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【安価】キツネ娘の弱点とつまらないやつ
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/19(日) 09:41:48.81 ID:mjKrNNDv0
男「俺にはビタミンDが足りてない」
男「ならば日光浴だ。縁側に出るぞ」ガララッ
薄汚れた障子を開ける
そこには、飾り気のないつまらない縁側がある
...はずだった
男「なんだ貴様」
キツネ娘「んもっ!?」フゴッ
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1534639308
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/19(日) 09:50:26.84 ID:mjKrNNDv0
本当になんだこいつ?
変な耳生えてるし、変な...いや、尻尾に変もクソもあるか
誤差はあるが多分人だろう
じゃあこいつ、人の家の縁側でなんか食ってたってのか!?
男「なにむせてんだ、ここは俺の家だぞ」
キツネ娘「うっ、げほげほっ」
男「むせすぎだろお前」
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/19(日) 10:03:22.98 ID:mjKrNNDv0
キツネ娘「げほげほ...だいぶ...ぅぇ、だいぶ手厳しいなお主」
男「そりゃ自分の家に変な奴がいて、飯食ってたらな」
キツネ娘「そうだ、お主に折り入って頼みがある」
男「そうか、じゃあまずは日の当たる所を譲ってくれ」
キツネ娘「うむ」
男「ふぅ」
キツネ娘「それで頼みなんじゃが」
キツネ娘「わしの弱点を克服するのを手伝って欲しいんじゃ」
男「出来る範囲でな」
キツネ娘「話の分かる奴じゃ」
男「ぶっちゃけやること無いからな」
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/19(日) 10:08:32.45 ID:mjKrNNDv0
男「何を克服するんだ?」
キツネ娘「うむ、先ずはな、わしのな、この、な。尻尾を掴んでみてくれ」
男「はぁ」ガシッ
キツネ娘「みぎゃっ!はぁ、はぁ...」
男「騒々しい奴だな」
キツネ娘「異様に尻尾が敏感なんじゃ...どうやったら克服できるかのう?」
男「そだな...
>>5
とかどうだ?」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/19(日) 10:12:35.34 ID:hnkO9vBJo
撫で回し続けて慣らす
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/19(日) 10:41:11.12 ID:mjKrNNDv0
男「撫で回し続けて慣らす、なんてのはどうだ?」
キツネ娘「お主らしいな」
男「らしいって何だよ。出会って十分も経ってねぇよ」
男「ほら、うつ伏せになれ」
キツネ娘「本当にああ言えばこう言うやつよのう...」ゴロン
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/19(日) 10:51:55.38 ID:mjKrNNDv0
男「...」サワッ
キツネ娘「ひ」
キツネ娘「不意討ちとは卑怯d___」
男「ふん」ナデッ
キツネ娘「ひゃうん!」
男「しかしあれだな、これは」ナデナデナデ
キツネ娘「ハァーハァー...んっ、なんじゃ」
男「ただ黙って撫でているだけってのもつまらないから話でもしないか?」サワサワサワ
キツネ娘「ひんっ!?難しいな...」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/19(日) 20:03:54.95 ID:mjKrNNDv0
男「なんでお前尻尾生えてんの?」クリクリ
キツネ娘「んひっ...そ、それは...く、くくっ...」
男「答えろよ」グイッ
キツネ娘「ぬぎゃあああっ!」
キツネ娘「それはわしがキツネだからじゃ!」
男「...もう一回引っ張ってやろうか?」
キツネ娘「本当じゃ!信じてくれ!」
男「あぁ、信じるよ」
キツネ娘「やっぱり話の分かる奴じゃな」
男(あんな必死な声色で言われたら信じる他あるまい)ペチペチ
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/19(日) 20:10:15.91 ID:mjKrNNDv0
男「そっかぁ、キツネかぁ」ニギニギ
男「とりあえず撮っとくか」カシャ
キツネ娘「ぐ...ぐ...今何をした?」
男「写真を撮っただけだが」グニュ
キツネ娘「そぉ!そうか...文明の利器も発達したのだな」
男(こいつ面白いな)
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/19(日) 20:14:49.63 ID:mjKrNNDv0
男「とりあえず友達に送るか」
男「『家にキツネ娘が来た。嫁よりビタミンDが欲しい』...送信」ピッ
キツネ娘「お前わしを何だと思っとるんじゃ」
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/19(日) 20:41:09.91 ID:mjKrNNDv0
男「返信が来た。早いやっちゃなー」
男「『詳細を。いいから詳細教えろ』」
男「...めんどくせ」ポイッ
キツネ娘「つまらないやつだと思われるぞ?」
男「もう手遅れだからきにすんな」ワシャワシャ
キツネ娘「ッ...ふう」
男「だいぶ反応が薄くなったな。もういいだろ」
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/19(日) 21:01:26.21 ID:mjKrNNDv0
男「ようやく弱点をつぶしたな。じゃあな」
キツネ娘「待つのじゃ」
男「なんだ」
キツネ娘「別の弱点があるんじゃ」
男「一つじゃねーのかよ」
キツネ娘「うむ」
男「一体どんな弱点なんだ?」
キツネ娘「
>>13
じゃ」
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/19(日) 21:22:55.40 ID:gKsToyq7o
風呂
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/19(日) 21:39:35.32 ID:mjKrNNDv0
キツネ娘「風呂じゃ」
男「あぁ、風呂ね。風呂...風呂!?」
