八幡「やはりYutaの描くラブコメはまちがっている」

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42 :佐藤勇太 [saga]:2018/04/29(日) 00:20:51.07 ID:Q+2boC1LO
「怒りのファーストブリット!!」
43 :佐藤勇太 [saga]:2018/04/29(日) 00:22:39.56 ID:Q+2boC1LO
平塚先生は八幡に殴り、無理矢理連行しようとしてきた。

「グッ…。」

「平塚先生!何をしているんですか?」

「あ、いやこいつが…。!!」

「教頭先生、厚木先生、平塚先生が生徒に暴力を!厚木先生、平塚先生を取り押さえて下さい…。」
44 :佐藤勇太 [saga]:2018/04/29(日) 00:25:18.95 ID:Q+2boC1LO
「教頭先生。校長先生と関係者を集めて校長室でお話がしたいので、その旨を伝えて頂いてもよろしいでしょうか?」

「分かりました。平塚先生、これは大問題ですぞ!!」

そう言うと教頭先生は職員室から出ていった。

「厚木先生。平塚先生を校長室まで連行して下さい…。厚木先生お願いします。」

「分かった。校長室まで連れて行けばええんやな…!!」

厚木先生はそう言うと平塚先生を連行して、職員室から出ていった。
45 :佐藤勇太 [saga]:2018/04/29(日) 00:37:40.81 ID:Q+2boC1LO
「八幡くん…。めぐりちゃんに連絡するね。」

そう言うとめぐりに連絡を取り始めた。

「あ、めぐりちゃん…。鶴見です。実は今八幡くんに平塚先生が暴力を振るったんだけど…。」

電話越しでも分かる位、めぐりは切れていた。

「めぐりちゃん…。八幡くんは大丈夫だから落ち着いて…。」

めぐりを落ち着かせようと鶴見先生はめぐりに声をかける。

「それで今から校長室で話し合いをするんだけど来てくれる?」

「来る前にめぐりちゃんに調べて貰いたい事があるんだけど、平塚先生が顧問を務める奉仕部って部活何だけど…。自分は知らない部活何だけど知ってる?」

めぐりは奉仕部は知らないようだった。

「悪いんだけど奉仕部について調べてから校長室に来てちょうだい…。」

「今から八幡くんと校長室に向かうから…。」

そう言うと鶴見先生は電話を切った。

鶴見先生と八幡は校長室へと向かった。
46 :佐藤勇太 [saga]:2018/04/29(日) 00:48:29.08 ID:Q+2boC1LO
鶴見先生との電話が終わったので、めぐりは電話を切った。

「そうだお母さんに相談しないと…。教師が暴力を振るったんだから、教育委員会案件だろうし。」

めぐりと八幡の母親は千葉県教育委員会に勤めているのだ。平塚がどうなるかなど言うまでも無いのだ…。

めぐりは母親に電話を掛けた。

「もしもし、お母さん…。めぐりです。鶴見先生からたった今電話がありました。八幡が…。八幡が平塚教諭に暴力を振るわれたと連絡が…。お母さん。どうすれば良い?」

「今すぐ行くから45分後に校長室に集合で…。」

「お母さん。分かった。」

電話を切ると次は鶴見先生に再び電話を掛けた。

「鶴見先生。お母さんに連絡いれたら45分後に校長室に行くそうてす。恐らく教育委員会が動くと思います。校長室で待っていて下さい。私はもう少し掛かります。友人代表で材木座君も連れていきます。はい。お願いします…。」

会話が終わると電話を切った。
47 :佐藤勇太 [saga]:2018/04/29(日) 01:00:30.45 ID:Q+2boC1LO
次に材木座義輝に連絡を入れた。暫くすると電話に出た。

「材木座くん。めぐりです。今電話大丈夫?

良かった。それで今鶴見先生から連絡があって八幡が平塚先生に暴力を振るわれたって連絡があって30分以内に生徒会室に来て欲しい。そのあと校長室に行きます…。私は調べものがあるから30分以内で良いから。急いで来なくても大丈夫だよ。」

そう言うとめぐりは電話を切った。

連絡が終わったので次は奉仕部についての書類を調べ始めた。

部活関連の申請は全て生徒会が行うので必ず部活関連の書類は生徒会室にあるはず。無い場合は非公式な部活だと言うことである。

「どういうこと。確かに奉仕部の書類はあるけど、他の生徒会役員の判が押されているけどこれは無効ね。そもそも顧問と部員二人では同好会のはずなのに奉仕部となっているもの…。」

「それに、部員の二人が事故の加害者じゃない。これは問題外でしょう。」

「後、部室があるのみたいだけど、許可書が無いから無断使用になるみたい…。」

めぐりはそう言うと生徒会室にあるコピー機で、奉仕部関連の書類をコピーし始めた。
48 :佐藤勇太 [saga]:2018/04/29(日) 01:07:59.11 ID:Q+2boC1LO
している内に、材木座君が生徒会室に到着した。

「八幡は大丈夫なのか…?」

「材木座君。鶴見先生は大丈夫って言ってた。課題の作文で婚約者や親友がいるのは嘘だと決めつけた上で、奉仕部っていう平塚先生が顧問を務める部活に連行する為に暴力を振るったらしいんだけど…。」

「分かった。それで我に連絡を取ったのだな…。」

「戸塚彩加と川崎嬢には我から連絡をしておいた。」

材木座君は気をきかせてくれたみたいだった。

「材木座君。奉仕部関連の書類をコピー取ったから持ってくれる?」

めぐりは奉仕部関連の書類を材木座君に渡した。

「それじゃあそろそろ行こうか…。」

めぐりはそう言うと材木座義輝と共に校長室へと向かった。
49 :佐藤勇太 [saga]:2018/04/29(日) 01:59:01.18 ID:Q+2boC1LO
ノックの音がした。どうやら姉が来たようだ。ドアが開いて、姉と親友の義輝が入って来た。そして二人は一言声を掛けて席に着いた。それにしても母さんが教育委員会二人を連れて来るとは全く想像して無かった。校長先生や教頭先生は緊張しているように見えた。

「それじゃあそろそろ始めましょうか。」

母さんがそう言うと、話し合いがスタートした。

「総武高校の教諭である平塚先生が暴力を振るった。それで間違い無いですね?被害者の八幡君にまず確認します。その後に補足として鶴見先生と親友の材木座君やめぐりさんにお願いします…。」
50 :佐藤勇太 [saga]:2018/04/29(日) 03:08:00.83 ID:Q+2boC1LO
「平塚先生が暴力を振るったのは間違いありません。課題の作文で婚約者や親友がいるのは嘘だと決めつけました。その後に平塚先生が顧問を務める奉仕部とやらに無理矢理、強制入部させられる所でした。自分は鶴見先生が顧問を務める家庭科部に所属しているので断りました。」

次に鶴見先生が発言した。

「補足させていただきます。平塚先生が八幡君とのやり取りの後に、暴力を振るいました。間違いありません。教師として最初から生徒の嘘と決めつけるのは問題だと思います。その奉仕部とやらに強制的に入部させる目的があったと思われます。嫉妬もあったと思います。暴力後は適切な対応をしました。最後に奉仕部とやらが出で来たので確認する為に生徒会長のめぐりさんに連絡しました。以上です。」
51 :佐藤勇太 [saga]:2018/04/29(日) 03:34:21.13 ID:Q+2boC1LO
次は親友の義輝が話始めた。

「出会いは体育のパートナーになったのが切っ掛けで我の友達になった。同じ部活もしておるし、戸塚や川崎嬢と共に八幡の親友になったわ。」
52 :佐藤勇太 [saga]:2018/04/29(日) 03:57:54.21 ID:Q+2boC1LO
次に姉のめぐりが話始めた。

「姉として証言します。弟の婚約者は昔から家族ぐるみの付き合いがあり、この春に正式に婚約しました。間違いありません。」
53 :佐藤勇太 [saga]:2018/04/29(日) 04:00:44.46 ID:Q+2boC1LO
「次は平塚先生の言い分を聞かせて貰いましょうか?」

「まず、本当に親友や、婚約者がいるのか疑わしかった。まぁ決めつけたのは不味かったかもしれないが…。それと罰として奉仕部に入れようとした。嘘だと思っていたので、改善の為に入れる予定だった。」
54 :佐藤勇太 [saga]:2018/04/29(日) 04:02:28.41 ID:Q+2boC1LO
母さんと教育委員会の二人が何かを話し合っていた。暫くすると話し合いが終わり、母さんが此方を向いた。

「平塚先生の処分を発表します。謹慎1ヶ月と一年間のボーナスカット並びに給料の3分の1の金額分をカットの処分にします。初犯という事と、反省の言葉があった為です。しかし次に問題を起こして報告があった場合は問答無用で重い処分にします。」

