【安価】提督「ラジオ!」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 20:56:27.53 ID:qW2fdqSSo
ピッピッピッ

ポーン

千歳「皆さんこんばんは。鎮守府ラジオのお時間です」

大淀「このラジオはリスナーの皆さんにより艦娘を身近に感じてもらうため艦娘二人のお話を淡々と流していく番組です」

千歳「記念すべき第一回目のお相手は鎮守府の秘書艦、千歳と」

大淀「いつも提督のお側に。任務娘の大淀でお送りします」

千歳「......」

大淀「......」

千歳「......あの」

大淀「はい?どうかされましたか?」

千歳「いえその、私、提督にいきなり連れてこられてまだ状況が飲み込めてないんですが......」

大淀「今読まれた原稿の通りですよ」

千歳「え......もしかしてこれって本当にラジオなんですか?」

大淀「そうですね。全国放送されているラジオです」

千歳「や、やだ......そういうことは先に言ってくださいよぉ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1531914987
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 20:57:22.00 ID:qW2fdqSSo
大淀「とりあえず現状がよくわかっていない千歳さんとラジオの前の皆さんのために少しこのラジオについて説明させていただきます」

千歳「......お願いします」

大淀「先ほども少しお話ししましたが、このラジオは不定期に行われるもので毎回違う艦娘二人によるお話を淡々と流していく番組、だそうです」

千歳「あ、では今日は私と大淀さんでやるんですね」

大淀「そうなりますね。またこの番組では普通のお便りのコーナーのみしかありませんから今日はお互いに頑張ってお話ししましょう」

千歳「......えっ!?あの、ラジオでよくある音楽のコーナーとか企画みたいなコーナーは?」

大淀「一切ありません」

千歳「......なんだか嫌な予感がしますね」

大淀「そんなこと言わないでください。もう軽く放送事故になりかけてるんですから」

千歳「本当にこんな調子で大丈夫かしら......」

大淀「まあ始めていきましょう。やっていくうちに分かりますよ......多分」

千歳「多分、ですか......ふふっ」

大淀「千歳さん?」

千歳「大淀さんも意外と不安なんですね。少し安心しました」

大淀「......と、とにかく記念すべき最初のお便り、千歳さん、お願いします」

千歳「はい、分かりました!......それでは最初のお便りです」

↓1
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 20:58:34.47 ID:63uHZD3nO
クラウドドラゴン
妹たちにすぐ脱ぐとお説教をされますがこの暑い夏を抜かずに過ごすにはどうしたらいいでしょうか
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 21:30:23.26 ID:qW2fdqSSo
千歳「えーと、ペンネーム”クラウドドラゴン”さんからのお便りです......って、あら?雲の......龍?」

大淀「......あの、その人ってもしかしなくても」

千歳「ま、まあたまたま名前が被ってしまったのかもしれませんし......とにかく内容を読みますね?」

大淀「あ、はい。お願いします」

千歳「えっと......『妹たちにすぐ脱ぐとお説教をされますがこの暑い夏を脱がずに過ごすにはどうしたらいいでしょうか』」

大淀「......妹たち、ですか」

千歳「......あの、やっぱりこれって」

大淀「......ええ、そうですね」

千歳「やだ......じゃあこの放送、鎮守府の皆さんも聞いてるのね......千代田も聞いてるのかしら」

大淀「しかしまさか最初のお便りが身内からとは......」

千歳「そうですね......えっと、それでこの......クラウドドラゴンさんなんですけど」

大淀「確かに今年の夏は例年に比べてもかなり暑い夏ですからね」

千歳「大淀さんも最近は水着で仕事されてますよね」

大淀「ま、まぁそうですね......厚着ですとこの時期は効率が落ちますから。そういえば千歳さんの水着姿は見たことがありませんね」

千歳「え?そ、それは......その......」

大淀「なにか理由でも?」

千歳「......その、サイズがなくて......胸が......こぼれて」

大淀「......」

千歳「ご、ごめんなさい!」

大淀「い、いえ......」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 21:31:04.89 ID:qW2fdqSSo
千歳「と、とにかく暑さ対策を考えましょうか!ね?」

