【安価】君が加わる麦わらの一味【ONE PIECE・東の海スタート】

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83 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/28(土) 15:35:59.08 ID:hocHxsNr0
>>81
確かに今やってて思った。開始早々で悪いけどルール変更します。
ターン制ではなく一回一回コンマが大きかった方が上回った分相手にダメージという事で。
特殊行動を行うときは内容によってその都度こちらで判断しますが、そのまま戦闘になる場合はステータス値そのままの数値で戦うことになります。


【戦闘を選択】



ノイマン「行くぞ……!!」

下っ端海賊「図に乗るんじゃねぇー!!」


ノイマンが拳を、海賊が剣を握りしめて衝突する!



↓1 ノイマンステータス値=50+?
↓2 下っ端海賊ステータス値=20+?
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 15:37:12.99 ID:ACCRwzbg0
AMGエンタテインメント
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/07/28(土) 15:39:29.14 ID:i1ocDp8u0
はい
86 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/28(土) 15:55:22.73 ID:hocHxsNr0



ノイマンのステータス=50+99=149
下っ端海賊のステータス=20+14=34



【下っ端海賊に115ダメージ!!】




ノイマン「……ッ!!」

下っ端海賊「!? え、あれ!?」



両者は互いに向かって走っていたはずだが、突然ノイマンが海賊の視界から消えた。



下っ端海賊「ど、どこ行きやがった……?」

ノイマン「こっちだよ」


ドゴンッ!!


下っ端海賊「ガアァアァーッ!?!」


それは、恐るべき身のこなしの速さで海賊の背後に周ったノイマンが、全力の掌底を海賊の背中にお見舞いした音だった。

メキメキと音を立てて軋む背中に激痛を感じながら、海賊は船の壁を突き破って、元いた海賊船の方へと吹っ飛んでいき、完全に意識を失った。


ノイマン「……他愛ないな」






【下っ端海賊】

レベル2

体力:0/100
基礎戦闘力:20





【戦闘勝利!!】

経験値が加算されます。


↓2 下っ端海賊レベル2+?
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 15:56:47.97 ID:bIVg4ips0
たあっ
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 16:05:33.00 ID:65G1xQ7eO
はい
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 16:12:19.95 ID:ag4BZJ0CO
幸先いいね
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/07/28(土) 16:19:43.45 ID:i1ocDp8u0
軒並み高コンマやな
91 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/28(土) 16:24:43.10 ID:hocHxsNr0
ファッ!!?





取得経験値=スーパークリティカルボーナス!! 300Pに固定!!

【レベルアップ!!】




【ノイマン】

レベル4→7

体力:200/200
基礎戦闘力:50
経験値:0


LVupボーナス30×3で90ポイント




レベルアップしたのでステータスを増加させられます。
攻撃・防御の区別がなくなったので、体力と基礎戦闘力の2つにボーナスを割り振れます。
正し基礎戦闘力に関しては一回のレベルアップにつき25ポイントまでとさせていただきます。
戦闘に振らずに体力に全振りすることは可能です。

レベルが1上がるたびに、30ボーナスが貰える予定でしたが……まさかの0ゾロだったので一気に3レベルアップにしました。


【どう割り振る?】


体力:200/200
基礎戦闘力:50



↓2
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 16:28:42.93 ID:ag4BZJ0CO
kskst
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 16:28:47.72 ID:4rNPLowJ0
基礎戦闘力に90
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 16:29:51.34 ID:4rNPLowJ0
よく見てなかった

基礎力に25
体力に50

あとストック
95 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/28(土) 16:53:33.78 ID:hocHxsNr0


【ノイマン】

レベル7

体力:200/200 → 250/250
基礎戦闘力:50 → 75
経験値:0

LVupボーナス:15





ノイマン「……なんだか思った以上にうまく動けた気がするな」



ノイマンは今の戦いで、奇妙なほどに自分が成長しているように感じた。

思えばあの一瞬で背後に回り込んだ動き、今までの自分はあんな事ができただろうか?

久々にこの手の相手と正面からぶつかったからだろうか。こういった事があるなら、雑魚との戦いもいい意味で馬鹿にならない。


ノイマン「とはいえ、流石に多勢に無勢の状況で突っ込むのは……まだ無理があるな」


そのとき、今の戦いの音を聞きつけたのだろうか。誰かがこちらに走ってくる足音がノイマンの耳に聞こえた。


ノイマン(! やはりまだ来るか……!!)





次の戦いに備えて腰を低くするノイマン。しかし、そこに現れたのは……


96 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/28(土) 17:10:13.59 ID:hocHxsNr0



???「ひいぃぃ〜〜!!」

ノイマン(!? 男の子……?)

???「うわああぁぁ〜〜!!」



牛乳瓶の底のような眼鏡をかけて、贅肉を携えたピンク色の髪の少年が、戦いにやってきたというより、こちらに逃げてきたような様子で向かってくる。

一心不乱、死にもの狂いといった表情から、戦意というものは欠片も感じられない。



ノイマン(逃げてるってことは……この船の客か? いや待て、ここにあんな普通の恰好した奴いたか?)



ノイマンは記憶を探って見るが、このいかにも小市民ですという感じの少年がいた記憶はない。

そもそもここはセレブが集う豪華客船。いる筈がない場違いな人間だ。



ノイマン「そうなるとまさか……海賊側……?」



しかしそれは、少年の様子からして更に場違いだと感じる。

まともに武器らしい武器も持たず、そもそも喧嘩などしたこともなさそうな小さく弱弱しい体。


少年はノイマンのすぐ傍で立ち止まると、荒れた呼吸を整えながら何やらぶつぶつとつぶやき始めた。


???「はぁ、はぁ……に、逃げてばかりじゃ駄目だぁ……! 何か、なんでもいいから戦利品を持ってかなきゃあ……!」

ノイマン(何? 『戦利品』……! やっぱりあっち側なのか? ……だがそれにしては妙だ……)

???「逃げたいよぉ……逃げたいけど……! やっぱり怖いぃぃ……!! ダメだ、やっぱり酒でもなんでも探して……!」

ノイマン「おい、君――」

???「!! ひいぃ……!!?」

ノイマン「君、もしかしてあの海賊船から……」

???「うわあああ!!! で、で、でかあぁ……!!? ごごごごめんなさいぃぃーー!!」

ノイマン「な、おい、ちょっと待っ――――」


普通に話しかけたつもりだったノイマンだが、少年はノイマンに気づくと酷く怖がってどこかへ行ってしまった。

かと思えば何か酒樽らしきものを全速力で転がして、海賊船からかけられた橋を渡って姿を消したのだった。


ノイマン「…………」


ノイマンは少年の消えていった海賊船を見やる。どうやら粗方金目のものは奪ったのか、海賊たちが自分たちの船へと戻っていくところだった。

どうにも気になる。どうもただ気の小さい海賊がいただけとは思えない。


ノイマン「何か事情がありそうだな……」


ナミのことも心配だったが、恐らくはすでにこの船のものは騒ぎに乗じて回収し、ノイマンに言った通り、目の前の海賊船にも忍び込んでいるはずだ。


ノイマン「仕方ない……行くか……!!」



ナミと少年を探すため、まだ繋がったままのロープを伝い、ノイマンは海賊船へと侵入する……!
97 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/28(土) 17:14:28.93 ID:hocHxsNr0
今日はこの辺で。
書くのが遅いとどうにも時間ばかりかかって話が進まんな……

