サトシ「レッツゴー!ピカチュウ!」アセロラ「レッツゴー!ミミたん!」

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2 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/03(月) 20:09:07.03 ID:0I18jLep0
スイレン「サトシ!アセロラ!」

アシマリ「アウ!」

ナギサ「ブイブーイ!」

サトシ「おっ!」

アセロラ「スイレーン!」

スイレン「久しぶり!どうしたの?」タッタッタ

アセロラ「えっへっへー♪ちょーっとメレメレに用事があったから、ついでにサトシに会いにねー?」

サトシ「ついでって…」ハハハ

ピカチュウ「ピカァ」ポンッ

アセロラ「ん?」チラッ

ナギサ「イブイブーイ!」フリフリ

アセロラ「うっわー!カーワイイ♪スイレン!どうしたのこのコ?」キラキラ

ナギサ「ブイ?」
3 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/03(月) 20:45:32.85 ID:0I18jLep0
スイレン「このコはイーブイの"ナギサ"!この間ゲットした私の新しい家族!」ニコッ

ナギサ「ブイ!」

アセロラ「へぇー、キミ、ナギサって言うんだね?」ナデ

アセロラ「家族…ふふっ、髪型もスイレンみたいだね?」ニコッ

スイレン「ナギサ!この子はアセロラ!私の友達で…」

アセロラ「よろしくね?ナギサ…」

ナギサ「ブイ!」ダッ

アセロラ「キャッ!」コテ

ミミたん「キュー!?」

スイレン「こらナギサ!いきなりたいあたりしちゃダメ!アセロラが驚いちゃう!」

アシマリ「アオ!」プンプン

ナギサ「ブイ」

スイレン「アセロラ!大丈夫?」

アセロラ「う、うん…ちょっとビックリしただけだよ」

ロトム図鑑「アセロラ!今のたいあたりはナギサ流の挨拶みたいなものロト」

アセロラ「挨拶?」

スイレン「うん!ナギサは言ってる」

スイレン「よろしくね!アセロラって」ニコッ

アセロラ「ふふっ、そっかぁ…」

アセロラ「よろしくね?ナギサ?」ニコッ

ナギサ「ブイブイ!」

ワイワイ

サトシ「ははっ、なんか女子で盛り上がってて入って行きにくい雰囲気だな…」

ロトム図鑑「サトシでもそういうことを考えるロト?」

ピカチュウ「ピカァ」
4 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/03(月) 20:55:47.01 ID:0I18jLep0
サトシ「そういえばスイレン!こんなとこでどうしたんだ?」

スイレン「えっと…たまたまサトシを見かけたから…」

ロトム図鑑「もしかしてピカブイをやりにきたロト?」

アセロラ「ピカブイ?」

サトシ「ゲームだよ!自分が主人公になってカントー地方でポケモンをゲットしたり、バトルしながらポケモン図鑑完成を目指すやつ!」

スイレン「今、スクールですっごく流行ってる!」

アセロラ「面白そうだね?」

サトシ「んでさ、2バージョンあって出るポケモンが違うんだ!」ゴソゴソ

サトシ「俺のはレッツゴーピカチュウ!」

スイレン「私のは当然、イーブイバージョン!」

アセロラ「レッツゴーピカチュウに…」チラッ

ピカチュウ「ピカピカー」

アセロラ「……イーブイかぁ」チラッ

ナギサ「ブイブイ!」
5 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/03(月) 21:01:35.68 ID:0I18jLep0
サトシ「まぁ、でも今日はアセロラもいるしさ?外で遊ぼうぜ!」

スイレン「うん、ゲームならいつでもできる!」

アセロラ「あっ、アセロラのことは気にしないで?」

サトシ、スイレン「!」

アセロラ「それにそのゲーム…ちょっと気になるしね?」ニコッ

ミミたん「キュー」
6 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/03(月) 21:10:36.27 ID:0I18jLep0
ククイの家

サトシ「ただいまー!」

ピカチュウ「ピカー!」

ロトム図鑑「ロー」

バーネット「おかえりなさい!サトシ、ピカチュウ、ロトム!」

スイレン「おじゃまします!」

アセロラ「おじゃましまーす♪」

アシマリ「アウ!」

ナギサ「ブイ!」

ミミたん「キュー」

バーネット「おーっ、スイレンに…」

サトシ「バーネット博士!前に話したウラウラでお世話になったアセロラだよ!」

アセロラ「よろしくお願いします」ペコッ

ミミたん「キュー」ペコッ

バーネット「これはこれはご丁寧に」ペコッ

サトシ「今日はさ!みんなでゲームを…」

バーネット「……サトシー?」グイッ

サトシ「なに?」

バーネット「10歳のクセに女の子二人も連れ込むなんて生意気だぞー?」ニヤニヤ

サトシ「は?」

スイレン「/////」カァーッ

ロトム図鑑「スイレンはわかりやすいロト」

アシマリ「アウ」コク

ナギサ「ブイー♪」ブンブン

ミミたん「キュー」スカッスカッ
7 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/03(月) 21:19:59.32 ID:0I18jLep0
アセロラ「おぉー!」キラキラ

アセロラ「スイッチ……CMとかで見たことあるけど、テレビに繋いでできるんだね!」

サトシ「へへっ!すっげーだろ?」

ロトム図鑑「サトシー!すっげーのはサトシではなく、スイッチ…」

サトシ「わかってるよ」

サトシ「スイレン!俺、テレビ画面でやっていい?」

スイレン「うん、私はこっちでやる!今からミュウツー捕まえにいくとこ!」ポチポチ

サトシ「ミュウツー…すっげーなスイレン…」

ロトム図鑑「サトシなんてまだディグダの穴ロト」

サトシ「一々うっさいよロトムー!」

ピカチュウ「ピカピカ」

アセロラ「ふふっ」ニコッ
8 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/03(月) 21:30:25.65 ID:0I18jLep0
ディグダ『ディグダー』


アセロラ「わわっ!ディグダが出てきた!」

サトシ「アセロラ!まずはきのみで…」

アセロラ「う、うん…」ポチッ

サトシ「んで、あの円の中を狙ってジョイコンを…」

アセロラ「え、えーい!」ブンッ


モンスターボール『』ポイッ

スカッ

ディグダ『グダー?』


アセロラ「あー、はずれちゃった…」ガクッ

ミミたん「キュー」ガクッ

サトシ「アセロラ!これはコツがあんだよ!まずは…」ギュッ

アセロラ「ぁ////」ドキドキ

スイレン「…………」チラッ

スイレン「…………」ポチポチ

ナギサ「ブイー」
9 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/03(月) 21:42:34.52 ID:0I18jLep0
サトシ「ほらっ!ゲットできただろ?」ニッ

アセロラ「う、うん////」ドキドキ

スイレン「……アセロラ」スクッ

アセロラ、サトシ「!」

アシマリ「アウ…」ハラハラ

ピカチュウ「ピカァ」ハラハラ

ナギサ「ブイー♪」

サトシ「どうしたんだスイレン?」

スイレン「私のイーブイならポケモンいっぱい出てる!私のやらせてあげる」スッ

アセロラ「え?あ…うん…ありがと…」

スイレン「サトシ!サトシは全然進んでないみたいだし、私がアドバイスしてあげるから、データ進めよ!」

サトシ「えー?いいよー!俺は自分のペースでゆっくり…」

スイレン「いいからいいから」スッ

サトシ「んー、わかったよ…」

アセロラ「……………」ポチポチ

ミミたん「キュー」
10 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/03(月) 21:50:37.92 ID:0I18jLep0
バーネット「……………ほぅ?」ジーッ

ロトム図鑑「どうしたロト?バーネット」

バーネット「んー……いやぁ…スイレンはそうだと思ってたけど…まさかあの子まで…やるわね?サトシ」ニヤニヤ

ロトム図鑑「なにがロト?サトシはまた何かやらかしたロト?」

バーネット「ふふっ、まぁ…ある意味ね?」クスッ

ロトム図鑑「ロ?」

バーネット「……まぁ、最悪何か起きそうだったら私が出るとして…」

バーネット「……これも青春!暫くは温かく見守るとしますか」フッ

ロトム図鑑「???」


スイレン「サトシ!そっちはそうじゃなくって…」

サトシ「えーと…」

アセロラ「……あっ、ゴルバット」ポチポチ

ミミたん「キュー」

アセロラ「……………」チラッ

ピカチュウ「ピカァ」

アセロラ(ピカチュウと…)チラッ

ナギサ「ブイ!」

アセロラ(イーブイ…)
11 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/03(月) 22:00:37.62 ID:0I18jLep0
一週間後

スイレンの家

ガチャッ

アセロラ「アローラ!スイレン!」ニコッ

ミミたん「キュー!」

スイレン「アローラ!アセロラ!」

ホウ「あーっ!おばけのおねーちゃんだー!」

スイ「ミミたんもいるー!」キラキラ

アセロラ「ふふっ、アローラ!」ニコッ

スイレン「アセロラ、中に入って!」

アセロラ「うん、おじゃましまーす♪」

ミミたん「キュー」
12 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/03(月) 22:10:07.92 ID:0I18jLep0
スイレン「アセロラ!ついにゲットしたんだって?」

アセロラ「うん、まーね?」

ホウ「ゲットってー?」

スイ「ポケモンー?みせてみせてー!」

スイレン「アセロラがゲットしたのはポケモンはポケモンでもピカブイ!」

ホウ「ピカブイー!?」キラキラ

スイ「やりたいやりたーい!」キラキラ

スイレン「こらっ!ホウ!スイ!ピカブイはアセロラのゲーム!アセロラが困って…」

アセロラ「いーよスイレン!今日はみんなでやるつもりで持ってきたからねー?」ニコッ

アセロラ「後でホウちゃんとスイちゃんにやらせてあげるからね?」ニコッ

ホウ、スイ「わーい!」

スイレン「ごめんアセロラ…この子たち、言い出したらきかなくって…」ハァ

アセロラ「いーよいーよ。可愛いよね?」ニコッ

スイレン「で、アセロラ。どっち買ったの?ピカチュウ?イーブイ?」

アセロラ「……ふふふ…スイレンは…第3の存在を知ってる?」

スイレン「……第3の存在?」

アシマリ「アウ?」
13 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/03(月) 22:18:42.09 ID:0I18jLep0
アセロラ「……リザードンとフシギバナにカメックス…」

スイレン「!」

アセロラ「……ホウオウとルギアにスイクン…グラードンとカイオーガにレックウザ……ディアルガとパルキアにギラティナ…」

ミミたん「キュー」

スイレン「……?」

アセロラ「サトシとスイレンにアセロラ…そして…」

スイレン「………」ゴクリ

アセロラ「サトシのピカチュウと、スイレンのナギサに……!」ビシッ

ナギサ「ブイ!?」ビクッ

アセロラ「アセロラのミミたん!!」

ミミたん「キュー////」テレッ

スイレン「ど、どういうこと?」ゴクリ

アシマリ「アウ…」ゴクリ

アセロラ「……ふふふ、アセロラが買ったのは…」ゴソゴソ

アセロラ「こ〜れ〜!」スッ

スイレン「そ、それは!?」

ホウ、スイ「おぉーー!!」キラキラ
14 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/03(月) 22:31:15.02 ID:0I18jLep0
アセロラ「レッツゴー!ピカチュウとレッツゴー!イーブイに次ぐ第3の存在…"レッツゴー!ミミたん(非売品)"だよ!!」バーン

ミミたん「キュー!!」

スイレン「れ、レッツゴー!ミミたん!?」

ホウ「レッツゴー!ミミたん?すごいすごーい!」キラキラ

スイ「やりたいやりたーい!」キラキラ

アセロラ「ふふっ、じゃあ…早速みんなで遊ぼっか?」ニコッ

ホウ、スイ「わーい!!」

スイレン「ちょ…ちょっと待って!!」クワッ

アセロラ、ホウ、スイ「?」

スイレン「な、なに?レッツゴー!ミミたんって?そんなの聞いたことない!絶対に怪しい!まさか違法改造とか?てか、そもそもミミたんはアローラのポケモン!ピカブイはカントー限定!いや、それ以前にミミたんは幽霊でバトルは……」

アセロラ「まぁまぁ、落ち着いてよスイレン?」ニコニコ

ホウ「おねーちゃんうるさーい」ブー

スイ「おねーちゃんお話ながーい」ブー

スイレン「……まだまだ言いたいことはいっぱいある!」ゼーゼー

アシマリ「アウ」

アセロラ「大丈夫大丈夫ー!ま、詳しいことはレッツゴー!ミミたんをプレイしながら説明するよスイレン!」

ミミたん「キュー」

スイレン「……むぅ…」

ナギサ「ブイ♪」
15 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/03(月) 22:55:06.84 ID:0I18jLep0
アセロラ「さてと、レッツゴー!ミミたんをスイッチにセットして…」イソイソ

スイレン「ね、ねぇアセロラ。それ、本当に大丈夫?スイッチ壊れない?」ハラハラ

アセロラ「うふふ、スイレンは心配性なんだね?大丈夫だよー!ピカブイミミは対戦やトレードだってできちゃうんだから!」

スイレン「だって絶対に怪しい。それと、さらっと"ミミ"をまぜないで」

ホウ、スイ「はやくはやくー!!」ワクワク

アセロラ「はい、セット完了!それじゃあ……」

アセロラ「ポケットモンスターの世界へ…レッツゴー!ミミたん!」ピッ

ミミたん「キュー!」

ホウ、スイ「レッツゴー!ミミたん!!」ワーイ

アシマリ「アウ!」

ナギサ「ブイ!」

スイレン(実はちょっと楽しみ…)ドキドキ
16 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/03(月) 23:05:31.95 ID:0I18jLep0
クチナシ『よぉ、ポケットモンスターの世界へようこそ』


スイレン「! この人は…」

アセロラ「うふふ、この人はクチナシ博士!この人が今作の博士枠だよ!」

スイレン「クチナシ博士!?」ギョッ

ホウ、スイ「クチナシ博士ー!!」ワーイ


クチナシ『あー、えっとな?ポケットモンスター…縮めてポケモン。ポケモンってなぁ……』

クチナシ『…………………』

クチナシ『………めんどくせーから後は説明書で読むなりWikipediaで調べるなりしてくれ』ゴロン


スイレン「ちょっと!いきなり説明省きすぎ!」

アセロラ「まー、クチナシおじさんだからね?」ヤレヤレ


クチナシ『あー、今からカントーを冒険するお前』


アセロラ「さぁ?いよいよ主人公の登場だよー?」ニコニコ

ミミたん「キュー」

スイレン「いや、主人公って…」
17 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/03(月) 23:13:34.57 ID:0I18jLep0
アセロラ『アローラ♪』バーン


スイレン「アセロラじゃん。しかも、カントー舞台なのにアローラとか言ってるし」

ホウ、スイ「おばけのおねーちゃんだー!!」

アセロラ「////」テレッ

スイレン「……しかも、名前も色も何も変えられない。完全にアセロラ固定」ピッピッ

アセロラ「まー、レッツゴー!ミミたんだしね?」

アセロラ「あっ、でも……ここを押すと…」ピッ


アセロラ『今日はどのご本にしようか?』


ホウ、スイ「……!しゃべったー!!」

アセロラ「なんと……ロトムに協力してもらってフルボイス機能付きでーす♪」

ミミたん「キュー」

スイレン「無駄にハイスペック…」ムゥ

アセロラ「ふっふっふ…驚くのはまだまだだよスイレン?次は一緒に旅をするサポートトレーナーの……」ピッ

スイレン「!」
18 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/03(月) 23:32:18.91 ID:0I18jLep0
サトシ『俺、マサラタウンのサトシ!』


スイレン「さ、サトシ!?」

ホウ、スイ「おねーちゃんのボーイフレンドだー!!」

スイレン「! ち、ちが…/////」カァーッ

アセロラ「ふふふ」ニコニコ

スイレン「……ちょ、ちょっと…どういうつもり?アセロラ」

アセロラ「どうって……これはピカブイミミなんだから、サトシは当然の選出だよー?」ニコニコ

スイレン「……………」

アセロラ「あっ、ちなみにサトシもここを押すとね?」


サトシ『キミに決めた!』


ホウ、スイ「しゃべったー!!」

アセロラ「うん!サトシもフルボイスだよ!」ニコッ

スイレン「……………」ピッピッ

サトシ『キミに決めた!キミに決めた!キミに決めた!』

スイレン(ぐぅ…アセロラ……こんな手でサトシを……)ピッピッ

サトシ『キミに決めた!キミに決めた!キミに決めた!』

アセロラ「………スイレーン!ボタン連打しすぎだよー!」

スイレン(! し、しまった!つい……)ハッ

アシマリ「アウ…」

ホウ「ねぇねぇ!おばけのおねーちゃん!」

スイ「次はだれー?」ワクワク

アセロラ「次はね?ライバルの……」

スイレン「……………」

スイレン(………ライバル?この流れでいくと……まさか……!!)ハッ
19 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/03(月) 23:47:53.63 ID:0I18jLep0
スイレン『届け!水平線の彼方まで!!』バーン


アセロラ「スイレンでーす♪」

スイレン(やっぱり…)ガクッ

ホウ、スイ「おねーちゃんだー!!」キラキラ

アシマリ「アウ!」

ナギサ「イブイブーイ!」

スイレン「……アセロラ、どういうつも…」

アセロラ「……これはピカブイミミだし……」

スイレン「それにしたって……」ムゥ

アセロラ「それに……ほらっ!やっぱりスイレンとは…親友でライバルでいたいし…////」テレッ

スイレン「アセロラ………」

ホウ「おねーちゃんはどんな声でるのかなー?」

スイ「やっぱり、うそでーす♪かなー?」ポチッ

スイレン「!」


スイレン『サトシのフィギュア!!』


スイレン「!?」

スイレン「ちょ……おおぉぉ!?////」プシュー

スイレン(な、なんでよりにもよってこのセリフ……!?)

