【オリロンパ】愛書の少女とコロシアイ宇宙旅行【安価】四冊目

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197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 00:46:03.41 ID:imfmhDR90
2
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 00:46:38.17 ID:7Z43bkBDO
199 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/08(日) 00:51:18.34 ID:CdrVNkDA0
今回はここまでで。
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 00:57:14.90 ID:imfmhDR90
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 01:02:02.49 ID:xJUiiURvO
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 08:27:18.16 ID:7Z43bkBDO
乙です
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/12(木) 11:16:15.18 ID:g2JIe7Sx0
女子八番 隅田映美子(すみだ・えみこ)

身長 156cm
体重 50kg
誕生日 8月1日(獅子座)
血液型 O
部活動 ソフトボール部
友人 英賀保光里
小野くるみ
園部泉美
生瀬理代
西大路麻美
蓬来江里花
桃山那々子
山科乃梨絵
(女子主流派グループ)
愛称 映美子、えーみ
出身小 椿小学校
家族 父・母・妹
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★☆☆☆☆

★★★★★

★★★★☆

★★★★★

★★☆☆☆

★★★★★
明るく元気なムードメーカー。家がパン屋で、いつもふんわりとパンの香りがする。
女子の中で1番の運動能力の持ち主だが、おっちょこちょいでドジを踏むことも多い。
桃山奈々子と共に、今宮朋哉ファンクラブ会員を自称している。
小野くるみ・園部泉美は幼稚園からずっと一緒の幼馴染。
体育委員。

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器: なし(出発前に死亡)
kill: なし
killed: 黄松
死亡話数: 第12話
凶器: 金属バット
 
プログラムを告げられ、クラスメイト同士が殺し合うということを「絶対に嫌」と拒否した結果、赤松に「ここで[ピーーー]ばいい」と提案される。逃げようとするが間に合わず、黄松に頭部を複数回殴打され死亡。<12話>


運動能力を活かすことなく退場でした。
実は直前までどうするか悩みました。他の案としては、ここでは退場しない(全体を決めた後でどうしても他のことに繋がらなくなったので諦め)、拒否による首輪爆発(映画版のノブみたいな。最初はそれで書いたけど詰まってしまった)がありました。
204 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/15(日) 20:52:54.56 ID:rEzsWQxA0
鏡在「アンタ達は何もわかってない!」

ミシェル「アッ、ソノ」

……三度目になる私、音野、黒頭の女子会。

今回は黒頭を元気付けたいと音野が張り切っていたけど。

なぜか始まった時には鏡在とミシェルもいた。

月読「ミシェルはいいとして……鏡在は誰が呼んだの」

音野「ごめんなさい、無理やり聞き出されました……」

月読「……」

まあ、音野が鏡在に勝てるわけないものね。

鏡在「ちょっと聞いてるの!?」

黒頭「あの……わかっていないとは?」

鏡在「アンタ達は女子会のなんたるかをわかってないって言ってんのよ!」

音野「そ、そんな事ありません!前回四杖さんに色々聞いて……」

鏡在「男じゃないのよ!アンタ男に女子会のなんたるかを聞くとか女子として恥ずかしくないわけ!?」

音野「つ、月読さぁん……」

私の後ろに隠れないの。

1…そこまで言うからには貴女はなんたるかを理解してるのよね?
2…別にそこまで定義に拘る事でもないでしょう
3…ミシェル、鏡在とラグビーしてきていいわよ

↓2
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/15(日) 20:55:17.65 ID:+OwTycuI0
1
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/15(日) 20:56:22.21 ID:+0fzlasDO
207 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/15(日) 21:19:05.57 ID:rEzsWQxA0
月読「別にそこまで定義に拘る事でもないでしょう」

ただ集まって話す……正直それだけの事がこの生活でどれだけ尊い事か理解させられたわ。

鏡在「あのね、汐里」

月読「……なによ」

鏡在が哀れんだような眼で私の肩に手を置いてくる……

鏡在「アンタ、そんな事言ってたらあっという間に女子からオバサンになるわよ?」

月読「わかった。その喧嘩買うわ」

音野「つ、月読さん!?」

ミシェル「ア、アノ落チ着イテ……」

月読「止めないで、元々鏡在とは一度とことんやり合う必要があったのよ」

何よりあの哀れんだ眼だけは腹がたつわ……!

