【安価】剣と魔法の異世界

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26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/08(水) 00:46:47.65 ID:CTwbEN5vO
>>20
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/08(水) 00:53:49.89 ID:WDNAjGsVO
>>9
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/08(水) 23:02:36.46 ID:3mXUfYXE0
振り向くと衝撃。揺れた後の視界は空。

ひろむパパ「これはまた……。初めて見るクラスだね。NPCじゃないしアプデでも無いだろうけど」

クラス・吸血姫。それ自体は『OveR』には存在しなかった。吸血鬼はエネミーキャラクターやフレーバーテキストなどに名を連ねることはあったが、それもプレイヤーのクラスにはなり得なかった。

アイランド「……ふははは! わ、我のけんぞく? になれ!」

真っ黒な塊はガランドゥの鎧に入り込んでそう言った。

ガランドゥ「アイランド、吸血姫。レベルは60。どうしますか、ひろむパパさん」

ひろむパパ「得体の知れないのは嫌だけど何かの手がかりになるかもだよね」

ガランドゥ「そうですね。それじゃあひとまずは」

アイランド「やったー! ……じゃなくて。許す、我を街まで送り届けるがよい」

ガランドゥは内部から鼻歌が聞こえる身体を揺らさないように歩いた。
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/08(水) 23:19:39.25 ID:3mXUfYXE0
少し歩くと集落が見えてきた。家屋は全て木造で、簡素な造りだった。
道中で色々なことを話した。現実〈リアル〉のこと。ギルドには所属していなかったこと。フレンドやこれまでの冒険譚。特にゲーム外の話は盛り上がった。学校や仕事について、戻ったら何をするかなどなど話題は尽きなかった。

ガランドゥ「割と大きな町のようだ」

ひろむパパ「うーん、見覚えがあるような無いような」

アイランド「私……我もどこかで見たような気がする!」

ガランドゥ「ロールプレイにこだわるねぇ。ほぼ同い年とは思えない」

アイランド「むぅ。鎧だけのくせにっ!」

アイランドは内側から空っぽの身を守る装備に八つ当たりした。

ひろむパパ「着いたら何をする? 割とこういうの重要だよね。ゲームも現実も」


1 宿
2 他プレイヤーを探す
3 アイテムを買う

>>31
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/08(水) 23:20:27.04 ID:Rq4QpAg4o
1
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/08(水) 23:31:34.80 ID:bNIuhs32O
1
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/10(金) 23:32:17.60 ID:GCwnknDP0
この町の宿屋に名前はなかった。ただそれらしき看板が掲げてあるのみである。

エリアス「いらっしゃい。一晩30Gだよ」

ガランドゥ「お金……?」

ひろむパパ「鞄から出せるよ。ほら、ドラちゃんのポケットみたいになってる」

ガランドゥ「ドラちゃん……」

アイランド「やっと日陰か。ご苦労だったな」

しかしアイランドはガランドゥの鎧から出ようとする素振りを見せない。

ガランドゥ「出ようよ」

アイランド「いやな、ここは楽でいいのだ。動く必要もない」

ひろむパパの提案により部屋は各自に一部屋。食事は宿屋の娘・エリアスが腕によりをかけて用意することになった。

ガランドゥ「馴染んでるフリしたけど疲れるな。環境が違うとこんなもの……にしても異常すぎる」

出歩くことにした。気が滅入り始めたのだ。

1 ひろむパパの部屋
2 アイランドの部屋
3 町を散策

>>34
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/10(金) 23:56:31.66 ID:BOo1FexCo
3
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/11(土) 02:26:11.35 ID:0LJxl4ck0
3
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/13(月) 00:12:54.31 ID:0Lnyx8P+0
町を散策する。NPC達はかつて人間達がそうしたように昔ながらの生活をしている。時代背景が現代ではないので見慣れぬ光景も多々あった。

そして周囲に溶け込めずにいる二人を見つけた。どこから見てもPC。プレイヤーだった。そのどちらも俯いて落胆しているように見える。


PC1・PC2
ユーザー名
クラス(職業)
容姿
その他特徴など
>>36->>39
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 00:27:13.38 ID:uVz1i66wO
>>11
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 12:16:12.71 ID:Ebqc8CKwO
ユーザー名 Rapid
クラス ウェポンマスター(色んな戦い方が出来るけど悪く言えば器用貧乏)
容姿
7種の武器を背中に背負ったり腰にぶら下げている
西洋風の軽装で狼のマスクを被っている男
その他特徴など
実力はあるが負けず嫌いで短気
悪いやつではなく弱いPCとでも気軽にPTを組んでくれたりする
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/13(月) 13:47:45.08 ID:0Lnyx8P+0
上げ
>>39まで
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 14:18:05.30 ID:m22ZyZihO
ユーザー名 ハザード
クラス(職業)風精霊
容姿 中性的美形で常に周囲で風がうねっている
その他特徴など
文字通りの風使い。本体は周囲をうねる風そのものであり、人型の方はただの擬態
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/13(月) 17:49:42.36 ID:0Lnyx8P+0
Rapid、クラス・ウェポンマスター。野性味のあるマスクを被った男だ。レベル65。