スイレン「あ、アセロラ……!!」

アセロラ「……ロトムの記録の中に面白そうなセリフが入ってたから使ってみたんだよ!」ビシッ

スイレン「ちょ……!?だ、だいたい!よく考えたら……アセロラ、サトシと旅できる!卑怯!!なにがライバル!」

アセロラ「これはレッツゴー!ミミたんだからね。仕方ないね」

ミミたん「キュー」コクコク

スイレン『サトシのフィギュア!!サトシのフィギュア!!サトシのフィギュア!!』

ホウ「フィギュア♪フィギュア♪」ポチポチ

スイ「サトシのフィギュア♪」

スイレン「連打しないで!!/////」

アセロラ「さ、そろそろ冒険をはじめよっか」ニコニコ

アシマリ「アウ…」

ナギサ「ブイブイ♪」
20 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/04(火) 21:05:18.26 ID:5nPkKYt10
〜マサラタウン〜

▼ここは マサラタウン マサラは まっしろ はじまりのいろ

〜アセロラの家〜

チュンチュン

アセロラ『……うーん…いい朝だね!』

アセロラ『今日は待ちに待ったポケモンを貰える日!冒険のはじまりにはピッタリな朝だね!』

▼アセロラの机の上には写真が飾ってある

▼これはクチナシ博士と研究所の前で一緒に撮った写真だ

▼これはサトシと二人でジョウト旅行に行った写真だ

アセロラ『リュックサックは準備OK♪クチナシおじさんの研究所にポケモンを貰いに行かなきゃ!』


スイレン「ストップ!!」ビシッ

アセロラ「な、なに?スイレン?」ビクッ

スイレン「うん、これはピカブイ。カントー地方が舞台。アセロラの家がマサラタウンにあるのはいい」

アセロラ「もぅー!だったら何も問題ないよね?早く進めようよ」

スイレン「……なに?サトシと二人でジョウト旅行に行った写真って?」

アセロラ「……だ、だってこれはピカブイミミだし…」

スイレン「さっきマサラタウンにあった。私の家!だったら私も住んでるよね?マサラタウンに」

スイレン「なんで私は写真に写ってないの?」

アセロラ「え、演出だよー!」

スイレン「意味不明。もし、サトシとアセロラが付き合ってるとかって設定なら今すぐやめるけど。このクソゲー」

アセロラ「……く、クソゲーじゃないよ!スイレン!嫉妬は見苦しいよ?」

スイレン「し、嫉妬じゃない!やっぱりやめる!こんなクソゲー!」

ホウ「まぁまぁ、おねーちゃんもおばけのおねーちゃんもケンカしないで」

スイ「そうそう!ゲームなんだし、楽しくやろうよー!」

スイレン、アセロラ「うっ……」

ホウ「じゃあ、ポケモン貰いにいこっか!」ポチポチ

スイ「レッツゴー!ミミたん!」
21 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/04(火) 21:31:56.22 ID:gukE1dD5O
〜クチナシ研究所〜

アセロラ『おじさーん!ポケモン貰いにきたよ!』ガチャッ

ガラーン

アセロラ『あれ?おじさん?』

スイレン『クチナシ博士ならいないみたい』

アセロラ『! スイレン!』

スイレン『アローラ。アセロラ!』

アセロラ『おじさんどこ行っちゃったの?』

スイレン『わかんない。私も今来たとこだから』

アセロラ『……もぅー!おじさんったら!自分でアセロラたちを呼んどいて!』プンプン

スイレン『同感』コクコク

アセロラ『サトシは?』

スイレン『サトシはきっと寝坊』ムゥ

アセロラ『こんな日まで寝坊って……サトシらしいね?』クスッ

スイレン『うん、それも同感』クスッ


スイレン「ポケモンを貰って旅に出る日に寝坊……サトシならやりそう!本当に」クスッ

アセロラ「ふふっ、だよねー?」ニコッ

ホウ、スイ(基本仲はいいのかな?)


アセロラ『アセロラ、おじさんのこと探してくるよ!』ガチャッ

スイレン『じゃあ私はサトシを向かえに行ってくる』ガラーン
22 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/04(火) 21:35:58.73 ID:5nPkKYt10
>>21
訂正
スイレン『じゃあ私はサトシを向かえに行ってくる』ガラーン

スイレン『じゃあ私はサトシを向かえに行ってくる』ガチャッ
23 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/04(火) 22:04:54.83 ID:5nPkKYt10
〜草むら〜

アセロラ『おじさーん!』タッタッタ

ポッポー

アセロラ『!』

クチナシ『おーよしよし、動くなよ〜?』ソロー

ポッポ『ポッポッ』

『おじさーん!!』

クチナシ『』ビクッ

ポッポ『ポー!!』ビクッ

バサッバサッ

クチナシ『……あー…行っちまった…』ハァ

アセロラ『もぅ!おじさん!こんなところでなにやってるのよ!』

クチナシ『……アセロラ…』

アセロラ『どうせまーたお仕事サボってお昼寝してたんでしょ?』ジトー

クチナシ『……ちげぇよ…野生のポッポの研究してたんだよ』

アセロラ『ふぅん?それよりおじさん!今日は何の日か覚えてる?』

クチナシ『ん?何かあったっけか?』

アセロラ『もぅ!今日はアセロラたちにポケモンをくれるって約束した日でしょ!』プンプン

クチナシ『……あー…』ポンッ

クチナシ『……悪ぃ悪ぃ、そうだったなぁ…んじゃ、早速研究所に戻って……』

ガサガサ

アセロラ、クチナシ『!』

ガサッ

ミミたん『キュー!!』バッ

アセロラ『野生のポケモン!?』

クチナシ『……チッ!このめんどーな時に…』


ホウ、スイ「ミミたんだー!!」キラキラ

アセロラ「ふふっ、まぁ…ミミたんはミミたんでも…幽霊じゃなくて、ミミッキュの相棒ミミたんだけどね?」ニコッ

ホウ「お花ついてるー!」キラキラ

スイ「かわいー!!」キラキラ

ミミたん「キュー////」テレッ

スイレン(なんでアローラのポケモンであるミミッキュがカントーの草むらから?とかは突っ込まないであげよう。これも優しさ)ウンウン

アセロラ「さぁ、ホウちゃん!スイちゃん!ジョイコンを持って!」スッ

ホウ、スイ「!」

アセロラ「ボールを投げて……ミミたんゲットだよ♪」ニコッ

ホウ「ホウがミミたんゲットするー!!」グイー

スイ「スイがミミたんをゲットするのー!」グイー

スイレン「こら!ホウ、スイ!ケンカしない!ちゃんと順番決めてやって!」

アセロラ「ふふっ、ミミたんモテモテだね?」

ミミたん「////」テレテレ
24 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/04(火) 22:41:50.69 ID:5nPkKYt10
クチナシ『ほらよ』スッ

アセロラ『! おじさん、これ……モンスターボール?』

クチナシ『……これからポケモン持って旅するんだろ?だったら…』チラッ

ミミたん『キュー』

クチナシ『まずはあいつをゲットしてみせな』ニッ

アセロラ『……うん、わかったよ!』スクッ

ミミたん『キュー』

アセロラ『いけっ!モンスターボール!!』ポイッ

ミミたん『キュ!?』ボンッ

スゥ

モンスターボール『』ウニウニ

アセロラ『』ゴクリ

モンスターボール『』ポーン

アセロラ『! あ…』

クチナシ『ゲットできたみてぇだな?』ニッ

アセロラ『……うん…』スッ

アセロラ『……ミミたん』ボソッ

クチナシ『ミミたん?』

アセロラ『うん、このコの名前だよ!』ニコッ

クチナシ『……好きにしな』

アセロラ『……えへへ!ミミたん、ゲットだぜ!』ニコッ
25 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/04(火) 22:52:10.28 ID:5nPkKYt10
ボンッ

ミミたん『キュー!』

アセロラ『わわっ!おじさーん!ミミたんがボールから出てきたよー!』

クチナシ『……あー…中にはボールに入れられるのを嫌がるポケモンもいるからなぁ』

ミミたん『キュー♪』スリスリ

アセロラ『うふふ♪くすぐったいよミミたん♪』

クチナシ『ま、お前になついてるみたいだし、そのままボールの外でつれ歩いたらどうだ?』


ホウ「いえーい!」

スイ「ミミたんゲットだぜー!」

ミミたん「キュー!」

アセロラ「うふふ、これでミミたんを相棒として連れ歩けるからね?」

アセロラ「あっ、ちなみにミミたんは相棒として常にアセロラの肩に乗ってるから、もう一匹好きなポケモンを連れ歩けるよ」

ホウ、スイ「やったー!」

アセロラ「でも…ミミたんは特別な相棒ポケモンだから進化を嫌がるの……サトシのピカチュウと一緒で…」

ミミたん「キュー…」シュン

ホウ、スイ「え〜〜!?」ガーン

スイレン「何でサトシのピカチュウを強調するの?それと、ミミッキュは元からしない。進化」
26 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/04(火) 23:34:08.17 ID:5nPkKYt10
サトシ『おーい!アセロラー!』タッタッタ

アセロラ『! サトシ、スイレン』

スイレン『あっ、クチナシ博士みつけたんだ!』

クチナシ『よっ』

ミミたん『キュー』

サトシ『! アセロラ!そのポケモンは!?』

アセロラ『えへへー♪』

ミミたん『キュー』

クチナシ『……ちょうどいいな。ほれっ』スッ

サトシ『おぉー!クチナシさん!それって!』ワクワク

スイレン『モンスターボール!』ワクワク


サトシ『へへっ!よろしくな!ピカチュウ!』

ピカチュウ『ピカピカー!』

スイレン『ナギサ!ゼンリョクで頑張ろ!一緒に!』

ナギサ『ブイー♪』


ホウ「ピカチュウだー!」キラキラ

スイ「ナギサもいるよ!」キラキラ

スイレン「ふふっ、よかったね!ナギサ」ニコッ

ナギサ「ブイ!」

アシマリ「アウー…」

アセロラ「大丈夫だよアシマリー?アシマリも後でちゃんと出てくるからね?」ニコッ

アシマリ「アウ!」
27 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/04(火) 23:42:36.29 ID:5nPkKYt10
クチナシ『…っと、それとこれも………あー、めんどくせーから全部渡しとくか』

▼アセロラはクチナシからポケモン図鑑をうけとった

▼アセロラはクチナシからマスターボール×99をうけとった

▼アセロラはクチナシからかいふくのくすり×99をうけとった

▼アセロラはクチナシからげんきのかたまり×99をうけとった

▼アセロラはクチナシからなんでもなおし×99をうけとった

▼アセロラはクチナシからタウンマップをうけとった

▼アセロラはクチナシから999999円をうけとった

アセロラ『ありがとー!おじさん!』

クチナシ『それだけありゃ足りるだろ?さっさと図鑑完成させてこいよ?あと、定期連絡はしろよ』

アセロラ『うん!アセロラに任せてよー!』


スイレン「ストップ」

アセロラ「? なに?」
28 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/04(火) 23:54:38.71 ID:5nPkKYt10
スイレン「なにこれ?もらいすぎ」

アセロラ「おじさん、あー見えて結構優しいからねー?」フフッ

スイレン「そういうレベルじゃない。もう初っぱなからヌルゲーじゃん」

アセロラ「レッツゴー!ミミたんのコンセプトは"家族みんなで楽しめる"だからねー?」ニコニコ

スイレン「いや、少なくとも私は楽しめてない」

アセロラ「ふふっ、大丈夫大丈夫ー!今からお楽しみイベントの始まりだよー」スッ

スイレン「!」


サトシ『へへっ!図鑑も手に入れたし、冒険のはじまり……』

アセロラ『……………』

スイレン『……………』

サトシ『ど、どうしたんだよアセロラ、スイレン?』

アセロラ『…………スイレンと約束してたの』スッ

サトシ『……………約束?』

スイレン『ポケモンとポケモン図鑑を手に入れたら……』スッ

アセロラ、スイレン『最初のバトルで勝った方がサトシと旅できる!!』

サトシ『いっ!?』

▼ライバルのスイレンがポケモンバトルを仕掛けてきた


スイレン「!!!!」ガタッ

アセロラ「ふっふっふー♪」

スイレン(た、旅……ゲームとは言え、このバトルに勝ったらサトシと二人で図鑑集めの旅……)ゴクリ

ホウ「しゅらばだー!」キャー

スイ「しゅらばだー!」ヤホー
29 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/05(水) 00:10:01.93 ID:F54U60VB0
スイレン『ナギサ!』

ナギサ『ブイブイ!』ダッ

アセロラ『ミミたん!お願い!』

ミミたん『キュー!』


スイレン(このバトル……負ける訳にはいかない…)ゴクリ

スイレン(………あれ?でも、ナギサはノーマルタイプ…対してミミたんはゴーストにプラスしてフェアリー……)

スイレン「……………」ウーン

ホウ「おねーちゃん顔こわーい」

スイ「なにかかんがえごとしてるかおだねー」


スイレン『ナギサ!…』

アセロラ『ミミたん、じゃれつく』

ミミたん『キュー』ポカボカ

ナギサ『ブイー!』ドサッ

▼ライバルのスイレンとのバトルに勝利した


スイレン「ナギサーー!!」ドバッ

ナギサ「ブイー!!」

ホウ、スイ(おねーちゃん泣いた…)

アシマリ「アウ…」

アセロラ「ふふふ♪」
30 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/05(水) 00:18:53.63 ID:F54U60VB0
スイレン『うぅ…』ガクッ

ナギサ『ブイ…』

アセロラ『えっへっへー!やったぜミミたん!』タッチ

ミミたん『キュー!』タッチ

サトシ『……あのさ、3人で旅すれば…』

スイレン『……………ポケモンリーグ…』ボソッ

アセロラ『!』

スイレン『……約束は約束!今回は引く……でも……』

スイレン『……次はもっと強くなる!ジムをまわってバッジを集めて、ポケモンリーグに挑戦する!』

アセロラ『……………ポケモンリーグ……』

スイレン『そこで……決着をつけようアセロラ!サトシを賭けて』

アセロラ『スイレン……』

サトシ『えぇ……』

スイレン『……次はアセロラよりも強くなる。待っててサトシ!』

サトシ『あー、いや…』

ピカチュウ『ピカピィ…』

スイレン『……アセロラ!それまで抜け駆けは禁止!いこっ、ナギサ』クルッ

ナギサ『ブイ…』ヨロッ

アセロラ『スイレン………ふふっ、アセロラたちも負けてられないね!ミミたん!』

ミミたん『キュー!』
31 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/05(水) 00:28:48.36 ID:F54U60VB0
スイレン「……………」プクー

アセロラ「もう、機嫌なおしてよスイレーン」

スイレン「………だって、あんなのインチキ…いきなりじゃれつく使うし…一撃だし…絶対にチート」プクー

アセロラ「…ゲームのスイレンはあんなに爽やかにお別れしたのにねー?」ヤレヤレ

ミミたん「キュー」

スイレン「」イラッ

アシマリ「アオ…」ハラハラ

スイレン「じゃあせめて、サトシを私と一緒に旅させて」

アセロラ「言ってる意味がわからないよスイレン。サトシはアセロラのサポートトレーナーだよ?」

スイレン「はいはい、クソゲー」プイッ

アセロラ「スイレン!クソゲークソゲー言うのやめてよ!」プンプン

ギャーギャー

ホウ「おねーちゃんたち、ゲームの話なのにほんきになってケンカしてるねー」

スイ「ああはなりたくないよねー?」

アシマリ「アオ…」ハァ

ミミたん「キュー」

ナギサ「イブイブーイ♪」
32 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/05(水) 21:10:41.02 ID:qkYMlAQ+0
アセロラ「あっ、そうそう!こうやってミミたんにカーソルを合わせるとね?」

ホウ、スイ「!」

▼ミミたんはアセロラと遊びたそうなようす

アセロラ「それで……"ふれあい"を選ぶと……」ピッ


ミミたん『キュー♪♪♪』ナデナデ ツンツン


アセロラ「ふっふっふー!な〜んと、ミミたんをツンツンしたりナデナデしたりしてふれ合うことができまーす♪」

ホウ、スイ「かぁわいいぃぃぃ!!」キラキラ

ホウ「おばけのおねーちゃん!コントローラー貸して!ミミたんとふれ合いた〜い!」

スイ「スイがミミたんとふれ合うの〜!」

スイレン「こらこら、順番にね?」

アセロラ「ふふふ、ケンカはしちゃダメだよ?」ニコッ

スイ「ミミた〜ん!ツンツン」ピッ


ミミたん『キュー♪』フリフリ


ホウ、スイ「かぁわいいぃぃぃ!!」キャー

スイレン「まったく」クスッ

アセロラ「うふふ」ニコッ
33 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/05(水) 21:26:58.44 ID:qkYMlAQ+0
アセロラ「スイレーン!みんなにナイショにしてくれるんなら、ミミたんバージョンのオタノシミ要素をスイレンに教えちゃうよ?」