鏡在「何よやるわけ?言っとくけどアタシの女子力にかかれば、アンタなんてステージ最初に髭の親父に踏まれる敵キャラよ!」

月読「雑魚という言葉を使うのに遠回しな表現はやめなさい……!」

黒頭「話についていけません……」

音野「ど、どうしてこんな事に」

ミシェル「アワワ……」

それから私と鏡在のくだらない口喧嘩は続いた。

ここに来た頃はあんまり言い返すとかなかったけど……これも一つの経験ね。

ちなみに……最後はミシェルに二人まとめて沈められたわ。


【女子メンバー四人の好感度が7上がりました】

【音野響の好感度がMAXになりました】
208 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/15(日) 21:27:15.18 ID:rEzsWQxA0
【十九日目】→【二十日目】
 
好感度(MAX100)
 
音野……MAX
 
鏡在……80
 
ミシェル……75
 
黒頭……74
 
佛生……72
 
学人……74
 
川田谷……72
 
四杖……76
209 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/15(日) 21:38:03.98 ID:rEzsWQxA0
【二十日目】

キーンコーンカーンコーン……

モノクマ「オマエラおはようございます!」

モノクマ「時刻は七時!朝ですよ!」

モノクマ「今日も宇宙の偉大さを噛み締めましょう!」

月読「……」

私いつの間に寝たのかしら……

【食堂】

鏡在「ねぇ、汐里。アンタ昨日アタシとなんかなかった?」

月読「……あったかしら」

音野「……」

黒頭「……」

ミシェル「ホッ……」

学人「何だあの異様な空間は」

川田谷「さ、さあ?」

佛生「ふむ」
210 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/15(日) 21:41:37.42 ID:rEzsWQxA0
月読「……思い出せないわね」

本当に何があったのかしら?

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【一度選んだ生徒は同じ日の自由行動では選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/15(日) 21:50:48.83 ID:+0fzlasDO
佛生 川田谷
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/15(日) 21:52:10.26 ID:tlojabqO0
黒頭
213 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/15(日) 22:12:47.00 ID:rEzsWQxA0
黒頭「……」

月読「黒頭」

黒頭「月読様」

月読「気分はどうかしら?」

黒頭「そう、ですね……未だに心のどこかであれが本当にあった事だと、信じたくない自分がいます」

月読「……」

黒頭「申し訳ありません……あの日、月読様の胸をお借りしたというのに」

月読「黒頭……」

黒頭「わたしは、弱くなってしまったかもしれませんね……ただ純粋に武道を極めんとしていたあの頃にはもう……」

1…それは、きっと全員同じよ
2…気持ちがわかる……とは言えないわ
3…もし広生がここにいたら、何を言いたい?

↓2
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/15(日) 22:14:00.01 ID:OgQ924jN0
2
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/15(日) 22:15:07.07 ID:qetMDmXD0
1
216 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/15(日) 22:28:01.33 ID:rEzsWQxA0
月読「それは、きっと全員同じよ」

弟がクロになった学人、親友と言ってもいい天馬を殺された鏡在。

その二人以外の面々だって、大なり小なり……もう昔のようには戻れない。

黒頭「……」

月読「私達はもう背負って生きていくしかない……でも無理やり受け入れようとしなくていいわ」

黒頭「そう、ですね」

月読「……」

だけど思うのよね……

佛生のようとは言わないけど、私達は死を背負う事になる。

……私達、本当に耐えられるのかしら。

【黒頭明夜の好感度が6上がりました】
217 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/15(日) 22:52:24.15 ID:rEzsWQxA0
【黒頭明夜通信簿イベントその4】

月読「貴女はこれからも武道を続けるのかしら」

黒頭「そのつもりです……わたしにはこれしかありませんから」

月読「これしか?」

黒頭「実は……わたし高校を卒業したら母に勘当されるんです」

月読「……!?」

黒頭「母はどうしてもわたしを父と同じ黒髪にしたかったようですから」

月読「父って……貴女が物心つく前に亡くなったっていう?」

黒頭「はい。最も……遺影も普通の写真もないのでわたしは顔を知らないのですが」

そんな父親と同じ髪にしないからって……

黒頭「だけど、わたしは思うのです。本当にそれだけなのだろうかって」

月読「……どういう意味?」

黒頭「ただの勘なんですが……もっと別の理由があるような、そんな気がするんです」

別の理由……

【黒頭明夜通信簿4】
【高校を卒業したら勘当される黒頭。
髪を顔も知らない父と同じ黒にしないかららしいが……黒頭は何か違うと感じているようだ】
218 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/15(日) 22:55:57.06 ID:rEzsWQxA0
月読「……死を背負う、か」

こんな形で背負うものではないわね……

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【黒頭は選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/15(日) 22:57:58.02 ID:+0fzlasDO
佛生 川田谷
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/15(日) 23:02:09.17 ID:tlojabqO0
学人佛生
221 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/15(日) 23:12:57.77 ID:rEzsWQxA0
学人「……おい佛生」

