サトシ「レッツゴー!ピカチュウ!」アセロラ「レッツゴー!ミミたん!」

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88 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/13(木) 00:53:27.26 ID:DEfqYStDO
リリエル『残念ながらロケット団のボスの行方は掴めませんでしたが…何とかシルフカンパニーを…ヤマブキをロケット団の魔の手から救い出すことができました』

リリエル『これもあなたたちのお陰です。ありがとうございました、アセロラ、スイレン、サトシ』ニコッ

シロン『コーン!』

アセロラ『えっへっへー!アセロラたちは当然のことをしたまでだよ!リリエル!』

スイレン『これくらい楽勝!』

サトシ『また何かあったら言ってくれよ!』

リリエル『ふふっ、頼もしいですね?これは私からの細やかなお礼です』スッ

アセロラ『! これは……?』

▼アセロラはリリエルからウルトラボール×99をうけとった

リリエル『……私はこれから引き続きロケット団のボスの行方を追います。あなたたちなら大丈夫でしょうが…ヤマブキのジム戦、がんばリーリエです!』ニコッ

リリエル『……それでは……また会う日を楽しみにしています!いきますよ!シロン!』クルッ

シロン『コーン!』クルッ

タッタッタ

アセロラ『……リリエル…いったい何者なんだろうね?』

スイレン『……自称勇者…いい人だけど……ちょっと変わった人』

サトシ『……へへっ!次会う時が楽しみだな!』ニッ


ホウ、スイ「リリエルカッコいいー!!」キラキラ

スイレン「なんか…リーリエの扱いがかなりVIPなんだけど。それに、ウルトラボールとか貰っても使い道あるの?」

アセロラ「うーん……その辺はアセロラもノータッチだからねー…」

スイレン(……まぁ、でも…正直無双するのも悪くない気分)ウンウン

ナギサ「イッブイ!」
89 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/13(木) 19:46:20.49 ID:zMghqUck0
〜ヤマブキジム〜

オオオ……

人形少女『やっぱり来たのね。予感がした』

アセロラ『……え?あの子は…?』

スイレン『……?ジムリーダーはあっちのお姉さんじゃないの?』チラッ

ナツメ『……』

人形少女『何気に投げたスプーンが曲がって以来、ナツメちゃん、エスパー少女なの』クスクス

スイレン『エスパー少女?』

アセロラ『……!スイレン!あの子!』

スイレン『え?』

人形少女『クスクス』

アセロラ『お人形さんだよ!』

スイレン『な!?』

人形少女『アハハハハ』

ナツメ『……』

スイレン『ど、どういうこと?人形が喋るわけない!腹話術かなにか?』

アセロラ『アセロラに聞かれても…』

人形少女『……パパもママも友達も…みんなナツメちゃんのチカラを恐がって逃げていく…だからナツメちゃん、お友達がほしいの』クスン

ナツメ『……』コクッ

アセロラ『お友達……?』

人形少女『……もしこのバトル…ナツメちゃんが勝ったら…あなたたち、ナツメちゃんのお友達になってあげて』ゴソゴソ

人形少女『この子みたいに』スッ

人形サトシ『お、俺…いったいどうなってんだ!?』

アセロラ、スイレン『サトシ!?』

人形サトシ『? アセロラとスイレンがでっかくなってる?』

人形少女『ケタケタ』


スイレン「! サトシがフィギュアに!?」ガタッ

ホウ「お、おねーちゃんのボーイフレンドがお人形さんになってる!?」ガタガタ

スイ「あ、あの喋る女の子のお人形さん、この前のおばけ屋敷より怖いよー!」ガタガタ

アシマリ「アウー!」ヒエー
90 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/13(木) 20:09:36.42 ID:zMghqUck0
人形少女『ウフフ♪私とナツメちゃんに勝ったらゴールドバッジもあげるし、この子も人形から解放してあげるわ』ヒョイッ

人形サトシ『アセロラー!スイレンー!』ジタバタ

スイレン『サトシ!』

人形少女『……その代わり、私とナツメちゃんが勝ったら……このドールハウスの中であなたたちもオトモダチとして一生アソんであげるわ♪キャハハハハ』コト

アセロラ『……許さない』ギリッ

ナツメ『……』ポイッ

ボンッ

フーディン『フー!』

アセロラ『……フーディン…』

人形少女『ルージュラ!』ポイッ

ルージュラ『ジュラァ』ユラユラ

スイレン『それにルージュラ』

ナツメ『……』ペカー

メガフーディン『フー!!』シュオオ

アセロラ『……メガシンカした…』

人形少女『……バトルのルールは"ダブルバトル"でどう?』ケタケタ

ナツメ『……』

スイレン『ダブルバトル、か…その人形が腹話術なのかなんなのか知らないけど』ポイッ

アシレーヌ『アシー!』

アセロラ『受けて立つよ!』ポイッ

カゲボウズ『カゲー!』

人形少女『クスクス』

スイレン『アセロラ、ひとつ忠告!怖いなら私に任せてもいいよ』

アセロラ『まっさかー?こうみえてもアセロラ、ゴーストポケモンのエキスパートだよー?』

スイレン『安心した。ならやることは一つ!』ニッ

アセロラ『だね!』グッ

アセロラ、スイレン『サトシを助けてゴールドバッジもゲットする!!』

アセロラ、スイレン『ナツメちゃん!あなたに勝つ!!』ビシッ

カゲボウズ『カゲー!』

アシレーヌ『アシー!』

人形サトシ『アセロラ…スイレン……』

人形少女『クスクス』

ナツメ『…………』
91 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/13(木) 22:40:52.53 ID:zMghqUck0
▼ヤマブキシティでナツメとのダブルバトルに見事勝利し、サトシを救いだしゴールドバッジをゲットしたアセロラとスイレン

▼また、このバトル中色々あってナツメが笑顔を取り戻しメデタシメデタシなのだった

〜20番水道〜

ドババババ

アセロラ『ヒジュツ"ミズバシリ"最高だね!ミミたん!』

ミミたん『キュー!!』ドババババ

アセロラ『ミミたん!そのミミたん専用のサーフボード、とっても可愛いよ』ニコッ

ミミたん『キュー////』テレッ

スイレン『サトシ!アシレーヌの乗り心地はどう?』

ナギサ『ブイブイ♪』

アシレーヌ『アシー』スイー

サトシ『ああ、すっげー乗り心地いいよ!スイレン!アシレーヌ!』

ピカチュウ『ピカァ!』

スイレン『////』テレッ


スイレン(あっ、これ、なんか私とサトシがデートしてるみたいでいい////)ポッ

アセロラ(こんなシーン頼んだ覚えないんだけどなー)イラッ


サトシ『…………』

アセロラ『どうしたのサトシ?なんか元気ないみたいだけど…』

サトシ『いや……ヤマブキでのこと……俺、アセロラとスイレンに助けて貰った上に、お情けでゴールドバッジ貰ったみたいで、何か情けなくて……』

アセロラ『……なーんだ、そんなことで悩んでたんだー』

サトシ『そ、そんなことって…』アセアセ

スイレン『サトシ!あの時はサトシがたまたま人形にされただけ!もしアセロラが人形になってても結果は同じだった!』

アセロラ『そうだよサトシ!スイレンが人形にされてたってアセロラとサトシでダブルバトルしてスイレンを助けてたよ!だから気にしないでサトシ!』ニコッ

サトシ『アセロラ…スイレン……』

アセロラ『それに……サトシだってあの後ナツメちゃんとバトルしてバッジをゲットしてたでしょ?』

スイレン『そうそう!サトシだってナツメちゃんに勝って正々堂々バッジをゲットしてた!だから、胸を張って!』ニコッ

サトシ『…へへっ!サンキュー!二人とも!』ニッ

アセロラ『うんうん!』ニコッ

スイレン『やっぱり太陽みたいに元気な方がサトシらしい』ニコッ

ピカチュウ『ピカァ!』


スイレン「…………………」

スイレン(いっつも元気なサトシも勿論いいけど…)

スイレン(……涙目で落ち込んでるサトシもこれはこれで…)ゴクリ

アセロラ「スイレン」ポンッ

スイレン「」ビクッ

アセロラ「うんうん、わかるよスイレンが考えてること!」

アセロラ「なんてゆーか…これはこれですっごく可愛いよねー?」ニコニコ

スイレン「あ、アセロラと一緒にしないで!////」

ホウ「ホウたちにはわからない世界だねー」

スイ「もう少しおっきくなればわかるのかなー?」
92 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/13(木) 22:54:57.22 ID:zMghqUck0
▼アセロラたちは次なるジムのある島"グレンタウン"に向かう途中、双子島を通り、なんだかんだあって伝説のポケモンフリーザーをゲットした

アセロラ『あー、そういえばスイレン』

スイレン『なに?』

アセロラ『さっきナツメちゃんとLINEで話してたんだけどね?』

スイレン『アセロラ、ちゃっかりナツメちゃんのLINEゲットしてたんだ』

アセロラ『ポケモンリーグが終わったら集まってゆっくりお茶しようって話になったの!』

スイレン『お茶会……いいね!』

アセロラ『うん!あっ、そうだ!どうせならエリカさんも呼ぼっかな?』

スイレン『じゃあ、私はカスミ誘ってみる!』

アセロラ『いいね!リーグが終わったらみんなで集まろうよ!』

スイレン『レッツゴー!カントー女子会!』オー

アセロラ『リリエルも誘ってみる?』

スイレン『うん、いいと思う!…………あっ、そういえば私、リリエルの連絡先知らなかった』

アセロラ『よぉく考えたら、アセロラも知らないよ』

ワイワイ

サトシ『女子会かぁ……』

ピカチュウ『ピカァ』

アシレーヌ『アシー!』

サトシ『ん?どうしたアシレー………あーっ!』

サトシ『スイレン!アセロラ!』

アセロラ、スイレン『!』

サトシ『グレンが見えてきたぜ!』
93 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/13(木) 23:24:08.59 ID:zMghqUck0
〜グレンタウン〜

〜ポケモン研究所〜

変な博士『それじゃあ、化石復元までは少し時間がかかるから、その辺ブラブラしてるとヨロシ』

アセロラ、スイレン、サトシ『お願いしまーす!!』

サトシ『へへっ!にしてもさ!グレンに化石を研究してるところがあってラッキーだったな!』

アセロラ『うん!あの化石がどんなコになるのか楽しみだね!ミミたん!』

ミミたん『キュー』

サトシ『にしても…スイレンまで化石をゲットしてたとはなー』

スイレン『うん、ニビでゲットした!コハクの化石!』

アセロラ『それじゃあ…化石の復元まで少し時間がかかるみたいだし、ジムに挑戦でも…』

『おぉー!!それはーー!!』

アセロラ、スイレン、サトシ『!』

カツラ『ポケモン図鑑とジムバッジ!!』

カツラ『もしかしてキミたち……ポケモン図鑑を集めながらポケモンリーグに出場する為にバッジを集めてるのかね?』

サトシ『えっと……そうだけど……』

アセロラ『……おじさん…誰?』

スイレン『なんか暑苦しい人…』

カツラ『………オホン、何を隠そうわしこそが……』

アセロラ、スイレン、サトシ『?』

カツラ『このグレンタウンジムのジムリーダー!炎のように熱く燃える男、カツラであーる!!』

アセロラ、スイレン、サトシ『えーー!?』

ピカチュウ『ピカァ』
94 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/13(木) 23:38:00.94 ID:zMghqUck0
アセロラ『お、おじさんがグレンジムのジムリーダー!?』

サトシ『マジ!?』

カツラ『マジであーる!!』エッヘン

スイレン『胡散臭い』ジトー

カツラ『う、胡散臭くはない!ほれっ!』チラッ

スイレン『! それは、グレンのジムを突破した証"クリムゾンバッジ"!?』

アセロラ『えっ!?それじゃあ、おじさん…本当にジムリーダーなの!?』

カツラ『だから何度もそう言っている!まったく、最近のジャリボーイ&ジャリガールは…』ブツブツ

サトシ『すっげー!本物かよ!』キラキラ

サトシ『カツラさん!俺たちとジム戦してください!』

カツラ『嫌じゃ』ベー

サトシ『え!?』

アセロラ『な、なんで!?カツラのおじさん!』

スイレン(自分から話を振っといて嫌って……)

