ジェリド「安価とコンマでこの手にすべてを掴む!」Part3

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458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/17(月) 10:47:28.80 ID:j0t1u1md0
スレ主大丈夫かな? 大事に巻き込まれたりしてない事を祈る
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/21(金) 02:19:54.50 ID:wT1UPqlq0
一言でもいいから生存報告ほしいね
PC使えなくなったのかそれとも
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/22(土) 23:27:18.89 ID:m7/xShVM0
さげ
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/12/24(月) 01:23:50.70 ID:pc33km2JO
長い間放置してしまい誠に申し訳ございません。年末の諸々がようやく片付きましたので、これからは投下出来ると思います。本日分は20時以降となりますが、どうぞよろしくお願いします。
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/24(月) 01:29:57.05 ID:HmaJLuJz0
生存報告聞けただけでも嬉しい
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/24(月) 23:00:27.12 ID:D6cvKeRHO
どんなにかかってもこの名作がしっかり完結してくれればいいから
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/24(月) 23:40:59.39 ID:AgXpa1Ou0
アムロ「撤退命令…」

ロベルト「大尉!何してるんです!?撤退しましょう!」ドウッ

アムロ「…ああ」ギュルリンドウッ

アムロ「……シャア…………」


ハマーン「…………あはっ」

ハマーン「まずはティターンズを……いや、地球を滅ぼそうかな!」

ハマーン「アクシズを落として……そうすれば地球に魂を引かれている人たちもみんな地球ごといなくなるよね」

ハマーン「えへへ…大佐も喜んでくれるかな?」

ハマーン「大佐……シャア、見ていろ。シャアの願いは私が果たす!」

アクシズ兵「ハマーン様!エゥーゴが撤退していきますが、我が軍はいかがなさいますか!?」

ハマーン「我々も一度アクシズに戻って再編成を行う。エゥーゴにその旨を伝えておけ」

アクシズ兵「はっ!」

ハマーン「……エゥーゴにもいなくなってもらわなきゃね」


アーガマ

トーレス「!!グワダンより通信!」

ブライト「なんだ!?」

トーレス「アクシズ艦隊はアクシズに戻り再編成を行うとのこと!ハマーン・カーンは健在です!」

ブライト「そうか…よかった。しかし、クワトロ大尉は……」

ウィーン

アムロ「ブライトさん……」

ブライト「アムロ!無事で何より…」

アムロ「シャアは死にました」

ブライト「……な……」

アムロ「死んだんです。もう、彼が戻ってくることはないんです」

ブライト「………………」

アムロ「僕は何も……何も出来なかった。もし僕がちゃんとしていれば……」

ブライト「……!」バキッ

アムロ「!」ドサッ

ブライト「……僕がちゃんとしていれば、だと?」

ブライト「うぬぼれるな、アムロ!お前ひとりで一体何ができたというんだ!」

トーレス「ブライト艦長!」ガシッ

ブライト「そんなしみったれた顔をしたお前に何ができる!」

アムロ「………………」

サエグサ「艦長!」

ブライト「…………終わったことを悔いても何にもならないだろう!」

アムロ「!」

ブライト「俺だって悲しいさ!俺だって悔しいさ!司令官でありながら何もできなかった!」

ブライト「…………しかしだ、それを後悔したって、もしもの話をしたって、クワトロ大尉は帰ってこない。帰ってこないんだ!」

ブライト「……だったら、今すべきことは一つだ。違うか、アムロ」

アムロ「……そう……ですよね。そうですよね、ブライトさん。カツが死んで、シャアも死んだ。残った僕が、みんなの代わりに頑張らなくちゃならないんだ」

ブライト「……それがわかればいいんだ。アムロ、殴ってすまなかったな」

アムロ「いえ。殴られもせずに一人前になった奴なんていませんからね」
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/24(月) 23:44:59.67 ID:Xf8jdWz60
アカン…ハマーン様が「彗星かな?」状態だ…ツインテールになりそう
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/25(火) 18:04:09.36 ID:LKry31VH0
幼児退行ハマーン様おそろしかわいいぞ
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/25(火) 19:56:21.67 ID:JeClbZN30
無邪気な殺意はにゃ〜ん様とか止めるにはアムロ・カミーユ・ジュドー・ウッソ・バナージ連合必要だぞ
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/25(火) 20:14:19.91 ID:YdaYXDxr0
月光蝶でもない限り厳しそう
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/25(火) 20:52:04.96 ID:M1FT0sH5o
動け!なぜ動かん!フライルー!ってなるよね確実に
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/26(水) 14:24:49.14 ID:1jE4EPAM0
一年戦争で男死んでMA持ち出して全方位に喧嘩売った姉貴といい、男死んだら全方位に喧嘩売るのってほんま血筋なんやなって
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/26(水) 14:43:41.93 ID:wx+GdhM80
偉そうに踏ん反り返って常に他人を俗物俗物とコキ降ろしてるけど、
ぶっちゃけUCガンダムで一番の俗物ってハマーン様だよな(どーでもいいモブキャラとかは除いて)
まぁそこもハマーン様の魅力なんだけどさ
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/27(木) 01:20:18.91 ID:lyN4wRvE0
ゼダンの門