佛生「なんですかな?」

学人「その服についているインクはどうした」

佛生「インク?」

佛生の服を見てみるとどこでつけたのか黒いインクがベッタリとついている。

月読「確かにインクね……心当たりはあるかしら?」

佛生「ふむ、もしや……先ほど四杖殿とぶつかった時についたのやもしれませぬ」

そういえばさっき四杖が廊下を掃除してたわね。

学人「ふん、ちょうどいい。佛生、この新しい薬品の実験台になれ」

そう言って学人が懐から取り出したのはビンに入った薬品……

1…大丈夫なのそれ
2…色々と作るわね貴方
3…貴方の作った物にいい印象がないわ

↓2
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/15(日) 23:15:01.11 ID:tlojabqO0
2
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/15(日) 23:15:21.55 ID:OgQ924jN0
2
224 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/15(日) 23:48:14.81 ID:rEzsWQxA0
月読「色々と作るわね貴方」

学人「私は天才だからな。こうして発散しなければ貴様達と話す事すらかなわなくなるほどの差を見せつけてしまう」

月読「ご託はいいわ。それで今度は何を作ったのよ」

学人「知りたいか?これはあらゆるインクや塗料を落とす薬品だ!それも下の物には全く影響せず上のインクのみを落とす!」

月読「へぇ、すごいじゃない」

佛生「さすがですな……」

学人「ふん、私がなぜこの薬品を作るに至ったかの式を聞かせてもいいが?」

月読「遠慮するわ。天才である貴方の理論を理解できる気はしないもの」

学人「……事実だが即答されるのも腹がたつな」

ブツブツ呟く学人から薬品を受け取って佛生の服にかける。

月読「あら、本当に綺麗に取れたわね」

佛生「かたじけない」

学人「ふん、私に失敗などあるものか」

これは本当に役に立つわね……

【更科学人の好感度が4上がりました】

【佛生空也の好感度が4上がりました】
225 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/15(日) 23:52:10.21 ID:rEzsWQxA0
月読「学人もたまには役に立つ物を作るわね」

普段からこうならどれだけ助かるか。

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【黒頭、学人、佛生は選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/15(日) 23:53:50.60 ID:VlMcSGSN0
川田谷 ミシェル
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/15(日) 23:59:23.65 ID:OgQ924jN0
四杖 鏡在
228 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/16(月) 00:10:12.74 ID:T76gz2oA0
鏡在「ほら」

月読「……」

鏡在が私に缶を渡してきた……いったいなんなの?

鏡在「四杖に押し付けられたのよ。誰かに渡すつもりだったみたいだけど」

月読「それをなんで私に?」

鏡在「いや、アタシこういうの飲まないから目についたアンタにあげる」

月読「貴女ね……あら?」

四杖「……」

何をしてるのよ四杖……

1…まあ、四杖の持ってた物なら大丈夫でしょう……
2…貴女に押し付けるなんて四杖も無茶するわね
3…缶なら……ミシェルのアレではないわね

↓2
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/16(月) 00:18:33.25 ID:wwjZeQqQO
3
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/16(月) 00:22:30.06 ID:Z5dKpbYDO
231 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/18(水) 21:53:38.16 ID:4CFsIymA0
まあ、四杖の持ってた物なら大丈夫でしょう。

月読「とりあえずありがたくもらっておくわ」

鏡在から缶を受け取って一口飲む。

月読「……」

何と言ったらいいのかしら……この味、表現するには少々難しいわね。

鏡在「なんか変な顔してるわよ」

月読「いや……なんでもないわ」

四杖がこれをわざわざ鏡在に渡した理由がよくわからない。

色々な疑問を抱えながら、私はその飲料を飲み終える。

月読「ねぇ、四杖。そこにいるから聞くけど、これをどうして鏡在に渡したのかしら」

四杖「はい……」

鏡在「あっ、アンタいつの間に!」

四杖「じ、実はわたくし、その飲み物だけは好きになれないもので……」

鏡在「アンタそんなのを人に渡したわけ!?」

四杖「も、申し訳ありません!」

……ただの好き嫌いって事ね。

まあ四杖も人間だもの、好き嫌いくらいはあって当然かしら。

鏡在がそれで納得するかは……別だけど。

【鏡在凛の好感度が4上がりました】

【四杖礎の好感度が4上がりました】
232 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/18(水) 22:03:32.26 ID:4CFsIymA0
【鏡在凛通信簿イベントその4】