「本来なら暴行罪で訴えられますが、学校側と保護者側の総意として、今回は厳重注意にします。次は即懲戒免職処分にした上で、警察に被害届を提出します。」
55 :佐藤勇太 [saga]:2018/04/29(日) 04:05:35.92 ID:Q+2boC1LO
「次は奉仕部についての審議をします。」

「部活関連の話なので此処からは校長先生に代わります。」

母さんがそう言って校長先生にバトンタッチした。

教育委員会が関わる内容が終わったので二人の教育委員は退席して校長室を出ていった。
56 :佐藤勇太 [saga]:2018/04/29(日) 04:09:58.27 ID:Q+2boC1LO
「まず確認ですが、私は奉仕部についての報告を聞いておりません。よって生徒会長のめぐりさんに事情を報告して貰います。」

義輝から書類を渡された姉は、それを全員に配り始めた。それは奉仕部についての書類だった。

「報告します。確かに奉仕部の書類がありましたが私の預り知らぬ所で生徒会役員のサインが押されていました。恐らく強制された物だと思われます。その証拠として部としての不備がありました。」
57 :佐藤勇太 [saga]:2018/04/29(日) 04:12:25.74 ID:Q+2boC1LO
「校長先生に確認させて頂きます。部として成立する為には総武高校では何人必要ですか?」

「学校によって人数が違うがうちなら5人以上必要ですな。」

「しかし部員は由比ヶ浜結衣さんと、雪ノ下雪乃さんの二人でした。部室の使用許可書も出ていませんが、空き部屋を部室として使用しているようです。よって、平塚先生は部活の申請が成立していません。奉仕部ではなく奉仕同好会として要請し直して頂きます。部室の使用許可書も出して頂きます。勿論、弟の八幡の入部は認めません。奉仕部は廃部になります。」

「確か、その部員の二人は八幡君の入学式における事故の加害者でしたな。確かに入部は許可出来ませんな。」

「由比ヶ浜結衣は、弟の八幡に犬を助けて貰いながら、事故後に犬を連れて逃走し、その後になに食わぬ顔で入学式に参加しました。裁判において証拠隠滅として断定されました。入学式になに食わぬ顔で参加した事も反省の色が無いとも断定されました。」

「雪ノ下雪乃は車に乗っていた上で事故自体を隠蔽しようとしました。目撃者がいたのと警察が来たので諦めたようですが、その後に姉の川上陽乃さんに処理を丸投げしました。この事は陽乃さんから報告を受けました。」

「その為に、城廻家で八幡にその二人を必要最低限以外は関わらせない要請を出しました。後は校長先生の知っている通りです。」

「うむ。確かに要請は聞いておる。だけどそんなことがあったのか、確かに八幡君にその二人は近づかせる訳にはいかんな。平塚先生は謹慎処分に入る前に奉仕同好会の申請書類と部室使用許可書をめぐりさんに提出してから入るようにして下さい。めぐりさんがいない場合は鶴見先生に渡しておくように。」

「奉仕部の二人には平塚先生から事情を説明して下さい。二人には書類の不備があり、奉仕同好会としてスタートすると伝えて下さい。二人には余計な事を言わないように。いった事が発覚したら処分します。」

「これで平塚先生並びに奉仕部についての話し合いを終了します。平塚先生は今日やることをしてもらい、明日から謹慎処分にします。真奈さんもそれでお願いします。」

「分かりました。」

「皆さん出ても良いですよ。」

校長先生は退室を促したので俺達は校長室を後にした。
58 :佐藤勇太 [saga]:2018/04/29(日) 04:16:16.04 ID:Q+2boC1LO
「八幡。戸塚や川崎嬢が心配しておったぞ。皆が待っておるから、めぐり殿も一緒に行こうぞ…。」

義輝がそう言うと、俺とめぐりを連れて、出掛けて行った。
59 :佐藤勇太 [saga]:2018/04/29(日) 04:19:30.20 ID:Q+2boC1LO
義輝に連れられて俺と姉はサ○○に連れて来られた。そしてそこには、俺達の他に、戸塚、川崎、海老名、一色いろは、川上陽乃 最愛の婚約者である藤沢沙和子が集まっていた。

「八幡。義輝君に聞いたけど大丈夫?」

戸塚は心配そうに聞いてきた。

「先輩。平塚ってそんなに酷い暴力教師何ですね?」

次にいろはが聞いてきた。

「静ちゃんは、まさか職員室で暴力を振るうとは思わなかったな。結局、静ちゃんの処分はどうなったの?」

めぐりが陽乃さんの質問に答える。

「平塚先生は、1ヶ月の謹慎処分に、一年間のボーナスカット、給料の3分の1の分の金額カットになった。次に問題行動があった場合は重い処分になるみたいです。」
60 :佐藤勇太 [saga]:2018/04/29(日) 04:22:36.89 ID:Q+2boC1LO
「皆に聞きたいんだけど、奉仕部って知ってる?平塚先生が顧問を務める部活で、部員が由比ヶ浜結衣と雪ノ下雪乃って最悪の部活があって、平塚先生はその部活に八幡を強制連行した上で強制入部させる予定だったみたい。」

「その二人って、最悪の八幡を苦しめた二人よね。」

沙和子は怒り気味に言った。

「ええ。その二人に葉山隼人を加えた3人が八幡とその回りにとってはブラックリストに乗ってるわね。」

めぐりが答える。

「八幡…。心配したんだよ。暴力教師に殴られたと聞いて、それにしてもその教師は許せないわ。」

「沙和子。ありがとう。心配してくれて。嬉しかった。」

こうして八幡とその周辺は仲を深めて行った。
61 :佐藤勇太 [saga]:2018/04/29(日) 04:29:26.14 ID:Q+2boC1LO
その頃、平塚先生は何をしているかというと、

奉仕部の部室に来ていた。

「失礼する。」

平塚はノックせずにそう言った。

「平塚先生。ノックしてと何回言えば分かるんですか?」

雪乃が諌める。そして部室には雪乃と結衣が来ていた。

「用件は何ですか?」

雪乃が平塚に用件を聞いてきた。

「今日、生徒会から部活申請の不備を指摘されて、奉仕部は一度廃部になり、再度奉仕同好会として活動する事になったのと、私が生徒に暴力を振るってしまい、1ヶ月の謹慎処分に入る事になった。その間は同好会活動は出来ないので注意してほしい。ゴールデンウィーク明けには謹慎処分が終わるので宜しく頼む。」

「これが申請書類だからこれに二人の名前とサインを書いて、明日にでも生徒会長か鶴見先生のどちらかに提出してほしい。1ヶ月後に奉仕同好会として再スタートになる。」

平塚先生はそう言うと部室を後にした。
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/04/29(日) 19:24:45.10 ID:JB4JzZ9vO
生きてたか、佐藤一樹ぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!
たくさんの俺ガイル・ラブライブss荒らしてエタらせたくせに、今さらssなんて書くなや

死ね
おまえら荒らしは有害なんだよ
63 :佐藤勇太 [saga]:2018/04/29(日) 19:46:37.13 ID:4O5RbTC7O
ピンポーンと玄関のチャイムがなったので俺は出た。ドアを開けると戸塚彩加が立っていた。

「八幡…。相談があって来たんだけど、時間は大丈夫?」

「大丈夫だけど、自分の部屋で良いかな?」

「めぐりさんやご両親にも相談したいから…。」

「それじゃあ、リビングに案内するわ。」

八幡はそう言うとリビングに案内した。
64 :佐藤勇太 [saga]:2018/04/29(日) 19:48:34.30 ID:4O5RbTC7O
リビングには家族が全員揃っていた。

「戸塚が俺達に何か相談があるらしい。」

八幡はそう言うと、戸塚に座るように促したので戸塚と八幡は空いている席に座った。
65 :佐藤勇太 [saga]:2018/04/29(日) 23:21:54.38 ID:4O5RbTC7O
「戸塚君…。何か相談があるみたいだけど用件は何かな?」

めぐりは戸塚に相談内容を尋ねた。

「部活の事で相談何だけど。テニスが上手くなるように昼休みに練習したいんだけど、葉山グループが妨害してくるらしいと聞いて相談に来たんだけど…。」

「戸塚君…。昼休みに使用する場合は生徒会に申請しなければならないんだけど、昼休みに利用した複数の部活から生徒会に葉山グループが妨害してきた報告があったんだけど…。」

めぐりはそう言うと深刻そうな顔をした。

「学校にも何度も報告はしてるんだけど、証拠が無いって対応してくれなくて正直な所困ってるんだよね。」

めぐりはそう言うと回りを見渡した。

「証拠を取る以外は無いと思うわ。学校に報告してから隠しカメラと携帯の録音機能を使って昼休みに部活動しましょう。」

「明日、めぐりは学校に報告しなさい。それと同時に使用許可書も用意しなさい。」

「八幡は昼休みに戸塚君の練習に八幡は付き合いなさい。葉山グループを誘き寄せましょう。」

真奈は的確に指示を出して行く。それと同時に奥の部屋に行き、隠しカメラを持ってきた。

「戸塚君に確認するけど…。本当にしても良いわね?」

戸塚は頷いた。

「相談ありがとうございました。そろそろ失礼します。」

戸塚はそう言うと帰宅の徒に着いた。
66 :佐藤勇太 [saga]:2018/04/30(月) 23:30:35.40 ID:rav45AfpO
翌日になり、昼休みにめぐり達は生徒会室にいた。学校側には報告したら良い顔はしなかったが、自分で用意するのと対策の為と説明して渋々認めさせた。