ジャミトフ「何!?バスクがエゥーゴ艦隊を撃滅しただと!?」

側近「確かな情報です」

ジャミトフ「ぬう……例の件は保留とする」

側近「はっ」

ウイーン

ジャミトフ「まさか成功するとはな……」

ジャミトフ「……リスクを取ってでも排除すべきか?」

ジュピトリス

シロッコ「しかし……シャア・アズナブルが消えたのは思わぬ収穫だったがバスクは生き残ったか……」

シロッコ「ふふ、まあいい。所詮はナンバーツーだ。ジャミトフさえ片付けばあとはどうとでもなる」

シロッコ「少し焦れったくはあるが……時を待つとしよう」


食堂

ピキーン

ジェリド「…これは……」

マウアー「どうかしたの?」

ジェリド「いや………」

マウアー「………何もない、わけないでしょう?」

ジェリド「……何か……何かを感じる……」

マウアー「何かって……ジェリドでもわからないの?」

ジェリド「いや……何か、言葉では言い表せないような……深淵に蟠る闇のような、そんなものを感じる」

マウアー「深淵なんて随分と大げさね?」

ジェリド「本当に底が見えないんだ」

マウアー「そんなもの、いったい誰が……」

ジェリド「わからない。ただ……知っているような、知らないような……知ってはいるのに、全くの別物のような…そんな気がする」

マウアー「ジェリド」ギュッ

ジェリド「なんだ?マウアー」

マウアー「……最近のジェリドはどこかに行ってしまいそうな顔をしているわ」

ジェリド「別にどこにも行きやしないさ。もっとも、上からの命令があれば別だがな」

マウアー「そういうことじゃないのよ。行ってしまいそうなのはあなたの心よ」

ジェリド「心?」

マウアー「……こんな風にニュータイプの力で人の思念を読み取っていたら、いつかあなたの言う深淵に引き込まれてしまうんじゃないかって」

マウアー「……それが怖いの」

ジェリド「大丈夫だ、マウアー。心配するな。俺の心は何処へも行きやしない。………いつでも、マウアーと一緒だ」

マウアー「ジェリド………」

ジェリド「だから……」

マウアー「……ええ。わかったわ、ジェリド。もう不安がったりしない。………私は、ジェリドの心の在りどころになる」

マウアー「もしジェリドが遠くに行っても、迷子になっても帰ってこられる、そんな在りどころに」

マウアー「だから、ジェリドは恐れずにどこまでも行って」

ジェリド「ああ。ありがとう、マウアー」
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/27(木) 07:09:26.17 ID:+zt8JOxf0
マウアーが良妻すぎる
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/01/04(金) 10:23:29.83 ID:SrQhxcnH0
忙しいのかな。
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/05(土) 17:09:51.46 ID:6JUIpKo60
あけおめ
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/10(木) 10:21:48.11 ID:O2F31B5Z0
νもユニコーンもナラティブもいないからアクシズ落としされたら詰んじゃう
Zじゃ無理だよね流石に
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/10(木) 12:20:01.88 ID:UQvzy9o/O
バイオセンサーといえどなぁ…
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/10(木) 15:02:17.92 ID:S1V4vK9rO
フライルーになんかしらをつんだらなんかしら奇跡がおきる可能性がミノフスキー粒子一粒くらいの大きさくらいはおきるかも
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/11(金) 23:46:19.76 ID:xli64PvF0
年末年始は山に行ったりで忙しく、間をあけてしまいました。申し訳ございません。

アーガマ

ウォン「そうか…クワトロ大尉が死んだか…」

ブライト「……ウォンさん、これから我々はどうするのですか?」

ブライト「今回の敗戦で彼我の戦力差は絶望的なものとなりました。……しかも、一発逆転のコロニーレーザーは敵の手中にある」

ブライト「………そんな我々に、何ができるというのです?」

ウォン「……これが単なる戦争ならば、落としどころを模索する時期だろうな」

ブライト「では……!」

ウォン「しかし、これはそう単純なものではない。この戦いは、我々スペースノイドの存続をかけた戦いでもある」

ウォン「抵抗をやめれば皆殺しだ。であれば、抵抗するほかあるまい」

ブライト「……では、当分はゲリラ的に戦うしかないでしょう」

ウォン「そうしてもらえれば助かる。敵の兵力をグラナダに集中されては困る」

ブライト「ところでウォンさん、クワトロ大尉の後は誰が……」

ウォン「ヘンケン中佐に頼もうと思う。彼は初期からエゥーゴで活躍している。彼以上の人材は今のエゥーゴにはいないだろう」

ブライト「ヘンケン中佐ですか。……確かに彼以上はいないでしょうね」

ウォン「うむ。では、エゥーゴ残存艦隊はグラナダ及びフォンブラウン、サイド2で修理、再編成を行う。頼んだぞ」

ブライト「はっ!」ピッ



480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/01/13(日) 09:20:56.98 ID:1rNnQYLi0
待ってました!
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/14(月) 23:40:45.75 ID:BwEj9QIq0
ゼダンの門