月読「ずっと前から気になってはいたんだけれど、貴女どうして天馬と仲良くしてたの?」

鏡在「質問の意味がわかんないんだけど」

月読「貴女達、最初は犬猿の仲だったじゃないの。それがいつの間にか殺した犯人を許さないほどになった」

鏡在「ああ……だから気になるってわけ」

月読「興味がないと言えば嘘になるわ」

鏡在「……ぶっちゃけ理由なんてないわよ」

月読「ない?」

鏡在「ただ千里と言い合いしてたらビビッと来たのよ。なんか空いてた穴が埋まったって感じ?」

月読「空いてた穴が埋まった……」

鏡在「千里もそうだって言ってたわ。なんかいないといけない存在をようやく見つけたっていうか……」

鏡在と天馬が仲良くなった背景にはそういう物があったのね。

……穴が埋まった感覚、か。

【鏡在凛通信簿4】
【天馬と仲良くなったのは空いてた穴が埋まった感覚があったから。
天馬も同じような感覚があったようだが……】
233 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/18(水) 23:22:39.22 ID:4CFsIymA0
【四杖礎通信簿イベントその4】

四杖「はぁ……」

月読「四杖」

四杖「はっ!?これは月読さん、失礼しました!」

月読「そんなに恐縮しなくていいわよ……」

四杖「はっ、あっ、申し訳ありません」

月読「……」

四杖「……駄目ですね、わたくしは。昔からこうです」

月読「昔に何があったの?」

四杖「……わたくしは、母方の祖父母に育てられました」

四杖「母は自殺したと、聞いています」

月読「自殺……」

四杖「わたくしは望まれない子だったんです。父……誰だか知りませんが、わたくしの父は、母に対して……申し訳ありません、これ以上はわたくしの口からは」

月読「……えぇ」

四杖「そういった経緯がありまして……当然わたくしは祖父母から憎まれていました」

四杖「殺されなかっただけでも感謝しなくてはならないのですが……それでも何がきっかけで変わるかはわからない」

四杖「そのためにも、わたくしは必死に身の回りのお世話をしました」

四杖「失敗など、あってはならない。わたくしは出来て当たり前で、出来るぐらいで自らを誇るなどしてはならないのです」

四杖「わたくしは本来、生きていてはいけない存在なのですから」

四杖……

【四杖礎通信簿4】
【望まれない子として生を受けた四杖。
その自己評価の低さは生い立ちが深く関わっていた】
234 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/18(水) 23:24:25.39 ID:4CFsIymA0
月読「色々とあるわね……」

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【黒頭、学人、佛生、鏡在、四杖は選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 23:26:27.70 ID:A22ao6Tu0
川田谷 ミシェル
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 23:27:54.54 ID:GJ87+/uDO
237 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/18(水) 23:53:23.53 ID:4CFsIymA0
川田谷「はい、ミシェルさん」

ミシェル「アリガトウ……」

月読「何をしてるのかしら」

川田谷「ちょっと小物を作ってたんだ。あっ、月読さんにもあげようか」

川田谷の手には糸と鋏……手芸も出来るのね。

川田谷「おっとこれで二個目……はい、ミシェルさん」

ミシェル「アリガトウマサ!」

1…貴方結構器用なのね
2…ミシェル、嬉しそうじゃない
3…これって女子の裁縫セットよね?

↓2
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 23:56:25.08 ID:GJ87+/uDO
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 00:01:40.13 ID:2c6iielL0
2
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 07:45:55.33 ID:ghyT7Vuw0
241 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/22(日) 23:14:54.74 ID:ocVQrL/A0
月読「ミシェル、嬉しそうじゃない」

川田谷「あはは、あそこまで喜んでもらえると俺も嬉しいよ」

ミシェル「マサ、シオリ!見テ見テ!」

前に比べたら大分打ち解けてきているし……

月読「本当に、複雑ね」

川田谷「複雑?」

月読「なんでもないわ」

……最近、こんな事ばかり考えてる。

私自身も、変わってるって事かしらね……

【ミシェル・ラマンの好感度が4上がりました】

【川田谷昌の好感度が4上がりました】
242 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/22(日) 23:24:16.11 ID:ocVQrL/A0
【夜イベント】

1…黒頭の様子を見てきましょうか
2…学人が映画館にいるみたいね
3…鏡在が体育館で何かしてるわね
4…たまには川田谷を労いましょうか

↓2
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 23:26:00.90 ID:SQtIDmkDO
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 23:27:17.39 ID:A35UpZCK0
2
245 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/22(日) 23:42:47.88 ID:ocVQrL/A0
学人「……」

月読「こんなところで何をしているのよ」

学人「ふん、ただ静寂に身を委ねていただけだ。天才の私が何も考えずにいるのがどれほど贅沢な事かわかるか?」

月読「要するにボーッとしてたのね、わかったわ」

学人「……ふん、間違ってはいない」

月読「……」

1…この映画館、前に夢で見たのよ
2…何も言わず隣に座る
3…今まで、こんな時間はあったの?