スイレン「オタノシミ要素?」

アセロラ「うふふ、ホウちゃん、スイちゃん、ちょっとコントローラ借りるね?」スッ

ホウ、スイ「?」

アセロラ「えっと、こうやってサトシにカーソルを合わせてっと…」スッ

▼サトシはアセロラと遊びたそうなようす

スイレン「! アセロラ、サトシになにする気……!!サトシに変なことしたら許さな……」

アセロラ「それでっと…」ピッ


〜一時間後〜

アセロラ「スイレン!そこ!サトシのそこ、ナデナデして!」

スイレン「う、うん!」ゴクリ

ピッ


サトシ『や、やめてよ……恥ずかしいよ////』


スイレン、アセロラ「かぁわいいぃぃぃ!!」キャーキャー

ホウ、スイ「……………」

スイレン「アセロラ!次は?」ワクワク

アセロラ「えっとね!次はサトシのあそこを……」

ホウ「おねーちゃんたちー!もういいでしょー」ブーブー

スイ「早くゲーム進めたいよー」ブーブー

スイレン「ご、ごめん!もうちょっとだけ!」ピッピッ

アセロラ「これ終わったらコントローラ返すからね!」

キャー キャー

ホウ、スイ「……………」

アシマリ「アウ…」ハァ

ミミたん「キュー………」
34 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/05(水) 21:54:23.31 ID:qkYMlAQ+0
この後なんだかんだあってトキワシティとトキワの森を越え、ニビシティに辿り着いた

アセロラ「とうとうついたね!ニビシティ!」

スイレン「ここまで何人かトレーナーとバトルしたけど…全部一撃の無傷…相棒ミミたん、チートすぎ」

ミミたん「キュー////」テレッ

ホウ「わーい!ニビシティ!ニビシティ!」

スイ「ねぇねぇ!おばけのおねーちゃん!ニビシティにはなにがあるのー?」

アセロラ「うふふ、ニビシティではね?な〜んと…」

ホウ、スイ「」ワクワク

アセロラ「初のジム戦がありまーす♪」

ホウ、スイ「ジム戦〜!?」キラキラ
35 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/05(水) 22:07:30.34 ID:qkYMlAQ+0
〜ニビシティ〜

ニビジム

アセロラ『サトシ!ミミたん!初めてのジム戦だね!』

サトシ『ああ!ジムリーダーに勝って、グレーバッジをゲットしようぜ!』

アセロラ『おーっ!』

ミミたん『キュー!』

ピカチュウ『ピカー!』

『よく来たな!挑戦者よ!』

アセロラ、サトシ『!』

タケシ『俺の名はタケシ!岩のように硬い男!このジムのリーダーだ!!』バーン


スイレン「あっ、タケシ」

アセロラ「? スイレン、この人知ってるの?」

スイレン「うん、スクールでカントーのマサラタウンに行った時に会った。サトシがカントーを旅してた時のお友達」

アセロラ「そうなんだ〜」

スイレン「ちなみにその時、サトシの家にも行った!サトシのカントーのポケモンたちやサトシのお母さんにもあった」ドヤッ

アセロラ「ふ〜ん?それがなに?」

スイレン「別に?」

アセロラ「あっそ」

ホウ「おねーちゃんたち、時々こわいよね?」ヒソヒソ

スイ「ね〜?」ヒソヒソ

ナギサ「イッブイ」
36 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/05(水) 22:22:17.06 ID:qkYMlAQ+0
タケシ『俺に挑みたくば、くさタイプかみずタイプのポケモンを示してみろ』

アセロラ『くさタイプかみずタイプ……それなら……ラフたん!』

ラフたん(ナゾノクサ)『ナゾー』

タケシ『ふっ、よし!OKだ!ならどっちから来る?』

アセロラ『サトシ!アセロラから行っていい?』

サトシ『おう!ゼンリョクで頑張れよ!アセロラ!』

タケシ『お前からか!手加減はしないぜ!』

アセロラ『よろしくお願います!』ペコッ

タケシ『バトルスタートだ!いけっ!ハガネール!!』

ハガネール『ハガネール!!』


スイレン「はいストップ!」

アセロラ「もぅ!今度はなに?スイレン」

スイレン「言いたいことはいっぱいあるけど……まず初っぱなのジムでハガネール??」

スイレン「てか、ハガネールはカントーのポケモンじゃない!それ以前に岩タイプでもない!」

アセロラ「これはレッツゴー!ミミたんだからね〜?細かいことは気にしないでよスイレン」

スイレン「アセロラ、それで押しきる気だ…」


アセロラ『お願い!ミミたん!』

ミミたん『キュー!!』

タケシ『ミミッキュか…面白い!』ニッ

タケシ『ハガネール!!メガシンカだ!!』ペカー

メガハガネール『ハガネール!!』ゴゴゴ


スイレン「そして当然のようにメガシンカ」


アセロラ『ミミたん!!じゃれつく!!』

ミミたん『キュー!!』ポカボカ

メガハガネール『ネール……』ドサッ

▼タケシのハガネールはたおれた

タケシ『ハガネールゥゥゥ!!』


スイレン「効果いまひとつのクセにお決まりの一撃。もうメチャクチャ」

アセロラ「レッツゴー!ミミたんは"家族みんなで楽しめる"がコンセプトだからねー」ニコニコ

ホウ、スイ「ミミたんすっげー!!」キラキラ

ミミたん「キュー////」テレッ
37 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/05(水) 22:46:51.23 ID:qkYMlAQ+0
サトシ『やったな!アセロラ!ミミたん!』

ピカチュウ『ピカピカ』

アセロラ『へっへー!』ブイッ

ミミたん『キュー』

タケシ『……負けたぜ…強いな。お前ら人間じゃねぇ』フッ

タケシ『これは俺に勝った証の"グレーバッジ"だ!持っていってくれ』スッ

アセロラ『……グレーバッジ…』

アセロラ『……ミミたん!』

ミミたん『キュー』コクッ

アセロラ『グレーバッジ!ゲットだぜ!』パチン

ミミたん『キュー!』パチン

サトシ『へへっ』ニッ

タケシ『さて、次は…』チラッ

サトシ『次は俺だ!バトルしようぜタケシ!』

ピカチュウ『ピカァ!』

タケシ『おう!こい、サトシ!ピカチュウ!』
38 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/05(水) 22:58:48.63 ID:qkYMlAQ+0
ガチャッ

アセロラ『やったねサトシ!まずは二人ともグレーバッジゲットだね!』

サトシ『ははっ、まぁ…俺はアセロラみたく楽勝って訳じゃなかったけどな…』

アセロラ『そんなことないよ!あんな作戦…サトシじゃないと思いつかないよ!』

サトシ『アセロラ…』

アセロラ『サトシ…』


スイレン「アセロラ」

アセロラ「なに?」

スイレン「いちいちイチャつくシーン入れないで」イラッ


???『あの…』

アセロラ、サトシ『?』

???『ニビジムから出てきたということは……論理的結論からいいますと、あなたたちはこのジムのリーダーに勝ったのでしょうか?』

サトシ『ああ!今、タケシに勝ってグレーバッジをゲットしてきたとこだよ!』

アセロラ『あのー…キミは?アセロラたちに何か用?』

???『すみません…名乗るのを忘れていました…私…』

リリエル『勇者リリエルと言います。このコは相棒のシロンです』

シロン(アローラキュウコン)『コーン!!』
39 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/05(水) 23:32:19.70 ID:qkYMlAQ+0
ホウ「す、すごい!勇者だってー!かっこいいー!」キラキラ

スイ「アローラキュウコンもいるー!」キラキラ

スイレン「……勇者リリエルって……あれ、どう見てもリーリエとシロン…」

スイレン「アセロラ、何でリーリエが…」

アセロラ「うーん……実は、アセロラがこのゲームを作るの頼んだ時にお願いしたのは、アセロラとサトシとスイレンのところだけで…」

アセロラ「他はお任せにしたから、アセロラもよくわかんないんだよね?」テヘッ

スイレン「とりあえず、このゲームでの私の扱いはアセロラのせいだってことだけはわかった」


サトシ『ゆ、勇者だって!?』

ピカチュウ『ピカァ!』

アセロラ『あの…その勇者さんがアセロラたちに何の用なの?』

リリエル『………』チラッ

リリエル『………ポケモン図鑑…ですか。やはり』フッ

アセロラ、サトシ『?』

リリエル『ふふっ、あなたたちから溢れ出るオーラ…そして相棒ポケモンの幸せそうな姿を見ればわかります』ニコッ

ミミたん『キュー』

ピカチュウ『ピカァ』

リリエル『これは…私から、お近づきのシルシとジム戦クリアのお祝いをこめてです』スッ

▼アセロラはリリエルから各種オシャボ×99をうけとった

アセロラ『こ、これって!』

サトシ『うぉー!!すっげー!!』

リリエル『ふふっ』ニコッ

アセロラ『あ、あの!ありがとう!リリエル!』

リリエル『………また会いましょう。サトシ、そしてアセロラ。いきますよシロン』クルッ

シロン『コーン!』クルッ

アセロラ『! なんでアセロラたちの名前を……』

サトシ『このボールでどんなポケモンゲットしようかなー!ピカチュウ?』ワクワク

ピカチュウ『ピカァ!』
40 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/06(木) 00:10:05.25 ID:mFm3g+C60
〜おつきみやま〜

サトシ『ここを越えたらハナダシティか!次のジム戦楽しみだなぁ!』ワクワク

ピカチュウ『ピカァ!』

アセロラ『さっきのリリエルって人、なんだったんだろうね?ミミたん?』

ミミたん『キュー』

コノアタリニハナイミタイネ モットオクカモナ

アセロラ『! サトシ!』

サトシ『どうしたんだ?アセロラ』

アセロラ『誰かいるみたい』

ムサシ『化石をゲットしてお金もうけガッポガッポよ!』

コジロウ『! お前たち、盗み聞きしてたな!』

ムサシ『化石は渡さないわ!いくわよ!コジロウ!』タッタッタ

コジロウ『おう!』タッタッタ

ニャース『ニャー!』タッタッタ

サトシ『化石?何の話だ?』

アセロラ『サトシ!とりあえずあの人たちを追ってみようよ!』


スイレン「安定のロケット団。そして、ニャースは喋らない仕様」

アセロラ「ホウちゃん、スイちゃん。ロケット団の後を追うように進んでみて?」

ホウ、スイ「はーい!おばけのおねーちゃん!」
41 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/06(木) 00:25:05.97 ID:mFm3g+C60
そしてなんだかんだあって化石をゲットした

サトシ『こうらの化石、ゲットだぜ!』

アセロラ『じゃあ、アセロラはかいの化石で!』


ホウ、スイ「両方ゲットするんかーい!」ビシッ


ムサシ『ちょっと!その化石は私たちのものよ!』

コジロウ『俺たちによこせー!』

ニャース『ニャー』

サトシ『お前たちは!』

アセロラ『ロケット団!』

ムサシ『私たちは愛と正義の悪を貫くロケット団!』スッ

コジロウ『欲しいものはちからずくでゲットするぜ!』スッ

ボンッ

アーボ『シャーボ!!』フシャー

ドガース『ドガァース』モクモク

サトシ『へへっ!アセロラ!』スッ

アセロラ『うんサトシ!』スッ

アセロラ『ダブルバトルだね!』
42 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/06(木) 00:38:40.94 ID:mFm3g+C60
サトシ『ピカチュウ!キミに決めた!』

ピカチュウ『ピカァ!』

アセロラ『ピピたん!お願い!』

ピピたん『ピッピィ♪』→さっきゲットしたピッピ

ムサシ『ハァ?ピカチュウにピッピィ?』

コジロウ『このジャリたちに世の中の厳しさを教えてやれ!ドガース!』

アセロラ『ピピたん!はたくこうげき!』

ピピたん『ピッピィ!』パシン

アーボ『シャー…』バキッ

サトシ『ピカチュウ!10万ボルト!!』

ピカチュウ『ピィカァヂュウウ!!』バリバリ

ドガース『ドガガァァ!!』ビリビリ

アーボ、ドガース『』ドサッ

▼ロケット団とのバトルに勝利した

ヤナカンジィィィ


スイレン「はい、安定の一撃チート」


サトシ『へへっ!やったな!ピカチュウ!アセロラ!』

アセロラ『えへへ、サトシ…カッコよかったよ?』ツン

サトシ『アセロラもすごかったぜ!』ニッ


スイレン「アセロラ」

アセロラ「なに?」

スイレン「このイチャつくシーンカットできないの?」イラッ

アセロラ「なにか問題ある?」ニコッ

スイレン「」ムカッ

ホウ「おねーちゃん顔がオニゴーリだぁ!」

スイ「ボーイフレンドをおばけのおねーちゃんにとられてじぇらし〜?」ニヤニヤ

スイレン「ど、どこで覚えたの!そんな言葉!////」

アシマリ「アウ」ヤレヤレ

ナギサ「ブイブーイ♪」
43 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/06(木) 20:35:29.95 ID:uRkPJcTg0
〜ハナダシティ〜

アセロラ『うーん!ついたね!ここがハナダシティだね!』

ミミたん『キュー』

サトシ『よっしゃー!ジムはどこだ〜!』

ピカチュウ『ピカァ!』

アセロラ『ふふっ、まったくもう!サトシったら』クスッ

ミミたん『キュー』

アセロラ『? どうしたのミミたん?』

ミミたん『キュキュー』スッ

噴水『』

アセロラ『噴水?それがどうかしたの?』

『その噴水にお金を投げ入れてみて』

アセロラ『!』

スイレン『アローラ!アセロラ』

ナギサ『イブーイ!』

アシマリ『アウ!』

アセロラ『スイレン…』


ホウ「あーっ!スイレンだー!」

スイレン「こら!おねーちゃんを呼び捨てしない!」

スイ「アシマリもいるー!」キラキラ

アシマリ「アウ!」キラキラ
44 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/06(木) 22:17:03.26 ID:uRkPJcTg0
ミミたん『キュキュ♪』スリスリ

アセロラ『スイレンの言うとおり、お金を噴水に投げたらミミたん喜んでるよ』ナデナデ

サトシ『スイレン!スイレンもハナダに来てたのか!』

スイレン『うん、さっきこれ、ゲットした』キラン

サトシ『それは!』

スイレン『ハナダのジムリーダーに勝った証!ブルーバッジ!』

サトシ『マジかよスイレン!すっげー!』

スイレン『////』テレッ


スイレン(サトシ…)キュン


サトシ『へへっ、俺たちもスイレンに負けてられないぜ!な?ピカチュウ』

ピカチュウ『ピカピカ!』

アセロラ『スイレン!ハナダのジムリーダーってどんな人?』

スイレン『私たちと同じ歳くらいの女の子。水ポケモンの使い手!』

アセロラ『水ポケモン……スイレンと同じだね』

スイレン『うん、歳も近いし、同じ水ポケモン使いだからすっごく気があっちゃって!』

スイレン『ジムリーダーとLINE交換もした!』

サトシ『よーし!俺たちも早速ジムに挑戦だー!』

ピカチュウ『ピカァ!』

アセロラ『うん!』

スイレン『待って!』

アセロラ、サトシ『!』

スイレン『アセロラ、久しぶりに会ったんだし、ちょっとバトルしようよ!』

アセロラ『!』

スイレン『私、あれから強くなった!新しい仲間だって増えたんだから!』

ナギサ『イブーイ!』

アセロラ『…それはアセロラも同じだよスイレン!』ニッ

ミミたん『キュー!』

サトシ『おっ!バトルか!』ワクワク
45 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/06(木) 22:28:30.69 ID:uRkPJcTg0
▼ライバルのスイレンがポケモンバトルを仕掛けてきた

スイレン『ゼニガメ!』

ゼニガメ『ゼェニガァ!』

アセロラ『お願い!ミミたん!』

ミミたん『キュキュ!』

スイレン『アセロラ!マサラタウンの時の私と同じだと思わないで!ゼニガメ!みずてっぽ…』

アセロラ『ミミたん!じゃれつく!』

ミミたん『キュー』ポカボカ

ゼニガメ『』ドサッ

スイレン『! ぜ、ゼニガメ!』

スイレン『うぅ……アシマリ!ゼニガメの仇をとって!』

アシマリ『アウ!』

アセロラ『ミミたん!じゃれつく!』

ミミたん『キュー』ポカボカ

アシマリ『』ドサッ

スイレン『……ナギサ!』

アセロラ『ミミたん!じゃれつく!』

ミミたん『キュー』ポカボカ

ナギサ『』ドサッ

▼ライバルのスイレンとのバトルに勝利した


スイレン「……ねぇアセロラ。ゲームの中の私をいたぶって面白い?」

アセロラ「これはポケモンバトルだからね。仕方ないね」ニコニコ
46 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/06(木) 22:38:53.45 ID:uRkPJcTg0
スイレン『そんな…』ガクッ

