リリカルなのはの世界で遊んでみる

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186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/19(木) 18:29:11.23 ID:5hoqdYCy0


──【少年(あなた)のデータ】



@【体力ポイント:◾️◾️◾️】【耐久】

A【戦闘技能(補正+3)】【筋力】
 ・格闘、魔法攻撃、防御時にボーナス。
 ・『AAA』の魔力により誕生時から高い水準に至っている。
 ・機人の特性もあり、『力押し』は油断出来ない。格上殺しの可能性も。

B【高速機動──斬り返し】【速度】
 ・巧遅は拙速に如かず。繊細な機動を捨てた超速の踏み込みこそ真髄。
 ・回避成功時にボーナス。
 ・【次のターンの判定勝利時、相手の体力ポイントを追加で減らす】

C【魔を導く者(補正+5)】【魔力】
 ・あらゆる場面の魔法判定においてボーナス。
 ・『AAA』の為あらゆる局面で強い魔力を発揮し行動成功率を上げることができます。
 ・しかし経験、知識不足故に失敗、暴発はザラである。
 ・経験を蓄積し、見識を広げれば歴史に数えられるほど偉大な魔導師になるだろう。

D【汲み取りし人間(+20)】【技術】
 ・好感度判定時にボーナス。
 ・人の心の機微を察することが出来る。
 ・人の地雷は踏まない──時々踏む。

Ex【戦闘機人モード】
 ・戦闘にのみ使用可能
 ・【戦闘技能の補正を+1】にする
 ・【3ターン後に強制解除】【コンマによるデメリット判定】
Ex【振動爆砕──Lv1(補正+5)】(封印中)
 ・体力ポイントを【1】消費して選択できる。
 ・判定勝利時、相手の体力ポイントを【3】削る。
 ・判定敗北時、次のターンの自分の行動に【ー2】の補正。
 
 
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 18:29:25.15 ID:1hBayEyG0
あのさぁ、コンマでvividになったんだからシリアスやダーク要素は無くせとは言わないが減らそうよ。
なんだよ主人公を殺しにくる未知の存在って。
前みたいなグチャドロやりたいならvividを選択肢にいれるなよ。
お前、vivid読んだことないだろ?
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 18:31:30.01 ID:5hoqdYCy0
・戦闘システムや経験値などの説明はその時に
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 18:34:40.66 ID:dR4SiyYj0
なんか変なのがわいてるわ。

VIVIDなのはあくまで時系列だけであって、作風ではないだろうに。
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/19(木) 18:35:18.30 ID:5hoqdYCy0
  ▼


【『行くか!』──するのはいいんですが、アテはあるんですか?】
【いくらマスターでも補給なしで動き続けることは厳しいかと】


少年「そ、そうだね。お腹も空いてきたし…とりあえず適当にこの街をウロチョロしてみようか!」


【基本的に食事をするのにもお金が必要なのもお忘れなく】


少年「…? お金……確か持ってると『交換』してくれるものだっけ?」


【いざとなったら『盗む』のもアリです。マスターが望むなら、ですが】
【幸い魔法文化の発展していない世界のようなので、人の懐からくすねてもバレませんよ(ゲス顔)】
【魔法(スリ)の力を見せてあげましょう】


少年「ふーん。そういうものなんだー」


【次にフリーパートの行動安価になります】
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/19(木) 18:37:38.06 ID:5hoqdYCy0
──【フリーパート】
・Bの鍛錬により>>185のステータスptをコンマ判定で上昇させられます



@散策を行う(コンマ判定でイベントorエンカウント)
Aコミュする(現在交友関係はデバイスのみなので、デバイスとのコミュになります)
B鍛錬を行う(ステータスの向上。経験値コンマ判定)
Cその他(Cが取られれば安価で行動募集→コンマで決定を行ないます)



↓2安価になります
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 18:38:18.45 ID:Jp5p5DWqO
2
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 18:39:16.18 ID:k/Gw69Uc0
2
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 18:39:30.29 ID:dR4SiyYj0
1
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 18:39:49.59 ID:3fDX3A0FO
目的も少年が鍛錬を思いつく理由もないし1

