ジェリド「安価とコンマでこの手にすべてを掴む!」Part3

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544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/19(火) 00:17:58.25 ID:gmRH3Vi20
週末は泊まり込みで投下できませんでした。すみません。

コンマ25

ジャミトフ「…………わかってはいる。わかってはいるのだ…………」

ジェリド「……閣下?」

ジャミトフ「…………確かに、中尉の言うように私の計画は負の連鎖を断ち切ることはできないかもしれん」

ジャミトフ「私のこの想いを皆に伝え、それによって地球が守られるとするならばどんなに素晴らしいことか…………」

ジェリド「…………」

ジャミトフ「…………しかしだ、同時に私はこうも思ってしまうのだ」

ジャミトフ「そんなことではあの腐った連中は変わらないとな」

ジャミトフ「今私がそうしたとしても、連中はうわべだけ繕って本質的には何も変わることはない」

ジャミトフ「幸か不幸か、私はそれを知ってしまったのだからな」

ジャミトフ「だから、私はこの計画を止めるわけにはいかんのだ。私は残りの人生すべてをかけて計画を成就させると誓ったのだ」

ジェリド「閣下…………」

ジャミトフ「今は私の、私たちの時間なのだ。ならば、私のやり方でやるほかないだろう………………………………だが…………」

ジャミトフ「………もし、私や連中、老人の時代が終わり、中尉のような若者たちの時代が来れば……………………」

ジャミトフ「…………」

ジェリド「…………」

ジェリド「閣下、このような話を聞いていただき感謝します」

ジャミトフ「いや、私にとっても有意義な時間だった」

ジェリド「…………」

多数決下3

1.やはりジャミトフについていくべきだ。シロッコのことを伝えよう(ジャミトフ暗殺失敗率上昇)
2.…………まだ確信が持てない。シロッコのことは伏せておこう(暗殺時にジェリドの介入の余地大)
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/19(火) 00:21:36.87 ID:MmVkLVrq0
言うべきかね
1
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/19(火) 00:29:53.00 ID:saNuCIEp0
まぁシロップがクソなのは既に知れてる訳だし、
良識派は少しでも残った方がベターエンドになりやすそうだろうから1
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/02/19(火) 00:34:01.93 ID:hoAYiEJG0
1
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/19(火) 00:34:12.87 ID:PvkohFSUO
1
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/19(火) 00:50:58.62 ID:gmRH3Vi20
1

ジェリド「………閣下。重大な情報があります」

ジャミトフ「今度はなんだ?」

ジェリド「…………シロッコは閣下の暗殺を企てています」

ジャミトフ「何!?それは本当か!?」

ジェリド「はい。確かに奴の口から聞きました」

ジャミトフ「…………シロッコ……!信用のできん男だと思ってはいたが……よもやそれほどとは…………!」

ジャミトフ「詳細な計画はわかるか?」

ジェリド「時が来たら伝える、としか…………」

ジャミトフ「…………シロッコもティターンズ内でそれなりの地位を築いている。排除すれば、少なくない反感を買うはずだ」

ジャミトフ「………実行の際に奴をおさえるしかあるまいか………」

ジェリド「私は実行の際にはシロッコと一緒に行くことになっています。……どういう形でかはわかりませんが……」

ジャミトフ「では、できるだけその場に居合わせられるように努力してくれ。私も常に警護をつけるようにする」

ジェリド「わかりました。閣下、どうかお気をつけて」

ジャミトフ「中尉もな。奴に悟られれば一巻の終わりだ。十二分に気をつけてくれ」

ジェリド「はい。では」ウイーン

ジェリド(ジャミトフ……奴についていけば、いつかは…………!)

ジャミトフ「ジェリド中尉……ようやく良い部下を持ったな…………」

ジャミトフ「……警護の要請を」

側近「はっ」

ジャミトフ「バスクにシロッコ……増長する輩の多いことだ…………」

ジャミトフ「特にシロッコ。最近、急速に勢力を増しているようだが…………奴の背後には何があるのだ?」
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/19(火) 13:19:21.75 ID:Ztd9VNBsO
ついに腹心の部下になれたか
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/22(金) 22:46:15.92 ID:B6C1Wb1b0
グラナダ

ウォン「防衛計画のほうはどうなっている?」

ヘンケン「はい、ここ最近の敵の動きを見るに、奴らはサイド2を拠点としてそのままグラナダの攻略に移ろうとしているものだと思われます」

ヘンケン「ついては、グラナダ周辺宙域が決戦場になるものかと」

ウォン「それで?ティターンズ艦隊からグラナダを守る策は!?」

ヘンケン「………正直なところ、戦力的には厳しいものがあります。何せ、我々にはパイロットが足りない」

ヘンケン「加えて、パイロットを増員しようにも、エゥーゴは民衆の支持を失いつつある」

ウォン「………手詰まり、ということか?」

ヘンケン「………サイド2を強行偵察したアーガマからの情報です。彼我の戦力差は少なくとも3倍。普通にやっては勝てません」

ウォン「……………………」

ヘンケン「………最悪の事態に備え、メラニー会長をはじめ、重要人物はフォンブラウンに…………」

ウォン「…………私は残る」

ヘンケン「ウォンさん?」

ウォン「私は残るといっているのだ。でなければ示しがつかん」

ヘンケン「しかし…………」

ウォン「その憂いを無くすのがお前たちの役割だ。私は我々の作ったこの軍隊を信じる」

ヘンケン「…………わかりました。やってやりましょう」

ウォン「その意気だ、ヘンケン中佐」

ウォン「しかし……戦力差は3倍といったが、それをどうにかするためのアクシズではなかったのか?アクシズはどうした」

ヘンケン「それが………前回の戦いから連絡がつかないのです。単に再編成中なのか、はたまた寝返ったのか…………」

ウォン「………いや、寝返ったということはないだろう。ティターンズはジオン残党狩りのための組織だ。組む理由がない」

ヘンケン「少なくとも敵についていないのは不幸中の幸いですな」

ウォン「そうだな。………何か戦力差をひっくり返せるものがあれば……あの時何としてもコロニーレーザーを手に入れたかったものだ………!」

ヘンケン「ないものねだりしても仕方がありません。我々は、防衛側の利を生かしてどうにかするしかないでしょう」

ウォン「やはりそれしかないか…………」

ヘンケン「やれることはやっておきましょう。決戦は近い…………」


フォンブラウン


メラニー「何?ウォン・リーは残る?………そうか、わかった。引き続き防衛の強化だ。頼むぞ」ピッ

メラニー「エゥーゴも苦しいな…………」

メラニー「…………」ピッ

メラニー「支援の強化だ」ピッ

メラニー「……………………」
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/22(金) 23:07:36.27 ID:YHBNtMafO
おい、支援強化とか不穏な単語が見えたぞ。
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/22(金) 23:12:23.96 ID:B6C1Wb1b0
アーガマ

