シタP「歌織が欲しい」

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4 : ◆eYw0lnfieY [saga]:2018/05/21(月) 02:32:11.96 ID:ZdaH3eTj0
だから私はスマホを取り出して、莉緒ちゃんに連絡を取る

『もしもしー?どうしたの?』

「あ、莉緒ちゃん?ごめんなさい。反省会、明日に伸ばせない?」

『いーけど……なにか問題?』

「撮影でミスが見つかっちゃったらしいの。一日伸びるって」

『あーららぁ、それはご愁傷様。頑張ってね』

「うん。ありがとう。じゃあ、今夜は早く寝るわね。おやすみなさい」

『おやすみー』

大切な、劇場で出会えた大切な仲間に

「プロデューサーさん」

「はい」

「歌織、嘘ついちゃいました」

「ですね」

「ですね。って……もう、プロデューサーさんがそうさせたんですよ?」

「すみません、反省はしてないんですけど」

「ふふ、駄目なプロデューサーさん…………
「もう一度、言ってくださいますか?」

「歌織が欲しい。って」

プロデューサーさんは今更少し恥ずかしげに首筋を掻くと、助手席のドアを開けて私に手を差し伸ばした

「歌織が欲しい」

そう、ただ私はその言葉に返すいい言葉が浮かばなかっただけ
だから私は

プロデューサーさんの手を取って、車に乗り込んだ
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