機人要素ありっていうのは純粋な意味での機人ではないということも含むってこと?
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/19(木) 18:47:58.67 ID:5hoqdYCy0
──Aコミュする(現在交友関係はデバイスのみなので、デバイスとのコミュになります)


 ▼


少年「ふと思ったのだけど……」

【…………?】

少年「君って誰に造られたの? 君の名前は? 君って何が出来るの? 君の故郷は──」

【──言葉の洪水ですね】


 海岸線を歩きながら、ふと胸元のデバイスに話しかけてみた。
 思い返せばこのデバイスのことを自分は何も知らない。
 ある意味、初めて会った『他人』。
 聞きたいことは山ほどあった。


【ほとんどの記録は領域にありません。削除された、という意味でなく本来の意味で起動されたのは初めてのようですね。つまり私は新品です。なので名前もありません。インテリジェントデバイスです】


 何やら誇らしげに聞こえたが、
 その割には埃被りまくってたなー、とはあえて口に出さないでおく。

 
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/19(木) 18:54:42.91 ID:5hoqdYCy0

 ▼


少年「じゃあさ! じゃあさ! 自分が名前を考えてあげるよ!」

【──鉄屑、ゴミ、杖。など安直かつ無様な名前でなければなんでもいいです】

少年「名前に関していじめられたことでもあるのか……?」


 なんであれ、名前は決めてもいいらしい。
 どんな名前にしてあげようか。


【マスターは】


少年「……?」


【楽しそうですね。何をしていても。ただ歩いているだけで楽しそうです】
【それが少し羨ましいと思う自分があります】




──【デバイスの名前を安価で募集します】【その後コンマで決定します】
↓1〜5で名前を書き込んで下さい。手に余るものは弾きますのでお気軽にどうぞ
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 18:55:05.87 ID:3fDX3A0FO
ロザリオからとってロザリー
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 18:55:53.51 ID:E6XxjbAMO
ナビゲータのナビ
ナビィでも可
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 18:57:44.81 ID:v6x5zE0kO
ルサリィ
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/19(木) 19:08:54.28 ID:ADraOJLuO
イネス
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 19:11:25.42 ID:sVHRBuUo0
ブラザー
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/19(木) 19:13:56.41 ID:5hoqdYCy0

──『デバイスの名前』


00〜20:【ロザリー】
21〜40:【ナビ】
41〜60:【ルサリィ】
61〜80:【イネス】
81〜99:【ブラザー】
ゾロ目ボーナス:なし



↓1コンマ判定になります
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 19:15:11.15 ID:sVHRBuUo0
ほい
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 19:15:15.31 ID:QwNjqHlEO
ナシの礫
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/19(木) 19:25:03.21 ID:5hoqdYCy0
──『00〜20:【ロザリー】』


 ▼


少年「ロザリーなんてどうかな? あんまり名前の付け方なんて知識はないんだけど……」


【良いと思います。以後、デバイス名称を【ロザリー】として記憶領域等に書き込んでおきます」


少年「うん! ロザリー。ロザリーか……しっかり自分も覚えおこう」



【ちなみにマスター。のんびりしてますが、このままでは野宿決定ですよ?】


少年「それはそれで! 野宿って外で寝ることだよね!? 興味ある!」


【(この人、ほっておくと餓死しそうですね)】


  ▼
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/19(木) 19:28:25.93 ID:5hoqdYCy0
──【フリーパート】(残り一回)


@散策を行う(コンマ判定でイベントorエンカウント)
B鍛錬を行う(ステータスの向上。経験値コンマ判定)
Cその他(Cが取られれば安価で行動募集→コンマで決定を行ないます)


↓2安価になります
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/19(木) 19:29:43.44 ID:1h3iTec9O
1
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 19:30:06.62 ID:5OFmAixT0
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/19(木) 19:32:12.33 ID:5hoqdYCy0
─【散策】



01〜25:【アリサ】
26〜50:【すずか】
51〜75:【小イベント】
76〜99:【喫茶翠屋】
00:時空管理局からの先遣隊



↓1コンマ判定です
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 19:33:15.07 ID:DNylZa3m0
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/19(木) 19:45:04.05 ID:5hoqdYCy0
──『01〜25:【アリサ】』


 ▼(海鳴市、河川敷)(夜)