キツネ娘「何か?」
男「何かじゃねーよ!お前の生物学的なセクシュアリティを教えろ!」
キツネ娘「メスじゃ」
男「じゃあ俺はオスだよ!何を手伝えってんだよ!」
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/19(日) 21:50:14.20 ID:mjKrNNDv0
キツネ娘「ほら、わし、キツネじゃし」
男「あ、そっか」
男「...いや、いいのか?」
男「まぁいいや、お前風呂の何が嫌なの?」
キツネ娘「熱湯じゃ」
男「よっしゃ任せろ。いま風呂沸かしてやる」
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/19(日) 22:12:22.91 ID:mjKrNNDv0
男「そういや、さっきお前何食ってたの?」
キツネ娘「饅頭」
男「ほーん、油揚げとかじゃないんね」
キツネ娘「豆腐屋がここらにないんじゃ」
キツネ娘「饅頭屋の親父とは仲がいいんじゃがのう」
男「そっかぁ」
キツネ娘「饅頭は嫌いか?」
男「喉詰まらせて死にそう」
キツネ娘「それは餅じゃろ...」
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/19(日) 22:21:56.15 ID:mjKrNNDv0
男「...さて、そろそろ風呂が沸いたな」
キツネ娘「ゆ、行くぞ」
男「そんなにビビんなって、大船に乗った気持ちで行け」
キツネ娘「これからその船から放り出されるんじゃよ」
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/19(日) 22:44:55.07 ID:mjKrNNDv0
〜風呂場〜
男「じゃあ湯船に入れ。体を綺麗にするための入浴じゃないからな」
キツネ娘「うむ」バアアアアン
男「やっぱ女じゃねーか!」
貧相な体つきではあるものの、引き締まったくびれが女性らしさを引き出している
が、これは予想外。退くにも退けない
男「おりゃ!」ポイッ
キツネ娘「そうやって畜生を軽視するのは止めんか!」
男は思わず湯船にキツネ娘を突っ込んでしまう
キツネ娘「あぁっ!」ザブーン
男「やったか!?」
キツネ娘「うぇっ!?冷たっ!?これは水風呂!?」ジャバジャバ
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/19(日) 22:58:47.99 ID:mjKrNNDv0
キツネ娘「脱出!」ガシィ
湯船の縁を掴み、脱出を試みる
キツネ娘「あぁっ!?」ツルッ
男「やっぱ滑るか」
キツネ娘「何故じゃ!?何故こんなに滑るんじゃ!?」
男「俺はつまらねぇ奴だからよぉー、湯船の掃除に一週間掛けるんだ」
キツネ娘「摩擦の概念を無視してないか!?」
男「立って出られるだろ。ほら、ここに暖かいお湯の入った桶があるぞ」カコーン
キツネ娘「それは誠か!?」ピョーン
跳躍。最初からそうしろよ、と思う
キツネ娘「ふんっ!」オケザバー
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/19(日) 23:06:42.80 ID:mjKrNNDv0
キツネ娘「すっきりじゃ」
男「これでお湯も平気だな」
キツネ娘「はっ!?」
男(単純な奴だ)
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/19(日) 23:15:55.71 ID:mjKrNNDv0
男「本当ならここで別れるとこだが」フキフキ
キツネ娘「まだ弱点があるのじゃよ」
男「自分で体も拭けないってか」
キツネ娘「こ、このぐらいやろうと思えば出来るわ!」
男「冗談だ」
男「で、なんなんだその弱点」
キツネ娘「
>>22
じゃ」
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/19(日) 23:21:21.80 ID:RI1F+hcRO
交尾
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/19(日) 23:22:59.46 ID:mT95XD760
これで処女だったら笑う
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/20(月) 10:26:27.08 ID:17QLB7lc0
キツネ娘「交尾じゃ」
男「なめてんのか」
キツネ娘「...なんじゃお主、童貞か?」
男「お前こそ処女かよ」
キツネ娘「しょ、しょしょ、処女ちゃうわ!」
男「非処女で交尾苦手とかお前積んでるだろ」
キツネ娘「...処女じゃ」ズーン
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/20(月) 11:55:20.65 ID:17QLB7lc0
男「お互いこれじゃあな」
キツネ娘「お主、放棄するのか」
男「そもそも最初に出来る範囲でと言ったろ」
キツネ娘「うぬぬ」
男「もう夜だ。体を動かして疲れたし俺はそろそろ寝ようと思う」
キツネ娘「待て」
男「なんだ...」
キツネ娘「夕食を作ってくれ」
男「はぁー...いいけど」
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/20(月) 18:44:24.34 ID:17QLB7lc0
キツネ娘「料理は出来るのか?」
男「一応な。俺的には一人でモソモソ食べるのが一番落ち着くが」
男「そうだ、苦手な食い物ないか?食わせてやる」
キツネ娘「納豆じゃ」
男「お前は運が良いな。俺はつまらねぇ奴だから藁納豆を生産してるんだ」
キツネ娘「市販のと何が違うのじゃ?」
男「香りがよろしい。どうせ臭いが無理なんだろ?」
キツネ娘「うーむ、多分そうじゃな」
男「これは別の臭いだからイケるかもな」
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/20(月) 19:26:12.14 ID:17QLB7lc0
男「さーっとかき混ぜて」サカサカ
男「適当なタレ突っ込んで」ピュ
男「さらにかき混ぜる」ジャッシャッジャッ
キツネ娘「...」スーハー
男「鼻呼吸封印したな」
男「ご飯にかけて完成よぉ!」
男「さぁ食え」ゴト
キツネ娘は嫌々ながらも納豆ご飯を口に運ぶ
それを男は固唾を飲んで見守る
...決して食欲から来る涎ではない。絶対だぞ!
男「どうだ、味の程は」
キツネ娘「
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