アポリー「流石にティターンズの戦力も結集してきたみたいだったな」

ロベルト「あれがグラナダに来ると考えると………なかなかのものがあるな…………」

アポリー「……あれ以来アクシズも音沙汰なしだしな……」

ロベルト「クワトロ大尉が生きていたらなあ…………」

アポリー「…アムロ大尉も言ってただろう。もうクワトロ大尉は死んじまったんだ」

アポリー「たらればを言っても仕方ない」

ロベルト「…切り替えなきゃならんとは思っているんだがな…………」

ロベルト「やっぱり、大尉の分まで俺たちが頑張らなきゃか」

アポリー「そういうことだ。よし、飯でも食うか」

ロベルト「おう」

アポリー「…………」

ロベルト「なんだ?行かないのか?」

アポリー「いや、あれ以来、アムロ大尉が何だかなあ…………」


自室


アムロ「……………………」

アムロ「シャア…………」

アムロ「僕は…………わからない…………」

アムロ「僕は…………人は……いつか分かり合えるって…………」

アムロ「でも……………………」

アムロ「僕は…………僕が今までやってきたのは……………………」

アナタガ、コロシタ

アムロ「やってきたのは…………」

コロシタ

マタコロシタ

アムロ「…………………………………………………………………………………………………………ただの、人殺しなんだ」

554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/22(金) 23:46:01.69 ID:bU1LAxpmO
アムロ…
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/23(土) 00:35:42.70 ID:rHJR98GA0
少年キャラがいればまだ違っているんだろうが…
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/23(土) 00:38:24.71 ID:VDGukjT4o
成長したカツとシャアが死んだからなぁ…
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/23(土) 08:07:53.96 ID:Op6adhUyO
フォウのアレが今来たのか
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/02/23(土) 12:06:55.22 ID:i1+CF1fh0
アムロ。カミーユみたいに精神崩壊待ったなしか。
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/23(土) 12:51:14.69 ID:TmRVwsKlO
カミーユがいない・ベルトーチカは生存してるが側にいない、
そんでシャア死亡で頼れる人が誰もいなくて精神汚染進んでるもんなあ…
ここからじゃシャアとある種の決別をしたCCAアムロみたいな歴戦の戦士は無理やろ
オリハルコンメンタルのジュドーが仲間になったら、
次世代に可能性を見出だして救われるかもしれんけど…
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/23(土) 13:08:31.74 ID:24wD5FgJo
>>559
それでジュドー死んだりしたら逆襲のアムロ待ったなしやね
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/23(土) 14:18:07.13 ID:34ues1a80
これはアムロが原作カミーユみたいにシロッコに精神崩壊される可能性が高いな
せめてZZの時まで持ってくれれば、メンタル最強のジュドーさんに可能性を見出すはず
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/23(土) 15:31:47.91 ID:24wD5FgJo
シロッコごときがアムロ引っ張れるかね?
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/23(土) 16:46:06.02 ID:3T1t6yYa0
なんとかジェリドと話す機会を作れればある程度は復活すると思う
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/23(土) 20:25:39.87 ID:/6QuENdJO
>>562
ここのチョロッコなら万に一つも無いけど、
原作シロッコ相手だったら今のアムロはかなり弱体化してるし、
スイカバーする前に墜とされる危険すらある
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/23(土) 22:22:27.81 ID:rltMGgZw0
ジュドーさんを呼ぶんだ
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/25(月) 23:48:10.95 ID:BZ7MdR+b0
ゼダンの門

ジャミトフ「ということで、ジュピトリスにはグラナダ攻略に参加してもらう」

シロッコ「謹んでお受けさせていただきます、閣下」

ジャミトフ「…………では、貴公らの活躍に期待する」

シロッコ「はっ!………………………………閣下」

ジャミトフ「何か?」

シロッコ「…………私は、ティターンズの目的は地球に魂を縛られた人々の開放にあると考えています」

ジャミトフ「……………………」

シロッコ「…………きっと閣下もそのようにお考えになっているはずだ」

シロッコ「しかし、バスクは違う」

ジャミトフ「……………………!」

シロッコ「だから私を送り込む」

ジャミトフ「…………たとえ私がそうだとして、何だというのだ?」

シロッコ「ふふ……私は同志ということです、閣下」

ジャミトフ「…………確かに、私の目的は地球上の人類の浄化にある」

ジャミトフ「………しかし、このことは貴公ごときに手に負える問題ではあるまい」

シロッコ「……………………私では?」

ジャミトフ「……私ですら、そのためにティターンズを作り、それでもなお未だに実現できていないのだからな」

シロッコ「…………わかりました、閣下。私は私の役割を果たすとします」

シロッコ「では」ピッウイーン

ジャミトフ「………………」

ジャミトフ「シロッコ………やはり危険だな。早く始末したいが…………」

ジャミトフ「……奴の計画を知りながら自然にふるまうのもなかなか難しいものだ」

ジャミトフ「……せいぜいバスクと潰し合ってくれればいいが…………」



シロッコ「…………ふっはっはっはっはっはっはっはっは!」

シロッコ「ジャミトフは私とバスクを潰し合わせたいようだが…………」

シロッコ「最早バスクなど相手にすらならんよ」

シロッコ「“杖”も手に入れた。使うことがなければいいが…………保険は大事だ」


567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/26(火) 16:35:45.46 ID:x9fLOinxO
さあどうなるかな。
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/26(火) 17:34:54.05 ID:WKrShGMho
チョロッコさん少しだけチョロくなくなったな
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/27(水) 20:34:09.76 ID:kJpQt1P9O
バレてないと思ってるシロッコかわいい
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/27(水) 23:57:21.46 ID:u6PtDzq70
ジュピトリス

バスク「では、ジュピトリスはコロニーレーザーを護衛し、サイド2まで来い」

シロッコ「承知しました、バスク大佐殿」ピッ

シロッコ「…………よし、ジュピトリスはサイド2に向け出港だ!」


ゼダンの門

ジャミトフ「何!?コロニーレーザーがサイド2へ!?」

ジャミトフ「………バスクめ……!」

ジャミトフ「…………コンペイトウでの試験はどうなっている?」

側近「最終試験に入っています」


グラナダ

ヘンケン「何!?コンペイトウの監視施設が壊滅した!?」

エゥーゴ兵「はい。岩石帯の施設から襲撃を受けているとの通信の後、連絡が途絶えました」

ヘンケン「くそ………!コンペイトウの艦隊まで動き出したか……!」

エゥーゴ兵「ヘンケン中佐!」ウイーン

ヘンケン「今度はなんだ!」

エゥーゴ兵「ジュピトリスがゼダンの門から動きました!」

ヘンケン「なんだと!?」

ヘンケン「ティターンズはほぼ全戦力を投入するというのか…………!」

エゥーゴ兵「それだけではありません!」

エゥーゴ兵「コロニーレーザーも動き出したと…………!」

ヘンケン「な…………に…………」


フォンブラウン

メラニー「これで決まりか?」


ジュピトリス

ジェリド「いよいよ最終決戦か…………」

ジェリド「サイド2までにできることは…………」

1.サラと話す
2.シドレと話す
3.マウアーの特訓
4.サラ&シドレの特訓
5.シロッコと話す

多数決下3まで
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/27(水) 23:58:40.73 ID:5dx2bI6+O
1
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/28(木) 00:26:27.57 ID:MtyvDv8Jo
5
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/28(木) 00:38:37.49 ID:KGiK3URDO
5
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/28(木) 01:47:16.30 ID:54DnGs2o0
5