バスク「失礼します、閣下」

ジャミトフ「バスクか。……今回の作戦、そのものは失敗だったとはいえ大戦果を挙げたようだな。……よくやった」

バスク「はっ、ありがとうございます」

ジャミトフ「敵はどうだ?」

バスク「はっ、これにより敵は戦力を相当数失ったものだと思われます」

ジャミトフ「うむ……ここからどう手を打つか…そろそろ降伏してもらいたいものだがな」

バスク「そのような生ぬるい対応が、スペースノイド共を増長させるのです。やるのなら徹底的にやるべきだ」

ジャミトフ「…強硬路線一辺倒なのもいかがなものとは思うがな」

バスク「少なくとも、グラナダが残っている限り奴らが降伏することはないでしょう。よって、グラナダをおとすのが最優先となる」

ジャミトフ「グラナダは難攻不落だ。できるのか?」

バスク「何もすぐにというわけではありません。まず、サイド2、フォンブラウン、これらの重要拠点を占拠し、前線基地とします」

バスク「そして、そこに艦隊を集結させ、圧倒的な物量でグラナダを落とす」

バスク「前回のように艦隊決戦を挑む必要はもう無い。前回と同じ轍は踏みません」

ジャミトフ「なるほど……いいだろう、やってみろ」

バスク「はっ!」

バスク「では、失礼します」

ウイーン

ジャミトフ「複数のチャンネルから降伏を呼び掛けろ」

側近「はっ」

ジャミトフ「ジオンの残党もいるというのだ、この戦争が終ろうが問題あるまい」

ジャミトフ「バスクに何もかも破壊されてからでは遅い。今のうちに手は打っておかねばな……」
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/14(月) 23:49:45.97 ID:FIXXta3D0
阿修羅すら凌駕する存在と化したハマーンを止めるにはどうすればいいのか
νガンダムはおろかZZすらまだないし
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/15(火) 00:08:03.43 ID:lbPmHnwio
Zinアムロで相打ち覚悟で止めてもらうしか…
ZZ最終決戦時より強いと思われる発狂ハマーン様とか覚醒カミーユでも無理そう
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/15(火) 07:05:11.63 ID:2u/4xCkZO
バスク覚醒してハマーンと共倒れになるからミトケヨミトケヨー
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/15(火) 13:37:09.62 ID:xHUikSMJ0
>>484
F完バスクかな?(あれはシロッコ相手だが)
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/15(火) 23:00:12.93 ID:jdY05haYo
舐めプしないハマーン様とか怖すぎる

そういや原作Z・ZZだとついぞ全力の戦闘はしなかったような
カミーユとは感応して戦闘どころじゃないしジュドーにはファンネル温存の舐めプするしクワトロさんはあのザマだし
シロッコ・サラ・レコアを3人相手取った時が一番真剣な戦闘だったのでは?
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/16(水) 12:20:07.49 ID:Mi5k643Fo
ましてやアクシズ落とすとか言い始めたら世界の終わりだな
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/17(木) 21:47:56.65 ID:DrSafO8o0
ハマーンの姉貴も、近年愛するドズル死んだことでここと同じような経緯で発狂して
ア・バオア・クー戦の直後にビットガン盛りしたビグザムもどきで、ドズル守れなかった白狼とジオン軍&ドズル殺した連邦軍双方に襲撃かけて殺戮してた事が判明したからなぁ
やっぱ血なんやなって
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/25(金) 18:52:04.64 ID:DLVl34vtO
バナージとリディみたいにジェリドとアムロが手を組めば何とかならないかな
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/25(金) 20:54:11.50 ID:Tv3e2Gv50
取り敢えず甘々シロップさんとバスクをあの世に退場させて、
ジェリドがティターンズの実質No.2にならんとエゥーゴとの共闘路線は無理やろ
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/30(水) 23:01:52.02 ID:eTavtvqr0
スレ主大丈夫かな
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/02(土) 23:50:40.95 ID:8ZGYUE700
長いこと放置してしまい申し訳ありません。

数週間後

サイド2

ティターンズ兵「うわあああああ!」ドカーン

アムロ「そっち!」ビューンビューン

バーザム「」ドカーン

バーザム「」ドカーン

アポリー「大尉!爆弾のセットは完了しました!」

アムロ「よし、撤退する。アーガマ、撤退信号を頼む」ギュルリンドウッ


ドゴス・ギア

バスク「何?また襲撃を受けただと?」

ティターンズ兵「はっ、これで今週2度目です」

バスク「馬鹿者!」バキッ

ティターンズ兵「うっ……!」

バスク「なぜそう何度も敵の攻撃を食らう!」

ティターンズ兵「…敵は神出鬼没で、こちらの戦力が薄いところを狙ってきています」

ティターンズ兵「それに、グラナダ侵攻の準備のために十分な対策はとれません!」

バスク「ぬう……忌々しいスペースノイド共め……!」

バスク「…だが、いよいよ奴らもこのような手に出るほかなくなったということか」

バスク「グラナダ侵攻の準備が最優先だ。敵の襲撃に備え資材、装備を厳重な守りに置くよう手配しろ」

オペレーター「はっ!」

バスク「……コロニーレーザーの修理は済んだか?」

オペレーター「はっ、コロニーレーザーでありますか……?今度の作戦では使用しないのでは?」

バスク「軍の状況はできる限り把握しておきたい」

オペレーター「そういうことでしたか。少しお待ちください……ええと、現在は修理は終わっているようです。ゼダンの門での記録があります」

バスク「ゼダンの門か…………」

バスク「……ヤザンを呼べ」

オペレーター「はっ!」

バスク「閣下はどうもこの兵器が好かんようだが……」

バスク「その甘さが命取りだ。使えるものは使わなければなァ」


493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/03(日) 00:03:05.99 ID:8rVuX0+m0
待ってました!
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/03(日) 00:51:18.18 ID:7EhdXyyKO
おお!おまちしてました!
このはげはやくしなないかな
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/03(日) 01:23:12.54 ID:RjxQawUU0
グラナダ

