【安価】須賀京太郎の大学生活【咲-saki-】

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366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/02(日) 20:46:16.05 ID:fs6odbgE0
やばいな…この京太郎
レズとは言わないが、怜にべったりな竜華を一目惚れさるとは……
367 : ◆GfnkOSyu9. [saga]:2018/09/02(日) 21:06:55.02 ID:KDAHfdI60
竜華:友好度100オーバー

竜華「なんや京くんやん、びっくりしたわー。ここに来るんやったらうちに相談してくれてもええのに」

京太郎「竜華先輩、ってことは怜さんの親友って竜華さんだったんですか!?」

怜「なんや竜華と同学だったん? 知り合いの知り合いが知り合いとは世間も狭いなあ」

淡(あの女、京太郎になれなれしくない? あからさまに媚び売ってる感じ)

京太郎「実は竜華先輩には授業とかのことでいろいろお世話になってまして」

怜「なぁ竜華、もしかして気になっとる後輩くんって」(小声

竜華「うん、彼。めっちゃ格好ええやろ? 真剣な目とか特に」(小声

怜「ふーん、うちは親しみやすそうやなーくらいは思うたけど」(小声

竜華「そっか、怜はライバルやないんや? せやったら応援してくれへん?」(小声

巴「なんだか話し合ってますね。中身は聞こえてこないですけど」

竜華「あはは、つい話し込んでしもうたわ。で、京くんらは何のためにここに?」

そうして俺たちと竜華さんは情報交換をしあい

竜華「つまり京くんの入っとるサークルがオカルト面から怜のサポートをして」

霞「医学的には竜華さんや京太郎くん、そして医師の皆さんでサポートをと」

怜「二段構えやったら竜華が焦る必要もなくなるし、うまく行ったらうちも元気になれるし、いいことずくめやと思ってん」

竜華「せやったら最初からうちに言うてくれたらええのに」

怜「竜華のことやから話しても『そんな怪しい奴らに怜を任せれん! うちが治すんや!』って展開になるだけやん。
  実際そこの男の子おらんかったらその勢いやったろ」

竜華「うっ」

どうやら図星をさされたらしい。でもそうか、竜華さんは俺のことを信頼してくれてたんだな。いざこざの種にならなくてほんとよかった


※竜華ENDが解放されました
368 : ◆GfnkOSyu9. [saga]:2018/09/02(日) 21:19:35.98 ID:KDAHfdI60
霞「それで、竜華さん協力してもらえるかしら?」

竜華「うちの方法やったらどうしても時間かかるし、怜の体調に不安のない程度であれば」

京太郎「大丈夫です、俺もたくさん勉強して怜さんのためになるよう目を光らせますから」

竜華「うん、でも連絡は密にな。うちも怜のこと知りたいし」

京太郎「はいっ!」

怜(うちってめっちゃファインプレーしたんやない? 治る確率上がって、竜華はあの子と大義名分でいちゃつけて、竜華もうちのことで追い詰められんようになる。一石三鳥やな!)

淡「ふん、医学の出る幕がないくらいうちで面倒見るから。ね、京太郎!」

京太郎「おう」

竜華(何この子? 京くんと腕なんか組んで)

煌(うーん、青春ですね。それもまたすばら!)

竜華先輩と淡、その間に火花が散っていること、そしてそれすら見守る煌先輩の様子にこの時俺は気づいてなかった

※では竜華END行ってみよう
369 : ◆GfnkOSyu9. [saga]:2018/09/02(日) 21:42:40.59 ID:KDAHfdI60
竜華「今日でついに怜を完全に元気にさせられるんやな」

