クリス&ワリンの海底支配者との大決戦

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19 :マモン [saga]:2019/08/06(火) 05:25:22.72 ID:ISsRdURL0
気が付くと元の場所にいる。だが2人はまだ互いに両手を重ねている状態のまま。しかも・・・。

雪音クリス(海賊ギア)
「・・・・・・・・。」

ワリン(パイレーツ)
「・・・・・・・・。」

2人の目がなぜか操られているかのように暗くなっている。そして互いに重ねている両手を握ると・・・。

クリスの目が赤く光り、さらに胸も赤く光り、その平らに自分の顏の紋章が浮かび上がる。

ワリンの目も青く光り、さらに胸も青く光り、その平らに自分の顔の紋章が浮かび上がる。

さらに、2人の身体の色が赤(クリス)と青(ワリン)に変化し、両手を互いに離し、動けない状態でそのまま自動で離れ、互いに腕をクロス。そして・・・。

クリス&ワリン
「シュワッ!」

2人は両方とも、空へと両腕を挙げて飛んだ。そしてそれぞれ互いに自由に飛行している。

ワリンは真面目そうな表情で空を飛んでいる。クリスも同じ表情でワリンの後に飛んでいる。

さらに、違う方向へと互いに飛んでいくと、途中で互いに目が合った瞬間に、体当たりしてるかのように次々と速さでどんどん激突する。そして・・・。

ワリンは上の青空へと行き、見えなくなった。クリスは下の海へと行き、そのまま落っこちたかのように海へ入った。その瞬間・・・。

ワリンは上空から下へと戻り、クリスは海から上へと戻り、互いに相手の所へと行くと、挙げている両手を重ねて握り締める。そして・・・。

2人の目が青と赤に光り、そして2人は互いに両手を握った状態で両腕を広げ、口付け(キス)をするかのように閉じている状態で互いに口を重ねる。

さらに、その状態を上下から左右へと向きを変え、回転し始めた。そのまま回転しながら周囲の周りへと、あっちこっちまで行った。

そしてそのまま大回転している時、我々はとある瞬間を見てしまう。

(♪〜 『雫』歌:元ちとせ)

それは下から雲をたくさんすり抜け、とある七色の光とその真ん中にある丸い物へと着く。

その丸い物に大回転しているクリスとワリンと重ね合わせ、花火のように光った。その後、2人の身体は虹色に光るのであった。
20 :マモン [saga]:2019/08/06(火) 05:27:41.61 ID:ISsRdURL0
その様子を・・・・・・海底支配者は見ていた。

〜アクアスター〜

ワーデルモー
「何だあれは・・・!?」

秘書
「確認が出来ました。あの未確認の物は、とある人間の2人が一つとなって合体したものです。」

ワーデルモー
「人間だと・・・?しかも2人も・・・。」

秘書
「さらにその2人の人物像が確認できました。」

そう言うと秘書が2人の人物像のデータをモニターに表示した。

『YUKINE CRIUS』『WARIN』

秘書
「1人は雪音クリス、シンフォギアと呼ばれる鎧を着て戦う戦士の1人、イチイバルという赤いシンフォギアの装者です。もう1人はワリン、ワリン海賊団と呼ばれる海賊団の船長です。」

そう聞いたら、何かを考え始めるワーデルモー。

ワーデルモー
「シンフォギア・・・・・・我々がノイズという奴らを送った世界の者か。」

秘書
「はい、しかし今では海賊のような鎧を着ております。詳細は不明ですが、今じゃ彼女も海賊でしょう。」

ワーデルモー
「だがなぜこの2人の海賊があの島に?」

秘書
「おそらく何者かが召喚をしたのかもしれません。しかも、あなた様を倒すために。」

ワーデルモー
「・・・・・・我の計画を潰そうとしていると?」

秘書
「間違いありません。」

そして、ワーデルモーは座っていた椅子から立ち・・・・・・。

ワーデルモー
「ちょうどいい機会だ。例のアレを呼び出せ。」

秘書
「しかし、アレはまだ実験中では・・・。」

ワーデルモー
「だからこそだ。アレを使えばさらなる実験が行われるのも悪い話では無かろう。いずれ我が下部、『十億大王』にとっては倒しがいがある。」

秘書
「なるほど、私もそれが同意でした。」

ワーデルモー
「そうであろう。」

秘書
「分かりました。では他の者達にアレを転送する様、お伝えします。」

ワーデルモー
「うむ。」

そして秘書は指令席から後にした。そしてワーデルモーは再びクリスとワリンの映像を見た。

ワーデルモー
「雪音クリス、ワリン・・・。2つの女海賊が我が計画を阻止するなど笑止。いずれこいつらは我の恐ろしさを知る事になる。恐怖と絶望を、味わうほどにな・・・。」





ワーデルモーのこの言葉、一体何を意味するのか・・・?この言葉の意味を我々が知れば、クリスとワリンは・・・・・・!?
21 :ビルド [saga]:2019/08/06(火) 05:32:10.29 ID:0OxEPvmK0
>>19-20
マモンさん、ありがとうございます!!
22 :ビルド [saga]:2019/08/07(水) 04:56:37.61 ID:Sd59rY2b0
〜次の日〜

