ウマっ娘(娘)話〜リギル前史

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1 :ingram :2018/07/21(土) 00:09:29.17 ID:9Vzqhes+0
前作:【ウマ娘】ウマっ娘(小)話
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1530539277/

今まではスピカ寄りでしたが、これからはリギルその他も書き進めてみます。

・1Rの前のお話?
・公開設定が少なく、やむなく独自設定
・故に(?)ややキャラ崩壊気味
・競馬成分少な目?
・何番せんじ感?

では、よろしくお願い致します。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1532099368
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/21(土) 00:14:59.53 ID:9Vzqhes+0

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−−??年前 トレセン学園 練習コース場


タッ、タッ、タッ、タッ…

ハッ,ハッ,ハッ,ハッ…


同期ウマ娘「…まーた性懲りもなく一人で走ってるんだ?マルゼンスキー」

マルゼンスキー「…あ!こ、こんにちは…」

同期ウマ娘「ここに来てもう3ヶ月にもなるってのに、どこのチームにも所属出来ないんでしょう?練習する意味なんか無いじゃない」

マルゼンスキー「あ、アハハ〜…」ポリポリ

同期ウマ娘「ハッ…そりゃそーよね。外国ウマ娘が走れるレースなんて、そもそもここ日本には無いんだから!…あなた、何しに日本に来たの?」

マルゼンスキー「が、外国ウマ娘じゃないわよ?!私はれっきとした日本生まれの日本育ち!…確かにお父さんもお母さんもイギリス出身の持込みウマ娘だけど…」アセアセ

同期ウマ娘「ハァ…あなた、もういい加減 国に帰りなさいよ!目障りな上に邪魔なのよっ!!出る当ても無いレースに向けて無駄な練習して必要のない施設使用して…っ」

マルゼンスキー「い、痛いとこ付くわね…で、でも何度も言って申し訳ないけど、私の国はここ日本だから…帰る国も何も…」

同期ウマ娘「またそうやって…あなたが居るだけでイライラするのよっ!いい?!今度ここで見かけたら、また皆で追い出すからね!!」スタスタ…


マルゼンスキー「あ…そ、それじゃ、また…」フリフリ

同期ウマ娘「"また"なんて有るわけ無いじゃない!バッカじゃないのっ?!」


マルゼンスキー「…」フリフリ…

3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/21(土) 00:15:45.52 ID:9Vzqhes+0

タッ、タッ、タッ、タッ…

ハッ,ハッ,ハッ,ハッ…


マルゼンスキー「…苦しくったって〜…悲しくったって〜… コースの中なら、平気な、のっ♪」


ザッ…


マルゼンスキー「…って言うけど…やっぱツラいわ…練習コースの中だけじゃ…」

マルゼンスキー「あは。イイなぁ…私も同期のみんなと、仲良くしたいなあ…みんなと一緒に、走りたいなあ…レースに、出たいなあ…」ポロッ…


マルゼンスキー「…誰もが私の出生を知ると離れていっちゃう…私、日本のウマ娘なのに…日本が、みんなが、走るのが、大好きなのに…」ポロポロッ…


マルゼンスキー「…本当に…何で私、ここにいるんだろ…」グスッ


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4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/21(土) 00:16:20.13 ID:9Vzqhes+0

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カツ、カツ、カツ…


?? 「…さあ、後れ馳せながらついにトレーナー免許が発行されたわ!すっかり他チームから出遅れちゃったけど…」


カツっ!


?? 「私自身の夢のためにも…そして、不幸な事故で情熱を失ってしまった"あの人"のためにも!…で、あの娘は?あのウマ娘はいる?!…あっ、良かった。いたいた!!」


・・・・・・・・・・・・・・・・

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/21(土) 00:17:42.49 ID:9Vzqhes+0
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6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/21(土) 00:18:17.73 ID:9Vzqhes+0
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7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/21(土) 00:19:23.61 ID:9Vzqhes+0
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8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/21(土) 00:20:18.23 ID:9Vzqhes+0
・・・・・・・・・・・・・・・・


マルゼンスキー「私…もう、田舎に帰るか、海外に行くしか、無いのかなあ…」グスッ…


?? 「…おーい?あのー、聞こえますかーっ?!」ブンブンッ


マルゼンスキー「キャアッ!…って、ビックリしたー…あれ?ここはウマ娘の練習コースよ。どうしたの、お嬢さん」

?? 「お嬢さんじゃありませんっ!
私、これでもれっきとしたトレーナーです!!…まだ駆け出しのペーペーですけど」チンチクリーン

マルゼンスキー「グスッ…その駆け出しのトレーナーちゃんが、どうしてこんな所にいるの?」ゴシゴシ

?? 「?!ど、どうしたんですか?どこか痛むんですかっ?!」

マルゼンスキー「!…あ、こ、これは…そう!目にゴミが入っただけなの。気にしない気にしない…でも、心配してくれてありがとうね?」アハハ

?? 「大切なお体ですから、気をつけて下さいね?…ところでマルゼンスキーさん!私のチームに入りませんか?!」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/21(土) 00:21:02.92 ID:9Vzqhes+0


