【モバマス安価】加蓮「プロデューサー」 P「ん?」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/07(木) 23:39:50.50 ID:GViVbTEq0
加蓮「ちょっと相談に乗ってくれる?」

P「いいよ。どうした」

加蓮「アタシじゃなくて凛のことなんだけどさ」

加蓮「なーんか様子が変なんだよね」

P「様子が? 俺が見たときは普通だったけどな」

加蓮「それ結構前でしょ? 変になったのはつい数分前なんだ」

P「ずいぶん急だな。どう変なんだ?」

加蓮「それがね……」↓2

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1528382390
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/07(木) 23:44:58.10 ID:dx022K5go
犬耳が生えてる
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/07(木) 23:45:26.94 ID:/voFE1gBo
ずっとスカートの後ろがめくれてる
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/07(木) 23:51:04.66 ID:GViVbTEq0
加蓮「ずっとスカートの後ろがめくれてるの。パンツ丸見え」

P「指摘してやれよ!? 俺に相談する暇があったら!」

加蓮「まあまあ話は最後まで聞いてよ」

加蓮「実はさ、何度も指摘してるんだ」

P「え?」

加蓮「指摘するじゃん? 直すよね? で、数秒したらまためくれてるの」

P「……何それ」

加蓮「アタシだって知りたいよ」

P「イタズラの常習犯がいるってことだよな」

加蓮「そう思ってずっと見張ってたら何も起きないんだよね」

加蓮「で、一瞬でも目を離したらめくれてる」

P「……」

加蓮「どうすればいいと思う?」

P「どうするったって……」


↓2 どうすればいいか
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/07(木) 23:53:16.71 ID:VI6ALzpl0
更に脱がす
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/07(木) 23:53:19.30 ID:6ybzTTXGo
写真撮ってデレぽに上げてみる
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/07(木) 23:53:22.10 ID:pWaq9CQh0
加蓮が一晩付き添ってやればいいと思う
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/08(金) 00:02:36.94 ID:lzapp2520
P「んー……ごめん、俺じゃ力不足だ」

加蓮「やっぱ分かんないよね。何とかしてあげたいんだけど」

スタタタッ

凛「加蓮!」

P「!」

加蓮「凛」

凛「ま、まさかあのことプロデューサーに……」

加蓮「仕方ないじゃん。アタシらだけじゃ解決できないし」

P「本当の話なのか?」

凛「う、うん……。今もお尻が空気に触れてる」

P「戻しなさい」

凛「戻した」ササッ

凛「ちょっと恥ずかしいけど協力してくれるなら嬉しい。解決法はあるかな」

P「俺じゃどうしようもできない」

加蓮「あ」

加蓮「ねえねえ、思いついたことあるんだけど」

P・凛「?」

加蓮「お尻がめくれる瞬間を写真に撮ってみようよ。誰の仕業か分かるかも」

P「いや、加蓮が見てるとめくれないんだろ?」

加蓮「うん。だからプロデューサーが撮ってみて」

P「俺が!?」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/08(金) 00:04:15.80 ID:lzapp2520
>>8 お尻がめくれる、じゃなくてスカートがめくれるでした
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/08(金) 00:10:46.93 ID:lzapp2520
加蓮「アタシじゃ無理だったからさ」

P「いやいや、だからと言って……他のアイドルに頼めばいいだろ?」

P「凛だって恥ずかしいだろうし」

凛「プロデューサー、お願いしてもいいかな」

P「え」

凛「プロデューサーにならパンツ見られてもいいし」モジモジ

P「さっきの羞恥心はどこいった」


(数分後)


P「……」

加蓮「撮れたー?」

P「スマホ構えてるけど全然めくれない」

凛「プロデューサーが見ててもめくれないのかな」

加蓮「っていうか、人が見てるとダメなのかも」

加蓮「物体が動いたら自動的に連写してくれるカメラがあるから、試しに撮ってみる?」

P「んなもんどこにあった」

加蓮「晶葉ちゃんから借りてきた」

凛「お願いするよ」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/08(金) 00:18:31.54 ID:lzapp2520


(さらに数分後)