ブライト「ここ二週間で敵の集積所8か所を襲撃しましたが、依然として敵の侵攻計画は進行中です。正直なところ、焼け石に水といったところでしょうか」

ブライト「サイド2撤退戦でもう少し時間を稼げればよかったのですが……」

ウォン「一分でも一秒でも稼げればそれでいい。いずれにしろ、今の我々にサイド2まで保持できる力はないのだからな」

ヘンケン「これ以上スペースノイドの支持を失わないためにも、サイド2の放棄は必要だった。仕方ないさ」

ヘンケン「それよりも、今日は重要な議題がある。ここ数日、ティターンズが複数の線から降伏を呼びかけている」

ウォン「我々は降伏などしない!降伏したところで結果は同じだ!」

ブライト「ウォンさん、あまり熱くならないでください」

ウォン「……しかし、事実だ!」

メラニー「……このタイミングでの降伏勧告……ヘンケン中佐はどう見る?」

ヘンケン「難しいところですね。敵のこれ以上被害を出したくないという意思の表れと見るのが妥当な線ではありますが……」

ブライト「しかし、敵の今までの行動と照らし合わせると違和感があります」

ウォン「そうだ。奴らはスペースノイドに対して手加減などしない。降伏勧告などするものか」

ヘンケン「降伏した後にやられるという線も考えられるか……」

ブライト「敵にはコロニーレーザーがあるのを考えると……」

メラニー「私としては発信元がゼダンの門だというところに注目したい」

ヘンケン「ゼダンの門といえば、ティターンズの宇宙での最大の拠点ですが……」

メラニー「となれば、送り主はかなり上層の人間だと考えられる。前線指揮官ならばサイド2にいることだろう」

ヘンケン「即ち、送り主はジャミトフというわけですか」

ウォン「確か、ティターンズの実質的なトップは強硬派だったな」

ヘンケン「つまり、敵も一枚岩ではないと?」

メラニー「憶測に過ぎないがな」

ウォン「だとしても、この降伏を受け入れるわけにはいかん」

ブライト「では、防衛計画の策定について現場からの改良案を……」

メラニー「ジャミトフ……これは悪手だったな」



496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/03(日) 01:45:15.19 ID:RjxQawUU0
ゼダンの門

ジュピトリス

シロッコ「なるほど……それで君が護衛のためにこちらに派遣されたというわけか」

ヤザン「ああそうだ。こっちに来るなら一度顔を合わせておこうと思ってな」

シロッコ「ほう……君は私についてどう思っている?」

ヤザン「それを見極めに来た」

シロッコ「ふっ……私の目的は単純なことだ。私はただ、この凝り固まった現状をどうにかしたいだけだ」

ヤザン「…………」

シロッコ「地球に既得権益を持つ者たちと宇宙に住まう貧しい者たち、宇宙世紀とは結局のところこの二者の対立の世紀にすぎん」

シロッコ「私はそれらの構造をすべて無に帰そうとしているのだ」

ヤザン「……そのあとには何が残る?」

シロッコ「何も、というわけにはいかんさ。混沌、そして闘争だけが残る。強き者が弱き者を食らう、そんな時代が来ることだろう」

シロッコ「……だから私は君を呼んだ」

ヤザン「…………」

シロッコ「…………」

ヤザン「…………ふっ……はっはっはっはっは!!」

ヤザン「……いいだろう、気に入った。俺はお前につく。そっちのほうが面白そうだ」

シロッコ「ふっふっふ、退屈はさせないと約束する」

ヤザン「ああ、楽しみにしてるぜ」ウイーン

シロッコ「…………ふふ……はっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!」

シロッコ「バスクもいいものをくれる……あとで後悔しないことだ」
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/03(日) 05:27:58.18 ID:ytaOFp16o
やっぱハゲってゴミクズだな
ハゲは見付け次第殺せ!
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/03(日) 17:23:09.07 ID:qWEfsZlr0
エゥーゴの拠点ってもうグラナダだけか
指導者のカリスマも微妙だろうし詰んでるな
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/03(日) 18:00:27.60 ID:KazdBvao0
資金的な援助にせよ死にすぎた兵力の補充にしても
所謂、客寄せパンダになるカリスマがなきゃ不味い

クワさんの演説で心惹かれた兵や出資者が戦死を知れば落胆
そうでなくても1年経たない内に指導者がコロコロ変わる組織とか大衆から見てヤバい印象しかない
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/03(日) 18:10:14.26 ID:ytaOFp16o
ハマーン様どうするんだろな
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/03(日) 19:23:24.31 ID:3r/gJnqCo
そりゃ皆殺しの後にアクシズ落としでしょう
だーれが止めてくれるのかなー(棒
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/04(月) 06:53:48.85 ID:20ZrCMZV0
正史と違ってこのスレのエゥーゴは不利になる要素が多すぎる
「ダガールで思ったよりティターンズの離脱者がいない」「名ありパイロット系が軒並み死んだ」「肝心のカミーユがいない」
「シャア死亡(その副産物でハマーンのSAN値0)」「←の副産物でハマーンが結局エゥーゴも滅ぼそうとしている」
前々から言われてたが、コンマ判定があったとはいえ、なるべくしてなった結果と言えるかもな
アムロという絶対的強者がいるが、それだけじゃ覆せそうにないのも…
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/04(月) 13:49:29.37 ID:dDt4wOHiO
長引くとエゥーゴZZかΖII作るぞ
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/04(月) 20:56:56.22 ID:xj1vj1u80
>>498>>499
ぶっちゃけメラニー会長なんかはもうエゥーゴに見切り付けてそう
この人はスペースノイド云々とかどーでも良くて商売の為だけに紛争長引かせようとしてただけだし
それこそエゥーゴからティターンズ内でのバスク派と反バスク派での分裂抗争に鞍替えしてそう
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/07(木) 01:53:58.66 ID:wU3nyiRN0
オーガスタ