アセロラ『へっへー!やったぜミミたん!』タッチ

ミミたん『キュー!』タッチ

サトシ『アセロラは相変わらずすっげーなー』

ピカチュウ『ピカァ』

スイレン『うぅ…』シクシク

サトシ『スイレン!スイレンも強くなったんだな!さっすがブルーバッジをゲットしただけあるよ!』ニッ

スイレン『サトシ……』


スイレン(サトシ……ゲームの中でも優しい////)キュン

ホウ「おねーちゃんたんじゅんだねー」

スイ「ねー?」


『いいバトルを見せてもらったよ』パチパチ

アセロラ、スイレン、サトシ『?』

『キミたちならきっと……』

マオ『あの技を使いこなせそうだね』

フシギダネ『ダネフッシー!!』


スイレン「え!?リーリエに引き続きマオちゃんまで?なんで?」

アセロラ「うーん……前にも言ったけど…アセロラはアセロラとサトシとスイレンのところしか関わってないから……」
47 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/06(木) 23:02:15.61 ID:uRkPJcTg0
アセロラ『あの…キミは?』

マオ『私はマオ!通りすがりの料理人だよ。そしてこのコはフシギダネ』

フシギダネ『ダネフッシー!』

サトシ『なぁ!マオ!あの技って?』

マオ『そのミミッキュにイブーイ、それにピカチュウ。見たところ…かなり鍛えてあるようだし、トレーナーからの愛情もたっぷりもらってるようだね』チラッ

ミミたん、ナギサ、ピカチュウ『!』

アセロラ、スイレン、サトシ『////』テレッ

マオ『そこで私は思ったんだ!キミたちなら私が知ってるそのポケモン専用の専用技を使いこなせるんじゃないかってね』ニコッ

アセロラ『ミミたん専用の専用技……』ゴクリ

スイレン『……通りすがりの料理人がポケモンの専用技を……?絶対に怪しい…』ジトー

アセロラ『もぅー!スイレンはそうやってすぐ人を疑うー!』

スイレン『わ、私は慎重なだけ!人聞きの悪い言い方しないで!』

サトシ『マオー!その専用技ってのを教えてくれー!』

マオ『アハハ…ちゃんと教えるから落ち着いてよ…』

▼ミミたんは"ぽかぼかスマッシュ"を覚えた


スイレン「ぽかぼかスマッシュ?」

アセロラ「うん!ぽかぼかスマッシュはミミたん専用の技なの!ミミたん専用技はこれ一種類しか無いけど、すっごく強いから最後まで使えると思うよ」ピッ

ぽかぼかスマッシュ
タイプ:ノーマル 分類:物理
威力:200 命中:100
攻撃を出したと同時に相手の苦手タイプに変化する

アセロラ「ね?」ニコッ

スイレン「うわっ、チート………と、思ったけど、最初からチートだった。ミミたん」

ホウ、スイ「ミミたんすっげー!!」キラキラ

ミミたん「キュー////」テレッ
48 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/06(木) 23:15:49.89 ID:uRkPJcTg0
〜ハナダジム〜

カスミ『私はハナダジムのジムリーダー!世界の美少女、おてんば人魚カスミよ!』

カスミ『実力の無い者の挑戦は受けないわ!』

アセロラ『お願いします!』ペコッ

ミミたん『キュー!』

カスミ『! アンタなかなかやりそうね?いいわ!挑戦受けてあげる!』ニッ


スイレン「カスミ…」

アセロラ「また知り合い?」

スイレン「うん、カスミもカントーでサトシが旅してた時の仲間!さっきのゲームでの話じゃないけど…歳も近いし、同じ水ポケモン使いだから気が合っちゃって…時々連絡取り合ったりもしてる」ニコッ

アセロラ「へぇー?じゃあ、さっきのゲームスイレンの話も事実に基づいた話だったんだね」

スイレン「サトシがカントーで旅してた時の話もカスミからいっぱい聞いてる!」

アセロラ「本当?ねぇスイレン!アセロラにも教えてよ!」キラキラ

スイレン「いいよ、えっと……まずは……」

ワイワイ

ホウ「おねーちゃんたち、なんか盛り上がってるねー」

スイ「ホウたちはゲーム進めてよっか」ピコピコ

アシマリ「アウ」
49 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/06(木) 23:30:01.72 ID:uRkPJcTg0
カスミ『いくわよ!マーイステディ!!』

ギャラドス『ギャラァァァ!!』

アセロラ『お願い!ミミたん!』

ミミたん『キュー!!』

カスミ『ギャラドス!メガシンカ!!』ペカー

アセロラ『!』

メガギャラドス『ギャラァァァ!!』オオオ

サトシ『メガギャラドス…』ゴクリ

アセロラ『メガギャラドス…新技を試すには丁度いい機会だね、ミミたん!』

ミミたん『キュー!』

カスミ『いくわよ!メガギャラドス!ハイドロ……』

アセロラ『ミミたん!ぽかぼかスマッシュ!!』

ミミたん『キュー!!』スマーァッシュ

メガギャラドス『』ドサッ

▼効果はばつぐんだ。メガギャラドスは倒れた

▼カスミとのポケモンバトルに勝利した

カスミ『ハァ…負けたわ…アンタたちムチャクチャね…』ヤレヤレ

アセロラ『へっへー!』ブイッ

ミミたん『キュー!』

カスミ『はい、これ!私に勝った証のブルーバッジよ!遠慮なく持っていきなさい』ニッ

アセロラ『ブルーバッジ……』

アセロラ『ミミたん!』

ミミたん『キュー』コクッ

アセロラ『ブルーバッジ!ゲットだぜ!』パチン

ミミたん『キュー』パチン

サトシ『うおぉぉぉ!アセロラのバトル見てたら燃えてきたぜ!!』ウズウズ

サトシ『カスミ!次は俺たちとバトルだ!!』

ピカチュウ『ピカァ!!』

カスミ『いいわ!手加減しないわよ!オジャマムシ!』
50 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/06(木) 23:43:09.13 ID:uRkPJcTg0
ブルーバッジをゲットしたアセロラとサトシは勢いに乗ってそのまま泥棒を捕まえたりきんのたまをゲットしたりした

〜マサキの家〜

マサキ『いやぁ…助かりましたわアセロラちゃん。あのままだとどうなっていたことか…』トホホ

アセロラ『マサキさん!もうドジしちゃダメだよ?』ニコッ

ニドリーノ『リーノ!』

マサキ『いやほんまアセロラちゃんには感謝してもしきれん!アセロラちゃんが来なかったらポケモンとしての余生を過ごすかサトシくんにゲットされるかの二択だったからなぁ』ハッハッハ

アセロラ『もぅ!笑い事じゃないよマサキさん!』プクー

マサキ『いやぁ…ハッハッハー、アセロラちゃんは女神ですわ』

アセロラ『女神って…もぅ!煽てても何も出ないよー?////』テレッ

サトシ『ごめんマサキさん…喋るポケモンとか珍しかったからつい…』シュン

ピカチュウ『ピカァ』

マサキ『モンスターボールはともかく、ピカチュウの10万ボルトは効いたでサトシくん』

サトシ『ごめんなさい』

アセロラ『サトシはそそっかしいね?でも、そんなとこもサトシらしいかな?』フフッ

マサキ『あれ?』
51 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/07(金) 00:08:05.37 ID:ncZuEFT/0
マサキ『まぁ、ともあれ…助けられた恩と言ってはなんですが…ポケモン図鑑やクチナシ博士のこともある』

マサキ『キミらのバッグにボックス機能もついてるみたいやし、これからはどんどんポケモン預けてや』

マサキ『それと……アセロラちゃん』ゴソゴソ スッ

アセロラ『? マサキさん、これ…』

マサキ『これ、サントアンヌ号のチケット。今クチバシティに来てるみたいやし、サトシくんと一緒にいっといで』ヒソッ

アセロラ『!』

アセロラ『あ、アセロラとサトシはそんなんじゃ////』カァー

マサキ『わかってるわかってる。応援してるでアセロラちゃん』ニヤニヤ

サトシ『アセロラ!それなに?』

アセロラ『えーっとね?これは……』モジモジ

サトシ『! おーっ!船のチケット!それも三枚も!すっげー!』

サトシ『ありがとう!マサキさん!』

マサキ『気にせんでええよサトシくん。ほんの気持ちや』ニコニコ

サトシ『クチバっていや確かジムもあるな!よし!早速クチバに行こうぜアセロラ!』

アセロラ『うん!』ニコッ

サトシ『そういやチケット三枚あるならスイレンも誘えるな!スイレンも誘って船乗ろうぜ!』

アセロラ『え……?あ、うん……』

マサキ『まぁ、頑張りや。アセロラちゃん』

▼アセロラはふねのチケットを手にいれた


スイレン(サトシ……私をサントアンヌ号に誘ってくれるなんて……)

スイレン(や、やややややっぱり!わ、私たち両思い////)カァー

ホウ「おねーちゃんの顔がめらめらバーンになってるー!」

スイ「幸せそうだねー」

アシマリ「アオ…」

アセロラ「ホウちゃん、スイちゃん。スイレンの人生だもん。スイレンの好きなようにさせてあげて」

ナギサ「イッブイ」
52 : ◆KDBZo6p5dM [sage]:2018/12/07(金) 00:22:20.93 ID:ncZuEFT/0
>>47
訂正
マオ『そのミミッキュにイブーイ、それにピカチュウ。見たところ…かなり鍛えてあるようだし、トレーナーからの愛情もたっぷりもらってるようだね』チラッ

マオ『そのミミッキュにイーブイ、それにピカチュウ。見たところ…かなり鍛えてあるようだし、トレーナーからの愛情もたっぷりもらってるようだね』チラッ
53 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/07(金) 01:17:21.42 ID:ncZuEFT/0
途中育て屋とかあったりもしたが、何とかクチバシティまで辿り着いたアセロラとサトシ

〜クチバシティ〜



ブオーン

サトシ『へぇー…あれがサントアンヌ号かぁ…すっげーなピカチュウ』

ピカチュウ『ピカァ』

アセロラ『サトシー!お待たせー』

ミミたん『キュー』

サトシ『大丈夫!待ってないよアセロ……』

サトシ『! アセロラ、その格好……』

アセロラ『へっへー!サントアンヌ号は豪華客船って聞いたからね』

アセロラ『気合いを入れてドレスにお着替えしてみましたー!』クルン

ミミたん『キュー』

アセロラ『どうかな?似合う?』

サトシ『』ポー

▼サトシはアセロラにみとれている

アセロラ『………サトシ?』

サトシ『あっ、いや……その……』アセアセ

ピカチュウ『ピカピィ…』

サトシ『………すっげーキレイだよアセ……

▼ムービーをスキップしますか?


スイレン「スキップしますっ……と…」ポチッ

アセロラ「あーーっ!!」

アセロラ「せっかく気合い入れて作ったムービーなのに!何でスキップするのよスイレン!!」

スイレン「ごめん。物語の進行に1ミリも関係ないムービーみたいだったから無駄だと思って。時間」

アセロラ「もう!このレアイベントのムービーはでんどういりした後じゃなきゃ、もう一回見れないんだよ!」

スイレン「見なくてもいいし、見る必要もないし、見たくもない」プクー

スイレン「てゆーか、また今みたいな変なムービーあったらその時点でゲームやめるから」

アセロラ「へ、変じゃないよ!スイレン!アセロラとサトシに謝って!」

スイレン「アセロラが私とサトシに謝りなよ!」

アセロラ「な、何でアセロラがサトシとスイレンに謝らなきゃいけないの!?」

スイレン「変なムービーを強制的に見せられて不快な気分にさせられたから」ムスッ

アセロラ「それはこっちのセリフだよ!せっかく気合いを入れたイベントムービーを強制終了されたあげく、変なムービー扱いされたらさすがのアセロラもアングリーだよ!!」

スイレン「は?アセロラ、逆ギレはよくないよ。サトシは短気な女嫌いって言ってた」ズイッ

アセロラ「スイレン、嫉妬ばっかりしてるとサトシに嫌われるよー?」ズイッ

ギャーギャー

ホウ「アシマリー、ナギサー!あんなの見ちゃいけませんよー」

アシマリ「アウ…」

ナギサ「ブイ…」

スイ「ミミたんたちはこっちでスイたちとゲームしてましょうねー」

ミミたん「キュー」コクコク
54 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/07(金) 21:47:01.99 ID:xCn/hZqc0
〜サントアンヌ号〜

ザワザワ

アセロラ、スイレン、サトシ『おぉーー!!』キラキラ

サトシ『すっげー!!』

アセロラ『ご馳走もいっぱい!まるでパーティーみたいだね!』

ミミたん『キュー』

スイレン『うぅ……私もアセロラみたいに着てくればよかった!ドレス……何か場違いみたい…』

ナギサ『イッブイ』

サトシ『そんなこと気にすんなよスイレン!』

スイレン『サトシ…』

サトシ『俺たちはちゃんとチケットで船に乗ったんだしさ!堂々とゼンリョクで楽しもうぜ!』ニッ

ピカチュウ『ピカァ!』

スイレン『うん!』ニコッ

サトシ『へへっ!それに……ドレスなんか着なくたって、服も少し汚れてるくらいの方がスイレンらしくていいよ!』ニッ


スイレン(サトシ……ホメてくれてるんだろうけど、その言い方は少し複雑な気分…)ウーン

ホウ「おねーちゃんどうしたの?」

スイ「悩みごとかなー?」

アセロラ「複雑な乙女心ってやつだねー。わかるよスイレン」ウンウン

ホウ、スイ「おとめごころー?」

アセロラ「ホウちゃんとスイちゃんも、もうすこーし大きくなったらわかるよ?」ニコッ

ホウ、スイ「?」
55 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/07(金) 21:58:16.40 ID:xCn/hZqc0
甲板

スイレン『サトシ!あっちにカイオーガがいる!』

アセロラ『グラードンと戦ってるみたいだね!』

サトシ『マジ!?どこ!』ガタッ

スイレン、アセロラ『うーそでーす♪』

サトシ『なんだ、嘘か…』ガクッ

ピカチュウ『ピカピィ…』

オエー

サトシ『………ん?』

グラジオ『ぐぅ…気持ち悪い…』オエー

シルヴァディ『ヴァディ……』オロオロ


スイレン「あっ、リーリエのお兄さん。そして案の定アローラのポケモン、シルヴァディと一緒にいる」

ホウ「おねーちゃん、もう驚いたりしないんだねー」

スイレン「うん、さすがにもう慣れた」
56 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/07(金) 22:12:15.45 ID:xCn/hZqc0
グラジオ『………ふぅ、背中をさすってもらって悪いな。助かった』

サトシ『気にすんなよグラジオ!それより、珍しいポケモンと一緒にいるな!』

グラジオ『……こいつの名はシルヴァディ。俺の相棒でアローラ地方のポケモンだ』

サトシ『アローラ地方?』

スイレン『アローラ地方……聞いたことある…海の向こうにある地方で、そこにはジムの代わりに島巡りという儀式や』

スイレン『また、4つの島に別れてて、その各島には島キングって人たちや守り神ポケモンもいるんだって!』

アセロラ『カントー地方のポケモンがアローラ地方に合わせて姿を変えた、リージョンフォームってのもあるらしいよ』

サトシ『へぇー…すっげーなアローラ地方!今度みんなで行ってみようぜ!』

ピカチュウ『ピッカー!』


スイレン「おぉ…何か私たちがアローラを知らないって新鮮」

アセロラ「このゲームのアセロラたちは、カントー出身って設定だからね」

スイレン「でも、よく考えたら私…アシマリ持ってるけど」

アセロラ「きっとたまたまカントーに迷いこんだんだアシマリだったんだよー」ニコニコ

スイレン「雑!」

アシマリ「アウ…」
57 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/07(金) 22:29:11.41 ID:xCn/hZqc0
サトシ『じゃあ、グラジオは今からアローラ地方に帰るとこなの?』

グラジオ『ああ、その予定だ。それにしてもお前たち…』チラッ

ミミたん、ナギサ、ピカチュウ『?』

グラジオ『……フッ、なかなかいいポケモンたちを連れてやがる!背中をさすってもらった礼だ!"ヒジュツ"を教えてやる』ニッ

アセロラ『ヒジュツ〜!?』キラキラ

スイレン『なにそれ!?』

サトシ『ヒジュツかぁ……!なんかすごそうな響きだなー!』キラキラ

グラジオ『……ヒジュツは、ポケモンバトルでは使えないが…邪魔な木を切ったり、大きなものを動かしたり、空や海を渡ったり、暗闇を照らしたりと便利なポケモンの技だ』

グラジオ『見たところお前たちは旅をしている様子、きっと役に立つハズだ』ニッ

シルヴァディ『ヴァディ!』

サトシ『サンキュー!グラジオ!』

アセロラ『ありがとう!グラジオ!』

スイレン『グラジオ!なかなかやる!』

▼ミミたんはヒジュツ"ケサギリ、ミズバシリ、カガヤキ、ソラワタリ、オシダシ"を修得した


スイレン「え!?全部一気に覚えたの?」ギョッ

アセロラ「うん、ストーリーを進めやすくする為に、全部まとめてみたよ」

スイレン「リーリエのお兄さんがすっごく便利な人みたいになってる…」

アセロラ「グラジオクオリティだね」

スイレン「グラジオクオリティ…恐るべし」
58 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/07(金) 22:37:51.95 ID:xCn/hZqc0
〜下船〜

