツはチョウズメに向かって抱きつくために飛んだ

チョウズメ「……黄泉比良坂」

チョウズメはボソリと呟いて黒ゼツのダイビングの経路上の空間に穴を開けた

そしてその中に黒ゼツは入った

黒ゼツ「……え? かあさあああああああああぁぁぁ」

遠くでドボンッというドロドロの水に物が落ちる音がした

チョウズメが繋げた世界はいつもの始球世界ではなく、マグマで地面が埋め尽くされている炎と熱の世界に黒ゼツを送ったのだ



チョウズメ「…………マダラに勝った!」

ハナビ「チョウズメさん」

フウ「大丈夫? マダラと戦うことがわかってから、夜うなされてたっすからね」

チョウズメ「……逆になんか辛い。あんなに僕を殺したマダラがあんな……えぇ」

チョウズメは何故か負けた気がした




マダラを撃破した
黒ゼツを殺した
チョウズメは敗北感を味わった
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 23:07:38.78 ID:lhji1oVUo
大蛇丸達が復活させた柱間も「えぇ……」としか言えねえなおい
859 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 23:10:00.30 ID:sua2rAs6o
なんか本編では憎い敵だがあんだけなついてるのみたらかわいそうになってな

マダラ片付いたしもうオビトしか敵がいないな…
860 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/20(金) 23:16:05.91 ID:2IijOjieo
一方その頃うずまき一族秘伝の能面堂


扉間「また貴様か大蛇丸!」

柱間「……はぁ、また戦いなのかのう」

大蛇丸たちはここに来るのに、チョウズメが設置しておいた黄泉比良坂の空間の穴を通ってきた

イタチたちがカブトたちと戦った場所の近くにあるうちはの秘密基地から、木の葉の近くにあるうちはの秘密基地に繋げられていた黄泉比良坂の穴を通ってきたのですぐにこの場所までこれた

そして道中に適当な白ゼツを回収し、白ゼツに大蛇丸のチャクラを渡して、大蛇丸(弱体コピー)に屍鬼封尽・解をやらせて、鬼に封印されていた初代、二代目、三代目、四代目の魂を解き放った

そのあとすぐに白ゼツを使って穢土転生でその四人を呼び出した

ヒルゼン「イタチ、なぜ大蛇丸と共におる!」

イタチ「大蛇丸は改心しました。今は忍連合軍によるマダラとの戦争中です」

柱間「マダラだと!?」

イタチは説明を始めた
861 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/20(金) 23:32:36.19 ID:2IijOjieo
チョウズメたちがマダラと戦い?始めた時に時間が戻る

ビー「おいナルト、その姿は一体なんだよー!」

ナルト「六道仙人の力だってばよ」

サスケ「なるほど、こいつが八尾の人柱力か。うざいから黙ってろ」

ビー「……それであいつが暁のボスなんだな?」

サスケとビーは目を合わせた瞬間、互いに馬が合わないとわかり、サスケは牽制をし、ビーはガン無視した

ナルト「自称マダラだってばよ。でもあっちのがマダラだから、マダラの名を語った偽物だ!」

チョウズメと一緒に離れたマダラを指さしてナルトはそう答えた

サスケ「正体なんてどうでもいい。チョウズメならマダラだって殺す。俺が」

ナルト「俺たちが!」

ナルトの言葉にサスケは一呼吸置いて

サスケ「……俺たちがあいつをすぐに倒せばいいだけだ」

そんな風に話していると、サスケたちの背後から人が空から降りてきた

我愛羅「……俺も手伝おう」

ナルト「我愛羅!」

我愛羅「久しいなナルト」

オオノキ「……マダラか。チョウズメが心配じゃぜぇ。あいつを倒して援軍にいくぞ!」

エー「一番槍は頂くぞ!」

オオノキは空を飛びながら、エーは雷遁を纏ってすぐにでも飛び出せるようにクラウチングスタートで待機している

綱手「被害を最小限に抑えられ、サクラが治療に走り回ってくれているから、この戦いのために本気でチャクラを使える!」

仙人モードで綱手は身体中に力を入れる

メイ「それで霧との同盟の内容は確認してくれたかしら?」

綱手「……あいつを通さないで婚約が条件の同盟を結べるか!」

カカシ「……もしかして俺たち要らない?」

ガイ「ええい、そんなわけがあるか!」



オビト(……外道魔像を呼び出す時間なんてないじゃないか!)