フランクリン「いよいよTR-6の開発も大詰めか……」

フランクリン「…………しかし、これは世に出していいものなのだろうか……」

フランクリン「………以前の私ならこんなことは考えなかっただろうな」

フランクリン「…………大切なものは、失ってから始めてその大切さに気付くというが……それは私にも当てはまったということか」

フランクリン「……今となってはもう遅いが…………それでも…………」

フランクリン「…………いや……………………」

研究員「主任!間もなく第三フェイズを開始しますが…」

フランクリン「すぐに行く」


スードリ

ウッダー「あれだけ激しかったレジスタンスの活動がぱったりとやみましたが、少佐はどうみますか?」

ブラン「敵は宇宙に戦力を集中させたと見たな。そろそろエゥーゴも終わりだろう」

ウッダー「確かにティターンズの艦隊がサイド2に集結していると聞きますな」

ブラン「決着は宇宙で、ということだろう」

ウッダー「それでは我々も宇宙へ?」

ブラン「いや、それはないな」

ウッダー「なぜです?」

ブラン「宇宙ではアッシマーは使えんからな」

ウッダー「…………」

ブラン「……冗談だ」



ジュピトリス

シロッコ『私の使命は、重力に魂を引かれた人々を解放することだと思っている』

ジェリド「………シロッコの目的はなんだ…?」

ジャミトフ『私はただ地球環境を守りたいだけだ』

ジェリド「………ジャミトフにつき従うだけでいいのか……?」

『…俺はいつか、この手にすべてを掴んで見せる!』

エマ『私たちのようになる人のいない、平和な世界を。ジェリド。私の分まで…頑張って…』

ジェリド「俺のすべきこと…………」

マウアー『私もジェリドを守って見せるさ』

ジェリド「俺の、したいことは…………」

ジェリド「……………………」


1.シロッコの目的を探る
2.ジャミトフと腰を据えて話してみる(シロッコにばれる危険(低確率)あり)
3.ジャミトフにシロッコの企てを報告する(シロッコにばれる危険(低確率)あり)
4.マウアーを特訓する

多数決下5まで
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 02:01:51.93 ID:ksc0UFYvO
2かな。
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 02:02:47.83 ID:HhXvixj20
3
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 02:08:50.53 ID:ha3utHcL0
3
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 02:13:39.65 ID:3CcxHwLbo
2
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 02:13:55.35 ID:kiY5pNkwo
2
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/11(月) 23:10:13.06 ID:TmrUpEQI0
ジェリド「俺の目的…争いのない、平和な世界を作るためにはジャミトフに従っているだけでいいのか」

ジェリド「…一度腰を据えて話すべきだな」

ジェリド「そうとは言ってもどうやって会うか……」

ジェリド「アポなしでは会うことはできないだろう。前にもらった連絡先を使うとして……」

ジェリド「……ジュピトリスの通信設備はすべて盗聴されていると考えたほうがいい。どうにかしてゼダンの門まで行ければ…………」

ジェリド「口実は……フライルーの調整、あるいは戦闘データ関係……最近の演習データをフランクリン博士に渡せばいいか」

ジェリド「あとは………シロッコを騙しきれるかどうか……!」

ブリッジ

ジェリド「失礼します」ウイーン

シロッコ「む?ジェリドか。いったい何の用かね?」

ジェリド「ゼダンの門に用がある。行ってもいいだろうか?」

シロッコ「ほう……ゼダンの門……」

シロッコ「では、いったい何の用か教えてもらおうか」

ピキーン

ジェリド(来た……!)

ジェリド「…………実は、フライルーの新装備について、前回の戦闘データをもととした再調整が必要となった」

ジェリド「その関係でゼダンの門の工廠に出向かなければならないというわけだ」

シロッコ「ふむ…………」

シロッコ「……そういえば、ゼダンの門にはジャミトフが来ているな」

ジェリド「…………早まって殺すようなことはしない。時代の流れが機会を運んできてくれるまで待つ。そう大尉が仰ったはずだ」

シロッコ「……………………」

コンマ下2桁

11以上無事に出発できた
5-10若干の不信感を持たれたが、出発できた
00-4かなりの不信感を抱かれ、出発できなかった

下2
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/11(月) 23:12:02.74 ID:Sb/mnTDS0
はい
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/11(月) 23:12:04.58 ID:gZmZz+6q0
踏み台
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/11(月) 23:12:04.74 ID:sTQpBiU/o
チョロッコさん
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/11(月) 23:15:47.46 ID:PWy5sOpVO
コンマ指定の数値が何かいつもと違くね?と二度見してフイタ
本当抜け作なシロップさんやなコイツ
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/11(月) 23:20:59.05 ID:PVQG2Jk1O
さあ肝心のジャミトフ。3度目の正直なるかな?
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/11(月) 23:22:05.31 ID:M3PxFKro0
一組織のトップであるジャミトフおじいちゃんは低コンマで厳しいのに、シロップさんの20以下すらでないのが草
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/11(月) 23:31:08.72 ID:Sb/mnTDS0
せやな、>>316のコンマで90以上叩き出してチョロッコ確定したり
それ以前からもアレだったからな
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/11(月) 23:32:28.71 ID:5L1Hi8Vxo
今作きっての萌えキャラやぞ
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/11(月) 23:34:36.02 ID:TmrUpEQI0
コンマ58

シロッコ「……………………」

シロッコ(特に何かは感じない、か………)

シロッコ「いいだろう、許可する」

ジェリド「ありがとうございます」

シロッコ「最近、私への追い風が一層強まったように感じる。君のMSの強化もその一環だろう」

シロッコ「ジェリド。我々の時代は近い」

ジェリド「………自分は自分のすべきことをするのみです。では」ウイーン

シロッコ「ふむ…………」

シロッコ「ジェリドが強化されればヤザンと合わせて大きな戦力となる」

シロッコ「サラは少し不安定だが……問題あるまい」

シロッコ「シドレはどうにも私に靡かんようだが………かくなる上は……ふっふっふ………」

シロッコ「まあいい。シドレが使い物にならなくてもどうにでもなる」

シロッコ「……強力なバックが付いたのだからな」

シロッコ「ふっふっふっふっふっふっふっふっ!」
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/11(月) 23:37:07.10 ID:A0uSIzyQo
これはチョロッコ言われますわ
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/12(火) 00:08:13.93 ID:iLSgFa8g0
最初からだけどちょろいなww
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/13(水) 00:33:57.30 ID:hjTaKykk0
ゼダンの門

側近「ジェリド中尉がお見えです」

ジャミトフ「通せ」

側近「はっ」

ジェリド「失礼します」ウイーン

ジャミトフ「話があるということだったが………何の用かね?」

ジャミトフ「シロッコについてか、それとも違う何かか…………」

ジャミトフ「私とて暇ではない。手短に頼むぞ」

1.とりあえずシロッコのことを話す
2.まずはジャミトフの思想について詳しく聞く
3.自分の思想を話してみる

多数決下4まで(同数の場合+1まで)