「昼休み使用許可書の準備が終わったわ。来週一週間分を準備したから二人ともサインをお願いね。」

めぐりはそう言うと八幡と戸塚にサインを求めた。二人はサインをした。

「許可を取ったから昼休みにこの隠しカメラを忍ばせておいてね。昼休みの許可だけだから、後は使わないでね。携帯の録音は八幡にお願いね。」

そう言うと戸塚に隠しカメラを手渡した。

めぐりはこうして全ての事前準備を終わらせた。
67 :佐藤勇太 [saga]:2018/04/30(月) 23:34:42.98 ID:rav45AfpO
翌週に入り八幡と戸塚は昼休みにテニスをしていた。本当に葉山グループが妨害活動をしているのか知るためのものだ。本当にしているならたださなければならない。
68 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/01(火) 01:11:35.49 ID:DDr1TxxEO
金曜の昼休みになった時だった。

誰か来たと思ったら、案の定葉山グループだったので戸塚は隠しカメラを起動させて、八幡は録音をオンにした。

「あれ、テニスを楽しそうにしてるじゃん。あーしもやらせてよ…。」

三浦がそう言ってきた。
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/01(火) 01:58:44.20 ID:f3d7JEVU0
三浦から微塵も快活さが感じられなくて草
70 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/03(木) 00:25:01.93 ID:xdhLOnxiO
「悪いけど、部活動の一環として練習しているから無理何だけど。」

「やらせろし…。」

三浦はそういうとおいてあったラケットを奪い取った。
71 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/03(木) 01:14:06.23 ID:xdhLOnxiO
「あーしはこんな弱小テニス部に弱小部員が練習するよりよっぽどあーしが使用する方が良いし、試合をして勝った方が使用するって事で…。」

三浦が理不尽な事を言うので葉山が言ってきた。

「優美子…。まぁまぁ落ち着いて、勝った方が使用するでよいじゃないか…。此方は俺と三浦で、そちらは君達二人でダブルスにしようか。」

葉山はそう言うと無理矢理試合を始めた。
72 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/03(木) 01:22:33.34 ID:xdhLOnxiO
試合を始まると知らない内に野次馬が集まっていた。その中には案の定葉山グループが全員揃っていた。

呑気に試合応援をしていた。三浦はテニス経験者らしくてとても強かったので、試合には負けてそのままテニスコートを奪い取った上で葉山グループ全員で使用した。

戸塚と八幡の二人はそれを黙って見ていた。証拠を取るカメラと携帯の録音機能を使って録音しているとは知らずに。
73 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/04(金) 19:27:48.69 ID:F09o5FtAO
放課後になり、応接室には、八幡、戸塚、めぐり、鶴見先生、校長先生が揃っていた。

鶴見先生は学年主任として、校長先生は学校責任者として参加している。勿論、めぐりは生徒会長としての参加である。

そして全員でカメラの映像と携帯の録音を確認した。

「確認しましたが、これは酷いですな。複数の部活から生徒会に抗議があり、生徒会から何度も抗議がありましたな。これで全てあったと認定してもよさそうです。」

校長先生が言った。

「学校側としても、証拠も無しに処分したらPTAがうるさいですし、動けなかったのですがこれで動く事が出来ますわ。」

次は鶴見先生が発言した。
74 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/04(金) 19:39:27.77 ID:F09o5FtAO
校長先生と鶴見先生は、葉山グループ、特に三浦は常習犯的に部活動妨害の主犯だと認識した。次に葉山である。葉山は副主犯として、グループのリーダーとして止める立場にあっても止めなかったので次に重い処分に、他のグループのメンバーは試合の時に居ただけだが、そのあとテニスコートを奪い取った上で一緒に使用したので二人ほどは処分は軽くても処罰した方が良いと判断された。
75 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/04(金) 19:41:19.54 ID:F09o5FtAO
「校長先生…。処分はどうしますか?」

鶴見先生が校長先生に確認する。

「そうですな。主犯として三浦優美子君に1ヶ月の停学処分に、学校側に反省文とテニス部に対しての謝罪文の提出にしましょうか。テニス部に対して暴言も吐いておりますし、三浦優美子君に関しては次回問題行動した場合は退学処分にすると勧告します。」

「次に葉山隼人君に対しては、サッカー部からの退部と学校側に止めなかった事への反省文の提出、二週間の停学にします。一緒に試合しましたしそのあとテニスコートを占拠しましたので…。」

「他の葉山グループ、由比ヶ浜結衣、戸部翔、大岡大典、大和大也、油壺夕子に対してそれぞれの処分は、それぞれの部活動を二週間の活動禁止及び、その後一緒にテニスコートを無断使用した事への学校側への反省文の提出それと一週間の家での謹慎処分にすることにします。」
76 :佐藤勇太 [sage]:2018/05/04(金) 19:46:27.33 ID:F09o5FtAO
大岡と大和について解説

・大岡大典(おおおか だいすけ)
・大和大也(やまと ひろや)
Yutaがファーストネームの無い二人に授けた名前
77 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/08(火) 23:43:56.40 ID:gm0bbDDsO
週明けの月曜日、前日から呼び出されていた葉山グループは全員が呼び出されていた。

少し早く登校前にだ。
78 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/08(火) 23:45:18.92 ID:gm0bbDDsO
葉山と三浦に関しては親まで一緒に呼び出されていた。学校側には校長先生と鶴見先生が出席していた。

「わざわざおよび立てして申し訳ありません。まずは、保護者の方がいますし、此方で事情を説明させて頂きます。」

鶴見先生はそう言うと説明し始めた。

「まず呼び出された生徒達は葉山君をリーダーにグループを形成しています。昼休みに、許可を取って練習している複数の生徒から生徒会を通じて葉山グループが妨害しているとの苦情があり、今回の処分になりました。」

「それだと内の娘が関与した証拠が無いと思いますけど…。どうなんですか?」

「全くですな。弁護士としても証拠も無しに処分したら全く納得出来ませんな。」

三浦と葉山の家族はそれぞれの意見を発した。

「勿論、それだけではありません。昼休みに練習する生徒達の間で話題になっていた為に、生徒から自分で準備して証拠を得る為に隠しカメラと録音つきの携帯を利用して、そのやり取りを記録しております。勿論事前に我々にも許可を求めて、その時以外は利用しない代わりに許可を出しました。その録画や録音以外はしていない事も此方で確認しております。」

「口だけでは納得して頂けないと思いますので実際に録画や録音したものを聞いて頂きます…。」

鶴見先生はそう言うと再生して、そのやり取りを保護者に示した。

そのやり取りを実際に見たり聞いたりして言い逃れ出来ないのか保護者や生徒達は顔を真っ青にしていた。
79 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/08(火) 23:46:53.97 ID:gm0bbDDsO
次に校長先生が話始めた。

「今回の処分に関しまして三浦優美子さんは主犯として停学1ヶ月に学校側に反省文とテニス部に対して謝罪文の提出処分にします。三浦さんに関しては次に問題を起こしたら退学処分にします。次は無いと言う事です。」

「葉山君に対しては、副主犯として停学二週間にグループのリーダーとして止めなかった事の反省文とサッカー部の退部処分とします。」

「他の方達は、試合終了後に一緒にテニスコート無断占拠した事についての処罰ですが、二人はリーダー的な存在ですので、逆らえなかったとして処分についてはしますが減軽します。」

「他の方達は、それぞれの部活動の二週間の活動自粛処分と自宅での一週間の謹慎処分にします。」

校長先生はそう言うと処分内容を通告した。

証拠が有るから保護者達は何も言えなかった。

「保護者の方は1度帰って頂いて構いません。本日午後1時にPTA総会が開かれますのでそれには参加して下さい。」

そう言うと、二人の保護者は席を立って部屋を出ていった。
80 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/08(火) 23:50:56.23 ID:gm0bbDDsO
「皆さんはした事を認めますか?」

そう言うと全員が渋々認めてこの内容があった事を認めた。

「この後、一時間目の授業は全校集会になります。皆さんは覚悟しておくように…。」

今度は生徒達は顔を更に真っ青にしていた。

こうして葉山グループに対しての処分についての説明は終了した。
81 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/08(火) 23:53:02.92 ID:gm0bbDDsO
一時間目は生徒全員が体育館へと呼び出されていた。俺達はそれぞれのク自分のクラスの席へと座った。全員が揃うと、校長先生が話始めた。