↓2
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 23:43:52.48 ID:A35UpZCK0
1
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 23:48:21.17 ID:m0d62R2DO
248 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/23(月) 00:08:10.35 ID:D0ivceDA0
月読「……」

学人「なんだ、わざわざ隣に座って」

月読「私もたまには静かな空間で過ごしたいのよ」

学人「答えになってないぞ」

月読「ただの気まぐれよ。別にいいじゃない」

学人「……私の邪魔はするなよ」

月読「わかってるわよ」

そのまま学人と何も映らないスクリーンを見つめながら過ごす。

会話も何もない状況だったけど、それが逆に心地よくもあった。

学人がどうだったかは、わからないけどね。

【更科学人の好感度が10上がりました】
249 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/23(月) 00:13:00.82 ID:D0ivceDA0
【二十日目】→【二十一日目】
 
好感度(MAX100)
 
音野……MAX
 
鏡在……84
 
ミシェル……79
 
黒頭……80
 
佛生……76
 
学人……88
 
川田谷……76
 
四杖……80
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/23(月) 01:54:57.48 ID:XkdSHg9DO
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/23(月) 08:09:00.34 ID:U+NCAjfq0
乙です
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/23(月) 18:35:14.02 ID:GQ989SkGO
253 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/23(月) 23:31:57.45 ID:D0ivceDA0
【二十一日目】

キーンコーンカーンコーン……

モノクマ「オマエラおはようございます!」

モノクマ「時刻は七時!朝ですよ!」

モノクマ「今日も宇宙の偉大さを噛み締めましょう!」

月読「……今日で三週間」

もう十日も経てば一ヶ月……ゾッとするわね。

月読「それまでには脱出したいわ……」

【食堂】

月読「あら、どうしたの」

食堂に入ると全員が揃っていたけど……なぜかその顔は浮かない。

その理由はすぐわかった。

席の一つに……モノクマがいたから。

モノクマ「やあ、月読さん!」

月読「……珍しいわね、いきなり貴方が出てくるなんて」

モノクマ「うぷぷ、たまにはサプライズもありかなって思ってね」

音野「あなたが、出てきたという事は……」

モノクマ「そうです!お待ちかねの動機発表タイム!」

鏡在「待ってないから失せなさいよ!」

モノクマ「やーだよー!」

鏡在「コイツ……!」

川田谷「……それで、動機って何」

モノクマ「うぷぷ、待ちきれない人もいるみたいだし発表しようかな!」

モノクマ「では発表します!今回オマエラに送る動機は……」
254 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/23(月) 23:44:59.28 ID:D0ivceDA0






モノクマ「今回コロシアイを行って学級裁判をクリアしたクロは……」

モノクマ「全てを手に入れる事が出来ます!」






255 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/23(月) 23:53:31.72 ID:D0ivceDA0
月読「……?」

全てを手に入れる……全て?

学人「全てとはどういう意味だ」

モノクマ「全ては全てだよ!」

佛生「……そのような抽象的な言葉が動機になると?」

モノクマ「うぷぷ、抽象的かどうかは……今にわかるよ」

四杖「そ、そんなものでコロシアイなど起きるわけ……」

モノクマ「言ってなよ!必ずコロシアイは起きるからさ!」

黒頭「……」

モノクマ「じゃあそういう事だから!ボクは見物してるから頑張ってコロシアイしてくださーい!」

月読「……」

結局何も具体的な事は言わず、モノクマは消えた。

残されたのは困惑する私達だけ……

誰かに、声をかけようかしら?

【月読が話しかけたのは?】

↓2
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/23(月) 23:58:30.46 ID:zmf57MGL0
川田谷
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/23(月) 23:59:44.05 ID:web2VLlDO
黒頭
258 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/24(火) 00:11:49.45 ID:NDyOtQ+A0
黒頭「……全てとはなんなのでしょうか?」

月読「あの様子だと具体的な事を言う気はないでしょうね」

むしろ、この動機は抽象的なものだからこそ危険なのかもしれない。

全て……それをこちらで勝手に定義してしまうから。

黒頭「……」

月読「黒頭、まさか変な事を考えてないでしょうね」

黒頭「いえ、そんな……」

月読「……それならいいわ」

私を刺した犯人や天馬を殺した犯人の事もある……警戒は必要ね。

【黒頭明夜の好感度が10上がりました】
259 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/24(火) 00:13:30.55 ID:NDyOtQ+A0
月読「全て……」