マツリカ『またね〜!』フリフリ

プリン『プリプリーン!』フリフリ

アセロラ、スイレン、サトシ『ありがとうございました〜!』フリフリ

アセロラ『サントアンヌ号!楽しかったね!』

サトシ『ああ!またグラジオやマツリカさんにも会いたいな!』

スイレン『私、さっきマツリカさんに書いてもらった絵!一生大事にする!』

ナギサ『ブイブイ!』

サトシ『へへっ!船も満喫したし、次はいよいよ!』

ピカチュウ『ピカァ!』

アセロラ『うん!クチバジムだね!』

ミミたん『キュー!』

スイレン『うぅ…私、電気タイプ苦手…大丈夫かな…』

アシマリ『アウ』
59 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/07(金) 22:55:22.29 ID:xCn/hZqc0
〜クチバジム〜

アセロラ『ミミたん!ぽかぼかスマッシュ!!』

ミミたん『キュー!!』スマーァッシュ

ライチュウ『』ドサッ

マチス『オーノォー!ライチュウ!!』オーマイガァ

アセロラ『えっへっへー♪アセロラとミミたんの勝ちだね!マチスのおじさん!』

マチス『オゥ…プリティゴーストガール!ユーはベリベリストロングねー!ミーの完敗デース!』

マチス『これはミーに勝った証のオレンジバッジとミーのサインデース!』スッ

アセロラ『サンキュー!マチスのおじさーん』ニコッ

アセロラ『えっへっへー!オレンジバッジとマチスのおじさんのサインゲットだぜ!』パチン

ミミたん『キュー!』パチン

スイレン『アセロラが勝ったんだ!私だって負けられない!』

スイレン『ナギサ!アシマリ!電気タイプなんてなんのその!目標はアセロラ以上に圧勝でこのジムをクリア!』メラメラ

ナギサ『ブイ!』

アシマリ『アウ!』

サトシ『へへっ!スイレン燃えてんな!ピカチュウ!俺たちもアセロラやスイレンに負けてられないぜ!』

サトシ『ライチュウをカントー地方の彼方までぶっ飛ばしてやろうぜ!』

ピカチュウ『ピカァ!!』メラメラ

マチス『オゥ…セイシュンと言うやつでーすネ?』

ライチュウ『ラァーイチュ』
60 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/07(金) 23:23:23.48 ID:xCn/hZqc0
その後、クチバに海水浴に来ていたカスミにディグダの穴に案内されたり、ロケット団に絡まれたてたところをマーマネに助けられたり、真っ暗な洞窟を抜けたりしたがシオンタウンに辿り着いた

スイレン「やっとシオンタウン…」

アセロラ「ホウちゃん、スイちゃん、レッツゴー!ミミたんはどう?面白い?」

ホウ「おもしろーい!ミミたんすっげー強いねー!」

ミミたん「////」テレッ

スイレン「強いを通り越してチート。これまで一度もダメージくらってないし、相手も全部一撃」

スイレン「おまけにマスターボールのお陰でポケモンゲットも百発百中」ハァ

アセロラ「レッツゴー!ミミたんは子供に優しい作りだからねー」

スイ「おばけのおねーちゃんもカッコいいよー!」

アセロラ「えへへ♪ありがとう」ニコッ

スイレン「行く先々で可愛いとか強いとか絶賛されて無双、サトシはアセロラにベタ惚れ、ライバルの私は毎度フルボッコ」ハァ

アセロラ「スイレン!このゲームの主人公はアセロラとミミたんなんだし、仕方ないよ」

スイレン「今度からはアセロラのことをなろうのプリンセスと呼ぼう。"なろうのプリンセスアセロラ"うん、いい響き」ウンウン

アセロラ「もぅ、スイレンはまったく」ヤレヤレ

ホウ「おばけのおねーちゃん、おねーちゃんはおばけのおねーちゃんが羨ましいんだよ。許してあげて?」

スイ「ここはおばけのおねーちゃんが大人になってあげて」

アセロラ「うふふ、そうだね?大丈夫!アセロラ、小さい子の扱いはなれてるからね?気にしてないよ」ニコッ

ホウ、スイ「おっとな〜〜!!」キラキラ

スイレン「」ブチッ

アシマリ「アオアオ」マァマァ
61 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/08(土) 00:07:59.14 ID:Dhza3Z8A0
〜シオンタウン〜

サトシ『ここがシオンタウン…』

アセロラ『シオンタウンはポケモンたちの魂が眠る場所…』

サトシ『ポケモンの魂が眠る場所、か…なんか…ちょっと寂しいような…おっかないような雰囲気だな…』

アセロラ『うふふ、サトシは意外と怖がりさんなんだね?』クスッ

サトシ『べ、別に怖くなんか……!』

アセロラ『ふふっ』スッ

サトシ『……なに?』

アセロラ『サトシ、怖くなったらいつでもアセロラの手を握っていいからね?』ニコッ


スイレン「…………今のやりとりいる?」イラッ

アセロラ「シオンタウンがどういう場所かの説明だからね。絶対に必要だよ」


〜ポケモンタワー〜

サトシ『これが有名なポケモンタワーかぁ』

ピカチュウ『ピカァ』

アセロラ『ポケモンたちの魂が眠る場所……野生のゴーストポケモンたちも集まってくるみたい』

サトシ『登ってみる?』

アセロラ『うん、行ってみようよ』

ミミたん『キュー』

オニーチャン キケンダ

サトシ『! ポケモンタワーの入り口で誰か揉めてるみたいだぜ!』

アセロラ『何かあったのかな?』

ホシ『でも…ホシみたもん!あのカラカラがこのタワーに入ってくとこ!』

ホシ『きっとロケット団に捕まったお母さんガラガラを探してるんだよ!』

カキ『ホシ…カラカラが心配なホシの気持ちはわかる、ホシは優しいなぁ。だが…このタワーは最近幽霊の目撃情報もある、ホシが登るのは危険だ!』

ホシ『でも……』グスッ

カキ『……ホシ、ここはお兄ちゃんに任せて……』


スイレン「今度はカキとホシちゃん」

アセロラ「もう誰が来ても驚かない自信があるよ」

スイレン「それをアセロラが言う?まぁ、でも同感」
62 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/08(土) 01:04:04.34 ID:Dhza3Z8A0
『今の話聞かせてもらったぜ!』

カキ、ホシ『!』

サトシ『へへっ!』

アセロラ『ふふっ!』

カキ『お前たちは…』

サトシ『カラカラを探してるんだろ?俺たち、丁度ポケモンタワーに登ろうと思ってたんだ!』

ピカチュウ『ピカァ!』

カキ『だが………ん?それは…ポケモン図鑑とジムバッジ!?』

アセロラ『アセロラたち、ジムを巡りながらポケモン図鑑の完成を目指してる途中なの!』

アセロラ『そ〜れに』ポンッ

ホシ『?』

アセロラ『ゴーストポケモンはアセロラとミミたんの十八番だよ!ここは、アセロラたちに任せて!ホシちゃん』ニコッ

ミミたん『キュー』

ホシ『………あのっ…!カラカラのこと…お願いしてもいいですか!?』

カキ『ホシ…』

アセロラ、サトシ『任せとけ!!』グッ

ミミたん『キュー!』

ピカチュウ『ピカァ!』


スイレン「あっ、アセロラ。ようやく主人公っぽいことしてる」

アセロラ「えー?アセロラはずっと主人公したよー」

スイレン「ごめん。そんなシーン記憶に無い」
63 : ◆KDBZo6p5dM [sage]:2018/12/08(土) 18:36:33.08 ID:yMEnRKLL0
>>62
訂正
アセロラ「えー?アセロラはずっと主人公したよー」

アセロラ「えー?アセロラはずっと主人公してたよー」
64 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/08(土) 18:46:08.13 ID:yMEnRKLL0
ポケモンタワー

サトシ『ポケモンタワー…ポケモンたちのお墓がいっぱいあるなぁ』

ピカチュウ『ピカァ』

アセロラ『ここでカントー中のポケモンたちが安らかに眠ってるんだね』

カキ『うぅ…何か寒いな…』ブルッ

サトシ『そんな格好してるからだろ?カキ……って、確かにちょっと寒いかも』ブルッ

アセロラ『んー…近くにゴーストポケモンがいるのかも知れないね』

サトシ、カキ『ゴーストポケモン!?』

アセロラ『うん、ゴーストポケモンの中には自分の周りの温度を下げるコもいるの』

カキ『なるほど、さすがはゴーストポケモンのエキスパート』フム

アセロラ『えっへん!』ドヤッ

ミミたん『キュー!』ドヤッ

サトシ『てことは、このポケモンタワーには野生のゴーストポケモンが集まってるってのも本当だったのか…』

アセロラ『うん、そうだね。図鑑の為にゴーストポケモンもゲットしておきたいけど…とりあえず今は迷子のカラカラ探しを優先しようよ』

サトシ『おう、だな』

カラー

サトシ『……ん?何か聞こえたような……』

カキ『お、おいサトシ!アセロラ!見ろ!あれは……!』

アセロラ、サトシ『!』
65 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/08(土) 18:55:34.73 ID:yMEnRKLL0
カラカラ『マァマ!』

サトシ『カラカラだ!』

カキ『あのカラカラは……!迷子のカラカラだ!』

アセロラ『見つかったんだ!良かった!』ホッ

サトシ『へへっ!じゃあ後はこのカラカラをホシちゃんに……』

タチサレー

サトシ『ん?』

ピカチュウ『ピ?』

カキ『まだ何か聞こえるぞ?』

幽霊『タチサレ〜』

アセロラ、サトシ、カキ『!?』

サトシ『あ、あれは!?』

カキ『ま、まままさか…本当に幽霊…』ガクガク

カラカラ『……………』

アセロラ『ゴーストポケモンかもしれない!サトシ!ポケモン図鑑を!』スッ

サトシ『あ、ああ……!そうだな!』スッ

幽霊『タチサレ〜』

図鑑『解析不能』ビビッ

アセロラ『そ、そんな……!?解析不能!?』

サトシ『俺の図鑑もだ!』

アセロラ『ま、まさか…じゃあ本当に……』チラッ

幽霊『タチサレ〜』

アセロラ『あなたは幽霊なの……?』タラッ

ミミたん『キュ……』

カキ『お、おい!ヤバいぞ!』

サトシ、アセロラ『!』

ボス幽霊『…………』

サトシ『で、でっかいのがきた……!』

カラカラ『マァマ…』

ボス幽霊『……タチサレ……!!』

アセロラ、サトシ、カキ『うわぁぁぁぁ!!』

……………

……

66 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/09(日) 11:09:58.63 ID:FlVUTFv50
〜シオンタウン ポケモンセンター〜

アセロラ『………うぅ…ここは…?』ムクリ

ミミたん『キュー』ムクリ

アセロラ『ここはポケモンセンター?アセロラたち……確かポケモンタワーでカラカラを見つけたと思ったらおばけに囲まれて…』キョロキョロ

ジョーイ『良かった、気がついたのね?』

アセロラ『ジョーイさん…』

ジョーイ『あなたち、ポケモンタワーの前で倒れてたのよ?心配したんだから』ホッ

アセロラ『ポケモンタワーの前で……』

アセロラ『み、みんなは!?』キョロキョロ

ミミたん『キュー!』

サトシ、ピカチュウ『zzz』スー スー

アセロラ『サトシ、ピカチュウ…良かった…』ホッ

アセロラ『とりあえず起こさなきゃ。サトシ!起きて!』ペチペチ

サトシ『ふぁっ!?』ビクッ

ミミたん『キュー!』ベチン

ピカチュウ『ピ!?』ビクッ

サトシ『あ、あれ?アセロラ?ここは?』キョロキョロ

ピカチュウ『ピカァ?』キョロキョロ

アセロラ『シオンタウンのポケモンセンターだよ。アセロラたち、幽霊にタワーから追い出されたところをジョーイさんが見つけてここまで運んでくれたみたい!』

サトシ『そ、そっか……カキとあのカラカラは?』

アセロラ『それが……見当たらないの…』キョロキョロ

サトシ『………探しにいかなきゃ!』

アセロラ『うん!だね!』

カラー

アセロラ、サトシ『!』

サトシ『外からカラカラの声が……?』
67 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/09(日) 21:09:10.52 ID:G8nwE+jF0
カラカラ『カラァラ!!』ジタバタ

ムサシ『ちょっと!暴れんじゃないわよ!』

コジロウ『ボスに言われてフジとかいう爺さんを探しにポケモンタワーに行ったはいいが…幽霊に邪魔されて進めなかったからなぁ!』

ムサシ『とりあえず代わりにこのカラカラをボスに献上しましょ!』

コジロウ『おう!そうと決まったら一旦アジトに!…こっから一番近いのはタマムシのゲームコーナーか?』

ムサシ『そうよ!さっさとこいつつれて行くわよ!コジロウ!ニャース!』

コジロウ『おう!』

ニャース『ニャー!』

タッタッタ

サトシ『カラカラが拐われた!追わなきゃ!』

アセロラ『あの人たち…確かロケット団の…』

サトシ『アジトとかタマムシとか言ってたな!今すぐ追おうぜ!アセロラ!』

アセロラ『待ってサトシ!ロケット団って言えばカントーを代表する悪い人たちだよ!そのアジトなんて危険……』

サトシ『構うもんか!』

アセロラ『!』

サトシ『ロケット団って確かポケモンに酷いことする奴らだろ!俺、そんな奴ら許せないよ!今すぐカラカラを助けなきゃ!』

アセロラ『サトシ…』

サトシ『でも、アセロラの言うとおり、危険なのも確かだよ。アセロラとミミたんはここで待っててくれ!行くぜピカチュウ』

ピカチュウ『ピカ!』

アセロラ『待ってサトシ!アセロラとミミたんも行くよ』

サトシ『え?』

アセロラ『アセロラもサトシと同じ気持ち!ポケモンに酷いことする人たちは許せないし、カラカラも助けたい!』

ミミたん『キュー!』

サトシ『アセロラ…ミミたん…』

アセロラ『それに……』


スイレン「………サトシと一緒なら怖くない」ボソッ

アセロラ「!」

スイレン「……この先…見なくてもわかる」

アセロラ「……ふふっ、正解」ニコッ
68 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/09(日) 22:57:58.66 ID:G8nwE+jF0
〜タマムシシティ〜

アセロラ『サトシ!ゲームコーナーはあそこみたい!』タッタッタ

サトシ『おう!待ってろよカラカラ!』タッタッタ

ピカチュウ『ピカァ!』

アセロラ『! ゲームコーナーの隣にあるのはタマムシジムかな?』

サトシ『ジムにも挑戦したいけど…今はカラカラが先だ!』タッタッタ

アセロラ『……うん!』ニコッ

ミミたん『キュー』

〜タマムシゲームコーナー〜

コジロウ『おいムサシー!俺たちゲームで遊んでていいのかー?』

ムサシ『大丈夫よー!カラカラは見張りに預けたし、第一あのポスターの裏にアジトに通じるボタンが隠れてるなんて誰も気づかないわよ〜』

アセロラ、サトシ『』コソッ

アセロラ『サトシ、今の話きいた?』ヒソッ

サトシ『ああ、ポスターの裏にスイッチだな』チラッ

ロケット団したっぱ『……………』

アセロラ『どうやら、あの人がアジトのスイッチを守ってるみたいだね!』

サトシ『みたいだな!だったらあいつを倒して…』

ピカチュウ『ピカァ!』パリッ

ドカーン!!