京太郎「ええ、医学上は問題なくなります。この手術さえ成功させれば、いえ絶対に成功させます」

竜華「その後は調子に乗って怜が未来見ようとしたり走り回ったりせんよう監視が必要やな」

京太郎「ま、でもそんな迷惑なら嬉しいくらいですよ」

竜華「そやな。あの時京くんたちを信じてよかった。きっとうちだけやったら焦って転んで失敗してたかもしれん」

京太郎「そういうのをお互いさまっていうんですよ」

俺たちは笑いあって、ふと急に竜華さんが

竜華「なあ京くん、この手術がうまく行ったら大切な話があるんやけど」

京太郎「ちょ、なんで急に死亡フラグ建てようとするんですか!?」

竜華「お互い医者やし、相手の死亡フラグぐらい折る自信は持っとらんとな。せやからこれは死亡フラグにならへんよ」

京太郎「そうですか。だったら、俺も怜さんが元気になったら竜華さんに大切な話が」

竜華「それって」

京太郎「さ、行きますよ。あんまり待たせると怜さんが『いつまでイチャイチャしとんねん』って怒ってきますからね」

竜華「そやな、怜なら絶対言うわ。じゃあ輝く未来取りに行こか!」

京太郎「はい!」

数か月後竜華さんは白いウェディングドレスを着て、教会の中口づけを交わした
その直後に怜さんは悪戯っぽく

怜「やっと正式にくっついたな。実はあのキスの瞬間、前にも一度見てん」

京太郎「ちょ、濫用は避けるって約束」

怜「親友を任すんや。これは濫用やなくて必要経費っていうねん。ま、二度も見てうちは胸焼けの気分やったけどな」

俺の一歩先を歩く竜華さんの姿にきらきらと日光のシャワーが舞い降りる。俺はすぐに駆け寄ってその手を取り

京太郎「竜華さん、絶対に幸せにしますからね」

竜華「もう幸せになっとるで」

お互い笑みを交わして永遠の誓いを確かめ合った


竜華END
※竜華ENDだけどやっぱり怜は出てくる。話の流れ上外せないし、やっぱりこの二人ペアのイメージあるから仕方ないね
370 : ◆GfnkOSyu9. [saga]:2018/09/02(日) 21:59:27.37 ID:KDAHfdI60
京太郎「疑問なんですけど、怜さんってオカルト使わなければ健康体なんですか?」

怜「なんも使わんでも病気にかかりやすいんは代わらへんよ。
  つこうたら体力減って免疫落ちる、免疫落ちたらさらにかかりやすうなる、のコンボはあるけどな」

巴「それならオカルト的な解決はできても体――ここでいうのは医学的な問題も解決しないと根本的には無理ってことですね」

竜華「せやな。やからうちは医学部行ってんねん」

京太郎「その辺は俺たちの守備範囲ですか」

その言葉に竜華さんは顔を明るくして

竜華「せやな、『私達』で何とかしような!」

竜華さんと手を組んで頑張るアピールをしてると、ぐいっと逆の腕を引っ張られる

淡「まあその前に? 『私達』で全部解決しちゃう名案が出るかもしれないけどね!」

二人は俺を挟んでにらみ合い

竜華&淡「京くん」「京太郎」『はどっちの味方!?』

唐突に選択肢を突き付けられた


番号選択、安価直下
1:「まずは今からでもできるオカルト面を」(淡に友好度+)
2:「医学の勉強、今から頑張ってみよう」(竜華に+)
3:「今両方からやるって話しだったろ?」(真面目)
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/02(日) 22:02:38.46 ID:Rgo80en/O
1
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/02(日) 22:02:39.91 ID:dZUqmi5qo
2
373 : ◆GfnkOSyu9. [saga]:2018/09/02(日) 22:21:48.05 ID:KDAHfdI60
京太郎「そうだな、まず手を付けるならまずは今からでもできるオカルト面を」