大淀「そうですね......とはいえうんり......ではなくクラウドドラゴンさんは元からかなり薄着な方ですからこの他で対策ということになりますが......」

千歳「やはり冷房とかでしょうか?」

大淀「そうなりそうですね......予算がまた厳しそうですが」

千歳「あっ......部屋の外の提督が胃が痛そうな顔してる......」

大淀「あとは......そうですね。最近ではひんやりグッズなるものが色々ありますのでこれらも試してみるのも良いかもしれませんね」

千歳「......提督がそれだっ、みたいな顔してますね」

大淀「......ですが根本的な解決にはやはり冷房だと思いますので、クラウドドラゴンさんはしっかりお願いするべきだと思いますよ」

千歳「そうね。それに私も暑いのは苦手ですから......大淀さん、一緒にお願いしにいきませんか?」

大淀「えぇ、喜んで」ニコッ

千歳「ふふっ......っと、こんな感じで良かったのかしら?」

大淀「ええ、恐らく大丈夫かと。ですのでそろそろ、次のお便りにいきましょうか」

千歳「次のお便りは大淀さんが?」

大淀「ええ、選ばせていただきます......では、こちらのお便りを」

↓2
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
6 :キソー [sage]:2018/07/18(水) 21:31:51.35 ID:Iv+fLRa0O
ねえちゃんたちが甘やかしてくるが逆になんとかしたい
7 :駆逐王 [sage]:2018/07/18(水) 21:32:25.33 ID:2Gr12YuaO
料理で他の駆逐艦を圧倒する美味しさのものを作りたいがアイデアが浮かばない
8 :不幸 [sage]:2018/07/18(水) 21:32:44.36 ID:sNxsfSYwo
この手紙を採用しないと不幸になります
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 22:02:38.64 ID:qW2fdqSSo
大淀「ペンネーム”駆逐王”さんからのお便りです」

千歳「......名前の感じ、また私たちの鎮守府からかしら?」

大淀「どうでしょう......『料理で他の駆逐艦を圧倒する美味しさのものを作りたいがアイデアが浮かばない』だそうです」

千歳「料理、ですか」

大淀「千歳さんは料理はお得意ですか?」

千歳「得意......といえるほどではないですね。大淀さんは?」

大淀「一応カレーなどの簡単なものなら作れますよ」

千歳「あっ、そういえば前にカツレツを作ってましたよね?」

大淀「あら、見られてたんですか」

千歳「ふふっ、すみません。とてもいい匂いがしていたのでつい。でも、あれだけ上手でしたら何かアドバイス出来るんじゃないですか?」

大淀「......アドバイス、ですか」フム

千歳「何かコツとかないんですか?」

大淀「......そうですね。強いて言うなら近道はない、ということでしょうか」

千歳「え?」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 22:03:20.77 ID:qW2fdqSSo
大淀「よくテレビなどで料理のお得技、秘技などがありますがあれらはすべて、基礎ができること前提ですからね。圧倒する美味しさを目指すのならばまず、基本を大切にするべきではないでしょうか」

千歳「......」

大淀「......あ、す、すみません。真面目過ぎましたか?」

千歳「いえ、とても参考になります。流石ですね」

大淀「そんな、私もまだまだ練習中の身ですから」

千歳「でも、確かにそうだと思います。よく言われることですが大切だからこそ、言われているわけですから」

大淀「えぇ、ですので駆逐王さん。いきなりステップアップを目指すのではなくコツコツ努力することが、大事だと思いますよ」

千歳「......ふふっ」

大淀「千歳さん?」

千歳「あっ、ごめんなさい。なんだかこのお便りを読み返したら可愛らしいなー、って」

大淀「え?」

千歳「こんな風に勝ちたい、周りを驚かせたいって......うふふ♪」

大淀「......ふふっ、確かにそうですね」

千歳「料理が得意ではない私からのアドバイスは......焦らなくていいの。ゆっくり行きましょう、です」

大淀「私達からのアドバイスも揃いましたしそろそろ次のお便りにいきましょうか」

千歳「そうね。ではお次のお便りです」

↓2
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 22:03:47.31 ID:4hjw6h9WO
踏み台
12 :もふもふ [sage]:2018/07/18(水) 22:04:04.87 ID:ibpnxfSRo
同僚の友達と今度の休日にお出かけする事になったのですが余り外に出たことがないためお勧めの観光スポットがあれば教えてください。
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 22:35:51.16 ID:qW2fdqSSo
千歳「ペンネーム”もふもふ”さんからのお便りです」

