男「安価とコンマで立派な騎士になってやる!」

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393 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2018/12/24(月) 00:07:23.24 ID:jdfzo8xvO
敵騎士「テメェら餓鬼どもをぶっ殺すのに...支障はねぇんだぞ...っ!!」ジャキッ

劉「脚が折れている、折れているのに...!」グッ
男「まぁだ動く、か...!」ボタボタ
スバル「う、うそ...」

敵騎士「はぁ、はあ...まずは...そこのチビからだあああーーーっ!!」ヒュバッ
ザンッ

ボトッ
394 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2018/12/24(月) 00:10:15.84 ID:jdfzo8xvO
敵騎士「............あえ?」ブシャアアアッ

味方騎士「私がいるのを忘れたか...!」ヒュバッ
敵騎士「ちょっ、ズル...っ」スパァンッ

ドサッ

男(あんなに固かったあの肉体を...一太刀で...!)

リリー「ま、間に合って...よかった、です」フゥ
味方騎士「大丈夫かっ、君達っ!!」

___
__
395 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2018/12/24(月) 00:15:17.92 ID:jdfzo8xvO
__

男(ほんと、今出来る中では最高の作戦だったぜ)

男(相手にダメージを与えつつ、味方の騎士の傷の手当ても...リリーにはちょっと無理させちまったが)

男(だが、畜生。喰らっちまった、喰らっちまったぜ...本物の騎士ってあんなにつええのか。道場の師範でも一般騎士には叶わねぇとはよく言ったもんだ)

男(ああ、だめだ、皆の声が聞こえねぇ...意識が遠退く......ちくしょう)

____
__
_
396 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2018/12/24(月) 00:19:54.52 ID:jdfzo8xvO
___

男「...っは!?」ビクッ

男(ここは...て、テント?)

リリー「...っ!」パッ
スバル「あっ...劉くん!劉くんっ!!男くんが起きたよっ!!」

劉「起きましたか、男...」ガサッ

男「ここは...」

スバル「帰り道。山の麓でキャンプしてるとこだよ、男くんっ」
リリー「生きてて、本当によかったです...!」
397 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2018/12/24(月) 00:22:22.29 ID:jdfzo8xvO
劉「まあ、傷は思ったよりも浅かったんですが...中々意識が戻らないので......心配しましたよ」フゥ

スバル「ここまで担いで下山するの、大変だったんだよ!」ヘヘヘ

リリー「もう駄目かと思っちゃいました...本当に...よ、よかった...!」グスッ

男「そうか...そうか、はは。」
男「ま、俺はそう簡単には死なねぇぜっ!!」ニカッ

男(そう簡単に...死ぬわけにはいかねぇからな)

_____
_ 
398 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2018/12/24(月) 00:22:58.41 ID:jdfzo8xvO
寝るぜ。
また今度
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/24(月) 00:24:04.54 ID:+xSRha+7o
おつおつ。
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/24(月) 00:26:00.49 ID:jjzdVUP+O

適材適所とはいえ男が一番リスク高い役目だったな
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/24(月) 00:51:43.61 ID:OWYaVW9DO
乙です
とりあえず全員生存して良かった
402 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2018/12/24(月) 12:12:51.38 ID:tkPDh+grO
___

担任「先日の実地演習、お疲れさまでした。予想外の事態も起こりましたが、皆さん生きて帰ってこれたので良かったですね」ニコニコ

男(一歩間違えりゃ死んでたな)

担任「これから、夏休み前にある『評定試験』に向けて、また切磋琢磨してくださいね」

男(評定試験...校内で行われる技術評定の試験か、たしか年に3回あるって言ってたな...)

____
__
403 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2018/12/24(月) 12:18:43.04 ID:tkPDh+grO

男「うへぇ...やっと昼休みか」グテェ

男(平民じゃあ魔法なんて殆ど触れねぇしな...やってこなかったぶん頑張らなきゃな)フゥ

男「今日の食堂のランチは...野菜スープとパンと...ベーコンエッグか、ふふ」

男「さっさと食って昼休みは>>404でもしようかな」
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/24(月) 12:21:18.29 ID:iwHsnCbj0
マッスルやニコラス達と男の友情を深める
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/24(月) 12:21:28.32 ID:3pumEl1hO
教官とジェイクが稽古しているところに出くわす
406 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2018/12/24(月) 12:27:21.03 ID:tkPDh+grO
___

男「ふう、食った食った...スープをおかわりしちゃったぜ」ゲプッ
男「...っと、あいつらは...!」

男「ようっ、マッスル!ニコラス!」ドンッ

マッスル「うおっ...と、男か」
ニコラス「奇遇じゃん!どしたの?」

男「いやぁ、折角の同級生なんだしよ...熱い男の友情を......深めようと思ってな」ニタァ

マッスル「熱い男の...」ゴクリ
ニコラス「友情っ...!!」ゴクリ
407 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2018/12/24(月) 12:34:10.41 ID:tkPDh+grO
___

ウオオオオオーーーッ!!!