パシャパシャパシャ

P・加蓮「!!」

凛「今めくれたよ」

P「カメラも反応したな」

加蓮「誰かいた?」

凛「ううん、人の気配はなかった」

P「なんか怖くなってきた」

加蓮「カメラに収めた写真データを、アタシのスマホに送るね」ピッ

加蓮「おー、どんどん送られてくる」

凛「撮れてる?」

加蓮「うん」

凛・加蓮「……」

凛「……スカートが自然に持ち上がってる」

加蓮「そのままカーディガンの中に押し込まれてるね」

加蓮「どう思うプロデューサー?」

P「こんな現象、普通じゃ考えられないよな」ジー

凛「あ、あんまり見ないで」ポッ

P「どっちだよ!」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/08(金) 00:26:33.75 ID:lzapp2520
加蓮「謎は深まるばかりだねー。うーん」

加蓮「……デレぽに上げてみる?」

P「は?」

加蓮「この写真を。アイドルたちの意見を聞けるし」

P「お前なぁ、凛の気持ちをもう少し考えて…」

凛「いいよ」

P「いいの!?」

凛「アイドルたち全員と裸の付き合いしてるし、今更パンツくらい見られたってどうってことないよ」

凛「やっちゃって」

加蓮「おっけー。投稿っと」タプタプ

P「マジで上げたよ……パンチラの瞬間が何十枚と……」


(数分後)


加蓮「すごい、大勢から反応がある」

凛「みんな何だって?」


↓1〜3 アイドルの名前と返信の内容
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/08(金) 00:27:23.25 ID:UcbigBcF0
奈緒「バレタか…そう、私だよ」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/08(金) 00:27:50.07 ID:potFE4MQ0
紗南「これなんてエロゲ?」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/08(金) 00:27:58.84 ID:InrYN/kSo
早耶 自分のスカートたくし上げた自撮り
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/08(金) 00:30:35.15 ID:muyjrBeWo
また早耶Pかよ。ていうかまだ生きてたのかよ
不人気で安価とってんじゃねーよ
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/08(金) 00:37:21.62 ID:lzapp2520
加蓮「紗南ちゃんから。『これなんてエロゲ』?」

加蓮「そういうシーンがあるのかな」

凛「っていうか、紗南ってまだ14だよね」

加蓮「あっ、マズイと思ったのか消したよ」

P「もう遅い。あとで説教だ」

凛「他には?」

加蓮「早耶から自分のスカートたくし上げた自撮りが来てる」

P「何考えてるんだあいつ!?」

凛「まさか早耶も同じ被害を……?」

P「自分でスカートめくってるから違うだろ。あとで聞いてみるから次だ」

加蓮「あっ!」

P「どうした?」

加蓮「奈緒からの返信。『バレタか…そう、あたしだよ』だって」

凛「奈緒が!?」

P「どうやってやったんだ!?」

加蓮「ちょっと待ってて、聞いてみる」タプタプ


(数分後)


加蓮「真相が明らかになったよ」

加蓮「最近、凛が奈緒にするイタズラがしつこいから、小梅ちゃんに頼んで仕返ししたんだって」

P「例のあの子?」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/08(金) 00:57:58.19 ID:lzapp2520
加蓮「らしいね」

P「やっぱり幽霊繋がりだったか……」

凛「そんなに嫌がってたんだ。反省しないと」

加蓮「『もうそろそろスカートめくりが収まるぞ。反省しろよな』だって」

凛「帰ってきたら謝らないとね」

P「えっと……一件落着、でいいのか?」

凛「うん。二人とも、私のためにありがとう」

加蓮「帰りにポテトおごってよね♪」

ピロリン

P(ん? デレぽから早耶の写真が消えた)

P(何だったんだ……)

凛「あ!」

P「わっ! ど、どうした?」

凛「そ、そういえばさ……デレぽってファンの人も見て……」プルプル

加蓮「あ」

P「大丈夫。ファンの人の目に届けるには、ちひろさんのスマホで許可を出さなきゃいけないんだよ」

P「それまではアイドル間だけのやり取りになる」

加蓮「へー!」

凛「そうなんだ。ちひろさんが不適切かどうかを管理してくれてるんだね」


「凛ちゃあああん!!」スタタタッ


凛「!」

P「来たぞ。あんな写真を載せるな! って説教が」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/08(金) 01:07:48.37 ID:lzapp2520
加蓮「ち、ちゃんと説明すれば分かってくれるよね?」

P「ああ。俺も手伝う」

凛「不思議なスカートめくり現象より怖いよ……」


――――


(翌日)


P(昨日は大変だったな。ちひろさんに説明して)