全く意味がわからないわね……

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【一度選んだ生徒は同じ日の自由行動では選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/24(火) 00:18:03.40 ID:/e4dfsCDO
佛生 川田谷
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/24(火) 00:18:14.80 ID:ZC6j53hw0
音野、佛生
好感度MAXになった後に交流するとどうなるんだろう
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/24(火) 08:29:43.07 ID:Ijh/z3by0
263 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/25(水) 19:49:10.23 ID:rJEJKNUA0
音野「全てって言われてもよくわかりませんよね……」

佛生「そうですな……」

月読「むしろその方がいいわよ」

モノクマの考える事……ろくなものなわけがないんだから。

音野「でもどうして今回はこんな動機なんでしょう?」

佛生「……確かに今まではもう少しわかりやすい物でしたな」

月読「そうね……」

願いを叶える、家族に関するメモ、内通者……広生は内通者は関係なかったけどそれでも私達は振り回されてきた。

1…今回は、動機を重視していないのかもしれないわ
2…佛生、言いづらいかもしれないけど貴方の時の動機はどうだったの?
3…それで、殺人が起きると思われてるのかしら……

↓2
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/25(水) 19:54:36.79 ID:FrN18BeDO
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/25(水) 19:59:13.11 ID:DHnrEc8W0
1
266 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/25(水) 20:15:46.43 ID:rJEJKNUA0
月読「今回は、動機を重視していないのかもしれないわ」

音野「どういう、事ですか?」

月読「天馬を殺した犯人もまだいる。それが内通者と同一かもわからない」

佛生「某らは……下手をすれば二名の爆弾を抱えていると」

その最悪のケースは回避されたとしても結局天馬を殺した内通者の存在は残ったまま。

そもそも、内通者が学級裁判が行われない事を知っていたとしたら?

月読「……」

モノクマと話す必要があるかもしれないわね。

【音野響の好感度はMAXです】

【佛生空也の好感度が4上がりました】
267 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/25(水) 20:27:27.04 ID:rJEJKNUA0
【佛生空也通信簿イベントその4】

月読「……一つ聞いてもいいかしら」

佛生「なんでしょう」

月読「貴方は修験者になるほど後悔している。そんな貴方が……なぜクロになったの」

佛生「……」

月読「これは推測だけど……貴方、自分の意思でクロになったの?」

佛生「……」

月読「もしかして貴方は」

佛生「月読殿」

月読「……」

佛生「それ以上は、言わないでいただきたい」

佛生「例え月読殿の推測が真だとして、それは某には何の救いにもなりませぬ」

佛生「某は……結局、我が友の命を奪いさった大罪人」

佛生「それが変わる事はないのですから」

月読「……ごめんなさい、貴方の心に踏み込みすぎたわ」

佛生「いえ、某はいわば生き証人……知りたいと思うのも無理はありませぬよ」

【佛生空也通信簿その4】
【コロシアイの果てに修験者にまでなった佛生。
月読はそこから一つの仮説を立てるが佛生にとってそれは救いにならないようだ……】
268 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/25(水) 20:50:34.33 ID:rJEJKNUA0
【音野響通信簿イベントその5】

月読「貴女のバイオリンをこうして聴くのも、日常になりつつあるわね」

音野「それだけ私のバイオリンを好きになっていただけたなら私は嬉しいです!」

月読「……バイオリン」

音野「はい?」

月読「貴女最近バイオリンをお父様と呼ばなくなったわね」

音野「そういえば……」

月読「何か心境の変化でもあったのかしら」

音野「そうですね……私、きっと寂しかったんです」

月読「……」

音野「お父様がどんな人かお母様は教えてくれませんでした……ただこのバイオリンを父だと思いなさいと」

音野「多分、お母様はお父様に対していい感情はなかったんだと思います」

音野「でも私にとってはお父様……何もわからないその人をこのバイオリンに重ねて私はお父様といつも一緒なんだって慰めていたんです」

月読「……」

音野「それをしなくなったのはきっと……汐里さんに会えたから」

月読「私?」

音野「汐里さんは厳しくて、優しくて、私の音色を支えにしてくれて、私の支えになってくれて」

音野「だからきっと……私はもう慰めなんていらない」

月読「音野……」

音野「だって今の私には……」

音野「汐里さんというお父様みたいな人がいるんですから!」

月読「…………」

やっぱり天然だわ、この子。

月読「はぁ……響」

でも仕方がないわね。

音野響という娘はそういうところもまた魅力なんだから。

音野「あっ、えっ、はい!」

だけどこれだけは訂正させてもらうわよ。

月読「せめて姉にしてくれない?」

貴女に会えて、良かったわ。

ありがとう、響。

【音野響通信簿その5】
【バイオリンをお父様とはもう呼ばない……月読がいるからそんな慰めは必要ないと響は笑う。
月読はその言葉を噛み締めながら、彼女の天然な台詞を訂正するのだった】
269 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/25(水) 20:52:54.18 ID:rJEJKNUA0
月読「今回の動機……」