淡「だよね、だよね! ふっふーん。京太郎には私を撫でる権利をあげよう」

京太郎「その権利の発生条件が分からんが、俺は撫でるのうまいぞ。何しろカピーで鍛えたからな」

淡「カピーってどこの誰!?」

京太郎「え? 実家で飼ってるペットだけど」

淡「そっかー、ペットかー、今度写真見せて」

京太郎「いいぞ」

霞「淡ちゃん、京太郎くん、作戦会議始めるわよー」

桃子と違って怜さんは自分の意志で能力の切り替えはできる。だから問題は負荷であり、塞さんからは重要な情報は得られまい、と一応連絡したわけだが

塞『あれ、私言わなかったっけ? 全国で試合に出た時のモノクル、あれ私の負荷を抑えるためのものだったんだけど』

京太郎「そ、それはいったいどこから入手を!?」

塞『トシさんがくれたよ』

万能か岩手!? 驚愕しつつも皆に話を通し、代表として霞さんが話してアクセサリー状のものを送ってもらえるように話をつけ

霞「『どれが一番合うかは傍で見てみないとわからないからいくつか送る』って言ってくださったわ。能力のテストは2日間隔を開けるようにとの注意も」

煌「どれだけ回復が早いか、どれだけ楽になるかは時間をおかないとごちゃ混ぜになるからですね」

漫「たぶんそうだと」

巴「とりあえず届くまでは待機ですね」

まずは実験から入るということで怜さんと竜華さんの了承も得て、試作品の結果が出るまで待つことにした


※淡ENDが解放されました
ましたが、すでに眠くなってるので投下は明日で許してください。早出だったから頭が回らぬ
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/03(月) 13:19:27.45 ID:nx5zUh8eo
375 : ◆5aFb27488s [sage saga]:2018/10/15(月) 20:56:21.40 ID:CJssSu5I0
※淡END

ベッドの中で求める温もりが傍にないことに気づいて浅い眠りから淡は眠りから覚める

淡「んにゅ。京太郎、何してるのこんな時間に。ふわぁ」

京太郎「ちょっと星を見てた。岩手で照さんの講義があったろ、それで何となくな」

淡「ふーん、じゃあ淡ちゃんも一緒に見る」

京太郎「えっと、あれが夏の大三角形だっけ?」

淡「そだね。デネブ、アルタイル、ベガ。白鳥座のと織姫彦星」

京太郎「お、よく知ってるな」

淡「まね。まあ私は織姫と彦星嫌いだけど」

むぅ、と言わんばかりに口をとがらせる淡

京太郎「へえ、そりゃまた珍しい。なんで?」

ロマンチックな話を全否定する意図を聞いてみると

淡「織姫も彦星も愛と根性が足りない。天の川ぐらい泳ぎ切るくらいじゃないとね」

1年に1回だけなんて冗談じゃないと付け加える淡はやはりダイナミックである

淡「私が好きなのはアルビレオ。テルーが話してたでしょ」

京太郎「ああ。トパーズとサファイアがくるくるだよな」

言われれば、淡の金髪と青い瞳はその双子星にそっくりだ。

淡「そ。ずーっと一緒なの。私達みたいにね」

幸せそうに笑う淡にそっと手を差し出す。それに首をかしげる淡に

京太郎「ずっとくるくる、だろ。踊ってくれますか、レディ?」

淡「ん。もちろん!」

お互いに手を取り合って、ダンスの技術も何もなくただただくるくると踊り続ける
傍から見たらバカみたいで、呆れられるだろうけど、二人でいるだけで楽しすぎて

淡「私幸せだよ京太郎。目指せ夫婦100年生だよ!」

眩い笑顔で笑う淡が愛おしくて、踊りを中断して抱きしめ、唇を重ねる
誓いはここに。生きている限り離れないと満天の星空の下、互いへの想いの深さを確かめ合った。


淡END
※淡といえば宇宙。宇宙と宝石といえば宮沢賢治。テルーの講座を自分の恋に使ってみせる強かな女の子、それが淡。

なお、作者が速報が復活しないと思っていたためトリップが新規になってるかと思いますが同一人物です
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/15(月) 21:17:33.23 ID:BFFLeZUgo
おつあっ復活ありがとう
377 : ◆5aFb27488s [sage saga]:2018/10/19(金) 19:51:04.94 ID:3omRoV4o0
色々と考えたのですが、さすがにシリーズ物と安価スレの同時はきついものがあるなっと。
そんなわけで、向こうを中心にさせていただきたいと思います。
勝手ですみません。速報の復活タイミングがもうちょい早ければなあ
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/20(土) 00:09:12.16 ID:4WNBJpjfo
しょうがないですね
乙でした
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/20(土) 11:07:48.45 ID:OV1tYqo+O
了解ー
しゃーないしゃーない

VRも頑張って
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