ルルーシュ「野球部だ!野球部に入るぞ」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/11(水) 20:49:47.43 ID:qxtfNCiJO
ナナリー「お兄様何か考え事でも?」

ルルーシュ「ああ、別に大したことじゃないんだ、なんの部活に入ろうかと思ってな」

ナナリー「お兄様は生徒会の役員ですから、部活動に所属する必要はないはずじゃ..」

ルルーシュ「校則が変わってね、生徒会とか関係なく所属しなければならないらしいんだ」

ナナリー「そうなんですね、お兄様は頭を使うのが得意ですから、チェス部とかどうですか?」

ルルーシュ「ははは、チェスは確かに得意だ、しかし最近運動不足だからな、思い切って運動部に入ろうと思ってるんだ」

ナナリー「そうですね、でしたら野球はどうですか?」

ルルーシュ「ほう、しかしなぜ野球なんだ?」

ナナリー「私は野球が好きなんです。野球はまだ目が見えたころ見たことがあるので、どんな感じのスポーツなのかわかります。だからラジオで聞くだけでも見た気になれるんです」

ルルーシュ「そうか、なら俺は野球部に入ろう」

ナナリー「私のために無理に入らなくても...」

ルルーシュ「いいんだ、ナナリー、俺も野球がやりたくなってきたところだ」


ルルーシュ「俺がアッシュフォード学園もとい、ナナリーを甲子園につれてってやる!」


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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/11(水) 20:50:24.57 ID:5hiomm9U0
お前の貧弱な肉体じゃ無理だろう
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/11(水) 21:08:58.04 ID:qxtfNCiJO
アッシュフォード学園にて

ルルーシュ「すみません、野球部の活動場所ってここですか?」

部員「はい。そうですよ、って、副会長!?なにしに来たんですか?まさか、部費の削減!?」

ルルーシュ「いえいえ、そんなことしませんよ、ただ野球部に入部させてもらおうと思いまして」

部員「なんだ、そんなことでしたか、でしたら部長と顧問の先生に聞いてきますよ」

ルルーシュ「大丈夫ですよ。入部届は書いてあります」

部員「いやいや、入部テストの話です」

ルルーシュ「入部テスト?」

部員「身体能力とか、野球の技能とかのテストですよ、うちの部は最近力入れてて例外なくこのテストで入部の可否をきめてるんです」

ルルーシュ(まずい!俺は最近運動不足だから運動部に入ろうとしてるというのに、テストになんか受かるわけないだろう、ぐぬぬ、おのれ野球部めぇ面倒なことをしてくれたなぁ)

ルルーシュ「はい、わかりました、テストはいつやるんですか?」

部員「今日やりましょう!見たところ着替えも済ませてるようですし!」

ルルーシュ(しまった、こんなことなら着替えなど済ませてくるのではなかった、まぁいい、幾度となく死線を乗り越えてきた俺だ、テストなど適当に流して入部してやろう)

ルルーシュ「わかりました。ではやりましょう」

部員「では、部長を呼んできます」

数分後

部員「部長を呼んできました!」

ルルーシュ「こんにちはルルーシュランペルージです」

部長「やぁ、まさか、副会長が野球部に来てくれるなんてね、さっそくだけど、身体能力のテストからやらせてもらうよ」

ルルーシュ「わかりました」





4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/11(水) 21:25:18.68 ID:qxtfNCiJO
部長「一通り終わったわけだが、驚いたな、足の速さ以外全国の高校生の平均を下回っている、これでは合格は厳しいかもしれないね」

ルルーシュ「まだ、技能の試験があるはずです。そちらで挽回してみせますよ」

部長「自信満々だね、経験者なのかい?」

ルルーシュ「いえ、全く」

部長「はは、そのメンタルだけは野球選手に向いているな!よし、バッティングの試験をやってもらおうか」

ルルーシュ「わかりました。打席に立てば良いんですね」スタスタ

部長「おい、バットを忘れているぞ」

ルルーシュ「すみません、ありがとうございます。よし、これで打席にはいれ...ば!?」

ルルーシュ(な、なんだこのバットとんでもなく重いぞ、おかしい、俺が持ってたバットはもっと軽かったぞ、なにか変な素材をつかってるんじゃないだろうな)

ルルーシュ「失礼ですが、このバットの素材おかしなものをつかってませんか?」

部長「おかしい?ふつうに金属だが」

ルルーシュ(金属だと?バットはプラスチックと相場が決まってるだろうが、ええぃ、こうなったらこのバットを使うまでだ、入部したらうちにあるプラスチックバットを持ってこよう)

部長「じゃあはじめるぞ、よし投げてくれ!」

数分後

ルルーシュ(くそ、当たらないかれこれ20球は投げられたぞ)

投手「フンッ!」シュゴォ

部長「ストライク!のこり9球だぞ!がんばれ!」

ルルーシュ(くそ、当たるわけがないだろう、こんなもの!やはり使うしかないのか、アレを!ギアスを!)

ルルーシュ「フハハハハハ」

投手「なんだ?当たらなすぎておかしくなったか?」

ルルーシュ「逆だよ、今度はお前が打たれすぎておかしくなる番だ!ルルーシュ ヴィ ブリタニアが命じる、貴様は30kmのストレートしか投げるな!」

投手「イエス ユア ハイネス! フンッ!」ちょろろーん

カッキーン

ルルーシュ「どうだ!」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/11(水) 21:26:38.24 ID:5hiomm9U0
時速30キロのボールとか届く前に地面に落ちる
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/11(水) 23:48:46.52 ID:KZXaxW560
部長「結局30球中9安打か、途中から投手が手を抜いたとはいえ、優秀な数字だ、よし!入部を認めよう」

ルルーシュ「ありがとうございます」

部長「ちなみに希望ポジションはどこだ?」

ルルーシュ「そうですね、1番頭を使うポジションがいいですね」

部長「なら、キャッチャーはどうだ?配球を組み立てたり、頭を使うことは多いぞ」

ルルーシュ「では、キャッチャーを希望させてもらいます」

部長「けど、足腰がよわいから厳しいかもな、当面は基礎トレーニングからだ!」

ルルーシュ「...」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/12(木) 00:02:25.61 ID:pXsbEIbY0
ええやん
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/12(木) 01:03:56.24 ID:1epEWOL00
絶対セカンドに送球とかできないだろ…
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/12(木) 01:27:26.31 ID:aypG63iHo
キャッチング体勢すら持つか分からんぞ
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/12(木) 03:29:38.53 ID:jaC0HFsC0
部長「まぁ、習うより慣れろだ、キャッチャーの練習してみるか」

ルルーシュ(ほう、これは意外だなてっきり体育会系のお決まり事であるボール拾いなどの雑用をやらされるものだと思っていたが...)

ルルーシュ「はい!でもキャッチボールとかはやらなくて良いんですか?」

部長「さっきテストで死ぬほどやったろう、必要ない」

ルルーシュ「わかりました、ではキャッチャーの練習をしましょう」

部長「キャッチャーの先輩に教えてもらったほうがいいだろうから呼んでおいたぞ」

ルルーシュ「ありがとうございます...ってお前は!」

リヴァル「よう、新入り...あれ?ルルーシュじゃねぇか」

ルルーシュ「リヴァル!お前何しに来た!」

リヴァル「あれ?言ってなかったっけ?野球部入ってんだ、一応キャッチャーでスタメンなんだ」

ルルーシュ「つまり、なんだ、俺はお前に教わるということか?」

リヴァル「そうなるね」

ルルーシュ「ふっ、まあいい、手短にすませるぞ」
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