もこっち「モテないし、ヴレインズ」

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498 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 20:53:55.19 ID:/75AloiXO



グレズ『GYAGAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!』ATK3200→0



クロっち(で、でかい!?)

Ai(やっぱりきやがったか………!)



ハノイ「くくっ、さあ、ショーの始まりだ!」



Ai(あのモンスターはいま、《おジャマ・カントリー》の効果で攻撃力ゼロになってはいる)

Ai(だが、あのモンスターの効果はーーー)



ハノイ「まずは、召喚成功時、3枚の《冥界の宝札》と3体の《インヴェルズを呼ぶ者》の効果発動!」

ハノイ「逆順処理だ! 3体の《インヴェルズを呼ぶ者》の効果! このカードが『インヴェルズ』モンスターのアドバンス召喚のリリースに使用されたことにより、デッキからレベル4以下の『インヴェルズ』モンスターを特殊召喚できる!」

ハノイ「俺は《インヴェルズの歩哨》2体と《インヴェルズの斥候》を特殊召喚する!」



499 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 20:56:23.53 ID:/75AloiXO



歩哨×2『『………』』ATK1100→0
斥候『………』ATK200→0



ハノイ「最後に、3枚の《冥界の宝札》の効果! モンスターを2体以上リリースしてアドバンス召喚したことで、それぞれの効果で2枚ドローする!」

ハノイ「場の《冥界の宝札》は3枚!したがって、合計6枚のドローだ!」

ハノイ「そして、ライフを半分支払うことで、《インヴェルズ・グレズ》の効果発動!」LP8900→4450



Ai「!」



ハノイ「フィールド上のこのカード以外のカードを全て破壊する!」



クロっち「!」



ハノイ「くらえ、ビッグバン・グレズ・インパクト!」



グレズ『ーーーーーーーーーーーーーーー!!』ビカーッ



ドゴガアアアアアアアッ!!



500 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:00:28.62 ID:/75AloiXO



Ai(クロっち!)

クロっち(わかってる!)「罠カード発動、《重力解除》!」

クロっち「それにチェーンして、《八汰烏の骸》! さらにチェーンして、3枚のカードを墓地に送り、2枚目の《非常食》を発動だ!」



グレズ『ーーー』ATK0→3200
歩哨×2『『………』』ATK0→1100
斥候『………』ATK0→200


キング『オジャー?』ATK3000→0
イエロー『アヒー?』ATK1000→0
グリーン『ンアー?』ATK1000→0

千年の盾『………』ATK3000→0
ワイアーム『ギャオオ!』ATK2000→2700
アームドLV5『グオガアア!』ATK1700→2300



501 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:02:46.58 ID:/75AloiXO



クロっち「逆順処理だ! 《非常食》の効果! 《おジャマ・カントリー》《重力解除》《八汰烏の骸》の3枚を墓地に送ったことにより、ライフを3000ポイント回復する!」LP1575→4575

クロっち「その次に《八汰烏の骸》の効果! 1枚ドロー!」

クロっち「そのまた次に《重力解除》の効果! 場のモンスターの表示形式を入れ替える!」



グワンッ………



グレズ『ーーー』ATK3200→DEF0
歩哨×2『『………』』ATK1100→DEF0
斥候『………』ATK200→DEF0


キング『オジャー』ATK0→DEF3000
イエロー『アラ?』ATK0→DEF1000
グリーン『ンへ?』ATK0→DEF1000

千年の盾『………』ATK0→DEF3000
ワイアーム『ギャオッ………』ATK2700→DEF2000
アームドLV5『グオガッ………』ATK2300→DEF1700



502 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:04:28.58 ID:/75AloiXO



ハノイ「………………最後に《インヴェルズ・グレズ》の効果! フィールド上に存在する自身以外のカードを全て破壊する!」



ドガアアアアアアアアアアアアアアアッ!!



歩哨×2『『………!?』』
斥候『………!?』


キング『オジャー!?』
イエロー&グリーン『『ギョエー!?』』

千年の盾『………』
アームドLV5『グオガッーーー!?』



ドドガガーンッ!!



503 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:05:46.80 ID:/75AloiXO



クロっち「くっ、《始祖竜ワイアーム》の効果! このカードは他の効果モンスターの効果の影響を受けない! つまり破壊はされない!」



ワイアーム『ギャオ!』ピカーンッ



ハノイ「ならば、こちらも《真帝王領域》に乗せられたカウンターを1つ取り除き、《真帝王領域》の破壊を防ぐ!」



ピキーンッ!



クロっち「だが、私の伏せカード1枚の方は破壊される!」

クロっち「破壊されたカードは、《運命の発掘》!」

クロっち「その効果で墓地の《運命の発掘》と同じ枚数のカードをドローする!」

クロっち「墓地の《運命の発掘》の枚数は3枚! したがって、3枚ドロー!」



504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/08(金) 21:10:18.07 ID:/75AloiXO



Ai(よしっ、こっちの場が全滅しちまったとはいえ、3枚ドローできたし、その上、《始祖竜ワイアーム》を守備表示にできた!)

Ai(守備表示なら戦闘ダメージは受けねえし、《始祖竜ワイアーム》は効果モンスターとの戦闘では破壊されねえ!)


Ai(へっへーん、どんなもんよ!)


クロっち(………それに加えて、《始祖竜ワイアーム》にはモンスター効果も通じないから、また《ADチェンジャー》を使ってきたとしても、攻撃表示にされることはない………ないんだが………)


クロっち(………あいつの手札にはーーー)タラリ



ハノイ「ドローし直した《終わりの始まり》を発動!」



Ai「!?」


クロっち(ほらな………)



ハノイ「俺は墓地の闇属性モンスター、《インヴェルズの先鋭》と《インヴェルズの歩哨》2体、《インヴェルズを呼ぶ者》2体の計5体を除外して3枚ドロー!」



505 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:11:51.84 ID:/75AloiXO



Ai(一度のデュエルで《終わりの始まり》を4回も発動だあ!? あいつムチャクチャだ!)

クロっち(ホントだよ。いやまあ私も《おジャマジック》を使いまわしちゃいるが、発動条件は比べるべくもないからなあ………)


クロっち(ドロー運鍛えたって話、あながち眉唾じゃねーのかも………)

Ai(落ち着いている場合か! 次が来るぞ!)




506 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:13:38.27 ID:/75AloiXO



ハノイ「墓地の《シャッフル・リボーン》を除外し、その効果を発動!」

ハノイ「俺は《真帝王領域》をデッキに戻し、1枚ドロー!」

ハノイ「そして、新たなフィールド魔法、《暗黒界の門》を発動!」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
………………!!



ハノイ「《暗黒界の門》の効果! このカードが場に存在する限り、場の悪魔族モンスターの攻撃力・守備力は300ポイントアップする!」



グレズ『………』DEF0→300



ハノイ「さらに、墓地の悪魔族モンスター、《インヴェルズ・マディス》を除外することで、《暗黒界の門》の効果発動!」

ハノイ「手札の悪魔族モンスターを1体捨て、1枚ドローする!」

ハノイ「俺は手札の悪魔族モンスター、《カードガード》を捨てることで、1枚ドロー!」



507 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:15:14.49 ID:/75AloiXO



ハノイ「さらに、永続魔法発動、《進撃の帝王》!」

ハノイ「それにチェーンして、速攻魔法、《帝王の烈旋》を発動!」



クロっち「!?」



ハノイ「さらに、速攻魔法、《サモン・チェーン》、それにチェーンして《奇跡の蘇生》を発動!」



508 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:16:49.32 ID:/75AloiXO



ハノイ「逆順処理だ! まずは《奇跡の蘇生》の効果! 墓地からモンスターを1体選択して特殊召喚する!」

ハノイ「俺は墓地から《カードガード》を復活させる!」

ハノイ「来い、《カードガード》!」



カードガード『………』ATK1600→1900



ハノイ「次に《サモン・チェーン》の効果! このターン、俺は3回の召喚権を得る!」

ハノイ「そのまた次に《帝王の烈旋》の効果! このターン、俺は一度だけ相手モンスター1体をリリースしてアドバンス召喚ができる!」



クロっち「っ………!!」

Ai(そうだった………【アドバンス召喚】にはそのカードがあるんだった………!)