ジェリド「失礼します」ウイーン

シロッコ「……ジェリドか。いよいよ最終決戦だが……その前に話をしたいというわけか」

ジェリド「……そうだ。大尉、あなたはかつてジャミトフの目的は地球に魂を縛られた人々の開放にあると言った」

ジェリド「……そして、それを知りながらもあなたはティターンズに入った」

ジェリド「では大尉、あなたの目的はいったいなんだ?」

シロッコ「…………ふっ」

シロッコ「君にはかなわないな。今まで話してこなかったが………ジェリド、君には話すとしよう」

シロッコ「ジェリド。君は、今の人類についてどう感じる?」

ジェリド「…………いつまでも人類同士で争っている……」

シロッコ「そうだ。愚かな人類は同族同士で争い、いつまでたっても成長しない」

シロッコ「だが、その人類にもようやくメシアが現れた。迷える子羊を導く救世主がな」

ジェリド「………………」

シロッコ「そうだ。それが我々なのだよ」

シロッコ「……私は、長く木星圏にいた。……人類の発展の最前線に私はいたのだ。外宇宙にさえ手が届く場所に」

シロッコ「…………しかし、愚かな人々は私をそこに捨て置いた!」

シロッコ「人類は、私を開拓者ではなく単なる戦争の道具にまで貶めたのだ!」

シロッコ「羽を広げ飛び立てば新たな世界があるというのに、いつまでも巣立つことができず、発展のためのエネルギーをくだらん争いに使う愚かしさ!」

シロッコ「だから、だからこそ、我々のような優れた人間が、人類を導いてやらねばならんのだ!」

ジェリド「…………だから、あなたはティターンズを欲した…………」

シロッコ「そうだ!愚かな人間によって率いられたのではだめなのだよ。優れた人間が上に立ってこそ、組織は正しい力を発揮できるのだ」

シロッコ「ティターンズにしても、人類にしてもな」

シロッコ「そして、なぜ私が女性を重用するかもわかるだろう」

シロッコ「人類は母である地球から離れて宇宙へ飛び立っていかねばならない」

シロッコ「そして、母というのは人を産みだすものだ」

シロッコ「そう。地球の本質とは母。即ち、女性なのだよ」

シロッコ「我々には地球にかわる母が必要となる。だから私はこれからは女性の時代が来るといったのだ」

シロッコ「ふふ……こんなにも話したのは君が初めてだ。私の目的はわかってもらえただろうか?」

ジェリド「…………ああ」

シロッコ「…………この目的を達成するためにも、私には君が必要だ。ジェリド。改めて私に協力してくれ」サッ

ジェリド「…………もちろんです」ギュッ

ピキーン

ジェリド「……………………」

ジェリド「……ありがとうございました。では」ウイーン


ジェリド「……シロッコ……大層な目的があるようで、実は何もない…………?」

ジェリド「シロッコは………いったいなぜ…………」

ジェリド「いや、しかし……さっきの話はほとんどが空虚だったが…………」

ジェリド「………どこかに奴の心を感じたのは…………?」


575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/01(金) 00:43:47.74 ID:Xiu9tLGW0
サイド2

バスク「ティターンズの将兵諸君!今日という日は我々ティターンズにとって記念すべき日となる!」

バスク「そう、宇宙に巣食うスペースノイドどもを殲滅する日が来たのだ!」

バスク「今日という日をどれほど待ちわびたことか……!」

バスク「…………作戦目標はグラナダ!ありとあらゆる手を使い、あのエゥーゴの根城を叩き潰す!」

バスク「総員、戦闘準備!」



シロッコ「素晴らしい演説でした、大佐」

バスク「シロッコ。ジュピトリスには中核としての活躍を期待している」

シロッコ「お任せください」

バスク「…………シロッコ、貴公の気に食わんところはその態度だと前にも言ったはずだ」

シロッコ「ふふ……そうでしたか。それは失礼」

バスク「ははは…………その態度がいつか身を滅ぼさんといいな」

シロッコ「弁えています。では」ウイーン

バスク「シロッコ………貴様も今日で終わりだ。エゥーゴと共に消えてもらわねばな」

シロッコ「ふっふっふ…………そう貴様の思い通りにはいかんよ」


グラナダ

ヘンケン「……我々は今まさに苦境にある」

ヘンケン「ティターンズの大艦隊がすぐそこまで迫り、我々の戦力は少ない」

ヘンケン「これは、勝てる戦いではないかもしれん…………」

ヘンケン「…………しかし、しかしだ!我々エゥーゴは敵に後ろは見せない!」

ヘンケン「最後まで戦い抜く!」

ヘンケン「……なぜなら、我々には強い信念があるからだ」

ヘンケン「ここには、様々な出自の兵がいる。かつての一年戦争を連邦軍として戦った者、ジオンとして戦った者」

ヘンケン「一年戦争後に連邦軍に入った者…………その中にも、初めからエゥーゴに参画した者もいれば、途中で入った者もいる」

ヘンケン「そんな、違った者たちが今ここに集まっている理由…………それは、我々は我々の正義を信じているからだ!」

ヘンケン「エゥーゴの将兵諸君!胸に手を当て、今一度思い起こしてほしい。我々の信念を、エゥーゴとしての誇りを……!」

ヘンケン「……………………」

ヘンケン「総員、戦闘準備にかかれ!」


ヘンケン「柄にもないことをしてしまったな…………」

ブライト「立派な演説でしたよ、ヘンケン中佐」

ウォン「いまや兵の士気は最高潮だ。これなら勝てる」

ヘンケン「本当はアムロ大尉からも一言ほしかったんだがな…………」


576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/01(金) 08:05:40.13 ID:ghd/WFhLO
ナレーターならこのくらいやってもらわないと
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/01(金) 08:41:00.49 ID:uugS2PBdo
??「君、病死になってくれないか?」
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/02(土) 00:42:01.95 ID:yf/7eI4l0
ジュピトリス

シロッコ「ふむ…………かなり前線の配置か…………」

格納庫

整備士「中尉!フルドトUはどうしますか!?」

ジェリド「とりあえず、つけられるものはつけておいてくれ!」

整備士「了解です!」

マウアー「いよいよね、ジェリド」

ジェリド「……ああ。おそらく最後の戦いだ」

マウアー「ジェリド……どうか…………」

ジェリド「マウアー…………」

シロッコ『間もなくだ!総員、第一種戦闘配置!』

ジェリド「…………」

マウアー「ジェリド、気をつけて」

ジェリド「マウアーもな」


アーガマ

トーレス「哨戒レーダーに反応あり!来ました!」

ブラウン「モビルスーツはまだ出すな!初手の奇襲砲撃で敵戦力を削ってから出す!」

ブラウン「砲撃用意!」

格納庫

アムロ「ガンダム………僕は…………」

ブライト『第一種戦闘配置につけ!』

アムロ「……それでも僕は戦わなくちゃいけないんだ」

579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/02(土) 00:54:36.94 ID:yf/7eI4l0
ブラウン→ブライト

ドゴス・ギア

オペレーター「レーダーに反応多数!」

バスク「デブリと機雷、か…………」

バスク「薄汚いスペースノイド共が好みそうな作戦だな」

バスク「前回はしてやられたが、今回は規模が違う」

バスク「それが貴様らの誤算だ」

バスク「……各艦に通達。砲撃を開始せよ!デブリと機雷をすべて叩き落せ!」


ビューンビューンビューンビューンビューンビューンビューンビューン
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ラーディッシュ

オペレーター「ヘンケン艦長!『悪魔の花園』が!」

ヘンケン「くそっ!こっちが丹精込めて作った陣地だってのに!」

ヘンケン「…………ものの見事に引っかかってくれた!」

オペレーター「艦長!どうしますか!?」

ヘンケン「……まだだ、まだ引き付ける……!」


アーガマ

トーレス「ティターンズ艦隊先鋒、メガ粒子砲の射程内です!」

ブライト「焦るな…………まだだ…………」

サエグサ「艦長!」

ブライト「まだだ…………!」

トーレス「艦長!このままでは……」

ブライト「今だ!メガ粒子砲発射!」

ビューンビューンビューンビューン
ビューンビューンビューンビューン

サラミス改「」ドカーン

サラミス改「」ドカーン

ブライト「モビルスーツ隊も出せ!」

格納庫

アムロ「…………アムロ、Ζガンダム出るぞ!」ドウッ

ロベルト「アポリー!リックディアス隊は頼む!」

アポリー「ロベルトはどうするんだ!?」

ロベルト「大尉が心配だ。俺は大尉につく!」

アポリー「……了解!リックディアス、出るぞ!」ドウッ

ロベルト「大尉………!」ドウッ


580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 01:02:34.57 ID:hAsGpADT0
カミーユかジュドーさえいれば
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 01:08:35.43 ID:4RE04ZT7O
死んでしまったカツがいてくれれば
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/02(土) 01:40:35.30 ID:yf/7eI4l0
ドゴス・ギア