忍連合軍がものすごい速さで出来上がってしまい、準備する時間が無く、オビトは輪廻眼であるがペインを作れていない

片目輪廻眼と片目万華鏡写輪眼、それに木遁やうちはの術でオビトは戦わないといけなく、冷や汗をダラダラ垂らしていた

そして既にカブトは敗れたのか穢土転生もいない

オビト(……リンと真の世界で暮らすためにやるんだ!)
862 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 23:34:16.84 ID:lhji1oVUo
これはヒドイ
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 23:34:51.52 ID:sua2rAs6o
オビトェ…せめて有終の美を飾ってくれ
864 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 23:36:19.72 ID:VYP6IeaxO
ナルト&サスケ+五影に八尾とカカシとガイとかふざけてるな
しかもほっといたらチョウズメとハナビとフウにイタチと大蛇丸と鬼鮫と初代から四代目火影まで来る


忍連合軍なんてほぼ要らんかったんや!
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 23:36:42.06 ID:dVQMYC7JO
どうしてこうなった
866 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/20(金) 23:38:52.08 ID:2IijOjieo
オビトの意地
コンマ
下1
10以下でオビトがなんか頑張れた
867 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 23:45:49.05 ID:+TkGp3y8o
868 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 23:49:51.16 ID:dVQMYC7JO
オビトやればできるじゃないか
869 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/21(土) 00:01:10.43 ID:+XEIsUTyo
オビト「ははははははは。この偽りの世界で貴様らがどれだけ一致団結した所でただの悪夢でしかない!」

サスケ「どうでもいいからくたばれ」

サスケは忍界最速の黄色い閃光並の速さでオビトに近づき、千鳥で突いたが

オビト「まずは貴様からだ!」

オビトはサスケを掴んで神威の異世界に取り込もうとしたが

ナルト「サスケ!」

ナルトが惑星螺旋丸で背後からオビトを襲う

オビトはそのまま存在を神威世界に置いたままにして、攻撃をやり過ごす


オビト(そうだ。俺は一人しかいないんだ! これだけの人数が集まっていたとしても、フレンドリーファイアを避けるために攻撃ができる人数は限られている)

オビトは俊敏に動けなさそうなオオノキとメイに向けて、木の枝を投擲する

オビト「木遁・挿し木の術!」

エー「させぬわ!」

綱手「甘い!」

綱手とエーが横合いから殴り飛ばし、その攻撃を無効化する

カカシ「今だ、カム、」

オビト「やめておけ、その術は俺には聞かない」

カカシ「いいや、聞くさ」

カカシは自分の神威との類似点から何となく仮面の男の正体がわかり始めていた

だが今は本気で戦うしかない

カカシはオビトに神威を向けず、オビトが先程消えた時に見えた空間へ向かわせるべく、ガイを神威で消した

オビト「まず、」

我愛羅「砂縛柩……」

戦いのあいだに砂を仕込まれていたのか、オビトは危険を承知で神威で神威空間に飛ぶ

ガイ「やはり我がライバルの読みは正確だな! 木ノ葉剛力旋風!!」

既にその空間にいたガイにオビトは吹き飛ばされた
870 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/21(土) 00:09:13.72 ID:+XEIsUTyo
1ターン経過