P(紗南を説教し、早耶に写真の訳を聞いて)

P(まさか新しい下着のアピールをアイドル間でやってて、投稿場所を間違えてた……なんて予想できるわけがない)

P(ちひろさんにも厳重注意してもらったから同じ過ちはしないと思うけど)

ツンツン

P「ん?」

奈緒「おはようプロデューサーさん」

P「奈緒か、おはよう」

奈緒「昨日はごめん。あたしたちの問題に巻き込んじゃって」

奈緒「凛にも、やり過ぎたかなって思ってるんだ」

P「まあ幸い加蓮と俺以外には見られなかったらしいし、気にするな」

P「凛も反省してたしな」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/08(金) 01:15:59.16 ID:lzapp2520
奈緒「うん、謝ってもらったよ」

P「どんなイタズラされてたんだ?」

奈緒「髪の毛もふもふしてきたり、小さいイタズラを重ねてたんだ」

奈緒「塵も積もれば、って言うだろ?」

P「はは……凛の気持ちも分かるよ。奈緒は可愛いからな」

奈緒「へ!? い、いきなり可愛いとか言うな!」カァァ

P(そういうとこが可愛いんだよな)

P「ごめんごめん」

奈緒「って、まああたしのことは置いといて0」

奈緒「聞いてくれ。加蓮がおかしいんだ」

P「へ? 加蓮が?」

奈緒「そう! おかしい」

P(凛の次は加蓮か)

奈緒「詳しく言うと……」


↓2 加蓮がどうおかしいか
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/08(金) 01:17:28.29 ID:gIFwzTDFo
かそくした
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/08(金) 01:17:47.44 ID:ObKaE3ero
ポテトを食べない
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/08(金) 01:28:48.65 ID:lzapp2520
奈緒「ポテトを食べない」

P「ポテトを!?」

奈緒「ああ。今日の朝、いつもの3人で一緒に朝ごはん食べてたんだけどさ」

奈緒「加蓮がポテトを注文しなかったんだ」

P「気まぐれじゃないか? そういう時もあるだろ」

奈緒「そうかな」

P「そうだよ」

奈緒「まあ思い過ごしなら、それでいいんだけど」


P(そう。俺はこの時、完全に思い過ごしだと思っていた)

P(だが実際は……)


(昼)


奈緒「ぷ、プロデューサーさん……」

P「なんだ?」

奈緒「加蓮がまたポテトを食べなかった」

P「!?」

奈緒「注文しないのか? って聞いたら、『いらない』って」

P「……そういう時もあるさ」

奈緒「でも2食続けてだぞ!? ありえるか!?」

P「ありえるさ。お前はいつも加蓮を一緒にいるから、感覚がマヒしてるんだ」

奈緒「……」

P「考えすぎだ。な?」

奈緒「う、うん」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/08(金) 01:35:22.89 ID:lzapp2520


(夕方)


プルルル プルルル

P(奈緒からだ)ピッ

P「どうした?」

奈緒『また食べなかった』

P「!」

奈緒『加蓮……また注文しなかったんだ』

奈緒『今日はポテト半額だったのにもかかわらず』

P「……」

奈緒『どうしちゃったんだろう』

P「落ち着け。俺も明日の朝聞いてみるから」

奈緒『うん』

プツッ

P「……」

P(あの加蓮が、1日3食ポテトを食べなかった)

P(気になるな)


(翌日)


P(奈緒はまだか)ソワソワ

ガチャ

P「!」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/08(金) 01:36:11.52 ID:lzapp2520
続きは今日の夜に始めます
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/08(金) 10:03:38.56 ID:+KW6oc+UO
蘭子「混 沌 電 波 第 171幕 !(ち ゃ お ラ ジ 171回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1528107596/

