にこ「穂乃果がやたらキスしてくる」

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1 : ◆0XImRzwrQA [sage]:2018/08/02(木) 15:47:30.42 ID:4gaXClSa0
穂乃果「卒業おめでとうにこちゃん!」ニッコリ


にこ「……」


穂乃果「これお祝いのうちのまんじゅう詰め合わせ!」


にこ「……」


穂乃果「にこちゃんのためにうちで1番いいやつ持ってきたんだ!」


にこ「あ、うん」


穂乃果「もー!なんかにこちゃん反応薄いよ〜」

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2 : ◆0XImRzwrQA [sage]:2018/08/02(木) 15:49:54.10 ID:4gaXClSa0
にこ「いやあんたね」


にこ「今何時だと思ってるの!?」


穂乃果「えっと……何時だろう、携帯忘れちゃって」


にこ「夜22時よ!」


穂乃果「はっくしょん!」


穂乃果「うぁー……」ダラー


にこ「ほら、早く中入りなさいこのバカ!!」


穂乃果「あぃ……」ズビズビ
3 : ◆0XImRzwrQA [sage]:2018/08/02(木) 15:52:34.25 ID:4gaXClSa0
穂乃果「よいしょ、いたた……座りっぱなしで痛い」


にこ「横になって、はい」


穂乃果「ありがとうにこちゃん……」


にこ「びっくりしたわよ、帰ってきたらドアの前で体育座りしてるんだから」


穂乃果「にこちゃんがくるの待ってたんだよ」

にこ「連絡もなにもなかったし……クラスでお別れ会やってて遅くなったの」
4 : ◆0XImRzwrQA [sage]:2018/08/02(木) 15:56:32.89 ID:4gaXClSa0
穂乃果「……だからこんな時間になっちゃったんだ」


にこ「そうそう、まあもうクラスのみんなとは会うこともないでしょうしね」


穂乃果「にこちゃん友達少ないもんね〜」


にこ「多かったって付き合い面倒なだけじゃない」


穂乃果「えへへ、穂乃果実は教室のにこちゃんをちらっと覗きに行ったことあるんだ」


にこ「げっ……なにやってるのあんた」


穂乃果「ふふっ、すごい大人しくて別人みたいだったねにこちゃん」


にこ「μ'sのみんなといる時と変わんないわよ」
5 : ◆0XImRzwrQA [sage]:2018/08/02(木) 15:59:03.92 ID:4gaXClSa0
穂乃果「え〜」


穂乃果「じゃあにこちゃんの中で穂乃果とクラスの人達はどっちが話しやすい?」


にこ「クラスのみんなよ」


穂乃果「……むっ」


にこ「穂乃果?」
6 : ◆0XImRzwrQA [sage]:2018/08/02(木) 16:00:17.80 ID:4gaXClSa0
穂乃果「ふーんだ、にこちゃんなんてもうしらない」


にこ「あーはいはい、冗談よ冗談」


にこ「断然あんたの方が話しやすいわよ」


穂乃果「……えへへ、やっぱり?」


にこ「そりゃあね。付き合いも長いし……あれ?」


にこ「そういえばあんたとμ'sで一緒にいるようになってからまだ1年くらいしか経ってないのよね……」


にこ「なんだかもう生まれてからずっと一緒にいたみたいな感じすらするわ」


穂乃果「そうだね……穂乃果もにこちゃんと同じ気持ちだよ」
7 : ◆0XImRzwrQA [sage]:2018/08/02(木) 16:04:11.39 ID:4gaXClSa0
にこ「この1年は間違いなくにこの高校生活で1番濃い1年だったわね」



にこ「あんたやμ'sのみんなのおかげよ、ありがとう」



穂乃果「おぉ……にこちゃん今日は随分と素直だね」


にこ「うるさいわね……これからもうあんたと会う機会があるかわかんな」


ドンッ!


