京太郎「京ちゃんクエスト?」優希「だじぇ」【第一ステージ】

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13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/06(月) 13:34:09.10 ID:3mIkNyuz0
>>51

後ろから声をかけてきたのは… 左右にはねた前髪が特徴的な、目つきの鋭い少女だった。

腰には立派な宝剣をさげている。


ゆみ「その大会には私の知り合いも出場する。 とても駆け出しの冒険者がなんとかできるような大会ではない。 命を粗末にするな」

煌「あ、あなたは… 特級勇者の加治木さん!」

京太郎「特級?」

煌「全部で6つある勇者のクラスで、神位の次の2番目に高い階級の勇者のことです。 このタ・コース国全土でも、10人程度しかいないんですよ」

京太郎「はー… 勇者に階級があるのかよ」

ゆみ「後ろで話を聞かせてもらったが… 君はまだ見習いの段階だろう? そのような冒険者は、ベテランの冒険者とパーティを組んで依頼をこなし、経験を積むのが肝要だ」

ゆみ「私はツルガという村出身の加治木ゆみだ。 今、少々手こずっている依頼があってな…」

ゆみ「人手を探しているんだ。 もし良ければ手伝って欲しいのだが…頼まれてくれないか? 私は君が欲しいんだ」

京太郎「…えっと… ちなみに、どんな依頼なんですか?」

ゆみ「うん。 私の村の隣…カゼコシ村で、野生化したイケダが大量に発生してな…」

京太郎「イケダ??」

ゆみ「ゴブリンのようなもので、実在する人間のクローンを元に魔術で作り上げられた下級モンスターの一種だ」

ゆみ「普段は人畜無害で大人しいのだが、大量発生のせいで村の備蓄食糧を盗んだり、家畜を襲うようになってしまってな…」

ゆみ「何しろ数が多くて難儀している。 どうだ? 手伝ってくれれば、報酬は弾むつもりだが…」

京太郎「……」


・どうする?
ゆみと共にイケダ退治へ→>>81
いや、断って大会の方に参加する→>>33
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