「皆さん。お早うございます。本日は急遽全校集会を開く事になりました。それで全校集会についての説明ですが…。本日、葉山君をリーダーにした葉山グループに対しての処分を行いましたので皆さんに説明させて頂きます。」

そう言うと、周りは騒ぎだしたが、周りの教師が再び静かにした。

「前々から、昼休みに練習等を利用する生徒から、葉山グループが練習妨害をするとの多数の抗議が生徒会を通じて苦情が来ていました。」

「今回、生徒から自主的に証拠を集めて、立証されましたので今回の処分になりました。説明出来る限りの処分についての説明をしますと、三浦さんと葉山君に対しては停学処分と葉山君のサッカー部退部処分となりました。他のグループの方は一週間の謹慎処分と二週間の活動自粛になりましたのでそれぞれ報告します。」

「報告は終わります。本日午後一時からPTA総会がありますので、本日の授業は午前中のみになりました。それぞれのクラスは教室に戻り授業を再開して下さい。対応の方を宜しくお願い致します。それでは終了します。くれぐれもマスコミ等のたれ込みやTwitter等の書き込みは決してしないように。」

校長先生は釘を刺した。

校長先生はそう締め括ると全校集会はお開きになり、生徒達は騒ぎながら体育館を後にしていった。
82 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/08(火) 23:54:15.68 ID:gm0bbDDsO
午後になり、私はPTA総会に出席していた。

息子や娘から報告があり、内容は理解していた。事情説明及び処分内容の発表、証拠の上映会並びに公聴会になる事についての説明は受けていた。この総会は荒れる予感が正直な所感じていた。

「全員の保護者の出席が確認されましたので本日の総会を始めさせて頂きます。まずは鶴見先生より事情説明させて頂きますのでご了承下さい。」

校長先生はそう言うと鶴見先生にバトンを渡した。
83 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/08(火) 23:56:31.44 ID:gm0bbDDsO
「それでは説明させて頂きます。前々から昼休みに練習等を利用する複数の生徒から、一部の生徒達から妨害されるとの苦情が生徒会を通じてありました。その中の生徒の一人が自分で準備して証拠を集めて学校側に提出しました。」

「勿論、事前にその生徒は学校側に録画や録音の許可を求めましたが、その時以外は利用しない事で許可を出しました。他に利用して無い事も学校側で確認しております。その内容のやり取りがあった事に対しては間違いないと被害者並びに加害者双方が認めた為に間違いはありません…。」

保護者は説明を受けてざわめき立った。
84 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/08(火) 23:57:20.36 ID:gm0bbDDsO
少し落ち着いてから続きを再開した。

「それでは、本当にあったか保護者の皆様には実際に見たり聞いたりして頂きます…。」

鶴見先生はそう言うと録画や録音したものを再生した。保護者は聞き終わると、先程以上に騒ぎ始めた。

「処分はどうなるんですか?」

「うちの子の受験への影響はあるんですか?」

等の内容を騒いでいた。

「まずは受験への影響はありません。処分内容についてはこの後に説明します。生徒全員には全校集会においてちゃんと説明しましたし、保護者に対しての説明も現在しています。お子様にはマスコミ等へのたれ込みやTwitter等の書き込みはしないように伝えますようお願い致します。学校で騒がれて受験への影響が出てもいけませんので…。」

「次に処分を発表します。主犯である三浦さんは1ヶ月の停学処分にします。ただし、次に問題を起こしたら退学処分にします。副主犯の葉山君に対しては二週間の停学処分とサッカー部の退部処分とします。他のグループの人達は二週間の活動自粛処分と自宅での一週間の謹慎処分になりました。他のグループの人達は二人に逆らえなかったと学校側が判断した為に謹慎処分にしました。」

校長先生は処分内容を発表した。

「加害者の保護者は残って頂きまして、総会を終わらせて頂きます…。」

校長先生は総会を終了させた。加害者の保護者を除く保護者はそれぞれ退席していった。

別室で加害者の保護者は個別に内容説明を受けていた。
85 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/08(火) 23:58:21.80 ID:gm0bbDDsO
夜にそれぞれの家庭において物凄い怒られた事は言うまでも無かった…。
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/10(木) 09:26:38.87 ID:ReJt6lgm0
史上最悪のSS作者、ゴンベッサこと先原直樹
http://i.imgur.com/Kx4KYDR.jpg

痛いssの後書き「で、無視...と。」の作者。

2013年、人気ss「涼宮ハルヒの微笑」の作者を詐称し、
売名を目論むも炎上。一言の謝罪もない、そのあまりに身勝手なナルシズムに
パー速、2chにヲチを立てられるにいたる。

以来、ヲチに逆恨みを起こし、2018年に至るまでの5年間、ヲチスレを毎日監視。

自分はヲチスレで自演などしていない、別人だ、などとしつこく粘着を続けてきたが、
その過程でヲチに顔写真を押さえられ、自演も暴かれ続け、晒し者にされた挙句、
とうとう精神が崩壊した → http://Goo.gl/GWDcPe

2011年に女子大生を手錠で監禁する事件を引き起こし、
警察により逮捕されていたことが判明している。
87 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/13(日) 00:04:50.67 ID:h9pyFmjIO
葉山グループはどうなったか?


葉山隼人

結衣の謹慎処分における連帯責任で奉仕同好会の活動二週間停止処分になり、雪乃は葉山隼人と三浦優美子に対して激怒。父親に報告して葉山父が顧問弁護士解雇処分になり、父親が激怒した。頭を坊主にされ殴られた。成人迄は面倒をみますがその後は縁を切ると言われた。

三浦優美子

その日の夜に両親に物凄く怒られた。成人迄は面倒をみますがその後は縁を切ると言われた。
退学処分になったら、家から追い出して、独り暮らしさせて働かさせると言われた。(成人迄は家賃は両親が出す事になった。)

由比ヶ浜結衣

両親には、交通事故の件での損害賠償や慰謝料を払う為にフルパートに行っているのでそれどころでは無いためそれほど怒られなかったが、
高校卒業後は進学させずに就職する事が決定した。既に結衣自身は両親に見限られている。

戸部翔

謹慎処分が終わりサッカー部に戻ると、サッカー部全員が連帯責任で二週間部活停止で全員が激怒した。葉山達を取るか、部活を取るか(レギュラーは絶望的)の選択を迫られて葉山達を選択した。その為にサッカー部を退部した。

油壺夕子

夕子(ユッコ)は連帯責任があったが、男子程ではないために土下座して許して貰った。
葉山グループに戻った。両親に多少怒られた位で終わった。

大岡大典、大和大也

戸部と同じくそれぞれの部活で連帯責任により、それぞれの部員が全員激怒した為に葉山達を取るか、部活を取るか選択を迫られて二人は部活を選択した。
その為二人は葉山達が学校復帰後に葉山グループを正式に抜けた。今では真面目に部活に取り組んでいる。
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/13(日) 00:13:51.90 ID:9JUTRhUX0
葉山小太郎
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/13(日) 01:25:43.69 ID:X/lR+unA0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1525791962/の別アカ?
90 :【あの炎上から5年】SS作者ゴンベッサこと先原直樹、ついに謝罪 [sage]:2018/05/13(日) 10:49:46.37 ID://RT7lzQ0
http://i.imgur.com/QWoZn87.jpg

私こと先原直樹は自己の虚栄心を満たすため微笑みの盗作騒動を起こしてしまいました
本当の作者様並びに関係者の方々にご迷惑をおかけしました事を深くお詫びいたします

またヲチスレにて何年にも渡り自演活動をして参りました
その際にスレ住人の方々にも多大なご迷惑をおかけした事をここにお詫び申し上げます

私はこの度の騒動のケジメとして今後一切創作活動をせず
また掲示板への書き込みなどもしない事を宣言いたします

これで全てが許されるとは思っていませんが、私にできる精一杯の謝罪でごさいます

私が長年に渡り自演活動を続けたのはひとえに自己肯定が強かった事が理由です
別人のフリをしてもバレるはずがない
なぜなら自分は優れているのだからと思っていた事が理由です

これを改善するにはまず自分を見つめ直す事が必要です
カウンセリングに通うなども視野に入れております

またインターネットから遠ざかり、しっかりと自分の犯した罪と向き合っていく所存でございます

【都道府県SS】ゴンベッサ総合★9【レスのノルマ】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1461941925/
91 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/13(日) 22:49:52.71 ID:FF1f0py4O
今日は奉仕同好会の合宿兼千葉村でのボランティアの日だ。

何としてもあの男を、城廻を連れていかねばな。

平塚はそう思うと、城廻家のチャイムを鳴らした。
92 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/15(火) 00:14:33.08 ID:xVgGpKttO
「ピンポーン」