次回は眼鏡の少年に加えて、運が良ければ未来の船長にも会えるかも?
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2018/07/28(土) 17:17:32.35 ID:9ud6ejDy0
99 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/29(日) 14:32:34.49 ID:XXSHIWgk0

人いますかー? いたら始める

後、戦闘システムに関してはこんなもんでいいのかな? 色々足りてないような気もするけど
こうした方がいいんじゃねってのは大歓迎なので思ったらどんどん言ってちょ

特殊行動について一応補足を
要はその場の状況で可能であろう行動であれば本当になんでもしていいです
武器を探してみるとか、相手の武器を奪おうとするとか、一旦退避するとか、そもそも逃げて戦わない選択をとるも良し
味方がいれば相談して連携をとるとか。との都度コンマで成否を判定します
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 14:33:29.77 ID:j68JjSyeo
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 14:36:55.32 ID:ZRAqfJyto
いるよー
102 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/29(日) 14:45:24.16 ID:XXSHIWgk0

じゃあやるぞー








海賊船に乗り込んだノイマンは、物陰に隠れて敵の目をやり過ごしつつ、船の内部を確認していく。

ノイマン(あの子、年は俺の一つ下程度かな……? あの雰囲気からするに、脅されて船にいるってところか)

何人かの海賊が通路の向こうへ姿を消したのを確認したノイマンは、手近の扉へ手をかける。

音を立てないようにそっとドアノブを回したが……



ギィ……



ノイマン「!」



たてつけが悪かったのか、扉が軋んだ音を立てた。

それと同時に、部屋の中で誰かが動く気配を感じる。



ノイマン(クソッ……! しまった気づかれたな! 目で見ずとも気配を察知できる力でもあればいいのになぁ……!)



この世界にはそういった力が実は存在するのだが、最弱の海と呼ばれる『東の海(イーストブルー)』出身のノイマンにそれを知る機会はまだない。

気づかれた以上は隠れても無駄と判断したノイマンは、扉を一気に開け放ち部屋の中へと躍り出た。



そこには……



一桁判定

1〜5=2人の海賊と眼鏡の少年が!
6〜9=酒樽の隣に眼鏡の少年が一人
0=ナミがお宝を回収中だった
ゾロ目=???


↓2
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 14:48:07.27 ID:ZRAqfJyto
それ
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 14:51:19.28 ID:CI2fz35I0
たあっ
105 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/29(日) 15:04:02.33 ID:XXSHIWgk0


眼鏡の少年「!? さ、さっきの……!!?」

ノイマン「! 良かった、見つけた!」



部屋の中に居たのは目当て人物の一人、眼鏡の少年だった。
どうやら他の海賊などはいないらしく、ただ少年の持ってきた酒樽がひとつあるだけだった。



ノイマン「俺は君を探してこの船に潜り込んだんだ。ちょっと話を――」

眼鏡の少年「う、う……うわ……!!!」

ノイマン「!!」


ノイマンを目の当たりにして、酒泥棒の自分を制裁しにきたのだと思い違った少年が、思わず絶叫を上げようとする。

ノイマンは一瞬で少年の眼前に移動すると、左手で少年の口を塞ぎ、脅すような口調で話しかける。



ノイマン「騒ぐな……!! 黙って、話を聞け……!!」

眼鏡の少年「!!?? ……!! ……!!」


ボダボダと涙と鼻水を垂れ流す少年のせいで、口を塞いでる手が汚れてノイマンは顔をしかめながら、ゆっくりと粘液だらけの手を放す。

106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 15:39:47.14 ID:7PlkoXvQ0
いったい何ビーなんだ…
107 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/29(日) 15:50:47.67 ID:XXSHIWgk0


ノイマン「君は、この船の人間だよな?」

少年「は、はい……!! そそそそうです……!! で、でもぼぼぼ僕はわわわ……!!」

ノイマン「海賊じゃない。だろ?」

少年「!! え!? な、なんで……その事を……」

ノイマン「やっぱりな……なんでも何もその様子を見てればわかるさ。何か理由があって、嫌々ここにいるんだろう?」


ノイマンの言葉を聞いた少年は、涙に濡れた顔のまましばらく茫然としていたが、しばらくするとまた泣き出した。


少年「うぅぅ……!! そうなんです!! 僕、自分の船と間違えて海賊の小舟に乗っちゃって、殺さない代わりにと、今まで雑用としてこの船に……!!」

ノイマン「それはまた……なんとも不幸な……」

少年「あ、あの、結局あなたはどうしてここに……?」

ノイマン「それは――――」



少年の疑問に答えようとしたその時、ノイマンが入ってきた扉とは違う反対側の扉が開いた!



ノイマン「!!」

少年「あぁ……!!」



海賊A「こんなところに居やがった! おいコビー!! 何油売って――――!!?」

海賊B「な、なんだぁてめぇはぁー!!? こんな馬鹿デカイ背の奴、うちのクルーにゃいねぇぞ!!」

海賊A「恰好みりゃ分かるわ!! こいつ、客船のウェイターだ!!」

ノイマン「クソッ!! タイミングの悪い……!!」



入ってきたのは二人組の海賊だった。

その腰にはキラリと光るサーベルが一本ずつ携えられている。

108 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/29(日) 15:55:25.88 ID:XXSHIWgk0


海賊A「コビーてめぇ……まさかあの船の奴らに助けを求めてやがったのかぁ!? あぁん!?」

コビー「えぇ!!? ちちちち違います違います!! 僕は何もしてないですうぅぅ!!!」

海賊B「……ま、どっちにしろ構わねぇ! 図体でけぇだけのウェイター一人に、海賊の俺たちをどうこうできるわけねぇからな!!」

海賊A「コビー!! てめぇは裏切りの罰で後でたっぷりぶった切ってやる!! 覚悟しとけよぉ!!」

コビー「あああ、あわわわわわ……!!?」

ノイマン「貴様ら……!! 君はそっちに離れてろ!!」

コビー「そ、そうしたいのは……山々なんですが……!!」



コビーと呼ばれた少年の震えた声の返答に訝しんでノイマンが彼をや見ると、彼の足は生まれたての小鹿の如くガクガクと震えていた。

恐怖で足がすくんで動かないらしい。



ノイマン(まずい……! 俺一人ならいざ知らず、こんな動けない状態の人間を庇いながら、2人の武器を持った敵を相手にできるのか!?)

海賊A「やっちまえーー!!」

海賊B「ギャハヒャーーー!!」



ノイマンの苦々しい表情を見て、やはり自分たちが有利と感じたのか、海賊は一斉にサーベルを抜いて飛びかかって来た!


ノイマン(避けないとやられる……!! けど避けたらこの子の方が先に殺られる可能性も……!!)



絶体絶命。

かくなる上は、斬られるのを承知で動かずに迎撃するか……と、ノイマンが捨て身の策を講じようとした、その時……





バキャッ!!



海賊A「うげぇっ!!?」

海賊B「なっ!?」

ノイマン「!?」

コビー「へ……!?」








麦わら帽子の男「ふわあ〜〜……良く寝たなぁ〜〜〜!!」







突如、傍にあった酒樽が一人でに割れて、中から信じられない言葉を吐きながら一人の青年が飛び出してきた!