5分後からとります。

今回が最後のジャミトフ説得チャンスとなります。
最後ということでかなり複雑に分岐させたので、こまめに安価をとります。
選択肢によって最終的な説得成功率が変わります。また、場合によっては判定までたどり着けないこともあります。
分岐は最大で4回ほどです。


524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/13(水) 00:40:14.04 ID:i6X8zq9kO
2かな。一方的に話されるよりは理解してもらいたいだろう。
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/13(水) 00:43:50.59 ID:GrNNwsw70
NTは互いを理解し合う為にある…2だ
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/13(水) 00:45:11.39 ID:rrG9AsTqo
2
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/13(水) 01:32:37.27 ID:hjTaKykk0
2

ジェリド「…いつも自分の話をしてばかりでしたので、今日は閣下の話をお聞かせ願いたいと思い、来ました」

ジャミトフ「私の話か…………」

ジェリド「はい。閣下の思想をお聞かせください」

ジャミトフ「…………いいだろう」

ジャミトフ「中尉。私の目的が何か知っているか?」

ジェリド「……地球環境の保全、だったと記憶しています」

ジャミトフ「そうだ。私の目的は地球環境の保全、ただそれだけだ」

ジャミトフ「…………この年まで生きると、見たくもないものを多く見ることになる」

ジャミトフ「腐敗した政治家、政府高官、軍人。モラルを失った研究者たち…………」

ジャミトフ「軍隊という組織の一員として、それらとかかわってきた…………」

ジャミトフ「そのような人の暗い部分を見せつけられた私は、安らぎを求めるようになった」

ジャミトフ「中尉。わかるかね」

ジャミトフ「地球だ。私は地球とその自然とに安らぎを見出した」

ジャミトフ「愚かで矮小な人間たちに対して、我らの母たる地球は、自然は、かくも美しく、かくも雄大なのかと」

ジャミトフ「その時、私は悟ったのだ。我々人類はこの母なる大地への友愛と敬意を怠ってはならないと」

ジャミトフ「この地球を失えば、我らは宇宙の孤児と化すのだと」

ジェリド「…………」

ジャミトフ「…………それだというのに、愚かな人々はそれに気づかなかった」

ジャミトフ「自分の私利私欲のために、地球環境を破壊し、なおも星に居座ろうとする」

ジャミトフ「毎年のようにおびただしい量の熱帯雨林が伐採され、奴らの私腹を肥やすプランテーションが築かれている」

ジャミトフ「宝飾品として罪なき動物たちが不当に狩猟され、人類の暮らしをよりよくするという名目のもとに多数の動植物が居場所を失っている」

ジャミトフ「そうして地球を傷つけ既得権益を得た者たちは、声を大にして叫ぶのだ」

ジャミトフ「我らの母なる地球を守るのだとな」

ジャミトフ「地球を守るという名目で、奴らは民衆を宇宙へと送る。このまま地球に人口が集中しては環境に負荷がかかりすぎだといってな」

ジャミトフ「…………ふざけるな!真に地球を傷つけているのは貴様らではないか!」

ジャミトフ「いつまでも赤子のように地球に寄生し続けて……!」

ジャミトフ「既に人類の一部は自立して宇宙へと飛び立っているというのに…!」

ジャミトフ「…………だから私は決意したのだ。あの腐った者たちを排除し、地球環境を守ると」

ジャミトフ「そのために私はティターンズを作った。あの艦力者たちを合法的に排除できるような、そんな力を得るために」

ジャミトフ「………ティターンズが戦争を行えば、地球の経済は疲弊する。そして、その疲弊した経済は、やがて地球上に飢餓をもたらす」

ジャミトフ「そうすれば、地球上からあの寄生虫共を根絶やしにすることができる。そのためのティターンズだ」

ジェリド「……………………」

1.即座に反論する
2.一度肯定してみる
3.ここでニュータイプ論を説いてみる

多数決下3まで
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/13(水) 01:34:57.77 ID:aSsG9PUjO
これは2でしょう。まだNT論には早い。
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/02/13(水) 01:38:52.74 ID:DA965k1/0
2
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/13(水) 01:39:14.65 ID:3sQ6HxuTo
2
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/13(水) 01:48:15.56 ID:hjTaKykk0
2

ジェリド「…………確かに、閣下の仰る通りかもしれません」

ジェリド「地球環境を傷つけて私腹を肥やす、そのような者たちは、排除されなければならないのかもしれない」

ジェリド「…………例え、どんな手を使ったとしても」

ジャミトフ「……………………」

1.このまま肯定路線で行ってみる
2.ジャミトフの考えに対する自分の意見を述べてみる
3.ここでニュータイプ論を説く

多数決下3まで
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/13(水) 01:50:56.35 ID:yC7ZO9ryO
2
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/02/13(水) 01:55:26.56 ID:UUNWD4o50
3
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/13(水) 01:56:23.71 ID:p3/1QWq10
3
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/13(水) 02:33:39.70 ID:hjTaKykk0
3