いっこうに出る雰囲気が無いのでアラームを鳴らした。何度も何度も繰り返した。

「居留守を使うな…。ただちにここを開けろ…。」

暫く玄関前で騒いでいると、警備員らしき男性に声を掛けられた。

「警備会社アル○○○の物です。今日はその家は留守ですよ。事情を聞きますので此方に来て下さい。」

警備員にそう言われると平塚は強制的に近くの警備員室らしき所に連れてかれた。
93 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/15(火) 00:34:26.52 ID:xVgGpKttO
「何の用事で訪れたのですか?」

「今日は奉仕同好会の合宿があり、連れて行こうと思って…。」

「本当ですか。本当かどうか確認します。」

すると警備員さんは何処かへ電話を掛け始めた。

「八幡さん。警備員です。今、八幡さんに用事があって来た人がいまして、今日は奉仕同好会とやらの合宿があるのですか?」

「いや無い…。はい、分かりました。」

電話を平塚先生に渡す。

「電話を代わってだそうです…。」

「電話を代わりました。平塚です…。」

「平塚先生。合宿って何ですか? 聞いてませんよ。そもそも何処でするんですか?」

「千葉村だ。」

「自分は家族達とバリ島にバカンスに行っているので一週間は帰りませんよ。」

「来いと言われても絶対にいかないですけど、何で前以て連絡しようとせずに当日に言うんですか? 流石に常識がありませんよ…。」

「鶴見先生が代われと言うんで代わります。」

「平塚先生。鶴見です。私も娘と合同の旅行に来てます。八幡君から聞きました。奉仕同好会と八幡君は関わらない事になってましたよね。そもそも何で前以て連絡しないんですか? 海外にいるのに戻ってこい何て馬鹿な事は言いませんよね…。戻ったら校長も交えて話し合いしましょう。自宅に戻って自宅待機して下さい。監視で行く予定だった柳川先生には伝えておきます。」

鶴見先生は会話が終わると通話を切った。
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/15(火) 00:43:51.85 ID:g3PEIP4Do
>>93
Yutaってこれ書いてるとき日本語おかしいの気づかないのかな
95 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/15(火) 00:53:54.33 ID:xVgGpKttO
柳川先生について解説

・柳川優央良(やながわ やおい)
Yutaが作ったオリキャラ
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/15(火) 01:10:34.43 ID:AmGQBYFA0
(。∀゚)
97 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/15(火) 01:48:04.24 ID:xVgGpKttO
鶴見先生との会話が終わると警備員に外に追い出された。平塚は肩を落として帰宅の徒についた。
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/15(火) 02:38:58.95 ID:s7tyc1hj0
ゆうたって何人いんの?
ゆでたまごや藤子不二雄みたいなモンなのか?
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/15(火) 02:44:11.69 ID:l99oB7B50
yuta、Yuta、youta、satou、とりあえず名義上は4人いたかな
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/15(火) 09:35:58.32 ID:SKFjpxvS0
yuta→渋のアカウント
Yuta→渋アカウントのyを大文字に変えただけ
youta→笛のアカウント
satou→渋で別人なりすましの副アカウント(現在停止中)
だったかな
101 :【あの炎上から5年】SS作者ゴンベッサこと先原直樹、ついに謝罪 [sage]:2018/05/15(火) 19:12:55.01 ID:a7t3n0rc0
http://i.imgur.com/2EPPa2P.jpg

私こと先原直樹は自己の虚栄心を満たすため微笑みの盗作騒動を起こしてしまいました
本当の作者様並びに関係者の方々にご迷惑をおかけしました事を深くお詫びいたします

またヲチスレにて何年にも渡り自演活動をして参りました
その際にスレ住人の方々にも多大なご迷惑をおかけした事をここにお詫び申し上げます

私はこの度の騒動のケジメとして今後一切創作活動をせず
また掲示板への書き込みなどもしない事を宣言いたします

これで全てが許されるとは思っていませんが、私にできる精一杯の謝罪でごさいます

私が長年に渡り自演活動を続けたのはひとえに自己肯定が強かった事が理由です
別人のフリをしてもバレるはずがない
なぜなら自分は優れているのだからと思っていた事が理由です

これを改善するにはまず自分を見つめ直す事が必要です
カウンセリングに通うなども視野に入れております

またインターネットから遠ざかり、しっかりと自分の犯した罪と向き合っていく所存でございます

【都道府県SS】ゴンベッサ総合★9【レスのノルマ】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1461941925/ より
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/20(日) 13:55:50.55 ID:E6BXn+mmO
なんで本編進行中、本編完結後時間帯の本編活躍設定のクロスオーバーキャラ、モブ男、オリ主の一話完結型短編二次創作が定着しなかったんだろ
例えば)
穂乃果「見崎鳴さん、君が好きです!」
真姫 「榊原恒一くん、君が好きです!」
海未「比良塚想くん、君が好きです!」
穂乃果「千種夜羽さん、君が好きです!」
http://i0.wp.com/loveca.jp/wp-content/uploads/2013/11/AMq28WE.jpg
凛「碇シンジくん、君が好きです!」
http://blog-imgs-71.fc2.com/l/o/v/lovelivepress/rins.jpeg
ことり「九頭竜八一くん、君が好きです!」
穂乃果「雛鶴あいさん、君が好きです!」

響け!ユーフォニアムキャラのラブライブ!にありがちなこと
久美子「先輩、まだラブライブは嫌いですか?」
みぞれ「たった今好きになった。」
麗奈「私、特別になりたいの。
    他の奴らと、同じになりたくない。
    だから私は、スクールアイドルをやってる・・・特別になるために。」

ギルティクラウン風俺ガイルクロスオーバー
材木座「すまぬ、我が戸塚に車を直してなんて頼んだから……」
八幡「そうだよ。戸塚が死んだのはお前のせいだ。生き返らせろ! お前が戸塚を生き返らせろ!」
結衣「……ひっきー」
八幡「俺が間違っていた。神なんてなんの意味もない。JUDOは倒さなくちゃならない。俺はエボルになる」

ギルティクラウン風ガヴリールドロップアウトクロスオーバーにありがちなこと
ダァト「桜満集、未来永劫ガヴリールと生きる事を誓うか?」
桜満集「ガヴリールだけがずっと傍にいて 僕を信じてくれたんだ」

ギルティクラウン風クオリディア・コード クロスオーバー
桜満集×天河舞姫
ほたる「桜満集、ヒメと添い遂げる事を誓うか?」
桜満集「ヒメだけがずっと傍で僕を信じてくれた。だから、僕はヒメと共に生きる!」
103 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 10:54:17.19 ID:LoPmCAMYO
「夜9時のニュースです。本日午後5時頃、ボランティアで千葉村へ行っていた総武高校に通う少女Aが麻薬取り締まり法違反並びに麻薬所持の容疑で逮捕されました。」

コメンテーターはコメントした。

「全く、最近の高校生が麻薬をするなんて、近年は低年齢化してますね。嘆かわしい事です…。」
104 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 12:04:59.26 ID:LoPmCAMYO
バリ島にいる鶴見先生に学校関係者から緊急連絡が入った。

「鶴見先生緊急事態です。二年生の三浦優美子が麻薬所持並びに使用して、麻薬取り締まり法違反でたった今逮捕されました。総武高校は大騒ぎです…。」

「それと葉山隼人、戸部翔、由比ヶ浜結衣の三人がタバコを吸いました。三人にはとりあえず謹慎させてあります。」

「千葉村にボランティア参加した生徒に警察が事情聴取しています。特に第一発見者の油壺夕子を中心にしているようです。」

「少しでも早く戻って来て下さい。」

学校関係者は電話を切った。
105 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 12:10:04.88 ID:LoPmCAMYO
鶴見先生は電話を終えると、皆に事情を説明し始めた。

「悪いわね。学校から緊急連絡が入って、私だけ先に帰国する事になったわ。」

「鶴見先生…。何が起きたんだ?」

八幡が鶴見先生に問いかけた。

「あの三浦優美子さんが、千葉村でのボランティア中に麻薬使用並びに麻薬所持、麻薬取り締まり法違反で警察に逮捕されたらしいの…。」

「鶴見先生…。本当ですか?」

めぐりは鶴見先生に確認した。

「本当よ。それ以外にも、葉山隼人、由比ヶ浜結衣、戸部翔の三人がタバコを吸って謹慎しているみたい。それで急遽私が戻る事になったわ。八幡君達は関係無いんだし、旅行を楽しんでね。」

鶴見先生はそう言うと、帰国の準備をする為に部屋に戻った。皆で話し合いをした結果、鶴見先生のご厚意を受けて予定通りすることになった。
106 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 16:02:08.16 ID:LoPmCAMYO
時は初日の千葉村のボランティア内容が終わり、休憩に入った頃まで遡る。
107 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 16:09:00.46 ID:LoPmCAMYO
「柳川先生。部屋割りはどうなっていますか?」