その拍子に、樽のすぐそばにいた海賊の一人が、勢いよく飛び出した青年の拳を食らってずっこけた。


109 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/29(日) 15:59:04.60 ID:XXSHIWgk0



麦わら「……あれ? どこだここ? 誰だお前ら?」

海賊B「こ、この野郎!? まさか樽に隠れさせてもう一人仲間を連れてきてやがったとは!!」

コビー「だから違うのにいぃぃ〜〜〜!?!」

海賊A「く、そ、ふざけやがって……!! てめぇもただじゃおかねぇ!! ぶっ殺してやる!!」

麦わら「……! なんだお前ら。俺とやる気か? 喧嘩なら負けねぇぞ!!」



ノイマン(……な、なんだ……こいつ!?)


しばし茫然と麦わら帽子の青年と海賊たちのやり取りを見ていたノイマンだったが、我に返って青年に向かって叫ぶ。


ノイマン「何してる!? 相手は武器を持ってるんだぞ!? 丸腰で戦えるほどあんたは強いのか!!」


このままではただ巻き込まれただけの青年が血祭にあげられてしまう。

青年を心配してのノイマンのこの発言に対し、青年はノイマンの方を見ることすらせず、笑みを浮かべて言い放つ。




麦わら「うん。俺は強ぇーぞ」

ノイマン「……!!」



それは、自分の力を、経験を、そして自分という存在そのものを、信じ切っているような、力強い言葉だった。

この麦わら帽子の青年を見て、ノイマンはこう思った。




一桁判定




1〜3=馬鹿かこいつ!? 俺がどうにかしないと!
4〜6=こいつ、できる……!!
7〜9=何故だろう、こっちまで勇気が沸いてくる……!!
0・ゾロ目=何か、運命を感じる……俺は、この男と――――!!


ボーナス発生! 謎の人物のカリスマ性により、コンマに+2!
(0、ゾロ目だった場合は無効)


↓2

110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 16:01:48.34 ID:j68JjSyeo
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 16:02:43.38 ID:CI2fz35I0
えいっ
112 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/29(日) 16:14:07.99 ID:XXSHIWgk0

ノイマン(……何故だろう……こっちまで勇気が沸いてくる……!!)




それは、ノイマンが今まで感じたことのない感覚だった。

単純に味方が増えたことによる勇気などではない。

もっと根本的な、自分の奥底に眠る『何か』が、目の前の青年の言葉に共鳴したような、そんな気がしたのだった。




麦わら「よーし、いっくぞー!!」

ノイマン「待て!」

麦わら「ん?」

ノイマン「俺も加勢する。向こうが2人なんだ。こっちも2人の方がいいだろ?」

麦わら「!!! うおぉーー!? でっけぇなーーお前ーー!! 何食ったらそんなになるんだーー!? 肉いっぱい食ったのか!?」

ノイマン「俺の背丈の話はどうでもいいだろ!? ……さぁ、行くぞ!!」

麦わら「ししし! じゃあ暴れるか!!」

海賊A「はっ! 関係ねぇ! ぶちのめして海に捨ててやらぁ!!」

海賊B「死ねやぁー!!」




【戦闘開始!!】



【ノイマン】

レベル7

体力:250/250
基礎戦闘力:75
経験値:0

LVupボーナス:15


【麦わら帽子】


レベル:10

体力:500
基礎戦闘力:100






【海賊A】

レベル4

体力:180

基礎戦闘力:50


【海賊B】

レベル4

体力:180

基礎戦闘力:50



113 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/29(日) 16:27:23.43 ID:XXSHIWgk0





麦わら「食らえ! 『ゴムゴムの』ーー……!!」

ノイマン(拳を握った? この距離で何を……?)



到底パンチを繰り出しても届かないはずの距離で青年が腕を思い切り後ろに引いた。

すると……




麦わら「『ピストル』ーーッ!!!」

ノイマン「!!? なぁ……!?」

海賊A・B「「はぁぁ!?!」」

コビー「えええぇぇ!!?」



その腕はまるでゴムのように伸びて、真っすぐ海賊目がけて握りしめた拳が飛んで行った!





2桁判定


↓1 麦わら帽子のパワー 100+?
↓2 海賊Aのパワー 50+?
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 16:32:16.56 ID:PAUDfydWO
それ!
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 16:37:15.79 ID:NKVhUJd1o
はい
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 16:50:38.23 ID:7PlkoXvQ0
技名ありの攻撃だと威力にボーナスあったりします?
117 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/29(日) 16:54:12.80 ID:XXSHIWgk0
>>116

あー、確かに普通の攻撃とは分けた方がいいか。
今は何とも言えないけど、もうちょいルール考えないとだめだね。





麦わら帽子のパワー 100+56=156
海賊Aのパワー 50+79=129



【海賊Aに27ダメージ!】



海賊A「い゛でぇぇ!?」

ルフィ「んー、ちょっと狙い外れたなぁ。寝てたせいか?」




青年の拳は海賊の胸にバキッ! と音を立ててヒットした。

衝撃で海賊は床に倒される。


異常な現象を目の当たりにしたノイマンは、この現象を説明できうる唯一のものを思い出した。


ノイマン「あんた、それ、悪魔の実の能力か!? 初めて見た……!!」

麦わら「あぁ! ゴムゴムの実を食べたゴム人間だっ!」





【海賊A】

体力:180/180→153/180





ノイマン(面白いものを見せてもらったけど、今は戦う事に集中しないとな……!)

動揺した様子の海賊たちを見据えて、ノイマンは拳を構える。

ノイマン(さて、どう動くか)





@攻撃(対象を選んで) A特殊行動(内容含む)


↓2
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 16:56:42.51 ID:CI2fz35I0
2 正拳突き
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 17:02:45.60 ID:4+q1jhIR0
1 A
120 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/29(日) 17:11:52.47 ID:XXSHIWgk0


ノイマン「狙うならやっぱり、今怯んでる奴に決まってるよなぁ!!」

海賊A「!? や、やべ……!!」


青年に殴り飛ばされ、倒れた体制から立ち上がろうと膝をついてる海賊に向かってノイマンはその拳を突き出す!



↓1 ノイマンのパワー75+?
↓2海賊Aのパワー50+?
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 17:24:37.45 ID:yIY0HpXJ0
えい
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 17:28:22.31 ID:CI2fz35I0
いよっ
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 17:28:34.30 ID:7PlkoXvQ0
キエェ!
124 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/29(日) 17:43:07.94 ID:XXSHIWgk0


ノイマンのパワー75+45=120
海賊Aのパワー50+31=81


【海賊Aに39ダメージ!!】



ノイマン「ハァッ!!」



バキィ!!



海賊A「あがあぁっ!!?」


とっさに腕を上げて防御姿勢をとった海賊だったが、やはりノイマンの巨体から放たれる一撃は重い。

ガードの上からでも十分すぎるダメージを受けて、海賊は部屋の隅の木箱にふっとびそれを粉々に破壊する。

しかし、バキバキと木の割れる音と共に海賊は今度こそ立ち上がった。



海賊B「お、おい大丈夫か!?」

海賊A「うるせぇ!! なめやがってぇ……!! 絶対ぇぶっ殺す!!」


怒りに目を血走らせた海賊は、サーベルを振りかざして、ノイマンに襲い掛かる!