ハノイ「最後に《進撃の帝王》の効果! このカードが存在する限り、俺の場のアドバンス召喚したモンスターは効果の対象にならず、効果で破壊されない!」



509 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:17:47.26 ID:/75AloiXO



ハノイ「さあ、トドメの時間だ!」

ハノイ「俺は《始祖竜ワイアーム》をリリースして再びモンスターをアドバンス召喚する!」



ワイアーム『ギャオオッ………!?』ヒューン



ハノイ「2回目の召喚権を行使しーーー出でよ、《虚無魔人》!」



510 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:19:29.46 ID:/75AloiXO



虚無魔人『………………』ATK2400→2700



クロっち「!?」

Ai(やべえ! あのカードはーー!)



ハノイ「《虚無魔人》の効果! このカードが存在する限り、お互いに特殊召喚を行うことができない!」

ハノイ「これにより、貴様が《バトル・フェーダー》などを握っていたとしても、その効果を使うことはできん!」



クロっち(くっ、読まれてやがる………!)チラッ

《バトル・フェーダー》



ハノイ「無論、これで終わりではない!」

ハノイ「俺は3回目の召喚権を行使! 《インヴェルズ・グレズ》をリリースしてモンスターをアドバンス召喚する!」



Ai(グレズをリリース!?)



ハノイ「《インヴェルズ・グレズ》! その余りある力と魂を捧げ、ここにいま、最強の魔獣を顕現させる!」

ハノイ「アドバンス召喚! 出でよ、《偉大魔獣ガーゼット》!!」



511 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:20:57.14 ID:/75AloiXO



ガーゼット『………………………………………』ATK0



ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド………!!



クロっち「ガー………ゼット………!?」

Ai(で、でけえ!)



ハノイ「アドバンス召喚成功時、《暗黒界の門》とガーゼットの効果が適用される!」

ハノイ「《暗黒界の門》の効果でガーゼットの攻守は常に300アップし、ガーゼットの攻撃力は、アドバンス召喚の際にリリースしたモンスターの元々の攻撃力の倍になる!」



クロっち「バイ!?」

Ai(倍な!? つーことはーーー)



ハノイ「リリースした《インヴェルズ・グレズ》の元々の攻撃力は3200! つまり、その倍プラス300アップで攻撃力はーーーーーー」



512 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:22:46.58 ID:/75AloiXO



ガーゼット『………………………………………!!!』ATK0→6400→6700



クロっち(Ai)「こっ、攻撃力、6700ゥ!?」



ハノイ「ふっふっふっ………メインフェイズを終了してバトルフェイズに移行!」

ハノイ「バトル! ガーゼットでプレイヤーにダイレクトアタック!」


ハノイ「喰らえ! グレートビックバン・ダブルグレズ・ダークネスクラッシャー!!!」






ガーゼット『………………………………………………!!!!』ATK6700






グワンッ………………ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!



513 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:24:05.01 ID:/75AloiXO



Ai(クロっち! 手札のーーー)

クロっち「お、お、おうよ! 手札から《クリフォトン》を捨てて、その効果を発動!」



ハノイ「!?」



クロっち「ライフを2000支払うことで、このターン、私が受けるダメージはゼロになる!」LP4575→2575

クロっち「守ってくれ、《クリフォトン》!」



クリフォトン『クリフォ〜〜!』ビカーッ



ガーゼット『………………………………!!!』



スカッ



ガーゼット『………!?!?』



514 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:25:18.41 ID:/75AloiXO



ハノイ「ちいっ!」



クロっち(………あっぶねー、危うくヤられるところだった………)

Ai(いや、確かに防ぎきったがーー気をつけろクロっち、あのハノイのデュエルは、魔法・罠ゾーンを全部埋めるまでが本番だ)

クロっち(ああ、今度は何をしでかしてくるかーーー)


ハノイ「ならばバトルフェイズを終了し、メインフェイズ2に移行!」

ハノイ「そして、魔法カード発動、《光の護封剣》!」



515 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:26:28.07 ID:/75AloiXO



クロっち「!」



ヒュウ………………ガキガキガキーンッ!



ハノイ「これで貴様のモンスターは、貴様のターンで数えて3ターンの間、攻撃宣言を行うことができない!」

ハノイ「それに加えて、永続魔法、《禁止令》を発動! 宣言するカードは《ダブル・サイクロン》だ!」



クロっち(Ai)「!?」



516 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:27:33.45 ID:/75AloiXO



ハノイ「また、《カードガード》のモンスター効果発動! 場のカード1枚にガードカウンターを1つ乗せる!」

ハノイ「俺は《進撃の帝王》にガードカウンターを1つ乗せる!」



ピピーン



ハノイ「そして、ガードカウンターの乗ったカードは、《マジック・ガードナー》のカウンターの乗ったカードと同様に、そのカウンターを取り除くことで破壊を免れる!」

ハノイ「さらに、魔法カード、《マジック・ガードナー》を2枚発動!」



517 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:29:19.67 ID:/75AloiXO



クロっち「2枚!?」



ハノイ「そう、2枚! そして、その2枚の効果で《光の護封剣》と《禁止令》にカウンターを1つずつ乗せる!」



ピピーンッピピーンッ



ハノイ「そして、カードを2枚セットして、エンドフェイズに移行!」

ハノイ「エンドフェイズ時、《シャッフル・リボーン》の効果で、手札を1枚除外する処理が発生するが、手札ゼロの俺には関係の無い話だ」



ハノイ「これで俺はターンエンドだ! さあ、貴様のその手札でどこまで抗えるかな?」



518 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:30:38.63 ID:/75AloiXO



クロっち「………」チラッ



《スキル・プリズナー》
《ダブル・サイクロン》
《バトル・フェーダー》
《おジャマ・レッド》
《融合回収》
《闇の量産工場》
《サンダー・ドラゴン》



クロっち(これでどうやって戦えばいいんだ………)ズーン

Ai(《打ち出の小槌》だ! 3枚目のそれをドローしねーと、勝ち目はねー!)


クロっち(………そ、そうだな! なんとしても引いてやる!)



519 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:31:51.49 ID:/75AloiXO



クロっち「………私のターン、ドロー!」

クロっち(っ、このカードは………)



ハノイ「スタンバイフェイズ、永続罠発動、《生命吸収装置》!」

ハノイ「その効果で、直前の自分ターン、俺が支払ったライフの半分を回復する!」

ハノイ「俺が支払ったライフは4450! したがって、その半分の2225ポイント、ライフを回復する!」LP4450→6675



520 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:34:26.15 ID:/75AloiXO



Ai(またライフが回復した!?)

クロっち「………………………」



ハノイ(まだだ! 俺の場に《虚無魔人》がいる限り、貴様はモンスターの特殊召喚を行うことができず、行動は大幅に制限される!)

ハノイ(貴様の墓地には、《ブレイクスルー・スキル》があるが、それを発動して《虚無魔人》の効果を無効化することはできん!)

ハノイ(なぜなら、《進撃の帝王》によって、俺の場のアドバンス召喚モンスターは全て、対象を取る効果の耐性を得ているからな!)

ハノイ(したがって、対象を取る《ブレイクスルー・スキル》で《虚無魔人》の効果を無効にすることは不可能!)


ハノイ(《進撃の帝王》の耐性をすり抜けられる《強制転移》は、全て墓地に行っていることが確認されている………)


ハノイ(《進撃の帝王》を破壊しようにも、《嵐》《ハーピィの羽箒》《サイクロン》は、全て墓地に送られている!)