64 名前:◆Jzh9fG75HA [sage] :2018/06/08(金) 06:56:18.53 ID:ZoUhRaUhO
偽物があって紛らわしい回で続けろなんて戯言に耳を傾ける気はないです。
大体終わったスレ上がるとかいってもわざわざたどってまで上げる人格破綻者数人が行う一過性のものですが、同じスレで続けたら荒らしが何度も目障りなスレを終わるまで上げ続けるでしょう。それで分けないで続けてるから目障りなのが埋もれないんだとか文句言われるのもバカらしいです。
大体html化してないスレ再利用してるとか言ってますけどそれは最初から短編集として続けるために全部埋まるまで依頼出してないか、続けるにしてもスレの内容のスピンオフか後日談でしょう。171回で172回始めるスレタイ詐欺ではないです。仮に再利用するにしても放送終了後のフルバージョンとかですね。そんなのやる気ないですが。
大体週に何個も立つスレの1つや2つに目くじら立てるくらいなら偽物に釘刺して下さい。172回で別の回コピペする方がよっぽど問題です。まあ本人が偽物見てるとは思えませんけどね。
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/08(金) 22:35:57.36 ID:lzapp2520
奈緒「プロデューサーさん……まただ」

奈緒「今日の朝も、加蓮はポテトを……」

P「加蓮は?」

奈緒「連れてきたよ」

加蓮「……」スッ

P「加蓮、どういうことだ。あんなにポテトばかり食べていたのに」

奈緒「体の調子が悪いのか?」

加蓮「アタシがポテトを食べない理由?」

P「ああ」

奈緒「教えてくれ」

加蓮「……」↓2
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/08(金) 22:52:57.48 ID:H8q3yyVco
胸焼け
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/08(金) 22:53:58.64 ID:Qk3Th+5zo
今度早耶がポテトづくし作ってくれるからそれまで待ってる
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/08(金) 22:54:03.10 ID:yhDzYjFD0
週末のポテト食べ放題キャンペーンに向けて禁ポテト
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/08(金) 22:56:08.00 ID:lzapp2520
早耶は1度安価でとっているので、↓1にズラします
せっかくレスしていただいたのにすみません
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/08(金) 23:02:43.07 ID:k5Ce8XQGo
早耶Pは荒らしだからID自体完全無視したほうがいいぞ
もう機内モードで変わってるだろうけどな
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/08(金) 23:10:14.12 ID:mNEAmEuK0
ガルパや蓮実とかもよく使われるぞ
声無し禁止しとくのが一番安定
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/08(金) 23:11:53.04 ID:lzapp2520
加蓮「週末にあれが来るから」

P「あれ?」

奈緒「何が来るんだよ」

加蓮「いつも行くファストフード店にポスターが貼ってあったでしょ?」

加蓮「ポテト食べ放題キャンペーン、ポテト祭のポスターが!」

P・奈緒「ポテト祭?」

加蓮「フライドポテト、ハッシュドポテト、トルネードポテトにじゃがバタ」

加蓮「色んなポテト料理が780円で食べ放題! まるで夢のような企画!」

加蓮「それに向けて禁ポテトしてるの!」

奈緒「……」

加蓮「何その目は」

奈緒「いや、心配しなくてもよかったなって」

P「具合が悪いとかじゃなくて安心したよ」

加蓮「あ、気を遣わせちゃってたんだ……ごめんね」

P「気にするな」

奈緒「なあ加蓮。あたしが『ポテト注文しないのか?』って聞いたとき」

奈緒「悲しそうに俯いて『いらない』って答えたあれは何だったんだ?」

加蓮「ポテトが目の前にあるのに食べれないもどかしさだよ」

奈緒「紛らわしいな!」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/08(金) 23:13:44.64 ID:yhDzYjFD0
安価で取られたと言ってもセリフも登場もろくにないけどな
荒らしだからしゃーないが
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/08(金) 23:23:30.74 ID:lzapp2520
加蓮「そんなこと言われたって仕方ないじゃん」

加蓮「奈緒だって、自分の好きな食べ物が目の前にあるのに食べられないって状況になったら悲しいでしょ?」

奈緒「ん……まあ確かに」

P「何はともあれ、大事じゃなくてよかった」

奈緒「そうだな」

加蓮「うー、ポテトの話をしたからすっごく食べたくなってきたよぉ」

P「そのうち禁断症状が出そうだな」

加蓮「っていうか出てるかもしれない。奈緒をもふもふしたくなってきたし」

奈緒「それはいつもやるだろ」

加蓮「なーおー、もふもふーさせてー」

奈緒「や、やめろ! 今日は雨でセットするのに時間かかったんだから!」

加蓮「ちょっとだけ」ジリジリ

奈緒「それ以上近づいたらくすぐるぞ」

加蓮「くすぐってくれるの? やった♪」ジリジリ

奈緒「寄るなってー!」スタタタッ

加蓮「待て!」スタタタッ

ガチャ パタン

P「元気な奴らだな」ハハ…
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/08(金) 23:31:08.88 ID:lzapp2520