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【音野、佛生は選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/25(水) 20:57:43.22 ID:FrN18BeDO
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/25(水) 21:21:58.42 ID:OsMD72mT0
川田谷四杖
272 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/25(水) 21:41:57.69 ID:rJEJKNUA0
川田谷「全てかぁ……なんというか、物は言いようだよねっと!」

四杖「っ!」

川田谷「よし!」

川田谷と四杖が体育館でバスケをしている……どうやらこの前やってからよくするようになったみたい。

四杖「もらいます!」

川田谷「あっ!?」

四杖「はぁ、はぁ……同点ですね川田谷さん」

川田谷「やってくれるね!」

月読「……」


1…動機が発表されたばかりとは思えないわね
2…今回の動機を貴方達はどう思ってるの
3…私にはとても真似できないわね

↓2
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/25(水) 21:43:18.57 ID:OsMD72mT0
2
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/25(水) 21:50:49.29 ID:FrN18BeDO
275 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/25(水) 21:59:31.29 ID:rJEJKNUA0
月読「今回の動機を貴方達はどう思ってるの」

川田谷「えっ、いやぁ……正直もうネタ切れかなって感じだよ」

四杖「確かになりふり構っていない印象はありましたね」

月読「なるほどね……」

そういう考え方も、あると言えばあるのね。

川田谷「まぁ、油断は駄目だとは思うけどね!」

四杖「なっ!?」

川田谷「こんな風にさ!」

月読「……」

油断は駄目だとは言うわりには少し楽観的な気もするけどね……

【四杖礎の好感度が4上がりました】

【川田谷昌の好感度が4上がりました】
276 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/25(水) 22:15:01.93 ID:rJEJKNUA0
【川田谷昌通信簿イベントその4】

月読「貴方って意外に多芸よね」

川田谷「意外って言い方はともかく……まあそれなりに色々出来るとは思うよ」

月読「それも作詞活動の一環なの?」

川田谷「あー……うん、まあね」

月読「……?」

川田谷にしては歯切れが悪いわね。

川田谷「はは、それより月読さん。また詞を選ぶの手伝ってくれないかな?」

月読「まあ、いいわよ」

川田谷にも言いたくない事があるのね……

【川田谷昌通信簿その4】
【おっちょこちょいながらも多芸な川田谷。
その理由は作詞活動の一環ではなく他にあるようだが……】
277 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/25(水) 22:15:53.56 ID:rJEJKNUA0
月読「動機の解釈は様々だけどあれはどうなのかしら」

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【音野、佛生、川田谷、四杖は選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/25(水) 22:17:53.47 ID:FrN18BeDO
ミシェル 学人
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/25(水) 22:24:53.47 ID:qH+JnYF80
ミシェル、黒頭
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/25(水) 22:34:38.08 ID:dD7GtyALO
多芸……?あっ(察し)
281 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/25(水) 23:09:01.21 ID:rJEJKNUA0
黒頭「粗茶ですが」

月読「ありがとう黒頭」

食堂に来た私は黒頭が点てたというお茶をいただいていた。
黒頭曰くこれもまた精神統一に効果的らしい。

ミシェル「ドキドキ」

ミシェルもお茶に興味があるみたいで、同席しているけど……大丈夫かしら。

黒頭「ミシェル様、どうぞ」

ミシェル「アリガトウ」

月読「……」

ミシェルを横目に抹茶の苦味を味わう。

うん、いい味ね。

ミシェル「ウッ……」

黒頭「大丈夫ですか?」

ミシェル「ウ、ウン……」

1…貴女お茶も点てられたのね
2…苦いなら無理しない方がいいわよ
3…これも一つの道ね……

↓2
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/25(水) 23:11:48.76 ID:bOBNaUux0
2
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/25(水) 23:14:18.85 ID:FrN18BeDO
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/25(水) 23:14:20.59 ID:IWGJVxAY0
1
285 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/25(水) 23:21:14.29 ID:rJEJKNUA0
月読「これも一つの道ね……」