カツラ『………ふふふ、わしは面白くないやつとはジム戦はせん』

アセロラ『お、面白くないやつ!?』

サトシ『スイレン!カツラさんがウケるようなギャグもってないか!?』

スイレン『え!?』

カツラ『………だが、キミたちにジム戦のチャンスをやろう』ニヤッ

アセロラ『チャンス?』

カツラ『………今からわしはグレンジムに帰り、中から鍵をかけて誰にも入れない状態にしておく』

スイレン『ジムの中から鍵を?』

サトシ『いったいどういうこと?』

カツラ『………そして、ジムの鍵はそこから見える…』チラッ

アセロラ、スイレン、サトシ『!』

カツラ『ポケモン屋敷のある場所に隠してきた』

カツラ『わしとジム戦をしたければ、ジムの鍵を見つけてくることだな。ジャリボーイ&ジャリガールよ』ニヤッ
95 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/14(金) 00:22:41.06 ID:71HPmnjG0
〜ポケモン屋敷〜

サトシ『おっ!あったぜ!ジムの鍵!』

ピカチュウ『ピカァ!』

スイレン『サトシ!ナイス!』グッ

ナギサ『ブイッ!』

サトシ『へへっ!これでカツラさんとジム戦ができるぜ!』

スイレン『グレンのジムは炎ポケモン専門のジムだって聞いた!』

スイレン『水ポケモン使いの私は有利!アセロラ、悪いけど今回は私が先に……』チラッ

アセロラ『…………』

スイレン『……アセロラ?』

アセロラ『え?な、なに?スイレン?』

スイレン『……アセロラ、様子変』ジトー

サトシ『どうしたんだアセロラ?何か考えごとか?』

アセロラ『……ねぇ、ここに入ったときから思ってたんだけど…ここって昔何かの研究をしてたのかな?』

サトシ『研究……?あー、そういえばそんな雰囲気あるかもなー』ポンッ

サトシ『野生のベトベターやベトベトン、それにメタモンも出てきたし…』

スイレン『ベトベターやベトベトンはともかく、メタモンって関係あるの?』

アセロラ『……………』

アセロラ『ねぇ、サトシ。フジさんって人覚えてる?』

サトシ『フジさん?確か……シオンタウンでカラカラの為に祈ってた人?』

アセロラ『うん、そう!そのフジさん!』

サトシ『あの人いい人だよなー!ポケモンに優しいし、ポケモンの笛くれたし!』

スイレン『そのフジさんがどうかしたの?アセロラ』

アセロラ『……………』

アセロラ(ポケモン屋敷で見つけた何冊かの日記……)

アセロラ(破れたり書きかけだったりしたけど、あれはきっと研究レポート……かな?)

アセロラ(……"ミュウ"に"ミュウツー"……)


ホウ「ミュウ!?ミュウツー!?」ワクワク

スイ「なにそれなにそれー?」ワクワク

アセロラ「うっふっふー!それはゲームを進めてからのお楽しみだよ?」ニコッ

ミミたん「キュー」
96 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/14(金) 00:32:48.77 ID:71HPmnjG0
ミミたん、ナギサ、ピカチュウ『!』ピクッ

ミミたん『キュー!!』タッタッタ

ナギサ『イッブイ!!』タッタッタ

ピカチュウ『ピカァ!!』タッタッタ

アセロラ『ミミたん!?』

サトシ『お、おい!どこ行くんだピカチュウ!』

スイレン『待って!ナギサ!』

タッタッタ

ミミたん、ナギサ、ピカチュウ『……………』ジーッ

サトシ『ふぅー!やっと追いついたぜ!』

スイレン『ナギサ!勝手に何処にでも行っちゃダメ!迷子になっちゃう!』プクー

アセロラ『! サトシ!スイレン!あれ見て!』

サトシ、スイレン『!』

謎の機械『』オオオ

サトシ『いっ!?な、なんだ……?この機会…』ビクッ

スイレン『……カプセル?中から叩いたような後がある。ポケモンが入ってたのかな?』

アセロラ『……やっぱりここ……何かを研究してる場所の跡地だったんだよ…』

ミミたん、ナギサ、ピカチュウ『……………』ジーッ

謎の機械『』オオオ

アセロラ(ミュウに…ミュウツー………)

▼アセロラはひみつのカギをてにいれた
97 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/14(金) 00:36:53.45 ID:71HPmnjG0
>>95
訂正
サトシ『フジさん?確か……シオンタウンでカラカラの為に祈ってた人?』

サトシ『フジさん?確か……シオンタウンでガラガラの為に祈ってた人?』
98 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/14(金) 21:06:04.89 ID:MCWtW2is0
〜グレンジム〜

カツラ『さぁ……!グレンタウンジム恒例のジムリーダー挑戦権を賭けたクイズ大会!!』

カツラ『チャレンジャーはクイズに見事五問正解し、カツラさん人形を5体集められるのか!?』

カツラ『一問間違えるごとに、わしの弟子一人とポケモンバトルしてもらうペナルティ付きだぞー!!』

アセロラ『………』ゴクリ

カツラ『チャレンジャーアセロラのカツラさん人形は現在四体!運命の大五問!準備はいいかーー?』

アセロラ『はい!』

カツラ『ではラストの問題!今からチャレンジャーアセロラがバトルを行う相手は!?』

アセロラ『グレンジムのジムリーダー!カツラのおじさん!!』ピンポーン

カツラ『だ・い・せ・い・かーーい!!チャレンジャーアセロラには五体目のカツラさん人形を贈呈……!!そして…』

アセロラ『やったね!ミミたん!』パチン

ミミたん『キュー!!』パチン

カツラ『グレンタウンジム、ジムリーダー戦スタートだ』ニヤッ

アセロラ『! カツラのおじさんの雰囲気が変わった……?』ゾクッ

ミミたん『キュー…!!』
99 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/14(金) 21:31:36.81 ID:MCWtW2is0
カツラ『おぉーーっす!!わしの攻撃は熱いぞ!!やけどなおしの準備はいいかーー!!?』

アセロラ『やけどなおし……?カツラのおじさん!アセロラを甘くみてもらっちゃ困るよ!』

カツラ『!』

アセロラ『………恋も…』

サトシ『ピカチュウ!10万ボルト!!』

ピカチュウ『ピカァ!!』バリバリ

リザード『ギャー!!』ドサッ

理科系の男『リザード!!』

アセロラ『友情も』

スイレン『アシレーヌ!ねっとう!!』

アシレーヌ『アシー!!』ドババ

ガーディ『グエッ』ドサッ

火事場泥棒『ガーディ!!』

アセロラ『ポケモンバトルも!!』

ミミたん『キュー!!』グッ

アセロラ『いっつもゼンリョク!!アセロラのハートはやけどになんてなる暇がないくらいメラメラ燃えてるよ!!』メラメラメラ

カツラ『……ふっ、見かけによらず熱いなお嬢ちゃん……いや、アセロラ』ニッ

アセロラ『……お願い!ポニたん!』

ポニたん『ギャローップ!!』メラメラ

カツラ『! 蒼白色の炎を持つギャロップ……!』

アセロラ『いくよ!カツラのおじさん!!』

カツラ『……わしは面白いやつが大好きだ……アセロラ、キミの燃えたぎるハートのゼンリョクに対してわしも』スッ

ギャロップ『ギャローップ!!』メラメラ

カツラ『ゼンリョクで答えよう!』ニッ

アセロラ『……ポニたん………!!』

カツラ『ギャロップ!!』

アセロラ、カツラ『フレアドライブ!!!』

ポニたん『オオオ……!!』ボボボ…

ギャロップ『ギャロォォォ!!』ボボボ…


ドドドドド………!!!


ホウ「恋も友情もポケモンバトルもいっつもゼンリョク!!」ビシッ

スイ「アセロラのハートはメラメラ燃えてるよ!!」シャキーン

アセロラ「ちょぉ…やめてよぉ////」カァァァ

スイレン「その時はその場のノリと勢いでカッコいいセリフがいっぱい出てくるけど、いざ口に出すと結構恥ずかしい」

スイレン「アセロラ、その気持ちわかる。うん、あるある。どんまい」ポンッ

アセロラ「うぅ////」カァァァァ
100 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/14(金) 21:54:39.78 ID:6q9/t+DgO
▼グレンタウンでジムリーダーカツラに勝利し、クリムゾンバッジをゲットしたアセロラ、スイレン、サトシは最後のバッジをゲットすべく、トキワシティに来ていた

〜トキワシティ トキワジム前〜

サトシ『誰かいませんかー!!』コンコン

ピカチュウ『ピカァ!』コンコン

アセロラ『…誰もいないのかな?』

スイレン『いよいよ最後のジムだって言うのに…』ハァ

サトシ『……どうなってんだ?まさか…またカツラさんの時みたいにジムの鍵を探してこいとか……?』

アセロラ『うーん…それは無いんじゃないかな?』

スイレン『そういえば…トキワジムって暫く人が出入りしてるとこ見たことないかも…』ムゥ

サトシ『いっ!?』

アセロラ『そんなぁ…!ここまで来て…』ガクッ

老人『……』ヨボヨボ

サトシ『! 丁度いいや!あの人に聞いてみようぜ!』

サトシ『あのー!すみませーん!ここのジムって今やってないんですかー?』

老人『そんなん知るか』

サトシ『えぇ…』

アセロラ、スイレン『………………』

スイレン『どうする?』

アセロラ『一度マサラに戻ってクチナシおじさんにどうしたらいいか聞いてみよっか?』
101 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/14(金) 22:22:26.04 ID:6q9/t+DgO
〜マサラタウン クチナシ研究所〜

アセロラ『おじさーん!』ガチャッ

クチナシ『おう、久しぶりだなぁ』グダー

アセロラ『もぅ!おじさんったらまーたダラけて!』プンプン

クチナシ『…別にダラけてねぇよ。これが俺のスタイルなんだよ』

クチナシ『んで、揃いも揃ってどうしたんだぁ?ポケモン図鑑完成したのか?』

サトシ『いやぁ…それはまだ…』ハハハ

スイレン『でも、結構集まった!』

アセロラ『図鑑の完成はもう少しだけ待ってね!おじさん!』

クチナシ『あー、わかったよ。つーか、逆に丁度良かったかもなぁ』

アセロラ『え?』

スイレン『丁度いい?』

クチナシ『……お前さんらに客だ』クイッ

サトシ『客?』チラッ

『久しぶりだな』

アセロラ、スイレン、サトシ『あーーっ!!』

グラジオ『フッ』

シルヴァディ『ヴァディ!』
102 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/14(金) 22:43:50.09 ID:MCWtW2is0
サトシ『グラジオ!シルヴァディ!』

アセロラ『なんでここに!?』

スイレン『サントアンヌ号でアローラに帰ったんじゃなかったの?』

グラジオ『……そのつもりだったが…何故か野生のギャラドスが大量発生してな。サントアンヌ号のアローラ行きが延期になった』

グラジオ『ついでと思い、少しカントーを風の赴くまま旅してみようと思ってな』フッ

サトシ『なぁグラジオ!だったら俺とバトルしようぜ!そのシルヴァディってポケモンともバトルしてみたいしさ!』

ピカチュウ『ピカ!』

グラジオ『悪いなサトシ。俺は今少し忙しい、また今度だ』フッ

サトシ『約束だぜ!』

グラジオ『……その様子だとお前たち、バッジは集めたのか?』

アセロラ『うん!7個集めたよ!』

ミミたん『キュー!』

スイレン『後はトキワを残すのみ!』

ナギサ『ブイッ!』

グラジオ『フッ、そうか…ということは…セキチクには行ったな?』

アセロラ『行ったけど……それがどうかしたの?』

グラジオ『セキチクにあるエーテルパーク。あれは俺の母様がアローラで経営しているエーテルパラダイスのカントー支部だ』

サトシ『え!?マジ?』

スイレン『グラジオ。実はお坊ちゃん』

グラジオ『今から俺はカントーに来たついでにエーテルパークに顔を出しにいく。ここに寄ったのは、妹から頼まれごとをしたからだ』

アセロラ『妹……?』

グラジオ『……マサラ出身のポケモン図鑑を所有するトレーナーに会ったら私の代わりにこれを渡してくれと頼まれた。だが、お前らが何処にいるのかわからなかった』

グラジオ『ならば、この研究所ならばお前たちも顔を出すんじゃないかと思い、これをクチナシ博士に預ける予定だったが……直接会えたなら運がいい。受けとれ』スッ

アセロラ、スイレン、サトシ『! これは……』

▼アセロラはグラジオからキーストーンをうけとった

▼アセロラはグラジオからメガストーン各種をうけとった


ホウ「キーストーンー??」キラキラ

スイ「メガストーンー??」キラキラ

スイレン「ここでメガストーン全種、しかも伝説や他地方のポケモンの分まで手にはいるなんて…」

アセロラ「さすがのアセロラもおくちあんぐりだよ」
103 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/14(金) 23:00:30.73 ID:MCWtW2is0
グラジオ『それがあればお前たちはメガストーンを持つポケモンのチカラを限界を超えて引き出す進化…"メガシンカ"を使えるようになる』