ハノイ(《嵐》は、ルール的にはあと2枚投入できるカードだがーーー向こうのデッキには、おそらく1枚しか投入されていない)


ハノイ(【おジャマ】は、素の攻撃力がゼロのモンスターが中心となるデッキ。つまり、打点確保のために可能な限り《おジャマ・カントリー》を維持する必要がある)

ハノイ(そのようなデッキは、魔法・罠を全て破壊するようなカードと相性が悪い。せいぜい入れていて1枚がいいところだろう)


ハノイ(故に、《嵐》の警戒は無用! 《ギャラクシー・サイクロン》も既に3枚全てが除外済み。もう警戒する必要はない!)



521 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:37:14.50 ID:/75AloiXO



ハノイ(また、《禁止令》と《封魔の呪印》によって、表側の魔法・罠を破壊できる他の魔法カード………少なくとも、あのデッキに投入できるような魔法カードを発動することはできん!)


ハノイ(装備魔法で強化して強引に突破しようにも、《光の護封剣》で貴様のモンスターの攻撃は封じられるため、突破は不可能!)

ハノイ「強化したモンスターを壁とし、3ターン後に攻撃を開始しようにも、俺の伏せカードは《安全地帯》!)

ハノイ(強化したモンスターに《安全地帯》を発動すれば、《安全地帯》が場から離れた瞬間に、そのモンスターは破壊される!)

ハノイ(つまり、次のターン、墓地の《シャッフル・リボーン》で《安全地帯》をデッキに戻すことで、強化されたモンスターを確実に破壊できるのだ!)


ハノイ(モンスター効果で《光の護封剣》や《進撃の帝王》を破壊しようにも、《光帝クライス》のような対象を取る効果なら、墓地の《スキル・プリズナー》で防ぐことができる!)

ハノイ(対象を取らない効果でも、《マジック・ガードナー》及び《カードガード》で乗せられたカウンターを取り除けば、破壊を免れる!)



ハノイ(この布陣、そう易々と突破できるものではないわ!)ニンマリ



ハノイ(ふふふ、ふはははははははははははは!!!)



522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/08(金) 21:38:01.94 ID:ZOs3BaUOo
なんと鮮やかな
523 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:38:42.08 ID:/75AloiXO



クロっち「………やってやる! 私は《貪欲な壺》を発動!」



ハノイ「………4枚目!? いや、違う? これはーーー」



クロっち「そう、《おジャマジック》と同様に《貪欲な瓶》で回収したカードだ! したがって、問題なく使用可能!」

クロっち「私は墓地の《アームド・ドラゴン LV5》《光帝クライス》《サンダー・ドラゴン》《クリフォトン》《始祖竜ワイアーム》の計5体をデッキに戻して2枚ドローする………!」スッ



ハノイ(あの表情………そのドローに全てを賭ける気か………)

ハノイ(………面白い! 突破できるものなら突破してみるがいい! できるものならな!)



524 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:40:49.08 ID:/75AloiXO



クロっち(頼む、来てくれ………!)ググッ

Ai(AIは祈ったりしない………だが、それでも………!)

クロっち「………………」

Ai「………………」



ハノイ「………………」



クロっち(Ai)「………………ドロー!!」



ババッ!!



525 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:42:57.20 ID:/75AloiXO



Ai(っ、こいつは………!!)

クロっち(………よしっ! いける!)



ハノイ(あの表情………あのチビ、いったい何をーーー)



クロっち「《闇の量産工場》を2枚発動!」



ハノイ「………ふん、そのうち1枚も………」



クロっち「そう、これも《貪欲な瓶》で回収した1枚! したがって、問題なく発動可能!」

クロっち「そして、2枚それぞれの効果で、墓地から通常モンスター、《おジャマ・イエロー》《おジャマ・グリーン》と《おジャマ・ブラック》《千年の盾》を手札に加える!」



526 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:44:02.04 ID:/75AloiXO



クロっち「さらに、3枚目の《融合回収》を発動!」

クロっち「融合素材として墓地に送られた《おジャマ・ブラック》と《融合》を手札に加える!」


クロっち「まだだ! 手札から《サンダー・ドラゴン》を捨てて、その効果を発動!」

クロっち「デッキから《サンダー・ドラゴン》を2枚手札に加える!」


クロっち「そして、3枚目の《打ち出の小槌》を発動!」

クロっち「その効果で、12枚のカードを戻して12枚ドロー! 」



527 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:45:45.04 ID:/75AloiXO



ハノイ「まさか12枚ものドローを行うとはな………」



クロっち(………さっきよりは、はるかに動ける手札だがーーー)

Ai(こりゃまた、おかしな手札になったもんだな………)

クロっち(というか、なんで“このカード”が先に手札にくる!? あっちが先に来ないと………)

Ai(………確かにあっちの方が来なかったのは残念だが、来なかったモンはしゃーねえだろ)

Ai(それよりもそっちを活かす方法を考えようぜ。その方が建設的だ)



528 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:46:40.67 ID:/75AloiXO



クロっち(………えーと、これを活かす方法? ガチで言ってんのか、それ?)

Ai(お前、この手札見てみろ、他に逆転する方法があるように見えるか?)


クロっち(うっ、それを言われると………)


クロっち(………やるっきゃないっぽいな、こりゃ)ゴクリッ

Ai(だが、それには、こいつを召喚できなきゃ話にならねえ)


クロっち(だけど、今の状況で召喚するのは、正攻法じゃ無理だ。可能性があるとすればーーー)



529 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:47:50.76 ID:/75AloiXO



クロっち(………手札のーーーーやーーーで、ーーのーーのーーを利用すればーーー)

Ai(おう、そんで確かーーのーーのーーの中にはーーー)



Ai(ーーーーーーーーーーーーーーーーー)

クロっち(ーーーーーーーーーーーーーーー)



530 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:49:04.26 ID:/75AloiXO



Ai(………………よしっ、まずは手札のーーーーを捨てて、カードを2枚セットして、手札のーーーーーを発動して、その効果で、ーーーをーーして、ーーのーーのーーーーーーーーを加えてーーー)

クロっち(それから手札のーーーーとーーーとーーーーーーーーを発動して、逆順処理でまずーーのーーーーができるようにして、ーーーをーーーーポイントーーして、ーーのーーのーーーーーをーーして、ーーーーをーーーーーーーのーーーーに使用できるようにしてーーー)

Ai(そんで、ーーーーのーーーでーーに送ったーーーーーーーのーーでーーーを加えて、それを増やしたーーーで、2体までーーして、それらと一緒にーーーーーの効果でーーーーをーーーーすればーーー)

クロっち(………それで“このカード”を出せるはずーーーそんでその後はーーー)


Ai(ーーーーーーーーーーーーーーーーー)

クロっち(ーーーーーーーーーーーーーーー)



ハノイ(随分考え込んでいるな………いや、長考は今に始まったことではないが………)



531 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:50:19.53 ID:/75AloiXO



Ai(………よしっ、これなら厄介なカードは一掃できる。そんで次のターンに備えてーーー)

クロっち(………なあAi、“このカード”のもう一つの効果を使っちゃダメか?)


Ai(………ああっ? 何言ってんだ、クロっち?)

クロっち(いや、そっちの方が一番ダメージでかいし………)


クロっち(それに、ーーーーーーーーーでーーーーーーーーをーーさせてから、ーーしたーーーーーーーーをーーーーしてーーーーーーーを発動すれば、充分なーーーは得られるだろ?)