サラミス改「」ドカーン

ビューンビューンビューンビューン

バスク「何!?どこからだ!」

オペレーター「前方の陣地とは別の方向です!」

バスク「何だと……!?まさか陣地を囮に………!」

オペレーター「敵モビルスーツ、来ます!」

バスク「こちらもモビルスーツ隊を出せ!」

格納庫

ヤザン「ダンケル!ラムサス!準備はいいか!」

ダンケル「万端ですよ」

ラムサス「今日こそΖをやっちまいましょう」

ヤザン「ようし!行くぞ!」ドウッ

ジュピトリス

格納庫

ジェリド「…………よし!」

ジェリド「ジェリド・メサ中尉、フライルー出る!」ドウッ

マウアー「ガブスレイ、出るぞ!」ドウッ

ジェリド「バーザム隊はマウアーに従え!ジムとハイザックは艦の護衛だ!」

ピキーン

ジェリド「アムロも出たか!」

ジェリド「しかし…………なんだ、この感じは…………」

ジェリド「…………まずはアムロを探す他ないか……!」

マウアー「ジェリド!ここは任せて!」

ジェリド「マウアー…!………頼む!」ギュルリンドウッ

マウアー「それでこそジェリドよ…………」

マウアー「……来たか!」ビューンビューン

ブリッジ

シロッコ「戦場が混沌としてきたな…………」

シロッコ「さて、私も出るかどうか…………」

583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 06:16:23.62 ID:d3spYcoC0
盛り上がって参りました
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 08:51:22.58 ID:fPR81yly0
最終回は近い…!それがベストエンドかバッドエンドか、俺らの運にかかっているのか…!怖いなぁ
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 09:48:14.04 ID:4RE04ZT7O
沈黙を続けてるハニャーン様(阿修羅を凌駕した)が気になるな
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/02(土) 11:44:07.54 ID:yf/7eI4l0
ジェリド「アムロは………」

ジェリド「あっちか!」ドウッ

マラサイ「」ビューンビューン

ネモ「」ビューンビューン

ジェリド「邪魔するなら……!」ビューンビューン

マラサイ「」ドカーン

ネモ「」ドカーン

ビューンビューンビューンビューン

ピキーン

ジェリド「そこ!」

アイリッシュ級「」ドカーン

ジェリド「見当たらないと思ったが…………岩石に偽装していたか!」


ヤザン「Ζはどこだ!?」

ネモ「」ビューンビューン

ヤザン「ええい!邪魔するな!」ビューン

ネモ「」ドカーン

ダンケル「ははっ!」ビューンビューン

マラサイ「」ドカーン

ラムサス「大尉!戦艦を見つけました!やっちまいましょう!」

ヤザン「ははは!いいだろう!行くぞ!」ドウッ

エゥーゴ兵「三機来ます!」

エゥーゴ士官「たかが三機、撃ち落とせ!対空砲火は何をしている!」

ヤザン「はは!そんなもんでは当たらんぞ!」ビューンビューン

ダンケル「そこか!」ビューンビューン

ラムサス「はは!じゃあな!」ビューン

ブリッジ「」ドカーン

ヤザン「ははははは!やはり戦争はこうでなくてはなあ!」

ヤザン「ん?Ζ?」ドウッ


アムロ「そっち!」ビューンビューン

バーザム「」ドカーン

バーザム「」ドカーン

アムロ「うっ…………!」

アムロ「はあ…………はあ…………」

ピキーン

アムロ「何!?」

ビューンビューン

バーザム「」ドカーン

ロベルト「大尉!何してるんです!ここは戦場ですよ!」ビューンビューン

アムロ「……………………」
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/02(土) 11:45:50.54 ID:yf/7eI4l0
コンマ下2桁

40-99 ジェリドが来た
00-39 ヤザンが来た

下2
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 11:46:03.75 ID:mtisAyiu0
ベターはジェリドがアムロを精神崩壊から救い出して、
バスクとシロップ野郎をあの世送りにしてハマーン様はジェリドとアムロで止めて
キリの良いトコでティターンズというかジャミトフとエゥーゴ側が停戦の手打ちをして
両者交渉でジャミトフ案のマイルド版で社会構造の変革を進めるみたいな感じか
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 11:46:23.66 ID:tQwEaMCeo
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 11:52:15.00 ID:mnbUxm5m0
ゾロ目でジェリドか。ヤザン来るよりいいかも
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 11:58:00.94 ID:IkiaqAGXO
66でそこそこ高いコンマのゾロ目きたと思ったら次の00でフイタ
ここだと00って100(ハイパークリティカル)扱いか0(デッドモード)のどっちだっけ?
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 12:19:34.57 ID:YppmNbnBo
00はファンブルだったような
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/02(土) 12:28:41.98 ID:yf/7eI4l0
コンマ66 ボーナス

ジェリド「見えた!アムロ!」ドウッ

ロベルト「新手!?」

バーザム「」ビューンビューン

ロベルト「ええい!」

アムロ「…………ジェリドか!」

アムロ「ロベルト、ここは任せる!」ドウッ

ロベルト「大尉!?」

ジェリド「アムロ!来たか!」ビューンビューン

アムロ「そっち!」ビューンビューン

ジェリド「どうしたアムロ!動きが鈍いぞ!」ドウッ

ピキーン

ジェリド「何だ!?……この感覚……アムロ!お前にいったい何があった!」ビューンビューン

アムロ「……ジェリド!僕は昔君に言ったな!」ビューンビューン

ジェリド「何をだ!」

アムロ「僕たちは、人は、いつか分かり合えると!」ドウッ

ジェリド「ああ、そうだ!それはアムロが俺に教えてくれたことだ!」ドウッ

アムロ「僕は…………本当に人と分かり合えるのか!?」

アムロ「僕は気づいてしまったんだ!口ではそんなことを言いながら……僕がやってきたのはただの人殺しじゃないか!」

ジェリド「アムロ……!」

アムロ「ああそうだ、君が昔言ったとおりだよ!僕のこの血塗られた手で、何かに触れることなんて、ましてや人に触れることなんて…………」

アムロ「到底許されることじゃないんだ!」ブウン

ジェリド「…………!」ブウン

バチバチバチバチィ!

アムロ「……シャアが死んだんだ。その時僕はシャアから聞かれたよ。僕たちは分かり合えたかって…………」

アムロ「……僕は………答えられなかった」

アムロ「………そうだよ。こんな……僕みたいな殺人装置に、人と分かり合うなんてことができるわけないだろ!」バチィ!

アムロ「君もそうだろ!?僕も君も、所詮は人殺しなんだから!」ブウン

ジェリド「…………いつまでも黙って聞いていれば……!」ブウン

ジェリド「アムロ!お前はまだそんなことでいつまでもうじうじと!」バチィ

アムロ「そんなこと…………?そんなことだとおおおおおおおお!」ブウン

ジェリド「くっ!」ガスッ

ボーナスはロベルトがどこかへ行ったこと。ちょっかいを出されることがなくなりました。


594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 13:40:50.96 ID:L74knmY+o
いまこそなよなよアムロからアムロ大尉に進化するとき!!
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 15:46:19.56 ID:YppmNbnBo
いいぞ立ち直るんだアムロそしてハマーン様なんとかしてください(土下座
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 19:06:15.55 ID:VKRH+JZ5o
アムロまで闇堕ちor崩壊したらジェリドはもちろんヤバいがハマーン止まらんぞ頑張れジェリド
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/02(土) 23:43:47.62 ID:i3p0p9Qt0
ジェリド「…………何度でも言ってやる!まだそんなことでうじうじしているのか!?アムロ!」ブウン

アムロ「こ…………のおおおおおおおお!」バチバチバチバチィ!