雪乃が柳川先生に質問した。

「優美子さんと夕子さんで一部屋で、結衣さんと雪乃さんで一部屋、葉山君と戸部君で一部屋とします。私は一人で一部屋なので何かあれば遠慮なく寄って下さいね。」

柳川先生は教師なので当然の部屋割りだった。

「あーし。そろそろ解散したい。眠たいし…。」

三浦優美子は眠そうに言ったので解散する事になった。それぞれの部屋に入っていった。
108 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 16:36:41.30 ID:LoPmCAMYO
夕子は眠りにつき、目が覚めると明け方の4時だった。目覚ましがてら散歩する為に外に出た。

暫くすると、煙のような物が見えたのでそちらの方に近づくと、知ってる人物がいたので木の影に隠れながら近づいた。

「あれは、葉山君と戸部君…。それに結衣。何でタバコを吸ってんの? 取り敢えず柳川先生に報告しなくちゃ。」

夕子は気付かれないようにその場から後にした。

どうやら気付かれないようだった。夕子は一安心した。
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/27(日) 16:39:56.62 ID:LoPmCAMYO
夕子は柳川先生の部屋の前に到着するとノックした。暫くすると柳川先生が外から出てきた。

「夕子さんか。こんな朝方に何のようや?」

「柳川先生。こんな朝方に申し訳ありません。朝早くに目が覚めたので散歩していたら、早くに葉山君と戸部君に結衣さんがタバコを吸ってました。案内するんでついてきて下さい…。」

夕子はそう言うと柳川先生を連れて葉山達の元に向かった。
110 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 16:46:44.05 ID:LoPmCAMYO
「おい。お前ら何しとるんや。タバコなんぞ吸いおって…。学校には報告するから千葉村から帰ったら覚悟するんやな。」

柳川先生がそう言うと3人はうつむいた。

「そんで、そんなことした理由は何や?」

柳川先生は葉山達に理由を問い詰めた。

「ストレスの為です。俺は停学をくらって、親から怒られて…。戸部も結衣もそうです。」

葉山はそう言うと戸部と結衣も頷く。

「あたし達、部活妨害で謹慎処分で連帯責任くらって戸部っちは部活を退部する事になったし、あたしもゆきのん巻き込んじゃったし…。家では居づらいしね。ストレス貯まってる話したら、葉山くんに誘われてついついやっちゃった…。」

「誘われたからと言ってやって良いもんや無いんやで。ここにいる夕子やここにいない雪乃、優美子、そして勿論自分にも影響を受けるんやで反省せいや…。」

柳川先生はそう言うと3人を諭した。
111 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 16:50:04.61 ID:LoPmCAMYO
>>112からしばらく油壺夕子の語りで進行します。
112 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 16:54:17.73 ID:LoPmCAMYO
私達は小学生の昼御飯の支度をしていた。

カレーライスだ。皆で役割分担をしている。

私は良く料理しているので、私と雪乃が調理担当だ。結衣の料理は殺人料理になるので料理させないのが暗黙の了解だった。
113 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 16:57:45.72 ID:LoPmCAMYO
そんな時に雪ノ下さんが話し掛けてきた。

「三浦さん。やけに明るく無い? 午前中ずっとハイテンションだったけど…。」

「確かに何時もより、明るかったし、やたらと結衣に対して怒鳴ってました。何があったんだろう?」

そう言いながら二人で三浦優美子の方を見ていると、異常な行動が目についた。

「三浦さん。良く虫をはたいてるようだけど、そんなに虫がいるっけ?」

私は雪ノ下さんに疑問に思った事を聞いた。

「確かにそんなにいないわね。三浦さんはどうしたのかしら?」

雪ノ下さんとそんな話を準備しながらしていた。

取り敢えず夜まで三浦さんの様子を見て柳川先生に私は相談する事に決めたのだった。
114 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 17:00:53.62 ID:LoPmCAMYO
私は雪ノ下さんを夜に密かに呼び出していた。今後の相談と雪ノ下さんの置かれている状況の説明の為だ。

「雪ノ下さん。呼び出してごめんなさい。少し相談したい事があって…。時間取ってくれてありがとう。」

「別にいいわ。私も貴方に話があったので大丈夫よ。」

雪ノ下さんはそう言ってくれたので、本題を切り出せる事が出来た。
115 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 17:11:14.15 ID:LoPmCAMYO
「まず、雪ノ下さんに説明しておく事があります。それは葉山君、戸部君、結衣の3人が煙草を吸ってたのが発覚しました。」

雪ノ下さんはその話を聞いて驚いた顔をしていた。

「その件も含めて2つの相談があります。」

私はそう言って深刻そうな顔をした。

「まず1つ目の相談は葉山グループの今後とその推移についてです。葉山君達3人は良くて長期の停学で、最悪は退学もあり得ます。当然奉仕同好会も終わりの可能性が高いです。三浦さんについてはこの後説明しますけど、葉山グループは結果的に潰れる可能性が高いです。

当然、結果的にこのメンバーで最悪の場合は学校に残るのは私と雪ノ下さんだけになるんです。その為に相談しました。」

「丁度良いわね。私も相談があったの。実は入学式に私の乗った家の車で事故を起こしたの。父さんに相談したら隠蔽を父さんは指示したの…。結局複数の理由が重なり隠蔽は破談したんだけど、その事が相手が知ってしまい問題になったの…。後始末を姉さんに任せて悪い印象を与えてしまった。由比ヶ浜さんはその加害者なの。被害者は、貴女が引き取った犬を助けようとしたけど犬をその場から連れて逃げて、更になに食わぬ顔で入学式に由比ヶ浜さんは参加した事で被害者は激怒して、慰謝料や損害賠償請求をされて裁判になってしまった。由比ヶ浜さんは証拠隠滅を行ったと断定されて由比ヶ浜さんのお家は大変な事になっているわ。姉に全てを任せたんだけど両親が離婚していて、姉は母に私は父に引き取られたの。母達からどうやら私の父が指示した隠蔽を知ったらしくてどうしたら良いのか分からなくなっているの」
116 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 17:15:04.73 ID:LoPmCAMYO
私は気になった事を質問した。

「質問するけど、その被害者って誰の事? それによって対応が違って来るんだけど…。」

「ああ。被害者は城廻八幡っていうの。私としては謝りたいんだけど、どうすれば良いのか分からなくなっていて…。」

「雪ノ下さんに更に質問するけど八幡君に頭を下げる覚悟はある?土下座してでも謝る覚悟が…。あるなら私も一緒に謝罪するし土下座もするわ。」

「覚悟ならある。どうすれば良いのか分からなかっただけだし貴女と一緒に謝罪するわね。

今さら由比ヶ浜さんと一緒に行動するわけにはいかないし、連帯責任を取るのも嫌だし、ましてや人として最悪の事をした訳だし、貴女と一緒にやり直すわ…。」

雪ノ下さんの話を聞いて、私はポケットから携帯を取り出して停止ボタンを押した。

「雪ノ下さんに1つだけ謝罪するね。貴女が私に相談があると言った時から悪いんだけど録音させて貰ってたの。本音を聞きたくて本気で謝罪する気が分かって良かったわ。八幡君も貴女が反省の意志があるのが分かったら、少なくとも今後彼とは関わる事が出来なくても、私と二人でひっそりとやり直す事位は認めてくれると思うわ。雪ノ下さんはそう言う交渉は苦手のようだし全ての交渉は私がするけど。雪ノ下さんは私についてきてくれる?」

「分かったわ…。」

「まず、結論から先に言うね。八幡君に本気で謝罪した方が良いわ。あの鶴見先生と家族ぐるみの付き合いがあって、姉があの優秀で皆に頼られていて、教師から信頼の厚いって評判のめぐり会長だよ。これからの貴女の生活に間違いなく影響が出ていたわ。」

私がそう言うと雪ノ下さんは真っ青の顔をしていた。私は八幡君に本気で交渉をする決意をしていた。
117 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 17:26:01.70 ID:LoPmCAMYO
「これは雪ノ下さんに提案なんだけど、もし八幡君に許して貰えてやり直すときは私がボランティア同好会を作るから、私が頭を下げて柳川先生に顧問を頼むから一緒にやり直さない? 私も今さら前に所属していたグループに戻るのは不可能だし、このグループに残るのも不可能だから貴女と一緒にどうしてもやり直したいの…。」

私の提案に雪ノ下さんは頷いてくれた。

雪ノ下さんも私に対して言った。

「私も貴女にお願いがあるんだけど、私達は既に親友だよね。互いに名前で呼びあわない?」

その雪乃の提案に私は頷く。正直な所とても嬉しかったのだ。

私は二つ目の相談内容の説明を始めた。

「それで、二つ目の相談なんだけど三浦さんの事なの。今日三浦さんの様子がおかしかったでしょう。何かやけにハイテンションで他人に対しても攻撃的で、何かやけに虫がいないのに払っていたでしょう。あれって三浦さんが覚醒剤をしているんじゃないかと思ったの。禁断症状の特徴だったしね。夕食後に1度部屋に戻ってその後に再び集まった時に何時もの三浦さんに戻っていて普通だったよね。部屋から私が先に部屋を出たからその後に覚醒剤をしたんじゃないかと思って相談したかったの。私と一緒に柳川先生の元に行ってほしいの。」