サトシ『メガシンカ!?』ワクワク

アセロラ『メガシンカって……タケシやカスミ…ナツメちゃんが使ってたやつだよ!』

スイレン『あのチカラが…私たちにも…』ゴクリ

グラジオ『……それと…クチバの港で会った女に渡されたものだが…お前たちにやる。ポケモンリーグへの餞別だ』スッ

アセロラ『クチバの港って…』

スイレン『マツリカさんかな?』

▼アセロラはグラジオからぎんの王冠をうけとった

▼アセロラはグラジオからきんの王冠をうけとった

グラジオ『ポケモンリーグ頑張れよ。いくぞシルヴァディ』フッ

シルヴァディ『ヴァディ!』クルッ

アセロラ、スイレン『ありがとー!』

サトシ『グラジオー!次会うときはバトルしようぜー!』

ピカチュウ『ピカァ!』

クチナシ『……んで、お前たちは何しに来たんだっけ?』

サトシ『あっ!そうだった!』

アセロラ『あのねおじさん!アセロラたち…トキワのジムに挑戦しようと思ったんだけど……』

スイレン『ジムが閉まってて挑戦すらできないの。完全に八方塞がり…』ハァ

クチナシ『……トキワのジム……?』

クチナシ(………トキワのジムっていやぁ……リーダーはアイツか……)ウーン

クチナシ『……わぁーったよ。お前らはとりあえず、もう一回トキワのジムに行ってろ』

アセロラ、スイレン、サトシ『え?』

ミミたん『キュー』
104 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/14(金) 23:32:03.07 ID:MCWtW2is0
〜トキワシティ トキワジム〜

ガチャッ

スイレン『! ジムが開いてる!?』

サトシ『クチナシさんが何とかしてくれたのかな!?』

アセロラ『さっすがおじさん!やる時はやるんだね!』

ミミたん『キュー!』

スイレン『……ジムの中はなんだか荒れてるし…いつもみたいに観戦者もジムトレーナーもいない。ちょっと不気味』ブルッ

ナギサ『ブイッ…』

サトシ『大丈夫だよスイレン!何かあったら俺に任せろよ!』ニッ

スイレン『ぁ……うん////』ポッ


ホウ「おねーちゃん相変わらずだねー」

スイ「緊張感ないねー」

スイレン「ち、ちが……!わ、私じゃなくてアセロラが…////」アワアワ

アセロラ「やだなースイレン。こんなイベント、アセロラが用意するわけないよー」

ミミたん「キュー!」

スイレン「うん、そうだね」イラッ

アシマリ「アオ…」ハァ
105 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/14(金) 23:47:05.88 ID:MCWtW2is0
アセロラ『! サトシ!スイレン!奥の方から明かりが!』

スイレン『もしかしているのかな?トキワジムのリーダー!』

サトシ『きっとそうだよ!クチナシ博士が俺たちの為にリーダーに話を通しておいてくれたんだ!』

サトシ『行ってみようぜ!』

アセロラ、スイレン『うん!』

タッタッタ

サトシ『あのー!すみませーん!クチナシ博士から言われてジムに挑戦しにきたんですけどー!』

スイレン『……?誰もいない?』

アセロラ『! 見て!あそこに!』スッ

スイレン『!』

『ナーッハッハッハッハ!!トキワジムへようこそ!』

サトシ『お前らは!!』

ピカチュウ『ピカ!』

〜トキワジム 外〜

バサッ バサッ

リリエル『……ありがとうございます。フランソワ』

フランソワ(チルタリス)『チルッ!』

リリエル『……あれからロケット団のボスの行方を探し……僅かな情報を便りにたどり着いたのがこのトキワシティですが……』キョロキョロ

リリエル(……見たところ…ロケット団の姿も見当たらない……ですが…何やら胸騒ぎが…)タラッ

リリエル『……どちらにせよ、ボスの目撃情報がこの街であった以上、油断は禁物です!気を引き締めていきますよ!シロン!シンク!』

シロン『コン!』

シンク(カントーキュウコン)『コン!』


ホウ「ふ、フランソワにシンクー!?」キラキラ

スイ「勇者の従属ポケモンだ!!カッコいいーー!!」キラキラ

スイレン「……フランソワにシンク…このニックネーム…」ムゥ

スイレン「………アセロラ」チラッ

アセロラ「アセロラのネーミングセンスじゃないよ」フリフリ
106 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/15(土) 01:03:13.86 ID:6X7oe7VJ0
ムサシ『ボスの言った通りね!』

コジロウ『とんで火にいるジャリンコたちだぜー!』

ニャース『ニャー!』

サトシ『お、お前らはロケット団!!』

スイレン『なんでロケット団がトキワジムに…?』

アセロラ『それに…ボスって……?』

サトシ『俺たちはトキワのジム戦に来たんだ!今お前らに構ってる暇はないんだよ!』

ピカチュウ『ピカァ!』

ムサシ『なーに言ってんのよ?だからそのジム戦をやってやろうって言うんじゃない』

サトシ『は?』

スイレン『ど、どういうこと?』

アセロラ『まさか……あなたたちがこのジムのリーダーなの!?』

コジロウ『正確には代理だがな。ほれっ』キラン

スイレン『! それは…グリーンバッジ!?』

ムサシ『ボスは私たちを信頼してこのジムを預けてくれたのよ!』

ムサシ『あの生意気なメガネ女もヤマブキで失態をおかしたみたいだし、最近はいいことずくめね!』

コジロウ『俺たちの時代が来てるな!』

ニャース『ニャー!』

アセロラ『どういうことなの!!代理を任されたって……まさかこのジムの本当のリーダーは……』

ムサシ『……うっさいわねー、こっちはアンタらの希望通りジム戦をやってやろうってのよ』ポイッ

ボンッ

ニドキング『キーング!!』

ニドクイン『クイン!!』

スピアー『スピー!』

ムサシ『つべこべ言わずかかってきなさい』ニヤッ

アセロラ、スイレン、サトシ『!』

コジロウ『どうだー!ボスから借りたポケモンたちだ!ビビッたか!』

ムサシ『……さらに』ペカー

メガスピアー『ピアッ!!』ブーン

サトシ『メガシンカだって……?』タラッ

ムサシ『アンタらが私たちに勝ったらこのグリーンバッジをあげるわ!』キラン

コジロウ『そのかわり!俺たちが勝ったらお前らのポケモンを置いていけー!!』

ミミたん、ナギサ、ピカチュウ『!!』
107 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/16(日) 20:17:14.67 ID:0GBf8hgV0
アセロラ『ミミたんも…ピカチュウもナギサもあなたたちなんかには渡さないよ!』

アセロラ『サトシ!スイレン!』

サトシ『おう!』

スイレン『うん!』

ムサシ『フンッ!"ください"じゃなくって"寄越せ"っつってんのよ!』

▼トキワジムリーダー代理のムサシとコジロウがバトルをしかけてきた

ムサシ『ジム戦スタートよ!ジャリンコ共!ニドクイン!ばかぢから!!』

ニドクイン『ニドォ!!』ゴゴゴ

スイレン『ナギサ!!いきいきバブル!!』

ナギサ『イッブイ!!』プクプク

ニドクイン『』ドサッ

ムサシ『な?一撃!?』

コジロウ『ニドキング!どくづき!!』

ニドキング『ニドォ!!』オオオ

アセロラ『ミミたん!かわしてぽかぼかスマッシュ!!』

ミミたん『キュー!!』スマァーッシュ

ニドキング『』ドサッ

コジロウ『う、嘘だろ!?ボスから借りたポケモンだぞ!?』

スイレン『やったね!ナギサ!』パチン

ナギサ『ブイッ!』パチン

アセロラ『へっへー!アセロラとミミたんのコンビは無敵だよ!』

ミミたん『キュー!』


ホウ「おねーちゃんもおばけのおねーちゃんもすごーい!!」キラキラ

スイ「ナギサとミミたんつよーい!一撃だー!!」キラキラ

アセロラ、スイレン「/////」テレッ

ミミたん、ナギサ「/////」テレッ
108 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/16(日) 20:34:29.11 ID:0GBf8hgV0
ムサシ『う、狼狽えてんじゃないわよ!こっちにはまだメガスピアーが残ってるのよ!』

コジロウ『そ、そうだったな!メガスピアー!メガシンカしたお前のチカラをみせてやれー!!』

メガスピアー『ピアッ!!』ギラン

サトシ『ピカチュウ!!ばちばちアクセル!!』

ピカチュウ『ピィ…』バリッ

メガスピアー『!?』

ピカチュウ『カァ……』ダダダダ

ムサシ『これって…』

コジロウ『まさか…』タラッ

ピカチュウ『ヂュウーー!!』バリバリバリ

ドカーン!!

メガスピアー『』ドサッ

ヤナカンジィィィ

キラーン

アセロラ『ロケット団の人たちぶっ飛んでいっちゃった…』

サトシ『やったな!ピカチュウ!』

ピカチュウ『ピカァ!』

スイレン『! サトシ、アセロラ!これ!』スッ

サトシ『それは…グリーンバッジ!あいつら落としてったんだ!』

アセロラ『グリーンバッジ……』ヒョイッ

アセロラ『………ミミたん!』

ミミたん『キュー!』コクン

アセロラ『グリーンバッジ!ゲットだぜ!』パチン

ミミたん『キュー!!』パチン

▼アセロラはグリーンバッジをてにいれた。カントーのバッジをすべてコンプリート………

ドカーン!!

アセロラ、スイレン、サトシ『!!?』

サトシ『な、なんだ!?』

スイレン『壁が爆発した……?』

ユラッ

アセロラ『! 誰か………いる……?』

???『………………』

スイレン『あの煙の向こうに見える姿……ポケモン……?』タラッ

サトシ『あ、あいつがジムの壁を破壊したのか?』

???『………………』

ミミたん、ナギサ、ピカチュウ『』ガタガタガタ

アセロラ(ミミたんたちがあのポケモン?を見て脅えてる………?)
109 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/16(日) 21:15:11.28 ID:0GBf8hgV0
アセロラ『あなたは……だれなの……?』タラッ

ミュウツー『………』スッ

ブゥゥゥン

スイレン『あのポケモン、手に何かチカラみたいなのを溜めてる!』

サトシ『攻撃してくるぞ!逃げろアセロラ!』

ミュウツー『…………』ブゥゥゥン

アセロラ『う、うん……』ガタガタ

アセロラ(! あ、足が震えて動かな……)ガタガタ

サトシ『! くそっ!ピカチュウ!』

ピカチュウ『ピカァ!!』ダッ

ミュウツー『……………』ブンッ

バキッ

ピカチュウ『ヂュウ…』ドサッ

サトシ『ピカチュウー!!』

スイレン『………ナギサ!アイツを水平線の彼方までぶっ飛ばして!!』

ナギサ『イッブイ!!』ダッ

ミュウツー『…………』ブンッ

ナギサ『ブィ…』ドサッ

スイレン『そ、そんな……!?ナギサまで一撃……?』

ミュウツー『……………』ブゥゥゥン

ミミたん『キュー!!』ダッ

ミュウツー『……………』ブンッ

ミミたん『キュー…』ドサッ

アセロラ『ぁ……あ………ミミたんまでやられ……』ガタガタ

サトシ『あのポケモン……強すぎる……』タラッ

サトシ『アセロラ!スイレン!一旦逃げよう!ミミたんとナギサを持って……』

アセロラ『ぁ………あ………』ガタガタ

スイレン『………うぅ……』ガタガタ

サトシ『アセロラ………スイレン……』

ミュウツー『………………』スゥ

ボンッ!!