少年「ま、街だ。街が見えるぞー。やった。着いたんだ……」


【マスターしっかりして下さい、ここで倒れたらマズイです!】
【せめて誰か人を発見するまで粘ってください!】


少年「だ、駄目。もう無理。お腹が空きすぎて逆に空いてないというか。やっぱり空いてて…」

少年「なにかお腹に入れないと、もう意識が──」


 カクカクと膝が震えている。な、何故か吐き気も。
 ここに転移された時は感情の高ぶりで疲労を忘れていたが。よくよく考えればもう三日以上何も食べてない、飲んでないである。いくらなんでも限度がありました。


【マスターの意識が途切れれば、私もオフになってしまいかねません】
【──仕方ない、こうなったら最終手段を取りましょう】


  ▼
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/19(木) 19:56:21.85 ID:5hoqdYCy0

 ▼(リムジン内)


アリサ「うん? うちに設置した【転送ポート】?をまた使いたいって?」

アリサ「……えらい突然ね。事前アポも無しなんて」


【ごめんね、アリサちゃん。実はまた地球でお仕事で……】


アリサ「あんた終いにゃ過労死するわよ?」

アリサ「しかもまたここ(海鳴)で事件って……、この土地まさか呪われてないでしょうね?」



【にゃはは──とにかく許可はオーケーってことでいいかな?】



アリサ「はいはい。ていうか私に逐一許可求めなくてていいのに。あんたらの機材なんだから」

アリサ「あー、はいはい。わかったわかった。ただし事件が終わったらウチに寄りなさいよ?」

アリサ「こんな機会でもなきゃ滅多に会えないんだし、すずかだって──うん?」



アリサ「あーなのは、ちょっと電話切るわ。妙なもん見つけちゃった」

アリサ「鮫島、少し下ろしてくれる?」


  ▼
 
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 20:04:18.23 ID:r4DJ5Xvc0
これでなのはに連絡して迎えに来てもらえるかな?
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/19(木) 20:10:10.31 ID:5hoqdYCy0

  ▼


少年「もぐもぐ」

アリサ「…………」

少年「もぐもぐもぐもぐ」

アリサ「あんた何食ってんの?」

少年「!? ──えっと。く、草です……」

アリサ「……」


 一瞬のワпBそして。


アリサ「吐きなさい! 戻しなさい! 万一毒噛んだら下手すりゃ死ぬわよ!?」

少年「もぎゃあ!? 大丈夫だいじょぶ、ロザリーが調べてて──おぶぅ!?」


 名も知らぬお姉さんに、思い切り喉に手を突っ込まれた。
 あらゆる意味で衝撃でした。

【なんとかなりそうで助かりました……】



  ▼

 
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 20:14:28.47 ID:gJen4rBXO
道端の草食うなやwwwwww
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 20:20:36.01 ID:i0jjIGNmo
文字通り道草食ってるとは恐れ入った
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/19(木) 20:22:04.79 ID:5hoqdYCy0

  ▼


アリサ「ほら、腹減ってるんなら草よりこれ食べなさいよ……」


 手渡された白い袋には、見たことのない食べ物?らしきものが入っていた。
 サンドイッチというものらしい。パンは分かるのだが。
 しかし食えと言われても食べ方がよく分からない。


アリサ「ふーん……、なんかワケありって感じね」


 珍妙な生物を見るような瞳で見据えてくる。
 と器用に袋からパンを取り出して、グイグイと口に押し付けてきた。
 

少年「美味いっ!」
 
アリサ「ふふん! そうでしょう、そうでしょうとも!」


 胸の前で手を組んで、金髪のお姉さんは満足そうにふんぞり返っている。
 お腹は満たされたしそろそろ行動に移せそうだ。


【次に行動安価になります】
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 20:24:03.41 ID:r4DJ5Xvc0
身の上話して世話してもらうしかない
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/19(木) 20:33:32.99 ID:5hoqdYCy0


アリサ「それで? こんな夜更けにあんた一人で何やってんのよ?」

アリサ「草食べちゃうくらいお腹が空いてるって異常よ? 親はどうしたの? まさか迷子? ──誘拐犯に捕まって逃げてきたとか!? どうなのよ! 答えなさい!」


 そんな怒涛の勢いで質問されても……。最後はえらく具体的でしたけど。
 これって正直に答えていいんだろうか。
 『おじさん』には『自分以外の人間と関わるな』と言われていたが。


