【ミリマス】高槻やよひと三浦あづさ

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6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/08(水) 20:02:57.64 ID:m6HRoqd40
P「とりあえず先に部屋に上がってください。」

あづさ「お邪魔します。意外と綺麗に片付いてあるんですね。」

P「帰ってきて寝るだけの生活ですからね。テーブルの上は散らかってますけど。

ところで、あづささんは料理はできるんですか?」

あづさ「材料さえあれば適当に作りますよ〜。グラタンは自信作です〜。人より時間がかかっちゃいますけど。」

P「それなら一安心ですね。今日はとりあえず買ってきた弁当を食べますか。」

あづさ「はい〜。それでは、いただきます♪」

――――――

P(腹も膨れたし、そろそろ眠る準備をするかな。)

P「あづささん、先にひと風呂浴びておいて下さい。その間に寝床の準備をしますから。」

あづさ「何から何までありがとうございます〜。」

P「そんなに畏まらなくても。これがバスタオルと、洗面タオル。それと、男物ですけどパジャマです。」

あづさ「それではお先に失礼しますね〜。」

P(よし、これで布団を引っ張り出して敷いておかないと。)

それから数分後、布団を敷き終わったところで、あづささんが風呂場から上がってきた。

あづさ「プロデューサーさん、下着はどうしましょうか?」

汚れた下着を替えないといけない、というのは、どうやら頭に残っていたようだった。
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/08(水) 20:26:38.77 ID:m6HRoqd40
P「うーん、この時間だとコンビニくらいしか開いてませんね。サイズはわかりますか?」

あづさ「はい〜。」

P「それなら一緒に近くの店まで少し出かけますか。」

P(湯冷めもするんだろうか。風邪を引いたりしたら。)

あづさ「そうですね。歩きながらお話しましょう。」

P(…どうも、俺が考えているより、よほど「あずささんらしい」のかもしれない。)

あづさ「迷子にならないように、手を繋いでくださいね。」

P「わかりました。」

ドアを開けると爽やかな風が頬を撫でた。一応、バレないように帽子とサングラスをかけて、二人で外へ出た。

――――――

夜の街を手を繋いで歩く。

P(あずささんが酔って介抱したときは肩を貸したんだったか。)

取り留めなく考え事をしては掻き消えて、まとまらない思考のまま何かを話そうと思っていると、

あづさ「プロデューサーさん、私、歩くの遅くないですか?」

隣から申し訳なさそうな声が耳に届いた。

P「そんなことないですよ。育と比べたら速いくらいです。」

あづさ「育さんに聞かれたら、怒られちゃいそうですね。うふふ。」

屈託のない笑顔に見とれてしまう。

P「…あ、あの店ですね。」

あづさ「こんな近くにあるんですね〜。」

入店してからあづささんに財布を渡し、商品をレジに持って行ってもらう。

P(カードを渡して全額支払いで、と頼めばよかったかな。)

財布の小銭をこぼしてしまい、慌てふためく姿を見てそう思った。

一緒に拾おうとしてサングラスが鼻にぶつかってしまい、危うくバレそうになった。
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/08/08(水) 20:34:46.15 ID:m6HRoqd40
体調が優れないため、本日はここまで。

続きは翌日に書く予定です。
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/08/08(水) 20:45:13.95 ID:m6HRoqd40
>>5

調べてみて取り入れようと思いました。

書き始めは「ちょきんぎょ」にしようかとも考えてました。
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/09(木) 18:23:14.10 ID:i4cUPv4YO
帰り道、あづささんの身の上話を聞いたり、こちらのことを話したりした。
OLになりたかったこと、犬を飼っていること。
どれもあずささんの過去の記憶だ。

P(考えてみると、本人には酷なことだな。これから、あづささん自身の思い出を作っていけたらいいんだけど…)

あづさ「プロデューサーさん、難しい顔してます〜。どうかしたんですか〜?」

P「…風が冷たくて、湯冷めしてしまっていないかと思いまして。」

あづさ「もう一度入浴すれば大丈夫ですよ〜。」

P「早く帰りますか。」

あづさ「あら〜、プロデューサーさん、手を引っ張らないでくださ〜い。」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/09(木) 18:49:35.19 ID:i4cUPv4YO
二人とも入浴を終えて、並べた布団に入り込んだ。

P「それでは、あづささん、おやすみなさい。」

あづさ「はい〜。おやすみなさい〜。」

P(今日は、色々あったな…。明日からはあづささんにもレッスンを、)

疲労が押し寄せて、目を閉じたらいつのまにか眠ってしまっていた。

――――――

P(ん、いい匂いがする。)


あづさ「起きましたー? 意外とお寝坊さんなんですね〜。」

コーヒーとトーストの香ばしい香りに食欲が刺激される。もぞもぞと布団から這い出て、キッチンへ。

P「すみません。朝食の用意をしてもらってしまって。」

あづさ「こちらこそ、勝手に調理器具を使っちゃいましたから。二人分できましたよ〜。」

P「いただきます。」

あづさ「召し上がれ〜。私もいただきますー。」

二人で顔を合わせて食べる朝食は格別だった。とはいえ、のんびり食べてはいられず、支度してすぐさま劇場へ向かった。

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/08/10(金) 17:15:52.26 ID:sKVUhZefO
体調不良で医師に診察してもらったら入院生活がスタートしました。

書きためてひと段落してから更新します。申し訳ないです。
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/12(日) 20:43:30.64 ID:2luWzIW90
入院ってマジかよ...
無理せずがんばってください!
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