サトシ『……マズイ!!』ダッ

サトシ『……くそっ!!』ギュッ

アセロラ、スイレン『…………』ギュゥ


ドカーン!!
110 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/16(日) 21:16:24.94 ID:0GBf8hgV0
ホウ「おねーちゃんのボーイフレンドがおねーちゃんとおばけのおねーちゃんを抱きしめてるー!!」フンスフンス

スイ「うわきだー!!」

スイレン、アセロラ「サトシーー!!」

ホウ、スイ「」ビクッ

スイレン「さ、サトシが死んじゃう!!助けに行かなきゃ!!」ユサユサ

ホウ「お、おねーちゃん!テレビゆらさないで!!壊れちゃうよー!」

アセロラ「あわわ……サトシが……ど、どうすれば……!」アタフタ

アセロラ「あっ!そうだミミたん!ミミたんがゲームの中に入って……」

ミミたん「キュ!?」

スイ「落ち着いてよおばけのおねーちゃん!ゲームの話だよ!」
111 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/16(日) 21:40:35.06 ID:0GBf8hgV0
サトシ『……うっ…』ムクリ

サトシ『あ、あれ…?俺に生きてる…?』ボフン

サトシ『なんだ?綿?』ボフンボフン

『それはフランソワ…メガチルタリスのコットンガードです』

サトシ『!』

リリエル『久しぶりですね。サトシ』ニコッ

フランソワ『チルッ!』

サトシ『リリエル!?なんでここに?』

リリエル『妙な胸騒ぎがしたもので……』

サトシ『そ、そっか…じゃあ…リリエルのメガチルタリスがコットンガードで守ってくれたのか。ありがとな』

フランソワ『チルッ!』

サトシ『そ、そうだ!アセロラとスイレンは!?』チラッ

アセロラ、スイレン、ピカチュウ、ミミたん、ナギサ『』

リリエル『大丈夫です。みんな気絶しているだけで無事です』

サトシ『良かった…』ホッ

リリエル『論理的結論からいいますと…詳しい話は後にしておきましょう。まずは…』チラッ

ミュウツー『……………』オオオ

リリエル『…………ミュウツーをどうにかしなくては…』

サトシ『ミュウツー……?』

ミュウツー『………………』

リリエル『シロン!シンク!』

シロン『コン!』グルル

シンク『コォン!』グルル

ミュウツー『……………』クルッ

シュン

リリエル、サトシ『!』

▼野生のミュウツーは逃げたした

サトシ『………ミュウツーが何処かに飛び去ってく……?』

サトシ『と、とりあえず助かったのか…』ヘタッ

リリエル『……………』

リリエル(ミュウツーの飛び去った方角……あれは恐らくハナダの……)


ホウ、スイ「勇者だーー!!」キラキラ

アセロラ「……サトシ、良かった…」ホッ

スイレン「グッジョブ!リーリエ!」グッ

ナギサ「イッブイ!」
112 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/16(日) 22:05:52.80 ID:0GBf8hgV0
スイレン『………リリエルが私たちを助けてくれたんだ…』

アセロラ『ありがとう、リリエル』

リリエル『いえ』ニコッ

サトシ『………ミュウツー…か……』

リリエル『………はい。あのポケモンは…詳しいことは私にもわかりませんが、ロケット団が幻のポケモン"ミュウ"を利用して作り出したポケモンだと聞いています』

リリエル『そして…ミュウツーはロケット団の手に余る強さで手に終えず……何故ミュウツーがトキワに現れたのかはわかりませんが…』

アセロラ『ミュウにミュウツー………アセロラ、グレンのポケモン屋敷でミュウツーの研究レポートみたいなのを見たの…』

スイレン『ポケモン屋敷で……?』

サトシ『………ミュウツー……俺、難しいことはよくわかんないけどさ?なんか可哀想だな…』

ピカチュウ『ピカピィ…』

リリエル『………可哀想、ですか……』

アセロラ『……アセロラ…ミュウツーに手も足も出なかった……』

アセロラ『ただ脅えるだけで……サトシやリリエルに助けてもらっただけで……』ウルッ

アセロラ『何がポケモンリーグ……アセロラ、もっと強くなりたいよ…』グスッ

スイレン『……………』グスッ

サトシ『アセロラ…スイレン……』

リリエル『……………』
113 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/16(日) 22:23:37.09 ID:0GBf8hgV0
リリエル『……………トキワをあちらに進んだ先に……』スッ

アセロラ、スイレン、サトシ『!』

リリエル『………カントーのバッジを全て集めた者だけが通れるゲートが。そしてその先に待ち構えるチャンピオンロード』

アセロラ『………チャンピオンロード?』

リリエル『そうです。チャンピオンロードはバッジを集めたトレーナーだけが通れる試練の場所。チャンピオンロードにいるトレーナーや野生のポケモンは別格の強さです』

スイレン『!!』

サトシ『すっげー…』ゴクリ

リリエル『………そして、更にチャンピオンロードを抜けた者だけがたどり着くことのできるポケモンリーグ本部がある場所"セキエイこうげん"』

リリエル『ここには…カントー最強のトレーナー"四天王"が待ち構えています』

アセロラ『四天王!?』

リリエル『はい、チャンピオンロードを制し、四天王を倒した暁には……』

リリエル『きっとあのミュウツーとも戦える強さになっているハズです!』

リリエル『ただ…チャンピオンロードや四天王を越えるのは一筋縄ではいかない険しき道……あなた方に挑戦する覚悟はありますか?』ニッ

アセロラ『………うん!勿論だよ!』

スイレン『元から全部突破するつもり!!』

サトシ『チャンピオンロードに四天王……ミュウツー!へへっ!燃えてきたぜ!』ニッ

ピカチュウ『ピカァ!!』

リリエル『………あなた方ならそういうと思っていました』フフッ

リリエル『………セキエイこうげんでまた会いましょう。健闘を祈ります。がんばリーリエ』クルッ

リリエル『いきますよ。フランソワ』

フランソワ『チルッ!』

バサッ バサッ

スイレン『…リリエル、行っちゃった』

サトシ『………へへっ!ワクワクしてきたな!』

アセロラ『………うん!』

アセロラ『いこうミミたん!まずは……チャンピオンロードを制覇だよ!!』

ミミたん『キュー!!』

▼こうしてトキワジムをクリアし、カントーのバッジをコンプリートしたアセロラ、スイレン、サトシは

▼セキエイこうげんに向かうべく、チャンピオンロードを目指すのであった
114 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/16(日) 22:33:33.59 ID:0GBf8hgV0
>>112
訂正
リリエル『そして…ミュウツーはロケット団の手に余る強さで手に終えず……何故ミュウツーがトキワに現れたのかはわかりませんが…』

リリエル『そして…強大なチカラを持つミュウツーはロケット団の手には終えず……何故ミュウツーが今になってトキワに現れたのかはわかりませんが…』
115 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/16(日) 23:35:54.72 ID:0GBf8hgV0
▼アセロラ、スイレン、サトシは"次はセキエイ高原で会おう"と約束し、各々別々にチャンピオンロードを攻略することにした

▼でんどういりするまでサポートトレーナーサトシは使用できません


ホウ「えー!?おねーちゃんのボーイフレンド使えないのー!?」

スイ「なんでー!?」

アセロラ「あ、アセロラにもわかんないよ……ヤマブキあたりからアセロラが知らないイベントばっかりだし……どうなってるの??」

スイレン「アセロラ」ポンッ

アセロラ「?」

スイレン「どんまい」ニヤニヤ

アセロラ「……何がおかしいのよ…」イラッ

ミミたん「キュー」


〜チャンピオンロード〜

▼その後アセロラはチャンピオンロードのトレーナーとのポケモンバトルや野生のポケモンのゲットを繰り返し…

コーチトレーナー『強い…』ガクッ

アセロラ『なんたってアセロラとミミたんのコンビは無敵だからねー!』

ミミたん『キュー!!』

▼途中たまたま見つけたファイヤーとバトルをしてゲットしたりして

マスターボール『』ウニウニ ウニウニ ポーン

アセロラ『ファイヤー!ゲットだぜ!』イエーイ

ミミたん『キュー!!』

▼めきめきと強くなっていった
116 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/17(月) 00:19:49.70 ID:v2EVzNYb0
〜23番道路〜

アセロラ『………うーん……ようやく抜けたねー!チャンピオンロード!』ノビー

ミミたん『キュー!』ピョン

アセロラ『ミミたん?』

ミミたん『キュー!』スッ

アセロラ『! うん、そうだね!あそこが…』

アセロラ『ポケモンリーグ!』

▼アセロラはミミたんと一緒にポケモンリーグを見上げた

アセロラ『………思えば…ここまで来るのに色んなことがあったね。ミミたん』

ミミたん『キュー』

アセロラ『………クチナシおじさんにポケモン図鑑を貰った日にミミたんをゲットして……』

ミミたん『キュー』

アセロラ『ポケモン図鑑完成とポケモンリーグ出場のバッジ集めの為にサトシと一緒に旅をして……』

アセロラ『色んな人やポケモンと出会ったりバトルしたりしたね』

アセロラ『………ジムリーダーの人やスイレンとバトルしたり…勇者と一緒にロケット団と戦ったり…』

アセロラ『通りすがりの料理人にミミたんの必殺技を教えてもらったり…豪華なお船に乗ったり…』

アセロラ『…ガラガラの幽霊に会ったり…サトシがお人形にされたり…ミュウツーに負けて泣いちゃったりもしたね?』フフッ

ミミたん『キュー!』

アセロラ『楽しいことも辛いこともいっぱい会ったけど……ミミたんやサトシ、スイレンと一緒にしたカントーの旅は…アセロラ、大人になっても……おばあちゃんになっても…一生忘れることのない、とっても素敵な思い出だよ』ニコッ

ミミたん『キュー』コクッ

アセロラ『………サトシやスイレンはもうセキエイについたのかな?』

アセロラ『ミミたん!セキエイのポケモンリーグはリリエルが言ってたカントー最強のトレーナー"四天王"との勝ち抜き戦なんだって!』

ミミたん『キュー……』ゴクリ

アセロラ『カントー最強のトレーナーって言うくらいだもん!きっとものすごく強い人たちだよ!』

ミミたん『キュー!』

アセロラ『ミミたん!準備はいい?』

ミミたん『キュー!』コクン

アセロラ『いこう!』

ミミたん『キュー!!』
117 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/17(月) 22:04:47.77 ID:8dKDDqXa0
〜セキエイ高原 四天王第一の間〜

アセロラ『ここが一人目の四天王がいるお部屋…』ゴクリ

アセロラ『………お部屋の中が暗い…周りに見えるのは……星かな?』

ミミたん『キュー?』

『チャレンジャーさん。セキエイ高原第一の間、プラネタリウムにようこそ』

アセロラ『! あなたは!?』

マーマネ『僕はカントー四天王の一人、マーマネだよ!よろしくね』ニヤッ

トゲデマル『マキュキュー!』


スイレン「ブホッ!マーマネ!?」

アシマリ「アウ!?」

スイレン「な、なんでマーマネが!?カンナさんは?」

アセロラ「アセロラにもわかんないよ…言ったでしょ?アセロラ、アセロラやスイレン、サトシのこと以外はほとんどノータッチだって」


アセロラ『キミは……アセロラたちがロケット団の人たちに襲われた時に助けてくれた…』

マーマネ『うん、久しぶりだね!まさかあの時のキミが…バッジを全部集めてここまで来るとは思わなかったよ。僕とキミはこうなる運命だったのかもしれない…』

アセロラ『………』

マーマネ『この部屋を見なよ……普段暗がりが苦手な僕でも……大好きな星たちや相棒のトゲデマルが側にいると勇気がわいてくる』

トゲデマル『マキュキュ!』


スイレン「うわっ!マーマネ…すっごいナルシスト」


マーマネ『………っと、話はこれぐらいにして……そろそろ始めようか!ポケモンバトル!』

マーマネ『僕はカントー四天王の一人!今までキミが戦ってきた相手と一緒にしてたらケガするよ!』スッ

トゲデマル『マキュキュ!!』

アセロラ『それはアセロラのセリフだよマーマネ!アセロラもミミたんもあの時よりすっごく強くなったの!』

アセロラ『油断してたらおくちあんぐりだよ!!』

ミミたん『キュー!!』

▼四天王のマーマネがバトルをしかけてきた


スイレン「……BGMもアローラ四天王のだし……カントー四天王とはいったい…」
118 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/17(月) 22:16:45.21 ID:8dKDDqXa0
マーマネ『いけっ!メタグロス!!』ポイッ

