八幡「聲の形?」

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23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/02(水) 10:45:45.09 ID:RjT597yx0


「一応この問題を解消出来る案はある。
けど事前に言っておくが去年同様かなりやばい橋を渡ることになるぞ。」


俺はこの問題をどうにか出来る解消策を提案してみせた。

だがそれは去年同様ろくでもないやり方だ。

話を聞いた全員がこれまた酷いツラで俺を睨みつけてるし…

まあわからなくもない。

現在、俺たちは高3で受験を間近に控えている。

それを今からやばい橋を渡らなきゃならないほどの解消策を実行しなきゃならない。

最悪の場合は受験にかなり影響が出る。俺は口には出さないが全員察しているのだろう。

暫く沈黙の時間が流れた。先ほどみたく誰も軽口を叩いたりもしない。

由比ヶ浜や小町は勿論のこと、あの戸部ですら黙ったままだ。


「なんとか話し合うということは出来ないか。そうすれば…」


「おい葉山、西宮をどうにかしてやりたいと思うならそんな甘い考えは捨てろ。
そもそも俺たちは西宮たちと今日あったばかりだ。
そんな俺たちがあの悪ガキどもを正攻法で説得なんてしたところで焼け石に水。
ぶっちゃけていうが今回ばかりは正攻法なんて無駄でしかない。」


さすがに話し合い話だ。

確かに今挙げた理由もあるが…

それ以前に耳の聞こえない西宮がどうやって連中と話し合うというんだ。

西宮の耳は聞こえない。この前提がある限り西宮が不利であることに変わりはない。

それからまた沈黙が続いた。
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