スッゲェェェェーッ!!!

___
_
408 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2018/12/24(月) 12:35:45.65 ID:tkPDh+grO
___

マッスル「...凄かったな」

男「ああ、まさかあれほどとは...」

ニコラス「へへっ、僕達だけの秘密だよ...!」


三人「「「わぁーっはっはっはっはぁっ!!!!」」」

____
__
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/24(月) 12:37:48.15 ID:3pumEl1hO
何を見に行ったんだ…
410 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2018/12/24(月) 12:43:20.13 ID:tkPDh+grO
__

教官「よォし貴様らッッッ!!遅れずに来たことは誉めてやろうッ!!!!」

教官「今日から試験まで、みっちりと訓練をするからなッ!!」
教官「全ての種目を満遍なく教えるつもりだが、重点的に鍛えたい所があれば多いに構わんッ!!器用貧乏より一点特化が戦場では生き残れるッ!!」

男(特に鍛えたい所...あるかな?)

男「>>411
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/12/24(月) 12:43:50.12 ID:iB9QE+flO
剣術
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/29(土) 23:00:48.89 ID:bR4sJBpBO
今年はもう更新しない?
413 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2018/12/30(日) 08:18:11.88 ID:ANNGNAfnO
>>412
ないです、ごめんね
来年もよろしく
414 :あけおめです ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/03(木) 12:25:33.37 ID:8dguRHDUO
教官「ほう、剣術か...!良いだろう、嫌と言うほど鍛えてやろうッッ!」

男「よろしくお願いしますっ!!」

教官「貴様は見たところ...剣の才があるようだからな...死ぬ気で付いてこいッッ!!!」

____
__
_
415 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/03(木) 12:37:08.97 ID:8dguRHDUO
男(道場剣術と騎士じゃあ、絶対に越えられない壁があると言われてる)

男(理由は型に嵌まりすぎてるだとか戦場慣れしていないからだとか色々あるが、一番は『魔法』の有無だと言われている)

男(道場剣術を始めとした...まあ平民でも気軽にはいれる場所では、『魔法』を使わない...というか、平民で魔法が使えるのは極僅か、一握りだ)

男(それに比べ、騎士学校に入った騎士はそこで魔法を学ぶ。魔法が使えるのは名家や騎士等の高等な教育を受けたものが殆どだ)

男(だから騎士は、魔法を頼りに命を捨てるような剣を振れる)
男(反対に平民あがりは、命に臆病な剣を振るう)

男(そこが手数の差になる...って言われてるな)
416 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/03(木) 12:40:43.65 ID:8dguRHDUO
男(まあいくら肉体強化してても、攻撃は受けないほうが良いんだが...『一回当たっても死にはしない』か『一回当たったら確実に死ぬ』かの心の違いだよな...)

男(実際、あの敵国の騎士も『死にはしない』と思ったから俺の剣を首で受け止めて...剣英の剣を受けきれたんだ)

男(結局死んだけど)

男「そこだよなぁ、境目...当たっても良いけど死ぬときゃ死ぬ...どこまで無謀になれるかだよ」ウンウン

___
_
417 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/03(木) 12:50:00.92 ID:8dguRHDUO
男「夜だぜッ!」

男「飯も食ったし消灯まで暇...メアリー、何してんだ?」

メアリー「私か?私は母上と父上に手紙を書いてるのだ!明日は手紙を配達してくれる日らしいから...男は書かないのか?」カキカキ

男「そうさなぁ...親も死んじまったから......妹と、友だな。あいつらに書くか...」ヨッ

___
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418 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/04(金) 12:39:46.78 ID:GMt3mqjKO
_______

拝啓 親愛なる友と妹へ

俺が騎士学校に入学してはや数ヶ月...
親父の後を追うってのがどれだけ無謀だったかを今になって認識しています。

村はどうですか?そろそろ夏の作物も実りだした頃でしょうが、盗賊団には気を付けてください。
友と妹、お前らがいるなら安心だろうけど...