黒頭「わたしは極めるというにはまだまだですが……やるからには極めたいと思っています」

ミシェル「苦ァ……」

月読「……ミシェルには早かったかしら」

黒頭「いえ、まだまだわたしの精進が足りないのでしょう……もっと頑張らねばなりませんね」

月読「私も応援してるわ」

黒頭「ありがとうございます」

ミシェル「ウウッ」

【黒頭明夜の好感度が4上がりました】

【ミシェル・ラマンの好感度が4上がりました】
286 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/25(水) 23:33:30.16 ID:rJEJKNUA0
【ミシェル・ラマン通信簿イベントその4】

ミシェル「ハァ、ハァ」

月読「精が出るわね」

ミシェル「シオリ」

月読「貴女ってラグビーが本当に好きなのね」

ミシェル「ウン、ラグビートッテモ楽シイ!」

無理やり始めさせられてたと言っても、ミシェルにとってはこうして楽しいと感じるほどになっているのはいい事かしらね。

ミシェル「チームノミンナニ早ク会イタイナ……」

月読「そうね……私も地球に書があるし、早く帰りたいわね」

ミシェル「ウン」

やっぱり思う事はみんな同じね……

【ミシェル・ラマン通信簿その4】
【きっかけはどうあれラグビーを楽しんでいるミシェル。
チームメイトに会いたいと溢した彼女に月読は同じ事を考えていると感じるのだった】
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/26(木) 06:35:14.86 ID:e5VBMuqDO
乙です
288 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/26(木) 21:39:01.06 ID:tqucZ7NA0
月読「今回の動機の意図が読めないわね……」

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【音野、佛生、川田谷、四杖、黒頭、ミシェルは選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/26(木) 21:43:50.83 ID:6Yw+mPrT0
鏡在 学人
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/26(木) 21:46:29.54 ID:e5VBMuqDO
291 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/26(木) 21:56:07.68 ID:tqucZ7NA0
学人「全てか……天才の私には響かん言葉だな」

鏡在「アンタ、よくもまあそこまで自信満々でいられるわね」

月読「学人はそういう人間だもの」

学人「ふん、こんなもので惑わされるのは凡人だけだ」

鏡在「……まっ、アタシも正直拍子抜けって感じだけど」

月読「……」

学人「そんな事より月読、貴様にこれをやる」

月読「えっ?」

そう言って学人が置いたのは……何この泡立った瓶。

1…遠慮しておくわ
2…毒じゃないでしょうね
3…鏡在、これあげるわ

↓2
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/26(木) 21:57:46.13 ID:e5VBMuqDO
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/26(木) 22:02:55.60 ID:mfw1S9Gs0
2
294 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/26(木) 22:10:42.54 ID:tqucZ7NA0
月読「毒じゃないでしょうね」

学人「はっ、だったらこんな堂々と渡すか」

鏡在「マジで毒だったらアタシを舐めてるとしか思えないわね」

月読「……それで?何なのよこれは」

学人「私が開発した治癒能力を高める薬だ」

学人「実験しようにも貴様ぐらいしか参考になる傷を持つ人間がいない、だから被験者として選んでやろう」

学人「……自然治癒のみではその傷も完治には程遠く、気休めにしかならんがな」

月読「……」

鏡在「……」

学人「なんだその目は」

鏡在「いや、男のツンデレって気持ち悪っ」

学人「誰がツンデレだ!」

月読「……」

学人なりに心配、してくれてるって事かしら。

月読「ありがたくいただいておくわ」

見た目はあれだけど……まあ、良薬はなんとやら、よ。

【更科学人の好感度が4上がりました】

【鏡在凛の好感度が4上がりました】
295 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/26(木) 22:20:50.84 ID:tqucZ7NA0
【更科学人通信簿イベントその4】

学人「こんなものか」

月読「また何か作っているの?」

学人「アイデアは湯水の如くあるからな。科学に到達点など存在しない以上、時間はむしろ足りないぐらいだ」

月読「……貴方、天才なのは事実なのよね」

学人「なんだ今更。私は天才だと常に言い続けてきたはずだが」

月読「改めて実感したのよ。貴方のその知識は間違いなく超高校級だってね」

学人「……」

月読「どうしたのよ」

学人「いや、こうして評価されるのもなかなかない事だからな」

月読「天才なのに?」

学人「天才だからだ。私の周りには私なら出来るだろうと思う人間ばかりだからな」

月読「ああ……」

学人「ふん……天才故の苦悩だな」

自分でそれを言うのね……

【更科学人通信簿その4】
【科学において紛れもない天才である学人。
それ故に誰かに評価される事がほとんどないようだ】
296 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/26(木) 22:24:04.48 ID:tqucZ7NA0
【夜イベント】

1…モノクマと交渉してみましょう
2…眠れないわね……

↓2
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