マルゼンスキー「アハハー。チームへのお誘いなんだー?嬉しいなー入るわよー? 入れてくれるものなら喜んでー」ニコニコ

?? 「やった!ありがとうございますっ!!…まずは第1関門突破といったところねっ?!」グッ!

マルゼンスキー「…まあ私の名前を知って、素性を調べた途端にあなたも来なくなるんでしょうけど」フフッ

?? 「?そんな事絶対あり得ませんが。そもそも、お名前も素性もスペックもとっくに頭に叩き込んでますけど…」

マルゼンスキー「アハハー。それ じゃあレースが決まったら教えてくれるー?それまで一人で勝手にトレーニングでも何でもしてるからー」ヒラヒラ

?? 「あ、はい。分かりました!では
レースが決まったら呼びに来ますね?…さあ、忙しくなってきたわよー!!」ダッ!

マルゼンスキー「ああっ!ハイヒールのままコースを走るの危ないわよっ?!」 ハラハラ

?? 「大丈夫!それよりマルゼンスキーさんもオーバーワークはだめですよーっ?!」フリフリ

マルゼンスキー「危なっかしいわねー…でも、冷やかしでも心配してくれて嬉しかったな…もう会えないんだものね…」フリフリ


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10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/21(土) 00:21:57.21 ID:9Vzqhes+0

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−−数日後 トレセン学園 練習コース場


?? 「マルゼンスキーさん、デビューですよデビュー!!」


マルゼンスキー「…え?」


?? 「来る10月9日にレースが決まったんです!まずはウイニングライブの練習をしましょう!!」


マルゼンスキー「…え?」


?? 「あ、走りに関しては何の心配もしていません。むしろ明らかにオーバーワークですから、レースまで一切走らず、存分にライブに向けて練習しましょうね!」


マルゼンスキー「…え?」


?? 「勝負服も大至急仕立てないと…マルゼンスキーさんは、グラビアアイドル並みの高身長と体つきですから、きっと見栄えすると思うんですっ!」


マルゼンスキー「…え?」


?? 「ボーッとしてる暇はありませんよ?さあ、行きましょうっ!!」


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11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/21(土) 00:22:56.92 ID:9Vzqhes+0

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−−とあるレース場の実況席


実況 「…さあ今回の新ウマ娘戦!一番人気はマルゼンスキーとなっていますが」

解説 「大変華のあるウマ娘ですね。会場内、老若男女問わず高い人気を集めています…」


−−とあるレース場の観客席


?? 「当然よ、私の選んだウマ娘なんだから!…さあマルゼンスキー、見せつけてあげて?貴女の段違いの実力を!!」


−−とあるレース場のコース内


ワアァアーーッ!!


マルゼンスキー「…え?」ナンカカンセイガスゴインデスケド


実況 「各ウマ娘、ゲートに入ります」


マルゼンスキー「…え?」アラゲートッテオモッテタヨリセマイノネ.コレハイヤガルコモデテクルッテモノダワ


12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/21(土) 00:23:41.84 ID:9Vzqhes+0

バシャッ!


マルゼンスキー「…え?」アラヒライタワ.ハシッテイイノヨネ


実況 「いきなり先頭に躍り出たマルゼンスキー!」


マルゼンスキー「…え?」ヤッパリレンシュウコーストハチガウワネスゴクキレイデハシリヤスイワ


ズドドド…っ!!


解説 「これ…このまま行きますよ?速さの次元が違う、これは逃げなんてレベルじゃありません!」


マルゼンスキー「…え?」ドコマデモハシッテイケソウイイノカナワタシナンカガコノママハシッテ


ワアァアーーッ!!


マルゼンスキー「…え?」ミンナスゴクヨロコンデクレテルイイノカナコノママゴールシチャッテ


実況 「まだ離す、まだ離すっ…一体どこまで離すのかっ?!」


マルゼンスキー「…え?」ゴールラインツウカシチャウヨイイヨネハイゴール


実況 「後続とのその差は…な、何と、2秒差っ!じ、10ウマ身以上ーっ!!」



ウオオーーーーッ!!!