クロっち(だったら、“このカード”のーー効果も問題なく使用できるはずだ。それで3回発動すればーーーーーとーーーーーは無くなる)

クロっち(ーーーーーが無くなれば、ーーのーーーーーーーーーーーをーーーーーにーーできる。それでーーーーーのーーーがーーになって、一気に大ダメージをーーー)


Ai(確かにそうだが、それやっても奴にトドメはさせねーぞ? こっちも計算してみたが、ギリギリでライフが残っちまう)



532 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:51:16.84 ID:/75AloiXO



クロっち(………ああ、それはわかってる。だけど、それでも瀕死の状態に持ち込めるはずだ。それだけのメリットがあるならーーー)

Ai(………奴の墓地にも《ブレイクスルー・スキル》はあるぞ)


クロっち(………あっ、)

Ai(それ使われたら、“このカード”のーーーもーーになっちまう)



533 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:53:14.28 ID:/75AloiXO



Ai(しかも、向こうの場には《カードガード》がいる。そいつでーーーがーー状態の“このカード”にーーされたらどうなる?)

クロっち「………!」


Ai(ーーーーーよりも先に《カードガード》の方を倒したとしても、向こうの墓地には《ゾンビキャリア》がいる)

Ai(《ゾンビキャリア》は手札1枚をデッキトップに戻すことで墓地から特殊召喚できる上に、攻撃力は400ある。そいつでーーされでもすればーーー)


Ai(ーーーどうやったって、負けちまうぞ。だからやめとけ)



534 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:56:38.90 ID:/75AloiXO



クロっち(………っ、いやでも、ーーするのをーーーーーだけにして、こっちのーーーをーーーーーーーー残した上で、《カードガード》を倒せばーーー)

Ai(向こうの墓地には《スキル・サクセサー》もある)

Ai(あれでーーーーーか《ゾンビキャリア》の攻撃力を800アップされたら、1100か1200のダメージをくらう。どの道やられちまう)


クロっち(た、確かに………)

Ai(もちろん、手札のーーーーーーーを温存して、《カードガード》だけ倒して、温存したーーーーーーーを伏せて、次のターンに備えるって手もある)

Ai(だが、それだと向こうは確実に《ブレイクスルー・スキル》を発動してくる)


Ai(そうなりゃ、伏せたーーーーーーーを発動して、“このカード”をーーーーしなきゃならねえ)


Ai(そうくると、“このカード”がーーーーーからーーちまうから、ーーのーーーをーーできなくなる。要は、あの布陣を突破することが不可能になるってワケだ)


Ai(後はジリ便になるだけ………ハッキリ言って割に合わねー)



535 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 21:58:47.01 ID:/75AloiXO



クロっち「………………」

Ai(………クロっちがせっかく考えてくれたところわりーが、このターン中に倒せない以上、ここは安全策で行くのがベターだろ)


クロっち(そうだな………くそ、せめてーーのーーーーーーーーーーを発動できりゃあーーー)

Ai(? 何でそこでーーーーーーーーーーが出てくんだ?)


クロっち(いや、ーーーーーーーーーーをーーーーの発動にーーーー発動して、ーーーーをーーーことで、そこでーーーーーーーーをーーーー発動できるだろ?)

クロっち(その後に、ーーーーーーーーを含むーーーをーーに送って、ーーーを発動すれば、得られるーーーがーーーーーーーー増えるし、それなら後にーーする“このカード”のーーーもーーーーーーーするから、トドメをーーー)



Ai(ーーーーーーーーーーーーーーーーー)



536 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 22:01:13.62 ID:/75AloiXO



クロっち(ん? どうしたAiーーー)

Ai(それだーーーー!!!)


クロっち(うおっ、どうした急に!?)

Ai(どうしたもこうしたもねえよ! 勝てるぞ! それなら!)


クロっち(えっ、なんで? この状況だと、ーーーーーーーーーーは発動しても、その効果に意味なんてないだろ? だったら、発動できないんじゃーーー)

Ai(関係ねえよ! ーーーーーーーーーーのーーーー効果は、意味なかろうが発動できる! そういう裁定だ!

クロっち(えっ、じゃあ………)

Ai(だから勝てるっつってんだろ! このターン中に、あのハノイを倒せるんだ!)



537 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 22:02:49.98 ID:/75AloiXO



クロっち(っ! なら………)


Ai(おうよ、やっちまおうぜ! クロっち!)


クロっち(………ああ! まかせろ、Ai !)



538 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/08(金) 22:03:28.49 ID:/75AloiXO
今日はここまで
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/08(金) 22:04:51.78 ID:ZOs3BaUOo

>>508じゃこのクソ無能が!と思ったけど相談して対策練るシーン最高だな 人数差うまく活かしてる
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/08(金) 22:36:09.32 ID:2GSALUlpo
乙ー
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/09(土) 00:36:27.37 ID:mAe6QAxqo

デッキがみるみる掘られるの見てて気持ちいいな、回すのも尋常じゃなく大変そうだが
542 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/09(土) 21:00:40.09 ID:ZjkcTEW7O
読み返してみたらミスあったので、修正したのを投下します
543 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/09(土) 21:02:16.48 ID:ZjkcTEW7O



ハノイ「また、チェーン終了後に、《カードガード》のモンスター効果発動!」

ハノイ「自身にガードカウンターを一つ置く!」

ハノイ「そして、《カードガード》の攻撃力は、自身に置かれたガードカウンターの数×300ポイントアップする!」



カードガード『………』ATK1900→2200



544 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/09(土) 21:04:01.34 ID:ZjkcTEW7O



ハノイ「また、《カードガード》に置かれたガードカウンターを取り除くことで、そのモンスター効果を発動する!」



カードガード『………』ATK2200→1900



ハノイ「場のカード1枚にガードカウンターを1つ乗せる!」

ハノイ「俺は《進撃の帝王》にガードカウンターを1つ乗せる!」



ピピーン



ハノイ「そして、ガードカウンターの乗ったカードは、《マジック・ガードナー》のカウンターの乗ったカードと同様に、そのカウンターを取り除くことで破壊を免れる!」

ハノイ「さらに、魔法カード、《マジック・ガードナー》を2枚発動!」



545 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/09(土) 21:07:30.79 ID:ZjkcTEW7O
大変申し訳ありませんが、>>508>>509の間に>>543を入れさせてください

また、>>516>>544に差し替えさせていただきます


《カードガード》の説明を忘れてました。申し訳ない
546 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/09(土) 21:08:44.41 ID:ZjkcTEW7O
続きを投下します
547 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/09(土) 21:10:26.31 ID:ZjkcTEW7O



ハノイ(………また目つきが変わった。今度は何を長考してーーー)



クロっち「手札から《ハネワタ》を捨てて、その効果を発動!」



ハノイ「!」



クロっち「このターン、私が受ける効果ダメージはゼロになる!」



548 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/09(土) 21:12:13.61 ID:ZjkcTEW7O



ハネワタ『ハネー!』ピカーッ



キラキラキラ………………



ハノイ(このタイミングで? いったい何をーーー)



クロっち「さらに、フィールドゾーンにカードを1枚、魔法・罠ゾーンにカードを2枚セットして、永続魔法、《王家の神殿》を発動!」

クロっち「そして、《王家の神殿》の効果で、このターン伏せた罠カードを発動する!」


クロっち「罠カード発動、《墓荒らし》!」



ハノイ「!」



クロっち「その効果で、相手の墓地に存在する魔法カードを1枚選択して、自分の手札に加える!」

クロっち「私は《サモン・チェーン》を頂く!」



549 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/09(土) 21:14:30.84 ID:ZjkcTEW7O



ガサゴソ………ヒョイッ



墓荒らし『イーッヒッヒッヒ!』つ《サモン・チェーン》



ハノイ(なるほど、《ハネワタ》はそのためか………)

ハノイ(だが、手札に加えるなら、あのカードの方がーーー)チラッ



クロっち「さらに、手札の《おジャマジック》を捨てることで、魔法カード、《二重魔法》を発動!」



ハノイ(っ、そういうことか!)