雪乃は頷いて了承してくれたので二人で柳川先生の元に向かったのだった。
118 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 17:34:05.96 ID:LoPmCAMYO
私と雪乃は柳川先生の部屋の前に来ると、私が部屋をノックした。暫くしてからドアが開いた。すると中から柳川先生が出てきた。

「夜分遅くに申し訳無いのですが、私と雪乃の二人は柳川先生に相談とお願いがありまして訪れさせて頂きました。お部屋に入れていただいても宜しいでしょうか?」

「そうやな。確かに部屋の外ですることや無いで。中に入れや。」

柳川先生はそう言うと私と雪乃を中に入れてくれた。

「それで話を聞く前に伝えておくことがあるわ。雪ノ下さんは話を聞いておると思うが葉山達の件は学校に報告しておいたわ。処分は後日決まる事になったわ。」

柳川先生の報告に私達は頷く。

「雪乃には私から伝えました。柳川先生にまずお願いがあります。先ずはこれを聞いて欲しいのです。」

私は頷くそう言うと雪乃と会話したときに録音した物を柳川先生に聞かせた。
119 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 17:40:30.71 ID:LoPmCAMYO
聞かせ終わると柳川先生が口を開いた。

「なるほどな。確かに前に事故の事で鶴見先生は怒っておったわ。雪ノ下さんは反省と謝罪の意思は感じたわ。わしからも鶴見先生に話を通してみるわ。」

柳川先生にそう言って貰えたので再び私は話を切り出した。

「それでお願いなんですけど、八幡君に謝罪して許して貰えたら、雪乃と二人でボランティア同好会を作って活動したいんですけど、顧問のお願いをしたいんです。」

私が柳川先生に対して頭を下げてお願いすると雪乃も一緒に頭を下げてくれた。

「そんときは是非とも顧問を引き受けさせて貰うわ。許して貰えるとええな。」

柳川先生はそう言ってくれた。私も雪乃も平塚先生よりもよっぽど良い先生だと思った。
120 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 17:53:02.22 ID:LoPmCAMYO
「それで相談なんですけど、三浦さんの行動が今日は可笑しかったんです。説明させて貰うと、三浦さんは今日はやけにハイテンションな上に、由比ヶ浜さんに対してやけに攻撃的でした。虫がいないのに何度も繰り返し払っていました。夕食後に私と三浦さんは部屋に一度戻り私が先に部屋を出て、三浦さんが集まった時には何時もの三浦さんに戻ってました。昼間は覚醒剤の禁断症状で、部屋で一人になったときに使用したんじゃないかと思って相談に来たんです。私が最初に異変に気付いたから私が第一発見者になるのでしょうか?」

「そうやな。先ずは報告ありがとな。わしも話を聞いて確かに覚醒剤、つまり麻薬の可能性があると思ったわ。これから三浦の元に行き持ち物検査をするわ。わしでは女性の持ち物検査や服に隠し持ってるか確認出来へんから二人に協力して欲しいんや。お願い出来るか。もし発見したら、異変に気付いた第一発見者は夕子と報告するわ。」

「私達なら協力します。男性である柳川先生ではするわけにはいきませんし、喜んで協力します。」

私はそう言うと雪乃と一緒に頷く。

「そんじゃあ、話は深刻だしそろそろ行くか?」

柳川先生はそう言うと私達を連れて3人で三浦さんの所に向かった。
121 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 18:00:59.22 ID:LoPmCAMYO
私達は私の自室に戻り部屋に入った。そこには三浦さんがいた。

「優美子…。こんな時間に来て申し訳無いが、今日の優美子の様子がおかしかったと複数から報告が入り悪いが持ち物検査をさせて貰うわ。わしには監督責任もあるし、悪いが遣らせて貰うわ。」

柳川先生はそう言うと更に私達に指示を出す。

「悪いが女性の優美子を検査する訳にはいかんから、持ち物確認を夕子が、服装チェックを雪乃にお願いするわ。」

そう指示を出すと柳川先生は外に出た。

私達は早速指示通りの行動に移した。

「三浦さん…。悪いけど荷物の確認をさせて貰うね。」

私はそう言うと持ち物を調べ始めた。雪乃も三浦の服装チェックを始めた。

暫くしたら雪乃の叫ぶ声が聞こえた。

「裏ポケットの中にこんな物が…。」

雪乃がそういうので見ると白い粉が入った袋が出てきた。

私の方にも白い粉が入ったのが複数出てきた。

「私の方にも複数の白い粉が入ったのが出てきたけど、早速柳川先生に報告に行くから雪乃は三浦さんをおさえていてくれる?」

私が雪乃にそう伝えると、雪乃は三浦をおさえ始めた。
122 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 18:11:29.14 ID:LoPmCAMYO
私は柳川先生を呼びに外に向かった。

「柳川先生。服装チェックならびに持ち物検査をした結果、白い粉が入った袋が出てきました。今雪乃が三浦さんを取りおさえていますが

どうしますか?」

「悪いが、わしが警察や学校に連絡するから夕子も警察が来るまで二人で優美子をとりおさえて貰えるとありがたいわ…。」

柳川先生の言葉を受けて私は中に戻り、三浦さんを取りおさえに雪乃と入った。
123 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 18:13:11.74 ID:LoPmCAMYO
暫くすると、柳川先生が室内に入って来た。

「警察には連絡したわ。直ぐに来ると言っておったで、とりおさえておくようにとの事や。」

「学校に連絡したら警察の指示に従うようにとの事やで。よろしゅう頼むや…。」

柳川先生は困った顔をしていた。

警察が来て麻薬か調べて麻薬と判明してその場で三浦さんを逮捕しました。

三人に対して事情を聞いたりしました。

三浦さんを警察署まで連行した。
124 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 18:14:52.64 ID:LoPmCAMYO
「何で覚醒剤に手をだしたんだ。」

警察官が強い口調で三浦を問い詰める。

「ごめんなさい。学校で問題を起こして停学処分を受けて傷心していた所で声を掛けられて使い始めたら辞められなくなっちゃったの…。」

「だからといって、麻薬は違反だ。だから逮捕されたんだ。少しは反省するんだな、」

警察官がそう言って三浦を諭した。
125 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 18:17:44.79 ID:LoPmCAMYO
>>126からは比企谷八幡の語りで戻ります。
126 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 18:21:57.18 ID:LoPmCAMYO
今日は俺の17の誕生日だ。今日は、姉と両親に沙和子、いろは、陽乃さん、俺のグループ全員が来てくれた。

「それでは、全員グラスを持ってください。」

めぐりはそう言うと全員がグラスを持った。

「まずは、八幡に一言貰って乾杯をして、八幡の誕生日会を始めたいと思います。」

めぐりがそう言ったので俺は言った。

「今日は俺の為に来て頂きありがとうございます。これからもこんな俺と仲良くしてほしい。乾杯!」

「乾杯!」

俺に続いて全員で乾杯と言った。

暫くすると俺は話があったので話始めた。
127 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 18:23:51.67 ID:LoPmCAMYO
「皆に話して起きたいことがあるんだけど、鶴見先生から連絡があって、監視もしている柳川先生から連絡が鶴見先生にあって、どうやら雪ノ下がユッコと共に反省が見受けられたので、謝罪の機会を設けて欲しいと言われた。お世話になった鶴見先生に頼まれた以上は一度は会おうと思います。」

「それで陽乃さんと姉さんも一緒に立ち会って欲しい。陽乃さんは雪ノ下の代わりに交渉したし、姉さんは家族代表として立ち会ってくれ。」

俺の言葉に二人は頷いてくれた。
128 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 18:25:34.07 ID:LoPmCAMYO
「八幡…。僕からも良いかな?」

戸塚がそう聞いて来た。

「勿論、構わないけど…。」

「前々から八幡に聞きたい話があったけど、皆が聞けなかった話があるんだ。それは八幡が養子に貰う前に何があったのか? 何だけど話して貰えると助かるかな? 勿論、無理にとは言わないけど…。」

「分かった。確かに誰もが気になるだろうし、他の人ならば話したくたいけど親友やその仲間には話しても良いと思うしな。これは俺の10才の話になるがそれでも良いか?」

「勿論だよ。八幡…。」

戸塚が答えてくれたので俺は話始めた。
129 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 18:34:10.39 ID:LoPmCAMYO
最初に気づいたのは近所の主婦達がひそひそ話をしていて気になって話を密かに聞いた時に気づいたな。俺が実の両親から虐待を受けているって始めてそこで知ったよ…。

その内容はこうだ。

「ねぇ。奧さん比企谷さんの所、少し前に旅行に行ったりしたけど息子さん一人おいて旅行に行ったらしいよ。」

「そうみたいね。それって虐待でしょ。ホームアローンって奴でしょ。昔映画で見たわ。確か立派な虐待になるわよね。子供一人でおいて出掛ける事が虐待になるってその映画で始めて知ったわね。」