Rapid「なんだ、プレイヤーか」

大きく見開いた狼の眼はガランドゥを一瞥し、再び伏せた。

ガランドゥ「気持ちはわかります。急にゲームの世界に飛ばされたのに混乱しないわけがない」

Rapid「そんなことじゃねえんだよ。お前も気づいてるんじゃないのか? 『OveR』には無かった仕様が適用されてる」

自身の体や新しいクラスのことを思い浮かべる。そして何よりNPCの動き。人間のそれと変わらない。ゲーム内のNPCは基本的に居場所が固定されていたり、決まった動作しかない。運営に用意された傀儡故のことである。

Rapid「そして断然ゲームよりこっちの方が難しい、だろ? エール」

エール「はぁ……。そうよ。エネミーから逃げ果せることすら叶わないんだから。死んでもゲームみたいにリスポーンするとも限らないんだし」

エールソニアス、クラス・熾天使。ガランドゥはゲームの頃の彼女を知っていた。面識があったわけではないが、ギルド〈十二翼〉の長として何度も観てきた。界隈ではこう呼ばれている。〈殺戮天使〉と。

ガランドゥ「熾天使……?! たしかサモナーだったはずじゃ……?」

エール「あたしのこと知ってるの?……まあ一応名は通ってるしね」

噂よりもかなり大人しい。というよりは落ち込んでいる。


1 なぜ落ち込んでいるのか聞く
2 この場を後にして散策を続ける

>>42
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 17:56:29.11 ID:6d25CPU0o
1
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 18:30:45.13 ID:0vhmPuAgO
1
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/13(月) 20:49:14.75 ID:0Lnyx8P+0
ガランドゥ「お二人のようなプレイヤー……いいえ、中身は別ですけど。しかし、それほど落ち込むにはほかに理由があるんじゃないですか?」

そう言うとエールソニアスが口を開いた。

エール「この先の野原、広いところの真ん中にあたし達はいたの。3人、ね」

ガランドゥ「3人ですか?」

Rapid「ああ。俺達は高レベルだったけど、そいつはまだレベルが低かった」


2人と一緒にいたプレイヤー
>>45
ユーザー名
クラス(職業)
容姿
その他特徴など
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 21:06:52.66 ID:Ebqc8CKwO
kskst
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 21:10:55.53 ID:3Dao+amkO
>>18
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/13(月) 22:49:34.84 ID:0Lnyx8P+0
その名とクラスを聞いた瞬間、ガランドゥの血の気が引いた。背筋に氷の杭を打たれた感覚だった。

エール「……もしかして、知り合いとか?」

明らかに青ざめた顔を見つめられ返事に戸惑う。

Rapid「クソッ。あんな何もないところにレイド級のモンスターがいるとは思わねえよ普通」

レイドとは複数のパーティで挑むクエストやイベントのことで、レイドボスはその他のエネミーと一線を画す強さを誇る。しかし倒してしまえば高ランクの報酬を得ることができる。

1 事情を話す
2 自由安価
>>47
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 22:58:44.67 ID:e54evuW9o
1
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/13(月) 23:28:23.18 ID:0Lnyx8P+0
ガランドゥ「実は……」

見たことを話すとRapidとエールソニアスは立ち上がってガランドゥの肩に手を置いた。
予想外にも返ってきたのは感謝の言葉だった。

エール「よかった。アイツから逃げたなら希望はある」

Rapid「ああ! 今度こそ守り切ってやる!」

手を振って駆け出す彼女らを眺めることしか出来ない。

ガランドゥ「強いなぁ。……比べて俺はカッコ悪い」

1 宿に戻る
2 自由安価
>>49
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 23:41:11.25 ID:6d25CPU0o
手助けするべ
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/14(火) 10:45:06.12 ID:FqQfFYPj0
これから戦闘に移りますがその前に登場人物達の技を募集します
強力な技ほど詠唱時間や再詠唱までの時間が長くなったりします。

複数可

>>53くらいまで
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/14(火) 10:59:40.32 ID:FRHKxqUTO
もうちょいテンプレート的なのがないと漠然としすぎてて書きづらい
安価下
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/14(火) 12:13:13.28 ID:FqQfFYPj0
ガーディアン