友へ
騎士の名家のお前が親友にいてくれたお陰で、俺は今騎士学校に入れてる。
一緒に入学したかったが、お前が嫌だってんならしょうがねぇよな。
立派な騎士になって帰るから、それまで親父さんと二人で村を守ってくれ。

妹へ
お前ももう14、一人で暮らしていけるとは思うが...何かあったら友を頼ると良い。お金の心配はするな、兄さんと俺がたんまり仕送りしてやるからな!
あと、もし兄さんが村に戻ってきてたら一発ぶん殴っておいてくれ。

言いたいことはもっとあるけど、生憎紙が足りねぇもんだからここまでにしておくよ。
また手紙を送ります、元気に過ごしておいてください。
______
419 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/04(金) 12:40:52.45 ID:GMt3mqjKO
____
______
420 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/04(金) 12:48:19.66 ID:GMt3mqjKO
___

担任「おはようございます、みなさん揃ってますね」ニコッ

担任「今日の授業は、『剣』についてです」

男(興味深い...)フム

担任「騎士が使う三つの武器の内、最も種類があるのが剣です」
担任「まずは、思い付く限りの剣の種類を...マッスルさん」

マッスル「はい、えーと...『短剣』『片手剣』『両手剣』『長剣』...『刺突剣』と『大剣』...くらいですね」

担任「はい、良くできました...他にも数種存在しますが、ポピュラーなのは今マッスルさんが挙げてくれた物ですね」
421 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/04(金) 12:51:24.30 ID:GMt3mqjKO
休憩おわるんでまたあとで
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/04(金) 13:02:02.98 ID:i8X+/oF7O
一旦乙
423 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/05(土) 12:45:06.96 ID:I/QMXo8AO
担任「入学時に支給された剣は片手剣ですが、皆様の中にはもう既に新しい剣や違う武器を使っている方もいらっしゃいますね?」

男(俺も金が入ったら武器を新調したいぜ)

担任「使ってみると解りますが、武器全体に言えますが剣は特に、種類が違うと使い方が著しく変わるものがあります」

担任「なので、できるだけ自分に合った種類の剣を使うのが望ましいですね」

担任「例えば...非力な方には大剣よりも短剣や刺突剣のほうが合っていると言えるでしょう」

男(俺の亡き親父は、剣であれば全てのものを使いこなす事が出来たと言う...俺もいつかそうなりたいぜ!!)グッ
424 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/10(木) 12:26:58.22 ID:9zBGGOS+O
___

男「昼だ!!...今日のメニューはパンと野菜スープにスクランブルエッグ...普通だな!」

男「今日の授業はタメになったし、午後の訓練のためにしっかり食うぞ!」

男「昼休みは>>425するぞ!」
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/10(木) 12:32:30.10 ID:JJGmIyAYO
リリーと魔法勉強
426 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/10(木) 12:43:29.46 ID:9zBGGOS+O
休憩終わるから一旦ここまで
夜に多分また来ます
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/10(木) 13:10:31.40 ID:OJWp3sCKo
たんおつ
428 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/10(木) 22:24:44.89 ID:ubgQG5WcO
_____

リリー「と、言うわけで...」
男「勉強の時間だああああ!!」

リリー「今日は...属性と詠唱について教えてあげますね」

男「おうよ!」

リリー「...まず、自分と同じ属性の魔法と一部の下位魔法は詠唱の破棄が可能です...これは、男さんも知ってますよね?」

男「おう。さらに自分と同じ属性の魔法は、威力や効力も上がる...だよな?」
429 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/10(木) 22:39:44.33 ID:ubgQG5WcO
リリー「はい。なので、一見扱える属性が多い方が有利に感じますが...」
リリー「厳密には、『破棄』と言うよりも『省略』と言うのが正しい...の、です」

男「省略ぅ?それが何なんだよ」

リリー「えっ...と、その省略できる長さが、持っている属性の数によって違うんですね」

リリー「三属性は最大3節、二属性は最大5節、単属性は最大8節の省略が可能とされてますね...」

リリー「勿論、5節となれば大魔法、8節ともなると神域に達するので...そのレベルの魔法を扱える知識、実力、魔力...それと才能も必要になってきますけどね」

男(なるほどな...通常、使われる魔法は1〜2節、多くても4節だ。そう考えると結果的にはあまり差は無いのか...?)ムムム
430 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/10(木) 22:49:11.60 ID:ubgQG5WcO
リリー「中には、騎士団長様の様に...複属性を持ちながらにして3節以上の省略が可能な方も居ますけど...あれは、類い稀な才能と、想像もつかないような努力で...」

男(騎士団長か...親父が死んだ、あの大戦から生きて帰って来た数少ない騎士...)

