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まる子、デスゲームをするの巻
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119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/07(水) 09:49:21.09 ID:6Qcunh+n0
続きまだ?
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/01/07(月) 15:26:40.91 ID:QXxmFllK0
藤木「糞…どうしよう…腕時計が無ければなんにも出来ないじゃないかぁ!!」
藤木がそう言いながら何かないかとポケットを探ると…
藤木「…ククク…僕は天才だ…笹山さんのアイテムだった手袋があるじゃないか…」
藤木「残りの生存者で危険なのはもういない!!僕の勝ちだっ!」
藤木(おっと…あれは…?)
………
杉山(俺は…こんな所で死んじまうのか…?)
杉山(大野との約束はどうなるってんだ…あと生存者は5人…山田さえ止めればどうにかなるんじゃねぇのか…!?)
かよ子「えへへ…まだ死なないでね杉山くん…♪」
かよ子が杉山の傷口をまじまじと見つめて
杉山(俺は…生きる…!生きてサッカー選手になってやるんだ…!!けど…どうすれば…)
杉山(…!!)
杉山はかよ子の右足に怪我をしているのを見つける
杉山(あれって…大野が死んだ時に俺が銃で撃ち抜いた場所じゃ…多分…俺を探すのに夢中で包帯も巻いてねぇんだな…)
かよ子「そろそろ思い切って脳みそを撃っちゃおっかなぁ…」
杉山(!!やべぇ…迷ってる暇はねぇ!)
杉山は横たわりながらかよ子の右足を蹴り飛ばす
かよ子「…痛っっ!!」
蹴りは見事命中してかよ子はレーザー銃を手から離してしまい、杉山はその隙を見逃さず痛みに耐えながらも銃をキャッチする
かよ子「うーわ…終わった…最悪…」
杉山「ハァ…ハァ…これで終わりにしようぜ…山田…」
かよ子「あーあ…まぁ…杉山くんになら…いっか…」
杉山「あの世でお前が殺したやつに…しっかり謝ってこいよ…」
杉山は銃の引き金を引き、かよ子の心臓を貫いて
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/01/07(月) 15:27:19.00 ID:QXxmFllK0
かよ子(私…まだ意思あるんだ…杉山くん…どこ行くんだろ……あっ…杉山くん…後ろ…)
杉山「終わった…よし…まだ立てる…早く生きてる奴らに会いにいかねぇと…」
杉山が立ち上がった瞬間背後から誰かに肩を叩かれると
杉山「おお、藤木…」
パァンッ!!!
手袋の効果により、杉山の肩が破裂してしまう
藤木「よし…これで山田も杉山も死んだ…あとはさくらと城ヶ崎だけだ…」
杉山(ヘマした…クソ…マジ……か……)
『山田、杉山、死亡!死亡!残り3人!!』
………
【午前4時半 ゲーム終了まで残り3時間半】
まる子「あと3人ってことは…もう藤木しかいない…よね」
城ヶ崎「ええ…どうするのさくらさん…」
まる子「あたしの白いチョークはさっきの山根と山田を止めた時に使い切っちゃったんだよ…」
城ヶ崎「…!藤木がどういうアイテムを使ってくるのかよく分からないから気をつけないと…」
ガサッ
まる子「!!!!」
藤木「…やぁ」
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/01/07(月) 15:28:00.77 ID:QXxmFllK0
藤木「さて、もう朝日が昇る…そろそろこの戦いも終わらせようよ」
まる子「…そうだね…あんただけはどうにかしないとね…」
まる子は赤チョークで地面に剣を描いて出現させる
藤木「…?剣を出した所で君ごときが僕を斬れるのかい?」
城ヶ崎「はぁっ!!」
城ヶ崎が緑色の瓶を投げつけるが、藤木は簡単に避けてしまう
藤木「地面がドロドロに…危ないな…」
まる子「わああああっ!」
藤木「今の僕は最強だ…!」
まる子が剣を振り下ろすがそれを藤木は片手で受け止め、手袋により剣を破裂させる
まる子「うわぁ…」
藤木「喰らえ…!!」
藤木はレーザー銃でまる子の腹を撃つ
まる子「痛い…血が…出てるよ…」
城ヶ崎「さくらさん…!!?ど…どうすれば…」
城ヶ崎がまる子に気を取られている隙に、藤木は城ヶ崎の赤い瓶を奪い取って二人目掛けて投げつけて
城ヶ崎(赤い瓶…猛毒ガス…!!)
城ヶ崎「ゲホッ…ゴホッ…ぅあ…」
まる子「…っ!!!?ゴホッ…」
藤木「ははははは!!僕の!!勝ちだ!!!」
城ヶ崎(瓶に付いてたこのガスマスクで………さくらさんに……)
城ヶ崎は力を振り絞り、瓶に付属していたガスマスクをまる子に被せて
まる子「城ヶ崎さん…!!あんた自分に使わなきゃ…!!」
城ヶ崎「さくらさん…は…ゲホッ…ほなみさんの為にも生き……なきゃ…」
城ヶ崎はそう言うと事切れてしまったのか動かなくなり
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/01/07(月) 15:28:36.98 ID:QXxmFllK0
藤木「さぁ!コジコジとか言うやつ出てこい!!」
藤木は既に2人はもう死んだと思って背を向けており…
まる子(ガスが晴れた…城ヶ崎さん…せっかくここまで一緒に生き残れたのに…)
まる子(城ヶ崎さんには悪いけど…あたしゃもうフラフラで動けないよ…)
まる子(でも…藤木だけは殺さなきゃ…)
まる子の足元には、藤木に破裂させられて先が折れてしまった剣がありそれを手に持って
まる子(藤木…あんただけは生きてちゃ行けないよ…)
ザクッ
藤木「…え?…さ…くら??」ゴフッ
藤木の胸にはしっかりと剣が突き刺さって
藤木「そ…んな…僕が…あああ…」
まる子(たまちゃん…山根…城ヶ崎さん…お母さん…おじいちゃん…皆…ごめん…)
まる子(私もここまで…だよ…)バタンッ
藤木「く…そ…こんなあっさりと…僕が…」
……
『藤木、さくら、死亡!死亡!残り…0人だね。結局生存者0かぁ…面白くないね』
『でも…このクラスのメンバーは面白かったね、時を戻して…もう1回やってみる価値もあるね…』
『そうと決まれば…もう一度だね。』
後半へ続く……
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/07(月) 15:29:23.04 ID:QXxmFllK0
一応これで完結です。
最後は駆け足で行ってしまいグダグダですみません。
ここまで読んでくれた方ありがとうございました。
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/01/07(月) 17:44:45.20 ID:KTc1pnGfO
完走乙!
最後駆け足でちょっと残念だったけど面白かったよ!
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/01/07(月) 18:43:19.78 ID:goBbNepvo
乙。面白かったわ
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/01/07(月) 19:48:54.82 ID:QXxmFllK0
>>125
>>126
ありがとうございます!
確かにこれはあっけない終わり方でしたね…反省
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/01/07(月) 19:54:39.31 ID:69drZen4o
駆け足だとは思わなかったけど、打ち切りっぽいかな
結局コジコジはなんでこんなこと始めたのかとか、二回戦はどうなったのかとか色々気になる
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