少年「…………」

アリサ「……全部答えろ。とまでは言わないわ。本当は全部、くっきり、詳細まで話して欲しいけど!」

アリサ「──言いたくないこともあるからね。ただこれだけ聞かせなさい。『あんたは困ってるの?』」


 この人は間違いなく『良い人』だと思う。
 良い人だから少し迷ってしまう。
 自分の都合に、巻き込んでいいのだろうか。




──【安価】
@困っている。助けて欲しい。
Aまだ一人で考えたい、見識を広げたい。お礼を言って逃走(コンマ判定)
↓1〜3で安価多数決になります
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 20:33:51.36 ID:r4DJ5Xvc0
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 20:34:15.09 ID:5OFmAixT0
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/19(木) 20:46:26.49 ID:5hoqdYCy0
──【@困っている。助けて欲しい。】


  ▼


少年「はい。困ってま──す!?」

アリサ「汚いワンちゃん一人確保ー! 鮫島ァ! まずこいつを病院に連れてくわよ!」

少年「お!? お!? お!?」


 二の句をつぐむ前に、お姉さんの胸にヒョイっと抱きかかえられた。
 そのままの勢いで背後に停車していた『車』というやつに乗せられてしまった。
 な、なんで強引な人なんだ。


アリサ「言質取ったからね! 困ってるんだから目一杯世話焼かせてもらうわよ!」

アリサ「あとで文句とか聞かないから!」

少年「……!」


 胸の奥から温かいものを感じた。
 繋いだ手からさ人肌の温もりを『初めて』感じる。


 ──これはきっと『嬉しい』という感情なのだろう。



  ▼(アリサ、散策終了)
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/19(木) 20:58:18.72 ID:5hoqdYCy0

  ▼



ヴェイロン「ここか。潮風くせーな」

ヴェイロン「……ノリで追ってきたはいいが、アテはねーな」

ヴェイロン「まあ、魔力は持ってるはずだ。近くにいるならすぐ分かるか」

ヴェイロン「──どうも魔法文化のない田舎みたいだしな。見つけやすいだろ」





──【未知の存在(男)の行動コンマ判定を行います】
──【一割の確率で発見されます】
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/19(木) 21:01:17.46 ID:5hoqdYCy0
──【コンマ】(残り三回)
>『未知の存在』(男)が追ってきます
>行動コンマ判定になります



00〜10:【少年(あなた)、発見される】
11〜99:【未発見】



↓1コンマ判定
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 21:01:50.14 ID:i0jjIGNmo
サーチあんど?
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 21:02:36.11 ID:yC0GIuX+O
危なくてワロタ
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 21:02:50.06 ID:5OFmAixT0
あぶねーなおいwwww
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/19(木) 21:09:35.91 ID:5hoqdYCy0
──『11〜99:【未発見】』


 ▼(河川敷)



ヴェイロン「……さすがに来て直後に、とはいかねーか」

ヴェイロン「なんであれまずは腹ごしらえだ。適当になんか食うか……」


ヴェイロン「……」

ヴェイロン「本当にこの世界に飛ばされたんだろうな……?」

ヴェイロン「このまま会えなかったらキレるかもしれねーな」



 ▼



──【次にアリサの好感度コンマ判定になります】
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/19(木) 21:12:15.84 ID:5hoqdYCy0

──【アリサ:好感度コンマ判定】



D【汲み取りし人間(+20)】【技術】
 ・好感度判定時にボーナス。



↓1コンマ判定(+20)になります
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 21:13:54.89 ID:Q/LJC2fuo
ほい
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/19(木) 21:20:34.09 ID:5hoqdYCy0
──【好感度memo】


ロザリー(デバイス)【44+10】:「なんとか野垂れ死は回避出来たようで安心しました」
アリサ=バニングス【109】:「ほら早く風呂入るわよ! はあ? 二人でに決まってんでしょうが!」
  