オビトは急いでボコボコにされながらも邪魔なガイを外に飛ばし、距離を取って忍びたちと相対する

カカシ「もう勝負はついている。やめるんだ…………オビト!」

ガイ「オビト、だと!?」

綱手「オビト、ミナトの班の子か!」

オビト「……あはははははは」

オビトは名を言われてから高笑いを上げながら、仮面を取ろうとした

ハナビ「八卦空掌!」

オビト「ごふっ!」

オビトが外そうとした仮面は戦い?が終わってこちらにきたハナビの空撃で吹き飛ばされた

そこにはたしかにオビトが大人になった顔で存在していた

オビト「……どういうことだ! なぜマダラがこんなにも早くやられている! やはり柱間、貴様を柱間と認識せず甘く見た結果か!」

チョウズメ「違いますから」

オビト「ならばなぜマダラがこんなにも早く負ける! しかも穢土転生の体なんだぞ!」

チョウズメ「……さあ?」

チョウズメと仙人モードのフウと転生眼のハナビがこの場に現れた
871 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/21(土) 00:10:32.01 ID:NnjjJPfto
オビト「詰んだ詰んだ」
872 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/21(土) 00:14:05.99 ID:+XEIsUTyo
チョウズメはもうただ一人になった敵、オビトを理解するために忍宗を発動しようとしたが

オビト「そのなんでも理解出来そうな術を使うな! 貴様と俺は相容れぬ存在だ!」

チョウズメは忍宗を使うのをやめた

オビトも言っているのだ

敵として最後まで相対することに決めた

チョウズメ「……もうあなたの負けです」

オビト「俺が十尾を復活させて、十尾の人柱力になればいい!」

チョウズメ「無理です」

オビト「……無理でもやらなければリンと再開できない!」

カカシ「……オビト」

オビトは捕えられれば一発逆転できるチョウズメへと駆ける



コンマ
下1
1以下でオビトはまだ戦える
873 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/21(土) 00:15:08.05 ID:NnjjJPfto
はい
874 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/21(土) 00:18:38.17 ID:WIhnTnnPO
低コンマを頑張ったとみるなら結構粘った感じだなオビト

大蛇丸という歴代火影達どうしよう
875 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/21(土) 00:18:52.28 ID:PVm3ZZo20
がんばったww
876 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/21(土) 00:24:25.54 ID:+XEIsUTyo
オビト「死ね柱間!」

チョウズメ「……ハッ!」

オビトはチョウズメの拳をギリギリで神威で避けて、チョウズメを神威で上半身と下半身を分断しようとした

チョウズメならそのくらいでは死なないだろうという信頼から来ていた行動だ

だがチョウズメは最近の戦いではずっと金剛如意を背負っている

そして仙人モードの近接戦闘は異常なリーチが発生する

オビト「げふっ……」

オビトはその攻撃で地面に倒れた

まだ一度殴られただけだ

オビトはまだ立ち上がれるはずなのに、今まで見えていたはずのリンとの未来がオビトにはもう見えなくなっていた


オビト「……殺せ」

チョウズメ「……わかりました」

カカシ「……くっ!」

ガイ「カカシ……」

カカシがもう見てられないのか視線を外す中、チョウズメはオビトと無理やり目を合わせる

いや、正確にいうと額の目と目を合わせさせる

チョウズメ「痛みを感じず、幸せな思いを感じながら死ね。月読」

チョウズメの額の輪廻写輪眼は元々カグヤのものだ

そしてカグヤは無限月読を使うことからわかるが、その写輪眼は月読を宿している

チョウズメはオビトに幸せだった時を数日繰り返すという幻術に掛け、そしてオビトの体を完全に潰した
877 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/21(土) 00:30:59.42 ID:+XEIsUTyo
チョウズメ「……あとは周りに潜んでいる白い奴だけですね」