男「いつか俺は騎士団長をも越えてやる...越えてやるぜっ!!」

リリー「そ、その意気で頑張りましょう!」

____
__
431 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/10(木) 22:58:32.26 ID:z4u28mjbO
__

教官「よォし貴様らッッッ!!遅れずに来たことは誉めてやろうッ!!!!」

教官「試験まであと少し、死ぬ気でやれッッッ!!」

教官「全ての種目を満遍なく教えるつもりだ!!...が、その中でも特にやりたいという科目があるなら...言ってみろ!!その分多目に鍛えてやろうッッッ!!!!」

男(特に鍛えたい所...あるかな?)

男「>>432
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/10(木) 23:16:36.79 ID:r3PSowxs0
魔術
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/10(木) 23:17:11.64 ID:rtkauzSTO
434 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/10(木) 23:34:08.93 ID:NSxRP6VCO
男「魔術を鍛えたいです!!」

教官「ふむ、そうか、魔術か...わかったッッッ!!」
教官「魔力切れをおこすまでシゴいてやるッッ!来いッッッ!!!!」

男「はいっ!!よろしくおねがいしますっ!!」

____
__
435 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/10(木) 23:42:29.74 ID:NSxRP6VCO
___

男「うぅん、今日の授業も終わり...今日は夜は食堂がしまってるんだったな」

男「校外に食べに行くか、作るか...我慢して食べないでおくのもありか」

男(騎士学校に入学すれば、評定試験の結果に応じて毎年三回...補助金が出るんだ)
男(今はまだ試験前だから金もあまり無いが...昼飯代くらいなら訳ねぇな)フム

男「よし...>>436だな」
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/10(木) 23:46:54.35 ID:pBpNMWifO
謝るついでにジェイクを夜食に誘ってみる
437 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/10(木) 23:52:44.10 ID:NSxRP6VCO
ジェイク(夜は...街の酒場で適当に食うか)スタスタ

男「...待ってたぞ、ジェイク」ドン
ジェイク「!?」ビクッ

ジェイク「何の...用だ?」

男「...」

男「来い」
____
__
438 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/11(金) 00:02:26.79 ID:j0FQ+0DDO
____酒場

男「いやぁ、飯まで奢ってもらってよ...!ヤンキーなのに中々良い奴じゃねえかよ!!この前は勘違いしてごめんな!!」モグモグ

ジェイク(何なんだコイツは...)

男「いやぁ、にしてもここはうめぇな...!」モグモグ
ジェイク「そうか?美味いんなら良かったぜ...」モグ

男「こんな肉厚な牛肉...食ったこともねぇぜ!肉って言ったら鶏肉か、たまに食う山羊肉くらいだったからなぁ...」

ジェイク「好きなだけ食え...せっかくだしな」

ジェイク(鶏肉と、山羊肉か...思えば苗字も無い。貧しい村の出なのか?)
ジェイク(という事は、騎士の武器術や魔術に対して殆どマトモな教育を受けなかったって事だ...)ジーッ

ジェイク(才能か...いや、血の滲むような努力だ。才能だけで入れるほどこの学校は易しくは無い)フム

____
__
439 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/11(金) 00:10:34.08 ID:j0FQ+0DDO
__

男「うまいもん食わせて貰ったし、案外悪い奴じゃあないのかもな」ゲプ

メアリー「どっちかっていうと悪いのは男でしょ」ポイ
男「ゴミ投げんな」ヒョイ

男「だが...だからといって俺はジェイクとニコニコ笑って過ごしはしないぜっ!」ダンッ

男「俺はあいつを越えるッ!!越えて立派な騎士になるんだッ!!わかるかメアリーっ!?」

メアリー「おやすみ」モフ
男「メアリぃ〜ねェメアちゃ〜ん寝ないでもっとはなそうぜェ〜っ」グイグイ
____
__
440 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/11(金) 00:12:52.98 ID:j0FQ+0DDO
寝るぜ。
またこんど
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/11(金) 00:14:59.37 ID:hZAYpTeDO
乙です
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/11(金) 00:49:59.30 ID:m+vK3O56o
おつおつ
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/11(金) 01:23:40.04 ID:v7HlPhRMO
444 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/16(水) 17:16:32.19 ID:NpxzKrMtO
インフルになりました
許して
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/16(水) 17:23:05.23 ID:cwh4B8aS0

