【つうかあSS】ゆり「コーチに・・・」めぐみ「フラれた・・・」みんな「えっ?」

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5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/09/08(日) 11:31:29.01 ID:3slYE8bz0
一方、自宅である洋風民宿「暁」へと戻り、部屋へと着いたゆりは・・・。

ゆり「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

かなり落ち込んでいるかのようにしゃがんでいた。


同じく、みつわ旅館の中にある自分の部屋へと戻っためぐみは・・・。

めぐみ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

こちらもかなり落ち込んでいるかのようにしゃがんでいた。


やはり、棚橋コーチに振られたからだろうか。それは一ヶ月前、あの大きな木がある場所での出来事。
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/09/08(日) 12:14:27.07 ID:3slYE8bz0
〜一ヶ月前〜

ゆり「・・・・・・。(めぐみを睨む)」

めぐみ「・・・・・・。(ゆりを睨む)」

同じ場所で2人は会ってしまったのだ・・・。やはりお互いついに棚橋コーチに告白をすると思い、睨みあう。

ゆり「何であんたまでいんの?」

めぐみ「そっちこそ。」

ゆり「私はコーチに話があるの!」

めぐみ「私だってコーチに話があんの!」

ゆり「何の話よ?」

めぐみ「そっちこそ!」

ゆり&めぐみ「くううう・・・ッ!」

お互いにお凸をぶつけながら睨み続ける。すると・・・。

棚橋「宮田、目黒。」

ゆり&めぐみ「「あっ、棚橋コーチ!」」

棚橋コーチが来た。

棚橋「話がしたいと聞いたが、2人共、また喧嘩でもしてたのか?」

ゆり「あっ、いえ、別に喧嘩ではないです。」

めぐみ「そうです。偶然会ったので・・・。」

棚橋「それで何だ?話しって。」

ゆり&めぐみ「「棚橋コーチ、実は・・・。」」

棚橋「・・・?」

ゆり&めぐみ「「くっ・・・!」」

再び睨み始める2人。だが・・・。

ゆり「私・・・。」

めぐみ「私・・・。」

ゆり&めぐみ「「ずっと前からコーチの事が好きでしたッ!」」

棚橋「・・・・・・!」

2人はついに同時に告白した。さすがの棚橋コーチも驚く。

ゆり「出会った頃から、色々と教えてもらい、色々と厳しくしてもらってから、初めてコーチに好意を抱きました!」

めぐみ「でも、コーチがベティさんと婚約したと聞いた時は、正直戸惑ってしまって・・・。でもあの女がコーチを振った時はまさかと感じて・・・。」

棚橋「お前達・・・。」

ゆり&めぐみ「「そして、今この場所で伝えようと決心したんです!だから・・・・・・どうか私とお付き合いしてください!!」」

2人はお互いに言い終わった後にお辞儀をして、右手をコーチに向ける。だが・・・。
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/09/08(日) 19:31:36.86 ID:3slYE8bz0
棚橋「・・・・・・。あの時、ベティはどうして俺を振ったのが、今分かった。」

ゆり&めぐみ「「・・・・・・えっ?」」

棚橋「・・・・・・2人共、」

ゆり&めぐみ「「・・・?」」









































































棚橋「すまない。」

ゆり&めぐみ「「えっ・・・?」」

2人の教え子に頭を下げる棚橋コーチ・・・。
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/09/08(日) 21:08:58.53 ID:3slYE8bz0
棚橋「お前達のどちらかを・・・・・・付き合う事など・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・出来ない。」

ゆり&めぐみ「「・・・・・・!」」

棚橋「お前達が俺の事を愛しているのは分かる。だが俺にとってお前達は教え子であり、恋人ではない。」

ゆり「いや、ちょっと待ってくださいよ、コーチ!」

棚橋「それにお前達はまだ未成年だ。そんな未成年がこんな俺と付き合ったら、ダメになる。」

めぐみ「そんなの・・・・・・そんなのって!」

棚橋「・・・・・・悔むのは分かる。だがこれが俺のお前達への・・・・・・・・・・・・・・『返事』だ。」

ゆり&めぐみ「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」」

棚橋コーチの今の言葉を聞いた時、ゆりとめぐみの目から涙を一粒流した。

棚橋「本当に・・・・・・申し訳なかった。」

そう言って、棚橋コーチは2人の前から去る事に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
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