↓1 海賊Aのパワー50+?
↓2 ノイマンのパワー75+?
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 17:45:10.15 ID:CI2fz35I0
おりゃ
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 17:45:39.11 ID:7PlkoXvQ0
モワァ
127 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/29(日) 18:01:00.49 ID:XXSHIWgk0


海賊Aのパワー50+15=65
ノイマンのパワー75+11=86


【海賊Aに21ダメージ!】




海賊A「食らえやぁ!!」

ノイマン「遅い!!」

海賊A「んなっ、ぶぎゅッ!?」



縦に振り降ろされたサーベルを、ノイマンは冷静に左側へと身を回転させながらかわし、その勢いを利用して回し蹴りを喰らわす。

骨が軋む音と共に鼻血を吹いて、海賊は豪快にその場に倒れこむ。



麦わら「おー! お前やるなぁ!」

ノイマン「はは、そりゃどーも。だてにガキの頃から鍛えてないさ!」



【海賊A】

体力:114/180→93/180




海賊B「相棒ー!? てめぇらただじゃおかねぇ!!」

麦わら「!」



仲間を痛めつけられて怒ったもう一人の海賊が、今度は麦わらの青年に向かって突進してくる!




↓1 麦わら帽子のパワー100+?
↓2 海賊Bのパワー50+?
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 18:01:48.46 ID:4+q1jhIR0
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 18:02:30.29 ID:7PlkoXvQ0
ヒャッハー
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 18:02:46.87 ID:CI2fz35I0
いよっ
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 18:12:48.50 ID:j68JjSyeo
雑魚戦でもけっこう時間かかるな
132 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/29(日) 18:13:51.20 ID:XXSHIWgk0


麦わら帽子のパワー100+46=146
海賊Bのパワー50+29=79


【海賊Bに67ダメージ!】




麦わら「よっと! 危ねぇなこんにゃろ!!」

海賊B「うぇ!? お゛っごぉ……!?」


麦わらの青年は横なぎの一閃をしゃがんでやり過ごし、その間すでに握りしめていた拳を下から上へと海賊の腹目がけて思い切り振りぬいた!

強烈な一撃を喰らって悶絶する海賊を見て、ノイマンが笑みを受かべ一言。


ノイマン「お見事!」

麦わら「にっしっし!」



【海賊B】

体力:180/180→113/180

133 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/29(日) 18:29:22.93 ID:XXSHIWgk0


海賊B「う、うげぇぇ……!?」


海賊は腹を抱えて蹲っている。今の一撃がよほど効いたらしい。

この好機を逃す手はない。



ノイマン「今だ! そのままやっちまえ!!」

麦わら「おうよ!!」

海賊B「うぎ、ぎ……!?」





※突然のルール追加

・スタン
一度の攻撃で50以上のダメージを与えたら、相手が怯むルールにします。(自身も同じく)
基礎戦闘力にコンマ判定によるペナルティが与えられ、さらにスタンしてる側は次の自分からの攻撃ができません。
67のダメージを受けた海賊Bはスタンします。


・味方の行動選択

今からはル……麦わらの彼にも攻撃相手の選択や特殊行動をさせられます。
どうぞご自由に仲間を戦わせてみてください。



↓1で@攻撃(対象を選択) A特殊行動(内容含む)

↓2でスタンによる戦闘力減退

1〜3=10ダウン
4〜7=20ダウン
8〜0=30ダウン
ゾロ目=50ダウン
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 18:34:11.19 ID:4+q1jhIR0
1 A
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 18:34:51.34 ID:PAUDfydWO
ほい!
136 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/29(日) 18:43:48.27 ID:XXSHIWgk0


【海賊B】

基礎戦闘力:50→30





麦わら「うおおおお!!」

ノイマン「って、そっち!?」

海賊A「!?」



麦わらの彼が狙ったのは、完全な無防備状態の相手ではなく、血を吹いている鼻を抑えつつすでに立ち上がっている方の海賊だった。

だが、どちらにしろ問題はないのだろう。

今の自分が狙われるとも思ってなかったのか、やはりこちらも呆けていた。



麦わら「もういっちょ食らえ!! 『ゴムゴムのピストル』ーー!!」

海賊A「ひっ!?」



↓1 麦わら帽子のパワー100+?
↓2 海賊Aのパワー50+?
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 18:47:31.55 ID:7PlkoXvQ0
ドン!
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 18:48:52.71 ID:4+q1jhIR0
破ァ!
139 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/29(日) 19:04:40.05 ID:XXSHIWgk0


麦わら帽子のパワー100+ゾロ目ボーナス!! 出た目55に+50!!=205
海賊Aのパワー50+71=121

【海賊Aに84ダメージ!】

【スタン発生!!】




ドゴンッッ!!!



海賊A「ごっっっぱあああぁぁーー!!??」

麦わら「……にしし……!」

ノイマン「うおぉ……!!」



寝起き最初に放った時の一撃とは、まるで違う破壊力だった。

その技名と思しき『ピストル』のように、真っすぐ正確にとんだゴムの拳は、ただでさ血を流している鼻っ柱にクリーンヒットしたのだ。

部屋の壁にぶち当たった海賊は、木製の壁をベキベキ凹ませてからうつぶせに床に落っこちた。

まだ意識はあるようだが、ほとんど虫の息だ。





↓1でスタンによる戦闘力減退

1〜3=10ダウン
4〜7=20ダウン
8〜0=30ダウン
ゾロ目=50ダウン



140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 19:08:52.20 ID:ZkqVQv+cO
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 19:13:52.69 ID:7PlkoXvQ0
ふと思ったんだけど、コンマ判定はこのままで○本先取とかだとサクサク進むかも
雑魚は3本、ボスは5本みたいな感じで
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 19:18:49.69 ID:7PlkoXvQ0
すまん、自分のスレじゃないのに出しゃばりすぎたわ
143 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/29(日) 19:21:48.48 ID:XXSHIWgk0
>>142
いやいや、全然構わんですよ。ただもうちょっと詳しく教えてほしいぞい
○本先取の意味がわからんのや、>>1が頭悪いだけか……?
つまり、雑魚なら3回まで回してその時点での優劣で勝敗を決める……みたいな?






【海賊A】

体力:93/180→9/180
基礎戦闘力50→20





海賊B「うげっ……ぐ、あ、相棒ぉ……!?」

海賊A「ぢ、ぢくじょう……!? て、てめぇら……ただじゃ、済まねえ、から……な……!?」

海賊A「俺だぢ……アルビダ、海賊団……に、逆らい、やがって……!!」



ノイマン「アルビダ……お前たちの船長か?」

麦わら「誰だそれ? 全然聞いたことねぇ」

ノイマン「まぁなんだっていい……ここで終わらせる!!」

海賊A・B「ひっ……!!」




↓2 @攻撃(対象を選択) A特殊行動(内容含む)

144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 19:36:04.69 ID:j68JjSyeo
そういう感じじゃない
○ターン目までやって優勢な方が勝ちみたいなかんじでもいいし(雑魚戦は勝ち確になるけど)
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 19:39:08.18 ID:7PlkoXvQ0
5回コンマ判定して先に3回勝った方の勝利、みたいな
これだと体力が不要になるか、被ダメとか大技仕様で減るスタミナみたいになっちゃうけど