550 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/09(土) 21:15:39.63 ID:ZjkcTEW7O



クロっち「また、それにチェーンして、墓地から《ダメージ・ダイエット》を除外して、その効果を発動!」



ハノイ「………《ダメージ・ダイエット》だと!?」



クロっち「《ダメージ・ダイエット》は墓地から発動することで、そのターン受ける効果ダメージを半分にする!」

クロっち「そして、その効果は、効果ダメージを受けない効果が適用された状態、つまり発動しても意味のない状態でも発動できる!」



551 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/09(土) 21:16:58.66 ID:ZjkcTEW7O



クロっち(………そうだよな? Ai)

Ai(おうよ! そーいう裁定だ! 間違いない!)



ハノイ「意味の無い発動でチェーンを稼ぐ………つまりこれは」



クロっち「その通り! チェーン3以降になったことで、速攻魔法、《サモン・チェーン》を発動!」



ハノイ(やはりか!)



クロっち「また、《サモン・チェーン》にチェーンして、5枚のカードを墓地に送り、3枚目の《非常食》を発動!」



552 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/09(土) 21:19:14.69 ID:ZjkcTEW7O



クロっち「逆順処理だ! まずは《非常食》の効果!」

クロっち「《王家の神殿》《二重魔法》《サモン・チェーン》とセットされた《蠱惑の落とし穴》《サモンブレーカー》の計5枚を墓地に送ることで、ライフを5000ポイント回復する!」LP2575→7575


クロっち「次に《サモン・チェーン》の効果! このターン、私は3回の通常召喚が可能となる!」

クロっち「なお本来、この《サモン・チェーン》の効果処理の際には、《墓荒らし》の効果で2000ダメージを受けるがーーー《ハネワタ》の効果でダメージはゼロだ!」


クロっち「そのまた次に《ダメージ・ダイエット》の効果で、このターン、私が受ける効果ダメージは半分になる! 意味は無いがな!」


クロっち「最後に《二重魔法》の効果! 相手の墓地の魔法カード1枚を選択し、そのカードを発動する!」

クロっち「私は《帝王の烈旋》を選択し、発動! このターン、私はエクストラデッキからの特殊召喚を封じる代わりに、相手モンスターをアドバンス召喚のリリースに使用できる!」

クロっち「なお、この効果は破壊でもなければ、対象にも取らない! 《進撃の帝王》でも防ぐことはできねーからな!」



ハノイ「ぬぐうっ………!」



クロっち「全ての効果処理終了時、墓地に送られた《おジャマジック》の効果発動! デッキから、おジャマ三兄弟を手札に加える!」



553 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/09(土) 21:21:51.25 ID:ZjkcTEW7O



クロっち「そして、手札に加えた《おジャマ・イエロー》を召喚だ!」



イエロー『フッフーン!』ATK0



クロっち「さらに、《サモン・チェーン》で得た2回目の召喚権を行使し、《おジャマ・グリーン》を召喚!」



グリーン『アッヒャー!』ATK0



クロっち「そして、《サモン・チェーン》で得た3回目の召喚権を行使してアドバンス召喚を行う!」

クロっち「私は《おジャマ・イエロー》《おジャマ・グリーン》と相手の場の《虚無魔人》の3体をリリース!」



ハノイ(リリース3体!? いったい何をーーー)
















クロっち「ーーー起動せよ、《ラーの翼神竜》!」



554 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/09(土) 21:23:53.91 ID:ZjkcTEW7O



ビカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!

………………ガゴンッガガンッッ………ガキンッッッ!!!



ラーの翼神竜『………………………………!!!』ATK?



ハノイ「ら、ら、ら、ら、《ラーの翼神竜》だとお!??」



クロっち「そして、召喚成功時、特殊能力発動!」シュウウ〜〜



555 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/09(土) 21:25:07.24 ID:ZjkcTEW7O



ハノイ(なっ………奴のアバターが………消えて………??!)



クロっち「《ラーの翼神竜》の特殊能力…………召喚成功時、プレイヤーのライフを100になるまで支払うことで、支払った数値分のライフを自身の攻撃力、守備力に変換する!」LP7575→100



シュウウウウウ………………



Ai(クロっちが支払ったライフは7475………つまり攻撃力は………!!)



556 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/09(土) 21:26:52.82 ID:ZjkcTEW7O



ラーの翼神竜(inクロっち)「フハハハハ!!」ATK7475



ハノイ「こ、攻撃力………7000オーバーだとお!?!」



557 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/09(土) 21:28:19.85 ID:ZjkcTEW7O



ラーの翼神竜(inクロっち)(………おおっ、すげえ、本当に合体しやがった!?)キョロキョロッ

ラーの翼神竜(inクロっち)(………って、アレ?)

ラーの翼神竜(inクロっち)(………私のアバターのアホ毛とその先のAiがいない………あいつどこにーーー)



Ai(おーい、ここだ、クロっち! 下だ!)ピョンピョン



ラーの翼神竜(inクロっち)(ん、下ってーーー、ああ、そういうことか)



Ai(どうやら、俺とアホ毛は、100ポイント分のライフ扱いみてーだな)LP100

Ai(………まあ、まだ見えないデータで繋がってっから、離れることはできねーけど………)



ラーの翼神竜(inクロっち)(なるほどな………にしても、チビとか言われてた私がこんなデカくなれるたあ………なんだか濡れてきーーー)



Ai(いやいや!? 落ち着け、クロっち!? いま俺たちがやるべきことはーーー)



558 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/09(土) 21:29:54.75 ID:ZjkcTEW7O



ガーゼット『………………………』ATK6700



ハノイ(………まさか、こんな方法で《偉大魔獣ガーゼット》の攻撃力を超えるとはな………正直驚いたぞ)


ハノイ(………だが、俺の場には《光の護封剣》がある。いくら攻撃力を上回ろうが、攻撃することはできん!)


ハノイ(せいぜい高攻撃力の壁モンスターとして扱うのが精一杯だろう)


ハノイ(そして、俺の墓地には《ブレイクスルー・スキル》がある!)

ハノイ(次のターン、《ブレイクスルー・スキル》で《ラーの翼神竜》の効果を無効化することで攻撃力をゼロに戻し、そのあとガーゼットで殴れば、俺の勝利が確定する!)



ハノイ(やはりこのデュエル、俺のーーー)



ラーの翼神竜(inクロっち)「ーーー3枚目の《おジャマ・カントリー》を発動!」



559 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/09(土) 21:31:18.00 ID:ZjkcTEW7O



ハノイ「!」



ラーの翼神竜(inクロっち)「そして、手札の《おジャマ・ブラック》を捨てて、《おジャマ・カントリー》の効果発動! 墓地から《おジャマ・キング》を復活させる!」

ラーの翼神竜(inクロっち)「復活しろ、《おジャマ・キング》!」



キング『オジャー!』ATK0→3000

カードガード『………』ATK1900→800



560 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/09(土) 21:32:45.65 ID:ZjkcTEW7O



ハノイ「………ふん、《おジャマ・キング》を復活させたところで、俺を倒すことはできんぞ? 《光の護封剣》で貴様は攻撃できんのだからな」



ラーの翼神竜(inクロっち)「………………」ATK7475→7475



ハノイ「それとも、攻守逆転でガーゼットの攻撃力をゼロにしたかったか? だが、《おジャマ・カントリー》の効果で逆転するのは元々の攻守だ」



ガーゼット『………』ATK6700→6700



ハノイ「《偉大魔獣ガーゼット》の元々の攻守はゼロ。入れ替わったところで、この通り、攻撃力が変動することは無い」



Ai「………………」



ハノイ「何より、俺の墓地には《ブレイクスルー・スキル》がある! 貴様がいまさら何をしようと、俺の勝利に揺るぎは無い!」



561 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/09(土) 21:38:04.13 ID:ZjkcTEW7O



Ai(………なあ、クロっち、この後やることわかってるよな?)