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/19(木) 21:21:19.50 ID:5hoqdYCy0
・今日はここまでになります
・見てくださってありがとうございます
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 21:44:03.52 ID:5AFJQ4nxO
乙ショタコーン
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 00:53:39.17 ID:G2RKOGhHo
乙ー
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 09:26:05.32 ID:6UIO7BaIO
このヴェイロンとかいうやつは強いのか?
FOE感覚で挑めるなら挑める選択肢も欲しいんだけど
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 11:06:39.63 ID:xw/NeBzw0
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 12:08:17.95 ID:9DcF9Gi80
vivid時代のSランクでもよゆーで頃される程度には強いよ
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 16:20:29.13 ID:/FV8tZmt0
インフレだからな、
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 16:26:14.50 ID:j1ijoXrEO
専用の装備がないとSランクでもヤバイ
でも魔翌力じゃないISなら無効化されないのでワンチャンスある
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 16:49:08.40 ID:diM/Z8dm0
魔翌力通じない系の相手?
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/20(金) 17:49:10.25 ID:/FV8tZmt0
やばい
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/20(金) 18:03:12.79 ID:0/Sidr0b0
>>236、基本的にコンマでしか遭遇しません。ただし+5%ずつ遭遇率があがり三日目には20%の遭遇率になる予定です

・遭遇して戦闘になって負けても死んだり、捕まったりと言ったこともないです
・エンカウントしてもある種イベント戦闘のようなものです
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 18:04:46.29 ID:/FV8tZmt0
それならよかった
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/20(金) 18:09:50.46 ID:0/Sidr0b0

  ▼(アリサの屋敷・早朝)



少年「……ふあ、おはようロザリー」

【おはようございます、マスター。昨晩はお疲れ様でした】

少年「うん。なにもかも新鮮な一日だったよ……。ベットが柔らかすぎて逆に眠りづらかったな」



 昨晩の優しいお姉さんの名前は『アリサ』と言うらしい。
 ほぼ強引に病院に連れて行かれて即検査!の流れになった。
 ただお姉さんには悪いが、少し病院の人を『魔法で騙してしまった』。



【マスターの身体には『基礎フレーム』が埋め込まれています──『普通の人間』とは身体の構造が異なりますから。どうしてもこの世界の人間に正しく精査させるわけにはいきませんでした】

少年「…………」

【マスターにとって『機械の肉体』が普通です。そうなるように造られたのです】



 異常な身体。普通の基準が曖昧な自分には上手く語れないが、少し寂しい感じがする。
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/20(金) 18:15:04.02 ID:0/Sidr0b0

  ▼


アリサ「ほら朝よー! 惰眠を貪る子には──って」

少年「あ、おはようございます」

アリサ「……起きてるし。だいぶ衰弱してたのにケロッとしてるあたり、あんたタフね」


 相変わらず奇妙なモノを見るような目で、見つめてくる。
 助けてくれたことにはとても感謝しているのだが、
 自分のことを珍獣か何かだと思ってる節が見える……。



アリサ「さて、あんたには聞きたいことが山ほどあるわけだけど」

アリサ「あんたの名前から戸籍が見つからないとか、経歴とか昨日の経緯とか」

少年「うっ……」

アリサ「けど、それはもういいわ。あんたの気持ちが一番大事だし。話したくなったら話しなさいな──それまでこの屋敷でゆっくりしときなさい」



 ニコっと、彼女は優しく微笑んだ。
 その優しい笑顔は写真の『高町なのは』さんを彷彿させるものだった。
 
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/20(金) 18:18:02.83 ID:0/Sidr0b0


アリサ「基本的にこっちから事情はもう聞かないわ。だからくつろいでなさいな」

アリサ「まあ、一言の相談もなく書き置きもなく突然私の前から姿を消したりしたら──ゲンコツどころでは済まないけどね?」ニコ

少年「あ、はい」



 目がマジだった。この人を怒らせるようなことはしないでおこう。


 事情を全て話すのか、話さないのか。
 【今日の夜】に決めるとしよう。
 大切なことになりそうだ。



──【次にフリーパートになります】
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/20(金) 18:20:58.73 ID:0/Sidr0b0

──【フリーパート】(二回)


@散策を行う(コンマ判定でイベントorエンカウント)
Aコミュする(>>232からキャラを選択します)
B鍛錬を行う(ステータスの向上。経験値コンマ判定)
Cその他(Cが取られれば安価で行動募集→コンマで決定を行ないます)