メタグロス『グロー!』ボンッ

アセロラ『お願い!ミミたん!』

ミミたん『キュー!』


スイレン「カントー四天王を名乗るならせめて使いなよ。カントーのポケモン」

ホウ、スイ「おねーちゃんいちいちうるさーい!!」


マーマネ『メタグロス!メガシンカ!』ペカー

メガメタグロス『グロー!!』

アセロラ『メガメタグロス……強そう……だけど…』

アセロラ『アセロラとミミたんは……チャンピオンロードの修行でそれ以上に強くなったんだよ!!』

アセロラ『ミミたん!ぽかぼかスマッシュ!!』

ミミたん『キュー!』スマァーッシュ

メガメタグロス『』バタッ

マーマネ『そんな!?メガメタグロスぎ一撃で?』

アセロラ『うふふ!ミミたん!この調子でどんどんいこうよ!』

ミミたん『キュー!』

マーマネ『ジバコイル!』

アセロラ『ぽか!』

ミミたん『キュー!』スマァーッシュ

ジバコイル『』バタッ

マーマネ『ライチュウ!』

アセロラ『ぼか!』

ミミたん『キュー』スマァーッシュ

マーマネ『クワガノン!』

アセロラ『スマーァッシュ!!』

ミミたん『キュー』スマァーッシュ

クワガノン『』ドサッ
119 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/17(月) 22:27:33.27 ID:8dKDDqXa0
アセロラ『あーとひっとり♪あーとひっとり♪』

ミミたん『キュー♪』

マーマネ『ぐうぅ……!!こうなったら……』

マーマネ『お願い!!トゲデマル!』

トゲデマル『マキュキュ!』ダッ

アセロラ『ミミたん!』

ミミたん『キュー!』スマァーッシュ

トゲデマル『キュキュ…』ドサッ

マーマネ『トゲデマルーー!!』

▼四天王のマーマネとのバトルに勝利した


ホウ、スイ「ミミたんすごーい!!」キラキラ

スイレン「四天王まで一撃とは…ミミたん相変わらずチート」

スイレン「マーマネ。憐れ」


マーマネ『うぅ……負けたよ。キミ、強いね』

アセロラ『なんたって、アセロラとミミたんのコンビは無敵だからね!』

ミミたん『キュー!!』

マーマネ『無敵……か……ふふっ、リーリエの言った通りだ』

マーマネ『次の部屋に進みなよアセロラ。第二の四天王が待ってるよ』

アセロラ『ありがとう!マーマネ!』ニコッ

マーマネ『!』

アセロラ『いこっ!ミミたん!』スタスタ

ミミたん『キュー!』スタスタ

マーマネ『………………』

マーマネ『……今のキミは……星よりも輝いてたよアセロラ』フッ


スイレン「うわぁ……マーマネ…うわぁ…アセロラ…うわぁ…」

アセロラ「だ、だからこの辺はアセロラもノータッチだって言ってるでしょ!」

スイレン「アセロラ……うわぁ…」
120 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/17(月) 22:43:59.94 ID:8dKDDqXa0
〜四天王第二の間〜

アセロラ『ここが第二の間……なんかジャングルみたいなところだね、ミミたん』ゴクリ

ミミたん『キュー』

アセロラ『ここに二人目の四天王が……どんな人かわからないけど…気を引き締めていこうね!ミミたん!』

ミミたん『キュー!』


スイレン「……二人目の四天王…なんとなく予想がつく」

アセロラ「アセロラもだよ」


『第二の間……シェードジャングルエリアにようこそだよ!チャレンジャーアセロラ』

アセロラ『! あなたは!?』

マオ『久しぶりだね!アセロラ!ミミたん!』ニコッ


スイレン「やっぱり。予想通りマオちゃんか…」

アセロラ「だね」


アセロラ『あ、あなたは!ミミたんに必殺技を教えてくれた通りすがりの料理人さん!』

ミミたん『キュー!』

マオ『ふふふ……ごめんねアセロラ?通りすがりの料理人とは仮の姿なんだ……!本当は……』

アセロラ、ミミたん『』ゴクリ

マオ『カントー1の料理人にして、セキエイ高原第二の間を護る、カントー四天王の一人!!』

マオ『"四天王のアイドル"マオちゃんでーす☆』イエーイ


ホウ、スイ「えーー!?マオちゃんってアイドルだったのーー!!」キラキラ

スイレン「う、うん……」

アセロラ「そ、そうなんだね…」
121 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/17(月) 22:54:09.37 ID:8dKDDqXa0
マオ『アセロラ!ここまで来たら本気の本気!ゼンリョクでバトルだよ!』

マオ『私が教えた必殺技……どれだけ使いこなせたか見せてもらうね!』

アセロラ『うん!ゼンリョクでいくよ!マオ!』

▼四天王のマオがバトルをしかけてきた

マオ『フシギバナ!!やっちゃってー!!』ポイッ

フシギバナ『バァナ!!』

アセロラ『お願い!ミミたん!』

ミミたん『キュー!!』

マオ『フシギバナ!メガシンカ!!』ペカー

メガフシギバナ『バァナ!!』

アセロラ『マオ!あの時マオに教えてもらった技……早速使わせてもらうよ!』

アセロラ『ミミたん!ぽかぼかスマッシュ!!』

ミミたん『キュー!』スマァーッシュ

メガフシギバナ『』ドサッ

マオ『! 一撃!?』

アセロラ『へっへー♪』

マオ『……ふふっ…ちゃんと技を使いこなせてるみたいだね!アセロラ!ミミたん!』ニコッ

マオ『なら……これならどう!!』ポイッ

フライゴン、ヤレユータン、ラランテス『』ボンッ

アセロラ『ミミたん!』

ミミたん『キュー!』スマァーッシュ

フライゴン、ヤレユータン、ラランテス『』ドサッ

マオ『!!!』

マオ『やるねアセロラ……だったら…私も切り札を出すよ!』

マオ『お願い!アマージョ!!』

アマージョ『マッジョ!!』

アセロラ『ミミたん!』

ミミたん『キュー!!』
122 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/17(月) 23:07:37.57 ID:8dKDDqXa0
アマージョ『』ドサッ

マオ『……アマージョが……』

マオ『……お疲れ様。アマージョ』ナデ

▼四天王マオとのバトルに勝利した

マオ『……アハハ…強くなったね!アセロラ』

アセロラ『アセロラがここまで強くなれたのは……ミミたんやサトシ…スイレン…リリエル……それに…カントーのジムリーダーさんたちやおじさん、旅先であったみんなやポケモンのお陰だよ!』

アセロラ『勿論、マオも』ニコッ

マオ『……ふふっ、みんなのお陰…か…アセロラが強い理由がわかった気がするよ』

マオ『……アセロラ!ミミたん!次の部屋に進んで!戦いはまだまだこれから!油断したらダメだよ!』

アセロラ『ありがとう!マオ!』

マオ『……アセロラ!アセロラがチャンピオンになったら最高の料理を作ってあげる!だから………』

マオ『次会う時はアセロラがカントーのチャンピオン!だね!約束!』ニコッ

アセロラ『うん!約束だよ!マオ!』ニコッ

アセロラ『いこう!ミミたん!』

ミミたん『キュー!』
123 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/17(月) 23:19:40.59 ID:8dKDDqXa0
〜四天王第三の間〜

アセロラ『うぅ……暑い〜………』

ミミたん『キュー……』

アセロラ『……ここは……火山…かな?こんな所に三人目の四天王さんが?』

『ようこそ第三の間"ヴェラ火山フィールド"へ』

アセロラ『!』

カキ『歓迎するぜ』ニッ


スイレン、アセロラ(やっぱり三人目はカキか)ヤレヤレ

スイレン「実は…地味にキクコおばあちゃんとアセロラのゴースト対決も期待してた」

アセロラ「そんなことアセロラに言われても……」


アセロラ『カキ!?』

カキ『久しぶりだなアセロラ!シオンでは世話になったな』ニッ

アセロラ『カキが三人目の四天王だったなんてビックリだよ!』

アセロラ『カキ!あの時のカラカラは元気?』

カキ『ああ、お陰様でな』

カキ『アセロラ!アセロラとサトシは俺やホシ…カラカラの恩人だ!だが……』

カキ『こうして四天王とチャレンジャーという立場で出会ったなら話は別だ!』

カキ『シオンでの感謝も込めて……手加減なしのゼンリョクでいくぜ!!』クワッ

アセロラ『うん!そうこなくっちゃ!アセロラもゼンリョクバトルは望むところだよ!カキ!』

▼四天王のカキがバトルをしかけてきた
124 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/18(火) 21:20:04.93 ID:WDntCVNV0
カキ『いけっ!リザードン!』ポイッ

リザードン『ザァドン!!』

アセロラ『お願い!ミミたん!』

ミミたん『キュー!!』

カキ『ウオォォォ!!リザードン!メガシンカだ!!』ペカー

メガリザードンY『ザァドン!!』

アセロラ『ミミたん!ぽかぼかスマッシュ!!』

ミミたん『キュー!!』スマァーッシュ

メガリザードンY『』ドサッ

カキ『ノオォォォ!!リザードォォン!!』

アセロラ『へっへー!やったぜミミたん!』

ミミたん『キュー!!』


スイレン「………もう…なんて言うか、ここまで一方的だと主人公と言うより魔王に見えてくる。アセロラとミミたん」

アセロラ「////」テレッ

ミミたん「////」テレッ

スイレン「いや、そこテレるとこじゃない」

ホウ、スイ「まおーかっけーー!!」キラキラ

スイレン「カッコよくない」
125 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/18(火) 21:39:53.46 ID:WDntCVNV0
▼その後アセロラとミミたんはカキのウインディ、バクガメス、ブーバーンを一撃で倒していき…

カキ『ハァハァ…やるなアセロラ…!ミミたん!』ニッ

アセロラ『ふっふっふー!アセロラとミミたんのチカラはまだまだこんなものじゃないよ?カキー!』

ミミたん『キュー!』

カキ『ふっ、それでこそ俺が認めたトレーナーだ。やはり最後はコイツしかいない』スッ

カキ『おいでませ!!』ポンッ

アローラガラガラ『ガラァ!!』

アセロラ『! そのコは!?』

ミミたん『キュー!!』

カキ『ああ……!あの時、お前やサトシに助けてもらったカラカラが進化した姿だ』

カキ『……このヴェラ火山フィールドはアローラ地方にあるヴェラ火山を元にして作っている』

カキ『どうやらここはアローラ地方のヴェラ火山と気候も同じになってしまったらしい。ここでカラカラを鍛えていたらアローラガラガラに進化した』

アローラガラガラ『ガラッ!』

アセロラ『なるほどー』

カキ『アセロラ!俺とガラガラのゼンリョク、受けてもらうぞ!!』

アローラガラガラ『ガラッ!!』スッ

アセロラ『……うん!ガラガラ!キミは一人でいなくなったお母さんを探しに行くくらい強いコだって、アセロラ知ってるよ!』

アセロラ『だから……アセロラとミミたんもゼンリョクでいくよ!』

ミミたん『キュー!!』

カキ『……ふっ、行くぞ!ガラガラ!!』

アローラガラガラ『ガラッ!!』

アセロラ『ミミたん!』

ミミたん『キュー!!』


ズガガガガガ!!