後が見えねぇっ!!

メチャクチャハヤイーッ!



?? 「ぃヨシッ!これであの娘を参戦させる説得材料が出来たわっ!!」ガッツポーズ


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13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/21(土) 00:24:27.30 ID:9Vzqhes+0

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−−その後のウイニングライブ会場


ワアァアーーッ!!


…〜♪


マルゼンスキー「…え?あ…ウソだねバレバレよ今見てたでしょ♪…」アレワタシウタッテルオドッテルミンナエガオコレッテ…ユメヨネ?


ウオオーーーーッ!!!


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14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/21(土) 00:25:03.12 ID:9Vzqhes+0

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−−次のレース場



ワアァアーーッ!!



実況 「…9ウマ身以上の圧勝!マルゼンスキー、この強さは本物だぁーっ!!」


マルゼンスキー「…え?」…ユメヨネ?



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15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/21(土) 00:25:55.81 ID:9Vzqhes+0

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−−更に次のレース場コース内


同期ウマ娘「…なんか調子に乗ってるみたいじゃない?外国ウマ娘が、一体どんな魔法でレースを走れるようになった訳?」

マルゼンスキー「…って!ゆ、夢じゃなかったのー?!」ハッ!

同期ウマ娘「はあ?…まあいいわ、今日は何かの間違いで出てきたアンタをこてんぱんにノしてあげるから、覚悟なさい!」


マルゼンスキー「ちょっと…ちょっと!私、本当にデビューしちゃってる?!」


バシャッ!


マルゼンスキー「はわわっ?!は…走らないとっ!」


・・・・・・・・・・・・・・・・



ワアァアーーッ!!



実況 「…写真判定のうえ、鼻差でマルゼンスキーの勝利が決まりました!」

解説 「いやあ、何か慌ててましたね?今回のマルゼンスキーは…何にしても、一番人気の期待に答えました!」


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16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/21(土) 00:26:54.15 ID:9Vzqhes+0
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同期ウマ娘「…ハッ…ハッ…さ、最初の2試合は、やっぱり運が良かったのね…み、見てなさい?つ、次のレースでは…私があなたをぶっちぎってあげるんだからっ!」ゼエゼエ

マルゼンスキー「…あ、うん。また…(いつの間にか…"また"なんて言葉が使えるようになったんだ、私)」フリフリ


?? 「まっ…マルゼンスキーさん?一体どうしちゃったんですか?調子悪いんですか?どこか痛めたんですか?!」

マルゼンスキー「と、トレーナーちゃんっ?!どうしちゃったって言うのは私のセリフよ!一体どんな魔法でほとんど海外ウマ娘扱いの私をレースに出したのっ?!」グイグイ

?? 「い、今さらですかっ?!そ、それは、規定書を隅から隅まで読んで抜け道を探したり…あ、後はマルゼンスキーさんの勝った実績を持って押し込んだり…」ガクガク

マルゼンスキー「チームは?そもそもチームに入ってないとウマ娘はレースに出れないんじゃないのっ?!」アッゴメン

?? 「ちゃ、ちゃんとチームですよっ?!…まあまだ、トレーナーの私とマルゼンスキーさん二人だけのチームですけど…」ケホケホ

マルゼンスキー「そ、そう…。冷やかしなんかじゃ、無かったんだ…」ハハ…


17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/21(土) 00:27:43.54 ID:9Vzqhes+0


?? 「あの…マルゼンスキーさん?」

マルゼンスキー「ごめんなさい。改めて…私の、チーム名と…あなたの、トレーナー…さんのお名前を、教えてくれる?」

?? 「え?…チーム名は"リギル"、私の名前は"東条ハナ"って言います。…改めてよろしくお願いしますね?マルゼンスキーさん!」アクシュ


ギュウッ!


ハナ 「キャアッ!…ま、マルゼンスキーさんっ?!一体何を…」ジタバタ

マルゼンスキー「本当に…本当にありがとうっ!…私にとってあなたは、シンデレラの魔女と王子様が同時に現れたようなものなのっ!夢みたいだけど…これって夢じゃないのよねっ?!」ギュウウッ