(護者の咆哮〉 周囲の敵からのヘイトを増大させる。
〈シールドバッシュ〉装備している盾で打撃を与える。
〈シールドチャージ〉盾を両手で構えて突撃する。


モンク

〈ニードルキック〉高威力の鋭い膝蹴り。〈タイガースタイル〉を使用すると威力が上がる。
〈エアムーブ〉独特な動きで攻撃をかわす。
〈タイガースタイル〉一度に対象との距離を詰める移動技。


みたいな感じで
>>55くらいまで
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/14(火) 13:57:54.74 ID:UxsA7y1Eo
吸血姫

<吸血> 吸血を行い相手へのダメージ分自分の体力を回復する
<ディープダイブ> 影や地面や壁などあらゆるものをすり抜け潜む奇襲技
<シャドウマスター> 影を自在に操り突き刺したり殴ったり壁にしたりと多彩
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/14(火) 21:28:12.83 ID:FqQfFYPj0
エールソニアス固有

クラス・熾天使とは、サモナーの上位魔法〈擬似召喚 セラフ〉を昇華させたものでありその一点にのみ特化している。
本来は複数の剣と炎で範囲攻撃を行うが、熾天使は戦闘時にステータスからMPの消費を引き換えに召喚されたセラフを身に宿す。
サモナーの魔法よりも自由度や継続時間が長い。

↓1まで
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/14(火) 21:59:40.56 ID:cbKH0w0dO
rapid

<ウェポンスペクトル>
所有する全兵装全武器を展開する周囲を無茶苦茶攻撃する。

<狼王乱舞>
狼化し大暴れする。
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/17(金) 22:18:21.35 ID:9qs3B79+0
ガランドゥ「俺だって……! カイティングくらいなら」

エネミーからのヘイトを集中し逃げ回ることをカイティング という。要するに囮なのだが、一つの戦術としてなり得る場合がある。

再び、先ほどの森にたどり着くとエールやRapidと合流することができた。

ガランドゥ「おーい! 彼女は……エレナは右奥の大樹の方だ!」

Rapid「ったく、無理しなくていいってのにな」

エール「でも少し見直しちゃった。うん、本当に」

Rapid「見直すも何も、見えねぇけどな」

57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/17(金) 23:40:14.72 ID:9qs3B79+0
ガランドゥ達が森での捜索を開始した頃、ゲーム時代の大都市。プレイヤータウン・アイラムから南に数キロの地点で1人のプレイヤーが目覚めた。

ユーザー名
クラス(職業)
容姿
その他特徴など

>>58
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/18(土) 13:40:54.24 ID:g0p1MUKvO
ユーザー名 ベリアール
クラス 上級悪魔

容姿 人型に悪魔角と悪魔翌翼が生えた典型的悪魔

その他特徴 
ゲームで7人しかいない最上位プレイヤーの称号"マスター"を持つ。
セブンスマスターの一角。
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/19(日) 21:02:27.18 ID:EFeaHdi10
風が吹いた。ぼやけた視界が鮮明になると、そこは草原だった。いつかディスプレイの中で見た景色、レイドクエスト『旧世代の脅威!』の戦闘領域に指定されていた地点だった。

『OveR』は日本国外にも小規模ながら展開している。その総数から選ばれた最上位プレイヤーにのみ与えられる称号〈マスター〉は未だ7人しか保有する者がおらず、ベリアールはその一角を担っていた。

自分に似せてキャラクターメイクを行ったので不自由な感覚はなく、視覚からの情報でゲームの世界に入り込んでしまった。もしくは夢だと思った。

ベリアール「上級悪魔……? レベルは70。OveRじゃないのか? 夢、なのか……?」

以前、ディスプレイに映っていたようなメニュー画面が視界に広げられる。見慣れているものだった。


1 フレンドリストなどを確認
2 アイラムに向かって移動する

>>60
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/19(日) 21:06:50.80 ID:aWwivYWAO
1
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/19(日) 21:26:41.72 ID:EFeaHdi10
メニューからフレンドリストを開く。最大で1000人まで登録できる仕様になっており、ベリアールは約100名を登録していた。これは互いの同意が無ければ出来ず、ベリアールは怠惰からそれを避けていた。

ログイン中の表示がされているプレイヤーは50人ほどだった。その中にはエールソニアスの名もある。師弟関係であったプレイヤーや、クエストとは無関係な遊びをするための者もいた。

1人だけ、連絡を取ることにした。

連絡を取る相手>>62

ユーザー名
クラス(職業)
容姿
その他特徴など
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/19(日) 21:41:29.80 ID:jhJwI/evo
ユーザー名
クレアノール