安価下
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 19:42:27.92 ID:3zCgxk050
2
Aを攻撃
倒せたらBにアルビダの所へ案内させる
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 19:43:23.00 ID:7PlkoXvQ0
下がいなかった
安価下じゃなくて1Aでもいいですか?
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 19:44:00.73 ID:7PlkoXvQ0
いたわ
さっきから恥ずかしすぎる
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 19:46:03.29 ID:ZRAqfJyto
落ち着け深呼吸をするんだ!
ひっひっふー!
150 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/29(日) 20:00:36.10 ID:XXSHIWgk0


【特殊行動発動!】



ノイマン「それじゃあ、お前にとどめを刺させてもらおうか……!」

海賊A「いひぃ……!!?」



ノイマンはゆっくりと歩いて倒れたままの海賊の元へと向かう。

向かってこられる本人からしたら、走ってきてそのまま蹴りつけてくれた方が幾らか気持ちは楽だったかもしれない。

ノイマンの一歩一歩が、海賊には、死神による死刑宣告のカウントダウンに聞こえた。


ノイマン「殺しはしない。ちょっとの間眠ってろ!」




※特殊行動による攻撃ですが、またまた仕様変更で……
特殊行動からすぐに敵にダメージを与える内容のものは、ペナルティとして基礎攻撃力が半分になります。
次のターンの特殊鼓動による攻撃に備えて考えるといった場合は、次のターンペナルティはありません。
コンマに関してははそのままの数値を足します。
よって、>>83で書いた、「そのまま戦闘になる場合はステータス値そのままの数値で戦うことになります。」の部分は無視してください。



↓1 ノイマンのパワー75÷2=38 +?
↓2 海賊Aのパワー 20+?
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 20:03:31.16 ID:7PlkoXvQ0
てー
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 20:07:12.62 ID:Lae4xPDq0
とあっ
153 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/29(日) 20:22:47.32 ID:XXSHIWgk0


ノイマンのパワー75÷2=38 +16=54
海賊Aのパワー 20+62=82


【ノイマンに28ダメージ!】



海賊A「ふざ……けん、なああぁ!!!」



ビュオ!!

スパッ……!



ノイマン「うっ!?」

麦わら「あっ!? おいお前!!」

ノイマン「大丈夫だ……! この程度かすり傷さ! とはいえ油断した……!!」

海賊「はぁ、はぁ……!! まだ、だぁ……! 殺して、やるぅ……!!」



火事場の馬鹿力というやつか。

あと少しで止めを刺せるといったところで、海賊は近くに落ちていたサーベルを拾い上げ、ノイマンの足を切りつけたのだ。

しかし、それ以上動くことはできないのか、海賊はサーベルを杖代わり立ち上がろうとするが、膝が上がらないでいる。



【ノイマン】

体力:250/250→222/250



【スタンによって海賊達は動けない!】




麦わら「この野郎!! よくもでっかい奴を斬ったな!! それと俺は腹が減ってんだ!! もう終わらせるぞ!!」

ノイマン「俺のために怒ってるのか腹減ってイラ立ってるのかどっちだ!?」




↓2 @攻撃(対象を選択)A特殊行動(内容含む)
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 20:23:32.02 ID:lQaSnyvo0
kskst
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 20:42:19.01 ID:4+q1jhIR0
2 拘束
156 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/29(日) 20:54:23.25 ID:XXSHIWgk0

ル……この麦わらの人にわざわざ敵をふんじばろうなんて考えができるようには思えないが……
あ、じゃあ味方が2人以上いる時の特殊行動は誰か一人が考えたものとしてやってもええかな?

と、そろそろ時間も遅いので、すっごいキリ悪いけど今日はここまでで……!
テンポの悪さは確かにどうにかしたいなぁ。>>145の案も採用検討します
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 21:50:14.52 ID:4+q1jhIR0
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 23:06:29.67 ID:3zCgxk050
単純にモブとの戦闘は自動勝利でいいと思う
ノイマンは普通の強いやつだから処理をして
麦わらクラスなら自動で(原作でもモブは基本一発で退場している)
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/30(月) 12:41:18.32 ID:80hn6MW5O
強さに差があるならモブは基本自動勝利で成長だけコンマとかでいいかもね今のシステムだと一戦が長いし
160 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/31(火) 15:15:17.95 ID:gB2WzJgL0

平日のこんな時間にそうそう人いないとは思うが、早いうちに新ルールの報告したいので



戦闘に関して根本的にシステム変えた方が良さそうだと思い
色々考えた結果、雑魚戦は味方側のキャラ一人一人の強さに応じて、1回から数回食らわせた時点で勝てるようにします。
今の時点での雑魚は『3ポイント』ダメージを与えて倒せます。
ここでいう『ポイント』はコンマの数値ではなく、雑魚専用の体力に代わるものです。

コンマによる攻撃の勝敗はそのままに、雑魚に対して味方が勝った時は、01コンマでも上回っていたら1ポイントダメージを与え
こちら側が負けた時は今までと同じくその差の数値分体力が減ります。
雑魚のコンマ数値(基礎戦闘力含む)を10上回っていたら2ポイント、20上回っていたら3ポイント、一度に多くのダメージを与えられます。
これで味方の基礎戦闘力の数値が生きる……と思います。

よって現時点で登場しているキャラで言うと、ルフィは雑魚に対して基本ワンパン、ノイマンも相手によって1回から2回程度で倒せるのではと。

このシステムをボス・中ボスクラスの奴にも適応させるかが問題かなぁ
やるなら現時点でのボスは25から30、中ボスが15くらい?
もしくは今までと同じシステムのまま体力数値を少なめに設定する感じで……


それと、どうも特殊行動を持て余してる感があるので、特殊行動自体は一応残しておいて、追加の選択肢として
【必殺技】と、それを使うために消費する【スタミナ】の概念を追加します。

161 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/31(火) 15:20:22.47 ID:gB2WzJgL0


【必殺技に関して】

必殺技は、原作キャラの場合は技名つきの攻撃が各当します。
基本はスタミナを消費して使いますが、スタミナが底をついても使う事はできます。
その場合はスタミナの代わりに体力を消費するので、使い時は気を付けましょう。
必殺技の使用で体力が0になる場合、1だけ残ります。体力10以下の時は使えませんが、逆を言えば体力が10あれば消費数30の必殺技でも使う事も出来ます。強敵との逆転の一手となるでしょう。


今>>1が考えてるのはルフィの分だけですが……こんな感じです↓
(ボスは今までの体力制だと仮定しての内容)




『ゴムゴムの銃(ピストル)』(消費スタミナ:10)
敵一人に対しコンマ勝負に+30

『ゴムゴムのスタンプ』(消費スタミナ:10)
敵一人に対しコンマ勝負で勝った時、固定で60ダメージ(雑魚には5ダメージ)

『ゴムゴムの鞭』(消費スタミナ:10)
敵全体に対し固定で30ダメージ(雑魚には2ダメージ)
ボス・中ボスに対してはその時のコンマ一桁で成否判定

『ゴムゴムの銃乱打(ガトリング)』(消費スタミナ:30)
敵一人、または複数敵(最大5)に攻撃できる(ガトリングを選ぶときにどちらかも選択。複数の場合は誰に何回ずつかも添えて)
↓5までと↓6とでコンマ勝負をして、上回っているものがある場合、その差分の合計数値を相手に与える。
(雑魚には上回った数一回につき2ダメージ)