(翌日)


P「あれ、もうこんな時間か。昼飯買いに行こう」

スタタタッ

凛「プロデューサー!」

P「ん?」

凛「奈緒がヤバい! ヤバいよ!」

P「奈緒が? どうヤバいんだよ」

凛「えっと、その……考えがまとまらない」

凛「ちょっとクールになるね」

P「うん」

凛「すー、はー……よし」

P「それで?」

凛「奈緒の様子がおかしいんだ」

P(これでトライアドプリムスコンプリートか)

P「具体的にどうおかしい?」


↓2 奈緒がどうおかしいか
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/08(金) 23:38:06.27 ID:Scx02HTQ0
髪の毛のもふもふ具合が10倍
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/08(金) 23:38:20.97 ID:potFE4MQ0
生魚を食す
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/08(金) 23:40:44.96 ID:YuTOu472o
やけに服がピンクでフリフリしてる
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/08(金) 23:56:35.43 ID:lzapp2520
凛「生魚を食す」

P「は?」

凛「生魚を食してる」

P「刺身?」

凛「違う違う。今日の午前中って、トライアドプリムスが地方の山を散策して自然に触れるって仕事だったじゃん」

凛「始めは上手くいってたんだよ。冒頭のトークも完璧で、じゃあ今から山に入りますってなって」

凛「でも……それから10分くらい経った頃、事件は起きた」

P「事件て」

凛「すごく綺麗な川を見つけたんだ。上流でさ、水が透き通ってるの」

凛「ワサビも生えててね」

P「へー。ワサビって本当に綺麗なところにしか生えないんだよな」

凛「そうそう。それでね、ちょっと川の水を触ってみようって時に」

凛「奈緒の様子が急変したの」

凛「気がついたら川の中に入ってて、腰を落として身構えて」

凛「こう、バシャっとさ。ものすごいスピードで手を川の中へ潜り込ませたら、魚が川原に投げ出されて」

P「熊かよ」

凛「ヤバいよね。でさ、雰囲気もいつもの奈緒と違ったんだ」

凛「近寄ったら殺られるって悟った。何故か」

P「……」

凛「その後、雰囲気がいつもの奈緒に戻ったんだけど」

凛「すたすたと川原に歩いていって、ピチピチ跳ねてる魚を両手で掴んで……」

凛「がぶっと」

P「生で?」

凛「生で」
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/09(土) 00:04:37.61 ID:q5uxVBRq0
凛「私も加蓮も、現地の人もスタッフもみんな唖然として声をかけられなかった」

凛「それからすぐに、奈緒は元通りになった……撮影も終えていつもみたいに楽しく会話してた」

凛「けど私と加蓮はあれが何だったのか怖くて、奈緒の顔をまともに見ることができなかった」

P「……」

凛「話は終わり」

P「それが本当の話ならヤバいな」

凛「本当の話だよ! こんな嘘ついて何になるの!」

P「それもそうだけど……」

P「奈緒はもう普通なんだな?」

凛「うん、すっかりいつも通り」

P「じゃあ本人からも話を聞こう。どこにいる?」

凛「ちょっと待ってて。呼んでくる」スタスタ


(数分後)


奈緒「プロデューサーさん、あたしに用があるんだって?」

P「ある」

P(こうして見ると普通だな。普通の奈緒だ)

P「凛から聞いたんだけどさ」

奈緒「?」
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/09(土) 00:08:35.12 ID:q5uxVBRq0
P「お前、自然に触れるロケで川の中に入って」

P「熊の魚獲りみたいに魚をとって、生でがぶっと食べたらしいな」

奈緒「……」

P「凛いわく、雰囲気も別人だったってさ」

凛「だけどその後すぐに元通りになった」

P「単刀直入に質問しよう。何でそんなことをしたんだ」

奈緒「……」


↓2 何故そんなことをしたか
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/09(土) 00:13:52.28 ID:UNM+3U6Io
覚えてなかった
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/09(土) 00:14:15.97 ID:fByjgS6Lo
早耶から美味しかったと聞いて
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/09(土) 00:14:26.58 ID:SnQF01U50
七海の歌聞いたから
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/09(土) 00:17:40.12 ID:q5uxVBRq0
↓1になります
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/09(土) 00:20:03.01 ID:SnQF01U50
>>46
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/09(土) 00:30:08.05 ID:q5uxVBRq0
奈緒「……」

