【ミリマス】琴葉「か、買っちゃった…催眠術アプリ…」

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20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/15(金) 17:59:03.48 ID:/T4BCSnP0
琴葉「……」

使用制限メモ「」

琴葉「…」ビリビリビリ

琴葉「何考えてたのかな、私…」ポイッ

琴葉(こんなの作っちゃって…いつも恵美にも言われてるでしょ、もっと自分を出していいって)

琴葉(そう、これはただ自分に素直になっただけ…プロデューサーには迷惑をかけてないから…)


美咲「あ、プロデューサーさん。お疲れ様です♪」

P「お疲れ様です、青羽さん」

P「その書類…沢山ありますね、運ぶの手伝いますよ」スッ

美咲「あぁ、ありがとうございます! 倉庫に運ぶものだったんですが…って、あれ…?」

P「どうしました?」

美咲「…いえ、なんだかプロデューサーさん。いつもと違う匂いがするなーって」

P「違う匂い? 洗剤とかは別に変えてませんけど…」

美咲「うーん…気のせい、ですかね…とりあえず、運んじゃいましょっか♪」

P「ええ」

スタスタ


琴葉「……ふふっ。プロデューサーも私の匂いでいっぱいになっちゃったんですね。私だって、プロデューサーの匂いでいっぱいですから」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/15(金) 18:00:27.09 ID:/T4BCSnP0


P「うーん…しかし、青羽さんにも言われた通り、なんだか最近自分でも分かるくらいよく匂いが変わるような…」

P「…それも劇場じゃなく、俺の服が…」

P「まあ良い匂いだからいっか…」


恵美「ねっ、プロデューサー」

P「ん? あぁ、恵美…どうした?」

恵美「いやね? なんというか…その、これ見て!」ピカーッ

P「……」

恵美「…ねっ、言う事…聞いてくれる?」

P「…ああ、いいよ」

恵美「…にゃはっ、たまには軽い気持ちでやってみるもんだね…」

恵美「じゃ、こっち来て」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/15(金) 18:02:19.79 ID:/T4BCSnP0
ドレスアップルーム


恵美「あのね、プロデューサーが良かったら…あたしのこと抱きしめて…?」

P「…」ギュッ

恵美「んっ…あぁ…///」ギュゥ

恵美(わーっ…あたし、本当にプロデューサーと抱き合ってる…すっごいドキドキしてきたかも…///)

恵美「今度は…あたしの耳元で、いっぱい囁いて…」

P「…恵美」ボソッ

恵美「あっ……///」

P「恵美、綺麗だよ…赤くなった顔も可愛いな…」ボソボソ

恵美「にゃはっ…♪///」ゾクゾクッ

恵美(やばい…これ、ほんとに病みつきになっちゃうかも…♪)
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/15(金) 18:05:39.71 ID:/T4BCSnP0
恵美「じゃあ次…の前に、プロデューサー…嘘はなしで答えてね…?」

恵美「プロデューサーはさ……口でキス、したことある…?」

P「…ある」

恵美「っ…そっか…だ、誰と…?」

P「……」

恵美「…あれ? ちょっと! 答えてってば」ユサユサ

P「……」

恵美(な、何で答えないんだろ…確か説明には催眠をかけられた状態では隠し事なしで全部口を開くって…)

恵美「…まっ、この際どうでもいっか…今から、あたしが…全部、ぜーんぶ上書きしちゃえばいいんだから…」スッ

恵美(今になって分かったかも…あたし、プロデューサーのこと大好き…プロデューサーの、全部が欲しいんだって…)

恵美「プロデューサー…あたしに…キス…」



琴葉「なにやってるの、恵美?」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/15(金) 18:21:05.21 ID:/T4BCSnP0
恵美「!? こ、こと…!」カタン

琴葉「?」

携帯(催眠術アプリ起動中)「」

琴葉「…へぇ〜、そっか…恵美も、そのアプリを使ったんだね…」

恵美「えっ…恵美『も』って…まさか、琴葉…!」

琴葉「…うん。それ…私も使ってたよ」

琴葉「それを使って…プロデューサーに普段では出来ないお願いをしてたの」

恵美「じゃあ、あの抱き合ってたのって…」

琴葉「…あれ、見てたんだ…うん、そうよ。あれもこのアプリのおかげなの」

恵美「……」

琴葉「今、恵美が考えてる事、当ててみよっか?」

琴葉「…『先を越された』……」

恵美「!?」ゾワッ

琴葉「でもごめんね、私も残念だけど…プロデューサーとキスをしたのは私じゃないの」

琴葉「プロデューサーのファーストキスは…きっと相手の名前も覚えていないほど記憶に薄い頃だったのかも…ちょっともったいないけど」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/15(金) 18:25:46.47 ID:/T4BCSnP0
琴葉「…プロデューサー、それならせめて…私のファーストキスは…奪ってくれますか?」ピカーッ

P「…ああ」スッ

恵美「! だ、ダメ! 止まってプロデューサー!」ピカーッ

P「…」ピタッ

琴葉「恵美…どうして邪魔するの?」

恵美「琴葉は好きな人が目の前でキスするところを見たいの…? まあ琴葉も好きだけどさ…プロデューサーの場合は、譲れないよ…?」

琴葉「…私だって…譲れない…」

恵美「……」

琴葉「……」

恵美「プロデューサー! こっち来て!」ピカーッ

琴葉「いいえ、プロデューサーは私の傍にいてください!」ピカーッ

P「……」

恵美「プロデューサーは私のものなの!」ピカーッ

琴葉「いいですかプロデューサー!? プロデューサーは琴葉のものです!」ピカーッ

恵美・琴葉「「あたし(私)だけの指示に従って(ください)!」」

P「…う、ううぅ…」


P「2人とも…もう、やめてくれ!」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/15(金) 18:29:39.24 ID:/T4BCSnP0
琴葉「……!」