ジェリド「自分が殺人装置だと?……ふざけるな!そんなわけないだろうが!」

アムロ「でも事実じゃないか!」

ジェリド「……確かに、俺もアムロもたくさんの人を殺してきた。それは事実だ」

アムロ「それなら…………それなら、何で君はそんなにも平然と分かり合うだとかなんとか言えるんだ!?」

ジェリド「だが、人をたくさん殺したらそいつは殺人装置だと?それは違う」

ジェリド「…………ただの装置だというのなら、そんなにも苦しむわけないだろう!」

アムロ「……………………!」

ジェリド「アムロが苦しんでいるのは、そのことを悔いているからだ!」

アムロ「…………わかったような口を…………!」

ジェリド「そんな、殺人を後悔するような奴が、アムロが、殺人装置なわけがない!」

ジェリド「そんなことは自分で分かっているはずだ!アムロ、なぜそんなことを言う!?」

アムロ「……………………」

ジェリド「……答えないのなら俺が答えてやる。アムロ!お前は自分が殺人装置だと思い込んで、だから仕方がないと責任逃れしようとしただけだ!」

アムロ「…………………………………………」

アムロ「…………それじゃあ、僕はなんなんだ?…………こんなにもたくさんの人を殺してきた、僕はいったい何なんだ!?」

アムロ「…………僕はいったい何なんだ!」バチィ!

ジェリド「アムロ……!」

アムロ「うるさい!」ビューンビューン

ジェリド「この!」ドウッ

ジェリド「自分が何なのか、だと?決まっている、アムロはアムロだ!」

ジェリド「人を殺してきたのはアムロ・レイという人間だ!ただそれだけのことだろう!?」ドウッ

アムロ「…………僕は…………僕は…………!」

ジェリド「逃げるな、アムロ!いい加減に受け止めろ!誰に命令されてやったことも、不幸にも起こしてしまったことも、結局は全部自分がやったことだと!」

アムロ「…………そんなこと………そんなこと!」

ジェリド「いい加減、大人になれ!」

アムロ「…………ジェリド………ジェリドおおおおおおおおおおおお!」ドウッ

ジェリド「アムロ…………アムロおおおおおおおおおお!」ドウッ

コンマ下2桁

70以上アムロ、ジェリド共鳴
15-69戦闘膠着(もう一回判定へ、次回ヤザン判定あり)
00-14ジェリド大破(判定)

下2






598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 23:45:06.85 ID:v3V7ZZWuO
スイカバー
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 23:46:55.96 ID:+vmJMNgXO
共鳴すれば劇熱だが……
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 23:47:24.08 ID:+vmJMNgXO
やったぜ。
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 23:47:30.88 ID:hAsGpADT0
ユニコオオオオオン!!!
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 23:48:00.35 ID:v3V7ZZWuO
これがニュータイプ…
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 00:00:33.80 ID:koKHZk3sO
この時点でユニコーンとバンシィ・ノルンあったら、
アムロとジェリドで世界の大変革も可能だろうなあ
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/03(日) 00:19:11.30 ID:u/Sr21PZ0
コンマ96

バチバチバチバチィ!

アムロ「おおおおおおおおおおおおおおおお!」

ジェリド「おおおおおおおおおおおおおおおおお!」

ピカーン

アムロ「ここは…………!」

ジェリド「いつぞやの…………!」

ジェリド「アムロ…………」

アムロ「…………本当は、本当は全部わかっていた…………」

アムロ「たくさん人を殺したのは、ほかの誰でもない僕だ」

アムロ「…………ララァを殺したのも、アムロ・レイなんだ」

アムロ「何をしたって、僕は僕なんだ」

アムロ「わかってた。わかってたんだ…………でも…………」

アムロ「僕は、怖かったんだ。それを認めてしまったら、僕は果たして耐えられるのか」

アムロ「それを認めてしまっても、僕はまだ人と分かり合おうとできるのか…………」

ジェリド「アムロ………………」

ジェリド「……俺も、少し前まではそうだった」

アムロ「………え?」

ジェリド「頭の中から、声が消えていくんだ。どこかで、誰かが死ぬたびに」

ジェリド「…………俺が、人を殺すたびに…………」

アムロ「ジェリド…………」

アムロ「……でも、今の君はそんな風には見えない。とても僕なんかと同じようには…………」

ジェリド「…………ああ。俺は…………全部受け止めることにしたんだ」

ジェリド「たくさん人を殺してきたことも、その死んでいった人たちの想いも、そして、俺の想いも、全部」

ジェリド「それが全部、俺がしてきたことだ。その全部が、今の俺を形作っているんだ」

アムロ「そうか…………君の中には、こんなにも多くの人の想いが…………」

エマ『…………』

ライラ『…………』

カクリコン『…………』

エゥーゴ兵『…………』

アクシズ兵『…………』

ジェリド「アムロ……俺は今でも、人は分かり合えると信じている」

ジェリド「それは、俺がニュータイプだからではない。俺が、人と分かり合おうと想っているからだ」

ジェリド「ニュータイプというのはそういうものだろう?」

アムロ「ああ…………そうだ。そうだったな」

アムロ「僕もまた、驕っていたんだな…………」
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/03(日) 00:59:03.68 ID:u/Sr21PZ0
アムロ「僕が今まで何をしてきたか。それは忘れてはならないことだし、僕が受け止めなければならないものだ」

アムロ「でも、一番大切なのは…………」

アムロ「俺が、俺自身が、どうしたいかだ」

アムロ「ジェリド…………俺は、果たして受け止めきれるだろうか?」

ジェリド「…………さあな。それはアムロにしかわからないことだ」

ジェリド「…………だが、自分がどうしたいのか。それさえ分かっていれば、きっと大丈夫だ」

アムロ「……ああ。俺は、全部受け止めて、そして背負っていく」

カツ『それでこそアムロさんですよ!』

ハヤト『頼むぞ、アムロ』

クワトロ『それでこそ私のライバルだ』

アムロ「シャア……!俺は…………!」

クワトロ『皆まで言わんでもいいさ。私と君は分かり合えた。たとえそれが最後の一瞬でも、それは事実だ』

クワトロ『見ろ、アムロ。ララァが待っている』

ララァ『アムロ…………』

アムロ「ララァ…………!」

アムロ「…………君を…………ララァを殺したのは…………!」

…………コロシタ

アムロ「…………そうだ。俺だ。…………俺がララァを殺したんだ」

アムロ「だけど…………だから…………!」

アムロ「俺が、君を殺した俺が、全部背負っていく!」

アムロ「ララァを殺した事も!俺とララァが確かに分かり合えたって事実も!ララァの想いも!」

アムロ「全部…………全部だ!」

アムロ「…………だから…………」

アムロ「…………ララァ。どうか安らかに…………」

ララァ『アムロ……………………』

ララァ『本当に…………さようなら…………』

アムロ「っ!ララァ!」


ピカーン


606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 01:15:09.93 ID:CBfikoydo
俺たちは君を待っていた!!アムロ大尉の登場だぁぁぁああああぁぁぁ!!!!
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 01:43:33.45 ID:xuapKvQP0
俺くんのやつより出来が良い
よく話が練られているよ
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 07:25:55.88 ID:6tRk8MOuO
>>607
ぶっちゃけ比較にならんけど、これ以上はやめよう。
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 08:31:47.94 ID:U7O6eV140
カクリコンが今度は出てきて安心した
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/03(日) 21:55:07.66 ID:u/Sr21PZ0
ジェリド「……………………」

アムロ「……………………」

ジェリド「…………アムロ」

アムロ「…………君に助けられてしまったな。…………いいのか?」

ジェリド「…………いいんだ。アムロがアムロに戻ったんだ。いいに決まっている」

アムロ「……………………そうか」

ロベルト「大尉!そいつは…………!」ビューンビューン

ジェリド「増援か!」

ヤザン「Ζ!見つけたぞ!」ドウッ

ラムサス「隊長!あのモビルスーツは!?」

アムロ「…………そちらもな!」

ジェリド「……アムロ。ここは引かせてもらうぞ。次に会ったら…………その時はその時だ」

アムロ「…………ああ」

ジェリド「ええい!」バチィ!