お大事にしてください
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/16(水) 17:41:14.47 ID:toud+P6DO
乙乙
安静になすって
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/16(水) 17:45:21.45 ID:6x2ccNZRO
おつ
お大事に
448 :ちょっとだけ ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/21(月) 02:11:00.91 ID:XBQSsI/6o
────

担任「男...ですか」ハァ

担任(実力は似ても似付きませんが、人を不思議と惹き付けるあのオーラ...そしてあの意思を貫き通すような眼...)

担任(男父...貴方にそっくりですよ)スッ
担任「......」

担任「何故...貴方ほどの騎士が......」カタッ
担任「........」フルフル

担任「...いけませんね、夜は感傷的になります」グスッ

────
449 :ちょっとだけ ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/21(月) 02:12:22.98 ID:XBQSsI/6o
ところで性別決めてないキャラってみんな性別何で想像してる?
決めるつもりもないけど
450 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/21(月) 02:32:11.42 ID:XBQSsI/6o
────北方戦線

ワアアアアアア!ワアアアアアア!!

「逃げろォーッ!」「ヒエッ...」
「死ぬわけには...」「化け物め...!!」「嘘だろ...」
「誰か...」「こんなの...!!」


先輩学生「き、聞いてねぇよこんなの...!」ガポッ

敵国騎士「悪いけど、お前らに育ってもらっちゃ困るからさ...死んでくれよ」チャキッ
先輩学生「う、ぅ...あああああああーーーーッ!!!!」

────
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/21(月) 09:01:45.67 ID:Nqh3t2YSO
先生陣は男だろうなぁと
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/21(月) 12:13:08.44 ID:ikrwlPStO
男(女)の可能性が…?
453 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/23(水) 21:31:08.51 ID:faKFekmBO
────

担任「みなさん、おはようございます」ニコッ
担任「今日は皆さんが入学してから最初の、『評定試験』ですね」

ザワザワザワ...

担任「お昼から始めますので、午前中は自由時間とします。皆さん、良い結果を残せるように頑張ってくださいね」

男(ついにこの日がやってきちまったか...!)ゴクリ

男(午前の自由時間...なにしようかな)
>>454
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/23(水) 21:34:35.37 ID:8O16zbX7O
緊張したら台無しなのでリラックスしながら座禅
455 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/23(水) 21:37:32.71 ID:faKFekmBO
男(こういう時こそ...心を落ち着けて試験に備えるべきだ)スッ

男「...」ピタァッ

メアリー「...男?」
男「...」

メアリー「男ー...?」ユサユサ
男「...」

男「...」

────
──
456 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/23(水) 21:44:52.44 ID:faKFekmBO
────

男父「いいか?剣ってのはこう握るんだ...んでもって槍はこうさ」ギュッ

男「こ、こうかなぁ...?」

男父「そうそう、うまいじゃないか...男は剣も槍もうまいなあ、父さん叶わないよ」ハッハッハ

男「へへへ...!」

男父「いつか騎士になるならな、これだけは覚えておくんだぞ...」

男父「良いか?これはな...

────
──
457 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/23(水) 21:56:21.28 ID:faKFekmBO
男「...!」パチリ

男「.....座禅のつもりが、座ったまま寝ちまったみたいだな」フゥ

男「良い時間だし...そろそろ俺の試験の時間か...」

男(ところで試験って何すんだろ...)