クラス(職業)
ドラゴンロード

容姿
普段は人型だが完全竜化できる

その他特徴など
圧倒的身体能力持ち
完全竜化すると範囲攻撃持ちになる
クールキャラだが天然
実は雌
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/20(月) 23:13:05.67 ID:XGAczM620
クレアノール『……ベリアール?!』

ベリアール「その声、やっぱり通じるんだな、チャット」

クレアノール『う、うん。……ベリアール!』

ベリアール「……?」

クレアノール『僕を助けてほしい。出来ればコレじゃなくて直接会いたい』

ベリアール「……わかった。今どこにいる?」

クレアノール『いや、やっぱり……ううん、アイラムにいる。銀河館跡地にいるから』

ベリアールは己自身が珍しく二つ返事で引き受けてしまったことに驚いた。
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/21(火) 23:04:38.59 ID:Y/dX3N3Y0
ベリアール「銀河館跡地、か。あるんだな、本当に……」

かつてゲームの中にあったエリアに、これまでと同じように呼び出される。しかしこれは紛れもなく現実なのだ。

これまでただの装備品だったはずの〈墜撃の黒翼〉が身体と一体化して、さらには翼として機能することに気がついた。

自身の力のみで飛ぶということは、人間には無縁のことであったが、なぜか脳や体に経験として染み付いていた。
ベリアールは大空へ舞い上がった。

風も太陽も鳥も雲も本物だった。確実にそこにあるもの。
CGでも何でもない、風景。遠くに見えるアイラムめがけて飛んでいると歩いている人間を見つけた。

ベリアール「おーい!」


ユーザー名 (NPC名)
クラス(職業)
容姿
その他特徴など
>>65
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/21(火) 23:29:18.84 ID:3+H1CAd/o
ユーザー名 (NPC名)アルサケス
クラス(職業)ヒューマンスライム
容姿 いくらでも変化可能
   普段は地味目の眼鏡女子
その他特徴など
人外の人外による人外のための少数精鋭暗躍組織"シノクニ"のメンバー
人間は嫌い。得意なことは諜報・暗殺
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/22(水) 00:38:46.51 ID:LJsGcs8D0
>>65
PCなら悪名高いプレイヤーキラー。ギルド〈シノクニ〉のメンバーで元アサシン。現在のクラスに順応できず街を目指していた。

NPCなら上位クエストの登場キャラ。シノクニの仲間を探している最中。NPCの中でも最高レベルの部類。

>>67どちらか
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/22(水) 00:40:13.03 ID:JLx3vqqDo
NPC
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/25(土) 00:45:44.48 ID:WpKL0Unc0
ベリアール「おーい、ってよく見たらNPCか」

アルサケス「こんにちは。悪魔……同胞の方ですか」

アルサケス、そしてシノクニは高難度のクエストなどで解説や介入があるキャラクターである。

ベリアール「同胞……というよりはプレイヤーなんだが」

アルサケス「何のことでしょう?」

ベリアール「……? 俺はベリアール、見たとおり悪魔らしい」

アルサケス「私はアルサケス。ヒューマンスライムです」

ベリアールは画面の中に彼女を見たことがあった。だからこそゲームの世界が実感として伝わる。
これはチャンスだと思った。高位のNPCならば情報も他より多く持っていてもおかしくはないからだ。

ベリアール「>>69
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/25(土) 09:06:26.90 ID:tUhpjQuyO
シノクニに最近何かいつもと違うことが起こったりしていないかい
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/09/02(日) 23:50:49.78 ID:u9ZvY7vX0
アルサケス「……同胞、貴方にはお話ししても良いかもしれませんね」

ベリアール「やはり何かあったのか」

アルサケス「現在、シノクニの総員は10名。その内8名は行方不明に。そして1名は……」

ベリアール「……?」

アルサケス「いえ、同じく行方不明です。きっと……。最後は私です。シノクニの仲間を探しています」

ベリアール「なるほどな。アテのない旅なんだろう?」

アルサケスの表情が曇る。

アルサケス「まずは街で情報を集めます」

ベリアール「難しいと思うけどな」

そもそもシノクニが直接的に関わるクエストはレベル制限が非常に厳しく、中堅レベル以下のプレイヤーはお目にかかることすら無い。そしてゲーム世界への遭難も相まって正しい情報を得られる可能性は低い。

ベリアール「ただ、それは一人で行動した場合の話だ」

アルサケス「それはどういう……」

ベリアール「俺の用事が済んだ後なら助力すると言っている。同胞よ」

彼もまたロールプレイを好む一人だった。
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