ラーの翼神竜(inクロっち)(わかってる、わかってる………お前の声で頭冷えたし、下腹部も冷えた。問題ねえよ)



Ai(………………………そうか、ならーーー)



ラーの翼神竜(inクロっち)「おう! 《おジャマ・キング》をリリースして、速攻魔法、《神秘の中華なべ》を発動!」ATK7475→7475



キング『オジャー………!』ヒューン


ガーゼット『………』ATK6700→6700
カードガード『………』ATK800→1900



ハノイ「!?」



ラーの翼神竜(inクロっち)「リリースした《おジャマ・キング》の攻撃力、3000ポイント分、ライフを回復する!」LP100→3100



562 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/09(土) 21:41:13.95 ID:ZjkcTEW7O
ごめんなさい

ちょっと重大なミス発覚

今日は投下ストップします
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/09(土) 21:44:00.70 ID:jTLrjqGeo
Oh 乙
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/09(土) 21:47:49.40 ID:ovwQjlVc0
565 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/10(日) 11:50:21.80 ID:zBB5REyYO



ハノイ「………まさかライフ4000ルールのデュエルで、そのカードを投入する者がいるとはな………」



クロっち(ああ? んなこと私が知るか! 苦情はSOLにでも出してろ)

Ai(でも、これで手札を増やせた! 今回ばかりは礼を言っても良いかもな。いや、言えねえけど)



ハノイ「まあいい、ならばメインフェイズに移行し、3枚目の《手札断殺》を発動!」

ハノイ「手札の《ブレイクスルー・スキル》と《幻影死槍》を墓地に送り、2枚ドロー!」



クロっち「………《アームド・ドラゴン LV3》と《融合》を墓地に送り、2枚ドロー!」



566 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/10(日) 11:54:20.55 ID:zBB5REyYO
まず、>>489の内容を>>565の内容に修正します


そして、申し訳ありませんが、>>527から>>561までを無かったことにさせていただきます

これから投下する内容は、>>526の続きとしてスタートさせていただきます

また、もこっちvsネモのデュエルやその後の会話文にも一部ミスが発見されたので、ハノイとのデュエルが終了した後に修正内容を投下します

ミスばっかりで申し訳ありません。きっと読者様を混乱させてしまっていると思います

本当に申し訳ありません
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/10(日) 13:38:38.56 ID:C2N4k/W5O
そんなに細かく気にせんでもいいと思うけど……
デュエル終わった後で※実際には出来ません位の注釈入れれば充分じゃない?
568 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/10(日) 14:11:24.06 ID:zBB5REyYO
>>567

お気づかい感謝します。そのように言ってくださると気持ちが楽になります

ただ、修正の効くレベルのミスは、できる限り無くしていきたい方針なので、修正内容は投下していきたいと思います

お気づかい、本当にありがとうございます



そして、これから>>526からの続きを投下します
569 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/10(日) 14:14:41.08 ID:zBB5REyYO



ハノイ「まさか12枚ものドローを行うとはな………」



クロっち(………くっ、これだけ気合い入れてドローしたのに、逆転できそうにねえ………!)

クロっち(やっぱ、現実はアニメや漫画みたいにはいかねえか………っ、)

Ai(だが、まだいける、このカードがあれば!)

クロっち(………正直、リスクの高い手法だ。だが、やるしかない!)


クロっち「速攻魔法、《魔力の泉》を発動!」



570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/10(日) 14:17:01.50 ID:zBB5REyYO



ハノイ「!?」



クロっち「相手の表側表示の魔法・罠の数だけドローし、自分の表側表示の魔法・罠の数だけカードを捨てる!」

クロっち「相手の表側表示の魔法・罠は5枚! 私は1枚!」

クロっち「したがって、5枚ドローし、1枚捨てる!」

クロっち「私は2枚目の《シャッフル・リボーン》を捨てる!」




571 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/10(日) 14:18:29.71 ID:zBB5REyYO



ハノイ「………だが、《魔力の泉》は発動後、次の相手ターン終了時まで、相手の魔法・罠の破壊及び無効化を防ぐ効果がある!」

ハノイ「これで、貴様の取れる選択肢は更に狭まったというわけだ!」



クロっち(ーーーだが、それでも、いくらか動けそうな手札にはなった)

クロっち(いや、なったんだがーーー)

Ai(こりゃまた、おかしな手札になったもんだな………)

クロっち(というか、なんで“このカード”が先に手札にくる!? こいつはデッキにあってこそナンボだってのに………)

Ai(………確かにあっちの方が来なかったのは残念だが、来なかったモンはしゃーねえだろ)

Ai(それよりもそっちを活かす方法を考えようぜ。その方が建設的だ)



572 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/10(日) 14:21:22.92 ID:zBB5REyYO



クロっち(………えーと、これを活かす方法? ガチで言ってんのか、それ?)

Ai(お前、この手札見てみろ、他に逆転する方法があるように見えるか?)

クロっち(うっ、いや、でも、よくわからないカードは、また戻して別のカードにすればーーーーーー)

Ai(ロクに計算もしないで、リセットってのは、どうかと思うぞ?)



クロっち「ーーーーっ、!?」

Ai(それにリセットしたところで、さっきみたいなことになりかねねえしな)

クロっち「………………」

Ai(まずは計算、リセットするかどうか決めるのは、それからだろ。違うか?)



573 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/10(日) 14:22:29.62 ID:zBB5REyYO



クロっち(………確かに、お前の言う通りかもしれねえな………)

Ai(じゃあーーーーーー)

クロっち(………ああ、試しに、やってみるか)

Ai(だが、こいつで逆転するためには、まずはこいつを召喚する必要がある)

クロっち(だけど、今の状況で召喚するのは、正攻法じゃ無理だ。可能性があるとすればーーー)



574 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/10(日) 14:24:11.92 ID:zBB5REyYO



クロっち(………手札のーーーーやーーーで、ーーのーーのーーを利用すればーーー)

Ai(おう、そんで確かーーのーーのーーの中にはーーー)


Ai(ーーーーーーーーーーーーーーーーー)

クロっち(ーーーーーーーーーーーーーーー)


575 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/10(日) 14:29:40.28 ID:zBB5REyYO



Ai(………………よしっ、まずは手札のーーーーを捨てて、ーーーーーーーをーーーーーーーーにセットして、ーーーをセットして、手札のーーーーーを発動して、その効果で、ーーーをーーして、ーーのーーのーーーーーーーーを加えてーーー)

クロっち(それから手札のーーーーとーーーーーーーーーーーとーーーーーーーーとーーーを発動して、逆順処理でまずーーーをーーーーポイントーーして、ーーのーーーーができるようにして、ーーーーーをーーして、ーーのーーのーーーーーをーーして、ーーーーをーーーーーーーのーーーーに使用できるようにしてーーー)

Ai(そんで、ーーーーのーーーでーーに送ったーーーーーーーのーーでーーーを加えて、それを増やしたーーーで、2体までーーして、それらと一緒にーーーーーの効果でーーーーをーーーーすればーーー)

クロっち(………それで“このカード”を出せるはずーーーそんでーーーーーー)

Ai(ーーーーーーーーーーーーーーーーー)

クロっち(ーーーーーーーーーーーーーーー)



ハノイ(随分考え込んでいるな………いや、長考は今に始まったことではないが………)



576 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/10(日) 14:33:44.72 ID:zBB5REyYO



Ai(………よしっ、召喚前にもう一度、ーーーーーーーーーーーを発動すれば、厄介なーーーーーとーーーーーは無くなるし、その隙にーーのーーーーーーーーーーでーーーーーのーーをーーにして無力化できる!)

Ai(そんで、“このカード”でーーすれば、大ダメージだ!)

Ai(相手の墓地にも、《ブレイクスルー・スキル》があるが、それはーーーーーーーで防げる!)