『ゴムゴムのバズーカ』(消費スタミナ:40)
敵一人に対しコンマ勝負で勝った場合ダメージは100固定(雑魚はリタイア)となり、
その時のコンマがゾロ目だった場合、ボスさえも体力が半分切っていれば遥か彼方にぶっ飛ばして強制勝利できる。

『ゴムゴムの戦斧(おの)』(消費スタミナ:60)
コンマ判定を行い、↓1のコンマに基礎戦闘力を加えたダメージを敵一人にそのまま与え
それ以外の全ての敵にもコンマ数値分のダメージを与える。(雑魚にはコンマ10につき+1ダメージ)
ただしルフィ自身も相手の攻撃を無防備な状態で喰らってしまう。
更に戦っている場所によっては甚大な被害が出るため、味方を巻き込む可能性がある。



(現時点でのルフィのスタミナは120。ノイマンは100と想定してます)

162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/31(火) 15:24:48.04 ID:jjTw0UsH0
「ゴムゴムの散弾(ショット)」
使ったときはどうなりますか?
163 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/31(火) 15:32:23.30 ID:gB2WzJgL0
>>162

実は真面目に考え中だったり……
どんな効果にしたら「らしい」か悩んどります



【スタミナに関して】

スタミナは体力や基礎戦闘力と同じく、レベルアップ時にボーナスを消費して増やす事ができます。
戦闘中以外ではスタミナは基本的に回復しません。明確に休憩や睡眠などの行動を取れれば一定値回復します。
休憩なら最大値の50%で、睡眠なら全回復。
戦闘中ではそのキャラのターンが来るたび10回復しますが、必殺技を使うとその後1ターン回復しません。



【体力に関して】

体力は戦闘と戦闘の合間に休憩したり、傷薬で治療する、食べ物を摂取するなどして回復します。
回復値は、食べたものや治療・休憩の質などで固定の回復値をその都度こちらで決め、更にそれにコンマ二桁を足した数値が回復します。
ノイマンが肉を食べて50回復だとしても、ルフィが食べれば100回復する……といったキャラ事に合った回復手段も考えてます。






で、問題はノイマン君の必殺技なわけですが、彼ができそうな技、似合いそうな技を考えて欲しいのです。
技の名前、見た目、実際に戦闘に及ぼすゲーム的効果など、思いつくものを片っ端から。
できれば今のノイマン君でもできそうなものがいいけど、この先強くなったら使えそう、といった強力なものでも構いません。
技名と見た目の内容だけでもいいし、ゲーム的な効果だけでもいいので、好きにビルドしてやってください。
ついでに一味の技効果とか、何なら敵の技の効果を考えてくれてるとさらに助k(ry
164 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/31(火) 15:49:37.14 ID:gB2WzJgL0

あーそれと、ちょっと思ったんだけど、地の文いる?
ここの層的に必要としてる人は少なそうだけど、>>1としてはあった方が状況とか心理の説明には一躍かってる……と自分では思ってる
ただ無いなら無いでも問題なくて、むしろその方が更新速度は上がるかもしれない
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/31(火) 16:09:37.16 ID:FUF4u6nj0
地の文は、入れないとわかりにくかったりどうしても入れたいところで使えばいいと思う

必殺技に関しては、増えてくると混乱したりレスがごちゃごちゃするかも
ポケモンみたく一定数しかストックできないか、戦闘前に覚えているものから安価で選ぶってのはどうだろ
166 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/31(火) 18:09:20.57 ID:gB2WzJgL0
>>165
必殺技、混乱するかな?
一応戦闘開始時にだけ、それぞれの技一覧を出して、後はいつも通り選択肢の表示だけしようかと思ってたけど
地の文はおっしゃる通りにしようと思います


人いますかー? いたら始めたい
前回は特殊行動で拘束という結果になったけど、これ以上この戦闘がグダっても困るので、ノイマンの発案で拘束成功からの戦闘終了
という流れで行きますが、いいかな?
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/31(火) 18:46:54.56 ID:W3MH3tg8o
いいと思う
168 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/31(火) 19:20:03.18 ID:gB2WzJgL0
うーん、最低2人は欲しいところだが……始めちゃうか







【特殊行動発動!】




ノイマン「! ちょっと待った!」

麦わら「!? なんだよ、なんで止めんだよ!」

ノイマン「完全にのしちまうのはよそう。代わりに拘束するんだ」

麦わら「こーそく!? 超スピードでぶっ飛ばすのか!!」

ノイマン「のすのはよそうって話してんだぞ!? 高速じゃなくて拘束だ! 縛りあげるってことだよ!」

麦わら「なんで!! いーじゃねーかぶっ飛ばせば!!」

ノイマン「話を聞くのさ。この海賊団について……アルビダとかいう船長についても、知ってる事を、全部な!」

海賊A・B「「な……何ぃ……!?」」

ノイマン「丁度さっき壊れた木箱にロープがあった。手伝ってくれ」

麦わら「んんん〜〜……! 仕方ねーなー……」

ノイマン「そこで腰ぬ抜かしてる君。もう大丈夫だから、君も手伝ってくれ」

コビー「へぇ!? は、ははいぃ!!」




数分後、そこにはロープで縛られ動けなくなった2人の海賊がいた。




海賊A「ぐ、ううぅ……!」

海賊B「くっそ、が……!!」

麦わら「よーし! できたな!」

ノイマン「いや、ほとんど俺と彼でやったんだが……」

コビー「ぐしゃぐしゃに巻いただけで全然縛れてなかったですね……」





【戦闘勝利!!】


経験値が加算されます。


↓1海賊レベル4×2+?




169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/31(火) 19:22:58.46 ID:W3MH3tg8o
はい
170 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/31(火) 19:28:41.86 ID:gB2WzJgL0

8+46=54p獲得!



【ノイマン】

レベル7

体力:222/250
スタミナ100/100
基礎戦闘力:75
経験値:54

LVupボーナス:15





麦わら「で、何聞くんだ?」


ノイマン「そうだな、まずは……」


@アルビダ海賊団について
A宝の在処について 
Bその他


↓2


171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/31(火) 19:34:09.16 ID:jDswGgas0
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/31(火) 19:37:51.83 ID:703F4BjLO
2
173 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/31(火) 19:54:26.83 ID:gB2WzJgL0


ノイマン「この船の宝の在処でも教えてもらおうか」

海賊B「! そ、それは……」

コビー「あ、あのー、そんな事聞いて、どうするつもりなんですか……?」

ノイマン「そりゃあ『回収』させてもらうに決まってるだろ。あぁ、麦わらのあんたと……コビーって呼ばれてたよな。君も欲しけりゃ山分けにしよう」

コビー「なぁ!?!」

麦わら「俺は今は宝より飯が欲しい! 宝はお前らにやるから、肉があったらそれは俺のだぞ!」

ノイマン「……まぁ、好きにしてくれ。こっちも渡す金額が少ないと助かる。身内に怒鳴られかねないしな……」

海賊A「か、勝手なこと、言ってん、じゃ……!!」

ノイマン「お前らはさっさと話せ。でないと、その縛りつけたままの状態で海に放り込むぞ?」

海賊B「く、くそお……!!」

コビー「ちょ、ちょ、ちょっと待ってくださいよ!!」

麦わら「んあ?」

ノイマン「?」

コビー「そ、その、結局貴方達は何者なんですか!? そっちの帽子の人は腕が伸びるし……!」

コビー「あなたは、ウェイターさんじゃないんですか!? なんで海賊の宝を取ろうなんて……!?」

ノイマン「あぁ、言ってなかったな。俺はノイマン。海賊専門の泥棒だ。……今回は例外的に一般人相手に盗もうとしてたけどな」

コビー「ど、どろ……!?」

麦わら「へー、お前泥棒なのか。じゃあ悪い奴か! はっはっは!」

ノイマン「っ……あんたは? 俺も名前も聞かずに協力してもらってたけど……」





麦わら「……俺は、モンキー・D・ルフィ!」









ルフィ「 海 賊 王 に な る 男 だ !!!」ドン!!