ジェリド「………しかし、しかしです」

ジェリド「ジャミトフ閣下。自分は閣下の考えに全面的に賛同することはできません」

ジャミトフ「……ほう」

ジェリド「…………例え、どんなに素晴らしい理念を持っていたとしても、その手段に闘争を用いてしまってはダメなんだ」

ジェリド「……人を傷つけて成し遂げた理念は、その純粋さを失ってドロドロとした憎しみの連鎖へと引き込まれて行ってしまう……!」

ジェリド「それでは、閣下も、民衆も、そして地球も、誰一人救われない!」

ジャミトフ「…………では、どうすればよいというのだ!」

ジャミトフ「お得意のニュータイプですべてが片付くとでも思っているのか!?そんなわけがない!中尉のそれは理想論にすぎん!」

ジャミトフ「必要なのは手の届かぬ理想などではなく、現実的な手段なのだ!」

ジェリド「……確かに、自分の言うニュータイプ論は理想論に聞こえるかもしれません」

ジェリド「……ただ、理想、というのは、いつから手の届かないものになってしまったんでしょうか」

ジェリド「理想といわれると、それは手の届かない、追い求めても達成できないもののように思える」

ジェリド「しかし、本当に手が届かないのだろうか」

ジェリド「あと一歩、手を伸ばせば、つかめる位置にあるものなのではないだろうか。手を伸ばさないだけなのではないだろうか」

ジェリド「…………それは、理想という言葉を空想という枠に押し込めて、それを掴む努力を怠るのと同じことだ」

ジャミトフ「中尉…!」

ジェリド「……閣下は、自分に閣下の地球に対する友愛と敬愛の気持ちとを伝えてくれました」

ジェリド「もうすでに、閣下はその一歩を踏み出しているのです」

ジェリド「……………………」

ジェリド「…………俺は、いままで戦ってきて、悩んで、相談して、また悩んで、相談して」

ジェリド「そうしてきて、ようやく気づいたことがあります」

ジャミトフ「…………それは、なんだ?」

ジェリド「俺は、これまでニュータイプのことを、自分の意思を人に伝える力だと思ってきました」

ジェリド「だから、その力がある自分は、それをする義務がある、しなければならない、と」

ジェリド「……しかし、それは過ちでした。驕りでもありました。それはある意味、自分を特別な存在だと認識しているということだからです」

ジェリド「……………ニュータイプだから伝えるのではない。伝えるからニュータイプなんです」

ジェリド「……伝えようと思うから、ニュータイプなんです」

ジェリド「……閣下。閣下はもう、知ったはずです。それが、どういうことなのかということを…………!」

コンマ下2桁

90以上ジャミトフ、まさかのNTに覚醒
40-89ジャミトフ、NT論に目覚める
00-39少しは理解を示してくれた

下2

前々スレ1000のボーナスで+10されています

536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/13(水) 02:39:49.77 ID:dA9byrZy0
kskst
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/13(水) 02:50:32.25 ID:GrNNwsw70
お爺ちゃんデレて!
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/13(水) 02:50:50.17 ID:xhHl/ccro
わかってください
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/13(水) 02:51:39.16 ID:GrNNwsw70
やっぱ組織のボスはチョロくないよな…
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/13(水) 02:53:57.30 ID:3sQ6HxuTo
ジャミトフ関連は何故か毎回コンマが悪い
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/13(水) 03:02:31.08 ID:v61sUHy+o
下1なら
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/13(水) 05:37:27.76 ID:1cqmdwu0o
まあしゃーない
多少なりとも理解してくれたならよしや
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/13(水) 08:28:39.03 ID:wiSXIUIF0
はねのける的な結果がないあたり相当デレてるな
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/19(火) 00:17:58.25 ID:gmRH3Vi20
週末は泊まり込みで投下できませんでした。すみません。

コンマ25

ジャミトフ「…………わかってはいる。わかってはいるのだ…………」

ジェリド「……閣下?」

ジャミトフ「…………確かに、中尉の言うように私の計画は負の連鎖を断ち切ることはできないかもしれん」

ジャミトフ「私のこの想いを皆に伝え、それによって地球が守られるとするならばどんなに素晴らしいことか…………」

ジェリド「…………」

ジャミトフ「…………しかしだ、同時に私はこうも思ってしまうのだ」

ジャミトフ「そんなことではあの腐った連中は変わらないとな」

ジャミトフ「今私がそうしたとしても、連中はうわべだけ繕って本質的には何も変わることはない」

ジャミトフ「幸か不幸か、私はそれを知ってしまったのだからな」

ジャミトフ「だから、私はこの計画を止めるわけにはいかんのだ。私は残りの人生すべてをかけて計画を成就させると誓ったのだ」

ジェリド「閣下…………」

ジャミトフ「今は私の、私たちの時間なのだ。ならば、私のやり方でやるほかないだろう………………………………だが…………」

ジャミトフ「………もし、私や連中、老人の時代が終わり、中尉のような若者たちの時代が来れば……………………」

ジャミトフ「…………」

ジェリド「…………」

ジェリド「閣下、このような話を聞いていただき感謝します」

ジャミトフ「いや、私にとっても有意義な時間だった」

ジェリド「…………」

多数決下3

1.やはりジャミトフについていくべきだ。シロッコのことを伝えよう(ジャミトフ暗殺失敗率上昇)
2.…………まだ確信が持てない。シロッコのことは伏せておこう(暗殺時にジェリドの介入の余地大)
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/19(火) 00:21:36.87 ID:MmVkLVrq0
言うべきかね
1
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/19(火) 00:29:53.00 ID:saNuCIEp0
まぁシロップがクソなのは既に知れてる訳だし、
良識派は少しでも残った方がベターエンドになりやすそうだろうから1
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/02/19(火) 00:34:01.93 ID:hoAYiEJG0
1
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/19(火) 00:34:12.87 ID:PvkohFSUO
1
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/19(火) 00:50:58.62 ID:gmRH3Vi20
1

ジェリド「………閣下。重大な情報があります」

ジャミトフ「今度はなんだ?」

ジェリド「…………シロッコは閣下の暗殺を企てています」

ジャミトフ「何!?それは本当か!?」

ジェリド「はい。確かに奴の口から聞きました」

ジャミトフ「…………シロッコ……!信用のできん男だと思ってはいたが……よもやそれほどとは…………!」

ジャミトフ「詳細な計画はわかるか?」

ジェリド「時が来たら伝える、としか…………」

ジャミトフ「…………シロッコもティターンズ内でそれなりの地位を築いている。排除すれば、少なくない反感を買うはずだ」

ジャミトフ「………実行の際に奴をおさえるしかあるまいか………」

ジェリド「私は実行の際にはシロッコと一緒に行くことになっています。……どういう形でかはわかりませんが……」

ジャミトフ「では、できるだけその場に居合わせられるように努力してくれ。私も常に警護をつけるようにする」

ジェリド「わかりました。閣下、どうかお気をつけて」

ジャミトフ「中尉もな。奴に悟られれば一巻の終わりだ。十二分に気をつけてくれ」

ジェリド「はい。では」ウイーン

ジェリド(ジャミトフ……奴についていけば、いつかは…………!)