アセロラ、サトシ『!?』
69 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/09(日) 23:08:16.83 ID:G8nwE+jF0
ムサシ『ケホッ!』

コジロウ『な、なんだ今の爆発!?』

モクモク

サトシ『……うぅ!ピカチュウ、アセロラ、ミミたん!大丈夫か!?』ギュッ

アセロラ『う、うん…サトシがとっさに抱きしめて庇ってくれたから大丈夫だよ////』ドキドキ


スイレン「……アセロラ、このやりとり必要?」

アセロラ「え?だって、サトシならきっとこうしてくれると思うよ?」

スイレン「う…いや、そうかもだけど!で、でも……その…」

スイ「おねーちゃん、まーたしっとしてー」ジトー

ホウ「ゲームだよ〜?」ジトー

スイレン「ち、違うもん!////」


『あれ?あなたたちは……』

アセロラ、サトシ『!』

リリエル『何故ここにいるのですか?』

シロン『コーン!』

アセロラ『き、キミは確か…勇者リリエル!?』

サトシ『な、なんでここに!?』

リリエル『質問に質問で返さないでください』ムゥ
70 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/09(日) 23:21:47.96 ID:G8nwE+jF0
アセロラ『その…アセロラたちはカラカラがロケット団の悪い人たちに捕まったから助けに…』

リリエル『カラカラ?ひょっとしてこのコのことでしょうか?』

カラカラ『カラァラ!』ヒョコッ

サトシ『ははっ!カラカラ!』

アセロラ『えっとリリエル…なんで……』

リリエル『はい、論理的結論からいいますと、私もあなたたちと同じです!』

リリエル『カントーを拠点に悪事を働き、ポケモンや人を苦しめるロケット団にが許せなくて立ち上がったしだいです!』グッ

シロン『コーン!』

アセロラ『それで…一人でロケット団のアジトを攻めて壊滅させちゃったの!?』

リリエル『残念ながらボスの行方は掴めませんでしたが…』

アポロ『』ボロッ

サトシ『すっげー…』

ピカチュウ『ピカァ…』

ムサシ『げっ、アポロがやられてる…』ヒエー

コジロウ『今のうちに逃げとくか…』コソコソ

リリエル『このカラカラはロケット団に捕まっていたので保護しておきました』ニコッ

カラカラ『カラァラ!』

アセロラ『あ、ありがとうリリエル…』

リリエル『ふふっ、ですが…初めて会った時から思っていましたが…やはりあなたたちは私が思っていた通りの方々だったみたいです』ニコッ

アセロラ、サトシ『え?』

リリエル『……これは…カントーの平和を思う同士として、私からあなたたちへのプレゼントです。ロケット団のアジトに保管されていました』スッ

アセロラ『! これは…』

▼アセロラはリリエルからシルフスコープをうけとった


スイレン「えぇ……」

アセロラ「えぇ……」

ホウ、スイ「勇者リリエルカッコいいーー!!」キャー

ナギサ「ブイ…」
71 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/10(月) 01:27:04.33 ID:a671rBxn0
〜ポケモンタワー〜

幽霊たち『』

ドヨドヨ

アセロラ『……いくよ!ミミたん!』スチャ

ミミたん『キュー!』

カキ『なぁ、あんな双眼鏡?みたいなもので本当に大丈夫なのか?』

サトシ『んー…あれはシルフスコープって言って、本来人の目には見えないものを見れるようにする物だって言ってたよ。勇者の人が』

カキ『勇者!?』

ホシ『勇者ー!?』キラキラ

アセロラ『シルフスコープ!オン!』ピッ

ペカー

幽霊『タチサ……』ドロロ

ボンッ

ゴース『ゴース!!』

ゴースト『ゴースト!!』

カキ『す、すごい!本当に幽霊の正体が…』

アセロラ『…そっか、幽霊の正体はゴーストたちだったんだね』

ミミたん『キュー』

サトシ『アセロラ!あとは…』

アセロラ『うん!』コク

ボス幽霊『………タチサ…』ドロロ

カキ『! ボス幽霊の正体も見えていく!』

ホシ『あ、あれは……!?』
72 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/10(月) 01:44:57.32 ID:a671rBxn0
ボンッ

アセロラ『…そっか…おっきな幽霊さんの正体はキミだったんだね』

ガラガラ『ガラァ』

サトシ『ガラガラ!?』

カキ『あれは……ロケット団に捕まっていたカラカラの母親……!?』

カラカラ『マァマ!!』

ガラガラ『…………』ニコッ

キラキラ

サトシ『ガラガラが光に包まれて消えてく……?』

ピカチュウ『ピカァ…』

アセロラ『ガラガラの魂がここに留まっていたのはきっとこのコが心配だったからなんだよ』

カラカラ『カラァ…』

アセロラ『……このカラカラが元気にやってる姿を見て、お母さんガラガラの魂も安心して天に登っていく、成仏したんだ…』

ホシ『うっ…ひっぐ……!』グスッ

カキ『……泣くなホシ』ポンッ

ホシ『お兄ちゃん……』グスッ

カキ『……アセロラの言うとおりだ、お母さんガラガラはカラカラの元気な様子を見て成仏したんだ』

カキ『……だったら、こっからは生きている俺たちの役目だ。ガラガラの為にも、俺たちでこのカラカラを守っていってやろうぜ!』

ホシ『…………う"ん"!』ゴシゴシ

サトシ『へへっ』ニッ

アセロラ『ふふっ』ニコッ

ホシ『カラカラ!これからはホシたちがカラカラの家族だよ!ホシたちがカラカラを守るからね!』

カラカラ『カラァ!』ニコッ

カキ『ホシィ……立派になって…』グスッ

サトシ『最後の最後で決まらないなぁカキ…』ハハハ


ホウ「うわぁぁぁぁん!よがったよぉ!カラカラァ!ガラガラァ!」ビエーン

スイ「がんばれー!ホシちゃぁーん!」ビエーン

スイレン「うん、ここは何度見ても感動!」グスッ

アセロラ「うんうん!」グスッ

ミミたん「キュー」


ちなみにこの後アセロラとサトシたちはカキとホシと別れ、ポケモンタワー最上階に行き、ガラガラの為に祈っていたフジ老人に出会い"ポケモンの笛"を手に入れた

フジ『わしはついでか』
73 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/10(月) 23:37:02.04 ID:Z3wBD6nl0
〜タマムシシティ タマムシジム〜

エリカ『zzz』スー スー

サトシ『この人がタマムシジムのジムリーダーエリカさんかな?』

アセロラ『寝ちゃってるみたいだね?』

サトシ『エリカさーん!』

エリカ『…………ハッ!ごめんなさい!寝てしまっていたようです!』

エリカ『あの…私に何の御用でしょうか……?』

アセロラ『エリカさん!アセロラたち、タマムシジムに挑戦しにきたの!』

エリカ『そうですか…ですが、ウチのジムに挑戦して頂くには可愛いポケモンを…』チラッ

ミミたん『キュキュ?』

ピカチュウ『ピカァ?』

エリカ『かわいいぃぃぃぃぃ!!』ムギュ

ミミたん『ギュギュ…』ジタバタ

ピカチュウ『ピカァ!!』ジタバタ

エリカ『ミミッキュとピカチュウ可愛すぎです!合格!』ギュウッ

ミミたん『ギュ…』ジタバタ

ピカチュウ『ビ…』ジタバタ

アセロラ『ふっふっふ!なんたってミミたんの可愛さはカントー1だからね!』

サトシ『ピカチュウー!大丈夫かー!』

ピカチュウ『ピカピィ…』ジタバタ


スイレン「ミミッキュはアローラのポケモンなのにカントー1とは…」ムゥ

アセロラ「スイレンはすーぐそういうこと言うー」

ミミたん「キュー!」
74 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/10(月) 23:54:09.76 ID:Z3wBD6nl0
アセロラ『ミミたん!ぽかぼかスマッシュ!!』

ミミたん『キュー!!』スマァーシュ

ラフレシア『ラフー!』ドサッ

エリカ『ラフレシアー!!』

▼アセロラはジムリーダーエリカとのバトルに勝利した

エリカ『……負けましたわ…アセロラさん、ミミたん。あなたたちはその愛くるしさの中にも強さと凛々しさを秘めているのですね』フッ

アセロラ『そ、そんなことないです////』テレッ

ミミたん『キュー////』テレッ

エリカ『これは私たちに勝った証のレインボーバッジです。お受け取りください』スッ

アセロラ『ありがとうございます!エリカさん』

アセロラ『……ミミたん!』

ミミたん『キュー!』コク

アセロラ『レインボーバッジ!ゲットだぜ!』パチン

ミミたん『キュー!』パチン

エリカ『ふふっ。アセロラさん、ミミたん。よろしければ私とお友達になって頂けませんか?』

エリカ『私、個人的にアセロラさんとミミたんのことをとても気に入りました』ニコッ

アセロラ『エリカさん……はい!こちらこそ喜んでお願いします!』ニコッ

ミミたん『キュー!』

キャッキャッ

サトシ『すっげーなアセロラとミミたん!あんな可憐な人に気に入られるなんて…』

ピカチュウ『ピカァ…』

サトシ『……っと、いっけね!次は俺たちの番だ!』

サトシ『エリカさん!次、ジム戦俺たちお願いします!』

ピカチュウ『ピカァ!』


スイレン「ねぇ、アセナロウ」

アセロラ「あ、アセナロウってなによ!」

スイレン「もうこれからバトルはカットでいいんじゃない?どうせ一撃チートでしょ?」

アセロラ「スイレーン?ポケモンバトルっていうのは、何が起こるかわからないから面白いんだよー?」フフフ

スイレン「今のところ、何か起こった覚えもないし、どうせ一撃でバトル終了でしょ?このミミたん」
75 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/11(火) 00:08:18.35 ID:pKuaHV2i0
その後、アセロラとサトシは次のジムがあるセキチクシティに向かう途中、道を塞いでお昼寝しているカビゴンに出会った

フジ『寝ているポケモンはポケモンの笛を吹くと目を覚ましますよ』

▼アセロラはポケモンの笛を吹いた

▼カビゴンが目を覚まし襲ってきた

カビゴン『カビー!!』グオー

▼カビゴンはオーラで防御力を高めている

フジ『ポケモンの中には、戦闘不能にしてからでなくてはゲットできないポケモンもいます』

アセロラ『ミミたん!ぽかぼかスマッシュ!』

ミミたん『キュー!!』スマァーシュ

カビゴン『』ドサッ

サトシ『アセロラ!カビゴンが戦闘不能になった!ゲットできるぜ!』

アセロラ『うん!いっけー!ヘビーボール!!』ポイッ

カビゴン『カビ!』ゴツン

シュウ

ヘビーボール『』ウニウニ ウニウニ ポーン

サトシ『やったな!アセロラ!』

アセロラ『うん!カビゴン!ゲットだぜ!』ニコッ

ミミたん『キュー!!』


ホウ、スイ「やったー!!カビゴンゲットだぜー!!」

アセロラ「ふふふ、ホウちゃんもスイちゃんも上手だね?」ニコッ

スイレン「うん!」ニコッ

アセロラ「ホウちゃん!スイちゃん!カビゴンのニックネーム決めてもいいよ?」

ホウ「ほんとー!ありがとう!おばけのおねーちゃん!」キラキラ

スイ「なににしよーかな?カビゴンでしょ?ここはやっぱり………」ウーン

ホウ、スイ「スイレンで!!」

スイレン「………ホウ?スイ?」ギロッ

ホウ、スイ「………う、うっそだよー…」ハハハ

スイレン「………まったく…」ハァ

アセロラ「……えーっと、"スイレン"……と…」ポチポチ

スイレン「おい」

アシマリ「アウ…」ハァ
76 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/11(火) 22:04:10.96 ID:q1PVVLiK0
〜セキチクシティ〜

ガルーラ『ガルー』

ケンタロス『モー!』

アセロラ『えへへ!セキチクシティにとうちゃーく♪』

ミミたん『キュー!』

サトシ『アセロラ!早くセキチクのジムリーダーに挑戦しようぜ!』ウズウズ

ピカチュウ『ピカァ!』

アセロラ『もぅサトシー!ジム戦もいいけど、たまにはゆっくり街の観光とかもしようよー!』


スイレン「サトシの言うとおり。早くジム戦やってとっととこのゲーム終わらせて」

アセロラ「えー?こっからが楽しいとこなのにー!」

スイ「ねぇねぇ!おばけのおねーちゃん!あのおっきな建物はなにー?」

アセロラ「おっ?スイちゃん!目の付け所がいいね!あの建物はね?」ウフフ

ホウ、スイ「」ワクワク

アセロラ「"エーテルパーク"だよ!」

ホウ、スイ「エーテルパークー!?」キラキラ

スイレン「出た。ミミたんバージョン恒例の珍設定」ハァ

ナギサ「ブイ!」
77 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/11(火) 22:21:10.05 ID:q1PVVLiK0
〜エーテルパーク〜

ビッケ『エーテルパークへようこそ』ニコッ


ホウ「おばけのおねーちゃん!エーテルパークってなにするとこなのー?」ワクワク

アセロラ「うふふ♪ここにカゲボウズが入ったモンスターボールがあります」スッ

スイレン「! まさかアセロラ!」

アセロラ「その"まさか"かな?スイレン。このモンスターボールとスイッチをペアリングさせてっと……」ピッ

スイレン「モンスターボールとスイッチをペアリング!?」

アセロラ「はいOK!あとは…ホウちゃん、スイちゃん。このエーテルパーク1ってところを選択してみて?」

ホウ、スイ「」ワクワク ピッ


カゲボウズ『カゲー』


ホウ、スイ「あーっ!おばけのおねーちゃんのカゲボウズがいるー!!」

アセロラ「うふふ、あとはいつも通りエンカウントして捕まえるだけだよ?」ニコッ

ホウ「よーし!カゲボウズゲットだぜー!」

スイ「スイがゲットするのー!」

スイレン「こらっ、ケンカしない!」

アセロラ「うふふ」ニコニコ

スイレン「それにしても…モンスターボールと連動なんて、認めたくないけどすごい」

アセロラ「まーね?」

スイレン「それに…通常のピカブイはカントーのポケモンかアローラの姿だけなのに、カゲボウズを連れてこれるなんて…」

アセロラ「レッツゴー!ミミたんは今までのポケモン全部連れてこれる仕様だからね?」

スイレン「レッツゴー!ミミたん。恐るべし…」ムゥ

アセロラ「ふっふっふー!」ドヤッ

スイレン「これでアセロラじゃなくて、私が主人公なら神ゲーの予感」ボソッ

アセロラ「なんか言った?スイレン」
78 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/11(火) 22:35:05.28 ID:q1PVVLiK0
〜セキチクジム〜

キョウ『ふふふ、小娘と侮ったが…見えない壁の罠をくぐり抜け、ここまで来るとはなかなかやるでゴザル』

アセロラ『忍者のおじさん!これでアセロラからの挑戦、受けてくれるよね!』

ミミたん『キュー!』

キョウ『よかろう!拙者はセキチクジムリーダーの毒使いキョウ!』

キョウ『妖使いの娘よ!忍びの極意……とくと味わっていくでゴザル!ゆけっ!マタドガス!』

マタドガス『マァータドガース』

アセロラ『お願い!ミミたん!』

ミミたん『キュー!!』

キョウ『マタドガス!えんまくだ!』

マタドガス『マァータドガース!』プシュー

モクモク

アセロラ『………!えんまくで何も…』ケホッ

ミミたん『キュー…』

キョウ『続いてどくどく!!』

マタドガス『マァータドガース!!』ピュッ

ベチャ

ミミたん『キュー……』ジュウウ

アセロラ『! ミミたん!!』

▼ミミたんは猛毒じょうたいになった


スイレン「! ここに来てミミたんが初ダメージ!?」

ホウ、スイ「うわぁぁぁん!!ミミたーん!」

ミミたん「キュー…」ゴクリ
79 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/11(火) 22:44:18.28 ID:q1PVVLiK0
アセロラ『ミミたーん!!』

ミミたん『ギュ…』ドクドク

キョウ『ふふふ、どくどくの猛毒は普通の毒とは違う』ニッ

キョウ『その猛毒は徐々にポケモンの体を蝕み、ダメージを蓄積させ、ひんしに追い込む』

ミミたん『ギュ…』ドクドク

キョウ『妖使いの娘よ。ポケモンのことが大事ならば、降参をおすすめするでござる』

アセロラ『ミミたん……』

ミミたん『…キュ……』チラッ

アセロラ『』グスッ

ミミたん『……………キュー!!』パァー

▼ミミたんはアセロラを心配させまいと自力で毒をふりはらった

キョウ『なんだと!?』

アセロラ『ミミたん!』

ミミたん『キュー!』グッ


ホウ、スイ「ミミたーん!」ウルウル

アセロラ「うんうん!これもアセロラとミミたんの絆のチカラが為せる技だね!」

ミミたん「キュー!」グッ

スイレン「わ、私とアシマリやナギサだってそれくらいできるもん!」

アシマリ「アウ////」テレッ

ナギサ「イッブイ!」
80 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/11(火) 23:00:19.61 ID:q1PVVLiK0
アセロラ『ミミたん!シャドークロー!!』

ミミたん『ギュ―!!』ギラン

キョウ『……くっ!マタドガス!まも……』

ミミたん『キュー!!』スッ

キョウ『……くっ!疾い……!』

ズバッ

マタドガス『』ドサッ

キョウ『………見事…』フッ

▼アセロラはセキチクジムリーダーキョウに勝利した

キョウ『……アセロラ殿、ミミたん。そなたらの実力、そして絆のチカラ…見せてもらったでゴザル』

キョウ『天晴れ!そなたらこそ、このピンクバッジに相応しき者たちよ!』スッ

アセロラ『ありがとう!忍者のおじさん!』スッ

アセロラ『………ミミたん!』

ミミたん『キュー!』コクッ

アセロラ『えへへ!ピンクバッジ!ゲットだぜ!』パチン

ミミたん『キュー!』パチン

キョウ『新しき時代の子らよ…そなたらの切り開く先の時代が楽しみでゴザル』フッ

▼その頃のサトシ

サトシ『ピカチュウ!キョウさんとアセロラが見える!きっとこっちだぜ!』タッタッタ

ピカチュウ『ピカァ!』

サトシ『げふっ!』ドカッ

▼見えない壁に苦戦していた

ピカチュウ『ピカピィ…』
81 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/12(水) 01:53:36.50 ID:xUuGto0i0
▼アセロラとサトシは道中、色違いのポニータをゲットしたりしながらも次なるジムのある街、ヤマブキシティに来ていた