スイレン「そして安定の一撃。アセロラ、容赦なし」

アセロラ「スイレン!ガラガラはゼンリョクで立ち向かって来てくれんだよ!こっちもゼンリョクで立ち向かうのが礼儀だよ!」

ミミたん「キュー!!」

アセロラ「それに、遊びも恋もポケモン勇者も常にゼンリョク!!これがアセロラのポリシーだからねー!」

ホウ「おばけのおねーちゃんカッコいー!!」キラキラ

スイ「おねーちゃんのボーイフレンドみたーい!!」キラキラ

アセロラ「えへへ////」テレッ

スイレン「わ、私もそうだし!!」

アシマリ「アオ…」
126 : ◆KDBZo6p5dM [sage]:2018/12/18(火) 21:42:48.53 ID:WDntCVNV0
>>125
訂正
アセロラ「それに、遊びも恋もポケモン勇者も常にゼンリョク!!これがアセロラのポリシーだからねー!」

アセロラ「それに、遊びも恋もポケモンバトルも常にゼンリョク!!これがアセロラのポリシーだからねー!」
127 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/18(火) 21:50:59.94 ID:WDntCVNV0
アローラガラガラ『』ドサッ

カキ『……くっ…負けたか…』

アセロラ『強くなったね。ガラガラ』ニコッ

ミミたん『キュー!』

ホシ『おにーちゃん!!』

アセロラ、ミミたん『!』

カキ『ホシ………』

カキ『……すまんホシ、お兄ちゃんとガラガラ負けちゃったよ…カッコ悪いとこ見せちゃったな…』

ホシ『うぅん、そんなことない!』

カキ『え?』

ホシ『お兄ちゃんもガラガラもとってもカッコよくて強かったよ!』ニコッ

カキ『ホシ……』ウルッ

カキ『ホシィィィィ!!』ギュゥゥゥ

ホシ『ちょ、ちょっとやめてよお兄ちゃん!!恥ずかしいよ!!』グイー

アセロラ『うんうん!美しい兄妹愛、だね!』ニコニコ

ミミたん『キュー!!』

カキ『……アセロラ、ミミたん。ナイスバトル!俺の完敗だ』スクッ

カキ『次の間に進め!最後の四天王がお前に会いたくて首をアローラナッシーにして待ってるぞ!』

アセロラ『…………?アセロラに…会いたい?』

ミミたん『キュー?』
128 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/18(火) 22:00:39.01 ID:WDntCVNV0
〜四天王最後の間〜

アセロラ『…………アセロラに会いたがってる最後の四天王って誰なんだろうね?』

ミミたん『キュー?』

アセロラ『…………それにしてもここ…不思議なとこだね。一見洞窟にも見えるけど……』チラッ

ウツロイド『』フワー

アセロラ『…………あの野生(?)のポケモン…シルフカンパニーでロケット団のお姉さんが使ってたポケモンだよ。確か………ウルトラビースト……だったかな?』

『待っていましたよ。アセロラ、ミミたん』

アセロラ、ミミたん『!』

リーリエ『ようこそ、四天王最後の間"ウルトラスペース"へ』

シロン『コーン!』

アセロラ『え?リリエル?なんで!?』

リーリエ『……騙していたつもりはないのですが……勇者リリエルとは悪を挫き、世直しを為の仮の姿……私の本当の正体は……』

アセロラ『』ゴクリ

リーリエ『セキエイ高原カントー四天王の将!!リーリエです!!』バーン

シロン『コーン!!』

アセロラ『リリエル……いや、リーリエが……四天王……?』


スイレン「知ってた」

アセロラ「知ってた」
129 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/18(火) 22:19:12.61 ID:usDP4bajO
リーリエ『アセロラ、ミミたん!論理的結論を言いますと……私、あなたたちならばここまでたどり着くと信じていました』ニコッ

アセロラ『リーリエ……』

リーリエ『……ここからは甘えも助け合いもナシのゼンリョクバトルです!アセロラ!』

リーリエ『……私を越え……チャンピオンに……そしてミュウツーと再び戦う覚悟はありますか!!』

アセロラ『うん、勿論だよリーリエ……!アセロラはおじさんに図鑑を貰った時から決めてたの!』

アセロラ『ジムリーダーも……四天王もリーリエもスイレンもミュウツーも……まだ見たことない他の地方の強いトレーナーやポケモンもみんな倒して……』

アセロラ『アセロラは…ポケモンマスターになる!!』

ミミたん『キュー!!』

リーリエ『ポケモンマスター……ですか…』フフッ

リーリエ『ならば…論理的結論から言いますと、やることは一つ!!』キッ

フランソワ『チルッ!』

アセロラ『………お願い!ミミたん!』

ミミたん『キュー!!』

アセロラ、リーリエ『ゼンリョクでバトルしよう!!!』


ホウ「がんばれー!!ゆうしゃー!!」

スイ「まけるなー!まおーのおねーちゃん!!」

アセロラ「もう、アセロラ、まおーのおねーちゃんじゃないよ」クスッ

スイレン「ねぇ、まおーのおねーちゃん」クイクイ

アセロラ「スイレンが言うと嫌味に聞こえるよ」

スイレン「なんかリーリエの戦闘BGMだけ豪華なんだけど」

アセロラ「あー、これはね?確か説明書に…」ピラッ

スイレン「説明書……?」

アセロラ「えーと…この曲は…1~2小節 C3(鍵盤の真ん中のドの音)を基準の0として白鍵を1と見立て、素数23,19,17,13,11,7,5,3と音が下降します…そして…」

スイレン「長い、懲りすぎ、チンプンカンプン」
130 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/18(火) 22:31:37.57 ID:WDntCVNV0
リーリエ『フランソワ!メガシンカです!!』ペカー

フランソワ『チルー!!』バサッ

アセロラ『メガチルタリス……!!』

リーリエ『フランソワ!はかいこうせん!!』

フランソワ『チルー!!』バババ

アセロラ『ミミたん!避けてぽかぼかスマッシュ!!』

ミミたん『キュー!!』ヒョイッ

スマァーッシュ!!

フランソワ『』ドサッ

リーリエ『! フランソワが……やりますね!アセロラ!』ニッ

アセロラ『へっへー♪』

リーリエ『ならば……お願いします!ラ・プリス!』ポイッ

ラ・プリス(ラプラス)『ラプー!!』

アセロラ『ラプラス……』

リーリエ『このコはシルフカンパニーでロケット団に捕まっていたところを保護したラプラスです!』

アセロラ『ミミたん!ぽかぼかスマッシュ!!』

ミミたん『キュー!!』スマァーッシュ

ラ・プリス『』ドサッ

リーリエ『ラ・プリスー!!』


スイレン「アセロラ、相変わらず容赦ないね」

アセロラ「ゼンリョクゼンリョクー♪」


リーリエ『……ならば……シャルロッテ!!』

シャルロッテ(色ウツロイド)『ロイド〜』


スイレン「あっ、リーリエカラーのウツロイド」


アセロラ『ミミたん!』

ミミたん『キュキュー!!』スマァーッシュ

シャルロッテ『』ドサッ
131 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/18(火) 22:43:42.28 ID:WDntCVNV0
リーリエ『……本当に強くなりましたね。アセロラ』フッ

リーリエ『……ならば…』ポイッ

シロン、シンク『コーン!!』

アセロラ『カントーキュウコンとアローラキュウコン……!?』

リーリエ『アセロラ!これが私のゼンリョクです!!シロン!れいとうビーム!シンク!かえんほうしゃ!』

シロン、シンク『コーン!!』カチカチメラメラ

アセロラ『すごい…これがリーリエのゼンリョク…』ゴクリ

アセロラ『……こうなったら……アセロラたちもチャンピオンロードで会得したゼンリョクの奥の手を出すしかないね!ミミたん!』

ミミたん『キュー!!』

アセロラ『いくよ!ミミたん!』ピカー

ミミたん『キュー!!』ピカー


ホウ「あっ…あ〜〜〜!!!」

スイ「まおーのおねーちゃんのあのポーズは……!!」

スイレン「……まさか、アセロラ…」

アセロラ「ふっふっふー♪」


リーリエ『……くっ!!この光は……!?』

アセロラ『ミミたん!!』ピカー

ミミたん『キュー!!』

"ぽかぼかフレンドタイム!!!"


スイレン「……まさかとは思ったけど……道具を持てないピカブイでついにやっちゃった。Z技…」

アセロラ「まぁまぁ、スイレン。これはミミたんバージョンだし、ここはメガシンカと同じような理屈ってことで一つ!ぽかぼかフレンドタイムは元々ミミたん専用Z技だしねー」

スイレン「あー、うん…」
132 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/18(火) 22:56:20.09 ID:WDntCVNV0
シロン、シンク『』ドサッ

リーリエ『シロンとシンクが………』

リーリエ『……強くなりましたね、アセロラ…』フッ

アセロラ『リーリエ………』

アセロラ『……アセロラとミミたんがここまでゼンリョクを出せたのはリーリエのお陰だよ!ありがとう、リーリエ!』ニコッ

ミミたん『キュー!』

リーリエ『ふふっ"ありがとう"ですか……あなたらしいですね、アセロラ』ニコッ

アセロラ『そ、そうかな?////』テレッ

リーリエ『……ともあれ、ここまで強くなったのならば…もうあのミュウツーとも互角以上に闘えるでしょう』

アセロラ『ミュウツーと……』ゴクリ

リーリエ『……ふふっ、ですが…論理的結論から言いますと、今はミュウツーの話よりも、お祝いが先ですね』

リーリエ『カントー四天王勝ち抜きバトルクリア!おめでとうございます!アセロラ!』ニコッ

アセロラ『四天王勝ち抜きバトルクリア……』

アセロラ『じゃ、じゃあ……アセロラ、カントーのチャンピオンになったの!?』

アセロラ『やったよミミたん!アセロラ、チャンピオンだよ!!』ウルッ

ミミたん『キュー!!』グッ

リーリエ『ふふっ』ニコッ

リーリエ『……アセロラ、この先の部屋に………いえ…』

リーリエ『ここから先はご自分の目で確かめてください!アセロラ』

アセロラ『うん!いこうよミミたん!』

ミミたん『キュー!』
133 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/19(水) 00:01:33.19 ID:2ITHRQaJ0
ガチャッ

アセロラ『うふふ♪アセロラもとうとうチャンピオンかー』

ミミたん『キュー!』

アセロラ『えへへ、まずはー…クチナシおじさんに報告して……って、そういえばサトシとスイレンはどうしたのかな?』

ミミたん『キュー?』

『おう、ごくろーさん』

アセロラ、ミミたん『! あーっ!!』

クチナシ『まさかアセロラがチャンピオンとはなーおどろいたぜ』

アセロラ『く、クチナシおじさん!!なんでいるの!?』

クチナシ『なんでってか?まぁ、細かいことはいいだろ』

アセロラ『もぅ!よくないよー!』プンプン

アセロラ『あっ!そうだおじさん!アセロラね、四天王に勝ってチャンピオンになったんだよ!すごいでしょー!』

クチナシ『……………』

アセロラ『………おじさん?』

クチナシ『………あー…そのことなんだが……実は…』ポリポリ

アセロラ『実は?』

クチナシ『お前より先に四天王を倒してここにたどり着いたやつがいてな?そいつを倒さなきゃチャンピオンになれないわけよ』

アセロラ『えぇ!?な、なによそれー!』

ミミたん『キュー!』

アセロラ『なんだ……じゃあ、チャンピオンになったってのはぬか喜びだったんだ…』ガクッ

クチナシ『……その…なんだ…すまねぇ…』

アセロラ『いいよ……じゃあ、その人を倒せばアセロラが正真正銘のチャンピオンになれるんだね!』

クチナシ『まぁ、そうなるな』

アセロラ『その人って誰?………ハッ!まさか…』

アセロラ『クチナシおじさん!?』

クチナシ『んなわけあるか』

アセロラ『だよねー』ウフフ

『アセロラよりも先に四天王を倒したトレーナー…』スタスタ

アセロラ、ミミたん『!』

スイレン『それは私たちだよ。アセロラ』

ナギサ『イッブイ!』

アセロラ『スイレン…ナギサ……』

ミミたん『キュー』


ホウ、スイ「お、おねーちゃんがチャンピオン!?」

スイレン(予想はついてたけど…私とナギサ、なんかカッコいい登場の仕方!ちょっぴり期待)ドキドキ

ナギサ「イッブイ!」
134 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/19(水) 00:45:07.25 ID:2ITHRQaJ0
>>128
訂正
リーリエ『……騙していたつもりはないのですが……勇者リリエルとは悪を挫き、世直しを為の仮の姿……私の本当の正体は……』


リーリエ『……騙していたつもりはないのですが……勇者リリエルとは悪を挫き、世直しをする為の仮の姿……私の本当の正体は……』
135 : ◆KDBZo6p5dM [sage]:2018/12/19(水) 21:01:45.09 ID:35v/9Tjg0
133
訂正
クチナシ『まさかアセロラがチャンピオンとはなーおどろいたぜ』


クチナシ『まさかアセロラがこの部屋までたどり着くとはなぁ…おどろいたぜ』
136 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/19(水) 21:15:24.28 ID:FPf6PSuCO
スイレン『……アセロラ、あれから私……強くなったの』