ジャミトフ「ジェリド中尉……ようやく良い部下を持ったな…………」

ジャミトフ「……警護の要請を」

側近「はっ」

ジャミトフ「バスクにシロッコ……増長する輩の多いことだ…………」

ジャミトフ「特にシロッコ。最近、急速に勢力を増しているようだが…………奴の背後には何があるのだ?」
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/19(火) 13:19:21.75 ID:Ztd9VNBsO
ついに腹心の部下になれたか
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/22(金) 22:46:15.92 ID:B6C1Wb1b0
グラナダ

ウォン「防衛計画のほうはどうなっている?」

ヘンケン「はい、ここ最近の敵の動きを見るに、奴らはサイド2を拠点としてそのままグラナダの攻略に移ろうとしているものだと思われます」

ヘンケン「ついては、グラナダ周辺宙域が決戦場になるものかと」

ウォン「それで?ティターンズ艦隊からグラナダを守る策は!?」

ヘンケン「………正直なところ、戦力的には厳しいものがあります。何せ、我々にはパイロットが足りない」

ヘンケン「加えて、パイロットを増員しようにも、エゥーゴは民衆の支持を失いつつある」

ウォン「………手詰まり、ということか?」

ヘンケン「………サイド2を強行偵察したアーガマからの情報です。彼我の戦力差は少なくとも3倍。普通にやっては勝てません」

ウォン「……………………」

ヘンケン「………最悪の事態に備え、メラニー会長をはじめ、重要人物はフォンブラウンに…………」

ウォン「…………私は残る」

ヘンケン「ウォンさん?」

ウォン「私は残るといっているのだ。でなければ示しがつかん」

ヘンケン「しかし…………」

ウォン「その憂いを無くすのがお前たちの役割だ。私は我々の作ったこの軍隊を信じる」

ヘンケン「…………わかりました。やってやりましょう」

ウォン「その意気だ、ヘンケン中佐」

ウォン「しかし……戦力差は3倍といったが、それをどうにかするためのアクシズではなかったのか?アクシズはどうした」

ヘンケン「それが………前回の戦いから連絡がつかないのです。単に再編成中なのか、はたまた寝返ったのか…………」

ウォン「………いや、寝返ったということはないだろう。ティターンズはジオン残党狩りのための組織だ。組む理由がない」

ヘンケン「少なくとも敵についていないのは不幸中の幸いですな」

ウォン「そうだな。………何か戦力差をひっくり返せるものがあれば……あの時何としてもコロニーレーザーを手に入れたかったものだ………!」

ヘンケン「ないものねだりしても仕方がありません。我々は、防衛側の利を生かしてどうにかするしかないでしょう」

ウォン「やはりそれしかないか…………」

ヘンケン「やれることはやっておきましょう。決戦は近い…………」


フォンブラウン


メラニー「何?ウォン・リーは残る?………そうか、わかった。引き続き防衛の強化だ。頼むぞ」ピッ

メラニー「エゥーゴも苦しいな…………」

メラニー「…………」ピッ

メラニー「支援の強化だ」ピッ

メラニー「……………………」
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/22(金) 23:07:36.27 ID:YHBNtMafO
おい、支援強化とか不穏な単語が見えたぞ。
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/22(金) 23:12:23.96 ID:B6C1Wb1b0
アーガマ

アポリー「流石にティターンズの戦力も結集してきたみたいだったな」

ロベルト「あれがグラナダに来ると考えると………なかなかのものがあるな…………」

アポリー「……あれ以来アクシズも音沙汰なしだしな……」

ロベルト「クワトロ大尉が生きていたらなあ…………」

アポリー「…アムロ大尉も言ってただろう。もうクワトロ大尉は死んじまったんだ」

アポリー「たらればを言っても仕方ない」

ロベルト「…切り替えなきゃならんとは思っているんだがな…………」

ロベルト「やっぱり、大尉の分まで俺たちが頑張らなきゃか」

アポリー「そういうことだ。よし、飯でも食うか」

ロベルト「おう」

アポリー「…………」

ロベルト「なんだ?行かないのか?」

アポリー「いや、あれ以来、アムロ大尉が何だかなあ…………」


自室


アムロ「……………………」

アムロ「シャア…………」

アムロ「僕は…………わからない…………」

アムロ「僕は…………人は……いつか分かり合えるって…………」

アムロ「でも……………………」

アムロ「僕は…………僕が今までやってきたのは……………………」

アナタガ、コロシタ

アムロ「やってきたのは…………」

コロシタ

マタコロシタ

アムロ「…………………………………………………………………………………………………………ただの、人殺しなんだ」

554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/22(金) 23:46:01.69 ID:bU1LAxpmO
アムロ…
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/23(土) 00:35:42.70 ID:rHJR98GA0
少年キャラがいればまだ違っているんだろうが…
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/23(土) 00:38:24.71 ID:VDGukjT4o
成長したカツとシャアが死んだからなぁ…
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/23(土) 08:07:53.96 ID:Op6adhUyO
フォウのアレが今来たのか
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