ハナ 「ゆ、夢なんかじゃありませんっ!それに、レースシーズンはまだ始まったばかりなんですよっ?」

マルゼンスキー「!…(…そういえば、いつの間にか私の歌や勝負服まで出来てたけど…これって、私が勝つ事を信じてくれてないと出来ない事じゃないっ…)」ジワッ…

ハナ 「…あれ?大丈夫ですか?」

マルゼンスキー「…(私…先を、未来を見据えて走ってもいいのね?トレーナーさんと…このチームリギルで!)」グスッ

ハナ 「マルゼンスキーさん?」

マルゼンスキー「…敬語なんて止めて?私の尊敬するトレーナーさんなんだから…ね?おハナさんっ!!」ニコッ

ハナ 「…おハナさんは止めてほしいけど…こちらこそよろしくお願いね?マルゼンスキー!」ニコッ

マルゼンスキー「ハイッ!…そうと決まれば次回こそ本気のレースをするわ!特訓の指示をお願いね?私のトレーナーさんっ!!」


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18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/21(土) 00:28:23.00 ID:9Vzqhes+0

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−−更に次のレース場の実況席


実況 「…さあ4連勝目なるか?相も変わらず一番人気はマルゼンスキーとなっていますが」

解説 「前回接戦の末、辛うじて勝ち得た彼女を倒さんと、名ウマ娘が今回は名を連ねていますからね。マルゼンスキーと言えど簡単には行かないのでは無いでしょうか…」


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19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/21(土) 00:28:57.73 ID:9Vzqhes+0

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ーーレース場 観客席


????「…フン。大した連中には見えんがな?私にとっては…」


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−−レース場 控え室


マルゼンスキー「…私は、真紅のシンデレラ♪魔女から授かった魔法の勝負服と、王子から与えられたチームを持って、ケンタウルスの脚で駆け抜ける…♪」フフフ

ハナ 「…(何か、昔の中二病みたいなノリになってる?!ノリノリ過ぎて入れ込み過ぎだけが心配だわ…)」

マルゼンスキー「フゥッ…今までになく気力も力もみなぎってるわ。トレーナーさん?何かご注文は?!」

ハナ 「フッ…決まってる。あなたの想いの丈を思いっきりぶつけて…あらゆるものを全力でぶっちぎってきなさい!」


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20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/21(土) 00:29:43.42 ID:9Vzqhes+0

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−−レース場 コース上


ウオオーーーーッ!!


実況 「…出てきました!スーパーカーマルゼンスキー、いざ参るっ!!」


ウオオーーーーッ!!!


????「な…何だあのウマ娘はっ?!」


ギンッ!


解説 「鍛えに鍛えて出てきましたね…張り、艶、動き、どれを取っても文句無い仕上がりです!」


ワアァアーーーッ!!!


マルゼンスキー「…応援、本当にアリガト〜♪」ナゲキッス♪

先輩ウマ娘「来たわね?!今日こそ決着をつけ、て…あ、あなた、本当にあのマルゼンスキーなの…?」ビクッ

マルゼンスキー「…ウフ。ええ、そうよ?これが本当のワ、タ、シ♪…今日"も"よろしくね?」ユラリッ…

先輩ウマ娘「ひ、ヒィッ?!」ビクウッ



????「…誰も気付いてないのか?初めて見たぞ…真紅い、闘気の舞い上がりなんて…」


21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/21(土) 00:30:21.98 ID:9Vzqhes+0


実況 「各ウマ娘、ゲートに入ります…」


マルゼンスキー「…これが、私の本当のレースに向けた全力…真のデビュー戦よっ!!」ズォッ!


バシャッ!

ワアァアーーーッ!!!


実況 「いつも通り、マルゼンスキーが一気に抜け出しトップに踊り出ます!」

解説 「ぐんぐん差を拡げていきますが…え?彼女、抑えてますよ?!」

実況 「え?それはどういう事ですか?!」

解説 「後半のラストスパートに向けて、力を蓄え込んでいるという事です!」


22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/21(土) 00:31:14.05 ID:9Vzqhes+0



ズドドド…っ!!


同期ウマ娘「ハッ…ハッ…お、おかしいじゃない?!私ベストタイムなのにっ!!」


ウオオーーーーッ!!!


実況 「最後の直線でまた伸びる!マルゼンスキー一人旅!マルゼンスキーこれは強い!その差は拡がる一方だ!!」


ワアァアーーーッ!!!


実況 「マルゼンスキー圧勝!な、なんと…じ、13ウマ身、2.2秒差ーっ!?走破タイム1分34秒4…これまでの記録を0.2秒更新するレコードタイムっ!このウマ娘は、期待を常に上回るっ!!」


ウオオーーーーッ!!!


同期ウマ娘「…か、怪物か…」アゼン


????「ふ、ふふっ、ははは…!見つけたぞ。初めて私が本気でぶつかり合いたいと思ったウマ娘にっ…!!」


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23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/21(土) 00:31:53.46 ID:9Vzqhes+0
今回はここまでとなります。
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