フライルー「」ギュルリンドウッ

アムロ「ロベルト!引くぞ!」ギュルリンドウッ

ロベルト「大尉…………!了解!」ドウッ

ヤザン「何い!?逃げるのか、Ζ!」

ヤザン「さっきの機体は………ジェリドか…………」

ダンケル「あいつだけ先に楽しんでたってことか?」

ラムサス「俺たちもやりたかったぜ」

ヤザン「………………………………」


611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/03(日) 22:32:49.52 ID:u/Sr21PZ0
アーガマ

ブライト「状況はどうなっている!?」

トーレス「最初の奇襲でかなり削りましたが…………」

トーレス「さすがに数が違いすぎます!あんな一発芸じゃ…………!」

ブライト「モビルスーツ隊は!?」

サエグサ「何機か損傷したようですが……未だ全機健在!」

ブライト「だが…………このままではジリ貧だ!何か…………何か手はないのか!?」

トーレス「!?艦長!前方に高エネルギー反応!」

ブライト「何!?」

トーレス「……………………コロニーレーザーです!」


ドゴス・ギア

オペレーター「モビルスーツ、着艦します!」

オペレーター「救護班、急げ!」

バスク「艦隊の状況は!?」

オペレーター「最初の奇襲で艦隊の2割ほどが何らかの損傷を受けましたが…………彼我の戦力差は確認できる範囲で3:1!わが軍が圧倒的に優勢です!」

バスク「だが…………その割には押し込み切れんな」

オペレーター「エゥーゴも背水の陣でこの戦いに挑んでいるということでしょうか…………」

バスク「ぬう…………スペースノイドの分際で…………!」

バスク「…………いいだろう。奴らに相応しい結末を用意してやる。塵は塵に、だ!」

バスク「……コロニーレーザー発射の準備を始めろ!」

オペレーター「コロニーレーザー!?どこにそんなものが…………」

バスク「……敵に存在を悟られては意味がない。奥の手とは最後まで隠しておくものだ。敵にはもちろん、味方にもな」

バスク「……そして、気づいたころにはもう遅い」

バスク「……これで終わりだ、エゥーゴ!」

バスク「…………そして、シロッコ…………!」


ジュピトリス

シロッコ「などと思っているのだろうが…………」

シロッコ「詰めが甘いな、バスク。信頼できる部下がいないのが貴様の敗因だ。己の行いを悔いるがいい」

シロッコ「…………さて、シドレとサラはうまくやってくれるか…………」




612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 23:13:04.70 ID:h0fZuwprO
どうなるか楽しみだな。
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 23:23:33.84 ID:FZ1agQCoO
今度こそハゲ死亡か
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/04(月) 00:50:33.19 ID:2Qv1vkrz0
ドゴス・ギア

シドレ「着艦許可はもらえましたが…………果たしてできるのでしょうか?」

サラ「…………パプテマス様のためにも、この作戦は成功させなければなりません。できるできないではなく、やらなければ…………」

シドレ「サラ曹長。今一度手順を確認しましょう」

サラ「…………手順も何も、我々がすべきはこの座標データをドゴス・ギアのシステムに取り込ませることです」

サラ「それ以上でも、それ以下でもありません」

シドレ「しかしサラ曹長、我々はそれが何かは知らないではないですか!」

サラ「……パプテマス様が、我々は知る必要がないと判断しただけです。さあ、行きましょう」

サラ「……………………」スタスタ

シドレ「曹長!……………………」スタスタ

ブリッジ

ウイーン

サラ「サラ・ザビアロフ曹長、入ります!」

シドレ「同じくシドレ曹長、入ります!」

バスク「貴様らは…………ジュピトリスの…………」

バスク「シロッコの部下が何の用だ?」

サラ「パプテマス様の命で、前線の敵艦隊及び味方艦隊の座標データを持ってまいりました」

バスク「データだと?なぜわざわざ出向いた?通信を使えばいいだろう」

サラ「ジュピトリスは現在最前線にいます。ミノフスキー粒子が濃く、通信が困難だったのです」

バスク「ふむ…………」

シドレ「……………………」

コンマ下2桁

30-99バスク、データを受け取った
10-29バスク、怪しんでデータを破棄した
00-09バスク、お見通しだった

下2

バスクはこの前の作戦で大戦果を上げて天狗化しているのでコンマは優しめです
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/04(月) 00:54:00.67 ID:gOa2RpVOo
バスク有能
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/04(月) 00:54:22.26 ID:YNYiP3a5O
毛根もろとも死すべし
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/04(月) 00:56:33.08 ID:4DK0kzbZo
駄目やんけ
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/04(月) 00:58:44.15 ID:w5QZml82o
やっぱへんてこヘアバンドは駄目だな
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/04(月) 00:59:01.03 ID:YNYiP3a5O
仕留め損なった…すまない
620 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/04(月) 01:34:46.18 ID:eswOzk5n0
コンマ26

バスク「…………わかった。受け取っておこう」

サラ「…………こちらです」スッ

バスク「うむ」

サラ「…………では、我々はこれで」

シドレ「失礼します!」

ウイーン

バスク「ふむ…………」ピカーン

オペレーター「バスク大佐。データを反映させましょうか?」

バスク「…………いや、いい」シュウン

バスク「シロッコは信用ならん男だ。奴のことを信じるのは危険だ」

バスク「…………そして何より、この様な人を愚弄するような態度!それが一番気に入らんのだ!」バキッ

バスク「始末しておけ!」

バスク「…………コロニーレーザー発射に備えて前線の敵艦隊及び友軍艦隊の位置を正確に把握する!」

バスク「情報収取に努めろ!」

オペレーター「はっ!」


格納庫

サラ「………上手くいったかしら…………」

シドレ「バスク大佐はシロッコ大尉を敵視しているように感じます。そう簡単に成功するとは…………」

サラ「……………………」

シドレ「……取り敢えず、ドゴス・ギアに戻りましょう」

サラ「………そうしましょう」


ジュピトリス

シロッコ「ふむ………失敗したか…………」

シロッコ「……艦長!いつでも戦線を離脱できるように退路を確保しろ!」

シロッコ「パイロットを回収し次第次の手を打つ!」

艦長「了解しました」

ピキーン

シロッコ「ん?…………ほう」

シロッコ「私もジ・Oで出るかもしれん。用意しておけ!」

シロッコ「私にも奥の手はあるが…………使わずに済ませたいのだがな…………」

シロッコ「バスクがどこまで私を付け狙うかによるか…………」
621 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/04(月) 05:41:52.56 ID:zzSwJe7/0
シロッコが暗躍するかと思ったら失敗してた
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/04(月) 07:30:43.21 ID:zyTQ59Bb0
ちょろさが尾を引いておられる
623 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/04(月) 07:42:37.29 ID:SmSQzOCKO
これでシロップさんもコロニーレーザーで焼かれたら吹くわ
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/04(月) 22:26:29.84 ID:jAU/jcdyO
それはそれで面白いかもしれないw
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/04(月) 23:20:05.31 ID:eswOzk5n0
アムロ「何!?コロニーレーザーだと!?」