奈緒「……七海の歌を聞いたんだ」

P「七海の……」

凛「歌?」

奈緒「ああ。ロケに行く前、釣りをするため海へ行く七海と偶然出会ってさ」

奈緒「じゃあお互いがんばろーな、って離れた時……鼻歌を歌ってたんだよ」

奈緒「どんな歌詞かは覚えてないんだけど、魚に関する歌だった」

奈緒「その歌が妙に耳に残ってた。それで山へ向かって、川を見つけて」

奈緒「魚が泳いでるのを発見した」

奈緒「そこからだ。無性に魚が食べたくなった」

奈緒「何としてもあの魚を食べたい。今すぐに」

奈緒「気がついたら、魚を食い終わった後だった」

P・凛「……」

奈緒「周りの視線は気にしなかった。魚を食べられて満足してたから」

奈緒「美味しかったなぁ」

凛「プロデューサー、奈緒怖いよ」ヒソヒソ

P「明らかに異常だな。七海の歌に原因がありそうだが」ヒソヒソ

奈緒「なんか、また魚が食べたくなってきたな。ごめん2人とも、あたしスーパー行くから!」スタタタッ

P「あ、おい!」

凛「まさか無銭飲食する気じゃ……止めてくるね!」スタタタッ

P「……」
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/09(土) 00:36:46.16 ID:q5uxVBRq0
P(大丈夫か? 近寄ったら殺られる雰囲気だったんだよな?)

P「いや、それよりも原因を突き止めないと。奈緒のことは、不安だけど凛に任せよう」


(数分後)


七海「♪」

P「いた! 七海ー!」

七海「プロデューサー? どうしたんれすか?」

P「はぁ、はぁ……お前に聞きたいことがあるんだよ……」

七海「いいれすよ〜。釣竿についてれすか?」

P「魚のことじゃなくてな。まあ魚は関係してるんだけど」

P「実はこんなことがあって」


(さらに数分後)


P「というわけだ」

七海「なるほど〜」

P「何か分からないか? 俺はお前の歌が原因だと踏んでるんだけど」


↓2 七海の返答
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/09(土) 00:38:08.40 ID:3QXRrtVPO
まず一人目は上手くいったみたいですね
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/09(土) 00:41:55.27 ID:DkkI0MyYo
次の獲物はプロデューサーれす
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/09(土) 01:00:28.74 ID:q5uxVBRq0
七海「……」

P「七海?」

七海「次の獲物はプロデューサーれす」

P「!?」

P「獲物? どういうことだ」

七海「ふっふっふ……奈緒さんは七海の術中のハマってるんれすよ」

七海「おさかの良さを広めるため、七海の考案した洗脳ソング。いい具合れす」

P「何だと!? そんなことして何になるんだ!」

七海「言いましたよね? おさかなの良さを広めるんれす」

七海「おさかなはいいれす。煮ても、焼いても、揚げても、生でも美味しい」

七海「あの造形もお見事れす。うっとりしてしまうれす」

P「お前の魚好きは分かった。だが、強制的に食べさせるのは間違ってる!」

P「洗脳なんてするな! 会話で語ればいいだろ!」

七海「こうしたほうが手っ取り早いんれすよ」

七海「さて、話をしすぎましたね。そろそろプロデューサーも洗脳するれす」

P「させるか! 耳を塞げばいいだけだ!」ササッ

七海「無駄れす。七海の歌は必ず相手の耳に届いてしまう」

七海「いきますよ!」


???「ちいと待った〜!」

P・七海「!!」
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/09(土) 01:20:34.34 ID:q5uxVBRq0
葵「七海ちゃん、こげなこつやめるんや!」

P「葵! それに凛、奈緒!」

凛「プロデューサー、奈緒が元に戻ったよ!」

P「え?」

凛「葵のおかげだよ。葵の作った魚料理を食べたら戻ったんだ」

奈緒「気狂いしてたみたいだな……迷惑かけてごめん」

P「いいんだ。でも、なんで葵が?」

葵「七海ちゃん、こげなこつしたらダメって言ったはず」

七海「……」

葵「お魚の良さを広めるなら、プロデューサーの言ったとおり会話で広めるべきっちゃ!」

P(聞いてたのか)