TWOパイレーツアイランドではあれから数日が経ち、クリスとワリンは倒れていた。しかも目は開いたままで、目の色はまだ暗いまま。すると・・・。

クリス&ワリン
「はっ・・・!」

2人の目が明るくなり、起き上がった。

ワリン(パイレーツ)
「クリス・・・。」

雪音クリス(海賊型ギア)
「ワリン・・・。」

ワリン(パイレーツ)
「私達、今まで何してたのかしら?」

雪音クリス(海賊型ギア)
「覚えてるのは確か、契約を結ぶ儀式をして、そんで急に・・・。」

ワリン(パイレーツ)
「えぇ、急に身体がおかしくなって、そしたら・・・。」

クリス&ワリン
「あっ・・・!」

クリスとワリンはとある2つの戦士が何者かに殺されたというビジョンを見たのを思い出した・・・。

ワリン(パイレーツ)
「・・・・・・クリス、あなたも気付いたでしょ?」

雪音クリス(海賊型ギア)
「あぁ、間違いなく、殺されたのはあの2人は・・・・・・『あたし達』だ。」

そう、2人が見たあの殺された2人の戦士は、クリスとワリン本人だった。

ワリン(パイレーツ)
「そして、私達を殺したアイツは・・・。」

雪音クリス(海賊型ギア)
「あぁ、あたし達を殺したアイツは・・・。」

クリス&ワリン
「ワーデルモー・・・。」

その通り、クリスとワリン両名を殺したのは2人の標的であるワーデルモー。あのビジョンはもしや、未来のビジョンという事になる。

雪音クリス(海賊型ギア)
「もしもあれが本当に実現なんてしたら・・・・・・。」

ワリン(パイレーツ)
「勝てないって可能性が十分高いのかも・・・・・・。」

雪音クリス(海賊型ギア)
「あぁ、でも、一体どうしたらいいんだ?何とかワーデルモーを倒せるきっかけがあれば・・・。」

ワリン(パイレーツ)
「そうね・・・。ッ!」

クリスとワリンはそう考え始めると何かに気付き始めた。

ワリン(パイレーツ)
「クリス、今誰か・・・。」

雪音クリス(海賊型ギア)
「あぁ、あたしもそう思った。誰かが潜んでやがる。」

そして2人は周りを見始めるとその瞬間・・・。

クリス&ワリン
「「そこか!」」

ワリン(パイレーツ)
「おっりゃあっ!」

2人は何かを発見し、ワリンはそれに向かって短剣を投げた。するとその短剣は一瞬で消えた。

クリス&ワリン
「「消えた!?ハッ!」」

そんな2人の前に現れたのは、ロボットのような兵士である。
23 :ビルド [saga]:2019/08/07(水) 05:11:48.30 ID:Sd59rY2b0
雪音クリス(海賊型ギア)
「お前は誰だ!?」


『我ガ名ハ、ワーデルモー様二刃向カウ反乱分子ヲ排除スル一人ノ兵士、ザゴードル。雪音クリス、ワリン、貴様ラヲ排除シニ来タ。』

ワリン(パイレーツ)
「私達を排除しに・・・。」

雪音クリス(海賊型ギア)
「なるほどなぁ、あたし達の最初の相手にはちょうどいいぜ。」

ザゴードル
『貴様ラヲワーデルモー様ノ所ヘハ行カセヌ、ココガ貴様ラノ墓場トナルノダ。』

雪音クリス(海賊型ギア)
「へッ!墓場になるのは、」

ワリン(パイレーツ)
「えぇ、あんたに決まってるでしょ!」

そう言ってクリスはマスケット銃、ワリンは長剣を出し、そのまま突進した。

ワリン(パイレーツ)
「ハアアアッ!」

まずワリンが長剣でザゴードルの頭を狙うが、ザゴードルが両腕をクロスした事で跳ね返される。

ワリン(パイレーツ)
「くっ・・・!」

雪音クリス(海賊型ギア)
「喰らいやがれ!」

次にクリスがマスケット銃でザゴードルに向かって十発連射するが、全く聞かない。

雪音クリス(海賊型ギア)
「マジかよ・・・!」

そしてザゴードルは両腕でクリスとワリンを下からパンチをし、2人はそれを自らの武器でガードする。

クリス&ワリン
「「うっ・・・!」」

ザゴードルの力に抑えきれなくなっているかのように押し倒されている2人。

雪音クリス(海賊型ギア)
「こいつ、強すぎるぜ・・・!」

ワリン(パイレーツ)
「えぇ、全く歯が立たないわ・・・!」

2人がそう言っていると、ザゴードルは2人がガードしている両腕の前腕部を発射する。

クリス&ワリン
「「うわっ!」」

ザゴードルの前腕部と一緒に発射された2人は木に衝突した。

クリス&ワリン
「「がっ・・・くっ・・・。」」

ザゴードル
『貴様ラニハ我ヲ倒セヌ。何故ナラ我ハ・・・・・・無敵ダ。』

雪音クリス(海賊型ギア)
「確かに、あたしのこれ(マスケット銃)の玉でも聞かなかったな・・・。」

ワリン(パイレーツ)
「って事は・・・私の長剣でも無理って事ね。」

雪音クリス(海賊型ギア)
「なら、武器じゃなく素手で戦うしかねぇ!」

ワリン(パイレーツ)
「そうね!」

こうして、クリスとワリンは自ら使う武器を捨てて、ザゴードルの所へと走る。
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