〜ヤマブキシティ 格闘道場〜

アセロラ『ミミたん!ぽかぼかスマッシュ!!』

ミミたん『キュー!!』スマァーシュ

ニョロボン『ニョロ』ドサッ

空手大王『ぬわぁぁぁ!!ニョロボーン!!』

アセロラ『えっへっへー!アセロラとミミたんの勝ちだね!空手大王のおじさん!』

空手大王『ぐぬぬ…これだからゴーストだのエスパーだののポケモンを使う女は嫌いなんじゃあ!!』

アセロラ『ひっどーい!!そんな言い方ないよー!』プンプン

ミミたん『キュー!』プンプン

空手大王『うぅ…後生だから道場の看板だけは……』グスグス

アセロラ『えーと、その……アセロラ、別に看板が欲しいとかじゃないから、泣かないでよおじさん!』アセアセ

空手大王『ゴースト使いの癖に優しい娘じゃあ……!!』ウルウル

アセロラ『アハハ……』

空手大王『ならかわりにこの二匹の内、好きなポケモンを片方やる!持っていけ!』

エビワラー『エビ!』

サワムラー『サワ!』

アセロラ『ほんとー?ありがとう!おじさん!』ニコッ

空手大王『天使じゃ////』ポッ

アセロラ『えーと、なら……エビワラー!キミに決めた!』ビシッ

エビワラー『エビー!』グッ

サワムラー『』ガクッ

アセロラ『えっへっへー!よろしくね?エビワラー!』ニコッ

エビワラー『エビエビ!』

サトシ『いいなぁ!アセロラ…』

サトシ『空手大王さん!俺とバトルしてください!んで、俺が勝ったらサワムラーください!』

空手大王『えぇ……』

ピカチュウ『ピカピィ』

▼その後、サトシは空手大王とのバトルに勝利し、サワムラーをゲットした


ホウ、スイ「結局両方ゲットするんかーい!」ビシッ

アシマリ「アオ」

スイレン「どちらかといえば、アセロラは天使というより小悪魔」
82 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/12(水) 23:11:22.77 ID:UXUzW52+O
サトシ『へへっ!次はいよいよヤマブキジムに挑戦だな!』

アセロラ『うん!この勢いに乗ってジムリーダーも倒しちゃおうよ!』

ミミたん『キュー!』

サトシ『! アセロラ!ヤマブキジムの前見ろよ!』

アセロラ『! あの人は!』

ロケット団したっぱ『……………』

アセロラ『あの格好……確か、ロケット団?』

サトシ『カラカラを拐ったやつらの仲間か!何でヤマブキジムの前に…?』

アセロラ『……てゆーか…』チラッ

ロケット団したっぱたち『』ゾロゾロ

アセロラ『……ヤマブキシティの街中にロケット団の人たちがたくさん?なんで……?』

サトシ『……何でロケット団がいるのかわかんないけど、あいつら悪いやつらだろ!よし、とりあえずあのロケット団を倒してジムの前からどいて……』

アセロラ『! ま、待ってサト……』

『待ってください!』

アセロラ、サトシ『!』

リリエル『お久しぶりですね?アセロラ、サトシ、ミミたん、ピカチュウ』ニコッ

シロン『コーン!』

サトシ『いっ!?勇者リリエルとシロン……?』

アセロラ『なんでここに?』

『サトシ!アセロラ!』

アセロラ、サトシ『!』

スイレン『ようやく会えた!』

ナギサ『ブイ!』

サトシ『スイレン!ナギサ!』

アセロラ『ロケット団にリリエル……スイレン…いったいどうなってるの??』

ミミたん『キュー』

リリエル『……場所を変えましょうか?』


ホウ、スイ「勇者リリエルだーー!!」キラキラ

アセロラ「ホウちゃんとスイちゃんは勇者が大好きなんだねー?」ニコッ

ホウ「うん!だってカッコいーもん!」

スイ「スイも勇者になりたーい!」

スイレン(私、久々に登場。しかもちょっとカッコいい登場の仕方……少し期待)ドキドキ

ナギサ「イッブイ!!」ワクワク
83 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/12(水) 23:26:13.87 ID:Dp5u3GyV0
アセロラ『えぇ!?それじゃあスイレンはリリエルと旅を?』

スイレン『うん、タマムシのジム戦を終えたところでたまたま会って…』

リリエル『スイレンもあなた方同様図鑑集めとジム巡りの旅をしていると聞きましたので…』

スイレン『それで、リリエルもヤマブキに用があるって聞いたから…私もヤマブキのジムに挑戦するつもりだったし、丁度いいかなって』

ナギサ『ブイ』

スイレン『それで、ヤマブキに来たはいいものを、ジムに挑戦しようにもあの有り様…』ハァ

サトシ『俺たちと同じかぁ』

アセロラ『……ねぇ、リリエル!リリエルはヤマブキに何の用があるの?』

リリエル『論理的結論からいいますと、シルフカンパニーに少し用が…』

サトシ『シルフカンパニー?』

スイレン『……ねぇ、アセロラ。バッジ何個になった?』

アセロラ『! 5個だよ!スイレンは?』

スイレン『私も5個!さっきセキチクのジムをクリアしたとこ!』

スイレン『アセロラ!私とバトルして!』

アセロラ『!』

サトシ『おっ!バトルか?』ワクワク

リリエル(ポケモンバトル…これはアセロラの強さを見るいい機会ですね?)

リリエル(少しの間ですが、スイレンの強さは一緒に旅をしていた中で見てきました。そして、そのスイレンをもってして"強い"と言わせるアセロラの強さ…気になります!)

リリエル『アセロラ、私からもお願いです。アセロラの強さ、見せてください!』

アセロラ『うん!わかったよ!バトルしよう!スイレン』
84 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/12(水) 23:43:21.58 ID:Dp5u3GyV0
スイレン『アセロラ!今までの私と一緒にしたら大怪我、大惨事!』

アセロラ『それはアセロラのセリフだよ!スイレン!』

サトシ『二人とも!ゼンリョクで頑張れよー!』

▼ライバルのスイレンがポケモンバトルをしかけてきた

スイレン『いけっ!カメックス!』

カメックス『カメー!』

アセロラ『でぶたん!お願い!』

でぶたん(カビゴン)『カビー!』

スイレン『カメックス!ハイドロポンプ!!』

カメックス『カメー!!』ドピュー

アセロラ『でぶたん!かわして!』

てぶたん『カビ』ヒョイッ

スイレン『!? あの巨体で避けた!?』

アセロラ『でぶたん!メガトンパンチ!!』

てぶたん『カビー!!』バキッ

カメックス『』ドサッ

リリエル『! あのカメックスを一撃!?』

スイレン『……オニシズクモ!!』ボンッ

オニシズクモ『クモー!!』

サトシ『オニシズクモだって!?』

リリエル『あれは私がセキチクのエーテルパークでスイレンに譲ったシズクモが進化した姿です』

リリエル『スイレンは譲ってから短期間とはいえ、かなり鍛えてましたからね。一筋縄ではいきませんよ?』ニッ

アセロラ『ポニたん!だいもんじ!!』

ポニたん(色ポニータ)『ポニー!!』ボボボ

オニシズクモ『ギャー』ドサッ


ホウ、スイ「一撃だー!!」キラキラ

スイレン「ねぇアセロラ」

アセロラ「なに?」

スイレン「アセロラすげーする為だけに私を無駄に持ち上げるやめて。虚しくなる」

アセロラ「そ、そんなつもりはないの!だってスイレンはアセロラのライバルだから…」

アセロラ「それに、ポケモンバトルはまだ始まったばっかり!まだ何が起こるかわからないよ!」

スイレン「予言しよう。こっから先も全て一撃で決まる」
85 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/12(水) 23:57:20.17 ID:Dp5u3GyV0
スイレン『……まだまだ!アシレーヌ!!』ボンッ

アシレーヌ『アシー!!』


ホウ、スイ「アシレーヌだー!!」キラキラ

アシマリ「アウー!!」キラキラ


アセロラ『カゲボウズ!10万ボルト!』

カゲボウズ『カゲー!!』バリバリ

アシレーヌ『』ドサッ


ホウ、スイ「アシレーヌー!!」

アシマリ「アウー!!」ウルウル


スイレン『ナギサ!こっから6タテ!』

ナギサ『ブイ!』

アセロラ『ミミたん!ぽかぼかスマッシュ!』

ミミたん『キュー!!』スマァーッシュ

ナギサ『』ドサッ

スイレン『ナギサー!!』

▼ライバルのスイレンとのバトルに勝利した

スイレン『………くっ!』ガクッ

アセロラ『へっへー!やったぜミミたん♪』

ミミたん『キュー!』

リリエル(あのスイレンを寄せ付けないとは……アセロラ、予想以上の強さです)ゴクリ

サトシ『いいバトルだったぜ!』ニッ

ピカチュウ『ピカァ!』


スイレン「予言的中。残念無念」プクー

アセロラ「スイレーン!何度も言うようだけど、これはアセロラとミミたんが主役のゲームだし…」

ホウ「そうそう!」

スイ「これくらいで怒るなんて、おねーちゃんこどもー!」

スイレン「子供だもん」プクー

アシマリ「アウ」
86 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/13(木) 00:18:59.18 ID:B7voPpkf0
〜シルフカンパニー〜

アセロラ『え!?シルフカンパニーがロケット団に占拠されてる?』

リリエル『はい、そうです』コクリ

サトシ『なるほど…それでヤマブキの街中にロケット団のやつらがいっぱいいたのか…』

スイレン『シルフカンパニーといえば世界にも名が轟く、カントーの大企業。それを占拠なんて、ロケット団大胆』

リリエル『ここはタマムシとは違い、ロケット団の本隊が来ている可能性があります。私一人ではさすがに手を焼きそうなんです』

リリエル『そこで…あなた方の強さを見込んでお願いがあります!もしよろしければ……シルフカンパニーをロケット団の手から救い出すのを手伝って頂けませんか?』

シロン『コーン!』

アセロラ『アセロラたちが?』

リリエル『はい、本来ならばセキエイにいる仲間たちを呼んでと思っていたのですが…生憎皆出払っていて連絡がつかず…事態は急なものでして…』

サトシ『セキエイの仲間?』

リリエル『……これは危険なミッションです。勿論無理にとはいいません…嫌ならば断って頂いて全然構わな……』

サトシ『へへっ!俺たちに任せてくれよリリエル!』

スイレン『ポケモンを使って悪いことをするロケット団、絶対に許せない!』

アセロラ『リリエル!当然、アセロラたちもロケット団を懲らしめるのに協力するよ!』

リリエル『みなさん……』

サトシ『………へへっ!そうと決まったら…』スクッ

サトシ『シルフカンパニーに突撃だー!!』

ピカチュウ『ピカァ!!』

アセロラ、スイレン『おーっ!!』

リリエル『あぁっ!ちょっと待ってください!せめて作戦を……!!』

シロン『コン…』ハァ
87 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/13(木) 00:39:33.49 ID:B7voPpkf0
▼その後リリエルと愉快な仲間たちは

ロケット団したっぱ『…こ、この数相手に……』ガタガタ

リリエル『……………』

ロケット団したっぱ軍団『』カチコチ

シロン『コーン!』

ロケット団したっぱ『………化物かこの女…』ガタガタ

リリエル『……論理的結論からいいますと……女の子相手に化物呼ばわりとは失礼ですよ!』オコリーリエ

▼シルフカンパニーでロケット団に相手に大暴れをし

サトシ『ピカチュウ!10万ボルト!』

スイレン『ナギサ!いきいきバブル!』

ピカチュウ『ピカァ!』バリバリ

ナギサ『イッブイ!』プクプク

アーボック、マタドガス『』ドサッ

ムサシ、コジロウ『やなカンジィィ!!』

▼そして

アセロラ『ミミたん!ぽかぼかスマッシュ!』

ミミたん『キュー!』スマァーッシュ

ウツロイド『』ドサッ

マトリ『ば、馬鹿な!?ウルトラビーストが一撃で!?』

アセロラ『さぁ、ロケット団のお姉さん!観念してね!』プクー

ミミたん『キュー!!』プクー

マトリ『…………くっ!』

▼見事シルフカンパニーをロケット団の魔の手から救いだした
88 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/13(木) 00:53:27.26 ID:DEfqYStDO
リリエル『残念ながらロケット団のボスの行方は掴めませんでしたが…何とかシルフカンパニーを…ヤマブキをロケット団の魔の手から救い出すことができました』

リリエル『これもあなたたちのお陰です。ありがとうございました、アセロラ、スイレン、サトシ』ニコッ

シロン『コーン!』

アセロラ『えっへっへー!アセロラたちは当然のことをしたまでだよ!リリエル!』

スイレン『これくらい楽勝!』

サトシ『また何かあったら言ってくれよ!』

リリエル『ふふっ、頼もしいですね?これは私からの細やかなお礼です』スッ

アセロラ『! これは……?』

▼アセロラはリリエルからウルトラボール×99をうけとった

リリエル『……私はこれから引き続きロケット団のボスの行方を追います。あなたたちなら大丈夫でしょうが…ヤマブキのジム戦、がんばリーリエです!』ニコッ

リリエル『……それでは……また会う日を楽しみにしています!いきますよ!シロン!』クルッ

シロン『コーン!』クルッ

タッタッタ

アセロラ『……リリエル…いったい何者なんだろうね?』

スイレン『……自称勇者…いい人だけど……ちょっと変わった人』

サトシ『……へへっ!次会う時が楽しみだな!』ニッ


ホウ、スイ「リリエルカッコいいー!!」キラキラ

スイレン「なんか…リーリエの扱いがかなりVIPなんだけど。それに、ウルトラボールとか貰っても使い道あるの?」

アセロラ「うーん……その辺はアセロラもノータッチだからねー…」

スイレン(……まぁ、でも…正直無双するのも悪くない気分)ウンウン

ナギサ「イッブイ!」
89 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/13(木) 19:46:20.49 ID:zMghqUck0
〜ヤマブキジム〜

オオオ……

人形少女『やっぱり来たのね。予感がした』

アセロラ『……え?あの子は…?』

スイレン『……?ジムリーダーはあっちのお姉さんじゃないの?』チラッ

ナツメ『……』

人形少女『何気に投げたスプーンが曲がって以来、ナツメちゃん、エスパー少女なの』クスクス

スイレン『エスパー少女?』

アセロラ『……!スイレン!あの子!』

スイレン『え?』

人形少女『クスクス』

アセロラ『お人形さんだよ!』

スイレン『な!?』

人形少女『アハハハハ』

ナツメ『……』

スイレン『ど、どういうこと?人形が喋るわけない!腹話術かなにか?』

アセロラ『アセロラに聞かれても…』

人形少女『……パパもママも友達も…みんなナツメちゃんのチカラを恐がって逃げていく…だからナツメちゃん、お友達がほしいの』クスン

ナツメ『……』コクッ

アセロラ『お友達……?』

人形少女『……もしこのバトル…ナツメちゃんが勝ったら…あなたたち、ナツメちゃんのお友達になってあげて』ゴソゴソ

人形少女『この子みたいに』スッ

人形サトシ『お、俺…いったいどうなってんだ!?』

アセロラ、スイレン『サトシ!?』

人形サトシ『? アセロラとスイレンがでっかくなってる?』

人形少女『ケタケタ』


スイレン「! サトシがフィギュアに!?」ガタッ

ホウ「お、おねーちゃんのボーイフレンドがお人形さんになってる!?」ガタガタ

スイ「あ、あの喋る女の子のお人形さん、この前のおばけ屋敷より怖いよー!」ガタガタ

アシマリ「アウー!」ヒエー
90 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/13(木) 20:09:36.42 ID:zMghqUck0
人形少女『ウフフ♪私とナツメちゃんに勝ったらゴールドバッジもあげるし、この子も人形から解放してあげるわ』ヒョイッ

人形サトシ『アセロラー!スイレンー!』ジタバタ

スイレン『サトシ!』

人形少女『……その代わり、私とナツメちゃんが勝ったら……このドールハウスの中であなたたちもオトモダチとして一生アソんであげるわ♪キャハハハハ』コト

アセロラ『……許さない』ギリッ

ナツメ『……』ポイッ

ボンッ

フーディン『フー!』

アセロラ『……フーディン…』

人形少女『ルージュラ!』ポイッ

ルージュラ『ジュラァ』ユラユラ

スイレン『それにルージュラ』

ナツメ『……』ペカー

メガフーディン『フー!!』シュオオ

アセロラ『……メガシンカした…』

人形少女『……バトルのルールは"ダブルバトル"でどう?』ケタケタ

ナツメ『……』

スイレン『ダブルバトル、か…その人形が腹話術なのかなんなのか知らないけど』ポイッ

アシレーヌ『アシー!』

アセロラ『受けて立つよ!』ポイッ

カゲボウズ『カゲー!』

人形少女『クスクス』

スイレン『アセロラ、ひとつ忠告!怖いなら私に任せてもいいよ』

アセロラ『まっさかー?こうみえてもアセロラ、ゴーストポケモンのエキスパートだよー?』

スイレン『安心した。ならやることは一つ!』ニッ

アセロラ『だね!』グッ

アセロラ、スイレン『サトシを助けてゴールドバッジもゲットする!!』

アセロラ、スイレン『ナツメちゃん!あなたに勝つ!!』ビシッ

カゲボウズ『カゲー!』

アシレーヌ『アシー!』

人形サトシ『アセロラ…スイレン……』

人形少女『クスクス』

ナツメ『…………』
91 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/13(木) 22:40:52.53 ID:zMghqUck0
▼ヤマブキシティでナツメとのダブルバトルに見事勝利し、サトシを救いだしゴールドバッジをゲットしたアセロラとスイレン