恵美「えっ…プロデューサー…?」

P「…俺は、琴葉のでも…恵美のものでもないんだ…だから…」

P「もう、やめてくれ…!」

琴葉「……プロデューサー…」

恵美「……」

琴葉「……」

恵美「ご、ごめん…プロデューサー…」

琴葉「……ごめんなさい…」

P「…んっ…?」


P「……えっ? ど、どうした2人とも! 何でそんな泣きそうな顔してるんだ!?」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/15(金) 18:32:02.75 ID:/T4BCSnP0
琴葉「私…プロデューサーの気持ちも考えないで…あんな事して…!」ジワァ

恵美「あたしだって…あたしだけの為にプロデューサーを利用しちゃって…うわぁぁん…!」ポロポロ

P(な、なんだ? さっきまでの記憶は何故かないけど俺が泣かしちゃったのか…?)

P「…えと、ごめん…2人とも…」

恵美「えっ…?」

琴葉「どうしてプロデューサーが謝って…」

P「原因はよく分からないけど、俺が泣かしちゃったんだろ…? …いや、俺が泣かしてないとしてもお前たちをこんな可哀想な目に合わせて…ごめん」ギュッ

琴葉・恵美「「!」」

P「俺で良ければお願いでも何でも聞いてやるからさ…元気を出してくれ……な?」ニコッ

琴葉「プロデューサー…」

恵美(本当に謝るのはあたしたちなのに、なんで…プロデューサーはこうやって…あたしたちに優しくしてくれるのかな…本当にずるいよ…)

P「泣き止んだ…みたいだな。じゃあ…」スッ

恵美「ま、待って!」

琴葉「プロデューサー…もし、本当にお願いを聞いてくれるなら…」

恵美「このまま、あたしたちのことを抱きしめてて…?」

P「…ああ、分かったよ…」

P「俺なんかでいいなら、満足するまでこうしてやるから」

恵美(…あったかいなぁ…)

琴葉(強制的に命令する時とは全然違う…これが、甘えるってことなのかな…)
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/15(金) 18:34:11.14 ID:/T4BCSnP0


恵美「せーのっ」ピッ

琴葉「……はい。消したよ」スッ

恵美「ありがと。琴葉のも完全に消去しといたよ」スッ

琴葉「うん。ありがとう」

恵美「いやぁ、ほんとにあんなことが出来るアプリがあるなんてね…あたしびっくりしちゃった」

琴葉「…そうだね。でも、もう必要ないから…」クスッ

恵美「にゃははっ、まあね♪ 甘えたくなったら、素直に言えば済むからね」

琴葉「……でも、やっぱり気になるなぁ」

恵美「えっ? なにが?」

琴葉「プロデューサーのファーストキス…」

恵美「…別にいいってそんなの! 大事なのは、これからでしょ?」

琴葉「…うん」

恵美「ねっ、琴葉…あんまりのんびりしてると、今度はあたしが先を越しちゃうかんね?」

琴葉「恵美…私、絶対に負けないよ…?」


恵美「…あはは!」

琴葉「ふふっ…」

恵美「まあプロデューサーが関わらなければ琴葉は大好きだから…これからもよろしくね?」

琴葉「うん。私も恵美は好きだよ…こちらこそ、よろしくね」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/15(金) 18:36:21.41 ID:/T4BCSnP0

…………

……

エレナ「エヘヘ、プロデューサー!」ダキッ

P「ははっ、よしよし」ナデナデ

エレナ「…あっ、プロデューサー…他の子の匂いするヨー? …よく知ってる匂いだから、コトハとメグミ…かな?」

P「ああ、さっきな」

エレナ「ハグだけだよね? それ以上はダメってワタシ命令したんだケド…」

P「もちろんだよ、エレナ」

エレナ「エヘヘ、なら良かった! じゃあこれからもずーっとそうだヨ?」

エレナ「他の子に許していいのはハグまでで…それ以上の事は絶対にしない! されそうになったら絶対に断る…」


エレナ「そして、ワタシとの関係は…何をされても、絶対に…ヒ・ミ・ツ…だヨ♪」ピカーッ



おわり
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/15(金) 18:37:16.51 ID:/T4BCSnP0
ここまで読んでくださった方々、ありがとうございました。
31 : ◆NdBxVzEDf6 [sage]:2019/02/15(金) 18:50:56.02 ID:CDVWCbKp0
怖い怖い、乙です

>>1
田中琴葉(18) Vo/Pr
http://i.imgur.com/jVMavG6.jpg
http://i.imgur.com/ZJhfRu3.png

>>6
所恵美(16) Vi/Fa
http://i.imgur.com/IxuG9Xl.jpg
http://i.imgur.com/jDZzObt.png

>>11
島原エレナ(17) Da/An
http://i.imgur.com/PlGk6kr.jpg
http://i.imgur.com/mOR0gSU.png

>>20
青羽美咲(2X) Ex
http://i.imgur.com/N78dpoq.png
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/15(金) 19:36:40.97 ID:KanQ1Jm10
おつおつ
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/15(金) 20:21:04.17 ID:8Fd8r3HDO


桃子だったら……さらに
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/15(金) 21:51:16.72 ID:CzzeZ/zko
エレナ上手いなぁ
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/19(火) 10:29:22.98 ID:idwMogJ9o
ヤンデレ気味のエレナも良いな…
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/07(木) 22:18:53.37 ID:g+KQk+Gbo
otuC
https://i.imgur.com/8eA1lF0.jpg
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/07(木) 23:16:23.61 ID:sTQz1hM0o
bbbPオッスオッス
琴葉・・・・・・
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