───
──
458 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/23(水) 22:05:55.94 ID:faKFekmBO
────特別訓練室

ベテラン教師「それでは、所属クラスと名前を」

男「はい!1-B、男です!」ビシッ

教官「...」
校長「...」

ベテラン教師「よろしい。それではさっそく試験をはじめます」
459 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/23(水) 22:08:12.58 ID:faKFekmBO
───剣技

男「つあっ!!」ヒュバッ
木偶「」ガシャンッ

教官「...」
校長「なるほど...」ペラッ

460 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/23(水) 22:09:15.52 ID:faKFekmBO
───槍技

男「らぁっ!!」ブンッブンッ
木偶「」ガシャンッ

教官「...ふん」
校長「なるほど、の」
ベテラン教師「...」
461 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/23(水) 22:10:09.79 ID:faKFekmBO
───弓技

男「...っ!!」ビッ
的「」カツーンッ

教官「...」
校長「うぅむ...」
462 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/23(水) 22:11:10.42 ID:faKFekmBO
───体術

男「はっ、ほっ...!」ヒュッバッ

教官「...」
校長「...」
ベテラン教師「これは...」
463 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/23(水) 22:12:36.14 ID:faKFekmBO
───魔術

男「...!」ブツブツ
カッ!

教官「...うむ」
校長「...初歩じゃが、のう」ウム
ベテラン教師「...」
464 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/23(水) 22:15:37.11 ID:faKFekmBO
───

ベテラン教師「そこまで。本来は規定の試練や実戦にて試験しますが、一年生はそこまでのレベルに達していないので...今回のような方式をとらせていただきましたが」

男「...」

ベテラン教師「まあ、これからも頑張りなさい。以上、退出を許可します」

校長「期待はしとるぞ」
教官「...」

───
──
465 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/23(水) 22:34:42.69 ID:faKFekmBO
────

男「やべぇよ、やべぇよ...」フラフラ

男(あの反応なんだよアレ...人でも死んだみてぇな静けさしやがって...はぁ)
男(結果が良ければ良いんだが...)

男「補助金にも直結するもんなぁ...妹に仕送りもしてやりたいし、武器も買いたいし...どうか」ウズウズ

────
──
466 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/23(水) 22:38:31.26 ID:faKFekmBO
────夜

メアリー「男!私達の新しい評定票が届いたぞ!ほらっ!」トテトテ

男「うわぁほんと...こんなすぐ結果でちゃうんだな」ハァ

メアリー「どうした男?浮かない顔をして...私は先に見させてもらうぞ」ガサッ

男(俺も見るかぁ...)ガサッ

男(これは...)
467 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/23(水) 22:42:07.89 ID:faKFekmBO
男 クラス:学生
使用可能属性:風・水・光
剣術E 槍術F+ 弓術G+
魔術F 体術F 総評F
468 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/23(水) 22:48:11.30 ID:faKFekmBO
男(結構上がってる...が)

男(魔術・剣術はまあ予想通りだが...体術、あんだけ練習したのになぁ...もっと頑張るか)

男(槍、弓は重点的に鍛えたことは無いけど...まあうまくいったな、努力すればもっと良い結果も残せそうだ)

男「これからも頑張らなきゃな...っと、補助金は...」

男(基本補助金が5万ゴールドに、評定の結果で上乗せされた特別補助金が3万ゴールドか...)
男(そこに寮費や諸々差し引かれて...6万ゴールド)
469 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/23(水) 22:54:04.32 ID:faKFekmBO
男(農民が一ヶ月で稼ぐ金がせいぜい7000〜8000ゴールドってところだから...うん、結構あるな)

男(贅沢しなきゃ一ヶ月5000ゴールドで十分生きていけるし...これ結構稼げてんじゃねえかな)ムフフ

男(そうだなぁ...家には、どれくらい送ろうかな)

>>470(送らないのもアリ)
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/23(水) 22:56:12.60 ID:jUO1jg6jo
質問
補助金は年三回って上の方に書いてあったけど、この世界って一年は12ヶ月で合ってるよね?

安価は30000Gで
471 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/23(水) 22:57:29.41 ID:faKFekmBO
>>470
そうだよ
ちな男は寮なんで極論言えば0ゴールドでも生活はしていけます
金かかることなんもできないけど
472 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/23(水) 22:58:37.98 ID:faKFekmBO
ほな今日はここまで
また今度
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/23(水) 23:00:01.21 ID:jUO1jg6jo
回答ありがとう&おつー
不足の事態もあるかもだし、ある程度は手元に残しておかないとね
474 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/27(日) 20:35:01.45 ID:4ruiSkSTO
男「妹には3万ゴールド送ってやるぞ!!」ドジャラッ