アセロラ『!』

スイレン『チャンピオンロードで強いトレーナーとたくさんバトルして…野生のポケモンを連鎖ゲットで経験値やあめを稼いで……ポケモンをあめで強化して…』

アセロラ『……………』

スイレン『全部、チャンピオンになる為!そして…』

スイレン『アセロラに負けないため!』キッ

アセロラ『スイレン……』

スイレン『……私、サトシが大好き!アセロラに負けないくらい!』

アセロラ『……………』


ホウ「おねーちゃんもあれくらい積極的になればいいのにねー?」

スイ「ねー?」

スイレン「よ、余計なお世話!!////」カァァァ


スイレン『……このバトルに私が勝ったら、サトシを諦めろとかは言わない!でも……』

スイレン『……ポケモンバトルも……恋のバトルもアセロラに負けるつもりはない!これっぽっちも!!』

ナギサ『イッブイ!!』

アセロラ『スイレン……やっぱりスイレンとアセロラは気が合うみたいだね?』ニコッ

スイレン『!』

アセロラ『アセロラだって同じだよ!アセロラはいっつもゼンリョクだからね!遊びも恋も…ポケモンバトルも…だから…』

アセロラ『アセロラも……ここでスイレンに負けるつもりはないよ!!』

ミミたん『キュー!!』

クチナシ『ライバルってやつか…』ヘッ


ホウ「アセロラはいっつもゼンリョクだからね!」キリッ

スイ「遊びも恋もポケモンバトルも!」キリッ

アセロラ「や、やめてよぉ!!////」カァァァ

アシマリ「アウ…」ヤレヤレ
137 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/19(水) 21:52:14.07 ID:35v/9Tjg0
アセロラ『……スイレン!』スッ

スイレン『アセロラ……』スッ

アセロラ、スイレン『チャンピオンになるのは私……!!』

▼チャンピオン(仮)のスイレンがバトルをしかけてきた

スイレン『カメックス!!』ポイッ

カメックス『カメー!!』ボンッ

アセロラ『ジュペッタ!!』ポイッ

ジュペッタ『ジュペー』ボンッ

アセロラ、スイレン『メガシンカーー!!』ペカー

メガカメックス『カメー!!』ゴゴゴ

メガジュペッタ『ジュペー!!』オオオ

スイレン『メガカメックス!ハイドロポンプ!!』

メガカメックス『カメー!!』ドドド

アセロラ『メガジュペッタ!シャドーボールで迎え撃って!!』

メガジュペッタ『ジュペー!!』ボボボ

ドカーン!!!

メガカメックス『』ドサッ

メガジュペッタ『』ドサッ

スイレン『メガカメックスー!!』

アセロラ『メガジュペッタ!!』

クチナシ『相討ち……か』
138 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/19(水) 22:04:34.47 ID:35v/9Tjg0
スイレン『……まだまだ……!!』スッ

スイレン『パルシェン!!ヤドラン!!ごー!!』ポイッ

パルシェン『パルゥ』クパァ

ヤドラン『ヤードラァン』ポケー

アセロラ『……でぶたん!!オムたん!!お願い!!』ポイッ

でぶたん『カビー』

オムたん(オムスター)『オムー』ニョロニョロ

スイレン『パルシェン!れいとうビーム!ヤドラン!サイコキネシス!』

パルシェン『パルー!!』ビビビビ

ヤドラン『ドラァン…』ムオオオ

アセロラ『……だったらこっちは……!』

アセロラ『でぶたん!メガトンパンチ!オムたんはげんしのちから!』

でぶたん『カビー!!』ブンッ

オムたん『オムー!!』ドドドド

ドババババババ

パルシェン、ヤドラン『』ドサッ

でぶたん、オムたん『』ドサッ


ホウ「す、すごいおねーちゃんたち…」ゴクリ

スイ「ご、ごかくだー…」ポチポチ

スイレン「アセロラ。なんで自分の体力を削る技を使ってるわけでもないのに相討ち?」

スイレン「しかも、操作してるのはホウとスイ」

アセロラ「スイレーン、そういうことは言いっこなしだよー」ニコニコ

スイレン「むぅ…」
139 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/19(水) 22:20:03.86 ID:35v/9Tjg0
スイレン『オニシズクモ!!アクアブレイク!!』

オニシズクモ『シズッ!!』バババ

アセロラ『ポニたん!!フレアドライブ!!』

ポニたん『ギャローー!!』ボボボ

ドガガガガ!!

オニシズクモ、ポニたん『』ドサッ

スイレン『……アシレーヌ!!』

アシレーヌ『アシレーヌ!!』

アセロラ『ピピたん!!』

ピピたん『ピクシー!!』

アセロラ、スイレン『ムーンフォース!!』

ピカー!!

アシレーヌ、ピピたん『』ドサッ


ホウ「ああ!アシレーヌがぁ!!」

スイ「アシレーヌー!!」

アシマリ「アウ…」ホロリ

アセロラ「えーと……ホウちゃんとスイちゃんが操作してるのは、一応アセロラなんだけどなー」ハハハ

スイレン「いつかアシマリもあんな立派なアシレーヌになって、撃とうね!ムーンフォース!」ニコッ

アシマリ「アウ!」グッ

アセロラ「ふふっ、じゃあミミたんも……」

ミミたん「キュー!」

アセロラ「……幽霊だからバトルできないっか…」

ミミたん「キュー…」ガクッ
140 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/19(水) 22:31:49.92 ID:35v/9Tjg0
スイレン『残るはお互いに一匹……』

アセロラ『……すっごく強くなったんだね!スイレン!』ニコッ

スイレン『うん、アセロラも!』ニコッ

スイレン『……やっぱり最後は…』

ナギサ『イッブイ!!』

アセロラ『うん、そうだね!』

ミミたん『キュー!!』

スイレン『……アセロラ!うけてみて!私たちのゼンリョク!!』ピカー

ナギサ『イッブイ!!』ピカー

アセロラ『スイレン……!その光は……』


ホウ「あ、ああ〜〜!!」

スイ「おねーちゃん!!そのポーズはー!!」

スイレン「まさか…」ゴクリ


ブースター、サンダース、シャワーズ、エーフィ、ブラッキー、リーフィア、グレイシア、ニンフィア『ブイッ!!』シュタッ

アセロラ『! どこからともなくブイズが!?』

ミミたん『キュー!?』

スイレン『ブイズのみんな!ナギサにチカラを!!』

ブイズ『ブイー!!』ピカー

ナギサ『イッブイ!!』オオオ

"ナインエボルブースト!!!"

ナギサ『ブイー!!!』ゴゴゴ

アセロラ『………うっ!!ナギサにすごいパワーが……』

ミミたん『キュー……』

スイレン『……ナギサ!!いきいきバブル!!』

ナギサ『イッブイー!!』プクプク

アセロラ『……!!ミミたん!!アセロラたちのゼンリョク、スイレンたちに見せようよ!!』

アセロラ『ぽかぼかスマッシュ!!』

ミミたん『キュー!!』スマァーッシュ

ドカッ!!
141 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/19(水) 23:25:50.50 ID:35v/9Tjg0
アセロラ『………』

スイレン『…………』

ミミたん『キュー…』ヨロッ

ナギサ『ブィ…』ドサッ

クチナシ『…勝負あったみてぇだな…』

クチナシ『カントーチャンピオン決定戦、アセロラvsスイレン!勝者はアセロラ!』

クチナシ『よって!カントーの新チャンピオンはアセロラだ!!』

アセロラ『アセロラが………チャンピオン…?』

ミミたん『キュー』

アセロラ『ミミたん………!』

ミミたん『キュー!』コクッ

アセロラ『えっへっへー!カントーチャンピオンの座!ゲットだぜ!!』パチン

ミミたん『キュー!!』パチン

▼ライバルのスイレンに勝利した

▼アセロラとミミたんはカントーチャンピオンになった


ホウ「やったー!ついにチャンピオンだー!!」ワーイ

スイ「おめでとー!!おばけのおねーちゃん!ミミたん!」

アセロラ「えへへ!ホウちゃんとスイちゃんのプレイが上手だからアセロラとミミたんがチャンピオンになれたんだよ」ニコッ

ミミたん「キュー!」

スイレン「うぅ……」

ナギサ「ブイー……」

ホウ「あれー?おねーちゃん泣いてるー?」ニヤニヤ

スイ「おばけのおねーちゃんに負けて悔しいのー?」ニヤニヤ

スイレン「く、悔しくない!これ、ゲームの中だし!リアルポケモンバトルならアセロラに負けないし!」

ナギサ「ブイ!!」

ホウ、スイ「へぇー?」ニヤニヤ

アセロラ「スイレン!アセロラはいつでも挑戦を受け付けるからねー?」

ミミたん「キュー!!」
142 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/19(水) 23:36:57.61 ID:35v/9Tjg0
スイレン『ナギサ……』ウルッ

ナギサ『ブイ……』

スイレン『うぅ…負けた……!!』グスッ

アセロラ『スイレン……』

スイレン『うぅ……あ、あんなに……頑張ったのに!!』グッ

スイレン『わかってる……ナギサやポケモンたちが悪いんじゃないって……!!私がまだまだ努力が足りないんだって……!』グスッ

アセロラ『………………』

スイレン『……でも……悔しい……!』グスッ

ナギサ『ブイ……』

クチナシ『………………』

アセロラ『………スイレン!』

スイレン『………?』グスッ

アセロラ『今回はたまたまアセロラとミミたんが勝った…でも……』

アセロラ『どっちが勝ってもおかしくないバトルだったよ!そうだよね?おじさん!』

クチナシ『………ん、まぁな…』ポリポリ

スイレン『アセロラ……』

アセロラ『えへへ!だからね、スイレン!』

アセロラ『アセロラはいつでも挑戦を受け付けるよ!このチャンピオンの座でね!』ニコッ

スイレン『………うん!』ゴシゴシ

クチナシ『へっ』ニッ


スイレン「もうゲーム気が済んだでしょ?時間も遅いし、帰ったら?」プクー

アセロラ「えー?これからがいいとこなんだよー?」

ホウ、スイ「現実はかなしい」

ナギサ「イッブイ」


クチナシ『さぁてと、新チャンピオンさんよ。でんどいりの記録をとるから奥の部屋に…』

『よっしゃー!四天王倒したし、俺がチャンピオンだー!!』

『ピカー!』

アセロラ、スイレン、クチナシ『!』
143 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/19(水) 23:54:04.10 ID:35v/9Tjg0
サトシ『へへっ!ようやく念願のチャンピオンだぜ!』

アセロラ、スイレン『サトシ!?』

サトシ『………って、…へ?アセロラ?スイレン?』

ピカチュウ『ピカァ?』

クチナシ『………悪いな兄ちゃん、時間切れだ。たった今アセロラがチャンピオンになって、今から記録にいくとこだ』

サトシ『え?マジ!?』ガーン

アセロラ『へっへー♪』 ピース

ミミたん『キュー♪』ピース

サトシ『一足遅かったか…』ガクッ

ピカチュウ『ピカピ』ポンッ

サトシ『まぁ…でも…チャンピオンおめでとう!アセロラ!』ニッ

アセロラ『ありがとう!サトシ』ニコッ

『まだあきらめるのは早いですよ』

アセロラ、スイレン、サトシ『!』

リーリエ『ポケモンリーグにはチャンピオン防衛戦というものがあります』

アセロラ『リーリエ……』

サトシ『チャンピオン防衛戦?』

マーマネ『チャンピオンに就いた者にバトルを挑んで、勝利したらその人がチャンピオンになれるシステムだよ!』

マオ『丁度今、アセロラがスイレンに勝ってチャンピオンになったみたいにね?』

カキ『まぁ、その為には……また俺たち四天王と勝ち抜き戦をしたり、色々と面倒臭い手続きや時間やチャンピオンの都合なんかもあったりするがな』フッ

アセロラ『みんな……』

リーリエ『アセロラ。チャンピオンは不動ではありません、その座に就くものはそのイスをとられまいとゼンリョクで死守し……』

リーリエ『また……その座を目指すものも死に物狂いでイスをとりにくる、そしてまた新たなチャンピオンに就いたものが同じことを繰り返す…まさに修羅の道です』

リーリエ『アセロラ、あなたにその覚悟はありますか?』

アセロラ『当然だよ!』ニコッ

ミミたん『キュー!』

リーリエ『ふふっ、あなたならそう言うと思っていました』ニコッ

サトシ『へへっ!防衛戦かぁ……燃えてきたぜ!』

カキ『まぁ、サトシは四天王を勝ち抜いたし、とりあえずそこはパスだな』

サトシ『アセロラ!いつ防衛戦やってくれる?明日?』キラキラ

アセロラ『えーと……』

スイレン『私も……!近々リベンジしたい!』

マオ『アハハ…アセロラモテモテだね?』

クチナシ『たくっ!だから言ってんだろ!こっからチャンピオン就任の手続きがあんだよ!』

クチナシ『それにお前ら……ポケモン図鑑はどうした?』

アセロラ、スイレン、サトシ『あ…』

アセロラ『………まぁ、とりあえず……』

スイレン『チャンピオン戦はポケモン図鑑を集めてから!』

サトシ『ミュウツーにリベンジもあるしな!』

アセロラ『うん、だね!』ニコッ
144 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/20(木) 00:01:11.29 ID:Fq4yT/Qw0
クチナシ『おらっ!アセロラはとっとと奥の部屋ででんどいりの記録してこい!』