こんな話を言ってたな。そこで始めて俺は、俺を置いて小町と食事に行ったり、旅行に行ったりする事が虐待になるって始めて知ったんだ。
130 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 18:39:54.49 ID:LoPmCAMYO
元々俺は日記を書いていたから旅行に行ったり食事に行った日を日記に書いていたからそれを持って、近所の主婦から聞いて両親から虐待を受けたら困るから頼み込んで児童相談所に連れていって貰い児童相談所に相談したんだ。

「この日記を読ませて貰ったけど、これは立派な虐待に当たるね。ちょっと待ってね。弁護士に連絡を取ってみて、保護者の代わりに手続きしてくれるように頼んで見るから。両親に連絡をしたら君が虐待を受ける可能性が高くなるからね。」

そう言って児童相談所の職員は対応してくれた。
131 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 18:46:21.49 ID:LoPmCAMYO
職員が連絡をした弁護士が父さんだったんだ。それが父さんとの出会いだったな…。

30分程したら、父さんが児童相談所にやって来たんだ。

父さんは俺に話を聞いた後に、俺が持ってきた日記に目を通したんだ。

「比企谷八幡だったな…。確かにこれを読む限りだと虐待だな。一応書類を持って来たから色々サインして貰うぞ。」

父さんはそう言ってから書類の作成を始めて、書類の最後に俺の名前をサインしたんだ。
132 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 18:51:58.79 ID:LoPmCAMYO
「これから私と警察に行って貰い、手続きをするけど、そうなると両親は虐待の容疑で逮捕されるけど良いか?」

「俺はもう虐待には耐えられない。遠慮なくやってくれ。」

「この後、俺と父さんは警察に行って、手続きしたんだ。父さんが自分の代わりに虐待で訴えてくれたんだ。証拠があったからスムーズにいったよ。警察が迅速に対応してくれたな。」

八幡が感想を述べた。
133 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 18:56:13.86 ID:LoPmCAMYO
「警察官が俺と父さんと共に逮捕状を裁判所から取ってくれて比企谷の家に出向いてくれた。両親はそのまま逮捕されたよ。俺には小町と言う二つ下の実の妹がいたんだが、いつも両親は小町を優遇して、食事も旅行も妹とばかりで俺はいつも留守番だったな…。両親に何かして貰った記憶が全く無いんだ。」

「結局、裁判で両親は懲役5年の判決を受けたよ。小町は施設に入れられたらしい。俺も親戚は誰も引き取ってくれなくて父さんが誘ってくれたんだ。その時の会話がこうだった。」

「八幡…。結局親戚は誰も引き取ってくれかったな。それどころかどこも八幡を疫病神扱いだったな。もし良ければ俺の所に養子に来ないか? 父と母と姉が出来るぞ。」

「俺は構わない。どうせ引き取り先は無いんだ。皆が良ければ構わない…。」

「もう、娘と妻には息子や弟が出来ると伝えていて楽しみにしているんだ。」

そういって養子縁組の書類を提出して正式に今の家族と一緒になったんだ。
134 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 19:16:31.04 ID:LoPmCAMYO
俺は受け入れてくれた父さんと母さん、それと姉さんには本当に感謝しているんだ。

両親や姉さんの方を見ると、俺の言葉に感動したのか涙ぐんでいた。

「八幡…。一つ気になったんだけど、実の妹の小町は結局どうなったの?」

戸塚が質問してきた。
135 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 19:32:43.47 ID:LoPmCAMYO
「俺達が10才の頃に起こった事件を覚えているか?」

「事件……?」

「何かあったような……。」

「……あ」

「どうしたの海老名さん。」

「千葉県小学女児遺体遺棄事件……。」

「あ…。」

「そういえばそんな事件があった……!」

「確かその事件は、小学生の少女が絞殺されてバラバラにされて花見川に遺棄された事件だったよね…。」

「そうだった。間違いない…。」

俺は答えた。

「そう。その被害者の少女こそが俺の実の妹の小町だそうだ……。」

全員が俺の言葉に絶句していた。
136 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 19:36:26.32 ID:LoPmCAMYO
皆が俺の言葉で黙り混む。俺はそのまま話始めた。

「そう俺は、城廻家に引き取られ養子となり、すむ地域が変わった。それにより小学校も変わり、姉に連れられて、毎日手を繋いで登校していた慣れ始めて1ヶ月が経った頃だったな。それが突発的に起きたのが…。」

「何が起きたのかと言うと、その日の朝、朝食を食べているとニュース番組に緊急速報のテロップが流れたんだ。内容は朝の犬の散歩をしていた人が人の体の一部の入った袋を発見した事が始まりだった。通報から直ぐに警察が動き、川の下流やその周辺から次々に見つかったんだ。」

「わ、我も覚えておる。朝のアニメを見ようとチャンネルを変えようとした時に緊急速報のテロップが流れて慌ててニュース番組に替えた記憶があるわ。」

「私も弟の朝ご飯の面倒を見ていたら緊急速報のテロップが流れて…。とても驚いた記憶があったし…。」

「そうして、事件は大々的に取り上げられ3日も経った頃、身元が判明したのは…。警察の発表で小町だと判明したのは…。」

「八幡君。それって確かこんな内容だったよね。被害者の名前は比企谷小町、8才の少女って、そして両親は息子を虐待と保護責任者遺棄の容疑で逮捕されていて裁判中で、そして少女は施設に入れられて、行方不明になっていたとの警察の発表だったよね。」

陽乃さんは詳しく内容を説明した。
137 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 19:38:36.66 ID:LoPmCAMYO
そして再び陽乃さんは口を開いた。

「八幡君……。たしかその事件の犯人は6年経った今でも捕まっていなかったよね?」

「陽乃さん。それで間違いない。犯人は確かに逮捕されていない。」

「その発表の番組を見ていた時、俺は驚いたし、当然暗い顔になったな。それで姉さんに聞かれたんだ。そして俺は答えた。」

「今の発表の被害者は俺の実の妹だと……。そしてその話を聞いた姉さん達の表情はいまだに忘れることは出来ないけどな……。」

「それでこれ迄に判明しているのは、小町は施設に入れられたが、その施設で他の子供達に小町の両親が、警察に逮捕されていることが知られたらしくて苛められたらしい。小町は両親に極端に可愛がられてわがままだったからな。それで俺が虐待されていた位だからな……。耐えられなくなって施設を飛び出したらしい。それで事件に巻き込まれて、残虐な殺され方をされた。」

「両親は裁判で懲役5年、そして虐待していた息子につまり俺の事だな。接触禁止の判決が出た。裁判は四年は掛かったから、残り三年ほどで出てくるけどな……。出所後は両親に対して監視を付けてくれるよう頼んだ所だ。小町が殺された事で犯人が捕まって無いから、変わりに俺達を怨んでいるらしいからな。監視する必要がある。小町を殺した犯人は捕まってほしいと俺は思う。」

「両親は小町を極端な迄に可愛がっていたからな裁判中とてもショックを受けたらしい。それで勿論犯人も恨んだが、小町がそうなった原因を作ったのは俺達だと思い込んでいる両親は物凄く俺達を怨んでいるらしい。誰も危害を加えられないように出所後は両親に対して監視を常に付ける予定だ……。」

「これで過去に俺に何が起きたのか分かっただろう。暗い話はこれ迄にして誕生会を楽しもうぜ……。」

俺は明るくそう言うと手を叩いて場を切り替えさせた。

「そうだな。折角の祝いの席で暗いまま終わるわけにもいかぬしな。我も楽しむぞ……。」

材木座義輝はそう言うと、皆が明るくなり誕生会を楽しんだのだった。
138 :佐藤勇太 [saga]:2018/05/27(日) 19:44:32.89 ID:LoPmCAMYO
2日後の8月10日、総武高校に三人の生徒の親と、本人、平塚先生、三浦の両親が総武高校に呼び出しを受けていた。

他に校長先生、鶴見先生、柳川先生、めぐり、八幡、夕子、雪乃も呼び出され参加していた。

陽乃さんはこの後の雪乃と八幡との和解の話し合いの為に別室で待機していた。
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/27(日) 20:31:24.59 ID:o7UwN9gP0
Yuta君は麻薬取締法違反と覚醒剤取締法違反の区別もついていないのかよ?
刑法講学上の論点として両構成要件(所持罪・使用罪)には実質的に重なり合う部分があるとはいえ、
前者の罪しか犯していない者を重い罪である後者によって処罰するのはいかがなものかと
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/27(日) 20:47:31.00 ID:tr6WZVY8O
>>139
Yuta「そんなこと知恵袋で聞いても教えてくれなかった。自分ではなく知恵袋が悪い」
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/28(月) 00:45:27.61 ID:Bj60w+f0O
>>139
Yuta「誹謗中傷なので報告します」
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