にこ「いった……!いきなりなにすんのよ!」


穂乃果「………」
8 : ◆0XImRzwrQA [sage]:2018/08/02(木) 16:06:52.16 ID:4gaXClSa0
穂乃果「ふっ……ふぅっ……」ポロポロ


にこ「穂乃果……?」


穂乃果「にこちゃん……はぁっ……」グスッ


にこ「どうしたのあんた、ずっと待ってたり押し倒してきたり……」



穂乃果「……」


にこ「あの……穂乃果」



にこ「顔近いんだけど」
9 : ◆0XImRzwrQA [sage]:2018/08/02(木) 16:10:16.16 ID:PO2Cu9scO
穂乃果「嫌なら突き飛ばして」



にこ「いやちょっとほのっ……んんっ……!?」



穂乃果「んんっん……♡」


にこ「んー!んんっ!!」


穂乃果「……っはぁ♡」


にこ「あっ、はぁ……はぁ……」


穂乃果「……えへ、拒まなかったねにこちゃん」
10 : ◆0XImRzwrQA [sage]:2018/08/02(木) 16:12:15.97 ID:PO2Cu9scO
にこ「なにすんのよあんた……」



穂乃果「にこちゃんがあんまりにも可愛いからつい……」


にこ「だからっていきなりは……」


穂乃果「いきなりじゃなきゃ良かった?」


にこ「あぁー!!そういう意味じゃなくて!」


穂乃果「にこちゃん、もしかしてキスは初めて?」


にこ「うっ……そうよ!悪い?」


穂乃果「ううん、むしろ穂乃果が初めてをもらえて嬉しい」
11 : ◆0XImRzwrQA [sage]:2018/08/02(木) 16:14:34.19 ID:PO2Cu9scO
にこ「あんただって初めてでしょうが」


穂乃果「穂乃果はことりちゃんとかといっぱいちゅーするよ」


にこ「えっ……」


穂乃果「みんなも友達とかにやってるんじゃないかな。女の子同士だし普通だよ」


にこ「えぇっ……!?」


穂乃果「だからもっかいキスしよ……♡にこちゃん」
12 : ◆0XImRzwrQA [sage]:2018/08/02(木) 16:17:43.02 ID:PO2Cu9scO
にこ「いくらなんでも……恥ずかしいわよ」


穂乃果「大丈夫、大丈夫!みんなやってることだから!」


にこ「そういうことじゃなくてにこの気持ちの問題よ……」



穂乃果「もー!いいよ」グイッ!


にこ「あうっ!」


穂乃果「にこちゃん力弱いしどうせ抵抗できないもんね……!」


にこ「っ……離して!!」


穂乃果「ふふっ……ほらね、そんなんじゃ花陽ちゃんやことりちゃんにも勝てないんじゃない?」ニヤニヤ


にこ「ほんとにこんなことみんなやってるわけ……!?」


穂乃果「うんっ、やってるよ……たぶん……んっ♡」
13 : ◆0XImRzwrQA [sage]:2018/08/02(木) 16:20:01.13 ID:PO2Cu9scO
ーーーー
ーー






穂乃果「にこちゃんの作ってくれるごはんおいし〜」モグモグ


にこ「それは良かったわね、もう遅い時間だからちょー手を抜いたけど」


穂乃果「うぅ……にこちゃんまだ怒ってる?」


にこ「当たり前でしょ」ムスッ


穂乃果「ほんとうにごめんね……すこしやりすぎちゃった」



にこ「こんないっぱいキスマークつけられてどうやって隠せばいいのよ!」
14 : ◆0XImRzwrQA [sage]:2018/08/02(木) 16:21:13.49 ID:PO2Cu9scO
穂乃果「あはは……ほんとすごいね」


にこ「途中から首元にちゅーちゅーちゅーちゅー!!」


にこ「こんなんじゃ外歩けないわよ!」


穂乃果「にっ、にこちゃんは今日からしばらく仕事始まるまでお休みだよね!」


にこ「……そうだけど」


穂乃果「穂乃果がにこちゃんの分まで外に出て用事済ませてあげるよ!お買い物とか!」
15 : ◆0XImRzwrQA [sage]:2018/08/02(木) 16:23:02.57 ID:PO2Cu9scO
にこ「もういいわよ……絆創膏つけるわ」