アムロ「そんなものが使われたら……今度こそエゥーゴは終わりだぞ!」

ブライト『アムロ、聞こえるか?』

アムロ「ブライトさん!」

ブライト『アムロ、状況は依然として厳しい。だが、コロニーレーザーが発射されれば勝負は決まってしまう』

アムロ「………………」」

ブライト『……今そちらに高エネルギー反応のデータを送る。……アムロ、何とかしてコロニーレーザーを止めてくれ』

アムロ「……わかりました。やってみます!」

ブライト『すまないな、アムロ…………アムロ、お前が俺たちの最後の希望だ。必ず生きて帰ってこい!』

アムロ「…………はい!」

アムロ「……ロベルト!俺たちはコロニーレーザーを止めに行く!」

ロベルト「了解です、大尉!」

アムロ「……反応は…………こっちからか!」ギュルリンドウッ

アーガマ

トーレス「しかし、戦線を支えていたアムロ大尉とロベルト中尉が抜ければ………!」

ブライト「さっき言ったように、コロニーレーザーが放たれれば我々に希望は無くなってしまう」

ブライト「アムロがいない分、俺たちがどうにかするしかないだろう!」

トーレス「!!敵モビルスーツが防衛線を突破!」

ブライト「対空砲火!」

ブライト「弾幕薄いよ!何やってんの!」


アポリー「ええい、そっちか!」ビューンビューン

バーザム「」ドカーン

アポリー「よし!」

エゥーゴ兵「中尉!敵艦隊の動きに変化が!」

アポリー「何?………この感じ…………前と同じ…………」

アポリー「まさか………コロニーレーザーだっていうのか!?」

ラーディッシュ

ヘンケン「コロニーレーザーか…………」

ヘンケン「射角の割り出しは可能か!?」

オペレーター「コロニーレーザーの詳しい所在が掴めないうちは無理です!」

ヘンケン「なら目標物を割り当てて所在が分かればすぐに算出できるようにしておけ!」

ヘンケン「前回のようなことはもう二度とおこさん!」



626 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/04(月) 23:41:11.92 ID:eswOzk5n0
ジェリド「コロニーレーザーだと!?」

シロッコ『そうだ。我々には対策を立てねばならん事項がある。一度ジュピトリスに帰投してくれ』

ジェリド「…………了解!」ギュルリンドウッ

ジェリド「……アムロは行ったんだろうな…………」


ドゴス・ギア

バスク「コロニーレーザーはあとどれほどで発射できる?」

オペレーター「現在5%臨界、100%までは3000から4000秒ほどです!」

バスク「前線の状況は把握できたか?」

オペレーター「はい、データはかなり集まってきました。敵の布陣も大まかに…………」

オペレーター「バスク大佐!ジュピトリスが被弾のため戦線を離脱するそうです!」

バスク「…………ほう」

オペレーター「!!敵艦隊の動きに変化あり!散開していきます!」

バスク「……奴らもさすがに気づき始めたか………!」

オペレーター「大佐!どうされますか!?」

バスク「……前線の部隊の中核的存在であったジュピトリスの離脱は手痛い」

バスク「……また、敵も散開しつつある。よって、最大の戦術的効果を期し、コロニーレーザーは50%臨界で発射する!」

オペレーター「威力は半減しますが………よろしいのですか?」

バスク「撃沈はできずとも行動不能に追い込めれば十分だ。何より、この戦況では早さが肝心だ」

オペレーター「了解です、大佐。コロニーレーザー発射まで2000!艦隊に退避命令を!」

バスク「いや、退避命令は出すな」

オペレーター「え、いや、しかし…………」

バスク「出すなといっているのだ!」バキッ

バスク「敵に悟られては意味がないのだ!多少の友軍の犠牲はこの際気にするな!」

オペレーター「は、はっ!」

オペレーター「!!コロニーレーザーに向かう敵影を確認!」

バスク「ヤザンを向かわせろ!発射を邪魔されるわけにはいかん!」



627 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/05(火) 07:11:08.18 ID:xqQJqHztO
バスクめ‥
628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/05(火) 23:56:01.10 ID:uv3sAG8B0
ヤザン「コロニーレーザーか…………」

ヤザン「……………………」

ヤザン「おそらくΖも来る、か…………」

ヤザン「ダンケル!ラムサス!コロニーレーザーに向かうぞ!」ドウッ

ダンケル「了解です、隊長!」ドウッ

ラムサス「コロニーレーザーに行けばもう少し楽しめそうだ!」ドウッ

ジュピトリス

オペレーター「フライルー、着艦します!」

シロッコ「これで全員揃ったか」

シロッコ「あとはコロニーレーザーの動き次第だな」


アムロ「こちらのはずだが…………」

アムロ「…………!あれか!」ドウッ

アムロ「ロベルト!座標データを各艦に送ってくれ!」

ロベルト「わかりました!」

アムロ「しかし……かなり前線から離れてしまったな…………」

ピキーン

アムロ「何!?」ドウッ

ロベルト「何だ!?」

ヤザン「ははっ!今度は逃がさんぞΖ!」ビューンビューン

アムロ「ええい!こんな時に!」ビューンビューン

ロベルト「大尉!援護します!」ビューンビューン

ラムサス「隊長だけじゃないんだなこれが!」ビューンビューン

ロベルト「もう一機!?」

ダンケル「俺を忘れてもらっちゃ困る!」ビューンビューン

アムロ「3機だと!?」

ヤザン「今日こそ墜ちてもらうぞ!」ピピッ

ヤザン「あん?………シロッコか。いいところだってのに!」ドウッ

ヤザン「ダンケル!ラムサス!少し持たせろ!」ドウッ

アムロ「何だ……!?なぜあいつが…………」

ラムサス「よそ見してんじゃねえぞ!」ビューンビューン

ロベルト「大尉!チャンスです!この隙に!」

アムロ「……そうだな。ここで墜とさせてもらう!」


コンマ下2桁

90以上ロベルト撃墜
75-89ロベルト中破撤退
40-74戦闘膠着、ヤザン復帰
20-39ダンケルorラムサス大破(偶数ダンケル奇数ラムサス)(判定)
01-19ダンケルorラムサス撃墜(偶数ダンケル奇数ラムサス)
00ダンケル、ラムサス撃墜

下2
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/05(火) 23:58:21.96 ID:zxPZSMJI0
へい
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/05(火) 23:59:53.77 ID:PqYUrx1o0
墜ちろカトンボ
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/06(水) 00:00:31.16 ID:YA2GE4OiO
>>630
ナイスショット!
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/06(水) 00:02:50.50 ID:8MWJjnXeO
ヤザンの部隊やたら強い気がするんだけど
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/06(水) 00:07:54.22 ID:QkeBncU50
へへ!やったぜ
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/06(水) 00:15:26.41 ID:L64IYE0N0
コンマ77 ボーナス

アムロ「こちらから仕掛けさせてもらう!」ビューンビューン

ロベルト「ええい!」ビューンビューン

ラムサス「ダンケル!あの赤いのからやっちまおう!」

ダンケル「そうだな。Ζは残しとかなきゃ隊長に怒られちまう」

ラムサス「ははっ!違いねぇ!」ビューンビューン

ダンケル「そっちか!」ビューンビューン

ロベルト「ぬう…!」ガスッ

ロベルト「狙われているのは俺か!」ドウッ

アムロ「ロベルトばかり狙うと!」ビューンビューン

ラムサス「うお!?」

ダンケル「Ζ……!やはりあいつが邪魔だな……!」

ラムサス「誘いこんで海ヘビで仕留めるか!」

ダンケル「それがいい!よし、行くぞ!」ドウッ

アムロ「逃げる!?」

ロベルト「大尉!大尉は先回りしてください!」

アムロ「!よし!」ギュルリンドウッ

ロベルト「逃がすか!」ドウッ

ラムサス「ははは、来た来た!」ドウッ

ロベルト「くそっ、デブリに!」

ロベルト「…………いや、この戦法は…………」

ロベルト「今度は乗るか!」ビューンビューン

デブリ「」ドカーン

ロベルト「どこから来る…………上か!」

ラムサス「ははっ!」

ロベルト「くらえ!」

ダンケル「食らうのはお前だよ!」

ロベルト「何!?」

バチバチバチバチィ!