七海「分かってるれす。でも話したところで食べてくれない人だって、たくさんいるれす」

葵「そりゃ中には受け付けん人だっていると思う! その人は食べられんのやけん仕方ねえっちゃ!」

P「どうやら、魚の広め方について元々話し合ってたようだな」ヒソヒソ

奈緒「でも相容れなかったんだな」ヒソヒソ

凛「違う道を行く2人。悲しいね」

七海「どれだけ言っても無駄れす。葵ちゃんと七海は重なることがないんれす」

七海「さあ、みんな七海の洗脳ソングを聞くれす!」

〜♪ 〜♪

P「う、何だこの曲……」

奈緒「これだよ! あたしが聞いた曲!」

凛「なんだか魚が食べたくなってきたよ」
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/09(土) 01:29:08.66 ID:q5uxVBRq0
P「優しい曲だ……心地いい……」

七海(ふふふ、これでこの場にいる人は全員……)


〜♪ 〜♪


七海「!?」

七海(な、なんれすこの曲は!?)

葵「〜♪」

七海(葵ちゃん! まさか七海に対抗する曲を……!)


P「あれ? 何してんだ俺」

凛「いつの間にか七海が釣ってきた魚を手に持ってる」

奈緒「また洗脳されそうになったんだよ! でも今度は葵のおかげで助かった!」

七海「くう……!」

葵「ごめんね? こうでもせな止められんけん」

七海「も、もう一度歌うれす!」

葵「魚が喜ばん!」

七海「!」

葵「こげなこつしたって、魚が喜ばん」

葵「七海ちゃんなら分かるはず。魚の気持ちが」

七海「……」

P「魚の気持ちは『食べられたくない』じゃないか?」ヒソヒソ

凛「そういう場面じゃないから」ヒソヒソ

P「どういう場面だ?」

奈緒「まあまあ、落ち着いて見てよう」
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/09(土) 01:34:46.19 ID:q5uxVBRq0
七海「おさかなの、気持ち」

葵「そう。お魚も、どうせ食べられるなら心から喜んで食べて欲しいって思うちょんはず」

葵「七海ちゃんのやってる洗脳じゃ、絶対に心から喜べん!」

七海「!!」

七海「……確かに、その通りれす……」

七海「七海は……間違っていたんれすか?」

葵「お魚にかける情熱が、ちょっとだけズレただけっちゃ」ニコッ

葵「あたしの言うこと、分かってくれる?」

七海「……うん」


奈緒「良い話だな」

凛「涙が出そうだよ」

P「感動した」


加蓮「……」

加蓮(プロデューサーたち何やってんだろ)
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/09(土) 01:40:55.74 ID:q5uxVBRq0


(翌日)


P「ってことがあったんですよ」

ちひろ「色んな意味ですごいですね」

P「あの後みんなで七海の釣った魚を食べたんですよ。葵が調理して」

P「あんなに美味い魚料理、今までで1番かも」

スタタタッ

卯月「プロデューサーさん、いますか!?」

未央「一大事だよ!」

P「おー、どうした血相を変えて」

卯月「凛ちゃんたちがおかしいんです!」

P「は?」

未央「トライアドプリムスだよ! あの3人が変なんだって!」

P「……」

P(まさか3人一気に来るとはな)

P「話してくれ」

卯月「はい!」


↓2 どうおかしいか
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/09(土) 01:43:26.31 ID:SNWat4+Fo
加蓮が蒼くて凛がもふもふで奈緒が血を吐いた
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/09(土) 01:43:32.48 ID:fByjgS6Lo
やけに服がピンクでフリフリしてる
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/09(土) 01:44:13.42 ID:xKVa3PtQo
>>58
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/09(土) 01:45:23.94 ID:tL1QTXDs0
こいつ早耶Pじゃねーか
こんなの採用するのか?
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/09(土) 01:46:28.41 ID:SNWat4+Fo
安価内容的に早耶の登場をまだ諦めてない感じだなぁ
再安価したら?
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/09(土) 01:47:50.26 ID:F+mQW4SDO
バカに餌をやっちゃうと後々しつこいからな
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/09(土) 01:49:45.47 ID:5Z3I6zDk0
早耶Pしつこ過ぎだろ
何度も安価下されてるんだからいい加減諦めて消えろよ
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/09(土) 01:49:47.00 ID:q5uxVBRq0
それでは再安価をとらせていただきます
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