174 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/31(火) 20:37:10.43 ID:gB2WzJgL0


コビー「!!??」

ノイマン「!! ……海賊……?」

ルフィ「そうだ! 俺は海賊王目指してんだ! そのために海へ出て、今は仲間になってくれる奴探してんだ」

コビー「な、な、かカカ海賊王ーー!!?」

ノイマン「…………どうして、海賊王を目指す?」

ルフィ「俺が海賊だからだぞ? この海で一番すごい海賊が海賊王になれるんだ!」

ルフィ「だから俺は、今よりもっともっと強くなって、強い仲間を見つけて仲間にして! 絶対に……海賊王になるんだ!!」

ノイマン「……ちょっと質問を変えるか。海賊になろうと思ったのは、どうしてなんだ」

ルフィ「? 夢だから」

ノイマン「!」

ルフィ「海賊はいいぞー! 広い海と見たこともない島を、好きなだけ冒険できる! それに歌うんだっ!!」

ノイマン「う、歌う……?」

ルフィ「海賊は、何よりも『自由』なんだ。俺はこの世界で、誰よりも自由に生きる!! だから海賊王になる!!」




どうやら、ルフィと名乗るこの人物は、本気で海賊王を目指しているらしい。

冒険だとか歌うだとか、自由だとか……何やらノイマンの知っている海賊像とはかけ離れた海賊を目指しているようだ。

一見すれば、現実を見ていない夢見がちな馬鹿の戯言だが、しかしノイマンには、なぜかこの男なら、最後までそれを貫き通しそうだと思った。




コビー「な……な……何言ってるんですか!! 海賊王になるって……!!?」

コビー「それってつまり、あの『偉大なる航路(グランドライン)』に入って、『ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)』を手に入れるってことでしょう!?」

ルフィ「あぁ。そうだぞ?」

コビー「どういう意味か分かってるんですか!? グランドラインを目指すってことは、海賊王を目指している強力な海賊と戦う事になるんですよ!!」

ルフィ「あぁ。だから俺も目指してんだ」

コビー「無理無理無理!! 無理ですよそんなの!! 絶対無理に決まってます!! 無理無理無理無理無理……!!」



ゴチン!!



コビー「痛たあ!?」

ノイマン「お、おい?」

ルフィ「……ふんすッ!」

コビー「なんで殴るんですかー!?」

ルフィ「なんとなくだ!」

ノイマン(なんとなくなのか……)


175 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/31(火) 20:59:24.59 ID:gB2WzJgL0


コビー「……仮に入っても常識の通用しない事が山ほどあって、生きて帰ってこれた者は誰もいないと聞きます!」

コビー「……死ぬかもしれないんですよ……!?」

ノイマン「…………」

ルフィ「死んだら、その時はその時だ!」

ノイマン・コビー「「!」」



ルフィ「海賊王になるって、俺が決めたんだ。そのために戦って死ぬんなら……別にいい!」



それは、今のノイマンにとっては、呪いのような言葉だった。

やりたいからそうする。なりたいから戦う。そのための戦いで命を落とすことは本望。

ノイマンも、昔はそう思っていた。いつか海に出て、色々な強い者と戦いたいと。

命を賭けてでも、自分より強い誰かと戦い、そして勝ちたい、と。

しかし、今のノイマンには、守らねばならい人が、救わねばならい人たちがいる。

『奴ら』が許せないからと戦い、そのために死ぬことは、確かにノイマンには本望かもしれない。

だが、守るべき人たちを残して、自分だけ勝手に死ぬことなど、今のノイマンにはとてもできなかった。

その後に流れるであろう涙を想像すればするほど、ジレンマがノイマンを苦しめていた。



ノイマン「っ…………」



ルフィの黒い瞳がひどく眩しく見えて、ノイマンは思わず目を逸らした。




海賊B「は、ははは!! 海賊王だと!? お前がか!? なれるわけねーだろ!! 俺たちでさえ危険すぎるってんで、ワンピースなんざはなから目指しちゃいねーってのに!」

海賊A「へ、へへ……まったくだ……!! 夢を語るならせめてそれ相応に力をつけてから言え……! 俺たち相手に粋がってるだけじゃとてもとてm――」




バゴンッ!!



海賊A「ぎゃぶっ……!!? ぐぇ……」

海賊B「うひぇぇ……!!?」




ルフィ「……なんで、負けたお前らが俺の夢を、決めるんだ!!!」

海賊B「ひ、はひひひぃぅ……」

ルフィ「あー、それにしても腹減ったな。おい、飯はどこにあんだ!!」

ノイマン「宝もな」

海賊B「は、はいいいぃ!! 宝はここを出て右に真っすぐ行った突き当り!! 食料ならそこの扉開けた先にありますうぅぅ!!」

ルフィ「よっしゃ!! めしめしめしぃ〜〜!!」


海賊の言葉を聞くや否や、ルフィはバタバタと隣の部屋へと走っていった。


176 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/31(火) 21:11:25.06 ID:gB2WzJgL0


ノイマン「……という事だから、君は宝がいらないなら、さっきの客船に乗せてもらって、この船から逃げることだな」

コビー「…………」

ノイマン「なんなら俺が連れてってやってもいいぞ。宝の場所はもう聞いたし……」

コビー「できるでしょうか……」

ノイマン「? え?」

コビー「僕も、死ぬ気になったら、やれるでしょうか!?」

ノイマン「……!」

コビー「ぼ、ぼ、僕!! 海兵になりたいんです!! 海軍に入って、悪い奴を取り締まるのが僕の夢なんです!! 小さいころからの夢なんですッ!!」

ノイマン「コビー……」

コビー「僕も、なれるでしょうか!! 死ぬ気になれば、あの人みたいに……あなたのように強い男に、なれますかぁ!!?」

ノイマン「…………俺は――――」

ルフィ「んなもん知らねぇよ。ゲプッ」

コビー「!!」

ノイマン「! あんた、もう食事はいいのか? 随分早いな」

ルフィ「しょうがねーだろ! そんなに無かったんだもんよ! リンゴが樽3つ分と、乾し魚が50匹くらいしかなかったんだ!」

ノイマン「……まさかそれ全部!!?」

ルフィ「ま、いいや。これでちょっとは腹も膨れた」

ルフィ「……お前、海兵になりたいのか?」

コビー「!! は、はい……!!」

ルフィ「じゃあ、俺とは将来敵同士だな! にしし!」

コビー「え……? そ、それって、僕も海兵になれるって……!」

ルフィ「それは知らねぇって。お前がなりたいなら、なるしかねーだろ」

コビー「!! なります……なってみせます!! 僕だって、死ぬ気になってやる!! 戦って、強くなって……そして、そして!!」

コビー「アルビダみたいな奴だって……捕まえて見せますッ!!!」



177 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/31(火) 21:34:52.48 ID:gB2WzJgL0


ノイマン「…………」



ノイマンが、ルフィの言葉にただ痛みを覚えたのに対し、コビーは己の中に小さな炎を宿したらしい。

命を燃やし、夢を照らすろうそくに、火をつけたのだ。



ノイマン(……俺は……このままでいいのか……? 俺は、どうするべきなんだ……!? コビーのように、戦いたいとは思う……!)