男「明日からは夏休みか...何をするか、今から悩ましいぜ」

─────
───
475 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/27(日) 22:55:48.57 ID:4ruiSkSTO
寝る!笑って許して
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/27(日) 22:58:10.52 ID:QHVeNJsio
おつー
ゆっくりでいいのよ、エタだけは勘弁な
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/27(日) 23:04:27.70 ID:t44kg+WDO
乙です
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/28(月) 00:35:38.51 ID:5kXe4fwCO
479 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/30(水) 21:15:22.03 ID:HxdBtRfOO
────

男「ふわあ...今日から夏休みか」ノビ

男「メアリー...は、家に帰ったっけな」
男「他の生徒も殆ど家に帰ったりして...学校に残ってんのは殆ど居ねぇらしいな」

男「俺はこの一ヶ月...何しよっかな」

男(せっかくだから王都を見て回るのも良いし、久しぶりに村に帰るのもアリかな...他にもやりたいこといっぱいあるし...)

>>480
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/30(水) 21:16:34.76 ID:XAjlwy51o
王都をみてまわろうか
481 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/30(水) 21:30:02.24 ID:HxdBtRfOO
───王都・中心地

男「これが王都かぁ...騎士学校に入学したは良いけど、街なんか悠長にまわってられなかったもんなぁ...」

男「どこを見ても店、店、店!テーマパークに来たみたいだぜ、テンションあがるなぁ」キョロキョロ

男(せっかく3万ゴールドもあるんだ...色々買ってもいいかもな)

男「とりあえず...」

1 東に行ってみよう
2 西に行ってみよう
3 北に行ってみよう
4 南に行ってみよう

>>482
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/30(水) 21:30:25.58 ID:VfFFM69fO
4
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/30(水) 21:37:54.55 ID:YJvfKCHuO
(騎士の時代のテーマパークとは)
安価下
484 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/30(水) 21:43:59.77 ID:HxdBtRfOO
王都・南 居住区

男「居住区...王都に住む上級国民や貴族の屋敷が建ち並ぶ場所だな」

男「大きい道を通った先には王都門があって、王都に悪いヤツが入んないように24時間体制で管理されてるんだとな」
男(そういや俺も身体検査とかされたっけ)

男「にしてもデカイ屋敷...いったいどんなやつが住んでるんだか」キョロキョロ
485 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/30(水) 21:47:42.97 ID:HxdBtRfOO
居住区を見て回る?他の場所に行く?

1 居住区を見て回る
2 東に行く
3 西に行く
4 北に行く

>>486
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/30(水) 21:48:50.23 ID:qz0cvaFt0
3
487 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/30(水) 22:02:27.19 ID:HxdBtRfOO
王都・西 商業区

男「商業区...中央区にあるような大衆向けの安い店は見かけなくなるが、専門的な店や鍛冶屋...とにかくここなら何でもある」

男「騎士の鎧を作ってる大型鍛冶施設があるのもここだな...ただ、かなり道がいりくんでて...」

男「大通りを歩いてればいいけど、少し脇道に逸れたら...治安も王都にしては悪いとこだし、気を付けなきゃな」

男「にしても何処もかしこも賑わってんな...良い匂いもするし、飯屋もあんのか」キョロキョロ
488 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/30(水) 22:03:30.04 ID:HxdBtRfOO
ここを見て回る?他の場所に行く?

1 居住区を見て回る
2 東に行く
3 商業区を見て回る
4 北に行く

>>490
489 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/30(水) 22:06:30.79 ID:HxdBtRfOO
あ、水ダウ見るんで...
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/30(水) 22:07:31.41 ID:YJvfKCHuO
2
491 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/30(水) 23:35:17.95 ID:HxdBtRfOO
王都・東 研究区

男「研究区...中央の騎士学校以外の普通の学園や、魔術や武器の研究機関...はるか昔の生物についての研究とかもしてるような、研究施設が建ち並ぶ所だ」

男「俺にはあまり縁の無い場所だが...研究ってのは不思議な気持ちになるよなぁ、もう少し頭がよけりゃあ魔術か何かの研究者に成ってたかもしれねぇな」


男「ふう、王都は広いぜ...まだ全然見て回れてねぇな」キョロキョロ
492 : ◆viSX3cOaw2 [saga]:2019/01/30(水) 23:36:02.58 ID:HxdBtRfOO
ここを見て回る?他の場所に行く?

1 居住区を見て回る
2 研究区を見て回る
3 商業区を見て回る
4 北に行く

>>493
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