ロベルト「ぐわああああああああああああ!」

アムロ「はっ!?ロベルト!」ドウッ

コンマ下2桁

80以上ロベルト撃墜
79以下ロベルト撤退

下2

ボーナスはロベルト撃墜チャンスです。

635 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/06(水) 00:18:27.85 ID:O8hEReYS0
駄目で元々よ!てい
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/06(水) 00:18:46.67 ID:8MWJjnXeO
戦争は悪だ
637 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/06(水) 00:40:46.55 ID:ArUgHKQ/0
ロベルトしぶといな
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/06(水) 00:49:03.38 ID:L64IYE0N0
コンマ67

アムロ「ロベルト!」ビューンビューン

海ヘビ「」ドカーン

ダンケル「ちっ!」

アムロ「ロベルト!息はあるか!?」

ロベルト「すみません…………大尉…………」

アムロ「……よかった。ロベルトはアーガマに戻れ!ここは俺が何とかする!」

ロベルト「大尉…………頼みます…………」ドウッ

ダンケル「行かせると思うか!?」

アムロ「行かせるか!」ビューンビューン

ラムサス「くそっ…………だがこれで2対1だ!」

ヤザン「いいや、3対1だ!」ビューンビューン

アムロ「何!?戻ってきたか!」

ヤザン「ダンケル!ラムサス!あまり余計なことはするなよ!とどめは俺が刺す!」

ラムサス「わかってますよ隊長!」

ダンケル「ははっ!行くぜ!」ドウッ

アムロ「お前たちなんかにかまっている暇はないんだ!ここは早々に終わらせてやる!」


ドゴス・ギア

オペレーター「バスク大佐。射角のほうは…………」

バスク「最後まで微調整は続けるが…………」

バスク「大まかにはこの方位で行う」

オペレーター「…………しかし、これでは敵艦隊中央へのダメージは…………」

バスク「友軍艦隊との兼ね合いだ。仕方あるまい」

オペレーター「……また、これですと射線上にジュピトリスが…………」

バスク「シロッコならば分かっているはずだ」

オペレーター「し、しかし退避命令は…………」

バスク「…………分かっているはずだ」

オペレーター「は、はっ!」

バスク「……そうだ。それでいい」


ジュピトリス

シロッコ「ふむ…………」

シロッコ「ヤザンからのデータによれば明らかに我々を意識しているか…………」

シロッコ「……確定だな。奥の手を使わせてもらおう」

シロッコ「ジュピトリスが焼かれてからでは遅いのでな」
639 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/06(水) 08:10:04.91 ID:d8u3wfOVO
どうなるかな
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/07(木) 22:36:38.59 ID:8VE/KCGjO
トロッコさんがどうなろうと構わんがこのハゲは道連れにしてほしい
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/07(木) 23:04:00.21 ID:UbpYBbpZ0
ジュピトリス

ブリーフィングルーム

ジェリド「先ほど言っていた対策をとらねばならない事項とは何だ?」

サラ「パプテマス様、我々が失敗してしまったということでしょうか!?」

シロッコ「落ち着け、サラ。サラが失敗したことを責める気はない」

サラ「しかし…………!」

シロッコ「いいんだサラ。私が出れば済む話なのだからな」

マウアー「出る?」

シロッコ「そうだ。私が出ざる負えない事態となってしまったようでな」

シドレ「シロッコ大尉、お答えください」

シロッコ「……どうやらコロニーレーザーは我々に向けられているらしい」

シドレ「な!?」

マウアー「コロニーレーザーが………!?」

ジェリド「…………なるほどな」

シロッコ「……どうやらバスクは何があっても私を亡き者にしたいらしい」

サラ「では、我々はいったいどうすれば……!」

シロッコ「本来はコントロールを奪う算段だったのだが……うまくいかないものだな。だが、案ずることはない」

シロッコ「こんなこともあろうかと、コロニーレーザーの制御システムにバックドアを作ってある」

シロッコ「あまり大層なことはできんが、ジュピトリスの撃沈を防ぐには十分だろう」

シロッコ「……だが、これはコロニーレーザーに接触しないことにはどうすることもできない。よって、私はコロニーレーザーに向かう」

シロッコ「ジェリドは私とコロニーレーザーに向かってほしい」

ジェリド「……了解」

シロッコ「サラにも来てもらおう。索敵を頼みたい」

サラ「はい、パプテマス様」

マウアー「では、私も」

シロッコ「マウアーとシドレはジュピトリスの護衛を頼みたい。エゥーゴに沈められては元も子もない」

マウアー「…………」

ジェリド「…………」

マウアー「……わかりました」

シドレ「了解です、大尉」

シロッコ「よし、直ちに行動を開始する。全員配置につけ!」

642 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/07(木) 23:19:50.28 ID:UbpYBbpZ0
ジェリド「くそっ、マウアーを…………」

ジェリド「……偶然か?それとも…………」

ジェリド「……とにかく、これでコロニーレーザーを発射させるわけにはいかなくなった………!」


シロッコ「ジュピトリスが沈むのは痛いが…………」

シロッコ「……沈むなら沈むで最大限活用しなければな」

格納庫

マウアー「ジェリド、気をつけて」

ジェリド「ああ。コロニーレーザーは俺が必ず止める」

シロッコ「ジ・O、出るぞ!」ドウッ

サラ「サラ・ザビアロフ、ボリノーク・サマーン出ます!」ドウッ

シドレ「メッサーラ、行きます!」ドウッ

マウアー「ガブスレイ、出るぞ!」ドウッ

ジェリド「……おそらくアムロも…………」

ジェリド「…………………………なんだ?」

シロッコ「ジェリド!」

ジェリド「……フライルー、出る!」ドウッ


シロッコ「ヤザンのデータによれば…………こっちか!」

シロッコ「ついてこい、ジェリド、サラ!」ドウッ

サラ「はい、パプテマス様!」ドウッ

ジェリド「…………ああ!」ギュルリンドウッ


マウアー「ジェリドたちは行ったか…………」

シドレ「少尉、指揮をお願いします」

マウアー「……全機、配置につけ!敵はデブリを使う。注意しろ!」

ネモ「」ビューンビューン

マウアー「早速…………!」ビューンビューン

ネモ「」ドカーン

シドレ「私も…………!」ビューンビューン

ネモ右脚「」ドカーン

マウアー「ジェリド…………信じているわ」


ジェリド「…………ああ!」

フライルー「」ドウッ
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/08(金) 00:10:48.39 ID:o51ThJ0e0
アムロ「そんなに戦争が好きなのか!お前は!」ビューンビューン

ヤザン「ああそうだ!楽しくて仕方がないなあ!」ビューンビューン

ラムサス「ははっ!流石に強ええな!」ビューンビューン

アムロ「くっ!」ドウッ

ダンケル「お前も好きなんじゃないのか!?」ビューンビューン

アムロ「こっちもか!そこ!」ビューンビューン

ダンケル「ぐうう!」ガスッ

ヤザン「お前も俺と同類だ!そうだろう、アムロ・レイ!」ドウッ

アムロ「何!」ブウン

ヤザン「はっ!」ブウン

バチバチバチバチィ!

アムロ「お前と俺が同類かどうか、そんなことはこの際どうでもいい!」

アムロ「今はそこを退いてもらう!ただそれだけだ!」バチィ!

ヤザン「来るか!」

ダンケル「どうしますか、隊長」

ラムサス「クモの巣を?」

ヤザン「いいや、奴には効かん!ここは3方向から行くぞ!Ζといえど腕は二本だ!」ドウッ

ラムサス「違いない!」ドウッ

ダンケル「了解!」ドウッ

アムロ「行くぞ!」ドウッ

コンマ下2桁

95以上ダンケル、ラムサス撃墜
85-94ダンケルorラムサス撃墜(奇数ラムサス、偶数ダンケル)
70-84ダンケルorラムサス大破(奇数ラムサス、偶数ダンケル)
20-69戦闘膠着(ジェリド達到着)
00-19アムロ中破撤退

下2

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