ノイマン(戦って、奴らに、『アーロン一味』に一矢報いたい!! だが結果はあまり見えすぎてる……そうなった時一番苦しむのはっ……クソッ!!)





その時――――






???「誰が誰を捕まえるってえぇぇーー!!?」

ノイマン「!!!」

ルフィ「あん?」

コビー「ひっ……!!?」

ノイマン「下がれっコビー!!」

コビー「うわっ!!」




バキバギ!! バギャァン!!




突如天井を突き破って下りてきた巨体に反応したノイマンは、傍にいたコビーを突き飛ばし、自身も反対側へと飛んだ。



ノイマン「新手かっ……!?」

コビー「あ、あ、ああアルビダ様……!!!」

ノイマン「アルビダ……!? こいつがこの船の船長か!」

ルフィ「? ふーん」



アルビダ「おいコビー、あたしの聞き間違いかねぇ……!? この世界で一番美しい私を、お前が捕まえるってー言葉が聞こえた気がしたんだがぁ!!?」

コビー「……っ!!!? ……!!!」

ノイマン「チッ……!!」

アルビダ「なぁ、コビー……もう一度、聞き間違いだといけないからねぇ……聞かせておくれよ」

アルビダ「『誰が』……『誰を』捕まえるって? コ・ビー??」






コビー「………………だ……」

178 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/31(火) 21:36:51.28 ID:gB2WzJgL0

アルビダ「あぁ? 聞こえないよ。もっとはっきり――――」





コビー「『僕が』ッッ!!! 世界で一番イカツイ、クソババァの『アルビダ』を、捕まえるって言ったんだぁぁぁぁーーッッ!!!」

ルフィー「!!」

ノイマン「ばっ、コビー!?」

アルビダ「……こ、こ、のガキャーーーっ!!!」



ブオン!! と特大の金棒がコビーに振り下ろされる……!!



コビー「うわああああ!!!!」

コビー(言った!! 言ってやった!! 僕は戦った!! 悔いはない……!!)







ルフィ「よく言ったな、コビー」



アルビダ「!!」




その金棒が、コビーに当たることはなかった。ルフィの伸びた腕が、振り下ろされる金棒を殴りつけ、軌道をずらしていた。




コビー「は、はへ……!? あれ……!?」

アルビダ「お前……今、何を……!?」

ノイマン「今だコビー!! 早くそこを離れろ!!」

コビー「は、はいっ……!!」



ルフィ「……さーてと。おばさん、船長なんだろ? 強いのか?」

アルビダ「おばっ……!! どいつもこいつも、あたしの美しさを前にしてなんて口を……!!」

ノイマン「正確にはイカツイおばさん、だろ?」

アルビダ「ぐ、ご、ぎ……!!? ぶち殺す!!!」

179 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/31(火) 21:40:41.34 ID:gB2WzJgL0



ノイマン(俺にはまだ……夢は追えない。だけど、目の前の夢を追う男の邪魔をする『邪悪』がいるなら……!!)

ノイマン「……今だけは……戦う事を選ぶ!!」

ルフィ「行くぞぉ!!」





【ボス戦!! VS『金棒のアルビダ』!!】


【戦闘開始!!】



【ノイマン】

レベル7

体力:222/250
スタミナ100/100
戦闘力:75
経験値:0



【ルフィ】

レベル10

体力:500/500
スタミナ:120/120
戦闘力:100



VS




【アルビダ】

レベル7

体力:300/300
スタミナ100/100
戦闘力:90





【ボス技】

ボス・中ボスクラスの敵は、コンマ次第で【ボス技】を放ってきます。
ボス側からの攻撃時の↓1コンマ一桁が1・3・5・7・9のどれかだった場合、ボス技の発動が確定します。
さらに↓2コンマの一桁の値で対応するボス技が選ばれ、その効果内容が適応されます。
(同時に味方の戦闘力の計算も↓2で行います)



【アルビダ・ボス技】

『全力叩きつけ』(コンマ1〜4 消費:20)
↑1のコンマに+10

『ぶん回し』(コンマ5〜8 消費:30)
↑1のコンマに+10
更に↑1の元々の数値がを30を超えている場合、続けてもう一人に攻撃。(追撃の場合、ここから↓1で味方側の数値計算)

『ジャンプ叩きつけ』(コンマ9〜0 消費:40)
コンマ勝負は行わず、コンマ分のダメージ+10を敵味方問わず与える。

180 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/31(火) 21:42:57.97 ID:gB2WzJgL0

はい、ようやくボス戦ですが
ちょっと待ってて、ご飯食べてないの……

しかし全然進まないなぁ我ながら亀執筆すぎて腹立ってきた


181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/31(火) 21:44:08.52 ID:W3MH3tg8o
一旦乙乙
182 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/31(火) 22:22:12.45 ID:gB2WzJgL0
ってよく考えたらノイマンの必殺技がまだ決まってねぇー!!

ダメだ、申し訳ないけど今日はこれで終わります……
何か技の案をいただきたい。ほんと何でもいいんで、お願いします。
一応参考にもう一度ルフィの必殺技を↓



『ゴムゴムの銃(ピストル)』(消費スタミナ:10)
敵一人に対しコンマ勝負に+30

『ゴムゴムのスタンプ』(消費スタミナ:10)
敵一人に対しコンマ勝負で勝った時、固定で60ダメージ(雑魚には5ダメージ)

『ゴムゴムの鞭』(消費スタミナ:10)
敵全体に対し固定で30ダメージ(雑魚には2ダメージ)
ボス・中ボスに対してはその時のコンマで一桁で成否判定

『ゴムゴムの銃乱打(ガトリング)』(消費スタミナ:30)
敵一人、または複数敵(最大5)に攻撃できる(ガトリングを選ぶときにどちらかも選択。複数の場合は誰に何回ずつかも添えて)
↓5までと↓6とでコンマ勝負をして、上回っているものがある場合、その差分の合計数値を相手に与える。
(雑魚には上回った数一回につき2ダメージ)

『ゴムゴムのバズーカ』(消費スタミナ:40)
敵一人に対しコンマ勝負で勝った場合ダメージは100固定(雑魚はリタイア)となり、
その時のコンマがゾロ目だった場合、ボスさえも体力が半分切っていれば遥か彼方にぶっ飛ばして強制勝利できる。

『ゴムゴムの戦斧(おの)』(消費スタミナ:60)
コンマ判定を行い、↓1のコンマに基礎戦闘力を加えたダメージを敵一人にそのまま与え
それ以外の全ての敵にもコンマ数値分のダメージを与える。(雑魚にはコンマ10につき+1ダメージ)
ただしルフィ自身も相手の攻撃を無防備な状態で喰らってしまう。
更に戦っている場所によっては甚大な被害が出るため、味方を巻き込む可能性がある。

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