助手｢二人の約束｣

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31 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします ：2018/11/13(火) 02:16:35.77 ID:pnHbuaZjo

期待

32 ： ◆QbejV3Yk9I [sage saga]：2025/08/30(土) 06:37:00.51 ID:5ymEpmrwo

――――魔法士の家

魔法士｢はっくしょん！｣

魔法使い｢おっ、先生風邪ですか？｣

魔法士｢い、いやいやそんな事は無いはず。確かに寒くなってきたけどさ｣

魔法使い｢じゃ誰か噂してるんじゃないですかねぇ？ 魔女あたりとか｣

魔法士｢それはそれで嫌なんだけど……って、魔法使いは勉強に集中しなさい｣ﾍﾟｼ

魔法使い｢はいはーい｣

魔法士｢僕はご飯作ってるから。分からない所あったら呼んでね｣

魔法使い｢分かってまーす｣

魔法士｢あのねぇ……ま、良いけどさ｣ｶﾞﾁｬ

33 ： ◆QbejV3Yk9I [sage saga]：2025/08/30(土) 06:40:25.33 ID:5ymEpmrwo

魔法士｢さて、今日は何に――｣

コンコンコンコン

魔法士｢しよって、配達？ 珍しい｣

魔法士｢はいはい｣ｶﾞﾁｬ

鴉｢あ、どーも！ 鳥人配達サービスです！ 魔法士さんは……あ、魔法士さんですか？｣

魔法士｢うん、魔法士は僕です。いつもご苦労さま｣

鴉｢い、いえいえ！ 私はまだ新人なもので！ 寧ろ私こそ魔法士さんに会えて光栄です！ 前は御挨拶すら出来なかったので……｣

魔法士｢前？……ああ、成程ね。ってもしかして｣

鴉｢？｣

34 ： ◆QbejV3Yk9I [sage saga]：2025/08/30(土) 06:44:07.58 ID:5ymEpmrwo

魔法士｢いや、今日来たのは僕宛ての荷物だよね？｣

鴉｢ええ、そーです！ はい、魔法士さん宛てに二つお届けに参りました次第です｣ｽｯ

魔法士｢ありがとう。……うわ、やっぱり魔女からかぁ｣

鴉｢あ、一つはお手紙ですがもう一つは品物になりますので、受け取りの署名をお願いします！｣ｽｯ

魔法士｢ありがとう。……君も大変だね｣ｽﾗｽﾗ

鴉｢いえいえ！ 私は飛ぶのが好きなので…この仕事大好きですよ！｣

魔法士｢……君なら大丈夫かな。はい｣ｽｯ

鴉｢ありがとうございます！ ではこれにて！ またのご利用お待ちしております！｣ﾊﾞｻｯ

魔法士｢うん、またよろしくね｣


魔法士｢……そういう意味じゃ無かったけどなぁ｣

35 ： ◆QbejV3Yk9I [sage saga]：2025/08/30(土) 06:44:43.37 ID:5ymEpmrwo

以上
また書きたくなったので書きます