Ai(そのまま維持して、場を制圧ーーー)

クロっち(………なあAi、ーーーーーーーーーーーの二回発動は、召喚後じゃダメか?)

Ai(………ああっ? 何言ってんだ、クロっち?)

クロっち(いや、ーーーーーーーーーで、ーーーーーーーーをーーさせて、ーーーーーーーを発動すれば、ーーーーポイントーーすることができる。ならば、後でも発動できるはずだ)

クロっち(そして、後から発動すれば、それまでーーーーポイント浮くから、“このカード”のーーーがーーーーポイント上がる)

クロっち(ーーーのーーーにするのは、いま手札にあるーーーーーーーでも良いわけだしな。だったらーーーーーー)



577 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/10(日) 14:45:29.22 ID:zBB5REyYO



Ai(いや、その場合、ーーーーーーーーをーーーー発動することができなくなるぞ?)

クロっち(………あ、)

Ai(ーーーーーーーーの前にーーーを発動すれば可能だが、それだとーーーーーーーーをーーーにできないから、ーーーはーーーーポイント下がる)

Ai(つまり、ーーーーーーーーーーーの発動を後にしたとしても、結局は“このカード”のーーーはーーーーしか変わらないんだ。違うか?)

クロっち「………………」

Ai(それでも、ーーーーーーーをーーーーーに使えば、あのハノイを倒すことはできる)

Ai(だが、あの伏せカードを警戒するんなら、ーーーーーーーをーーーーーに使うなんて、できるはずがない。ーーーーーーーは“このカード”に使うべきだ)

Ai(しかも、クロっちの言う通りにすると、既にーーーーーーーが消費されている状態で、ーーーをーーーにすることになる)

Ai(そんな綱渡り状態にするのは、ハッキリ言ってリスクが高い。やめといた方が良いと思うぞ?)



578 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/10(日) 14:50:12.54 ID:zBB5REyYO
>>577はミスです
無しでお願いします
579 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/10(日) 15:16:14.28 ID:zBB5REyYO



Ai(いや、その場合、ーーーーーーーーをーーーー発動することができなくなるぞ?)

クロっち(………あ、)

Ai(ーーーーーーーーの前にーーーを発動すれば可能だが、それだとーーーーーーーーをーーーにできないから、ーーーはーーーーポイント下がる)

Ai(つまり、ーーーーーーーーーーーの発動を後にしたとしても、結局は“このカード”のーーーはーーーーしか変わらないんだ。違うか?)

クロっち「………………」

Ai(それじゃ、あのハノイを倒しきれねえ。ギリギリでライフが残っちまう)

Ai(もちろん、ーーーーーーーをセットせず、ーーーーーーーの方をーーーーーーーーの前に発動する手もある)

Ai(だが、そんなことのためにーーーーーーーを消費なんてすれば、向こうの伏せカード次第じゃ大変なことになる)

Ai(しかも、クロっちの言う通りにすると、既にーーーーーーーとーーーーーーーが消費されている状態で、ーーーをーーーにすることになる)

Ai(向こうの墓地には、《ブレイクスルー・スキル》があるにも関わらず、だ)


クロっち「ーーーーっ、!?」


Ai(ーーを防がれて、《ブレイクスルー・スキル》を使われたら、“このカード”のーーーもーーになる。後はどうなるかなんて、語るまでもねえ)

Ai(そんな綱渡り状態にするのは、ハッキリ言ってリスクが高い。やめといた方が良いと思うぞ?)



580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/10(日) 15:21:24.39 ID:3rihsB5po
自スレなんだし好きにやればいいよ
応援してます
581 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/10(日) 15:39:34.27 ID:zBB5REyYO



クロっち「………………」

Ai(………クロっちがせっかく考えてくれたところわりーが、勝ちを狙うにしても、なるたけリスクの低い方法を選ぶべきだろ)



Ai(世の中には、絶対に勝たなきゃならないデュエルがあるんだ)


Ai(………クロっちにとっちゃ、今がその時………違うか?)



クロっち(………そうだな。くそ、せめてーーのーーーーーーーーーーを発動できりゃあーーー)

Ai(? 何でそこでーーーーーーーーーーが出てくんだ?)

クロっち(いや、ーーーーーーーーーーをーーーーの発動にーーーー発動して、ーーーーをーーことで、そこでーーーーーーーーをーーーー発動できるだろ?)

クロっち(その後に、ーーーーーーーーを含むーーーをーーに送って、ーーーを発動すれば、得られるーーーがーーーー増えるし、それなら後に召喚する“このカード”のーーーもーーーー上がる)

クロっち(つまり、ーーーーーーーを消費するリスクを負わずとも、あのハノイにトドメをさせるかもしれねーっていうーーーーーー)




Ai(ーーーーーーーーーーーーーーーーー)



582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/10(日) 15:42:37.75 ID:o0llv2nxo
架空デュエルでミスは切っても切り離せないからなぁ…
数年位やってるスレでもたまに見るし、ここは遠慮なくドローしまくる分単純に管理するカード量も多くなる
583 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/10(日) 15:43:59.74 ID:zBB5REyYO



クロっち(ん? どうしたAiーーー)

Ai(それだーーーー!!!)

クロっち(うおっ、どうした急に!?)

Ai(どうしたもこうしたもねえよ! 勝てるぞ! それなら!)

クロっち(えっ、なんで? この状況だと、ーーーーーーーーーーは発動しても、その効果に意味なんてないだろ? だったら、発動できないんじゃーーー)

Ai(関係ねえよ! ーーーーーーーーーーのーーーー効果は、意味なかろうが発動できる! そういう裁定だ!)

クロっち(えっ、じゃあ………)

Ai(だから勝てるっつってんだろ! リスクを最小限に! このターン中に! あのハノイを倒せるんだ!!)



584 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/10(日) 15:46:18.86 ID:zBB5REyYO



クロっち(っ! なら………)

Ai(おうよ、やっちまおうぜ! クロっち!)

クロっち(………ああ! まかせろ、Ai !)



ハノイ(………また目つきが変わった。今度は何を長考してーーー)



クロっち「手札から《ハネワタ》を捨てて、その効果を発動!」



ハノイ「!」



クロっち「このターン、私が受ける効果ダメージはゼロになる!」



585 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/10(日) 15:48:09.90 ID:zBB5REyYO



ハネワタ『ハネー!』ピカーッ



キラキラキラ………………



ハノイ(このタイミングで? いったい何をーーー)



クロっち「さらに、フィールドゾーンにカードを1枚、魔法・罠ゾーンにカードを2枚セットして、永続魔法、《王家の神殿》を発動!」

クロっち「そして、《王家の神殿》の効果で、このターン伏せた罠カードを発動する!」

クロっち「罠カード発動、《墓荒らし》!」



ハノイ「!」



クロっち「その効果で、相手の墓地に存在する魔法カードを1枚選択して、自分の手札に加える!」

クロっち「私は《サモン・チェーン》を頂く!」



586 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/10(日) 15:49:10.88 ID:zBB5REyYO



ガサゴソ………ヒョイッ



墓荒らし『イーッヒッヒッヒ!』つ《サモン・チェーン》



ハノイ(なるほど、《ハネワタ》はそのためか………)

ハノイ(だが、手札に加えるなら、あのカードの方がーーー)チラッ



クロっち「さらに、手札の《おジャマジック》を捨てることで、魔法カード、《二重魔法》を発動!」



ハノイ(っ、そういうことか!)



587 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/10(日) 15:51:42.62 ID:zBB5REyYO



クロっち「また、それにチェーンして、墓地から《ダメージ・ダイエット》を除外して、その効果を発動!」



ハノイ「………《ダメージ・ダイエット》だと!?」



クロっち「《ダメージ・ダイエット》は墓地から発動することで、そのターン受ける効果ダメージを半分にする!」

クロっち「そして、その効果は、効果ダメージを受けない効果が適用された状態、つまり発動しても意味のない状態でも発動できる!」



588 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/10(日) 15:55:42.89 ID:zBB5REyYO



クロっち(………そうだよな? Ai)

Ai(おうよ! そーいう裁定だ! 間違いない!)