▼また、このバトル中色々あってナツメが笑顔を取り戻しメデタシメデタシなのだった

〜20番水道〜

ドババババ

アセロラ『ヒジュツ"ミズバシリ"最高だね!ミミたん!』

ミミたん『キュー!!』ドババババ

アセロラ『ミミたん!そのミミたん専用のサーフボード、とっても可愛いよ』ニコッ

ミミたん『キュー////』テレッ

スイレン『サトシ!アシレーヌの乗り心地はどう?』

ナギサ『ブイブイ♪』

アシレーヌ『アシー』スイー

サトシ『ああ、すっげー乗り心地いいよ!スイレン!アシレーヌ!』

ピカチュウ『ピカァ!』

スイレン『////』テレッ


スイレン(あっ、これ、なんか私とサトシがデートしてるみたいでいい////)ポッ

アセロラ(こんなシーン頼んだ覚えないんだけどなー)イラッ


サトシ『…………』

アセロラ『どうしたのサトシ?なんか元気ないみたいだけど…』

サトシ『いや……ヤマブキでのこと……俺、アセロラとスイレンに助けて貰った上に、お情けでゴールドバッジ貰ったみたいで、何か情けなくて……』

アセロラ『……なーんだ、そんなことで悩んでたんだー』

サトシ『そ、そんなことって…』アセアセ

スイレン『サトシ!あの時はサトシがたまたま人形にされただけ!もしアセロラが人形になってても結果は同じだった!』

アセロラ『そうだよサトシ!スイレンが人形にされてたってアセロラとサトシでダブルバトルしてスイレンを助けてたよ!だから気にしないでサトシ!』ニコッ

サトシ『アセロラ…スイレン……』

アセロラ『それに……サトシだってあの後ナツメちゃんとバトルしてバッジをゲットしてたでしょ?』

スイレン『そうそう!サトシだってナツメちゃんに勝って正々堂々バッジをゲットしてた!だから、胸を張って!』ニコッ

サトシ『…へへっ!サンキュー!二人とも!』ニッ

アセロラ『うんうん!』ニコッ

スイレン『やっぱり太陽みたいに元気な方がサトシらしい』ニコッ

ピカチュウ『ピカァ!』


スイレン「…………………」

スイレン(いっつも元気なサトシも勿論いいけど…)

スイレン(……涙目で落ち込んでるサトシもこれはこれで…)ゴクリ

アセロラ「スイレン」ポンッ

スイレン「」ビクッ

アセロラ「うんうん、わかるよスイレンが考えてること!」

アセロラ「なんてゆーか…これはこれですっごく可愛いよねー?」ニコニコ

スイレン「あ、アセロラと一緒にしないで!////」

ホウ「ホウたちにはわからない世界だねー」

スイ「もう少しおっきくなればわかるのかなー?」
92 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/13(木) 22:54:57.22 ID:zMghqUck0
▼アセロラたちは次なるジムのある島"グレンタウン"に向かう途中、双子島を通り、なんだかんだあって伝説のポケモンフリーザーをゲットした

アセロラ『あー、そういえばスイレン』

スイレン『なに?』

アセロラ『さっきナツメちゃんとLINEで話してたんだけどね?』

スイレン『アセロラ、ちゃっかりナツメちゃんのLINEゲットしてたんだ』

アセロラ『ポケモンリーグが終わったら集まってゆっくりお茶しようって話になったの!』

スイレン『お茶会……いいね!』

アセロラ『うん!あっ、そうだ!どうせならエリカさんも呼ぼっかな?』

スイレン『じゃあ、私はカスミ誘ってみる!』

アセロラ『いいね!リーグが終わったらみんなで集まろうよ!』

スイレン『レッツゴー!カントー女子会!』オー

アセロラ『リリエルも誘ってみる?』

スイレン『うん、いいと思う!…………あっ、そういえば私、リリエルの連絡先知らなかった』

アセロラ『よぉく考えたら、アセロラも知らないよ』

ワイワイ

サトシ『女子会かぁ……』

ピカチュウ『ピカァ』

アシレーヌ『アシー!』

サトシ『ん?どうしたアシレー………あーっ!』

サトシ『スイレン!アセロラ!』

アセロラ、スイレン『!』

サトシ『グレンが見えてきたぜ!』
93 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/13(木) 23:24:08.59 ID:zMghqUck0
〜グレンタウン〜

〜ポケモン研究所〜

変な博士『それじゃあ、化石復元までは少し時間がかかるから、その辺ブラブラしてるとヨロシ』

アセロラ、スイレン、サトシ『お願いしまーす!!』

サトシ『へへっ!にしてもさ!グレンに化石を研究してるところがあってラッキーだったな!』

アセロラ『うん!あの化石がどんなコになるのか楽しみだね!ミミたん!』

ミミたん『キュー』

サトシ『にしても…スイレンまで化石をゲットしてたとはなー』

スイレン『うん、ニビでゲットした!コハクの化石!』

アセロラ『それじゃあ…化石の復元まで少し時間がかかるみたいだし、ジムに挑戦でも…』

『おぉー!!それはーー!!』

アセロラ、スイレン、サトシ『!』

カツラ『ポケモン図鑑とジムバッジ!!』

カツラ『もしかしてキミたち……ポケモン図鑑を集めながらポケモンリーグに出場する為にバッジを集めてるのかね?』

サトシ『えっと……そうだけど……』

アセロラ『……おじさん…誰?』

スイレン『なんか暑苦しい人…』

カツラ『………オホン、何を隠そうわしこそが……』

アセロラ、スイレン、サトシ『?』

カツラ『このグレンタウンジムのジムリーダー!炎のように熱く燃える男、カツラであーる!!』

アセロラ、スイレン、サトシ『えーー!?』

ピカチュウ『ピカァ』
94 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/13(木) 23:38:00.94 ID:zMghqUck0
アセロラ『お、おじさんがグレンジムのジムリーダー!?』

サトシ『マジ!?』

カツラ『マジであーる!!』エッヘン

スイレン『胡散臭い』ジトー

カツラ『う、胡散臭くはない!ほれっ!』チラッ

スイレン『! それは、グレンのジムを突破した証"クリムゾンバッジ"!?』

アセロラ『えっ!?それじゃあ、おじさん…本当にジムリーダーなの!?』

カツラ『だから何度もそう言っている!まったく、最近のジャリボーイ&ジャリガールは…』ブツブツ

サトシ『すっげー!本物かよ!』キラキラ

サトシ『カツラさん!俺たちとジム戦してください!』

カツラ『嫌じゃ』ベー

サトシ『え!?』

アセロラ『な、なんで!?カツラのおじさん!』

スイレン(自分から話を振っといて嫌って……)

カツラ『………ふふふ、わしは面白くないやつとはジム戦はせん』

アセロラ『お、面白くないやつ!?』

サトシ『スイレン!カツラさんがウケるようなギャグもってないか!?』

スイレン『え!?』

カツラ『………だが、キミたちにジム戦のチャンスをやろう』ニヤッ

アセロラ『チャンス?』

カツラ『………今からわしはグレンジムに帰り、中から鍵をかけて誰にも入れない状態にしておく』

スイレン『ジムの中から鍵を?』

サトシ『いったいどういうこと?』

カツラ『………そして、ジムの鍵はそこから見える…』チラッ

アセロラ、スイレン、サトシ『!』

カツラ『ポケモン屋敷のある場所に隠してきた』

カツラ『わしとジム戦をしたければ、ジムの鍵を見つけてくることだな。ジャリボーイ&ジャリガールよ』ニヤッ
95 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/14(金) 00:22:41.06 ID:71HPmnjG0
〜ポケモン屋敷〜

サトシ『おっ!あったぜ!ジムの鍵!』

ピカチュウ『ピカァ!』

スイレン『サトシ!ナイス!』グッ

ナギサ『ブイッ!』

サトシ『へへっ!これでカツラさんとジム戦ができるぜ!』

スイレン『グレンのジムは炎ポケモン専門のジムだって聞いた!』

スイレン『水ポケモン使いの私は有利!アセロラ、悪いけど今回は私が先に……』チラッ

アセロラ『…………』

スイレン『……アセロラ?』

アセロラ『え?な、なに?スイレン?』

スイレン『……アセロラ、様子変』ジトー

サトシ『どうしたんだアセロラ?何か考えごとか?』

アセロラ『……ねぇ、ここに入ったときから思ってたんだけど…ここって昔何かの研究をしてたのかな?』

サトシ『研究……?あー、そういえばそんな雰囲気あるかもなー』ポンッ

サトシ『野生のベトベターやベトベトン、それにメタモンも出てきたし…』

スイレン『ベトベターやベトベトンはともかく、メタモンって関係あるの?』

アセロラ『……………』

アセロラ『ねぇ、サトシ。フジさんって人覚えてる?』

サトシ『フジさん?確か……シオンタウンでカラカラの為に祈ってた人?』

アセロラ『うん、そう!そのフジさん!』

サトシ『あの人いい人だよなー!ポケモンに優しいし、ポケモンの笛くれたし!』

スイレン『そのフジさんがどうかしたの?アセロラ』

アセロラ『……………』

アセロラ(ポケモン屋敷で見つけた何冊かの日記……)

アセロラ(破れたり書きかけだったりしたけど、あれはきっと研究レポート……かな?)

アセロラ(……"ミュウ"に"ミュウツー"……)


ホウ「ミュウ!?ミュウツー!?」ワクワク

スイ「なにそれなにそれー?」ワクワク

アセロラ「うっふっふー!それはゲームを進めてからのお楽しみだよ?」ニコッ

ミミたん「キュー」
96 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/14(金) 00:32:48.77 ID:71HPmnjG0
ミミたん、ナギサ、ピカチュウ『!』ピクッ

ミミたん『キュー!!』タッタッタ

ナギサ『イッブイ!!』タッタッタ

ピカチュウ『ピカァ!!』タッタッタ

アセロラ『ミミたん!?』

サトシ『お、おい!どこ行くんだピカチュウ!』

スイレン『待って!ナギサ!』

タッタッタ

ミミたん、ナギサ、ピカチュウ『……………』ジーッ

サトシ『ふぅー!やっと追いついたぜ!』

スイレン『ナギサ!勝手に何処にでも行っちゃダメ!迷子になっちゃう!』プクー

アセロラ『! サトシ!スイレン!あれ見て!』

サトシ、スイレン『!』

謎の機械『』オオオ

サトシ『いっ!?な、なんだ……?この機会…』ビクッ

スイレン『……カプセル?中から叩いたような後がある。ポケモンが入ってたのかな?』

アセロラ『……やっぱりここ……何かを研究してる場所の跡地だったんだよ…』

ミミたん、ナギサ、ピカチュウ『……………』ジーッ

謎の機械『』オオオ

アセロラ(ミュウに…ミュウツー………)

▼アセロラはひみつのカギをてにいれた
97 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/14(金) 00:36:53.45 ID:71HPmnjG0
>>95
訂正
サトシ『フジさん?確か……シオンタウンでカラカラの為に祈ってた人?』

サトシ『フジさん?確か……シオンタウンでガラガラの為に祈ってた人?』
98 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/14(金) 21:06:04.89 ID:MCWtW2is0
〜グレンジム〜

カツラ『さぁ……!グレンタウンジム恒例のジムリーダー挑戦権を賭けたクイズ大会!!』

カツラ『チャレンジャーはクイズに見事五問正解し、カツラさん人形を5体集められるのか!?』

カツラ『一問間違えるごとに、わしの弟子一人とポケモンバトルしてもらうペナルティ付きだぞー!!』

アセロラ『………』ゴクリ

カツラ『チャレンジャーアセロラのカツラさん人形は現在四体!運命の大五問!準備はいいかーー?』

アセロラ『はい!』

カツラ『ではラストの問題!今からチャレンジャーアセロラがバトルを行う相手は!?』

アセロラ『グレンジムのジムリーダー!カツラのおじさん!!』ピンポーン

カツラ『だ・い・せ・い・かーーい!!チャレンジャーアセロラには五体目のカツラさん人形を贈呈……!!そして…』

アセロラ『やったね!ミミたん!』パチン

ミミたん『キュー!!』パチン

カツラ『グレンタウンジム、ジムリーダー戦スタートだ』ニヤッ

アセロラ『! カツラのおじさんの雰囲気が変わった……?』ゾクッ

ミミたん『キュー…!!』
99 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/14(金) 21:31:36.81 ID:MCWtW2is0
カツラ『おぉーーっす!!わしの攻撃は熱いぞ!!やけどなおしの準備はいいかーー!!?』

アセロラ『やけどなおし……?カツラのおじさん!アセロラを甘くみてもらっちゃ困るよ!』

カツラ『!』

アセロラ『………恋も…』

サトシ『ピカチュウ!10万ボルト!!』

ピカチュウ『ピカァ!!』バリバリ

リザード『ギャー!!』ドサッ

理科系の男『リザード!!』

アセロラ『友情も』

スイレン『アシレーヌ!ねっとう!!』

アシレーヌ『アシー!!』ドババ

ガーディ『グエッ』ドサッ

火事場泥棒『ガーディ!!』

アセロラ『ポケモンバトルも!!』

ミミたん『キュー!!』グッ

アセロラ『いっつもゼンリョク!!アセロラのハートはやけどになんてなる暇がないくらいメラメラ燃えてるよ!!』メラメラメラ

カツラ『……ふっ、見かけによらず熱いなお嬢ちゃん……いや、アセロラ』ニッ

アセロラ『……お願い!ポニたん!』

ポニたん『ギャローップ!!』メラメラ

カツラ『! 蒼白色の炎を持つギャロップ……!』

アセロラ『いくよ!カツラのおじさん!!』

カツラ『……わしは面白いやつが大好きだ……アセロラ、キミの燃えたぎるハートのゼンリョクに対してわしも』スッ

ギャロップ『ギャローップ!!』メラメラ

カツラ『ゼンリョクで答えよう!』ニッ

アセロラ『……ポニたん………!!』

カツラ『ギャロップ!!』

アセロラ、カツラ『フレアドライブ!!!』

ポニたん『オオオ……!!』ボボボ…

ギャロップ『ギャロォォォ!!』ボボボ…


ドドドドド………!!!


ホウ「恋も友情もポケモンバトルもいっつもゼンリョク!!」ビシッ

スイ「アセロラのハートはメラメラ燃えてるよ!!」シャキーン

アセロラ「ちょぉ…やめてよぉ////」カァァァ

スイレン「その時はその場のノリと勢いでカッコいいセリフがいっぱい出てくるけど、いざ口に出すと結構恥ずかしい」

スイレン「アセロラ、その気持ちわかる。うん、あるある。どんまい」ポンッ

アセロラ「うぅ////」カァァァァ
100 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/14(金) 21:54:39.78 ID:6q9/t+DgO
▼グレンタウンでジムリーダーカツラに勝利し、クリムゾンバッジをゲットしたアセロラ、スイレン、サトシは最後のバッジをゲットすべく、トキワシティに来ていた

〜トキワシティ トキワジム前〜

サトシ『誰かいませんかー!!』コンコン

ピカチュウ『ピカァ!』コンコン

アセロラ『…誰もいないのかな?』

スイレン『いよいよ最後のジムだって言うのに…』ハァ

サトシ『……どうなってんだ?まさか…またカツラさんの時みたいにジムの鍵を探してこいとか……?』

アセロラ『うーん…それは無いんじゃないかな?』

スイレン『そういえば…トキワジムって暫く人が出入りしてるとこ見たことないかも…』ムゥ

サトシ『いっ!?』

アセロラ『そんなぁ…!ここまで来て…』ガクッ

老人『……』ヨボヨボ

サトシ『! 丁度いいや!あの人に聞いてみようぜ!』

サトシ『あのー!すみませーん!ここのジムって今やってないんですかー?』

老人『そんなん知るか』

サトシ『えぇ…』

アセロラ、スイレン『………………』

スイレン『どうする?』

アセロラ『一度マサラに戻ってクチナシおじさんにどうしたらいいか聞いてみよっか?』
101 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/14(金) 22:22:26.04 ID:6q9/t+DgO
〜マサラタウン クチナシ研究所〜

アセロラ『おじさーん!』ガチャッ

クチナシ『おう、久しぶりだなぁ』グダー

アセロラ『もぅ!おじさんったらまーたダラけて!』プンプン

クチナシ『…別にダラけてねぇよ。これが俺のスタイルなんだよ』

クチナシ『んで、揃いも揃ってどうしたんだぁ?ポケモン図鑑完成したのか?』

サトシ『いやぁ…それはまだ…』ハハハ

スイレン『でも、結構集まった!』

アセロラ『図鑑の完成はもう少しだけ待ってね!おじさん!』

クチナシ『あー、わかったよ。つーか、逆に丁度良かったかもなぁ』

アセロラ『え?』

スイレン『丁度いい?』

クチナシ『……お前さんらに客だ』クイッ

サトシ『客?』チラッ

『久しぶりだな』

アセロラ、スイレン、サトシ『あーーっ!!』

グラジオ『フッ』

シルヴァディ『ヴァディ!』
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