綱手「仙人モードやその他の強い感知系がいれば、その白い奴の擬態も見破れるだろう」

白ゼツに木遁要素、具体的にいえばヤマトなどを更に投入できれば、ナルトの九喇嘛モードの悪意センサーのようなものがなければ感知できないレベルの擬態が出来ただろう

だがヤマトが捕えられたとかそんなことは無いので、忍連合軍の仕事は残党刈り(白ゼツ)になった

柱間「マダラはどこじゃ!」

そんな中、木龍に乗って初代火影、柱間が現れた

チョウズメ「……」

綱手「じじいか」

柱間「綱ではないか! べっぴんさんになったではないか! それでマダラはどこぞ?」

綱手「チョウズメが倒したさ」

チョウズメ「僕は倒してないんですけどね」

柱間「……え?」

サスケ「もう終戦だ。あとは残党狩りをするのみ。貴様も手伝え」

柱間「え?……」

柱間は仙人モードの探知能力で白ゼツを見分けるためのレーダーとしての仕事を無理やり押し付けられた

そして問題なく残党狩りが終わり、忍界大戦は終戦した
878 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/21(土) 00:36:16.36 ID:yP9EDTYkO
これも00が悪いんや
879 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/21(土) 00:40:18.73 ID:+XEIsUTyo
チョウズメ「サイン終わりました」

綱手「よし、次はこれを頼む」

チョウズメ「わかりました」

ヒルゼン「ワシも少しは手伝うぞ」

柱間「綱! 主要施設は図面通りに建てておいたぞ!」

綱手「ならじいさんは次はこれ!」

柱間「……待て、なぜ穢土転生である俺たちが未だに現世にとどまり働かされているんだ?」

綱手「じいさんの親友が起こした事件のせいだが?」

柱間「……すまぬ」

戦争は終わった

だが木の葉はペインによって壊されたし、残党狩りでほんの少しだが死傷者も出た

その処理から連合軍解体、各国との同盟更新などなどなどたくさんの事務処理があった

もちろんチョウズメの事務処理影分身の術は平然と使われている

初代火影も使いっ走りをさせられている
880 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/21(土) 00:40:20.99 ID:ML8OrBCjo
悲しいなあ
881 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/21(土) 00:43:49.44 ID:PVm3ZZo20
卑劣な術で死後も働かせられるとはww
882 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/21(土) 00:51:42.19 ID:+XEIsUTyo
扉間「よいか、わしはたしかに卑怯卑劣しかやっていないように見えたかもしれぬ。だがな、どれも木の葉のためであり、里からは卑劣などとは言われたことは無かったぞ! 貴様は里のためと言いながら、私利私欲を混ぜおって!」

ダンゾウ「……すみません」

扉間「貴様もだ猿! ダンゾウが助長する前に潰さなくてどうする!」

ヒルゼン「……すみません」

ここずっと扉間はダンゾウとヒルゼンに説教をしている

自分が伝えるのが足りなかった火の意志についてを何度も何度も説教している



ミナト「僕達はいいのかな?」

クシナ「運が良かったということでいいんだってばね」

ミナトとクシナも同じく事務処理をしているのが、二人は生身で存在していた


あのあと残党狩りで大量の生贄のストックができたので、大蛇丸が実験をしたいと言い出した

もちろん本来ならダメなのだが、この戦いの功労者であるチョウズメが頭を下げた

その内容がナルトの両親の蘇生だった

もちろん二人は拒否したし、ほかの火影も蘇生を拒否していたのだが、ナルトの涙に負けて蘇生された

蘇生方法はチョウズメが輪廻眼で閻魔を呼び出し、白ゼツに大量のチャクラを流し込み、外道・輪廻天生の術を使わせた

この実験のより、もし万が一嫁が死んだ時に蘇らせる方法が確立した

そしてその行為によって大蛇丸に更に気に入られたのだが、チョウズメは気がついていない


コンマ
下1
90以上でメイがゴリ推した
883 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/21(土) 00:52:58.45 ID:yP9EDTYkO
どうだ
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/21(土) 00:53:32.79 ID:FNKYTHQWO
メイにワンチャンあるのに綱手様にはないの?
429.20 KB Speed:0.4   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)