ハノイ「意味の無い発動でチェーンを稼ぐ………つまりこれは」



クロっち「その通り! チェーン3以降になったことで、速攻魔法、《サモン・チェーン》を発動!」



ハノイ(やはりか!)



クロっち「また、《サモン・チェーン》にチェーンして、5枚のカードを墓地に送り、3枚目の《非常食》を発動!」



589 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/10(日) 15:58:07.00 ID:zBB5REyYO



クロっち「逆順処理だ! まずは《非常食》の効果!」

クロっち「《王家の神殿》《二重魔法》《サモン・チェーン》とセットされた《蠱惑の落とし穴》《サモンブレーカー》の計5枚を墓地に送ることで、ライフを5000ポイント回復する!」LP2575→7575

クロっち「次に《サモン・チェーン》の効果! このターン、私は3回の通常召喚が可能となる!」

クロっち「なお本来、この《サモン・チェーン》の効果処理の際には、《墓荒らし》の効果で2000ダメージを受けるがーーー《ハネワタ》の効果でダメージはゼロだ!」

クロっち「そのまた次に《ダメージ・ダイエット》の効果で、このターン、私が受ける効果ダメージは半分になる! 意味は無いがな!」

クロっち「最後に《二重魔法》の効果! 相手の墓地の魔法カード1枚を選択し、そのカードを発動する!」

クロっち「私は《帝王の烈旋》を選択し、発動! このターン、私はエクストラデッキからの特殊召喚を封じる代わりに、相手モンスターをアドバンス召喚のリリースに使用できる!」

クロっち「なお、この効果は破壊でもなければ、対象にも取らない! 《進撃の帝王》でも防ぐことはできねーからな!」



ハノイ「ぬぐうっ………!」



クロっち「全ての効果処理終了時、墓地に送られた《おジャマジック》の効果発動! デッキから、おジャマ三兄弟を手札に加える!」



590 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/10(日) 16:01:35.46 ID:zBB5REyYO



クロっち「そして、手札に加えた《おジャマ・イエロー》を召喚だ!」



イエロー『フッフーン!』ATK0



クロっち「さらに、《サモン・チェーン》で得た2回目の召喚権を行使し、《おジャマ・グリーン》を召喚!」



グリーン『アッヒャー!』ATK0



クロっち「そして、《サモン・チェーン》で得た3回目の召喚権を行使してアドバンス召喚を行う!」

クロっち「私は《おジャマ・イエロー》《おジャマ・グリーン》と相手の場の《虚無魔人》の3体をリリース!」



ハノイ(リリース3体!? いったい何をーーー)















クロっち「ーーー起動せよ、《ラーの翼神竜》!」



591 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/10(日) 16:03:38.43 ID:zBB5REyYO



ビカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!

………………ガゴンッガガンッッ………ガキンッッッ!!!



ラーの翼神竜『………………………………!!!』ATK?



ハノイ「ら、ら、ら、ら、《ラーの翼神竜》だとお!??」



クロっち「そして、召喚成功時、特殊能力発動!」シュウウ〜〜



592 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/10(日) 16:05:19.68 ID:zBB5REyYO



ハノイ(なっ………奴のアバターが………消えて………??!)


クロっち「《ラーの翼神竜》の特殊能力…………召喚成功時、プレイヤーのライフを100になるまで支払うことで、支払った数値分のライフを自身の攻撃力、守備力に変換する!」LP7575→100



シュウウウウウ………………



Ai(クロっちが支払ったライフは7475………つまり攻撃力は………!!)










ラーの翼神竜(inクロっち)「フハハハハ!!」ATK7475



ハノイ「こ、攻撃力………7000オーバーだとお!?!」



593 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/10(日) 16:07:25.85 ID:zBB5REyYO



ラーの翼神竜(inクロっち)(………おおっ、すげえ、本当に合体しやがった!?)キョロキョロッ

ラーの翼神竜(inクロっち)(………って、アレ?)

ラーの翼神竜(inクロっち)(………私のアバターのアホ毛とその先のAiがいない………あいつどこにーーー)



Ai(おーい、ここだ、クロっち! 下だ!)ピョンピョン



ラーの翼神竜(inクロっち)(ん、下ってーーー、ああ、そういうことか)



Ai(どうやら、俺とアホ毛は、100ポイント分のライフ扱いみてーだな)LP100

Ai(………まあ、まだ見えないデータで繋がってっから、離れることはできねーけど………)



ラーの翼神竜(inクロっち)(なるほどな………にしても、チビとか言われてた私がこんなデカくなれるたあ………なんだか濡れてきーーー)



Ai(いやいや!? 落ち着け、クロっち!? いま俺たちがやるべきことはーーーーーー)



594 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/10(日) 16:09:28.71 ID:zBB5REyYO



ガーゼット『………………………』ATK6700



ハノイ(………まさか、こんな方法で《偉大魔獣ガーゼット》の攻撃力を超えるとはな………正直驚いたぞ)

ハノイ(………だが、俺の場には《光の護封剣》がある。いくら攻撃力を上回ろうが、攻撃することはできん! せいぜい高攻撃力の壁モンスターとして扱うのが精一杯だろう)

ハノイ(そして、俺の墓地には《ブレイクスルー・スキル》がある!)

ハノイ(次のターン、《ブレイクスルー・スキル》で《ラーの翼神竜》の効果を無効化することで攻撃力をゼロに戻し、そのあとガーゼットで殴れば、俺の勝利が確定する!)

ハノイ(やはりこのデュエル、俺のーーー)



ラーの翼神竜(inクロっち)「ーーー3枚目の《おジャマ・カントリー》を発動!」



595 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/10(日) 16:10:59.98 ID:zBB5REyYO



ハノイ「!」



ラーの翼神竜(inクロっち)「そして、手札の《おジャマ・ブラック》を捨てて、《おジャマ・カントリー》の効果発動! 墓地から《おジャマ・キング》を復活させる!」

ラーの翼神竜(inクロっち)「復活しろ、《おジャマ・キング》!」



キング『オジャー!』ATK0→3000

カードガード『………』ATK1900→800



596 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/10(日) 16:16:31.83 ID:zBB5REyYO



ハノイ(3000のライフが加わったーーー)

ハノイ(はっ、まさか、《ラーの翼神竜》の破壊効果で俺のカードをーーーーーー)

ハノイ(ーーーいや、待て、確かあれはモンスターしか破壊できないはずだ)

ハノイ(しかも、対象を取る効果のため、《進撃の帝王》と《スキル・プリズナー》で防ぐことができる。この状況ではさしたる意味も無い)

ハノイ(ならば、いったい何を狙ってーーーーーー)













ラーの翼神竜(inクロっち)「ライフを1000支払うことで、速攻魔法、《コズミック・サイクロン》を発動!」LP3100→2100



597 : ◆02/1zAmSVg [saga]:2018/06/10(日) 16:18:02.06 ID:zBB5REyYO



ハノイ「!?」



ラーの翼神竜(inクロっち)「フィールドにある魔法・罠を1枚除外する!」



ハノイ「除外だと!? これではーーー」



ラーの翼神竜(inクロっち)「そう、《魔力の泉》やカウンターで防ぐことができるのは、あくまでも破壊だけだ!」

ラーの翼神竜(inクロっち)「《スキル・プリズナー》で防ぐことができるのも、対象を取るモンスター効果のみ!」

ラーの翼神竜(inクロっち)「つまり、魔法カードによる除外は問題なく受けるってわけだ!」



ハノイ「ぬうっ、!?」



ラーの翼神竜(inクロっち)「私は《進撃の帝王》を除外!」



ーーーーーーコオオオオオッ………………バリーン!!



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