↓2安価になります
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 18:21:56.11 ID:1MwfHb07O
2ありさ
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 18:22:09.51 ID:rcT9gOyr0
2 アリサ
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/20(金) 18:30:08.17 ID:0/Sidr0b0

  ▼(コミュ:アリサ=バニングス)



アリサ「待ちなさーい!! 止まりなさっ──足早っ!? 陸上選手か!」

少年「……っ! ……!」ダダダダダ

アリサ「人の家の廊下を走るなー!」


 走ります。全速力で走ります。
 背後から怒髪天を突かんばかりの怒声もあって、さらに加速してしまう。


アリサ「ちょっと一緒に風呂入るだけでしょうがー! 子猫かあんたはー!」

少年「……!」

【なーにやってるんですか、マスター。子供ですか。子供でしたね】


 お風呂には昨日病院で入った!と言っても聞いてもらえない。
 別に一緒に入るのはいいのだが──その、彼女の謎の勢いに引いた。



──【次に安価になります】
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 18:33:44.41 ID:Vu1ccUfYO
さすがに前作みたいに目焼けたり腕もげたり頭がおかしくなる(物理)にはならなそうで安心
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/20(金) 18:38:59.87 ID:0/Sidr0b0


【入ってあげたらいいじゃないですか。減るものでもありません】
【それにマスターの為に彼女は仕事を休んだようですし、お願いくらい聞いてあげては?】


 ……それを言われてしまうと弱いのだが。
 どうしようか。と、悩んでる内にもうお姉さんが背後まで詰めていた。


アリサ「──捉えたー!」



──【安価】
@大人しく捕まって一緒にお風呂に入る
Aせめて濡れタオルで拭くくらいにしてほしい、と頼んでみる

↓2安価になります
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 18:40:11.27 ID:pd2gEoqDO
1
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 18:45:03.53 ID:/6iGPZaIO
1で
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 18:45:09.66 ID:YG0f+ojxO
2
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/20(金) 18:55:30.73 ID:0/Sidr0b0

  ▼(お風呂)


アリサ「全く手こずらせてくれたわね。何をそんなに嫌がってたんだが…」ブツブツ

アリサ「ていうか、なんでお風呂場にまでロザリオ持ち込んでんのよ」

少年「せ、精神の安定の為に……」


 悪魔か私は! と後ろでお姉さんが吠えている。
 どうやら病院では適当に洗っただけというのが見抜かれており、自分の垢を徹底的に落としたかったらしい。よほどの綺麗好きなんだなー。


アリサ「あんまり逃げ回るからガキの癖に一丁前に照れてるのかと思ったわよ」

少年「なんか、お姉さんが怖くて……顔が」

アリサ「しばくわよ──全く、手のかかるガキね」



 雑談をしながら背中を洗ってもらいました。
 思ったより手つきが優しくてお風呂も悪くないな。
 あと女の人の裸って初めて見たけど、色々自分と違うんだなー、と思いました。



──【コミュ、アリサ(終了)】
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/20(金) 18:58:06.46 ID:0/Sidr0b0
──【フリーパート】(残り一回)
・夕食のため少し抜けます


@散策を行う(コンマ判定でイベントorエンカウント)
Aコミュする(ロザリー)
B鍛錬を行う(ステータスの向上。経験値コンマ判定)
Cその他(Cが取られれば安価で行動募集→コンマで決定を行ないます)



↓2安価になります
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 19:01:28.99 ID:rcT9gOyr0
1
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 19:10:02.22 ID:JTjC3sXVO
1散策
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/20(金) 19:25:01.43 ID:0/Sidr0b0
──【散策】


  ▼


少年「夜まで暇だし、どこか見て回ろうか」


【そうですね。あらゆる意味で経験不足のマスターは何を見聞きしても損になることはありません】


少年「よし、じゃあ出発だー!」


アリサ「ちゃんとスマホだけは持っていきなさいよ!?」




01〜25:【高町恭也】
26〜50:【月村すずか】
51〜75:【小イベント】
76〜99:【喫茶翠屋】
ゾロ目:未知の存在(男)