穂乃果「でも首中絆創膏だらけになっちゃうよ」


にこ「誰のせいだと思ってるのよ!!?」


穂乃果「ひゃっ!ごめんなさい!」


にこ「そもそもなんでこんなに、にこにキスしてくるわけ?」


穂乃果「かわいいから……」


にこ「ふぅん……それだけ?」



穂乃果「……あんなこと言ったし」
16 : ◆0XImRzwrQA [sage]:2018/08/02(木) 16:25:15.93 ID:PO2Cu9scO
にこ「あんなこと?」



穂乃果「……これから穂乃果と会う機会があるかとかなんとか」



にこ「あぁ……だってそうじゃない」


にこ「にこがいなくなったら最初は寂しいかもだけど、しばらくしたらにこがいないのがどんどん当たり前になってって忘れてく」


にこ「昔から友達あまりいないから、学校とかで関わらなくなったらどこで接点とか持つのかよくわかんないしね。たまに遊びに行く程度?」


穂乃果「それってなんだかさみしい」


にこ「でもこれが普通でしょ」
17 : ◆0XImRzwrQA [sage]:2018/08/02(木) 16:27:47.54 ID:PO2Cu9scO
穂乃果「穂乃果って普通に見える?」


にこ「なによ急に」


穂乃果「にこちゃんが今まで関わってきた普通の人と同じに見える?」



にこ「……少なくとも家のドアの前で何時間も居座った挙句、いきなり押し倒してきてキスしてきた後に押さえつけて第2ラウンドをやってくるような奴は普通じゃないわ」


穂乃果「それはちょっとやりすぎちゃっただけ……でもわかったでしょ?」


にこ「なにが?」


穂乃果「穂乃果が普通じゃないってこと!」
18 : ◆0XImRzwrQA [sage]:2018/08/02(木) 16:30:03.60 ID:PO2Cu9scO
にこ「頭おかしくはあるわね。いつもぼけーっとアホづらさらしてるあんたにこんな一面があるとは思わなかったわ」



穂乃果「ふふん、あんまり言うとまたしちゃうよ?」


にこ「半ば脅しよねそれ」


穂乃果「でもにこちゃん、穂乃果とキスするの嫌そうには見えなかったなぁ〜」


にこ「嫌だったわよ……!」
19 : ◆0XImRzwrQA [sage]:2018/08/02(木) 16:32:14.06 ID:PO2Cu9scO
穂乃果「だったら最初突きとばせば良かったのにー?」


にこ「本気だと思わなかったの」


穂乃果「その割には目ずっとウルウルして顔真っ赤になってたじゃん」


にこ「うがー!もううるさい!!食べたら早く帰りなさいよ!」


穂乃果「やだーー!今日はにこちゃんのお家に泊まる!」ジタバタ


にこ「はぁ!?あんた泊めたら夜なにされるかわかったもんじゃないわ!」
20 : ◆0XImRzwrQA [sage]:2018/08/02(木) 16:35:16.22 ID:PO2Cu9scO
穂乃果「ええっ!?なにもしないよ!」


にこ「ふんっ、どうだか!今日の自分の行動振り返ってみなさい!」


穂乃果「にこちゃんとちゅーしたぁああ!!!!」


にこ「しー!あんた声大きい!隣に聞こえてたらどうするのよ!」


穂乃果「別に気にしないよ?」


にこ「こっちが気にするの!」


穂乃果「とにかく今日はにこちゃんのお家に泊まるったら泊まる!ぜっっったいにとまる!!」


にこ「はいはい……わかったわよ、こうなったらなに言っても無駄ね」


穂乃果「やったー!」


にこ「ただし次変なことしたら承知しないわよ!」


穂乃果「はぁーい」
21 : ◆0XImRzwrQA [sage]:2018/08/02(木) 16:37:01.30 ID:PO2Cu9scO
穂乃果「ひとまずここまで!」
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