千歳「『同僚の友達と今度の休日にお出かけする事になったのですが余り外に出たことがないためお勧めの観光スポットがあれば教えてください』......だそうです」

大淀「観光スポットですか......何処に御住まいなのか分からないので何ともいえませんが......」

千歳「参考になるか分かりませんが私たちがよく行くような場所をあげましょうか」

大淀「そうですね。とはいったものの......恥ずかしながら私もあまり詳しくないので......千歳さんはどうですか?」

千歳「私はよく千代田......あ、妹と遊びに行きますね。よくどこかきれいな景色のところへ行きます」

大淀「あら、いいですね」

千歳「うふふ、そこで飲むお酒は最高なんです」 

大淀「......な、なるほど」

千歳「そうだ、大淀さんも今度こられます?」

大淀「そうですね......機会があれば是非よろしくお願いします」

千歳「もふもふさんもどうでしょう。どこか近くの綺麗な景色が見れる場所に行ってみては?おすすめです」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 22:36:43.76 ID:qW2fdqSSo
大淀「ちなみに最近だとどちらに行かれたんですか?」

千歳「え?そうね......最近は近くの丘でしたり港近くの砂浜、ですね」

大淀「なるほど、あそこでしたらいい景色が見れそうですね」

千歳「ええ、ですのでついついお酒が進んで提督も私もかなり酔ってしまって。あのときは二人きりでしたから大変......」

大淀「......あの、千歳さん?」

千歳「え?」

大淀「提督と、ですか?千代田さんとではなく......」

千歳「......あっ!ご、ごめんなさい!今のはなしでお願いします!」

大淀「もう流れてしまってるので遅いかと......」

千歳「う......嫌な胸騒ぎが......千代田、怒ってそうだなぁ」

大淀「ま、まぁとにかくもふもふさん。近くの綺麗な景色が見れる場所を巡るのと普段とは違ったものが見れて楽しいですから是非、同僚の方と行ってみてくださいね」

大淀「それでは次のお便りにいきましょうか。千歳さん、大丈夫ですか?」

千歳「ん、は、はい」

大淀「では本日最後のお便りです」

↓1
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
15 :かわいいね [sage]:2018/07/18(水) 22:38:02.41 ID:7BHmLcIkO
お前の方がかわいいよとか言われなくするにはどうしたらいい?
16 :みんなのアイドル [sage]:2018/07/18(水) 22:38:03.96 ID:tPXBc7aIO
ラジオで歌いたーい!
17 :生意気な違法建築 [sage]:2018/07/18(水) 22:38:44.73 ID:iJSEyaf/0
本当は上司のことが好きでたまらないのについ憎まれ口ばかり叩いてしまいます どうしたら素直になれるでしょうか?
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 23:20:38.92 ID:qW2fdqSSo
大淀「ペンネーム”かわいいね”さんからです」

大淀「『お前の方がかわいいよとか言われなくするにはどうしたらいい?』ですか......ふむ」

千歳「うーん、からかわれて困っとるってことかしら?」

大淀「そのような感じだと思います」

千歳「でもかわいいよと言われなくてすむ方法ですか......」

大淀「やはり格好良い女性になる、とかでしょうか」

千歳「あ、確かにクールな女性にはなかなか可愛いねとは言いづらいかもしれませんね」

大淀「えぇ。ですが......クールに取り繕うというのはどうなんでしょうか?」

千歳「......無理にやろうとするとそれはそれでかわいいねと言われちゃいそうね」

大淀「そうですよね......」

千歳「それにお便りの文字の感じ、小さい子のようですし......クールに取り繕うのは無理そうね」
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