↓1コンマ判定になります
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 19:27:07.24 ID:rcT9gOyr0
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 19:27:10.53 ID:02X5jUoaO
はい
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/20(金) 19:39:34.58 ID:0/Sidr0b0

  ▼(交差点)


少年「あ、あの車がビュンビュン走って交差してる。なんでみんなぶつからないんだろ」

【それはですね、マスター。彼らは一定以上の交通知識を習得しており、その知識を正しく習得しているの『試験』を行い、その上で──はい聞いてませんね知ってます】

少年「青になったら人が進んでいいんだな! 赤はダメ。なら黄色はどうなんだろ!?」



「黄色もダメだよ。その時はしっかり止まろうね」



 ガードレールに飛び乗って観察していると、不意に脇から手が伸びてきて抱っこされた。
 振り向くとお兄さんが心配そうな顔でこちらを見つめていた。


恭也「こらこら、あんまり身を乗り出すと危ないぞ?」

少年「! す、すみません」
  
 
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/20(金) 19:47:43.04 ID:0/Sidr0b0
──【コンマ判定】



00〜33:キチンとお礼を言う
34〜66:お兄さんにただならぬ雰囲気を感じ、名前を尋ねてみる
67〜99:威圧感を感じ、怖くなって逃げてしまう



↓1コンマ判定になります
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 19:48:00.39 ID:+AKl+liWO
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/20(金) 19:57:03.16 ID:0/Sidr0b0
──『34〜66:お兄さんにただならぬ雰囲気を感じ、名前を尋ねてみる』


  ▼


 なんだろう、このお兄さんは。
 この交差点で色んな人達を観察していたが、この人は何か『違う』気がする。
 上手く言葉に出来ないが、『強い』気がするのだ。


【強い、とは物理的な意味でですか? 精神的な意味ですか?】

少年(両方の意味で。直感だけで合ってるよ)

【……マスター。あなたは野生動物か何かですか? 理屈的ではありません】
【この方は魔力を持ってないようですが】


恭也「どうかしたかい──ああ、いつまでも抱きかかえてちゃ暑苦しいか」

少年「あの、お兄さん。よろしければお名前も聞いてもいいですか?」

恭也「……? 恭也、『高町恭也』だよ。もしかして会ったことあるかい?」

少年「……ぁ」



 ……高町……高町恭也。
 ……高町、なのは?


──【散策、終了】
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/20(金) 20:02:22.70 ID:0/Sidr0b0

  ▼『未知の存在』(男)


ヴェイロン「喧騒がきゃんきゃん、と」

ヴェイロン「やかましい」

ヴェイロン「灰にしてーな」




──【コンマ】(残り二回)
00〜15:【少年(あなた)、発見される】
16〜99:【未発見】



↓1コンマ判定
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 20:04:21.73 ID:pd2gEoqDO
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/20(金) 20:04:58.58 ID:0/Sidr0b0
──『16〜99:【未発見】』


・今日はここまでになります
・見てくださってありがとうございます
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 20:25:16.61 ID:G2RKOGhHo
乙ー
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/21(土) 18:01:44.01 ID:oqOtZnGL0
  ▼(公園、ベンチ)



少年「甘い! 美味しい! これは…?」

恭也「アイスクリームだな。うちの実家の『洋菓子店』まで行けたらもっと美味しいあんみつでも堪能させられたんだが、ここからだと距離がある」

少年「へえ、これがアイスかぁ…。すいません、タダで貰ってしまって」

恭也「子供が遠慮するな。その代わりと言ってはなんだがいつかウチの店をよろしく」

恭也(……世間知らず、なんてものじゃないな。ワケありの子か)


 小さな自分を覗き込むようにお兄さんが見つめてくる。
 この目は昨日のアリサさんと同じだ。心配してくれているのだろう。


【さっき露骨に反応を示してしまいましたからね、マスター】
【『高町』という名前に心当たりでも? とても心肺が動揺してましたが】


少年「……ん」


 未だに胸の内ポケットに入っている。
 白い部屋にいた時のお守り。『高町なのは』の写真である。




──【安価】
@『高町なのは』に会いたい、と彼に伝える
A今日はもう帰宅する。アリサとの約束がある

↓1安価になります
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 18:03:29.65 ID:XaCdxoK/0
1
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 18:03:44.18 ID:esgHjJgaO
2
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 18:04:33.33 ID:MQrAZQUM0
2
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/21(土) 18:12:02.48 ID:oqOtZnGL0