アセロラ『はーい!』

クチナシ『お前らは先に研究所行ってろ!パーティの用意がしてあるからな!』

サトシ『パーティ!?』キラキラ

スイレン『クチナシ博士!意外と気が利く!』ホウ

クチナシ『うるせー!お前らもいけっ!』

マーマネ『え!?僕たちもいいの?』キラキラ

リーリエ『ありがとうございます!』ペコッ

カキ『やった!ホシも呼んでこなきゃな!』

マオ『パーティ料理なら私も料理手伝おうかな!』

サトシ『よっしゃー!みんな!クチナシ研究所でパーティだー!』

スイレン、リーリエ、カキ、マオ、マーマネ『おーっ!!』

ワイワイ

アセロラ『ふふっ』ニコッ

クチナシ『たくっ…』ハァ

アセロラ『……じゃあ……いこっかミミたん?』

ミミたん『キュー!』

〜〜〜〜〜♪
145 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/20(木) 00:16:50.68 ID:Fq4yT/Qw0
スイレン「あっ、エンディング!」

アセロラ「どう?ホウちゃん!スイちゃん!レッツゴー!ミミたんは面白かったかなー?」

ホウ、スイ「すっごくおもしろかったーー!!」

アセロラ「うふふ、よかった♪」ニコッ

スイレン「ようやく終わった。真・アセロラ無双。最後まで付き合った自分を褒めてあげたい」ウンウン

アセロラ「スイレーン!真・アセロラ無双じゃなくってレッツゴー!ミミたんだよー!」プンプン

ミミたん「キュー!」プンプン

アセロラ「それにね?ポケモンはでんどいりしてからが本番なの!」

アセロラ「これから先もやり込み要素がいっぱいあるの!まず、ミュウツーとのリベンジでしょ?それに……」

アセロラ「ポケモン強化はもちろん!色厳選に、ジムリーダーや色々なトレーナーとの再戦……それにチャンピオン防衛戦に伝説のトレーナー"ディア"とのバトル……」

ホウ、スイ「うんうん!!」キラキラ

スイレン「…………」

アセロラ「えーとそれから……アセロラとサトシの……ウフフフフ♪あげたらキリがないよ!」

ホウ「えー?なになにー?」

スイ「きになるー!」

アセロラ「それは………ゲームをプレイしてからのお楽しみかな?」ニコッ

スイレン「一人でやって」

ホウ「えー?ホウまだゲームやりたーい!!」ブーブー

スイ「スイもー!!」ブーブー

スイレン「ダメ!もうたくさんやったでしょ!目が悪くなっちゃう!!」

ホウ、スイ「」ビクッ

スイレン「それに、もう夜も遅い。アセロラは女の子!もうお家に帰る時間!」

アセロラ「大丈夫だよスイレン!アセロラ、今日スイレンの家に泊まっていくから」ニコッ

ホウ、スイ「やったー!おばけのおねーちゃんお泊まりだー!」

スイレン「帰って」

アセロラ「えー……じゃあ仕方ないなぁ…サトシの家にいこっか?ミミたん」

ミミたん「キュー」コクッ

スイレン「帰れ」

ホウ、スイ「おねーちゃんの顔がオニゴーリ…」ヒエッ

アシマリ「アオ…」

ナギサ「ブイ……」
146 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/20(木) 00:23:39.54 ID:Fq4yT/Qw0
アセロラ「ハァ…じゃあ帰ろっかミミたん」ヤレヤレ

ミミたん「キュー」

スイレン「まったく」ハァ

〜〜〜〜♪

スイレン「………ん?エンドロール、まだ続いてたんだ」


レッツゴー!ミミたん制作委員会

ゲームスタッフ

原案:アセロラ

音楽、音声:ロトム図鑑


スイレン「……………」


その他もろもろ協力:エーテル財団


スイレン(エーテル財団って…リーリエママの……)


ウルトラ総合ディレクター

リーリエ


スイレン「!?」
147 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/20(木) 00:37:57.07 ID:Fq4yT/Qw0
日曜日

リーリエの屋敷

リーリエ「ふぅ…休日に飲むロズレイティーは最高ですね」グビグビ

シロン「コーン!」

リリエモーン

リーリエ「ん?」

スイレン「リリえもーん!!」

ナギサ「ブイッ!」

アシマリ「アウ!」

リーリエ「スイレン!?」ビクッ

シロン「コン!?」ビクッ

スイレン「ハァハァ……リリえもん!頼みがあるの!」

リーリエ「た、頼み……ですか?と、言いますか……リリえもんって……」

スイレン「…………レッツゴー!ミミたん、アセロラと一緒にプレイした」

リーリエ「!」

リーリエ「そ、そうですか!……で?プレイした感想はどうですか?スイレン」ドキドキ

スイレン「…………」

スイレン「……勇者リリエル、カッコよかった」

リーリエ「! そ、そうですか!論理的結論から言いますと…あのカッコよさがわかるとはスイレン、見る目がありますね!」フンスフンス

シロン「コーン!」

スイレン(リーリエ、超嬉しそう…よし、もうひと押し!)グッ

スイレン「ホウとスイ、リリエルのファンになったからサイン欲しいって言ってた。将来の夢は勇者だって」

リーリエ「そ、そうですか!サインくらいならいくらでもあげます!」カキカキ

スイレン「ど、どうも…(あっ、リーリエ。すっごく練習してたっぽい。サイン)」

リーリエ「スイレン、ホウちゃんとスイちゃんに伝えておいてください!勇者は誰の心の中にも……」

スイレン「そ、その……それでリーリエ。お願いがあるの……」

リーリエ「お願い……?ああ、そうでしたねスイレン!私にできることならば何でもいってください!」ニコッ

リーリエ「何故ならば私は、アローラの平和を守る勇者……」

スイレン「……私にも作ってほしいの!」

スイレン「ゲーム!」

リーリエ「…………え?」

シロン「コン?」
148 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/20(木) 13:10:44.35 ID:Fq4yT/Qw0
一週間後

アセロラの家

スイレン「アローラ!アセロラ!」

アシマリ「アウ!」

ナギサ「ブイッ!」

アセロラ「アローラ!スイレン!今日はいきなりどうしたの?」

ミミたん「キュー」

スイレン「うん!ちょっと」テヘッ

スイレン「あっ!スイッチ持ってきたから」ゴソゴソ

アセロラ「スイッチ?……あー!わかったー!スイレン、レッツゴー!ミミたんの続きがやりたくて来たんでしょー!」

スイレン「惜しいけどハズレ!ゲームはゲームでも」ゴソゴソ

アセロラ「?」

スイレン「こーれー!」バーン

アセロラ「………?なにも書いてない箱!」

スイレン「うん!まだあけてない!さっきゲットした(リーリエに作ってもらったのが届いた)ばっかりだから!」

スイレン「アセロラとプレイするときに一緒にあけようと思って!」ニコッ

アセロラ「………へぇー(怪しい…)」ジトー

アセロラ「………まぁ、いいや。入ってよスイレン」ガチャ

スイレン「おじゃましまーす」

ナギサ「ブイッ」

アシマリ「アウ」
149 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/20(木) 18:47:01.83 ID:Fq4yT/Qw0
アセロラ「今お菓子とお茶用意するねー」

スイレン「うん、ありがとうアセロラ!私はスイッチをテレビに繋いでおく!」カチャカチャ

スイレン(リーリエに頼んでさっきできたばっかりのゲーム"レッツゴー!アシマリ")カチャカチャ

アシマリ「アウ」

スイレン(リーリエに私が頼んだシナリオは…海で覆われたオリジナル地方をカイオーガにのりながら旅する主人公の私とアシマリとナギサ…)カチャカチャ

スイレン(そして、主人公スイレンの許嫁であるサポトレのサトシと一緒にバルーンマスターを目指しながら旅をする壮大なラブストーリー////)ウットリ

スイレン(安心して!アセロラ!アセロラもライバルとして出てるから!)カチャカチャ

アセロラ「なにニヤニヤしてるのスイレーン?」

スイレン「! べ、別にニヤニヤなんかしてない!」ビクッ

アセロラ「そうかなー?アセロラにはニヤニヤしてたように見えたよ?」ジトー

スイレン「き、気のせい!」ハハハ

アセロラ「うーん…まぁ、いいけどね?はいっ、いつも図書館に遊びに来てくれてる子のお母さんから貰ったニビあられとお茶だよ」スッ

スイレン「あ、ありがとう。アセロラ」

アセロラ「アシマリとナギサにはポケモンフードを……」

スイレン「………ん?」

アセロラ「? どうしたのスイレン?おやつ、クッキーの方が良かった?」

スイレン「い、いや……そうじゃなくって……」

スイレン「…………なんでお茶三つあるの?」

アセロラ「あー、それはねー?」

「アセロラー!」ガチャ

「ピカー!」

スイレン「!?」
150 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/20(木) 18:56:44.01 ID:Fq4yT/Qw0
サトシ「なんかすっげーゲーム手にいれたんだって!?俺にもやらせてよ!」

ピカチュウ「ピカァ!」

ロトム図鑑「ロトー」

スイレン「サトシ!?な、なんで!?」

アセロラ「うふふ、サトシも呼んでおいたの!スイレンが新しいゲーム手に入れたんなら丁度いいね!みんなでプレイしようよ」ニコッ

スイレン「よ、余計なことしないで!」

アセロラ「え?」

サトシ「…………えっと…俺、邪魔だったかな……?ごめんなスイレン」ショボーン

スイレン「い、いや……!そ、そうじゃなくって!!」アセアセ

ナギサ「イッブイ」

スイレン(ど、どうしよう……このゲーム、勢いでシナリオを考えたから…私とサトシのかなりディープなラブシーンも入ってる////)プシュー

スイレン(も、もしサトシに見られたら……嫌われ……)タラッ

サトシ「おっ!これが例のゲームか!」

アセロラ「スイレン、あけていいかな?」

スイレン「ちょ、ちょっとま……」

ロトム図鑑「いざ開封ロトー」ビリビリ

スイレン「ちょ……ロトム!」

ロトム図鑑「………ん?」ヒョイ

アセロラ「これは……」

スイレン(終わった)ガクッ

サトシ「………レッツゴー!シロン?」

スイレン「……………………」

スイレン「…………へ?レッツゴー!シロン?」
151 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/20(木) 19:08:37.86 ID:Fq4yT/Qw0
リーリエの屋敷

リーリエ「スイレン……今頃ゲーム楽しんでくれてますかね?」

シロン「コーン」

リーリエ「………さて、私はっと」スクッ

リーリエ「ふふふ!スイレンのゲームと同時進行で作って貰ったレッツゴー!シロンをいざプレイです!」パカ

シロン「コーン」

リーリエ「…………ん?これは……」ヒョイ

リーリエ「レッツゴー!アシマリ?」

シロン「コーン」


アセロラの家

サトシ「………主人公はリーリエとシロンか」ワクワク

アセロラ「あっ、このゲームの説明書があるよ?」ピラッ

ミミたん「キュー?」

アセロラ「えーと、なになに?"ある日ウルトラホールに巻き込まれ平行世界へと飛ばされた主人公リーリエとシロン"」

アセロラ「"リーリエが飛ばされた世界は人間が絶滅し、ポケモンが支配する世界だった。主人公リーリエとシロンは勇者として、世界を恐怖に陥れる魔王ポケモンを倒す為に旅に……"」

サトシ「なにそれ!おもしろそー!!」ワクワク

スイレン「……………………」

スイレン(リーリエ、私のゲームと自分のゲーム間違って渡したんだ…)

スイレン「なんにせよ助かった。私のゲームは一人でやろう。家で」ホッ

アシマリ「アオ」

ナギサ「イッブイ」


ちなみにレッツゴー!シロンは勇者リリエルとシロンが悪いポケモン相手に無双しまくるだけのゲームだったが

面白かったのでみんなで楽しめた



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