──『@『高町なのは』に会いたい、と彼に伝える』


  ▼


恭也「ああ、構わないぞ」

少年「軽っ!? いいですか、自分はこんな怪しいのに……!」


 いいんだ、と。微笑みながら頭を優しく撫でられた。
 まるで内面を見通されてるかのような感覚だ。


恭也「断る理由がないからな。それに坊やからは悪意を感じない」

恭也「これでも人を見る目は…、あると断言は出来ないが君が純粋なのはわかるつもりだ」


 ──会えるんだ。高町なのは、と。
 話を聞けば恭也さんは彼女の『兄』とのこと。
 こんな偶然があるのだろうか。偶然飛ばされた先に、憧れの人の故郷だなんて。



恭也「ただあいつも近頃忙しい身らしくてな。なんでも子供が出来たとか、出来てないとか……なんてな」

恭也「連絡してみるがすぐに返事が来るかは分からない」


──『次にコンマ判定になります』
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/21(土) 18:15:36.15 ID:oqOtZnGL0
──『コンマ判定』



偶数:『高町なのは』と通話成功(本日中に会える)(コンマ判定)
奇数:職務中の為、留守番電話。(翌日にコンタクトの約束を)




↓1コンマ判定になります
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 18:16:06.50 ID:aVRwy9Lb0
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 18:16:39.89 ID:IJRXd5dgO
ほい
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/21(土) 18:24:11.91 ID:oqOtZnGL0

  ▼(海鳴市・某所)


なのは「お兄ちゃん? 通話なんて珍しいね」


【ああ。どこかの誰かさんは碌に実家に戻ってこないからな】
【たまには妹の声を聞きたいと思うのはおかしいか?】


なのは「にゃはは…、それ言われると辛いんだけどさ。でもほら長期休みにはいつも帰省を──」


【冗談はこのへんにして、と。ちょっと頼みがあるんだよ】


なのは「? うーん。いま仕事中だから私用の頼みならまた後日に──」


【お前に会いたいと言ってる子供がいるんだ。俺の直感ではワケありだ】
【──出来れば会ってやってくれ。子供の頼みは捨て置けん】


なのは「……」

 
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/21(土) 18:32:59.79 ID:oqOtZnGL0


スバル「なのはさーん! ご飯買って来ましたよー! たこ焼きです、たこ焼き!」

スバル「私本場のたこ焼き初めて食べるんでよー、はふはふ!」

なのは「別にここが本場じゃないんだけどね? ──それより相談があって」




────【相談中】────




スバル「会ってあげましょうよ! 無視するのは可哀想ですよ!」

なのは「だよねー。私情を無視してもこのタイミングで『私』に指名なんて何かある可能性もあるわけだし」

なのは「だからスバルは引き続き捜索をお願いしてもいい? 私が先に会ってくるから」

スバル「了解です! 行ってらっしゃいませ、高町一等空尉殿!」



──【次にコンマ判定になります】
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/21(土) 18:35:17.02 ID:oqOtZnGL0
──【コンマ】



00〜15:【管理局】と【未知の存在】が遭遇する
16〜99:【高町なのは】と【少年】が邂逅する




↓1コンマ判定
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 18:35:32.70 ID:MQrAZQUM0
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 18:36:32.25 ID:diLr1aY6O
ヴェイなんとかさんとは縁がなさそうで何よりです
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/21(土) 18:47:26.14 ID:oqOtZnGL0

  ▼



なのは「──お待たせしました。君が、私に会いたいっていう子かな?」

少年「……あ」


 邂逅はあまりにも呆気なく、すんなりと出来た。
 想像していたより感動的でもなく、失望感もなかった。
 ただひたすら──充足感と『得もいえぬ感情』が足元から両肩に登ってくる。


少年「………」ボーッ

少年「………」ボーッ




なのは「……? ぼうや?」

恭也「……?」

【なんか言ってくださいマスター。アホヅラがで固まってないで】


──【次にコンマ判定になります】
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